JPH11341719A - 電動機の回転子 - Google Patents

電動機の回転子

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JPH11341719A
JPH11341719A JP10101176A JP10117698A JPH11341719A JP H11341719 A JPH11341719 A JP H11341719A JP 10101176 A JP10101176 A JP 10101176A JP 10117698 A JP10117698 A JP 10117698A JP H11341719 A JPH11341719 A JP H11341719A
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electric motor
rotor core
magnets
hole
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正昭 竹沢
Masaharu Uchibori
正晴 内堀
Keishiro Igarashi
恵司郎 五十嵐
Kazuhiko Arai
和彦 新井
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2786Outer rotors
    • H02K1/2787Outer rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/2789Outer rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2791Surface mounted magnets; Inset magnets
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/006Structural association of a motor or generator with the drive train of a motor vehicle

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、かしめ固定用の貫通孔による悪影
響を低減するだけでなく、部品点数が少なく組立作業も
簡単で高特性が得られる電動機の回転子を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 複数枚の回転子用鉄板27を積層した回
転子鉄心26と、この回転子鉄心に回転軸6の軸方向に
沿って設けられる少なくとも2カ所の挿入孔36〜39
と、これら挿入孔に挿入される少なくとも4枚の平板状
の永久磁石40〜47とからなる電動機の回転子6にお
いて、前記永久磁石40〜47は隣り合う磁極間に対向
する一対の磁石40〜47が回転子6の法線を挟み所定
間隔を存して略平行に配置され、前記一対の磁石40〜
47間に対応する外周面には凹状の風穴32〜35が形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機等に使用さ
れる電動機の回転子の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種圧縮機用電動機の回転子、特
にブラシレスDCモータと称される電動機の回転子は、
例えば出願人が先に出願した特願平5−138893号
の図4(C)に示されるように構成されていた。即ち、
従来の回転子は複数枚の回転子用鉄板を積層し、かしめ
固定して回転子鉄心を構成すると共に、この回転子鉄心
の外周側に沿って磁極を構成する4個(四極の場合)の
磁性体(永久磁石)を挿入し、回転子鉄心の外周面は磁
性体間において切り欠きを形成して突極部を構成するこ
とにより、磁束の短絡を防止する構造とされていた。
【0003】また、回転子鉄心の回転子用鉄板には上下
の非磁性端面部材等をかしめ固定するための貫通孔が穿
設され、この貫通孔にリベットを用いて前記端面部材や
オイル分離用のディスク等を回転子鉄心にかしめ固定し
ていた。
【0004】一方、特開昭47−27302号公報に開
示され図15に示すように、複数枚の平板状の永久磁石
100を、それらの磁路が接線方向を向くように回転子
101の中心から放射状に挿入配置したものが示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の回転子では上記貫通孔が切り欠きの内方、即ち、磁
性体間に穿設されていたため、磁極が四極以上の場合、
隣接する磁性体(磁極)間に渡って形成される磁路に貫
