JPH11341495A - 画像復号化装置 - Google Patents

画像復号化装置

Info

Publication number
JPH11341495A
JPH11341495A JP2892799A JP2892799A JPH11341495A JP H11341495 A JPH11341495 A JP H11341495A JP 2892799 A JP2892799 A JP 2892799A JP 2892799 A JP2892799 A JP 2892799A JP H11341495 A JPH11341495 A JP H11341495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
digital video
clock signal
clock
digital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2892799A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Ueno
孝文 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2892799A priority Critical patent/JPH11341495A/ja
Publication of JPH11341495A publication Critical patent/JPH11341495A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】ディジタルビデオ信号とグラフィック信号とを
重畳してコマ落ちや表示の乱れのない画像復号化装置を
提供すること。 【解決手段】ディジタル伝送ストリーム5から抽出した
タイムスタンプ信号19から第1のクロック信号21を
再生する第1のクロック再生手段20と、ディジタルビ
デオストリーム7を復号し、第1のクロック信号21に
同期した、第1のフレーム周波数を有する第1のディジ
タルビデオ信号9を出力する復号手段8と、グラフィッ
ク生成手段10と、第1のディジタルビデオ信号9とグ
ラフィック信号11とを重畳して第1のクロック信号2
1に同期した第1の合成ディジタルビデオ信号15を出
力する重畳手段12と、第1の合成ディジタルビデオ信
号15をアナログ信号17に変換するDA変換手段16
とを備えた画像復号化装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、画像圧縮
された動画と番組情報を多重化したディジタル放送信号
を受信し、選択された動画を復号して表示するパソコン
などの画像復号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビ放送をパソコンに取り込んで表示
する装置として、アナログテレビ放送をディジタル化し
て動画をパソコンに表示する装置がある。
【0003】図10にアナログ放送受信用パソコンの構
成例を示す。101は入力高周波信号、102はチュー
ナ、103はAD変換手段、104はディジタル化された
ビデオ信号であるディジタルビデオ信号、10はグラフ
ィック生成手段、11はグラフィック信号、12は重畳
手段、13はメモリ、14はメモリ制御手段、22はメ
モリデータ信号、107は合成ディジタルビデオ信号、
16はDA変換手段、108はアナログビデオ信号、1
8はCRT等の表示手段、105はタイミング生成手
段、106はDA変換用クロックである。
【0004】ここに、グラフィック信号11とは、パソ
コン画面上にいわゆるアイコンや、ウィンドウ枠などの
図形等を表示させるための信号である。
【0005】図10において、入力高周波信号101は
チューナ102により選局され、AD変換手段103に
よりディジタル化され、ディジタル化ビデオ信号104
は重畳手段12によりグラフィック信号11に重畳され
合成ディジタルビデオ信号107はDA変換手段16に
加えられアナログビデオ信号108として出力される。
【0006】タイミング生成手段105は表示用基準ク
ロック106を生成しメモリ制御手段14に加えられメ
モリから合成ディジタルビデオ信号を読み出すときの読
み出し用クロックの基準として用いられるとともにDA
変換手段16に対して加えられDA変換用基準クロック
として使用される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
様な画像表示装置においては、メモリ手段13から合成
ディジタルビデオ信号107をパソコンの表示に最適な
表示用基準クロック106によって読み出している。そ
のため、この読み出しのタイミングと、ディジタルビデ
オ信号104のメモリ手段13への書き込みのタイミン
グとは非同期となっており、ディジタルビデオ信号10
4は、DA変換後において、表示手段18上で表示フレ
ームのずれやコマ落ち等の表示画像の乱れが発生すると
いう課題があった。
【0008】今後出現するディジタル放送に対応して、
MPEG等のディジタル圧縮符号化されたビデオ信号を
パソコンに取り込む場合にも、前記の課題は同様に発生
する。
【0009】本発明は、従来のこの様な課題に鑑み、デ
ィジタル圧縮された画像信号を用いてグラフィック信号
と合成し、その合成画像を表示してもディジタルビデオ
画像の乱れが実質上発生しない画像復号化装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の本発明(請求項1
記載の本発明に対応)は、フレーム符号化またはフィー
ルド符号化によって符号化したディジタルビデオビット
ストリームと、タイムスタンプ信号とを多重化したディ
ジタル伝送ストリームから画像を復号する画像復号化装
置であって、前記ディジタル伝送ストリームからディジ
タルビデオビットストリームとタイムスタンプ信号とを
抽出する多重化分離手段と、前記タイムスタンプ信号か
ら第1のクロック信号を再生する第1のクロック再生手
段と、前記ディジタルビデオビットストリームを復号し
て、第1のフレーム周波数を有する、第1のクロック信
号に同期した第1のディジタルビデオ信号を出力する復
号手段と、グラフィック信号を生成するグラフィック生
成手段と、前記第1のディジタルビデオ信号と前記グラ
フィック信号とを重畳して第1のクロック信号に同期す
る第1の合成ディジタル信号を出力する重畳手段と、少
なくとも前記第1のディジタルビデオ信号を記憶するメ
モリ手段と、前記第1のクロック信号に同期して前記第
1の合成ディジタル信号を第1のアナログ信号に変換す
るDA変換手段とを備えた画像復号化装置である。
【0011】又、第2の本発明(請求項2記載の本発明
に対応)は、フレーム符号化またはフィールド符号化に
よって符号化したディジタルビデオビットストリーム
と、タイムスタンプ信号とを多重化したディジタル伝送
ストリームから画像を復号する画像復号化装置であっ
て、前記ディジタル伝送ストリームからディジタルビデ
オビットストリームとタイムスタンプ信号とを抽出する
多重化分離手段と、前記タイムスタンプ信号から第1の
クロック信号を再生する第1のクロック再生手段と、前
記第1のクロック信号から第2のクロック信号を再生す
る第2のクロック再生手段と、前記ディジタルビデオビ
ットストリームを復号して、第1のフレーム周波数を有
する、前記第1のクロック信号に同期した第1のディジ
タルビデオ信号を出力する復号手段と、グラフィック信
