JPH1134409A - 画像編集装置および方法 - Google Patents

画像編集装置および方法

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JPH1134409A
JPH1134409A JP9194607A JP19460797A JPH1134409A JP H1134409 A JPH1134409 A JP H1134409A JP 9194607 A JP9194607 A JP 9194607A JP 19460797 A JP19460797 A JP 19460797A JP H1134409 A JPH1134409 A JP H1134409A
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JP
Japan
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data
mode
input
bitmap
bitmap data
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JP9194607A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Kobayashi
紀幸 小林
Akio Ito
秋生 伊藤
Kazuhiro Oyoshi
和博 大吉
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量印刷と高速印刷の双方を可能にする。 【解決手段】 電子ソータが指示された場合、制御部3
01は印刷すべきビットマップデータの容量を印刷枚数
情報から計算する。ビットマップデータの容量が記憶部
304の容量を超える場合には、PDL形態で記憶部に
記憶して同一内容の複数枚の出力を行う。ビットマップ
データの容量が記憶部304の容量を超えるない場合に
は、ビットマップ展開後のビットマップデータを記憶部
304に記憶して出力を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ソート機能を
備えた複合複写機等の画像編集装置および方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複合機などにおいてパーソナルコ
ンピュータ(以下、パソコン)から入力されたPDL(P
age Discription Language、ページ記述言語)をビット
マップデータに展開してメモリに格納し、データの出力
順を制御することで、電子ソート機能を有する画像編集
装置は提案されていた。なお、PDLはページプリンタ
で印刷する際に印刷イメージを指示する言語である。
【0003】パソコンから入力されたデータを複数部出
力する場合において、上記のような画像編集装置を使用
すると2部目以降は一度メモリ上に展開したビットマッ
プデータを出力するため、通常のプリンタのように再び
PDLを展開する必要がなくなり、より高速な処理が可
能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像編
集装置はメモリの容量に応じて、格納するデータPDL
にするか、あるいはビットマップデータにするかを選択
したり、それらを状況によって切り換えたりする手段が
ないため、以下のようなデメリットを効率的に回避でき
なかった。
【0005】1)原稿の枚数が多い場合にはビットマッ
プデータをメモリに格納しきれなくなる場合がある。
【0006】2)PDLをメモリに格納する場合は出力
の際に逐次、ビットマップデータに展開する必要がある
ため、出力に多くの時間を必要としてしまう。
【0007】そこで、本発明の目的は、印刷データ(P
DL)とビットマップデータを切り換えて記憶する機能
を有する画像編集装置および方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、同一の印刷イメージを複
数組みだけ出力可能な電子ソート機能を有する画像編集
装置において、印刷イメージを指示する言語で記載され
た印刷データを外部から入力する入力手段と、印刷イメ
ージをビットマップデータに展開するデータ展開手段
と、ビットマップデータを出力する出力手段と、同一の
ビットマップデータを所定数回だけ前記出力手段に与え
る第1のモードと、同一の印刷データを所定数回だけ前
記データ展開手段に与え、該データ展開手段により展開
されたビットマップイメージを前記出力手段に与える第
2のモードが予め用意されており、前記第1のモードお
よび前記第2のモードのいずれかのモードを設定するモ