通孔が存在することになる。そのため、この貫通孔部分
で磁気抵抗が増大して、電動機出力の低下を来す問題が
生じていた。
【0006】また、後者の構成では、4カ所の挿入孔1
02に4個の磁石100を挿入後、この外周部に磁石1
00が遠心力で飛び出すのを防止するための飛び出し防
止部材103を設ける必要があり、部品点数が増加する
と共に作業が煩雑となる。しかも、磁石は4個であるた
め、磁力に限界があり意とする特性を得られないという
問題がある。
【0007】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、かしめ固定用の貫通孔に
よる悪影響を低減するだけでなく、部品点数が少なく組
立作業も簡単で高特性が得られる電動機の回転子を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は請求項1に記載
の如く、複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子鉄心
と、この回転子鉄心に回転軸の軸方向に沿って設けられ
る少なくとも2カ所の挿入孔と、これら挿入孔に挿入さ
れる少なくとも4枚の平板状の永久磁石とからなる電動
機の回転子において、前記永久磁石は隣り合う磁極間に
対向する一対の磁石が回転子の法線を挟み所定間隔を存
して略平行に配置されている構成としたものである。
【0009】また、請求項2に記載の如く、複数枚の回
転子用鉄板を積層した回転子鉄心と、この回転子鉄心に
回転軸の軸方向に沿って設けられる少なくとも2カ所の
挿入孔と、これら挿入孔に挿入される少なくとも4枚の
平板状の永久磁石とからなる電動機の回転子において、
前記永久磁石は隣り合う磁極間に対向する一対の磁石が
回転子の法線を挟み所定間隔を存して略平行に配置さ
れ、前記一対の磁石間に対応する外周面には凹状の風穴
が形成されている構成としたものである。
【0010】また、請求項3に記載の如く、永久磁石
は、フェライト又は希土類により複数枚全て同一な平板
状に形成されているものである。
【0011】また、請求項4に記載の如く、永久磁石
は、磁極を構成する一対の磁石の各外周側先端と回転子
の中心との成す角度が55度から70度の範囲になるよ
う挿入孔に8枚挿入されているものである。
【0012】また、請求項5に記載の如く、回転子鉄心
の両端面に設けた挿入孔を塞ぐ端面部材と、この両端面
部材と回転子鉄心とを回転軸方向に沿って貫く複数の貫
通孔と、この貫通孔を用いて前記両端面部材と前記回転
子鉄心とを一体に成すリベットとを備え、前記貫通孔は
隣り合う磁極間に対向する一対の磁石間に設けられてい
る構成としたものである。
【0013】また、請求項6に記載の如く、回転子鉄心
の両端面に設けた挿入孔を塞ぐ端面部材と、この両端面
部材と回転子鉄心とを回転軸方向に沿って貫く複数の貫
通孔と、この貫通孔を用いて前記両端面部材と前記回転
子鉄心とを一体に成すリベットとを備え、前記貫通孔は
隣り合う磁極間に対向する一対の磁石間に設けられ、各
磁極の中央部には前記貫通孔より小径の風穴が設けられ
ているものである。
【0014】また、請求項7に記載の如く、回転子用鉄
板を互いに積層しかしめるかしめ部を各磁極の中央部に
形成したものである。
【0015】また、請求項8に記載の如く、回転子用鉄
板を互いに積層しかしめるかしめ部を前記貫通孔と前記
凹状の風穴との間に形成したものである。
【0016】また、請求項9に記載の如く、各挿入孔の
外周側先端に形成され隣り合う磁極間で対向しているブ
リッジ部のうち、回転方向前方のブリッジ部の外周面に
切欠部が形成されているものである。
【0017】また、請求項10に記載の如く、回転子は
各磁極のうち、回転方向前方の外周面に切除部が形成さ
れているものである。
【0018】また、請求項11に記載の如く、挿入孔は
直角部が回転子の中心に対向するようなL字状に形成さ
れ、各々の直線部に各1枚の平板状の永久磁石が挿入さ
れると共に、前記直角部には各直線部の幅より大きな空
隙が形成されているものである。
【0019】また、請求項12に記載の如く、挿入孔の
内周側には、挿入される平板状の永久磁石を係止する係
止部が形成されているものである。
【0020】また、請求項13に記載の如く、各挿入孔
の外周側先端に形成されるブリッジ部は、0.3mm以
上0.5mm以下の幅に形成されているものである。
【0021】また、請求項14に記載の如く、回転子鉄
心を構成する両端部の回転子用鉄板の内径は中央部の回
転子用鉄板の内径より稍大きく形成されているものであ
る。
【0022】また、請求項15に記載の如く、回転子