号を生成するグラフィック生成手段と、前記第1のディ
ジタルビデオ信号と前記グラフィック信号とを重畳して
前記第2のクロック信号に同期する第2のフレーム周波
数を有する第2の合成ディジタル信号を出力する重畳手
段と、少なくとも前記第1のディジタルビデオ信号を記
憶するメモリ手段と、前記第2のクロック信号に同期し
て前記第2の合成ディジタル信号を第2のアナログ信号
に変換するDA変換手段とを備えた画像復号化装置であ
る。
【0012】又、第3の本発明(請求項3記載の本発明
に対応)は、フレーム符号化またはフィールド符号化に
よって符号化したディジタルビデオビットストリーム
と、タイムスタンプ信号とを多重化したディジタル伝送
ストリームから画像を復号する画像復号化装置であっ
て、前記ディジタル伝送ストリームからディジタルビデ
オビットストリームとタイムスタンプ信号とを抽出する
多重化分離手段と、前記タイムスタンプ信号から第1の
クロック信号を再生する第1のクロック再生手段と、前
記第1のクロック信号から第2のクロック信号を再生す
る第2のクロック再生手段と、前記ディジタルビデオビ
ットストリームを復号して、第1のフレーム周波数を有
する、第1のクロック信号に同期した第1のディジタル
ビデオ信号を出力する復号手段と、グラフィック信号を
生成するグラフィック生成手段と、前記第1のディジタ
ルビデオ信号の空間解像度を増加させた第2のディジタ
ルビデオ信号を出力する補間手段と、前記第2のディジ
タルビデオ信号と前記グラフィック信号とを重畳して前
記第2のクロック信号に同期する第3の合成ディジタル
信号を出力する重畳手段と、少なくとも前記第2のディ
ジタルビデオ信号を記憶するメモリ手段と、前記第2の
クロック信号に同期して前記第3の合成ディジタル信号
を第3のアナログ信号に変換するDA変換手段とを備え
た画像復号化装置である。
【0013】又、第4の本発明(請求項4記載の本発明
に対応)は、フレーム符号化またはフィールド符号化に
よって符号化したディジタルビデオビットストリーム
と、タイムスタンプ信号とを多重化したディジタル伝送
ストリームから画像を復号する復号化装置であって、前
記ディジタル伝送ストリームからディジタルビデオビッ
トストリームとタイムスタンプ信号とを抽出する多重化
分離手段と、前記タイムスタンプ信号から第1のクロッ
ク信号を再生する第1のクロック再生手段と、前記第1
のクロック信号から第2のクロック信号を再生する第2
のクロック再生手段と、前記ディジタルビデオビットス
トリームを復号して、第1のフレーム周波数を有する、
前記第1のクロック信号に同期した第1のディジタルビ
デオ信号を出力する復号手段と、グラフィック信号を生
成するグラフィック生成手段と、前記第1のディジタル
ビデオ信号の空間解像度を減少させた第3のディジタル
ビデオ信号を出力する間引き手段と、前記第3のディジ
タルビデオ信号と前記グラフィック信号とを重畳して前
記第2のクロック信号に同期する第4の合成ディジタル
信号を出力する重畳手段と、少なくとも前記第3のディ
ジタルビデオ信号を記憶するメモリ手段と、前記第2の
クロック信号に同期して前記第4の合成ディジタル信号
を第4のアナログ信号に変換するDA変換手段とを備え
た画像復号化装置である。
【0014】又、第5の本発明(請求項5記載の本発明
に対応)は、上記第1のクロック信号とは独立の第3の
クロック信号を生成するタイミング生成手段と、前記第
1のクロック信号と前記第3のクロック信号の内、いず
れか一方のクロック信号を選択して出力する切り替え手
段とを備え、前記切り替え手段から出力された前記クロ
ック信号にDA変換手段を同期させた上記第1の本発明
の画像復号化装置である。
【0015】又、第6の本発明(請求項6記載の本発明
に対応)は、上記第2のクロック信号とは独立の第3の
クロック信号を生成するタイミング生成手段と、前記第
2のクロック信号と前記第3のクロック信号の内、いず
れか一方のクロック信号を選択して出力する切り替え手
段とを備え、前記切り替え手段から出力された前記クロ
ック信号にDA変換手段を同期させた上記第2の本発明
の画像復号化装置である。
【0016】又、第7の本発明(請求項7記載の本発明
に対応)は、上記第2のクロック信号とは独立の第3の
クロック信号を生成するタイミング生成手段と、前記第
2のクロック信号と前記第3のクロック信号の内、いず
れか一方のクロック信号を選択して出力する切り替え手
段とを備え、前記切り替え手段から出力された前記クロ
ック信号にDA変換手段を同期させた上記第3の本発明
の画像復号化装置である。
【0017】又、第8の本発明(請求項8記載の本発明
に対応)は、上記第2のクロック信号とは独立の第3の
クロック信号を生成するタイミング生成手段と、前記第
2のクロック信号と前記第3のクロック信号の内、いず
れか一方のクロック信号を選択して出力する切り替え手
段とを備え、前記切り替え手段から出力された前記クロ
ック信号にDA変換手段を同期させた上記第4の本発明
の画像復号化装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本願第1の発明
の画像復号化装置は、画像をフレーム符号化またはフィ
ールド符号化によって符号化したディジタルビデオビッ
トストリームとタイムスタンプ信号とを多重化したディ
ジタル伝送ストリームを入力して復号する復号化装置で
あって、前記ディジタル伝送ストリームからディジタル
ビデオビットストリームとタイムスタンプ信号とを多重
化分離手段によって抽出し、第1のクロック再生手段に
よって前記タイムスタンプ信号から第1のクロック信号
を再生し、復号手段は前記ディジタルビデオビットスト
リームを復号して、第1のフレーム周波数を有する、第
1のクロック信号に同期した第1のディジタルビデオ信
号を出力し、少なくとも第1のディジタルビデオ信号は
メモリ13に書き込まれ、重畳手段はグラフィック生成
手段によって生成されたグラフィック信号とメモリ手段
から読み出した第1のディジタルビデオ信号を読み出し
て第1のディジタルビデオ信号とを重畳して第1のクロ
ック信号に同期する第1の合成ディジタル信号を出力
し、DA変換手段は第1のクロック信号に同期して第1
の合成ディジタル信号を第1のアナログ信号に変換する
ものである。
【0019】以下、本発明の実施の形態1について、図
面を用いて説明する。
【0020】図1は本発明の実施の形態1の画像復号化
装置のブロック図を示す。同図を参照しながら以下に本
実施の形態の構成を述べる。
【0021】図1において、符号10〜14、16、1
8、22を付した各手段は、図10に示す従来例におい
て、同一の符号を付した各手段と同一であるので、その
説明を省略する。
【0022】また、同図において、1は入力高周波信
号、2はチューナ、3は選局されたディジタル変調信
号、4は変調信号3を復調する復調手段である。又、5
は復調後のディジタル伝送ストリームで、ここでは、MP
EG-2(ISO/IEC13818-1)に従うものとする。6は多重化分
離手段、7はMPEG-2(ISO/IEC13818-2)によって符号化さ
れたディジタルビデオビットストリームである。8はデ
ィジタルビデオビットストリーム7を復号する復号手
段、9は第1のディジタルビデオ信号、15は第1の合
成ディジタルビデオ信号である。17は第1のアナログ
信号、19は多重化分離手段から出力されるタイムスタ
ンプ信号である。20は第1のクロック再生手段であ
り、PLL等によって構成されている。21は第1のクロ