ード設定手段と、記憶手段と、前記モード設定手段によ
り第1のモードが設定された場合には、前記入力手段か
ら入力された印刷データを前記記憶手段に記憶し、該記
憶手段に記憶された印刷データを繰り返し前記データ展
開手段に供給することにより、前記出力手段から同一内
容のビットマップデータを繰り返し出力させ、前記モー
ド設定手段により第2のモードが設定された場合には、
前記入力手段から入力された印刷データを前記データ展
開手段により展開したビットマップデータを前記記憶手
段に記憶し、当該記憶されたビットマップデータを前記
出力手段により出力するように制御する制御手段とを具
えたことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載の画像
編集装置において、前記モード設定手段は、前記入力手
段から印刷データを入力した場合に、該印刷データに基
づき前記第1のモードおよび前記第2のモードのいずれ
かのモードを設定することを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項2に記載の画像
編集装置において、前記モード設定手段は、前記入力手
段から入力した印刷データをビットマップデータに変換
した場合の該ビットマップデータの容量を計算し、当該
計算した容量が前記記憶手段の容量を超える場合には、
前記第1のモードを設定することを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項2に記載の画像
編集装置において、前記モード設定手段は、前記入力手
段から入力した印刷データをビットマップデータに変換
した場合の該ビットマップデータの容量を計算し、当該
計算した容量が前記記憶手段の容量を超えない場合に
は、前記第2のモードを設定することを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、請求項1に記載の画像
編集装置において、前記出力手段から出力するビットマ
ップデータのページ順を前記入力手段が入力した印刷デ
ータのページ順とは逆にすることを特徴する。
【0013】請求項6の発明は、請求項1に記載の画像
編集装置において、前記モード設定手段の設定の許可/
禁止を指示する指示手段をさらに有することを特徴とす
る。
【0014】請求項7の発明は、同一の印刷イメージを
複数組みだけ出力可能な電子ソート機能を有し、印刷イ
メージを指示する言語で記載された印刷データを外部か
ら入力し、印刷イメージをビットマップデータに展開す
るデータ展開し、ビットマップデータを出力する出力す
る画像編集方法において、同一のビットマップデータを
所定数回だけ出力する第1のモードと、同一の印刷デー
タを所定数回だけビットマップデータに展開し、当該展
開されたビットマップイメージを出力する第2のモード
が予め用意されており、前記第1のモードおよび前記第
2のモードのいずれかのモードを設定し、第1のモード
が設定された場合には、入力された印刷データを記憶手
段に記憶し、該記憶手段に記憶された印刷データを繰り
返し前記ビットマップデータに展開し、当該展開したビ
ットマップデータを出力させるように制御し、第2のモ
ードが設定された場合には、入力された印刷データをビ
ットマップデータを前記記憶手段に記憶し、当該記憶さ
れたビットマップデータを出力するように制御すること
を特徴とする。
【0015】請求項8の発明は、請求項7に記載の画像
編集方法において、前記印刷データに基づき前記第1の
モードおよび前記第2のモードのいずれかのモードを自
動設定することを特徴とする。
【0016】請求項9の発明は、請求項8に記載の画像
編集方法において、入力した印刷データをビットマップ
データに変換した場合の該ビットマップデータの容量を
計算し、当該計算した容量が前記記憶手段の容量を超え
る場合には、前記第1のモードを設定することを特徴と
する。
【0017】請求項10の発明は、請求項8に記載の画
像編集方法において、入力した印刷データをビットマッ
プデータに変換した場合の該ビットマップデータの容量
を計算し、当該計算した容量が前記記憶手段の容量を超
えない場合には、前記第2のモードを設定することを特
徴とする。
【0018】請求項11の発明は、請求項7に記載の画
像編集方法において、出力するビットマップデータのペ
ージ順を前記入力した印刷データのページ順とは逆にす
ることを特徴する画像編集方法。
【0019】請求項12の発明は、請求項7に記載の画
像編集方法において、前記第1のモードおよび前記第2
のモードのいずれかのモード設定の許可/禁止を指示す
ることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1は本発明の画像形成装置
の一例を説明する断面構成図で、100は複写装置本
体、180は原稿の自動給紙を行う自動原稿送り装置で
ある。自動原稿送り装置180は脱着可能であり、本体
側では装着されている装置がどのようなタイプであるか
認識できるようになっている。
【0021】以下に本実施例の画像形成装置の構成およ
び動作について説明する。
【0022】図1において、101は原稿載置台として
の原稿台ガラスで、102は原稿照明ランプ103、走
査ミラー104等で構成されるスキャナで、不図示のモ
ータによりスキャナが所定方向に往復走査されて原稿の
反射光を走査ミラー104〜106を介してレンズ10
8を透過してCCDセンサ109に結像する。
【0023】107はレーザ、ポリゴンスキャナ等で構
成された露光制御部で、イメージセンサ部109で電気
信号に変換され、後述するが所定の画像処理が行われた
画像信号に基づいて変調されたレーザ光129を感光体
ドラム110に照射する。
【0024】感光体ドラム110の回りには1次帯電器
112、現像機121、転写帯電器118、クリーニン
グ装置116、前露光ランプ114が装備されている。
画像形成部126を構成する感光体ドラム110は不図
示のモータにより図に示す矢印の方向に回転しており、
1次帯電器112により所望の電位に帯電された後、露
光制御部120からのレーザ光129が照射され、静電
潜像が形成される。感光体ドラム110上に形成された
静電潜像は、現像器121により現像されてトナー像と
して可視化される。
【0025】一方、上段カセット131あるいは下段カ
セット132からピックアップローラ133,134に
より給紙された転写紙は、給紙ローラ135,136に
より本体に送られ、レジストローラ137により転写ベ
ルト130に給送され、可視化されたトナー像が転写帯
電器118により転写紙に転写される。転写後の感光体
ドラムは、クリーナー装置116により残留トナーが清
掃され、前露光ランプ114により残留電荷が消去され
る。
【0026】転写後の転写紙は転写ベルト130から分
離され、定着前帯電器139,140によりトナー画像
が再帯電され定着器141に送られ加圧、加熱により定
着され、排出ローラ142により本体100の外に排出
される。
【0027】本体100には、例えば4000枚の転写
紙を収納し得るデッキ150が装備されている。デッキ
150のリフタ151は、給紙ローラ152が転写紙が
常に当接するように転写紙の量に応じて上昇する。ま
た、100枚の転写紙を収容し得るマルチ手差し153
が装備されている。
【0028】さらに、図1において、154は排紙フラ
ッパであり、両面記録側ないし多重記録側と排出側の経
路を切り替える。排出ローラ142から送り出された転
写紙は、この排紙フラッパ154により両面記録側ない
し多重記録側に切り替えられる。また、158は下搬送
パスであり、排出ローラ142から送り出された転写紙
を反転パス155を開始転写紙を裏返して再給紙トレイ
156に導く。
【0029】また、157は両面記録と多重記録の経路
を切り替える多重フラッパであり、これを左方向に倒す
ことにより転写紙を反転パス155に介さず、直接下搬
送パス158に導く。159は経路160を通じて転写
紙を感光体ドラム126側に給紙する給紙ローラであ
る。161は排紙フラッパ154の近傍に配置されて、
この排紙フラッパ154により排出側に切り替えられた
転写紙を機外に排出する排出ローラである。
【0030】両面記録(両面複写)や多重記録(多重複
写)時には、排紙フラッパ154を上方に上げて、複写
済みの転写紙を搬送パス155,158を介して裏返し
た状態で再給紙トレイ156に格納する。このとき、両
面記録時には多重フラッパ157を右方向へ倒し、また
多重記録時にはこの多重フラッパ157を左方向へ倒し
ておく。次に行う裏面記録時や多重記録時には、再給紙
トレイ156に格納されている転写紙が、下から1枚づ
つ給紙ローラ159により経路160を介して本体のレ
ジストローラ137に導かれる。
【0031】本体から転写紙を反転して排出する時に
は、排紙フラッパ154を上方へ上げ、フラッパ157
を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス155側
へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ162を通
過した後に反転ローラ163によって第2の送りローラ
側へ搬送し、排出ローラ161によってV、転写紙を裏
