JP6300652B2 - アームレスト用表皮、アームレスト及びアームレストの製造方法 - Google Patents

アームレスト用表皮、アームレスト及びアームレストの製造方法 Download PDF

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本発明は自動車等の車両用座席シートに装着されるアームレスト用表皮、アームレスト及びアームレストの製造方法に関する。
自動車等の車両に搭載される座席シートのシートバックには、乗員が水平に倒して使用する肘掛け用アームレストが取付けられる場合がある。このアームレストに関しては、袋状体にした表皮の一側部に設けた開口から袋内へ芯体を挿入,セットした後、発泡原料を注入し、芯体が埋設される発泡体を表皮一体発泡成形する発明がいくつか提案されている(例えば特許文献1,2)。
特開平9ー24170号公報 特許第4485036号公報
しかるに、芯体をインサートして表皮一体発泡成形するアームレストは、袋内に挿入した芯体と表皮との相対的な位置決めをするのが難しかった。またそれに伴い、芯体と開口との相対的な位置決めをすることも難しかった。表皮の開口は、芯体を挿通させるだけの大きな開口面積が必要なため、芯体に対して開口位置が安定しない。そのため開口周縁が、芯体に対して位置ずれを起こして適切にシールできないと、発泡成形時に発泡原料が開口より漏れて、表皮表面を汚してしまう。特許文献1では、芯体に対して開口位置を安定させるためにクリップを用いて行わねばならず、構成部品が増加するとともにクリップを組み付ける作業が増え、コストの増加を招く。
特許文献2は、その段落0019のごとく「成形金型46内では、アームレスト15の一方の軸部材挿通孔16a周縁が、金型46型面と基板21外面の基板側挿通孔22周縁22aで挟まれて該基板側挿通孔22周縁22aの外面と表皮15の軸部材挿通孔16a周縁内面が密着し、シール部17を構成する。…」とあり、インサート(芯体2に相当)の基板と表皮の軸部材挿通孔16aの周縁(開口縁)が特に係止固定されておらず、表皮の開口縁が位置ズレを起こす虞がある。金型型面と基板とで表皮を挟んで、発泡成形時に表皮に設けた軸部材挿通孔からの発泡原料の漏れ防止を図るが、表皮の挟着完了までは表皮の開口縁が基板に対して前後左右に動ける状況にある。インサートたる基板を袋内にセットし、且つ表皮を挟み終えるまで、表皮の開口縁を所定のセット位置に保つことが難しかった。
本発明は、上記問題を解決するもので、袋状表皮の袋内へ挿入した芯体と該表皮の相対的な位置、及び芯体と該芯体を挿通した表皮開口の位置を簡便且つ精度良くセットでき、しかも芯体をセットした表皮の開口を所定位置に維持できるようにして品質向上,歩留まり向上を果たすアームレスト用表皮、アームレスト及びアームレストの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、請求項1に記載の発明の要旨は、袋状体にして、その袋内へ芯体を挿入するための開口が一側部に形成されたアームレスト用表皮において、前記袋内での前記芯体のセットに伴い開口に覗く芯体上の突起へ向けて、開口の周縁の一部から半島状に表皮部分が突き出し、且つ該突起との対向部位に透孔が形成された位置決め部を具備し、該透孔に該突起を挿着して、位置決め部と芯体とを係合させるようにしたことを特徴とするアームレスト用表皮にある。請求項2の発明たるアームレスト用表皮は、請求項1で、突起が芯体に設けられるストッパーピン又は支軸受突部であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明の要旨は、一側部に開口を設けて袋状体にした表皮と、該開口から袋内へ挿入された芯体と、前記袋内において該表皮及び前記芯体と一体発泡成形された発泡体と、を具備するアームレストにおいて、前記芯体に備わり、前記袋内での該芯体のセットに伴い前記開口に覗く突起へ向けて、前記表皮が前記開口の周縁の一部から半島状に表皮部分を突き出し、且つ該突起との対向部位に透孔を形成した位置決め部を具備し、該透孔に該突起を挿着して、前記芯体と該表皮とを係合させてなることを特徴とするアームレストにある。請求項4の発明たるアームレストは、請求項3で、突起が芯体に設けられるストッパーピン又は支軸受突部であることを特徴とする。請求項5の発明たるアームレストは、請求項3又は4で、芯体が合成樹脂成形品であり、且つその外壁面で、前記位置決め部を突き出した開口周縁部と開口を挟んで向き合う開口周縁部に対応する部位の前記開口の周縁へ、開口側から当接するリブを、さらに隆起形成したことを特徴とする。