は、回転子鉄心の外径をD、積層厚をL、磁石の厚さを
t、磁石の長さをlとした場合、下式(1)(2)を満
足するよう構成されているものである。 0.30<L/D<1.20……(1) 0.02<t/l<0.20……(2)
【0023】また、請求項16に記載の如く、回転子
は、板厚0.3mm以上0.5mm以下の回転子用鉄板
を複数枚積層した回転子鉄心と、非磁性材料からなり回
転子鉄心の両端面に設けた挿入孔を塞ぐ端面部材と、こ
の端面部材の少なくとも一方に取付けられたバランスウ
エイトと、このバランスウエイトと前記両端面部材と回
転子鉄心とを回転軸方向に沿って貫き、隣り合う磁極間
に対向する一対の磁石間に設けられる複数の貫通孔と、
この貫通孔を用いて前記両端面部材と前記回転子鉄心と
を一体に成すリベットとを備えたものである。
【0024】また、請求項17に記載の如く、端面部材
はリング状に形成され、その内径は回転子鉄心の内径よ
り大きく形成されると共に、その外径は回転子鉄心の外
径より小さく形成されているものである。
【0025】また、請求項18に記載の如く、端面部材
の貫通孔は回転子鉄心の貫通孔より大径に形成されてい
るものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
例を詳述する。図1は本発明の電動機の回転子を適用す
る圧縮機Cの縦断側面図である。この図において、1は
密閉容器であり、内部の上側に電動機(ブラシレスDC
モータ)2、下側にこの電動機2で回転駆動される圧縮
要素3が収納されている。密閉容器1は予め2分割され
たものに電動機2、圧縮要素3を収納した後、高周波溶
着などによって密閉されたものである。
【0027】電動機2は、密閉容器1の内壁に固定され
た固定子4と、この固定子4の内側に回転軸6を中心に
して回転自在に支持された回転子5とから構成されてい
る。そして、固定子4は回転子5に回転磁界を与える固
定子巻線7を備えている。
【0028】圧縮要素3は中間仕切板8で仕切られた第
1のロータリー用シリンダ9及び第2のロータリーシリ
ンダ10を備えている。各のシリンダ9、10には回転
軸6で回転駆動される偏心部11、12が取り付けられ
ており、これら偏心部11、12は偏心位置がお互いに
180度位相がずれている。
【0029】13、14はそれぞれシリンダ9、10内
を回転する第1のローラ、第2のローラであり、それぞ
れ偏心部11、12の回転でシリンダ内を回る。15、
16はそれぞれ第1の枠体、第2の枠体であり、第1の
枠体15は仕切板8との間にシリンダ9の閉じた圧縮空
間を形成させ、第2の枠体16は同様に仕切板8との間
にシリンダ10の閉じた圧縮空間を形成させている。ま
た、第1の枠体15、第2の枠体16はそれぞれ回転軸
6の下部を回転自在に軸支する軸受部17、18を備え
ている。
【0030】19、20は吐出マフラーであり、それぞ
れ第1の枠体15、第2の枠体16を覆うように取付ら
れている。尚、シリンダ9と吐出マフラー19は第1の
枠体15に設けられた図示しない吐出孔にて連通されて
おり、シリンダ10と吐出マフラー20も第2の枠体1
6に設けられた図示しない吐出孔にて連通されている。
21は密閉容器1の外部に設けられたバイパス管であ
り、吐出マフラー20の内部に連通している。
【0031】22は密閉容器1の上に設けられた吐出管
であり、23、24はそれぞれシリンダ9、10へつな
がる吸入管である。また、25は密閉ターミナルであ
り、密閉容器1の外部から固定子4の固定子巻線7へ電
力を供給するものである(密閉ターミナル25と固定子
巻線7とをつなぐリード線は図示せず)。
【0032】図2は固定子4と回転子5の位置関係を示
す要部平面図、図3は永久磁石を装着した回転子5の平
面図、図4は回転子鉄心の平面図である(永久磁石を圧
入する前の状態)。
【0033】各図において、26は回転子鉄心であり、
厚さ0.3mm〜0.7mmの電磁鋼板から図4の如き
形状に打ち抜いた回転子用鉄板27を複数枚積層し、お
互いにかしめて一体に積層されている。
【0034】この回転子用鉄板27は、図3に示す如く
四極の磁極を構成する磁極部28〜31が形成されるよ
うに電磁鋼板から打ち抜かれている。このとき、各磁極
部28〜31の頂点間の外径Dは30mm〜70mmの
範囲とされ、実施例では例えば50mmである。
【0035】36〜39は前記回転子鉄心26に回転軸
6の軸方向に沿って設けられた4カ所のL字状の挿入孔
である。40〜47はこれら挿入孔36〜39に挿入さ
れた8枚の平板状の永久磁石である。
【0036】前記永久磁石40〜47は隣り合う磁極2