返して機外へ排出される。
【0032】図2は本発明の実施形態の制御系のシステ
ム構成を示す。画像読み取り部201は、CCDセンサ
109、データ処理部202等により構成され、レンズ
108を開始CCDセンサ109に結像された原稿画像
は、CCDセンサ109により、アナログ電気信号に変
換される。変換された画像情報は、データ処理部202
に入力され、サンプル&ホールド、ダークレベルの補正
等が行われた後にアナログ・デジタル変換(A/D変
換)される。デジタル化された信号はシェーディング補
正(原稿を読み取るセンサのばらつきおよび、原稿照明
用ランプの配光特性の補正)、変倍(拡大/縮小)処理
後、電子ソータ部203に入力される。
【0033】また、パソコン等のコンピュータから送ら
れたPDLデータはコンピュータインターフェイス部2
05を介して、電子ソータ部203へ転送される。
【0034】電子ソータ部203ではPDLの展開、画
像の記憶、その他γ(ガンマ)補正等の出力系で必要な
補正処理、加工等が行われ、プリンタ部204に出力さ
れる。
【0035】プリンタ部204は、図1の断面構成図に
より説明した、レーザ等からなる露光制御部120、画
像形成部126、転写紙の搬送制御部等により構成さ
れ、入力された画像信号により転写紙上に画像を記録す
る。
【0036】また、CPU回路部206は、CPU20
7、ROM208、RAM209等により構成され、画
像読み取り部201、電子ソータ部203、プリンタ部
204等を制御し、本装置のシーケンスを統括的に制御
する。
【0037】次に、本実施形態の主要部である電子ソー
タ部203について説明する。図3は、電子ソータ部2
03の詳細構成を示すブロック図である。
【0038】画像読み取り部201のデータ処理部20
2から送られた画像はBlack(黒)の輝度データとして入
力され、制御部301に送られる。また、コンピュータ
から送られたPDLはコンピュータインターフェース部
205を経由して、制御部301に送られる。
【0039】制御部301ではまず送られたデータが画
像であるかPDLであるかあるいはPDLを展開したビ
ットマップデータであるかを識別する。また、ユーザが
設定したモードが電子ソートモードになっているかどう
かにより処理経路を制御する。ユーザが設定したモード
が電子ソートモードでない場合はデータは記憶部304
を経由せずにLUT部305に送られる。ただし、30
1に送られたデータがPDLの場合はフォーマッタ部3
02でビットマップデータに変換されてからLUT部3
05に送られる。
【0040】ユーザが設定したモードが電子ソートモー
ドの場合は、データは圧縮伸張部303で圧縮が行われ
た後、記憶部304に格納される。記憶部304はSC
SIコントローラとハードディスクを有し、SCSIコ
ントローラからの指令に従い、ハードディスクにデータ
を書き込む。メモリに格納された複数のデータは制御部
301からの指令によりユーザが設定した編集モードに
応じた順序で出力が行われる。例えば、「電子ソート」
のモードが選択された場合、原稿が種分けされるような
順に出力を制御することで、いわゆる「ソータ」の役割
を電気的に行うことができる。
【0041】制御部301に送られたデータが画像の場
合は圧縮伸長部303で圧縮された後、記憶部304に
格納される。全てのデータの記憶が終了すると、上記の
ようなユーザの設定した編集モードに応じて、記憶され
たデータは順次取り出され、圧縮伸長部303で伸長さ
れた後、LUT(ルックアップテーブル)部305に送
られる。
【0042】制御部301に送られたデータがPDLの
場合は、データをビットマップデータに展開後のデータ
量が記憶部304の記憶容量内に収まっているかどうか
でデータの経路を切り換える。データ量はコンピュータ
から送られる用紙サイズおよび枚数により計算する。
【0043】ビットマップデータに展開後のデータ量が
記憶部304の記憶容量より大きい場合には展開後のデ
ータは一度にビットマップデータを記憶できないため、
記憶部304にはPDLの状態で記憶する。記憶された
PDLはユーザの設定した編集モードに応じて制御部3
01の指令により順次取り出され、フォーマッタ部30
2に送られる。フォーマッタ部302ではPDLをビッ
トマップデータに展開した後、LUT部305に送られ
る。2部目以降も同様なビットマップデータへの展開を
繰り返し、LUT部305に送られる。この場合、図4
のようにプリント出力する際には記憶部304から取り
出されたPDLを逐次ビットマップデータに展開しなけ
ればならないため出力が終わるまでの時間は非常に長
い。
【0044】ビットマップデータに展開後のデータ量が
