JPH1134327A - インクジェット記録ヘッド - Google Patents

インクジェット記録ヘッド

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JPH1134327A
JPH1134327A JP20982497A JP20982497A JPH1134327A JP H1134327 A JPH1134327 A JP H1134327A JP 20982497 A JP20982497 A JP 20982497A JP 20982497 A JP20982497 A JP 20982497A JP H1134327 A JPH1134327 A JP H1134327A
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JP
Japan
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ink
recording head
elastic member
vibration
elastic members
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20982497A
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English (en)
Inventor
Shinobu Koseki
忍 小関
Yuji Suemitsu
裕治 末光
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、液体インクを飛翔させるインクジェ
ット記録ヘッドに関し、ノズルの詰まりがなく、インク
の吐出が安定しており、印字ドットの高解像度化が可能
で、装置の小型化が図れる簡易なインクジェット記録ヘ
ッドを提供することを目的とする。 【解決手段】基板1は振動を増幅するために支点12に
より支持板上に固定され、その上に電極3、4で挟まれ
た圧電素子2が設置されている。振動子10上には、保
護膜9を介して、弾性部材5a、5b、5cが形成され
ている。インク6の自由表面が弾性部材5の先端と底面
との間に位置するようにインクが装填されている。弾性
部材5は、その一端が固定され、他端部が自由端となる
片持ち梁構造をとる。弾性部材5a、5b、5cは片持
ち梁における曲げ振動を起こし、弾性部材5の先端部表
面の薄いインク液膜層上にキャピラリ波を生じさせ、そ
の波頭を十分大きな振動振幅で断裂することによりイン
ク滴8の飛翔が生じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体インクを飛翔
させる記録装置に用いられるインクジェット記録ヘッド
に関する。
【0002】
【従来の技術】ノズルからインク滴を吐出させて印字を
行う、いわゆるオンデマンド型のインクジェット記録方
式の代表的なものとして、ピエゾ振動子型とサーマル型
がある。ピエゾ振動子型はインク室に付設された圧電素
子にパルス電圧を印加し、圧電素子を変形させることに
よりインク室内のインク液圧を変化させ、ノズルからイ
ンク滴を吐出させて記録用紙にドットを記録する。サー
マル型はインク室内に設けた加熱機構によりインクを加
熱し、発生したバブルによりノズルからインク滴を吐出
させて記録用紙にドットを記録する。
【0003】これらインクジェット記録方式における従
来の解像度は300ドット/インチ程度であったが、昨
今、600から720ドット/インチの高解像度が要求
されるようになった。それに伴い、高解像度化による効
果を有効に発揮するためには、解像度に応じて印字する
ドット径を小さくする必要がある。かかる従来の方式に
おいて小さなドット径を得るために、ノズル径を小さく
することが考えられる。しかしながらノズル径を小さく
すると、ゴミやノズル内のインク表面の乾燥によるノズ
ル詰まりや、ノズル円周部に残滓が付着することによる
インク吐出方向の変化が発生しやすくなり、記録紙上の
画質に欠陥が発生する。このため、本来の解像度に対応
したドット径を印字するために必要なノズル径を採用で
きないという問題があった。
【0004】これに対し、近年音響波を用いたインクジ
ェット記録方式が提案されている。この方式はインクの
自由表面からインク滴を吐出させるために、音波の放射
圧をインクの自由表面に集束することによって作動する
ものである。以下、この方式を音響波集中方式という。
例えば特開平3−200199号公報では、安価でシャ
ープに焦点を合わせられるレンズとして、図20に示す
ように、凹状レンズのかわりに薄膜平板状の位相フレネ
ルレンズ88を基板87上に設けた構成が開示されてい
る。位相フレネルレンズ88は、入射した平面波をある
間隔で円環状に配置された複数の薄膜平板状部89で一