8,29,30,31間に対向する一対の磁石40〜4
7が回転子5の法線を挟み所定間隔を存して略平行に配
置されている。また、前記一対の磁石40〜47間に対
応する外周面には凹状の風穴32〜35が形成されてい
る。
【0037】また、永久磁石40〜47は、磁極28〜
31を構成する一対の磁石(例えば40と41)の各外
周側先端A,Bと回転子5の中心Oとの成す角度αが5
5度から70度の範囲になるよう挿入孔36〜39に8
枚挿入されている。
【0038】回転子鉄心5の両端面には挿入孔を塞ぐ端
面部材48,49と、この両端面部材48,49と回転
子鉄心26とを回転軸方向に沿って貫く複数の貫通孔5
0と、この貫通孔を用いて前記両端面部材48,49と
前記回転子鉄心26とを一体に成すリベット51とを備
え、前記貫通孔50は隣り合う磁極28〜31間に対向
する一対の磁石40〜47間に設けられている。
【0039】前記挿入孔36〜39は挿入孔36で説明
すると直角部52が回転子5の中心Oに対向するような
L字状に形成され、各々の直線部53,54に各1枚の
平板状の永久磁石40,41が挿入されると共に、前記
直角部52には各直線部53,54の幅より大きな空隙
55が形成されている。
【0040】各挿入孔36〜39の外周側先端に形成さ
れるブリッジ部56は、0.3mm以上0.5mm以下
の幅に形成されている。
【0041】また、回転子鉄心5を構成する両端部の回
転子用鉄板27の内径は中央部の回転子用鉄板27の内
径より稍大きく形成されている。
【0042】また、回転子5は、回転子鉄心26の外径
をD、積層厚をL、磁石の厚さをt、磁石の長さをlと
した場合、下式(1)(2)を満足するよう構成されて
いる。 0.30<L/D<1.20……(1) 0.02<t/l<0.20……(2)
【0043】更に、端面部材48の上面には油分離機能
を持ったバランスウエイト57が取り付けられている。
【0044】このように構成された電動機の回転子にお
いて、永久磁石40〜47は隣り合う磁極28,29,
30,31間に対向する一対の磁石40〜47が回転子
5の法線を挟み所定間隔を存して略平行に配置されてい
るため、限られたスペースで磁石の個数を有効に配置で
き特性を向上できると共に、前記間隔での磁路を確保す
ることができ、リラクタンストルクを有効に活用でき
る。また、磁石40〜47は平板状であるため、成形も
簡単で全て同一形状のものを使用でき、生産性を向上
し、コスト低減を促進できる。
【0045】また、前記一対の磁石40〜47間に対応
する外周面には凹状の風穴32〜35が形成されている
ため、各々の磁石が外周部で固定子4の歯部で生ずる磁
束漏れを抑制できる。即ち、凹状の風穴32〜35がな
いと磁力線が流れすぎ、鉄損が増加して特性が低下して
しまう。
【0046】また、永久磁石40〜47は、磁極28〜
31を構成する一対の磁石(例えば40と41)の各外
周側先端A,Bと回転子5の中心Oとの成す角度αが5
5度から70度の範囲になるよう挿入孔36〜39に8
枚挿入されているため、磁極の角度を最適とすることが
でき磁束の有効活用を図ることができる。
【0047】リベット51が挿入される貫通孔50は隣
り合う磁極28〜31間に対向する一対の磁石40〜4
7間に設けられており強磁性体で形成されているため、
特性を低下させることもない。
【0048】また、挿入孔36〜39(例えば39)は
直角部52が回転子5の中心Oに対向するようなL字状
に形成され、各々の直線部53,54に各1枚の平板状
の永久磁石40,41が挿入されると共に、前記直角部
52には各直線部53,54の幅より大きな空隙55が
形成されているため、磁石40〜47の内側端部の磁束
の漏れを抑制できる。即ち、この空隙55がないと磁石
40〜47の着磁時に磁力線が漏れてしまう。
【0049】また、各挿入孔36〜39の外周側先端に
形成されるブリッジ部56は、0.3mm以上0.5m
m以下の幅に形成されているため、ブリッジ部56での
磁気漏れを抑制できる。
【0050】また、回転子鉄心5を構成する両端部の回
転子用鉄板27の内径は中央部の回転子用鉄板27の内
径より稍大きく形成されているため、回転子5の外径部
の当たりによる回転子5端部の内径縮小を抑制できる。
【0051】また、回転子5は、回転子鉄心26の外径
をD、積層厚をL、磁石の厚さをt、磁石の長さをlと
した場合、下式(1)(2)を満足するよう構成されて
いるため、共通部品化された磁石40〜47を回転子5
に有効に組み込むことができる。 0.30<L/D<1.20……(1) 0.02<t/l<0.20……(2)
【0052】更に、端面部材48の上面には油分離機能