記憶部304の記憶容量より小さい場合には展開後のデ
ータは一度にビットマップデータに記憶できるため、P
DLはまず先にフォーマッタ部302に送られる。フォ
ーマッタ部302ではPDLをビットマップデータに展
開した後、記憶部304にビットマップデータの状態で
記憶する。
【0045】記憶されたビットマップデータはユーザの
設定した編集モードに応じて制御部301の指令により
順次取り出され、LUT部305に送られる。2部目以
降はビットマップデータへの展開は必要なく記憶部30
4から直接、LUT部305に送られる。この場合は図
5のように記憶時にのみPDLをビットマップデータに
展開し、それ以降はデータの展開の必要がないため、出
力が終わるまでの時間は短くなる。
【0046】つまり、図4のような方法を用いた場合は
記憶するデータ量は小さいため、多くの枚数を記憶でき
る反面、PDLをビットマップデータに展開する回数が
多いため出力に要する時間が多くなる。逆に、図5のよ
うな方法を用いた場合は記憶するデータ量は大きいた
め、記憶できる枚数が少ない反面、PDLをビットマッ
プデータに展開する回数が一度だけなので出力に要する
時間は短くなる。
【0047】LUT部305はlog変換部とγ(ガン
マ)補正部で構成される。送られたデータが画像の場合
はまず、log変換を行う。log変換部には輝度デー
タを濃度データに変換するためのLUTが格納されてお
り、入力されたデータに対応するテーブル値を出力する
ことによって、輝度データを濃度データに変換する。
【0048】変換された濃度データあるいはPDLを展
開した後のビットマップデータはγ補正部に送られる。
γ補正部では濃度データを出力する際に、プリンタの特
性を考慮したLUTによる変換を行い、操作部で設定さ
れた濃度値に応じた出力の調整を行う。
【0049】以上、述べた制御部301処理をCPU2
07または専用のCPUにより(以下、CPUと総称す
る)実行するための処理手順を図6に示す。なお、図6
の処理手順はCPUの実行可能なプログラム言語の形態
で、RAM等の記憶媒体に記憶され、CPUにより読み
出され、実行される。
【0050】図6において、CPUは不図示の操作パネ
ルからユーザのモード設定を受け付ける。電子ソート以
外のモードが設定された場合には、電子ソートモードを
禁止し、設定された従来のモードを実行する。たとえ
ば、PDLを1部だけ出力する出力モードが指示された
場合には、PDLをコンピュータインタフェース部20
5から受信するごとに記憶部304を介せずPDLをフ
ォーマッタ部302によりビットマップ展開してプリン
タ部204から出力するように制御する(ステップS1
0→S200)。
【0051】一方、電子ソートモードがユーザから指示
された場合には、電子ソートモードを許可するために実
行手順をステップS10からS20に移行させる。CP
Uは最初に印刷データの容量を示す情報、たとえば、1
部を構成する印刷枚数等の指示をコンピュータインタフ
ェース部205から受信すると、その印刷枚数からビッ
トマップデータの容量を予め定められた計算式により算
出する(ステップS20→S30)。
【0052】CPUは計算されたビットマップデータの
容量と記憶部304の容量(既定値)とを比較し、ビッ
トマップデータの容量が記憶部304の容量を超える場
合には、コンピュータインタフェース部205から印刷
データ(PDL形態)を受信するごとに記憶部304に
記憶する(ステップS40→S50→S60)。
【0053】1部目の印刷データはフォーマッタ部30
2によりビットマップ展開後、プリンタ部204に送ら
れる。CPUは記憶部304に2部目以降全ての印刷デ
ータを記憶後、記憶部304から読み出して、フォーマ
ッタ部302に送り、ビットマップ展開を実行させ、そ
れにより得られるビットマップデータをプリンタ部10
4に供給する。プリンタ部104はページ順が印刷デー
タの入力時とは逆となるように供給されたビットマップ
データを出力する(図4参照)。この一連の指定された
印刷部数に到達するまで実行される(ステップS70〜
S90のループ処理)。全部数のの印刷を終了すると、
CPUは本制御手順を終了する。
【0054】ビットマップ展開した場合の容量が記憶部
304の容量を超えないとステップS40において判定
された場合には、コンピュータインタフェース205か
ら受信したPDL形態の印刷データはフォーマッタ部3
02によりビットマップ展開された後、記憶部304に
記憶される(ステップS100〜110)。
【0055】CPUは第1部目の出力のためにビットマ
ップ展開されたビットマップデータをプリント部204