ック信号である。ここで、ディジタルビデオビットスト
リーム7は、有効走査線数480本(ブランキングを含
めて525本)、有効画素数704/ライン(ブランキ
ングを含めて858画素/ライン)、第1のフレーム周
波数59.94フレーム/秒のビデオ信号をMPEG−
2/H−14により圧縮符号化したものとする。
【0023】以上のように構成された画像復号化装置に
ついて、以下、その動作を述べる。
【0024】入力高周波信号1はチューナ2によって選
局され、選局されたチャンネルのディジタル変調信号3
は復調手段4に加えられ復調されディジタル伝送ストリ
ーム5が得られる。ディジタル伝送ストリーム5は多重
化分離手段6によりディジタルビデオビットストリーム
7とタイムスタンプ信号19とが分離される。
【0025】ディジタルビデオビットストリーム7は、
復号手段8によって伸張され第1のディジタルビデオ信
号9が出力される。一方、タイムスタンプ信号19は、
第1のクロック再生手段20に加えられ、第1のクロッ
ク信号21としては、1秒間の総サンプル数に相当する
27MHz(正確には26.999973MHz)のク
ロックが再生される。
【0026】第1のクロック信号21は復号手段8に加
えられて第1のディジタルビデオ信号9を出力するとき
のサンプルクロックとして使用されると同時に、メモリ
制御手段14に加えられ、第1のディジタルビデオ信号
9の有効画素のメモリ13への書き込みと読み出しのク
ロックとして使用されるとともに、DA変換手段16に
加えられてDA変換の基準クロックとして使用される。
又、第1のクロック信号21は、重畳手段12にも加え
られて、第1の合成ディジタル信号15を出力するとき
の基準クロックとして使用される。
【0027】グラフィック生成手段10はアイコン等の
図形データを生成する。
【0028】本実施の形態において、メモリ13は、第
1のディジタルビデオ信号を書き込む入力バッファ領域
と、第1の合成ディジタル信号を書き込む出力バッファ
領域とを有するものとする。
【0029】メモリ制御手段14は、第1のクロック信
号21を基準として第1のディジタルビデオ信号9をメ
モリデータ信号22を経由してメモリ13の入力バッフ
ァ領域に書き込む。
【0030】また、重畳手段12はメモリデータ信号2
2によってメモリ13の入力バッファ領域に書き込まれ
た第1のディジタルビデオ信号を読み出してグラフィッ
ク信号11とを重畳して、第1の合成ディジタル信号1
5としてメモリ13の出力バッファ領域に書き込む。
【0031】その後、第1のクロック信号21に同期し
て、メモリ13の出力バッファ領域からメモリデータ信
号22(重畳手段12)を経由して読み出された第1の
合成ディジタル信号15は、DA変換手段に加えられ
る。
【0032】DA変換手段には第1のクロック信号21
が加えられており第1のクロック信号21に同期してア
ナログビデオ信号17に変換され表示手段18に表示さ
れる。
【0033】尚、第1の合成ディジタル信号の生成方法
としては、上記の、第1のディジタルビデオ信号9をメ
モリ13の入力バッファ領域に、そして、第1の合成デ
ィジタル信号15をメモリ13の出力バッファ領域にそ
れぞれメモリデータ信号22を経由して書き込む方法に
ついて説明した。しかし、これに限らず例えば、第1の
ディジタルビデオ信号9のみをメモリデータ信号22を
経由してメモリ13(フレームメモリ)の入力バッファ
領域に書き込み・読み出しを行い、この読み出された第
1のディジタルビデオ信号9とグラフィック信号11と
を重畳手段12で重畳し、重畳手段12の所定のメモリ
にタイミング合わせのために一時的に保持しておき、そ
の後、第1のクロック信号21に同期して第1の合成デ
ィジタル信号15としてDA変換手段に加える方法も可
能である。この場合にはメモリ13は入力バッファ領域
のみをもてばよい。
【0034】以上のように、本発明の実施の形態1にお
いては、復号手段8から出力される第1のディジタルビ
デオ信号9とメモリ13からメモリデータ信号22を経
由して読み出される第1の合成ディジタル信号15とD
A変換手段16とは同期しており表示フレームずれが発
生することなく表示手段18に表示可能である。
【0035】(実施の形態2)本願第2の発明の画像復
号化装置は、画像をフレーム符号化またはフィールド符
号化によって符号化したディジタルビデオビットストリ
ームとタイムスタンプ信号とを多重化したディジタル伝
送ストリームを入力して復号する復号化装置であって、
多重化分離手段は前記ディジタル伝送ストリームからデ
ィジタルビデオビットストリームとタイムスタンプ信号
とを抽出し、第1のクロック再生手段は前記タイムスタ
ンプ信号から第1のクロック信号を再生し、第2のクロ
ック再生手段は第1のクロック再生手段から第2のクロ
ック信号を再生し、復号手段は前記ディジタルビデオビ
ットストリームを復号して、第1のフレーム周波数を有
する、第1のクロック信号に同期した第1のディジタル
ビデオ信号を出力し、少なくとも第1のディジタルビデ
オ信号はメモリ13に書き込まれ、重畳手段はグラフィ
ック生成手段によって生成されるグラフィック信号とメ
モリ13から読み出された第1のディジタルビデオ信号
とを重畳して第1のクロック信号に同期する第2のフレ
ーム周波数を有する第2の合成ディジタル信号を出力
し、DA変換手段は第2のクロック信号に同期して第2
の合成ディジタル信号を第2のアナログ信号に変換する
作用を有する。
【0036】以下本発明の実施の形態2について図面を
用いて説明する。
【0037】図2は本発明の実施の形態2のブロック図
を示す。本発明の実施の形態2が本発明の実施の形態1
と異なる点は、復号手段8から出力された第1のディジ
タルビデオ信号9のフレーム周波数とは異なるフレーム
周波数を有する画像信号の表示を行うことを可能とした
点である。ここでは、第1のディジタルビデオ信号9の
フレーム周波数として24Hz、第2のフレーム周波数
として60Hzとしている。図2において、10〜1
4、16、17〜18、22は図10に示す従来例と同
一であり、1〜9は図1に示す本発明の実施の形態1と
同一である。また、31は第2のクロック再生手段、3
2は第2のクロック信号、33は第2の合成ディジタル
信号、34は第2のアナログ信号である。
【0038】また、図3において、35は復号開始信
号、36は垂直同期信号、37及び38は復号開始信号
35のパルス、39及び40は垂直同期信号36のパル
スである。
【0039】ここで、ディジタルビデオビットストリー
ム7は、有効走査線数720本(ブランキングを含めて
750本)、有効画素数1280/ライン(ブランキン
グを含めて1650画素/ライン)、第1のフイレーム
周波数24フレーム/秒のビデオ信号をMPEG−2/
H−14により圧縮符号化したものとする。
【0040】図3において、B1及びB2は、MPEG
−2符号化における双方向予測画像を示し、また、P2
はMPEG−2符号化における前方予測画像を示してい
るが、一般性を損なうものではない。
【0041】以上のように構成された画像復号化装置に
ついて、以下にその動作を述べる。
【0042】図2において、入力高周波信号1から選局
され第1のディジタルビデオ信号9とタイムスタンプ信
号19が再生される過程は実施の形態1と同様である。
【0043】第1のディジタル信号9のサンプルクロッ
クは、ブランキングを含めた一秒間の総サンプル数とし
て、29.7MHzと得られるため、第1のクロック再
生手段20により第1のクロック信号21として29.