を持ったバランスウエイト57が取り付けられているた
め、特に別個の分離板を設けることなく、回転子5と固
定子4の間のエアーギャップを上昇してくる冷媒中の油
を効率良く分離できる。
【0053】また、図5乃至図9は第2の実施例を示す
回転子であり、図2乃至図4に示した実施例と異なる構
成は以下の点であり、その他は同様の構成である。即
ち、請求項6に記載の如く、回転子鉄心26の両端面に
設けた挿入孔36〜39を塞ぐ端面部材48,49と、
この両端面部材48,49と回転子鉄心26とを回転軸
方向に沿って貫く複数の貫通孔50と、この貫通孔を用
いて前記両端面部材48,49と前記回転子鉄心26と
を一体に成すリベット51と、バランスウエイト57と
を備えた回転子において、前記貫通孔50は隣り合う磁
極28〜31間に対向する一対の磁石40〜47間(例
えば40と47の間)に設けられる一方、各磁極28〜
31の中央部には前記貫通孔50より小径の風穴60が
設けられている。このため、バランスウエイト57で分
離された油の下方への戻し効果が向上できる。
【0054】また、61は回転子用鉄板を積層かしめる
ためのかしめ部であり、磁極部28〜31に形成されて
いる。このため、回転子用鉄板がめくれ易い箇所を効果
的に締め付けて鉄板のめくれを防止できる。
【0055】しかも、かしめ部61は磁束の集中する磁
極前側を避けて風穴60より後方で、かつ、4つの風穴
60を通る円と回転子外周円との中間の円上に配設され
ているため、かしめ加工による回転子5外周部の変形や
挿入孔36〜39の変形を防止できる。
【0056】また、請求項9に記載の如く、各挿入孔3
6〜39の外周側先端に形成され隣り合う磁極28〜3
1間で対向しているブリッジ部62,63のうち、回転
方向前方のブリッジ部63の外周面に切欠部64が形成
されているものである。このため、各磁石40〜47の
端部での磁気短絡を防止できる。
【0057】また、請求項10に記載の如く、回転子5
は各磁極28〜31のうち、回転方向前方の外周面に切
除部65が形成されている。例えば、磁極28におい
て、回転方向前方の外径Fは後方の外径Eより切除部6
5の分だけ短く形成されている。このため、固定子4と
の間のエアーギャップが大きくなり、回転子5の回転時
に電機子反作用で回転方向前側の磁束波形が歪むのを抑
制できる。
【0058】図10乃至12は図6の実施例を更に変形
した例を示し、図10はかしめ部61を廃止したもの、
図11はブリッジ部62,63が同形状に外方へ突出す
るように外周を形成したもの、図12は磁極部28〜3
1が同形状に外方へ突出するように外周を形成したもの
である。
【0059】図13は、請求項10に記載の如く、切除
部65を回転方向前方に形成した他の実施例である。こ
の実施例では、磁極28では、ブリッジ部63近傍に切
除部65を設けているので、ブリッジ部63は外方へ突
出するように形成されている。このため、回転子5の回
転時に電機子反作用で回転方向前側の磁束波形が歪むの
を抑制できる。
【0060】また、磁極28〜31の中央部にかしめ部
61を設けるとともに、請求項8に記載の如く、挿入孔
36〜39、凹状の風穴32〜35及び貫通孔50に囲
まれた領域にも、かしめ部66を設けてより強固に固定
している。磁極部にもかしめ部66を形成する場合は、
図13に示す如く、全てのかしめ部が略等間隔となるよ
う磁極部の略中央で且つ風穴60より外周側に設けると
よい。
【0061】更に、請求項12に記載の如く、挿入孔3
6〜39には、回転子の中心に近い端部に、挿入孔側に
突出した係止部67を設けて磁石を安定して係止するよ
うに構成している。この部分の拡大図(図13のA−
A’,B−B’拡大図)を図14に示す。
【0062】以上のように構成される回転子5は、回転
子用鉄板27の中心に形成された孔5aを回転軸6に焼
バメされる構成である。
【0063】また、上記実施例の永久磁石は、例えばフ
ェライト系磁石材、又はプラセオジウム系磁石、ネオジ
ウム系磁石等の希土類系磁石材等にて構成されており、
その外形は上述した通り矩形状とされている。更に、こ
れらの磁石材の表面にニッケルメッキ等のメッキを施し
たものも用いることができる。
【0064】また、回転子鉄心26の上下端に取りつけ
られる平板状の端面部材48,49は、アルミや樹脂材
料等の非磁性材料により、前記回転子用鉄板27と略同
形状に成形されている。
【0065】そして、この回転子5は固定子2の固定子
巻線7に直流電流を通電すると、永久磁石40〜47か
ら生ずる磁界との反発・吸引作用により、固定子巻線7
に印加される電圧と負荷とがバランスする速度(例えば