に供給した後、CPUは記憶部304に記憶されたビッ
トマップデータをプリンタ部204に指定部数に到達す
るまで繰り返し出力する(ステップS120〜S130
のループ処理。図5参照)。プリンタ部204からビッ
トマップデータが逆順で出力されることは上述と同様で
ある本実施形態の他に次の例を実施できる。
【0056】1)印刷データはPDL言語の他に他の印
刷用言語、たとえば、ポストスクリプト言語にも本発明
を適用できる。
【0057】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1、7の
発明では、電子ソート機能実行時に、PDL等の印刷デ
ータで記憶するか、ビットマップデータで記憶するかを
切り替え設定することができるので、大容量の印刷デー
タについては印刷データの記憶(第2のモード)を設定
することで大容量データの出力を可能とし、小容量のデ
ータについてはビットマップデータの記憶(第1のモー
ド)を設定することにより高速出力を可能とする。
【0058】請求項2〜4、請求項8〜10の発明で
は、印刷データの中の枚数情報や、データ容量情報等か
らビットマップデータの情報容量を計算する。これによ
り出力するべき印刷データを入力する前に記憶手段に記
憶するデータの形態を自動判別することができる。
【0059】請求項5、11の発明では、印刷データの
入力順と、出力順を逆順とすることで、出力結果は、ペ
ージの先頭が最上部となるようにソートされる。
【0060】請求項6、12の発明では、電子ソート機
能と従来の通常の連続出力機能とを切り替えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態の機械構造を示す断面図であ
る。
【図2】本発明実施の形態の制御系のシステム構成を示
すブロック図である。
【図3】電子ソータ部203の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明実施の形態の処理手順を示す説明図であ
る。
【図5】本発明実施の形態の処理手順を示す説明図であ
る。
【図6】本発明実施の形態の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
203 電子ソータ部 205 コンピュータインタフェース部 204 プリンタ部 301 制御部 304 記憶部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の印刷イメージを複数組みだけ出力
    可能な電子ソート機能を有する画像編集装置において、 印刷イメージを指示する言語で記載された印刷データを
    外部から入力する入力手段と、 印刷イメージをビットマップデータに展開するデータ展
    開手段と、 ビットマップデータを出力する出力手段と、 同一のビットマップデータを所定数回だけ前記出力手段
    に与える第1のモードと、同一の印刷データを所定数回
    だけ前記データ展開手段に与え、該データ展開手段によ
    り展開されたビットマップイメージを前記出力手段に与
    える第2のモードが予め用意されており、前記第1のモ
    ードおよび前記第2のモードのいずれかのモードを設定
    するモード設定手段と、 記憶手段と、 前記モード設定手段により第1のモードが設定された場
    合には、前記入力手段から入力された印刷データを前記
    記憶手段に記憶し、該記憶手段に記憶された印刷データ
    を繰り返し前記データ展開手段に供給することにより、
    前記出力手段から同一内容のビットマップデータを繰り
    返し出力させ、前記モード設定手段により第2のモード
    が設定された場合には、前記入力手段から入力された印
    刷データを前記データ展開手段により展開したビットマ
    ップデータを前記記憶手段に記憶し、当該記憶されたビ
    ットマップデータを前記出力手段により出力するように
    制御する制御手段とを具えたことを特徴とする画像編集
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像編集装置におい
    て、前記モード設定手段は、前記入力手段から印刷デー
    タを入力した場合に、該印刷データに基づき前記第1の
    モードおよび前記第2のモードのいずれかのモードを設
    定することを特徴とする画像編集装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像編集装置におい
    て、前記モード設定手段は、前記入力手段から入力した
