JPH11342512A - シースルーヘッドレスト用の表皮一体発泡成形型 - Google Patents
シースルーヘッドレスト用の表皮一体発泡成形型Info
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- JPH11342512A JPH11342512A JP10166312A JP16631298A JPH11342512A JP H11342512 A JPH11342512 A JP H11342512A JP 10166312 A JP10166312 A JP 10166312A JP 16631298 A JP16631298 A JP 16631298A JP H11342512 A JPH11342512 A JP H11342512A
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
を向上可能なシースルーヘッドレスト用の表皮一体発泡
成形型を構成する。 【解決手段】 型本体1,2の型内に収容される表皮H
の貫通穴Eに嵌装する入れ子型3を型本体1,2と着脱
自在に型内に備え付ける。
Description
される発泡樹脂からクッションパッドを発泡成形するの
に用いられるシースルーヘッドレスト用の表皮一体発泡
成形型に関するものである。
ドレスト本体の略中央が前部面より背部面に亘って貫通
する穴明きのシースルーヘッドレストがある。
穴を略中央に備えて中空の袋状に縫製した表皮を用い、
この表皮を割り型の型内に収容させて表皮の内部に充填
される発泡樹脂からクッションパッドを表皮と一体に発
泡成形することにより製造されている。また、この発泡
成形型としては表皮を型内に収容するキャビテイ空間を
有する割り型で、表皮の貫通穴に嵌装する筒状の凸部を
片型側の型内面に設けたものが用いられている。
を貫通穴の穴内に嵌め込んで表皮を固定型でなる片型側
の型内面に組み付けてから、可動型でなる他型側を固定
型に面合わせさせて型締めし、表皮の内部に充填された
発泡樹脂を発泡成形することが行われている。また、ク
ッションパッドを発泡成形した後は可動型を固定型との
枢軸部で回転させて型開きし、製品を固定型の凸部から
抜き出させることにより脱型するようにされている。
後幅の小さい薄いものであれば作業上問題がないもの
の、前後幅が大きくて厚いものになると、表皮を固定型
の型内で長い凸部より着脱しなければならないため、表
皮の組付け乃至は製品の脱型に極めて手間が掛かる。ま
た、型自体の問題として、表皮を固定型の型内面に組み
付けて型締めする際に、表皮が貫通穴の穴回りで凸部の
先端面と型内面との間に挟み込まれて変形してしまうと
いう事態が生じ易い。
け乃至は製品の脱型に伴う作業性を向上可能なシースル
ーヘッドレスト用の表皮一体発泡成形型を提供すること
を目的とする。
の咬み込みを確実に防げて所定の立体形状に発泡成形可
能なシースルーヘッドレスト用の表皮一体発泡成形型を
提供することを目的とする。
開きを安定よく容易に行えるシースルーヘッドレスト用
の表皮一体発泡成形型を提供することを目的とする。
シースルーヘッドレスト用の表皮一体発泡成形型におい
ては、型本体の型内に収容される表皮の貫通穴に嵌装す
る入れ子型を型本体と着脱自在に型内に備え付けること
により構成されている。
レスト用の表皮一体発泡成形型においては、貫通穴の穴
全長に亘る入れ子本体を有し、且つ、貫通穴の穴回りを
受止め支持する張出し鍔を入れ子本体の片端部に設けた
入れ子型を備え付けることにより構成されている。
レスト用の表皮一体発泡成形型においては、片型側の型
内面に設けた凸部の外側に片開放端で嵌合せ可能な筒状
の入れ子本体を有し、且つ、他型側の型内面に設けた凹
部の内側に嵌合せ可能な張出し鍔を入れ子本体の他端側
に設けた入れ子型を備え付けることにより構成されてい
る。
ると、図示実施の形態では図1で示すような固定型1と
可動型2とから二分割可能な割り型でなる型本体を有
し、更に、入れ子型3を型本体1,2と着脱自在に型内
に備え付けた成形型が用いられている。また、図2で示
すような表皮Hを用い、その内部に充填される発泡樹脂
からクッションパッドを表皮Hと一体に発泡成形するの