旦回折し、発生した複数の回折波をインク自由表面85
の一点で合成し、得られた合成波の振幅を最大とするよ
うな機能を有するレンズである。基板87の裏面には圧
電体81、およびこれに電圧を印加するための電極8
3、84からなる振動子が形成されている。
【0005】音響波集中方式においては、吐出される液
滴の大きさはノズルに規制されるのではなく、音波が集
中する領域のエネルギー密度に依存する。したがって、
上述のピエゾ振動子型やサーマル型のように、ノズル径
を小さくすることによりノズルが詰まったり、インク吐
出方向が変化するという問題は生じない。
【0006】また近年、以下に詳細に説明するような原
理を用いたインク飛翔方式が本出願人により実証され、
新たなインクジェット記録方式として提案されている。
図21はこの新たなインクジェット記録方式におけるイ
ンクジェット記録ヘッドの断面図である。この例では振
動発生部として基板1上に振動子10を形成し、振動子
10上に弾性部材5を形成して、インク6を弾性部材5
の先端と底面との間に位置するように装填し、少なくと
も弾性部材5の先端近傍をインク6と接触させる。そし
て、振動子10を図示しない外部駆動機構によって駆動
し、弾性部材5に曲げ振動を起こさせる。
【0007】ここで、弾性部材5はその一端が振動子1
0側に固定され、他端が自由端となる片持ち梁構造をと
る。また弾性部材5の断面形状は固定端部(基端部)よ
り自由端部(先端部)の方の曲げこわさを小さくするこ
とが望ましい。これにより、弾性部材5の先端近傍でよ
り効率よく曲げ振動の振幅を得ることができる。曲げこ
わさは、弾性部材の(断面2次モーメント)×(ヤング
率)で表される。従って、基端部より先端部の方の曲げ
こわさを小さくするために、弾性部材5の基端部の曲げ
振動が生じる振幅方向の幅よりも先端部の曲げ振動が生
じる振幅方向の幅を小さくする、または、基端部の曲げ
振動が生じる振幅方向と垂直な方向の幅よりも先端部の
曲げ振動が生じる振幅方向と垂直な方向の幅を小さくす
ることが望ましい。同様に、弾性部材5の基端部に使用
する材質よりも柔らかい材質を先端部に使用することに
よってもこれを実現できる。
【0008】振動発生部としては、振動子10を担持可
能な構成とすれば、基板1を用いなくてもよい。また、
振動子10および基板1は振動の振幅を増幅させるため
に支点12を設けて担持するとよい。曲げ振動の振動方
向のインク厚は、弾性部材の先端近傍において、インク
と弾性部材の濡れと重力の効果により、数μm〜数百μ
mの値をとる。これによって、インクは振動の作用を強
く受け、その表面にキャピラリ波が生じるが、このキャ
ピラリ波の作用により微小滴の生成が可能となる。そし
て、振動発生部の駆動条件を所定の値に設定することに
よって、1インク滴の飛翔が可能となる。振動発生部の
励振は1画素信号に応じて1インク滴の飛翔を実現する
ために、1インク滴の飛翔に必要な所定の励振数だけ励
振を行い、その所定の励振数の励振が終了すると停止す
るという、間欠的な態様をとる。
【0009】実際に作製したものは、黄銅の基板1上
に、ジルコン酸チタン酸鉛(PZT)からなる圧電セラ
ミック薄膜2、および、これに電圧を印加するための電
極3、4を形成した。圧電セラミック薄膜2および電極
3、4からなる振動子10上には、SiO2からなる保
護膜9を介して、ステンレス合金からなる弾性部材5を
形成した。インク6は弾性部材5の先端がインク表面7
から出るように装填した。ここで、保護膜9は振動子1
0とインク6との絶縁をはかるためのものである。
【0010】圧電セラミック薄膜2と電極3、4からな
る振動子10は、基板1の剛性や、圧電セラミック薄膜
2の厚さあるいは圧電特性、接続される弾性部材5の大
きさあるいは剛性などから決まる固有の共振周波数を有
する。図示しない外部駆動機構から振動子10に交流電
圧を印加して振動子10を励振するが、駆動周波数は共
振周波数またはその整数倍の周波数にすることにより、
効率よく振動させることができる。
【0011】実際には、195kHzのサイン波状の交
流電圧を、100μ秒間、バースト波として振動子10
に印加して、基板1を図21の上下方向に振動させ、弾
性部材5に振動を与えた。すると、弾性部材5は曲げ振
動を始め、その曲げ振動により弾性部材5の先端近傍の
インク表面にキャピラリ波が生成され、その波頭から直
径約10μmのインク滴が飛翔した。
【0012】交流電圧を連続的に印加した場合には、比
較的大きな連続したインク柱が吐出され続けるが、バー
スト波として印加した場合には、微小なインク滴8が吐
出される。そこで、振動子10はバースト波の交流電圧
で駆動する。図22に画素信号と振動発生部を駆動する
ために印加する交流電圧との関係を示す。ここで、バー
スト波とは図22(b)に示すように1個から複数個の