7MHzを生成して復号手段8及びメモリ制御手段14
に加える。
【0044】また、第2のフレーム周波数は第1のフレ
ーム周波数の2.5倍であるため、1秒あたりのサンプ
ル数は2.5倍となる。従って、第1のクロック信号2
1をもとに第2のクロック再生手段31によって5/2
倍して74.25MHzを第2のクロック信号32とし
て生成してメモリ制御手段14とDA変換手段32に加
えている。
【0045】尚、本実施の形態では、メモリ制御手段1
4は、第1のクロック信号21をメモリ13への書き込
みのクロックとして、又、第2のクロック信号32をメ
モリ13からの読み出しのクロックとして用いる。
【0046】本実施の形態において、メモリ13は、第
1のディジタルビデオ信号を書き込む入力バッファ領域
と、第2の合成ディジタル信号33を書き込む出力バッ
ファ領域とを有するものとする。
【0047】メモリ制御手段14は第1のクロック信号
21に同期して第1のディジタルビデオ信号9をメモリ
データ信号22を経由してメモリ13の入力バッファ領
域に書き込む。
【0048】また、重畳手段12はメモリ13の入力バ
ッファ領域に書き込まれた第1のディジタルビデオ信号
を読み出してグラフィック信号とを重畳して、第2の合
成ディジタル信号33としてメモリ13の出力バッファ
領域に書き込む。
【0049】その後、第2のクロック信号32を基準と
するタイミングによりメモリ13の出力バッファ領域か
ら読み出された第2の合成ディジタル信号33は、DA
変換手段16に加えられる。
【0050】DA変換手段16には第2のクロック信号
32が加えられており第2のクロック信号32に同期し
てアナログビデオ信号17に変換され表示手段18に表
示される。
【0051】図3に表示タイミングを示す。第1のディ
ジタル信号9がパルス37で第1のクロック信号を基準
として重畳手段12に入力され、メモリ14に書き込ま
れる。
【0052】図3に示す様に、第1のディジタルビデオ
信号9すなわちB1はパルス37のタイミングで第1の
クロック信号を基準として1回メモリ14に書き込まれ
る。
【0053】一方、第2の合成ディジタル信号33はパ
ルス39及び40でメモリ14から2回読み出されて出
力される。また、同様に、図3に示す様に、第1のディ
ジタルビデオ信号9すなわちB2はパルス38のタイミ
ングで第1のクロック信号に同期して1回だけメモリ1
4に書き込まれる。
【0054】他方、第2の合成ディジタル信号33はパ
ルス41、42、43でメモリ14から3回読み出され
て出力される。従って、第2の合成ディジタル信号は第
2のフレーム周波数として第1のフレーム周波数24H
zの2.5倍の60Hzを有することになる。更に、第
2の合成ディジタル信号33は第2のクロック信号に同
期して図2のDA変換手段16によってディジタル信号
からアナログ信号に変換されて図2の第2のアナログ信
号34を得る。
【0055】尚、第2の合成ディジタル信号の生成方法
としては、上記の、第1のディジタルビデオ信号9をメ
モリ13の入力バッファ領域に、そして、第2の合成デ
ィジタル信号3をメモリ13の出力バッファ領域にそれ
ぞれメモリデータ信号22を経由して書き込む方法の他
に、第1のディジタルビデオ信号9のみをメモリデータ
信号22を経由してメモリ13の入力バッファ領域に書
き込み・読み出しを行いグラフィック信号11とを重畳
手段12で重畳し、その後、第2のクロック信号31に
同期して第2の合成ディジタル信号33としてDA変換
手段に加える方法も可能である。この場合にはメモリ1
3は入力バッファ領域のみをもてばよい。
【0056】また、ディジタルビデオビットストリーム
7として、有効走査線数720本(ブランキングを含め
て750本)、有効画素数1280/ライン(ブランキ
ングを含めて1650画素/ライン)、第1のフイレー
ム周波数60フレーム/秒のビデオ信号をMPEG−2
/H−14により圧縮符号化したものとし、第2の合成
ディジタル信号33のフレーム周波数として120Hz
としても同様に成り立つ。この場合、表示周波数が12
0Hzとなるため、フリッカを更に効果的に減少させる
ことができる。
【0057】以上のように、本発明の実施の形態2にお
いては、第2の合成ディジタルビデオ信号33は第2の
クロック信号32に同期され、また、DA変換手段16
によるDA変換も第2のクロック信号32に同期して行
われるので、第1のディジタルビデオ信号9の2.5倍
のフレーム周波数を有する第2のアナログビデオ信号を
表示フレームずれが発生することなく表示手段18に表
示可能である。
【0058】(実施の形態3)本願第3の発明の画像復
号化装置は、画像をフレーム符号化またはフィールド符
号化によって符号化したディジタルビデオビットストリ
ームとタイムスタンプ信号とを多重化したディジタル伝
送ストリームを入力して復号する復号化装置であって、
多重化分離手段は前記ディジタル伝送ストリームからデ
ィジタルビデオビットストリームとタイムスタンプ信号
とを抽出し、第1のクロック再生手段は前記タイムスタ
ンプ信号から第1のクロック信号を再生し、第2のクロ
ック再生手段は第1のクロック再生手段から第2のクロ
ック信号を再生し、復号手段は前記ディジタルビデオビ
ットストリームを復号して、第1のフレーム周波数を有
する、第1のクロック信号に同期した第1のディジタル
ビデオ信号を出力し、補間手段は第1のディジタルビデ
オ信号の空間解像度を増加させた第2のディジタルビデ
オ信号を出力し、少なくとも第2のディジタルビデオ信
号はメモリ13に書き込まれ、重畳手段はグラフィック
生成手段によって生成されたグラフィック信号とメモリ
手段から読み出された第2のディジタルビデオ信号とを
重畳して第2のクロック信号に同期する第3の合成ディ
ジタル信号を出力し、DA変換手段は第2のクロック信
号に同期して第3の合成ディジタル信号を第3のアナロ
グ信号に変換する作用を有する。
【0059】以下、本発明の実施の形態3について図面
を用いて説明する。
【0060】図4は本発明の実施の形態3のブロック図
を示す。本発明の実施の形態3が本発明の実施の形態2
と異なる点は、第1のディジタルビデオ信号9を補間し
て高解像度表示を行うことを可能とした点である。
【0061】図4において、10〜14、16、17〜
18は図10に示す従来例と同一であり、1〜9は図1
に示す本発明の実施の形態1と同一、31〜32は図2
に示す本発明の実施の形態2と同一である。
【0062】また、51は補間手段、52は第2のディ
ジタルビデオ信号、53は第3の合成ディジタル信号、
54は第3のアナログ信号である。
【0063】ここで、ディジタルビデオビットストリー
ム7は、有効走査線数480本、有効画素数704/ラ
イン、フレーム数59.94フレーム/秒のビデオ信号
をMPEG−2/H−14により圧縮符号化したものと
する。また、第2のディジタルビデオ信号52は有効走
査線数720本(ブランキングを含めて750本)、有
効画素数1280/ライン(ブランキングを含めて16
50画素/ライン)、フレーム数60フレーム/秒とす
る。
【0064】以上のように構成された画像復号化装置に
ついて、以下、その動作を述べる。
【0065】復号手段8から出力された第1のディジタ
ルビデオ信号9は、補間手段51に加えられる。補間手
段51は、トランスバーサルフィルタで構成される垂直
フィルタにより有効走査線数を480本から720本に
増加させ、同様にトランスバーサルフィルタで構成され
る水平フィルタにより水平方向に有効画素数704/ラ
インから1280/ラインに増加させて、第2のディジ
タルビデオ信号52として出力される。
【0066】第2のクロック再生手段31は、上記補間
手段51における補間内容に基づき決まる第2のクロッ
ク信号32を生成する。この第2のクロック信号32
は、第1のクロック信号21をPLLにより逓倍して生
成する。つまり、本実施の形態では、上記実施の形態2
の様にフレーム周波数を増加させるものではないが、空
間解像度の増加により、補間前と補間後のディジタルビ
デオ信号の双方のフレーム画像の画素数は、補間後の方
が多いので、読み出しのクロックは補間前の基準クロッ
クよりも高い周波数とする必要があり、その周波数は、
上記補間内容により決まるものである。具体的には、第
2のクロック信号32の周波数は以下の様にして求ま
る。