に適用されている。
等の適宜な材質の表皮材を用い、前部面より背部面に連
通する貫通穴Eを略中央に備えた中空の袋状のものに縫
製されている。この表皮Hにはヘッドレストフレーム
(図示せず)を内部に収容すると共に、そのヘッドレス
トフレームより連続するヘッドレストステーS1 ,S2
を外部に突出させるよう予め組み付けられている。ま
た、この表皮Hには発泡樹脂を内部に注入するノズル挿
入孔Gが底部面に設けられている。
2には表皮Hを組付け収容可能なキャビテイ空間を形成
する凹部4a,4bが相対する型内面に設けられてい
る。また、入れ子型3としては表皮Hの貫通穴Eに嵌挿
される内面形状と相似形で穴全長に亘る筒状の入れ子本
体3aを有すると共に、貫通穴Eの片穴回りを湾曲面に
沿って受止め支持する張出し鍔3bを入れ子本体3aの
片端部に設けたものが備え付けられている。
には筒状の入れ子本体3aを片開放端で外側に嵌合せ可
能な凸部5が設けられている。また、可動型2の型内面
には張出し鍔3bを内側に嵌合せ可能な凹部6が張出し
鍔3bとの嵌合せで段差を生じないよう設けられてい
る。
は、ヘッドレストステーS1 ,S2を挿通する割り穴7
a,7b、8a,8bが設けられている。また、ヘッド
レストステーS1 ,S2 を位置決め保持するべく、固定
型1にはヘッドレストステーS1 ,S2 の軸線を挟み込
む挟持クリップ9a,9b、10a,10bを備えたス
タンド台11,12が設けられている。更に、固定型1
には発泡樹脂の注入ノズル(図示せず)を挿入する受け
筒13が突片14の板面上に設けられ、可動型2には突
片14が嵌り込む受け溝15が設けられている。この
他、可動型2を固定型1に型締めするクランプ機構(図
示せず)が備え付けられている。
は、まず、図2で示すように入れ子型3を表皮Hの貫通
穴Eに予め嵌め込む。その嵌込みは入れ子型3を型本体
1,2から取り外して行えるから、入れ子本体3aを貫
通穴Eの内側に入れ込むことにより容易に行える。この
入れ子型3の嵌込み状態では入れ子本体3aの片開放端
が貫通穴Eの片穴口より外部に露出し、また、貫通穴E
の穴口回りが張出し鍔3bで支持される。その入れ子型
3の嵌込み状態は表皮Hの全体から目視できるため、表
皮Hを所定の立体形状に保って入れ子型3を貫通穴Eの
穴内に正確に嵌め込むことができる。
を固定型1の型内面に設けられた凸部5の外側と貫通穴
Eの片穴口より外部に露出する片開放端で嵌め合わせる
ことにより表皮Hを固定型1の型内面に組み付ける。こ
の嵌合せ状態は表皮Hの外側から確認でき、また、入れ
子本体3aを片開放端で凸部5の外側に嵌め合わせるこ
とから、表皮Hの穴回りが入れ子本体3aの突端側と固
定型1の型内面との間で咬み込まれるのを確実に防ぐこ
とができる。
た後、図3で示すように可動型2を固定型1に面合わせ
させて型締めする。この型締めに伴っては入れ子型3の
張出し鍔3bが可動型2の型内面に設けられた凹部6に
嵌り合うため、入れ子型3は型本体1,2の内部に安定
よく組み付けられる。また、貫通穴Eの穴口回りが張出
し鍔3bで支持されていることから、表皮Hの穴回りが
張出し鍔3bと可動型2の型内面との間で咬み込まれる
のも確実に防ぐことができる。
けて表皮Hに内部に充填した発泡樹脂を発泡成形氏、更
に、型開きすることによりシースルーヘッドレストを製
品として得ることができる。この型本体1,2の型開き
は可動型2を固定型1との枢軸部で回転すると共に、入
れ子型3の張出し鍔3bを可動型2の凹部6より外せる
から通常通り行える。
3を固定型1の凸部5から取り外すことにより製品と共
に脱型し、更に、入れ子型3を貫通穴Eの穴内から抜き
出せばよい。この入れ子型3の抜き出しは、入れ子型3
を固定型1から取り出して行えるため、ヘッドレスト本
体の前後幅が大きくて厚いものでも容易に行える。
ースルーヘッドレスト用の表皮一体発泡成形型に依れ
ば、型本体の型内に収容される表皮の貫通穴に嵌装する
入れ子型を型本体と着脱自在に型内に備え付けるため、
入れ子型を表皮の貫通穴に嵌め込むのを型本体から取り
外すことにより容易に行え、また、表皮を所定の立体形
状に保って入れ子型を貫通穴の穴内に正確に嵌め込め