波からなる交流電圧波形101を断続的に印加する形態
のものをいう。断続的に生じる複数個の波からなる交流
電圧波形101の周波数は一定で、弾性部材5の共振周
波数またはその整数倍の周波数に相当する。このような
バースト波で共振周波数またはその整数倍の周波数を維
持して、振動子に短時間だけ交流電圧を印加することが
望ましい。バースト波は方形波に限らず、サイン波や三
角波でもよい。
【0013】この方式も特開平3−200199号公報
に示された方式と同様に小径ドットを記録するのに吐出
インク滴径を規定するためのノズルを必要とせず、ゴミ
やノズル内のインク表面の乾燥によるノズル詰まりや、
ノズル円周部への残滓の付着によるインク吐出方向の変
化という問題を生じない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平3−2
00199号公報に示した方式においては、振動発生源
の形状の自由度が低く、インク吐出点を増やして高密度
に集積することに限界があるという問題があった。
【0015】また、新たなインクジェット記録方式で
も、吐出点を複数並べることを考慮すると、隣接する吐
出点からのクロストークの影響が問題となる。例えば、
インク滴を吐出する制御信号である画素信号が入らず、
インク滴を吐出させるべきではない位置にある弾性部材
であっても、これに隣接するインク滴を吐出させるべき
位置にある弾性部材の振動が伝播して、その影響でイン
ク滴を吐出させてしまうことがある。以上の点に鑑みる
と、新たなインクジェット記録方式でも、図21に示す
ようにインク中に弾性部材の振動が隣接ビットに伝わら
ないように隔壁13を設けたり、基板の振動が隣接ビッ
トに伝わらないように振動子毎に基板の支点12を設け
るなどの構成を設ける必要がある。よって、新たなイン
クジェット記録方式でも特開平3−200199号公報
に開示された方式と同様に、インク吐出点を増やし高密
度に集積することに限界がある。
【0016】そこで、本発明は、ノズルの詰まりがな
く、インクの吐出が安定しており、印字ドットの高解像
度化が可能で、装置の小型化が図れる簡易なインクジェ
ット記録ヘッドを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は、画素信号に
対応して、所定の複数の振動周波数のいずれかで振動す
る振動発生手段と、振動発生手段からの励振により複数
の振動周波数のいずれかで共振し、且つ相互に異なる共
振周波数を有する複数の弾性部材とを備え、複数の弾性
部材のいずれかの振動によりインクの表面にキャピラリ
波を発生させ、インクを飛翔させて記録媒体に付着させ
ることを特徴とするインクジェット記録ヘッドによって
達成される。このインクジェット記録ヘッドによれば、
音響波集中方式なので、ノズルの詰まりがなく、インク
の吐出が安定しており、かつ、弾性部材が異なる共振周
波数を有するので相互にクロストークの影響を受けるこ
とがない。従って、基板を支える支点やインク中に隔壁
を設けることなく印字ドットの高解像度化が可能となる
ので、インク吐出点を増やし高密度化を図ることが可能
となる。
【0018】また、振動発生手段が、複数の弾性部材毎
に設けられているようにしてもよい。これによって、振
動発生部を弾性部材の共振周波数と略等しい周波数で駆
動することができる。また、振動発生手段が、複数の弾
性部材で共用されるようにしてもよい。これにより、イ
ンク吐出点の一層の高密度化が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
インクジェット記録ヘッドについて図1乃至図9を用い
て詳細に説明する。本実施の形態によるインクジェット
記録ヘッドは、所定の間隔で配置された複数の振動発生
部と、振動発生部に対応する複数の片持ち梁構造の弾性
部材とからなり、振動発生部は画素信号に応じて間欠的
に励振し、その励振により弾性部材は曲げ振動するもの
であって、この曲げ振動により、弾性部材の先端近傍の
インク表面にキャピラリ波を生成し、インクを飛翔させ
記録媒体に付着することによって記録する記録装置にお
いて、高解像度記録を複数の共振周波数を用いて印字す
ることによって実現するものである。そして、弾性部材
の共振周波数をわずかに変化させ、その一つの周波数で
駆動する時には、他の弾性部材に曲げ振動させないこと
を特徴としている。このようにすることで弾性部材間の
クロストークの影響が激減し、その結果、弾性部材の高
密度集積が可能になるものである。さらに、各々の弾性
部材に対して別個の振動発生部を備える必要が必ずしも
なく、クロストーク低減機構を簡略化できるので、簡単
なヘッド構成が実現され、コスト削減を達成することが
できる。
【0020】図1は本実施の形態のインクジェット記録