請求項6に記載の発明の要旨は、袋状体にした表皮の一側部に設けた開口から袋内へ芯体を挿入してセットした後、型閉じ及び発泡原料の注入を経て、該芯体が埋設される発泡体を表皮一体発泡成形するアームレストの製造方法において、
前記袋内での前記芯体のセットに伴い前記開口に覗く前記芯体上の突起へ向けて、前記開口の周縁の一部から半島状に表皮部分が突き出し、且つ該突起との対向部位に透孔が形成された位置決め部を具備する前記表皮を用いて、該位置決め部をめくり上げて前記開口から前記芯体を前記袋内へ挿入後、該透孔に前記突起を挿着して、前記芯体を前記表皮と係合させて前記袋内にセットすることを特徴とするアームレストの製造方法にある。
本発明のアームレスト用表皮、アームレスト及びアームレストの製造方法は、表皮の開口部に位置決め部を設けることによって、これまで手間取ってきた袋内での芯体のセットが容易になり、且つセットした芯体に対し該芯体を挿通した表皮の開口位置を位置決め部で係止維持できるようになり、該表皮開口からのウレタン漏れの防止や作業性向上,品質向上、コスト低減等に優れた効果を発揮する。
実施形態1で、は(イ)が透孔に該突起を挿着して、袋内の芯体と表皮を係合させた正面図、(ロ)が(イ)の芯体の斜視図である。 図1(イ)に押え治具を取付けた正面図である。 図2のIII-III線矢視図である。 図3の要部拡大図である。 発泡型に図3の表皮,芯体,押え治具をセットした断面図である。 図4の後、発泡成形し、脱型されたアームレストの断面図である。 実施形態2で、図1(イ)に対応する正面図である。 実施形態2のアームレストの断面図である。 発泡型に表皮と図8の芯体をセットした断面図である。 (イ)本アームレストと対比説明用のアームレストを座席に取着した説明図、(ロ)が(イ)のアームレストの拡大図である
以下、本発明に係るアームレスト用表皮、アームレスト及びアームレストの製造方法について詳述する。
(1)実施形態1
図1〜図6は本発明に係るアームレスト用表皮、アームレスト及びアームレストの製造方法の一形態で、図1は(イ)が透孔に該突起を挿着して、袋内の芯体と表皮を係合させた正面図、(ロ)が(イ)の芯体の斜視図、図2は図1(イ)に押え治具を取付けた正面図、図3は図2のIII-III線矢視図、図4は図3の要部拡大図、図5は発泡型に図3の表皮,芯体,押え治具をセットした断面図、図6は図4の後、発泡成形し、脱型されたアームレストの断面図である。尚、図面を判り易くするため、一部図面にて表皮1,芯体2の断面を示すハッチングの図示を省く。
(1a)アームレスト用表皮
アームレスト用表皮1は、ファブリック表皮片を縫製により袋状とし、その袋内19へ芯体2を挿入するための開口10が一側部11に形成された袋状体である。ファブリック表皮片にはスラブウレタンやプラスチックフィルムが適宜積層される。
アームレストARとは、図10(イ)のように車両座席シートのバックレスト側面BRに固着された支軸mに回動自在に取付けられ、乗員Mが腕を置いて楽な姿勢をサポートする車両用品である。強度補強用の芯体2がインサートされて一体化した発泡体の表面に、外観を向上させるアームレスト用表皮fが覆う。表皮fは、その袋内へ芯体2をセットして、芯体2と共に一体化される発泡体を成形することから、アームレストの製造で、表皮に対する芯体2の位置決めが難しくなっている。
さらに、本アームレスト用表皮1は、バックレスト側面側BRの支軸挿通用開孔を、芯体2を袋内へ挿入させる開口10として使用する。そのため、本アームレスト用表皮1に形成される開口10は芯体2が挿通する大きさの開口面積を有している。