【0067】即ち、第1のディジタルビデオ信号9に対
する第2のディジタルビデオ信号52の、ブランキング
を含めた一秒あたりの画素数の比は、次式(数1)によ
り、
【0068】
【数1】(750/525)×(1650/858)×
(60/59.94)=2.75 として得られる。従って、第2のクロック信号32の周
波数は、27MHzを2.75倍して得られる74.2
5MHzとなる。
【0069】尚、本実施の形態では、補間手段51によ
り上述の様に、第1のディジタルビデオ信号9の空間解
像度を増加させて、第2のディジタルビデオ信号52を
生成するので、メモリ13への書き込み・読み出しのタ
イミングは、第2のクロック信号32に同期している。
【0070】本実施の形態において、メモリ13は、第
2のディジタルビデオ信号52を書き込む入力バッファ
領域と、第3の合成ディジタル信号53を書き込む出力
バッファ領域とを有するものとする。
【0071】メモリ制御手段14は、第2のクロック信
号32を基準として第2のディジタルビデオ信号52を
メモリデータ信号22を経由してメモリ13の入力バッ
ファ領域に書き込む。
【0072】また、重畳手段12はメモリデータ信号2
2によってメモリ13に書き込まれた第2のディジタル
ビデオ信号52を、第2のクロック信号32によって読
み出してグラフィック信号11とを重畳して、第3の合
成ディジタル信号53としてメモリ13の出力バッファ
領域に書き込む。
【0073】その後、第2のクロック信号32に同期し
て、メモリ13からメモリデータ信号22を経由して第
3の合成ディジタル信号53を出力し、DA変換手段に
加えられる。
【0074】第3の合成ディジタル信号53はDA変換
手段16によって第2のクロック信号32に同期して第
3のアナログ信号54に変換される。
【0075】尚、第3の合成ディジタル信号の生成方法
としては、上記の、第2のディジタルビデオ信号52を
メモリ13の入力バッファ領域に、そして、第3の合成
ディジタル信号53をメモリ13の出力バッファ領域に
それぞれメモリデータ信号22を経由して書き込む方法
の他に、第2のディジタル信号52のみをメモリ13の
入力バッファ領域にメモリデータ信号22を経由して書
き込み・読み出しを行い、読み出された第2ディジタル
信号52とグラフィック信号11とを重畳手段12で重
畳し、その後、第2のクロック信号32に同期して第3
の合成ディジタル信号53としてDA変換手段に加える
方法も可能である。この場合にはメモリ13は入力バッ
ファ領域のみをもてばよい。
【0076】以上のように、本発明の実施の形態3にお
いては、第3の合成ディジタルビデオ信号53は第2の
クロック信号32に同期され、また、DA変換も第2の
クロック信号32に同期して行われるので、第1のディ
ジタルビデオ信号9の空間解像度を増加させた第3のア
ナログビデオ信号を表示フレームずれを発生させること
なく表示手段18に表示可能である。
【0077】(実施の形態4)本願第4の発明の画像復
号化装置は、画像をフレーム符号化またはフィールド符
号化によって符号化したディジタルビデオビットストリ
ームとタイムスタンプ信号とを多重化したディジタル伝
送ストリームを入力して復号する復号化装置であって、
多重化分離手段は前記ディジタル伝送ストリームからデ
ィジタルビデオビットストリームとタイムスタンプ信号
とを抽出し、第1のクロック再生手段は前記タイムスタ
ンプ信号から第1のクロック信号を再生し、第2のクロ
ック再生手段は第1のクロック再生手段から第2のクロ
ック信号を再生し、復号手段は前記ディジタルビデオビ
ットストリームを復号して、第1のフレーム周波数を有
する、第1のクロック信号に同期した第1のディジタル
ビデオ信号を出力し、間引き手段は第1のディジタルビ
デオ信号の空間解像度を減少させた第3のディジタルビ
デオ信号を出力し、少なくとも第3のディジタルビデオ
信号はメモリ13に書き込まれ、重畳手段はグラフィッ
ク生成手段によって生成されたグラフィック信号とメモ
リから読み出された第3のディジタルビデオ信号とを重
畳して第2のクロック信号に同期する第4の合成ディジ
タル信号を出力し、DA変換手段は第2のクロック信号
に同期して第4の合成ディジタル信号を第4のアナログ
信号に変換する作用を有する。
【0078】以下、本発明の実施の形態4について図面
を用いて説明する。
【0079】図5は本発明の実施の形態4のブロック図
を示す。本発明の実施の形態4が本発明の実施の形態2
と異なる点は、第1のディジタル信号9を間引きして表
示を行うことを可能とした点である。
【0080】図4において、10〜14、16、17〜
18は図10に示す従来例と同一であり、1〜9は図1
に示す本発明の実施の形態1と同一、31〜32は図2
に示す本発明の実施の形態2と同一である。
【0081】また、61は補間手段、62は第3のディ
ジタルビデオ信号、63は第4の合成ディジタル信号、
64は第4のアナログ信号である。
【0082】ここで、ディジタルビデオビットストリー
ム7は、有効走査線数720本(ブランキングを含めて
750本)、有効画素数1280画素/ライン(ブラン
キングを含めて1650画素/ライン)、フレーム数6
0フレーム/秒のビデオ信号をMPEG−2/H−14
により圧縮符号化したものとする。また、第2のディジ
タルビデオ信号52は有効走査線数480本(ブランキ
ングを含めて525本)、有効画素数704画素/ライ
ン(ブランキングを含めて858画素/ライン)、フレ
ーム数59.94フレーム/秒とする。
【0083】以上のように構成された画像復号化装置に
ついて、以下、その動作を述べる。
【0084】復号手段8から出力された第1のディジタ
ルビデオ信号は間引き手段61に加えられる。間引き手
段61は、トランスバーサルフィルタで構成される垂直
フィルタにより有効走査線数を720本から480本に
減少させ、同様にトランスバーサルフィルタで構成され
る水平フィルタにより水平方向に有効画素数1280/
ラインから720/ラインに減少させて、第2のディジ
タルビデオ信号52として出力される。
【0085】第2のクロック再生手段31は、上記間引
き手段61における間引き内容に基づき決まる第2のク
ロック信号32を生成する。この第2のクロック信号3
2は、第1のクロック信号21を分周して生成する。つ
まり、本実施の形態では、上記実施の形態2の様にフレ
ーム周波数を増加させるものではないが、空間解像度の
減少により、補間前と補間後のディジタルビデオ信号の
双方のフレーム画像の画素数は、補間後の方が少ないの
で、読み出しのクロックは補間前の基準クロックよりも
低い周波数とする必要があり、その周波数は、上記補間
内容により決まるものである。具体的には、第2のクロ
ック信号32の周波数は以下の様にして求まる。
【0086】即ち、第1のディジタルビデオ信号9に対
する第3のディジタルビデオ信号62の、ブランキング
を含めた一秒あたりの画素数の比は、次式(数2)によ
り、
【0087】
【数2】(525/750)×(858/1650)×
(59.94/60)=1/2.75 として得られる。従って、第2のクロック信号32の周
波数は、74.25MHzの1/27倍して得られる2
7MHzとなる。
【0088】尚、本実施の形態では、間引き手段61に
より上述の様に、第1のディジタルビデオ信号9の空間
解像度を減少させて、第3のディジタルビデオ信号62
を生成するので、メモリ13への書き込み・読み出しの
タイミングは、第2のクロック信号32に同期してい
る。
【0089】本実施の形態において、メモリ13は、第
3のディジタルビデオ信号62を書き込む入力バッファ
領域と、第4の合成ディジタル信号63を書き込む出力
バッファ領域とを有するものとする。
【0090】メモリ制御手段14は、第1のクロック信
号21を基準として第3のディジタルビデオ信号62を
メモリデータ信号22を経由してメモリ13の入力バッ
ファ領域に書き込む。
【0091】また、重畳手段12はメモリデータ信号2
2によってメモリ13に書き込まれた第3のディジタル
ビデオ信号62を読み出してグラフィック信号11とを
重畳してメモリ13の出力バッファ領域に第4の合成デ
ィジタル信号63として書き込む。その後、第2のクロ
ック信号21に同期して、メモリ13からメモリデータ
信号22を経由して第4の合成ディジタル信号63を出