ヘッドの断面図であり、図2は図1に示したインクジェ
ット記録ヘッドに形成した弾性部材のA−A’断面図で
ある。基板1は振動を増幅するために図示しない支点に
より支持板上に固定され、その上に電極3、4で挟まれ
た例えばPZTのような圧電素子2を設置する。この圧
電素子2はある周波数に対して大きな振動をする固有の
共振点が存在し、この例では特にそのピークが鋭い方が
望ましい。圧電素子2は、圧電基板で構成しても圧電薄
膜で構成してもよい。また圧電体は単層で構成されても
多層で構成されてもよい。
【0021】圧電素子2としては、水晶、PZT、チタ
ン酸バリウムBaTiO3、ニオブ酸鉛PbNb26
ビスマスゲルマネートBi12GeO20、ニオブ酸リチウ
ムLiNbO3、タンタル酸リチウムLiTaO3などの
多結晶体や単結晶体、またはZnOやAlNなどの圧電
薄膜、またはポリ尿素、PVDF(ポリフッ化ビニリデ
ン)やPVDFの共重合体などの圧電性高分子、または
PZTなどの無機圧電物質と圧電性高分子との複合体な
どを用いることができる。なお、振動子10を構成する
圧電材料自体で弾性体部材5を形成してもよい。そして
SiO2からなる保護膜9を介して、例えば金属SUS
からなる弾性部材5a〜5cを形成し、インク6を弾性
部材5の先端と底面との間に位置するように装填する。
このインク6は弾性部材5に対し、必ずしも均等にイン
クが装填されていなくともよく、少なくとも弾性部材5
先端近傍がインク6と接触している状態が実現できれば
よい。
【0022】弾性部材5は、その一端が固定され、他端
部が自由端となる片持ち梁構造を形成する。そして好ま
しくはその形状を固定された基端部より先端部の方の曲
げこわさを小さくする。曲げこわさは、弾性部材の(断
面2次モーメント)×(ヤング率)で表されるものであ
り、例えば基端部より先端部の方が、弾性部材の曲げ振
動の振幅方向の幅が小さい、もしくは弾性部材の曲げ振
動の振幅と垂直方向の幅が小さい、もしくは柔らかい、
などの構造にする方法がある。そして図示しない外部の
振動手段により弾性部材5a〜5cは片持ち梁における
曲げ振動を起こし、その先端部表面にある薄いインク液
膜層上にキャピラリ波を生じさせその波頭を十分大きな
振動振幅で断裂することによりインク摘8が飛翔する。
【0023】弾性部材としては金属SUSの他に、シア
ノアクリレート系樹脂やエポキシ系樹脂、またはフッ素
系樹脂などの各種樹脂を用いることができる。また、S
iO2、SiONまたはSiNや、AlNや、Al23
などといった各種無機材料で弾性部材5を形成してもよ
い。また、Al、Fe、Ti、Cr、Au、Mo、Ti
Wなど、またはそれらの各種合金で弾性部材5を形成し
てもよい。ただし各種樹脂や金属と異なり、インク6と
接する間に腐食しないように、SiO2などの無機膜
で、それらの表面を保護することが望ましい。もちろ
ん、樹脂、無機材料および全属のうち、2つ以上の材料
を用いてもよい。また、振動エネルギーが効率的に伝搬
できるなら、弾性部材5の先端部と底部を別な材料で構
成してもよい。
【0024】この弾性部材5a〜5cはその形状、材質
などで決まる固有の共振周波数が存在し、その周波数で
励振される場合液滴飛翔を起こさせるような強い曲げ振
動が起きる。梁の長さといった弾性部材の形状や縦弾性
係数といった材料特性などをわずかずつ変化させ、各々
の共振周波数を一致させないようにすることができる。
さらに圧電素子の共振周波数を弾性部材の共振周波数と
合わせることが望ましい。一例として、周波数195k
Hz近辺に共振周波数を持つ圧電素子2に対し、弾性部
材の高さを変化させることで、弾性部材5aの共振周波
数を185kHz、同様に弾性部材5bを195kH
z、弾性部材5cを205kHzと調整することができ
た。
【0025】この場合例えば弾性部材5bを195kH
zで励振すると、図2に示すように弾性部材5bからイ
ンク滴8が吐出するが、その他の弾性部材はその周波数
に反応しないので、たとえ漏えい振動が弾性部材5a、
5cに伝わってもインク滴は吐出しない。逆に弾性部材
5bの振動を妨げるようなクロストークも隣接の弾性部
材5a、5cから生じないのでインク中の隔壁や基板1
を支える支点の数を減らすことができる。本実施の形態
では3種類の弾性部材5a、5b、5cを用いる例を示
している。それぞれ同じ共振周波数をもつ弾性部材が隣
接しないように、例えば図に示すように、5a、5b、
5c、5a、5b、5c、5a、・・・のように配置す
る。本実施の形態では3種類の弾性部材を用いる例を示
したが、少なくとも2種類の別々の共振周波数を持つ弾
性部材をもち、それぞれを別の励振周波数で駆動するこ
とで、記録素子を高密度に集積することが可能になる。
【0026】本実施の形態によるインクジェット記録ヘ
ッドの駆動について図3乃至図9を用いて説明する。図