る。一方、製品の脱型も入れ子型を型本体から取り外す
ことにより行え、更に、入れ子型も脱型した製品から抜
き出せばよいため、ヘッドレスト本体の前後幅が大きく
て厚いものでも容易に行うことができる。
レスト用の表皮一体発泡成形型に依れば、貫通穴の穴全
長に亘る入れ子本体を有し、且つ、貫通穴の穴回りを受
止め支持する張出し鍔を入れ子本体の片端部に設けた入
れ子型を備え付けるため、その入れ子型の型本体に対す
る組付けを貫通穴の片穴口より外部に露出する端部側で
行え、また、貫通穴の穴口回りを張出し鍔で支持するこ
とにより行えるから、表皮の穴回りが入れ子型と型本体
の型内面との間で咬み込まれるのを確実に防ぐことがで
きる。
レスト用の表皮一体発泡成形型に依れば、片型側の型内
面に設けた凸部の外側に片開放端で嵌合せ可能な筒状の
入れ子本体を有し、且つ、他型側の型内面に設けた凹部
の内側に嵌合せ可能な張出し鍔を入れ子本体の他端側に
設けた入れ子型を備え付けるため、表皮の穴回りが入れ
子型と型本体の型内面との間で咬み込まれるのを確実に
防げると共に、入れ子型を型本体に安定よく容易に着脱
することができる。
一体発泡成形型を片開き状態で概略的に示す斜視図であ
る。
型を表皮と共に示す説明図である。
す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 前部面より背部面に連通する貫通穴を略
中央に備えて中空の袋状に形成された表皮を割り型でな
る型本体の型内に収容し、その表皮の内部に充填される
発泡樹脂からクッションパッドを一体に発泡成形するシ
ースルーヘッドレスト用の表皮一体発泡成形型におい
て、 型本体の型内に収容される表皮の貫通穴に嵌装する入れ
子型を型本体と着脱自在に型内に備え付けたことを特徴
とするシースルーヘッドレスト用の表皮一体発泡成形
型。 - 【請求項2】 貫通穴の穴全長に亘る入れ子本体を有
し、且つ、貫通穴の穴回りを受止め支持する張出し鍔を
入れ子本体の片端部に設けた入れ子型を備え付けたこと
を特徴とする請求項1に記載のシースルーヘッドレスト
用の表皮一体発泡成形型。 - 【請求項3】 片型側の型内面に設けた凸部の外側に片
開放端で嵌合せ可能な筒状の入れ子本体を有し、且つ、
他型側の型内面に設けた凹部の内側に嵌合せ可能な張出
し鍔を入れ子本体の他端側に設けた入れ子型を備え付け
たことを特徴とする請求項1または2に記載のシースル
ーヘッドレスト用の表皮一体発泡成形型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16631298A JP3903132B2 (ja) | 1998-05-31 | 1998-05-31 | シースルーヘッドレスト用の表皮一体発泡成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP16631298A JP3903132B2 (ja) | 1998-05-31 | 1998-05-31 | シースルーヘッドレスト用の表皮一体発泡成形型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11342512A true JPH11342512A (ja) | 1999-12-14 |
JP3903132B2 JP3903132B2 (ja) | 2007-04-11 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16631298A Expired - Fee Related JP3903132B2 (ja) | 1998-05-31 | 1998-05-31 | シースルーヘッドレスト用の表皮一体発泡成形型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3903132B2 (ja) |
-
1998
- 1998-05-31 JP JP16631298A patent/JP3903132B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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