そこで、本表皮1は、芯体2に設けられ、袋内19での芯体2のセットに伴い開口10に覗く突起21へ向けて、開口周縁10eの一部から半島状に表皮部分15aが突き出し、且つ突起21との対向部位の表皮部分15aに透孔15bが形成された位置決め部15を備える。そして、透孔15bに突起21を挿着して、位置決め部15と芯体2とを係合させるようにしたアームレスト用表皮1とする。
袋内19での芯体2のセットに伴い、芯体2上のストッパーピン22が開口10から覗くことから、本実施形態は、このストッパーピン22を表皮1に係合させる突起21として利用する。
汎用アームレストARは図10(イ)のごとくバックレスト側面BRから外方へ突き出す支軸mに回動自在に支持され、実線使用状態と鎖線図示の不使用状態との間で行き来できるようになっている。尚、図10のアームレストARは本発明と対比用の位置決め部15がない製品である。支軸mでアームレストを回動自在に支持できるよう、表皮1には支軸mの対応部位に支軸挿通用の開孔が設けられ、芯体2には支軸用通孔20が設けられる。また、開口f1側の芯体側板2A2上にはストッパーピン22が所定位置に起立固定されており、バックレスト側面BR側に固着された回動規制具9の弧状ガイド孔95内に該ストッパーピン22を挿通させて、実線使用状態と鎖線図示の不使用状態の確保を可能にしている。芯体2のストッパーピン22が、表皮開口f1から回動規制具のガイド孔95にまで達する高さを有して、芯体側板2A2から突き出す。
本アームレスト用表皮1は、開口周縁10eを形成する一部の表皮部分15aを正規位置に配されるストッパーピン22の領域にまで延ばし、且つ正規位置に配したストッパーピン22の該当箇所に透孔15bを形成して、該透孔15bにストッパーピン22を挿通させる動作が、袋内19に在る芯体2を自動的に位置決め,保持につながる構造とする。
具体的には、図1のごとく、芯体2が袋内19で正規位置にセットされたときのストッパーピン22の部位まで、ストッパーピン22に近い開口周縁10eの一部(図1では開口10の下部)から半島状に表皮部分15aを延在させる。表皮部分15aが開口10の中央域へ向けて延び、ストッパーピン22が在る部位に、そのピン径に相当する透孔15bを、該表皮部分15aに形成して位置決め部15とする。図示ごとくの略六角形にくり抜き形成された開口10で、ストッパーピン22に近い開口周縁10eの一角部から括れ部分を介してストッパーピン22用透孔15bを取り巻く環形部分を備えた位置決め部15となっている。したがって、袋内19に芯体2を挿入した後、該位置決め部15の透孔15bにストッパーピン22を挿着させる作業をすると、当然の成り行きとして、袋内19で芯体2をセット位置におさめる作業につながる。芯体2のセットは、表皮1外からの難しい操作と異なり、表皮1外からの簡単な作業で済ませることができる。表皮1に対する芯体2の位置決め、表皮開口10に対する芯体2の位置決めを素早くこなし、且つその位置関係を維持する。
本アームレスト用表皮1は、位置決め部15を含めたファブリック表皮片を裁断加工したものが用意され、他のファブリック表皮片とで袋状に縫合される。表皮片同士を縫合して袋状表皮1とするが、各図で、縫合ラインの図示は省略する。袋状表皮1はファブリック製以外に、合成樹脂製の皮革や本革等により袋状体にしたものを用いることもできる。
(1b)アームレストの製造方法
アームレストの製造は、これに先立ち、アームレスト用表皮1と芯体2と発泡型6と押え治具5とを準備する。アームレスト用表皮1は(1)で述べたものと同じであり、説明を省く。
芯体2はアームレストPの強度補強用部材である。上板2A1と両側板2A2とで箱形板体2Aのコ字形板部を形成し、U字状軸部材2Bに係る連結部2B2の両端から延びる二本のステー部2B1の基端部分を、両側板2A2へ溶接した図10のような金属製品でもよいが、ここでは図1(ロ)のような合成樹脂成形品とする。アームレスト使用時に、車両前方に向け横長の上板部2aが略水平に配され、その外周縁から折曲,延在した側板部2b,端板部2cが備わる下面開口の箱形成形品とする。支軸mに芯体2が支持されるよう、芯体2の両側板部2bには支軸用通孔20が形成される。該通孔20は側板部2bの車両後方側の基端部に設けられ、その近くの外壁面2b1にストッパーピン22が取付けられる。