力し、DA変換手段に加えられる。
【0092】第4の合成ディジタル信号63はDA変換
手段16によって第2のクロック信号32に同期して第
4のアナログ信号64に変換される。
【0093】尚、第4の合成ディジタル信号の生成方法
としては、上記の、第3のディジタルビデオ信号62を
メモリ13の入力バッファ領域に、そして、第4の合成
ディジタル信号63をメモリ13の出力バッファ領域に
それぞれメモリデータ信号22を経由して書き込む方法
の他に、第3のディジタルビデオ信号63のみをメモリ
13の入力バッファ領域にメモリデータ信号22を経由
して書き込み・読み出しを行い、読み出された第3のデ
ィジタルビデオ信号63を、グラフィック信号11とを
重畳手段12で重畳した後、その後、第2のクロック信
号31に同期して第4の合成ディジタル信号63をDA
変換手段に加える方法も可能である。この場合にはメモ
リ13は入力バッファ領域のみをもてばよい。
【0094】以上のように、本発明の実施の形態4にお
いては、第4の合成ディジタルビデオ信号63は第2の
クロック信号32に同期され、また、DA変換も第2の
クロック信号32に同期して行われるので、第1のディ
ジタルビデオ信号9の空間解像度を減少させた第4のア
ナログビデオ信号64を表示フレームずれを発生させる
ことなく表示手段18に表示可能である。
【0095】(実施の形態5)本願第5の発明の画像復
号化装置は、画像をフレーム符号化またはフィールド符
号化によって符号化したディジタルビデオビットストリ
ームとタイムスタンプ信号とを多重化したディジタル伝
送ストリームを入力して復号する復号化装置であって、
前記ディジタル伝送ストリームからディジタルビデオビ
ットストリームとタイムスタンプ信号とを多重化分離手
段によって抽出し、第1のクロック再生手段によって前
記タイムスタンプ信号から第1のクロック信号を再生
し、復号手段は前記ディジタルビデオビットストリーム
を復号して、第1のフレーム周波数を有する、第1のク
ロック信号に同期した第1のディジタルビデオ信号を出
力し、重畳手段はグラフィック生成手段によって生成さ
れたグラフィック信号と第1のディジタルビデオ信号と
を重畳して第1のクロック信号に同期する第1の合成デ
ィジタル信号を出力し、切り替え手段は第1のクロック
信号と第1のクロック信号とは独立の第3のクロック信
号とを切り替えて第4のクロック信号を与え、DA変換
手段は第4のクロック信号に同期して第1の合成ディジ
タル信号を第1のアナログ信号に変換するものである。
【0096】以下、本発明の実施の形態5について、図
面を用いて説明する。
【0097】図6は本発明の実施の形態5における画像
復号化装置のブロック図を示す。
【0098】図6において、10〜14、16、18、
22、105、106は図10に示す従来例と同一であ
る。DA変換用クロック106はここでは第3のクロッ
ク信号と呼ぶ。1〜9、15〜21は図1に示す本発明
の実施の形態1と同一である。
【0099】また、81は切り替え手段であり、82は
第1のクロック信号21と第3のクロック信号106の
内の、切り替え手段81により選択されたいずれか一方
のクロック信号(以下、これを第4のクロック信号と呼
ぶ)である。
【0100】ここで、ディジタルビデオビットストリー
ム7は、有効走査線数480本、有効画素数704/ラ
イン、第1のフレーム周波数59.94フレーム/秒の
ビデオ信号をMPEG−2/H−14により圧縮符号化
したものとする。
【0101】以上のように構成された画像復号化装置に
ついて、以下、その動作を述べる。
【0102】入力高周波信号1はチューナ2によって選
局され、選局されたチャンネルのディジタル変調信号3
は復調手段4に加えられ復調されディジタル伝送ストリ
ーム5が得られる。ディジタル伝送ストリーム5は多重
化分離手段6によりディジタルビデオビットストリーム
7とタイムスタンプ信号19とが分離される。
【0103】ディジタルビデオビットストリーム7は復
号手段8によって伸張され第1のディジタルビデオ信号
9が出力される。一方、タイムスタンプ信号19は第1
のクロック再生手段20に加えられ第1のクロック信号
21として27MHzのクロックが再生される。
【0104】本実施の形態において、メモリ13は、第
1のディジタルビデオ信号9を書き込む入力バッファ領
域と、第1の合成ディジタル信号15を書き込む出力バ
ッファ領域とを有するものとする。
【0105】第1のクロック信号21は、復号手段8に
加えられて第1のディジタルビデオ信号9を出力すると
きのサンプルクロックとして使用されると同時に、メモ
リ制御手段14に加えられ、第1のディジタルビデオ信
号9をメモリデータ信号22経由でメモリ13の入力バ
ッファ領域へ書き込むのに用いられる。また、重畳手段
12はメモリ13の入力バッファ領域に書き込まれた第
1のディジタルビデオ信号9を読み出してグラフィック
信号とを重畳して第1の合成ディジタル信号15として
メモリ13の出力バッファ領域に書き込む。
【0106】切り替え手段81は、第1のクロック信号
21と第3のクロック信号106とを切り替えて第4の
クロック信号82を生成する。
【0107】メモリ制御手段14に加えられた第4のク
ロック信号82に同期してメモリ13から読み出された
第1の合成ディジタル信号15は、DA変換手段16に
加えられる。
【0108】また、第4のクロック信号82はDA変換
手段16に加えられてDA変換の基準クロックとして使
用され、第4のクロック信号82のタイミングでアナロ
グビデオ信号17に変換され表示手段18に表示され
る。
【0109】尚、第1の合成ディジタル信号15生成方
法としては、上記の、第1のディジタルビデオ信号9を
メモリ13の入力バッファ領域に、そして、第1の合成
ディジタル信号15をメモリ13の出力バッファ領域に
それぞれメモリデータ信号22を経由して書き込む方法
の他に、第1のディジタルビデオ信号9のみをメモリデ
ータ信号22を経由してメモリ13の入力バッファ領域
にメモリデータ信号22を経由して書き込み・読み出し
を行いグラフィック信号11とを重畳手段12で重畳
し、その後、第4のクロック信号82に同期して第1の
合成ディジタル信号15をDA変換手段に加える方法も
可能である。この場合にはメモリ13は入力バッファ領
域のみをもてばよい。
【0110】以上のように、本発明の実施の形態5にお
いては、復号手段8から出力される第1のディジタルビ
デオ信号9とメモリ13からメモリデータ信号22を経
由して読み出される第1の合成ディジタル信号15とD
A変換手段16とは同期しており表示フレームのずれが
発生することなく表示手段18に表示することが可能で
あり、又、前記合成ディジタル信号と非同期のDA変換
を行い表示フレーム数を独自に設定することが可能であ
るため、ユーザに著しい利便性を与えるものである。具
体的には、例えば、表示手段18に表示されたグラフィ
ック画像のゆれが気になる場合は、切り替え手段81に
より第3のクロック信号106を選択すれば良い。 (実施の形態6)本願第6の発明の画像復号化装置は、
画像をフレーム符号化またはフィールド符号化によって
符号化したディジタルビデオビットストリームとタイム
スタンプ信号とを多重化したディジタル伝送ストリーム
を入力して復号する復号化装置であって、多重化分離手
段は前記ディジタル伝送ストリームからディジタルビデ
オビットストリームとタイムスタンプ信号とを抽出し、
第1のクロック再生手段は前記タイムスタンプ信号から
第1のクロック信号を再生し、第2のクロック再生手段
は第1のクロック再生手段から第2のクロック信号を再
生し、復号手段は前記ディジタルビデオビットストリー
ムを復号して、第1のフレーム周波数を有する、第1の
クロック信号に同期した第1のディジタルビデオ信号を
出力し、少なくとも第1のディジタルビデオ信号はメモ
リ13に書き込まれ、重畳手段はグラフィック生成手段
によって生成されるグラフィック信号とメモリ13から
読み出された第1のディジタルビデオ信号とを重畳して
第1のクロック信号に同期する第2のフレーム周波数を
有する第2の合成ディジタル信号を出力し、切り替え手
段は第2のクロック信号とその第2のクロック信号とは
独立の第3のクロック信号の内、いずれか一方のクロッ
ク信号(これを、第4のクロック信号と呼ぶ)に切り替
えて出力し、DA変換手段は第4のクロック信号に同期