3は本実施の形態によるインクジェット記録ヘッドを用
いて記録する際の概念図を示す。インクジェット記録ヘ
ッド21は記録媒体25の紙送り方向26と垂直な方向
24に往復運動しながらインクを記録媒体25に着弾さ
せる。図4は本実施の形態によるインクジェット記録へ
ッドを拡大した斜視図である。インクジェット記録へッ
ド31には異なる共振周波数f1、f2、f3を持つ複
数の弾性部材5a、5b、5cよりなる記録素子群32
から構成され、方向35に沿ってスキャニングされる。
図1および図2に示したのと同様に、同じ共振周波数を
もつ弾性部材が隣接しないように配置してある。駆動電
圧はそれぞれの周波数に対して3種類用意し、共通電極
33a、33b、33cよりf1、f2、f3の共振周
波数を持つそれぞれの圧電素子36a、36b、36c
に供給される。実際にインク滴を吐出させたい記録素子
を選択するには、個別電極34a、34b、34cによ
り、回路をオン/オフすることで行う。一例としては接
地とフロート状態を切り替えることにより実現する。
【0027】図5に駆動電圧を共通電極に供給するタイ
ミング図を示す。図5に示すように共通電極には所定の
周波数の電圧を連続的に印加し、インク滴8を吐出させ
るタイミングで個別電極を一定の時間オン状態にする。
このようにすることで圧電素子に駆動電圧がバースト的
に供給される。例えば、共通電極33bに周波数f2が
供給されている状態で個別電極34bをオンにすると弾
性部材5bに対応したインク滴8が吐出する。また図6
乃至図8に別の電圧印加方法を示す。図6は個別電極に
共通電極と同様な電圧を加える方法である。この場合同
位相の交流電圧が両端の電極に印加されている間は、圧
電素子にかかる電界は0なのでインク滴は吐出しない。
インク滴を飛ばす場合は、個別電極にかかる電圧を図9
に示すような反転回路に通して位相を180度ずらし、
共通電極と個別電極の電界を重畳させて圧電素子を駆動
する。
【0028】図6のタイミング図では、太線で示した3
個所でインク滴を吐出する様子を示している。この駆動
方式だと、両電極の電界を重畳して駆動するので、吐出
に必要な電圧振幅は半分ですむという利点がある。図7
のタイミング図では、図6のタイミング図と同様に個別
電極にも共通電極と同様な電圧を印加させるが、インク
滴を吐出させるにはその電圧を一定時間オフにする。図
6の電圧波形に比べると反転回路を必要としないが、電
圧振幅は図5に示したものと同じだけ必要になる。
【0029】図8のタイミング図は、図5に示したと同
様な駆動方式であるが、個別電極をオンにする方法とし
て、共通電極と逆位相の交流電圧を印加する。この方式
では両電極の電界を重畳して駆動するので、吐出に必要
な電圧振幅は半分ですむという利点がある。一例とし
て、f1=185kHz、f2=195kHz、f3=
205kHzと設定したとき、バースト波駆動で個別駆
動が実現した。またこのとき吐出するインク滴により、
記録媒体に記録されたドットの大きさは約30μmであ
った。一般的にインク滴の大きさは駆動周波数に依存す
ることが知られているが、今回の結果のような5%程度
の周波数のずれに関してドット径のずれは無視できるこ
とが確認できた。
【0030】次に、本発明の第2の実施の形態によるイ
ンクジェット記録ヘッドについて図10乃至図17を用
いて詳細に説明する。第1の実施の形態ではそれぞれの
記録ヘッドを同時に駆動する方式を示したが、インク表
面は自由液面であるために、隣接した記録ヘッドが駆動
することによって液面状態が乱される懸念がある。そこ
で図10に示すような構成にすることで、より確実な液
面管理が可能になる。本実施の形態においては、ある記
録ヘッドのまとまり毎にインク中に隔壁を設け、インク
表面の乱れを押さえる点に特徴を有している。この場合
でも記録へッドは異なる共振周波数を持つ複数種類の弾
性部材からなるので、従来の例のようにすべての記録ヘ
ッド毎に隔壁を設ける必要はない。
【0031】図10は本実施の形態のインクジェット記
録ヘッドの断面図であり、図11は図10に示したイン
クジェット記録ヘッドに形成した弾性部材のA−A’断
面図である。基板1は振動を増幅するために支点12に
より支持板上に固定され、その上に電極3、4で挟まれ
た圧電素子2が設置されている。圧電素子2はある周波
数に対して大きな振動をする固有の共振点を有する。固
有の共振点のピークは鋭い方が望ましい。
【0032】図示しない外部の振動機構により弾性部材
5a、5b、5cは片持ち梁における曲げ振動を起こ
し、弾性部材5の先端部表面の薄いインク液膜層上にキ
ャピラリ波を生じさせ、その波頭を十分大きな振動振幅
で断裂することによりインク滴8の飛翔が生じる。
【0033】弾性部材5a、5b、5cはその形状、材
質などで決まる固有の共振周波数を有し、共振周波数で