本実施形態は、さらに図示ごとくの堤状リブ26を形成した芯体2になっている。リブ26は、芯体2の外壁面2b1で、表皮袋内19に芯体2をセットしたとき、位置決め部15を突き出した開口周縁部101と開口10を挟んで向き合う開口周縁部102に対応する部位で、開口の周縁10eへ開口10側から接するように隆起形成される(図1,図3)。リブ26は、表皮1に芯体2がセットされた状態下、開口周縁10eに当接し、且つその周縁に沿って突条に設けられる。図1(イ)で説明すると、リブ26は開口10の紙面上縁の大半に接し、且つ開口上縁から開口10の紙面左側縁の過半部を過ぎる領域にまで存在する。袋内19に芯体2をセットするとき、リブ26の形成で、その外側に開口周縁10eを嵌めるのが容易になり、且つ嵌まると、芯体2に対する開口10の位置が安定保持される。符号223は止めナット、符号2dは補強部、符号261はリブ26を開口10へ入れ易くする遊離部、符号27は側板部2bに設けた発泡原料gの注入用口、符号2eは軽量化するための孔を示す。芯体2は、アームレストPの必要強度を確保し、且つアームレストPが心地よい使用感を与えるよう、図1のごとく袋内19の所定位置に配設できる大きさになっている。
発泡型6は、図5ごとくの分割型で、下型6aと上型6bとを備える。ヒンジ6nを支点に型閉じすると、両型6a,6bでアームレスト用キャビティ60をつくる(図9参照)。本実施形態は、図1のストッパーピン22を上向きにして、アームレストPが横置き成形される。
下型型面61には、表皮1の支軸用開孔17,芯体2の他側部の方の支軸用通孔20bの対応位置には嵩付きシャフト62を着脱自在に立設,保持する窪み611が設けられる。嵩付きシャフト62の拡径部621が該窪み611に挿嵌され、且つその拡径部621が、下型6aに配される表皮1の開孔17を潜り抜け、図5でいえば、拡径部621の上面が他側部の方の支軸用通孔20b周りの下側の芯体側板部2bを当接、支持して、芯体2が表皮裏面1bから離れて袋内19に収まるようにしている。
押え治具5は、開口10を覆う大きさがある図2,図3のような盤体からなる治具である。袋内19にセットされた芯体2の一側部の方の支軸用通孔20aと対向する部位に第一開孔50が、ストッパーピン22と対向する部位に第二開孔52が設けられる。芯体2に設けた発泡原料gの注入用口27と対向する部位には第三開孔57が設けられる。表皮1内に芯体2を配設後、嵩付きシャフト62の軸部622を表皮1の支軸用開孔17、芯体2の支軸用通孔20に貫通させる。さらに表皮開口10に現れた軸部622を押え治具5の第一開孔50に貫通させた該軸部622の先端部分にナットNで螺着固定し、表皮1,芯体2に押え治具5を一体化する。押え治具5が、表皮1の開口10を覆うように取付けられ、表皮1の袋内19でセットされた芯体2とで、開口10を周回する形でその周縁10eの表皮部位を、ナットNによる締め付けで挟着可能にする。
前記表皮1,芯体2,発泡型6,押え治具5を用いて、アームレストPが例えば以下のように製造される。
まず、芯体2を表皮1と係合させて袋内19にセットする。具体的には、最初に表皮開口10から芯体2を挿入し、袋内19に芯体2を収める。本発明は、開口周縁10eからストッパーピン22たる突起21へ向けて位置決め部15が突き出しており、芯体2の挿入を一見邪魔をするように見える。しかし、該位置決め部15は表皮部分15aで形成され、且つ半島状に突き出るだけなので、該位置決め部15をめくり上げて開口10から袋内19へ芯体2を容易に挿入できる。図1のごとく、位置決め部15の基端部分に括れ部分が設けられると、位置決め部15のめくり上げをより円滑且つ確実にできる。