    印刷データをビットマップデータに変換した場合の該ビ
    ットマップデータの容量を計算し、当該計算した容量が
    前記記憶手段の容量を超える場合には、前記第1のモー
    ドを設定することを特徴とする画像編集装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の画像編集装置におい
    て、前記モード設定手段は、前記入力手段から入力した
    印刷データをビットマップデータに変換した場合の該ビ
    ットマップデータの容量を計算し、当該計算した容量が
    前記記憶手段の容量を超えない場合には、前記第2のモ
    ードを設定することを特徴とする画像編集装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の画像編集装置におい
    て、前記出力手段から出力するビットマップデータのペ
    ージ順を前記入力手段が入力した印刷データのページ順
    とは逆にすることを特徴する画像編集装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の画像編集装置におい
    て、前記モード設定手段の設定の許可/禁止を指示する
    指示手段をさらに有することを特徴とする画像編集装
    置。
  7. 【請求項7】 同一の印刷イメージを複数組みだけ出力
    可能な電子ソート機能を有し、印刷イメージを指示する
    言語で記載された印刷データを外部から入力し、印刷イ
    メージをビットマップデータに展開するデータ展開し、
    ビットマップデータを出力する出力する画像編集方法に
    おいて、 同一のビットマップデータを所定数回だけ出力する第1
    のモードと、同一の印刷データを所定数回だけビットマ
    ップデータに展開し、当該展開されたビットマップイメ
    ージを出力する第2のモードが予め用意されており、 前記第1のモードおよび前記第2のモードのいずれかの
    モードを設定し、 第1のモードが設定された場合には、入力された印刷デ
    ータを記憶手段に記憶し、該記憶手段に記憶された印刷
    データを繰り返し前記ビットマップデータに展開し、当
    該展開したビットマップデータを出力させるように制御
    し、 第2のモードが設定された場合には、入力された印刷デ
    ータを前 ビットマップデータを前記記憶手段に記憶
    し、当該記憶されたビットマップデータを出力するよう
    に制御することを特徴とする画像編集方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画像編集方法におい
    て、前記印刷データに基づき前記第1のモードおよび前
    記第2のモードのいずれかのモードを自動設定すること
    を特徴とする画像編集方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の画像編集方法におい
    て、入力した印刷データをビットマップデータに変換し
    た場合の該ビットマップデータの容量を計算し、当該計
    算した容量が前記記憶手段の容量を超える場合には、前
    記第1のモードを設定することを特徴とする画像編集方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の画像編集方法におい
    て、入力した印刷データをビットマップデータに変換し
    た場合の該ビットマップデータの容量を計算し、当該計
    算した容量が前記記憶手段の容量を超えない場合には、
    前記第2のモードを設定することを特徴とする画像編集
    方法。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の画像編集方法におい
    て、出力するビットマップデータのページ順を前記入力
    した印刷データのページ順とは逆にすることを特徴する
    画像編集方法。
  12. 【請求項12】 請求項7に記載の画像編集方法におい
    て、前記第1のモードおよび前記第2のモードのいずれ
    かのモード設定の許可/禁止を指示することを特徴とす
    る画像編集方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015050524A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成方法

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