励振される場合に液滴の飛翔を生じさせる強い曲げ振動
が起きる。梁の長さ、弾性部材の形状、縦弾性係数等の
材料特性などのパラメータをわずかずつ変化させれば、
各々の弾性部材の共振周波数を一致させないようにする
ことができる。さらに、圧電素子の共振周波数を弾性部
材の共振周波数と合わせることが望ましい。一例とし
て、周波数195kHz近辺に共振周波数を持つ圧電素
子2に対し、弾性部材の高さを変化させることで、弾性
部材5a、5b、5cの共振周波数をそれぞれ185k
Hz、195kHz、205kHzと設定することがで
きた。この場合、例えば弾性部材5bを195kHzで
励振すると、図1に示すように弾性部材5bからインク
滴8が吐出するが、その他の弾性部材はその周波数に反
応しないので、たとえ漏洩振動が5a、5cに伝わって
もインク滴は吐出しない。逆に弾性部材5bの振動を妨
げるようなクロストークも隣接の弾性部材5a、5cか
ら生じないのでインク中の隔壁13や基板1を支える支
点12の数を減らすことができる。本実施の形態では3
種類の弾性部材を用いる例を示したが、少なくとも2種
類の別々の共振周波数を持つ弾性部材をもち、それぞれ
を別の励振周波数で駆動することで、記録素子を高密度
に集積することが可能になる。
【0034】本実施の形態によるインクジェット記録ヘ
ッドの駆動について図12乃至図15を用いて説明す
る。図12は本実施の形態によるインクジェット記録ヘ
ッドを用いて記録する際の概念図を示す。インクジェッ
ト記録ヘッド21は記録媒体25の紙送り方向26と垂
直な方向24に往復運動しながらインクを記録媒体25
に着弾させる。図13は本実施の形態によるインクジェ
ット記録ヘッドを拡大した斜視図である。インクジェッ
ト記録ヘッド31には異なる共振周波数f1、f2、f
3を持つ複数の弾性部材5a、5b、5cよりなる記録
素子群32から構成され、方向35に沿ってスキャニン
グされる。駆動電圧はそれぞれの周波数に対して3種類
用意し、共通電極33a、33b、33cよりf1、f
2、f3の共振周波数を持つそれぞれの圧電素子36
a、36b、36cに供給される。実際にインク滴を吐
出させたい記録素子を選択するには、個別電極34a、
34b、34cにより回路をオン/オフすることで行
う。この選択は、例えば、接地とフロート状態を切り替
えることにより実現する。
【0035】図14及び図15に駆動電圧を共通電極に
供給するタイミング図を示す。隣接する記録素子の振動
に起因するインク液面の乱れの影響をより低減させるた
めに、3種類の弾性部材はいずれも同時に駆動されない
ものとし、図14に示すように駆動のタイミングを時間
的にずらしながら駆動電圧をバースト的にそれぞれの共
通電極33a、33b、33cに供給する。共通電極3
3bに周波数f2が供給されているタイミングで個別電
極34bをオンにすると弾性部材5bに対応したインク
滴8が吐出する。また、図15に示したように、個別電
極34に共通電極33に加えるものと同様な交流電圧を
加えてもよい。この場合、同位相の交流電圧が両端の電
極に印加されている間は、圧電素子にかかる電界は0な
のでインク滴は吐出しない。インク滴を飛ばす場合は、
個別電極にかかる電圧を、例えば、図9に示したような
反転回路に通して位相を180度ずらし、共通電極と個
別電極の電界を重畳させて圧電素子を駆動する。図15
でも図14と同様に弾性部材5bからインク滴を吐出す
る場合を示している。この駆動方式だと、両電極の電界
を重畳して駆動するので、吐出に必要な電圧振幅は半分
ですむという利点がある。
【0036】一例として、f1=185kHz、f2=
195kHz、f3=205kHzと設定したとき、バ
ースト波駆動で個別駆動が実現した。このとき吐出する
インク滴により、記録媒体に記録されたドットの大きさ
は約30μmであった。一般的にインク滴の大きさは駆
動周波数に依存することが知られているが、今回のよう
に5%程度の周波数のずれについてはドット径のばらつ
きは無視できることが確認できた。
【0037】次に、本発明の第3の実施の形態によるイ
ンクジェット記録ヘッドについて図16乃至図19を用
いて説明する。図16は本実施の形態によるインクジェ
ット記録ヘッドを拡大した断面図であり、図中の各要素
に対する符号は図10と共通になっている。第2の実施
の形態によるインクジェット記録ヘッドとは異なり、図
16では弾性部材5a、5b、5cは共通の振動子10
上に設置されている。振動子10を構成する圧電素子2
は第2の実施の形態の場合と異なり、ある範囲の複数の
周波数でほぼ同様の振動を行うものが望ましい。すなわ
ち、振動子10上に設置する複数の弾性部材5a、5
b、5cの共振周波数のいずれでも同じように振動する
振動子10を作製する。このような構成にすることで、
弾性部材をより近接して設置でき、第2の実施の形態に