次に、開口10から袋内19へ芯体2の挿入を終えた芯体2入り表皮1で、開口10内に覗くリブ26を開口周縁10eに当接させる。また、めくり上げていた前記位置決め部15を戻し、開口10に覗く突起21を該位置決め部15の透孔15bに挿着する。位置決め部15の透孔15bをストッパーピン22に合わすようにして開口10内へ向けて位置決め部15を倒し、その透孔15bに前記突起21を挿着して、芯体2を表皮1と係合させて袋内19にセットする。突起21が収まる位置に透孔15bが設けられている。したがって、透孔15bを突起21に合わすようにして、位置決め部15の先端を突起21に嵌め込むだけで、他の力に頼ることなく、突起21につられて芯体2が修正移動して正規位置に収まる。
前記透孔15bへの突起21の挿着と相前後して、図2〜図4のごとく表皮1の支軸用開孔17と、芯体2に係る両側板部2bの両支軸用通孔20と、に嵩付きシャフト62の軸部622を挿通させ、該軸部622の先端が開口10の外へ突出する。
続いて、表皮開口から突き出る軸部622を押え治具5の第一開孔50に挿通させ、その後、軸部622の先端部分にナットNを螺着固定する。位置決め部15の透孔15bにストッパーピン22を挿着し、芯体2に対する表皮1と開口10の位置決めを終えた後、押え治具5で開口10を覆う。表皮1及び袋体19内の芯体2へ挿通し、開口10に突き出す嵩付きシャフト62の軸部622に押え治具5を取付け、該押え治具5で開口10を覆う。
嵩付きシャフト軸部622の挿通に加え、透孔15bへの突起21の挿着が、表皮1に対する芯体2の位置決め及び表皮開口10の芯体2に対する相対的な位置決めセットを万全にする。ただ、開口周縁10eにある表皮1と芯体2との接合部はシールしなければ、発泡体3の成形時に発泡原料gが漏れる問題がある。本実施形態は、押え治具5の第一開孔50へ挿通した軸部622にナットNを螺着することにより、該押え治具5と芯体2とで開口10を周回する表皮部位を挟着してシールし、開口10を塞ぐ。既述のごとく、表皮開口10は芯体2を袋内19へ挿入させる開口10として使用する。そのため、図3,図4のごとく大きな開口10にごく近い表皮部位(開口外周縁部分)を、押え治具5と上板部2a近くの側板部2bとで挟着しなければならないが、位置決め部15を設けているので位置決めセットの精度が良好であり、挟着が確実になされる。
ここで、図3で開口周縁10eの右側部分は位置決め部15が突き出しているため、押え治具5と芯体2とで表皮部位を挟着するのが容易に見える。ただ、位置決め部15がない表皮開口10の右側部分及び図3の紙面前後に位置する開口周縁10eで、押え治具5と芯体2とで表皮部位を挟着するのは、図4と同じ状況にある。開口10にごく近い開口全周囲の表皮部位を、押え治具5と芯体2の上板部2a寄り側板部2bとで挟着するので、表皮開口10に対して芯体2の相対的なセット位置が少しずれるだけでも、発泡成形時に発泡原料漏れを引き起こす。開口縁とラップする芯体側板部2bの量が少ない。芯体2は開口10を通って袋内19に収めるため大きくできない。表皮開口10に対し芯体2がズレると、発泡成形で直ぐ漏れる。表皮開口10と芯体2との微妙な位置決めセットを、透孔15bに突起21を挿着して、位置決め部15と芯体2とを係合させて、シールを簡単且つ確実なものにしている。
その後、型外で完成させた嵩付きシャフト62付き押え治具5一体の芯体2入り表皮1を下型6aにセットする。嵩付きシャフト62の拡径部621を窪み611へ挿着して、表皮1に対する芯体2の位置決め及び芯体2に対する相対的な表皮開口10の位置決めが、透孔15b付き表皮部分15aによってなされ、さらに、斯かる状態が押え治具5によって固定保持された状態で、発泡型6にセットされる。不用意な外力が加わっても、芯体2が袋内19で位置ズレを起こすことはない。
後は、公知の型閉じ及び発泡原料gの注入を経て、該芯体2が埋設される発泡体3を表皮一体発泡成形する。具体的には、上型6bを作動させ型閉じする(図9参照)。上型6bと下型6aとの型閉じで、芯体2がインサートセットされたアームレスト用キャビティ60ができる。続いて、漏斗F等を使って、下型6aのキャビティ60内に配置された表皮1内に、アームレスト成形用ウレタン発泡原液等の発泡原料gを所定量注入する。尚、型閉じ後に発泡原料gを注入したが、型閉じと発泡原料の注入の順序は問わない。