印加電圧を変えることによって500rpm〜1000
0rpmの範囲で可変される)で図6中矢印方向へ回転
する。回転子5の回転によって回転軸6は回転し、それ
によって偏心部11、12が回転することにより、第1
及び第2のローラ13、14が回転して圧縮機は圧縮作
用を発揮する。
【0066】このとき、各磁石40〜47によって回転
子鉄心26内に形成される磁界の状態を図9に示す。
尚、図9は回転子鉄心26の平面図を示している。この
とき、隣接する例えば挿入孔36〜39に圧入された磁
石40〜47及び磁極28〜31間には同図中渦巻き状
の曲線で示すような同心円状の磁界が形成される。
【0067】尚、各実施例では四極の磁極を有した回転
子に本発明を適用したが、それに限らず、例えば八極
等、四極以上の電動機の回転子にも本発明は有効であ
る。また、実施例ではかしめ部61にて回転子用鉄板2
7を相互にかしめて固定したが、それに限らず、回転子
用鉄板27は溶接によって積層固定して回転子鉄心26
を構成し、前記リベット51によって上下の端面部材4
8,49を回転子鉄心26にかしめ固定するものにも本
発明は有効である。
【0068】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明では永久磁石
は隣り合う磁極間に対向する一対の磁石が回転子の法線
を挟み所定間隔を存して略平行に配置されているため、
限られたスペースで磁石の個数を有効に配置でき特性を
向上できると共に、前記間隔での磁路を確保することが
でき、リラクタンストルクを有効に活用できる。また、
磁石は平板状であるため、成形も簡単で全て同一形状の
ものを使用でき、生産性を向上し、コスト低減を促進で
きる。
【0069】また、前記一対の磁石間に対応する外周面
には凹状の風穴が形成されているため、各々の磁石が外
周部で固定子の歯部で生ずる磁束漏れを抑制できる。
【0070】更に、永久磁石は、磁極を構成する一対の
磁石の各外周側先端と回転子の中心との成す角度(磁局
角度)が55度から70度の範囲になるよう挿入孔に8
枚挿入されているため、磁極の角度を最適とすることが
でき磁束の有効活用を図ることができる。
【0071】また、リベットが挿入される貫通孔は隣り
合う磁極間に対向する一対の磁石間に設けられており強
磁性体で形成されているため、特性を低下させることも
ない。
【0072】また、挿入孔は直角部が回転子の中心に対
向するようなL字状に形成され、各々の直線部に各1枚
の平板状の永久磁石が挿入されると共に、前記直角部に
は各直線部の幅より大きな空隙が形成されているため、
磁石の内側端部の磁束の漏れを抑制できる。
【0073】また、各挿入孔の外周側先端に形成される
ブリッジ部は、0.3mm以上0.5mm以下の幅に形
成されているため、ブリッジ部での磁気漏れを抑制でき
る。
【0074】また、回転子鉄心を構成する両端部の回転
子用鉄板の内径は中央部の回転子用鉄板の内径より稍大
きく形成されているため、回転子の外径部の当たりによ
る回転子端部の内径縮小を抑制できる。
【0075】また、回転子は、回転子鉄心の外径をD、
積層厚をL、磁石の厚さをt、磁石の長さをlとした場
合、下式(1)(2)を満足するよう構成されているた
め、共通部品化された磁石を回転子に有効に組み込むこ
とができる。 0.30<L/D<1.20……(1) 0.02<t/l<0.20……(2)
【0076】更に、端面部材の上面には油分離機能を持
ったバランスウエイトが取り付けられているため、特に
別個の分離板を設けることなく、回転子と固定子の間の
エアーギャップを上昇してくる冷媒中の油を効率良く分
離できる。
【0077】また、請求項6に記載の如く、貫通孔は隣
り合う磁極間に対向する一対の磁石間に設けられる一
方、各磁極の中央部には前記貫通孔より小径の風穴が設
けられているため、バランスウエイトで分離された油の
下方への戻し効果が向上できる。
【0078】また、回転子用鉄板を積層かしめるための
かしめ部は、磁極部に形成されているため、回転子用鉄
板がめくれ易い箇所を効果的に締め付けて鉄板のめくれ
を防止できる。更に、凹状の風穴と貫通孔の間にもかし
め部を設けることによりより強固に締め付けを行うこと
ができる。この時、磁極部に形成されているかしめ部は
全てのかしめ部が略等間隔となるよう磁極部中央に設け
るとよい。
【0079】また、かしめ部は磁束の集中する磁極前側
を避けて風穴より後方で、かつ、4つの風穴を通る円と
回転子外周円との中間の円上に配設されているため、か
しめ加工による回転子外周部の変形や挿入孔の変形を防
止できる。
【0080】また、請求項9に記載の如く、各挿入孔の