よるインクジェット記録ヘッドに比べ、より高密度に記
録素子を集積することが可能になる。また、圧電素子の
数も減り、圧電素子自体の大きさも第2の実施の形態に
よるインクジェット記録ヘッドに比べ、大きくてよいの
でコスト削減、品質向上につながる。
【0038】本実施の形態によるインクジェット記録ヘ
ッドの駆動を図17乃至図19を用いて説明する。図1
7は本実施の形態におけるインクジェット記録ヘッドの
斜視図である。インクジェット記録ヘッド31には異な
る共振周波数f1、f2、f3を持つ複数の弾性部材5
a、5b、5cよりなる記録素子群32から構成され、
方向35に沿ってスキャニングされる。駆動電圧はそれ
ぞれの周波数に対して3種類用意し、共通電極33より
f1、f2、f3いずれの周波数においてもほぼ同様に
振動する圧電素子36に供給される。実際にインク滴を
吐出させたい記録素子を選択するには、個別電極34の
オン/オフで行う。クロストークを避けるために3種類
の弾性部材はいずれも同時に駆動されないものとし、図
18に示すように駆動のタイミングをf1、f2、f3
のような順序で周波数をずらしながらバースト的に共通
電極33に交流電圧を供給する。共通電極33に周波数
f2が供給されているタイミングで個別電極34をオン
にすると弾性部材5bに対応したインク滴8が吐出す
る。また、図19に示したように、個別電極に共通電極
と同様な電圧を加えてもよい。この場合、同位相の交流
電圧が両端の電極に印加されている間は、圧電素子にか
かる電界は0なのでインク滴は吐出しない。インク滴を
飛ばす場合は、個別電極にかかる電圧を図9に示したよ
うな反転回路に通して位相を180度ずらし、共通電極
と個別電極の電界を重畳させて圧電素子を駆動する。図
19は図18と同様に弾性部材5bからインク滴を吐出
する場合を示している。この駆動方式だと、両電極の電
界を重畳して駆動するので、吐出に必要な電圧振幅は半
分ですむという利点がある。
【0039】この例でも、f1=185kHz、f2=
195kHz、f3=205kHzと設定したとき、バ
ースト波駆動で個別駆動が実現した。またこのとき吐出
するインク滴により、記録媒体に記録されたドットの大
きさは約30μmであった。
【0040】本発明は、上記実施の形態に限らず種々の
変形が可能である。例えば、弾性部材5の片持ち梁構造
の自由端の先端部近傍における曲げ振動の振動方向に対
して垂直な面の幅Wが、ほぼW=2λの長さとなる領域
を有するようにしてもよい。但し、λは以下の式で与え
られる。 λ={8πσ/(ρfe2)}1/3×104(μm) ここで、σは、インク表面張力(mN/m) ρは、インク密度(g/cm3) feは、励振周波数(Hz) である。こうすることにより、幅Wにおいて2山のキャ
ピラリ波を生成でき、その後1山のインク隆起部が形成
されて次の瞬間これが分離してより正確に1インク滴を
飛翔させることができるようになる。
【0041】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、弾性部材
の曲げ振動により液滴を飛翔させるインクジェット記録
において、駆動周波数の異なる弾性部材を複数備えたイ
ンクジェット記録ヘッドを用いることにより、クロスト
ークの心配がなく、インクの滴吐出点を高密度に集積す
ることができる。また、圧電素子やインク室を区切る隔
壁などの部品点数を削減することにより低コストで高品
質なインクジェット記録ヘッドを提供することができ
る。さらに、記録素子のマトリクス駆動が可能になり、
高速高密度記録が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるインクジェッ
ト記録ヘッドの断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態によるインクジェッ
ト記録ヘッドの弾性部材のA−A’線断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態によるインクジェッ
ト記録ヘッドのキャリッジ方式を説明する図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態によるインクジェッ
ト記録ヘッドの斜視図と電極の配線を示した図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態によるインクジェッ
ト記録ヘッドの駆動電圧の供給タイミングを示す図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態によるインクジェッ
ト記録ヘッドの駆動電圧の供給タイミングを示す図であ
る。
【図7】本発明の第1の実施の形態によるインクジェッ