しかる後、アームレストPの発泡成形に移る。型閉じ状態を所定時間維持し、芯体2を埋設一体化し、且つ外面を覆う表皮1を一体化するアームレスト形状の発泡体3を発泡成形する。
かくして、芯体2をインサートしたアームレストPの発泡体3が表皮一体成形される。アームレストPの一体発泡成形を終え、脱型(脱型工程)し、押え治具,嵩付きシャフト62を取り外せば、図6ごとくの所望の品質安定したアームレストPが得られる。
(1c)アームレスト
アームレストPは、一側部11に開口10を設けて袋状体にした表皮1と、該開口10から袋内19へ挿入し、セットされた芯体2と、該芯体2をインサートし、前記表皮1,芯体2と一体発泡成形された発泡体3と、を具備する。ここでは、前記アームレストの製造方法によって造られたアームレストで、図6のようなアームレストPとする。
表皮1,芯体2は(1a),(1b)で述べた表皮1,芯体2と同様で、その説明を省く。発泡体3はポリウレタン材料等の発泡樹脂原料を用いて、アームレスト形状に成形された発泡成形品である(図6)。アームレストPは、芯体2,表皮1の基端部に設けた通孔20,開孔17にバックレスト側面BRに固着した支軸mを挿通させると共に、バックレスト側面BRに設けた規制ガイド孔95にストッパーピン22を挿通させて、乗員Mが腕を置き楽な姿勢で乗車できる四角柱状製品になっている(図10参照)。発泡体3は芯体2をインサートして表皮一体発泡成形される。芯体2が表皮1と係合されて、芯体2が表皮袋内19で位置決め固定された状態で、該芯体2を埋設して表皮1と一体化された発泡体3が発泡成形される。
詳しくは、表皮1に、開口周縁10eの一部から、袋内19での芯体2のセットに伴い開口10に覗く芯体2上の突起21へ向けて、半島状に表皮部分15aを突き出し、且つ該突起21との対向部位に透孔15bを形成した位置決め部15を備える。前記発泡体3の発泡成形でアームレストPが出来上がるが、透孔15bに突起21を挿着して、芯体2と該表皮1とを係合させたアームレストPに仕上げられる。また、合成樹脂製芯体2の外壁面2b1にはリブ26が隆起形成され、該リブ26が位置決め部15を突き出した開口周縁部101と開口10を挟んで向き合う開口周縁部102に対応する部位の開口周縁10eへ開口10側から当接する。透孔15bへ突起21が挿着されて動きが止められ、さらにリブ26で開口10の形状が安定維持され、袋内19の正規位置に係止保持された芯体2を埋設して、表皮一体発泡成形された所望のアームレストPとなっている。
(2)実施形態2
本実施形態は、図7〜図9のような芯体2を採用する。図7は図1(イ)に対応する正面図、図8はアームレストの断面図、図9は発泡型に表皮と図8の芯体をセットした断面図を示す。
ここでは、実施形態1のストッパーピン22に代えて支軸受突起23を突起21とする。支軸受突起23は、芯体2の一側部の方の支軸用通孔20a部位に、バックレスト側面BRに向けて、支軸用通孔20に内径を整合させて環状に突出した部分である。支軸mを挿通した支軸受突起23は、バックレストBRに当接して、アームレストPの車幅方向の位置を決めるとともにアームレストPの回動をスムーズにする。袋内19での芯体2のセットに伴い、開口10に覗く芯体2上の支軸受突起23へ向けて、開口の周縁10eの一部から半島状に表皮部分15aが突き出す。図7で説明すると、芯体2が袋内19でセットされたとき、支軸受突起23に近い開口周縁10eの紙面上部から半島状に表皮部分15aを紙面下方へ延在させ、支軸受突起23が在る部位に、その突起23の外径に相当する透孔15bを、該表皮部分15aに形成して位置決め部15とする。
リブ26は、図7に示すごとく、表皮袋内19に芯体2をセットしたとき、位置決め部15を突き出した紙面上方に位置する開口周縁部101と開口10を挟んで向き合う紙面下方側の開口周縁部102に対応する部位の開口周縁10eへ、開口10側から接するように、隆起形成する。図7で説明すると、リブ26は開口10の下縁全域に接し、且つ開口10の下縁両端から上方傾斜する領域にまで存在する。