して第2の合成ディジタル信号を第2のアナログ信号に
変換するものである。
【0111】以下、本発明の実施の形態6について、図
面を用いて説明する。
【0112】図7は本発明の実施の形態6における画像
復号化装置のブロック図を示す。
【0113】図7において、10〜14、16、18、
22、105、106は、図10に示す従来例と同一で
あり、1〜9、15〜21は、図1に示す本発明の実施
の形態1と同一である。又、31〜34は本発明の第2
の実施の形態と同一であり、81〜82は本発明の第5
の実施の形態と同一である。
【0114】本発明の第6の実施の形態は、基本的には
本発明の第2の実施の形態と同様の動作をするが、切り
替え手段81を有する点が異なる。すなわち、切り替え
手段81は、第2のクロック信号32と第3のクロック
信号106とを切り替えて第4のクロック信号82を生
成する。
【0115】メモリ制御手段14に加えられた第4のク
ロック信号82に同期してメモリ13から読み出された
第2の合成ディジタル信号33は、DA変換手段16に
加えられる。
【0116】また、第4のクロック信号82はDA変換
手段16に加えられてDA変換の基準クロックとして使
用され、第4のクロック信号82のタイミングで第2の
アナログビデオ信号34に変換され表示手段18に表示
される。
【0117】以上のように、本発明の実施の形態6にお
いては、第2の合成ディジタルビデオ信号33は第2の
クロック信号32に同期され、また、DA変換手段16
によるDA変換も第2のクロック信号32に同期して行
われるので、第1のディジタルビデオ信号9の2.5倍
のフレーム周波数を有する第2のアナログビデオ信号3
4を、表示フレームずれが発生することなく、表示手段
18に表示することが可能であり、又、第2のクロック
信号と非同期のDA変換を行い表示フレーム数を独自に
設定することが可能であるため、ユーザーに著しい利便
性を与えるものである。
【0118】尚、実施の形態3、4においても、上記実
施の形態6と同様に、第2クロック再生手段31の後段
に切り替え手段81を設けて、第2のクロック信号32
と第3のクロック信号106とのいずれか一方を選択出
来る様にする構成としても良い。この構成により、表示
手段18における表示画像のフレーム周波数を自由に切
り替えることが可能となる。上記実施の形態3、4の構
成に、上述した様に切り替え手段81を追加した場合の
構成図を図8、図9に示す。
【0119】以上のように、本願第1の発明の画像復号
化装置においては、例えば、復号手段から出力される第
1のディジタルビデオ信号とメモリから読み出される合
成ディジタル信号とDA変換手段とは同期しているの
で、第1のディジタルビデオ信号を、表示フレームのず
れが発生することなく表示手段に表示させることが可能
である。
【0120】また、本願第2の発明の画像復号化装置に
おいては、例えば、第2の合成ディジタルビデオ信号は
第2のクロック信号に同期され、また、DA変換も第2
のクロック信号に同期して行われるので、第1のディジ
タルビデオ信号の第1のフレーム周波数よりも高い周波
数に設定された第2のフレーム周波数を有する第2のア
ナログビデオ信号を、表示フレームのずれが発生するこ
となく表示手段に表示させることが可能であり、また、
表示フリッカを減少させることができる。
【0121】また、本願第3の発明の画像復号化装置に
おいては、例えば、第3の合成ディジタルビデオ信号は
第2のクロック信号に同期され、また、DA変換も第2
のクロック信号に同期して行われるので、第1のディジ
タルビデオ信号の空間解像度を増加させた第3のアナロ
グビデオ信号を、表示フレームのずれが発生することな
く、表示手段に表示させることが可能である。
【0122】また、本願第4の発明の画像復号化装置に
おいては、例えば、第4の合成ディジタルビデオ信号は
第2のクロック信号に同期され、また、DA変換も第2
のクロック信号に同期して行われるので、第1のディジ
タルビデオ信号の空間解像度を減少させた第4のアナロ
グビデオ信号を、表示フレームのずれが発生することな
く、表示手段に表示させることが可能である。
【0123】また、本願第5の発明の画像復号化装置に
おいては、例えば、復号手段から出力される第1のディ
ジタルビデオ信号とメモリから読み出される少なくとも
第1のディジタルビデオ信号を含む信号とDA変換手段
とは同期している。そのため、アナログビデオ信号を、
表示フレームずれが発生することなく表示手段に表示さ
せることが可能であり、又、第1のクロック信号と独立
のDA変換を行い、表示画像のフレーム周波数を独自に
設定することが可能であるため、上述した通りユーザに
顕著な利便性を与えるものである。
【0124】また、本願第6の発明の画像復号化装置に
おいては、例えば、上記第2の発明の構成に対して、第
2のクロック信号とは独立の第3のクロック信号を生成
するタイミング生成手段と、前記第2のクロック信号と
前記第3のクロック信号の内、いずれか一方のクロック
信号に切り替える切り替え手段とを更に備え、DA変換
手段が、前記切り替え手段から出力された前記クロック
信号に同期して、第2の合成ディジタル信号を第2のア
ナログ信号に変換する構成である。即ちこの構成の場
合、例えば図7に示した様に、第2の合成ディジタルビ
デオ信号は第2のクロック信号に同期され、また、DA
変換も第2のクロック信号に同期して行われるので、第
1のディジタルビデオ信号の第1のフレーム周波数より
も高い周波数に設定された第2のフレーム周波数を有す
る第2のアナログビデオ信号を、表示フレームのずれが
発生することなく表示手段に表示させることが可能であ
り、又、第2のクロック信号と独立のDA変換を行い、
表示画像のフレーム周波数を独自に設定することが可能
であるため、ユーザに顕著な利便性を与えるものであ
る。
【0125】また、本願第7の発明の画像復号化装置に
おいては、例えば、上記第2の発明の構成に対して、第
2のクロック信号とは独立の第3のクロック信号を生成
するタイミング生成手段と、前記第2のクロック信号と
前記第3のクロック信号の内、いずれか一方のクロック
信号に切り替える切り替え手段とを更に備え、DA変換
手段が、前記切り替え手段から出力された前記クロック
信号に同期して、第3の合成ディジタル信号を第3のア
ナログ信号に変換する構成である。即ちこの構成の場
合、例えば、図8に示した様に、第3の合成ディジタル
ビデオ信号は第2のクロック信号に同期され、また、D
A変換も第2のクロック信号に同期して行われるので、
第1のディジタルビデオ信号の空間解像度を増加させた
第3のアナログビデオ信号を、表示フレームのずれが発
生することなく、表示手段に表示させることが可能であ
り、又、第2のクロック信号と独立のDA変換を行い表
示フレーム数を独自に設定することが可能であるため、
ユーザに顕著な利便性を与えるものである。
【0126】また、本願第8の発明の画像復号化装置に
おいては、例えば、上記第3の発明の構成に対して、第
2のクロック信号とは独立の第3のクロック信号を生成
するクロック生成手段と、前記第2のクロック信号と前
記第3のクロック信号の内、いずれか一方のクロック信
号に切り替える切り替え手段とを更に備え、DA変換手
段が、前記切り替え手段かの出力された前記クロック信
号に同期して、第4の合成ディジタル信号を第3のアナ
ログ信号に変換する構成である。即ちこの構成の場合、
例えば、図9に示した様に、第4の合成ディジタルビデ
オ信号は第2のクロック信号に同期され、また、DA変
換も第2のクロック信号に同期して行われるので、第1
のディジタルビデオ信号の空間解像度を減少させた第4
のアナログビデオ信号を、表示フレームのずれが発生す
ることなく、表示手段に表示させることが可能であり、
又、第2のクロック信号と独立のDA変換を行い表示フ
レーム数を独自に設定することが可能であるため、ユー
ザに顕著な利便性を与えるものである。
【0127】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、ディジタルビデオ信号とグラフィック信号とを
合成した合成画像を表示してもディジタルビデオ画像の
乱れが実質上発生しないという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の画像復号化装置のブロ