外周側先端に形成され隣り合う磁極間で対向しているブ
リッジ部のうち、回転方向前方のブリッジ部の外周面に
切欠部が形成されているため、各磁石の端部での磁気短
絡を防止できる。
【0081】また、請求項10に記載の如く、回転子は
各磁極のうち、回転方向前方又は後方の外周面に切除部
が形成されているため、固定子との間のエアーギャップ
が大きくなり、回転子の回転時に電機子反作用で回転方
向前側又は後側の磁束波形が歪むのを抑制できる。
【0082】また、請求項12に記載の如く、挿入孔の
内周側に挿入される永久磁石を係止するための係止部が
形成されているため、永久磁石がずれたりせずに安定し
て係止することができ、磁石の破損等が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用する圧縮機の縦断側面図であ
る。
【図2】 本発明の回転子と固定子を示す平面図であ
る。
【図3】 本発明の回転子の平面図である。
【図4】 本発明の回転子を構成する回転子用鉄心の平
面図である。
【図5】 本発明の他の実施例を示す回転子の側断面図
であり、図6のA−A断面を示す。
【図6】 本発明の他の実施例を示す回転子の平面図で
ある。
【図7】 本発明の他の実施例の端面部材を示す平面図
である。
【図8】 本発明の他の実施例のバランスウエイトを示
す平面図である。
【図9】 本発明の他の実施例の固定子と回転子を通る
磁力線を示す平面図である。
【図10】 本発明の更に別の実施例を示す回転子鉄心
の平面図である。
【図11】 本発明の更に別の実施例を示す回転子鉄心
の平面図である。
【図12】 本発明の更に別の実施例を示す回転子鉄心
の平面図である。
【図13】 本発明の更に別の実施例を示す回転子鉄心
の平面図である。
【図14】 図13のA−A’,B−B’部分拡大図で
ある。
【図15】 従来例を示す回転子の平面図である。
【符号の説明】
2 電動機 4 固定子 5 回転子 6 回転軸 26 回転子鉄心 27 回転子用鉄板 28〜31 磁極 32〜35 風穴 36〜39 挿入孔 40〜47 永久磁石 50 貫通孔 61 かしめ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 和彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子
    鉄心と、この回転子鉄心に回転軸の軸方向に沿って設け
    られる少なくとも2カ所の挿入孔と、これら挿入孔に挿
    入される少なくとも4枚の平板状の永久磁石とからなる
    電動機の回転子において、前記永久磁石は隣り合う磁極
    間に対向する一対の磁石が回転子の法線を挟み所定間隔
    を存して略平行に配置されていることを特徴とする電動
    機の回転子。
  2. 【請求項2】 複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子
    鉄心と、この回転子鉄心に回転軸の軸方向に沿って設け
    られる少なくとも2カ所の挿入孔と、これら挿入孔に挿
    入される少なくとも4枚の平板状の永久磁石とからなる
    電動機の回転子において、前記永久磁石は隣り合う磁極
    間に対向する一対の磁石が回転子の法線を挟み所定間隔
    を存して略平行に配置され、前記一対の磁石間に対応す
    る外周面には凹状の風穴が形成されていることを特徴と
    する電動機の回転子。
  3. 【請求項3】 永久磁石は、フェライト又は希土類によ
    り複数枚全て同一な平板状に形成されていることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の電動機の回転子。
  4. 【請求項4】 永久磁石は、磁極を構成する一対の磁石
    の各外周側先端と回転子の中心との成す角度(磁極角
    度)が55度から70度の範囲になるよう挿入孔に8枚
    挿入されていることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の電動機の回転子。
  5. 【請求項5】 回転子鉄心の両端面に設けた挿入孔を塞
    ぐ端面部材と、この両端面部材と回転子鉄心とを回転軸
    方向に沿って貫く複数の貫通孔と、この貫通孔を用いて
    前記両端面部材と前記回転子鉄心とを一体に成すリベッ
    トとを備え、前記貫通孔は隣り合う磁極間に対向する一
    対の磁石間に設けられていることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の電動機の回転子。