本実施形態では押え治具5を用いない。発泡型6の上型6bに、嵩付きシャフト62及びストッパーピン22の領域に凹所651を設け、且つ押え治具5が果たしていたシール用型面65を形成する(図9)。
アームレストの製造では、開口10から袋内19へ芯体2の挿入を終えた芯体2入り表皮1で、リブ26を開口周縁10eに当接させ、また開口10に覗く支軸受突起23を位置決め部15の透孔15bに挿着する。これと相前後して、表皮1の支軸用開孔17と、芯体2に係る両側板部2bの両支軸用通孔20と、に嵩付きシャフト62の軸部622を挿通させ、挿通させた該軸部622を開口10に覗かせる。
その後、型外で完成させた該嵩付きシャフト62付き芯体2入り表皮1を下型6aにセットし、型閉じする(図9)。型閉じにより、凹所651周りの上型型面65と芯体2とで開口10を周回する表皮部位を挟着、シールして、発泡成形時の発泡原料漏れを防ぐ。他の構成は実施形態1と同様でその説明を省く。実施形態1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
(3)効果
このように構成したアームレスト用表皮、アームレスト及びアームレストの製造方法は、袋状表皮1に位置決め部15を設けることで、袋内19へ挿入した芯体2と表皮1の相対的な位置、及び芯体2と該芯体2を挿通した表皮開口10の位置を簡便且つ精度良くセットできる。位置決め部15には、セット状態にある芯体2上の突起21まで表皮部分15aが半島状に延び、突起21に嵌まる透孔15bが設けられている。したがって、突起21に透孔15bを嵌め込むと、芯体2が袋内19で当初ずれていたとしても、位置決め部15に嵌められる突起21の動きに連動して、芯体2が自ら移動修正して、芯体2と表皮1の相対的な位置関係、さらに芯体2と表皮開口10の位置関係が簡便にセットされるようになる。
開口10は、支軸挿通用開孔だけでなく袋内19へ芯体2を挿入するための開口を兼ねており大きく、発泡体3の成形中、表皮開口10周りで芯体2と重なってシールできる表皮部位は僅かにすぎない。表皮1と芯体2との重なり部分を確保し、シールできなければ、発泡成形で、表皮開口10を芯体2で覆えなかった箇所から発泡原料の漏れを招いてしまう。こうした厳しい状況下で、表皮開口10と芯体2とのきわどい位置関係を精度良く保って迅速セットできる。
さらに、透孔15bに突起21を挿着し、位置決め部15と芯体2とを係合させることで、芯体2をセットした表皮1の開口10を所定位置に維持できる。表皮1内に挿入された芯体2と、その表皮1及び表皮開口10の位置関係を素早く見出し、且つ透孔15bに突起21を挿着しセットしたらそれらの位置関係を保つ。芯体2が位置決め部15によって係止保持されるので、一旦セットされた芯体2は位置ズレを起こさない。
ちなみに、開口周縁10eから開口10の中央域へ向けて位置決め部15が突出することになるが、位置決め部15は表皮1の一部が半島状に突き出すだけなので、開口10から袋内19へ芯体2を挿入するときに妨げにならない。位置決め部15の基端部分をめくり上げれば、開口10から芯体2を袋内19へ容易に挿入できる。位置決め部15を設けたことによって、開口10を大きくする必要はない。
また、芯体2の外壁面2b1にリブ26を隆起形成させ、該リブ26を位置決め部15を突き出した開口周縁部101と開口を挟んで向き合う開口周縁部102に対応する部位の開口周縁10eへ、開口10側から当接するよう設定すると、挿入した芯体2に対する表皮開口10の位置決めがさらに楽になり、且つその開口10の位置をより安定維持できる。リブ26は位置決め部15と開口10を挟んで向き合う開口周縁部102の領域に設けられるので、透孔15bへの突起21の挿着とで、開口10の口を大きく開かせた状態を保つ。表皮1の開口周縁10eに皺がよらず、発泡成形時の発泡原料漏れを効果的になくす。