ト記録ヘッドの駆動電圧の供給タイミングを示す図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施の形態によるインクジェッ
ト記録ヘッドの駆動電圧の供給タイミングを示す図であ
る。
【図9】本発明の第1の実施の形態による電圧反転の方
法を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態によるインクジェ
ット記録ヘッドの断面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態によるインクジェ
ット記録ヘッドの弾性部材のA−A’線断面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態によるインクジェ
ット記録ヘッドのキャリッジ方式を説明する図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態によるインクジェ
ット記録ヘッドの斜視図と電極の配線を示した図であ
る。
【図14】本発明の第2の実施の形態によるインクジェ
ット記録ヘッドの駆動電圧の供給タイミングを示す図で
ある。
【図15】本発明の第2の実施の形態によるインクジェ
ット記録ヘッドの駆動電圧の供給タイミングを示す図で
ある。
【図16】本発明の第3の実施の形態によるインクジェ
ット記録ヘッドの断面図である。
【図17】本発明の第3の実施の形態によるインクジェ
ット記録ヘッドの斜視図と電極の配線を示した図であ
る。
【図18】本発明の第3の実施の形態によるインクジェ
ット記録ヘッド駆動電圧の供給タイミングを示す図であ
る。
【図19】本発明の第3の実施の形態によるインクジェ
ット記録ヘッド駆動電圧の供給タイミングを示す図であ
る。
【図20】従来の記録ヘッドの構成を示す図である。
【図21】提案されたインクジェット記録ヘッドの概略
の構成を示す図である。
【図22】バースト波による駆動を画素信号との関係で
説明するためのタイミング図である。
【符号の説明】 1、87 基板 2、36 圧電素子 3、4、83,84 電極 5、5a、5b、5c、32 弾性部材 6、82 インク 7、85 インク表面 8、86 インク滴 9 保護膜 10 振動子 11 支持板 12 支点 13 隔壁 21、31 インクジェット記録ヘッド 22 ガイドバー 23 キャリッジ機構 24 キャリッジ方向 25 記録媒体 26 紙送り方向 32 記録素子部 33 共通電極 34 個別電極 35 キャリッジ方向 81 圧電体 88 位相フレネルレンズ 89 薄膜平板状部 101 交流電圧波形

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画素信号に対応して、所定の複数の振動周
    波数のいずれかで振動する振動発生手段と、 前記振動発生手段からの励振により前記複数の振動周波
    数のいずれかで共振し、且つ相互に異なる共振周波数を
    有する複数の弾性部材とを備え、 前記複数の弾性部材のいずれかの振動によりインクの表
    面にキャピラリ波を発生させ、前記インクを飛翔させて
    記録媒体に付着させることを特徴とするインクジェット
    記録ヘッド。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインクジェット記録ヘッド
    において、 前記振動発生手段は、前記複数の弾性部材毎に設けられ
    ていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  3. 【請求項3】請求項1記載のインクジェット記録ヘッド
    において、 前記振動発生手段は、前記複数の弾性部材で共用される
    ことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
JP20982497A 1997-07-19 1997-07-19 インクジェット記録ヘッド Withdrawn JPH1134327A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010044407A1 (ja) * 2008-10-16 2010-04-22 株式会社アルバック 印刷ヘッド、印刷装置

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CN102186603A (zh) * 2008-10-16 2011-09-14 株式会社爱发科 印刷头、印刷装置
JPWO2010044407A1 (ja) * 2008-10-16 2012-03-15 株式会社アルバック 印刷ヘッド、印刷装置

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