  6. 【請求項6】 回転子鉄心の両端面に設けた挿入孔を塞
    ぐ端面部材と、この両端面部材と回転子鉄心とを回転軸
    方向に沿って貫く複数の貫通孔と、この貫通孔を用いて
    前記両端面部材と前記回転子鉄心とを一体に成すリベッ
    トとを備え、前記貫通孔は隣り合う磁極間に対向する一
    対の磁石間に設けられ、各磁極の中央部には前記貫通孔
    より小径の風穴が設けられていることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の電動機の回転子。
  7. 【請求項7】 回転子用鉄板を互いに積層しかしめるか
    しめ部を各磁極の中央部に形成したことを特徴とする請
    求項4に記載の電動機の回転子。
  8. 【請求項8】 回転子用鉄板を互いに積層しかしめるか
    しめ部を前記貫通孔と前記凹状の風穴との間に形成した
    ことを特徴とする請求項4又は6に記載の電動機の回転
    子。
  9. 【請求項9】 各挿入孔の外周側先端に形成され隣り合
    う磁極間で対向しているブリッジ部のうち、回転方向前
    方のブリッジ部の外周面に切欠部が形成されていること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動機の回
    転子。
  10. 【請求項10】 回転子は各磁極のうち、回転方向前方
    の外周面に切除部が形成されていることを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の電動機の回転子。
  11. 【請求項11】 挿入孔は直角部が回転子の中心に対向
    するようなL字状に形成され、各々の直線部に各1枚の
    平板状の永久磁石が挿入されると共に、前記直角部には
    各直線部の幅より大きな空隙が形成されていることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の電動機の回転子。
  12. 【請求項12】 挿入孔の内周側には、挿入される平板
    状の永久磁石を係止する係止部が形成されていることを
    特徴とする請求項10記載の電動機の回転子。
  13. 【請求項13】 各挿入孔の外周側先端に形成されるブ
    リッジ部は、0.3mm以上0.5mm以下の幅に形成
    されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の電動機の回転子。
  14. 【請求項14】 回転子鉄心を構成する両端部の回転子
    用鉄板の内径は中央部の回転子用鉄板の内径より稍大き
    く形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の電動機の回転子。
  15. 【請求項15】 回転子は、回転子鉄心の外径をD、積
    層厚をL、磁石の厚さをt、磁石の長さをlとした場
    合、下式(1)(2)を満足するよう構成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動機の
    回転子。 0.30<L/D<1.20……(1) 0.02<t/l<0.20……(2)
  16. 【請求項16】 回転子は、板厚0.3mm以上0.5
    mm以下の回転子用鉄板を複数枚積層した回転子鉄心
    と、非磁性材料からなり回転子鉄心の両端面に設けた挿
    入孔を塞ぐ端面部材と、この端面部材の少なくとも一方
    に取付られたバランスウエイトと、このバランスウエイ
    トと前記両端面部材と回転子鉄心とを回転軸方向に沿っ
    て貫き、隣り合う磁極間に対向する一対の磁石間に設け
    られる複数の貫通孔と、この貫通孔を用いて前記両端面
    部材と前記回転子鉄心とを一体に成すリベットとを備え
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電動機
    の回転子。
  17. 【請求項17】 端面部材はリング状に形成され、その
    内径は回転子鉄心の内径より大きく形成されると共に、
    その外径は回転子鉄心の外径より小さく形成されている
    ことを特徴とする請求項15に記載の電動機の回転子。
  18. 【請求項18】 端面部材の貫通孔は回転子鉄心の貫通
    孔より大径に形成されていることを特徴とする請求項1
    5に記載の電動機の回転子。
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