加えて、嵩付きシャフト62を着脱自在に立設,保持する窪み611が設けられると、型外で、表皮袋内19へ芯体2を挿入して、表皮1と芯体2との位置決めを楽になし得る。さらに、押え治具5を備えると、型外で、該押え治具5と芯体2とで開口10を周回する表皮部位を簡便且つ確実に挟着してシールし、開口10を塞いだ状態を固定保持できる。型外で行うことで作業が円滑に進み、且つ挟着が迅速にできその状態を視認できる。しかも、その後は位置ずれを起こさないので、歩留まり向上につながる。発泡型6への芯体2入り表皮1のセットは、既にシール済みの嵩付きシャフト62付き押え治具5一体の芯体2入り表皮1のセットになり、ただ発泡型6に置くだけで、発泡成形時の発泡原料漏れを回避でき、品質向上,生産性向上に貢献する。
このように、本発明は、これまで袋内19に芯体2があってそのセットに苦労してきた問題を一挙に解決し、上述した数々の優れた効果を発揮する。
尚、本発明においては前記実施形態に示すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種々変更できる。例えば、実施例では、ストッパーピン22若しくは支軸受突起23を位置決めとして使用したが、両方を同時に位置決めとして使用してもよい。表皮1,位置決め部15,芯体2,突起21,発泡体3等の形状,大きさ,個数,材質等は用途に合わせて適宜選択できる。
1 表皮
1b 裏面
10 開口
10e 開口周縁
101 開口周縁部(位置決め部を突き出した開口周縁部)
102 開口周縁部
11 側部
15 位置決め部
15a 表皮部分
15b 透孔
19 袋内
2 芯体
2a 外壁面
21 突起
22 ストッパーピン
23 支軸受突部
3 発泡体

Claims (6)

  1. 袋状体にして、その袋内へ芯体を挿入するための開口が一側部に形成されたアームレスト用表皮において、
    前記袋内での前記芯体のセットに伴い開口に覗く芯体上の突起へ向けて、開口の周縁の一部から半島状に表皮部分が突き出し、且つ該突起との対向部位に透孔が形成された位置決め部を具備し、該透孔に該突起を挿着して、位置決め部と芯体とを係合させるようにしたことを特徴とするアームレスト用表皮。
  2. 前記突起が芯体に設けられるストッパーピン又は支軸受突部である請求項1記載のアームレスト用表皮。
  3. 一側部に開口を設けて袋状体にした表皮と、該開口から袋内へ挿入された芯体と、前記袋内において該表皮及び前記芯体と一体発泡成形された発泡体と、を具備するアームレストにおいて、
    前記芯体に備わり、前記袋内での該芯体のセットに伴い前記開口に覗く突起へ向けて、前記表皮が前記開口の周縁の一部から半島状に表皮部分を突き出し、且つ該突起との対向部位に透孔を形成した位置決め部を具備し、該透孔に該突起を挿着して、前記芯体と該表皮とを係合させてなることを特徴とするアームレスト。
  4. 前記突起が芯体に設けられるストッパーピン又は支軸受突部である請求項3記載のアームレスト。
  5. 前記芯体が合成樹脂成形品であり、且つその外壁面で、前記位置決め部を突き出した開口周縁部と開口を挟んで向き合う開口周縁部に対応する部位の前記開口の周縁へ、開口側から当接するリブを、さらに隆起形成した請求項3又は4に記載のアームレスト。
  6. 袋状体にした表皮の一側部に設けた開口から袋内へ芯体を挿入してセットした後、型閉じ及び発泡原料の注入を経て、該芯体が埋設される発泡体を表皮一体発泡成形するアームレストの製造方法において、
    前記袋内での前記芯体のセットに伴い前記開口に覗く前記芯体上の突起へ向けて、前記開口の周縁の一部から半島状に表皮部分が突き出し、且つ該突起との対向部位に透孔が形成された位置決め部を具備する前記表皮を用いて、該位置決め部をめくり上げて前記開口から前記芯体を前記袋内へ挿入後、該透孔に前記突起を挿着して、前記芯体を前記表皮と係合させて前記袋内にセットすることを特徴とするアームレストの製造方法。
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