ック図
【図2】本発明の実施の形態2の画像復号化装置のブロ
ック図
【図3】本発明の実施の形態2の画像復号化装置におけ
るタイミング図
【図4】本発明の実施の形態3の画像復号化装置のブロ
ック図
【図5】本発明の実施の形態4の画像復号化装置のブロ
ック図
【図6】本発明の実施の形態5の画像復号化装置のブロ
ック図
【図7】本発明の実施の形態2の変形例としての画像復
号化装置のブロック図
【図8】本発明の実施の形態3の変形例としての画像復
号化装置のブロック図
【図9】本発明の実施の形態4の変形例としての画像復
号化装置のブロック図
【図10】従来のアナログ放送受信用パソコンの構成例
の図
【符号の説明】
1 入力高周波信号 8 復号手段 10 グラフィック生成手段 12 重畳手段 13 メモリ 16 DA変換手段 20 第1のクロック再生手段 21 第1のクロック信号 31 第2のクロック再生手段 32 第2のクロック信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム符号化またはフィールド符号化
    によって符号化したディジタルビデオビットストリーム
    と、タイムスタンプ信号とを多重化したディジタル伝送
    ストリームから画像を復号する画像復号化装置であっ
    て、 前記ディジタル伝送ストリームからディジタルビデオビ
    ットストリームとタイムスタンプ信号とを抽出する多重
    化分離手段と、 前記タイムスタンプ信号から第1のクロック信号を再生
    する第1のクロック再生手段と、 前記ディジタルビデオビットストリームを復号して、第
    1のフレーム周波数を有する、第1のクロック信号に同
    期した第1のディジタルビデオ信号を出力する復号手段
    と、 グラフィック信号を生成するグラフィック生成手段と、 前記第1のディジタルビデオ信号と前記グラフィック信
    号とを重畳して第1のクロック信号に同期する第1の合
    成ディジタル信号を出力する重畳手段と、 少なくとも前記第1のディジタルビデオ信号を記憶する
    メモリ手段と、 前記第1のクロック信号に同期して前記第1の合成ディ
    ジタル信号を第1のアナログ信号に変換するDA変換手
    段とを備えた画像復号化装置。
  2. 【請求項2】 フレーム符号化またはフィールド符号化
    によって符号化したディジタルビデオビットストリーム
    と、タイムスタンプ信号とを多重化したディジタル伝送
    ストリームから画像を復号する画像復号化装置であっ
    て、 前記ディジタル伝送ストリームからディジタルビデオビ
    ットストリームとタイムスタンプ信号とを抽出する多重
    化分離手段と、 前記タイムスタンプ信号から第1のクロック信号を再生
    する第1のクロック再生手段と、 前記第1のクロック信号から第2のクロック信号を再生
    する第2のクロック再生手段と、 前記ディジタルビデオビットストリームを復号して、第
    1のフレーム周波数を有する、前記第1のクロック信号
    に同期した第1のディジタルビデオ信号を出力する復号
    手段と、 グラフィック信号を生成するグラフィック生成手段と、 前記第1のディジタルビデオ信号と前記グラフィック信
    号とを重畳して前記第2のクロック信号に同期する第2
    のフレーム周波数を有する第2の合成ディジタル信号を
    出力する重畳手段と、 少なくとも前記第1のディジタルビデオ信号を記憶する
    メモリ手段と、 前記第2のクロック信号に同期して前記第2の合成ディ
    ジタル信号を第2のアナログ信号に変換するDA変換手
    段とを備えた画像復号化装置。
  3. 【請求項3】 フレーム符号化またはフィールド符号化
    によって符号化したディジタルビデオビットストリーム
    と、タイムスタンプ信号とを多重化したディジタル伝送
    ストリームから画像を復号する画像復号化装置であっ
    て、 前記ディジタル伝送ストリームからディジタルビデオビ
    ットストリームとタイムスタンプ信号とを抽出する多重
    化分離手段と、 前記タイムスタンプ信号から第1のクロック信号を再生
    する第1のクロック再生手段と、 前記第1のクロック信号から第2のクロック信号を再生
    する第2のクロック再生手段と、 前記ディジタルビデオビットストリームを復号して、第
    1のフレーム周波数を有する、第1のクロック信号に同
    期した第1のディジタルビデオ信号を出力する復号手段
    と、 グラフィック信号を生成するグラフィック生成手段と、 前記第1のディジタルビデオ信号の空間解像度を増加さ
    せた第2のディジタルビデオ信号を出力する補間手段
    と、 前記第2のディジタルビデオ信号と前記グラフィック信
    号とを重畳して前記第2のクロック信号に同期する第3
    の合成ディジタル信号を出力する重畳手段と、 少なくとも前記第2のディジタルビデオ信号を記憶する
    メモリ手段と、 前記第2のクロック信号に同期して前記第3の合成ディ
    ジタル信号を第3のアナログ信号に変換するDA変換手
    段とを備えた画像復号化装置。
  4. 【請求項4】 フレーム符号化またはフィールド符号化
    によって符号化したディジタルビデオビットストリーム
    と、タイムスタンプ信号とを多重化したディジタル伝送
    ストリームから画像を復号する復号化装置であって、 前記ディジタル伝送ストリームからディジタルビデオビ
    ットストリームとタイムスタンプ信号とを抽出する多重
    化分離手段と、 前記タイムスタンプ信号から第1のクロック信号を再生
    する第1のクロック再生手段と、 前記第1のクロック信号から第2のクロック信号を再生
    する第2のクロック再生手段と、 前記ディジタルビデオビットストリームを復号して、第
    1のフレーム周波数を有する、前記第1のクロック信号
    に同期した第1のディジタルビデオ信号を出力する復号
    手段と、 グラフィック信号を生成するグラフィック生成手段と、 前記第1のディジタルビデオ信号の空間解像度を減少さ
    せた第3のディジタルビデオ信号を出力する間引き手段
    と、 前記第3のディジタルビデオ信号と前記グラフィック信
    号とを重畳して前記第2のクロック信号に同期する第4
    の合成ディジタル信号を出力する重畳手段と、 少なくとも前記第3のディジタルビデオ信号を記憶する
    メモリ手段と、 前記第2のクロック信号に同期して前記第4の合成ディ
    ジタル信号を第4のアナログ信号に変換するDA変換手
    段とを備えた画像復号化装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のクロック信号とは独立の第3
    のクロック信号を生成するタイミング生成手段と、 前記第1のクロック信号と前記第3のクロック信号の
    内、いずれか一方のクロック信号を選択して出力する切
    り替え手段とを備え、 前記切り替え手段から出力された前記クロック信号にD
    A変換手段を同期させたことを特徴とする請求項1に記
    載の画像復号化装置。
  6. 【請求項6】 前記第2のクロック信号とは独立の第3
    のクロック信号を生成するタイミング生成手段と、 前記第2のクロック信号と前記第3のクロック信号の
    内、いずれか一方のクロック信号を選択して出力する切
    り替え手段とを備え、 前記切り替え手段から出力された前記クロック信号にD
    A変換手段を同期させたことを特徴とする請求項2に記
    載の画像復号化装置。
  7. 【請求項7】 前記第2のクロック信号とは独立の第3
    のクロック信号を生成するタイミング生成手段と、 前記第2のクロック信号と前記第3のクロック信号の
    内、いずれか一方のクロック信号を選択して出力する切
    り替え手段とを備え、 前記切り替え手段から出力された前記クロック信号にD
    A変換手段を同期させたことを特徴とする請求項3に記
    載の画像復号化装置。
  8. 【請求項8】 前記第2のクロック信号とは独立の第3
    のクロック信号を生成するタイミング生成手段と、 前記第2のクロック信号と前記第3のクロック信号の
    内、いずれか一方のクロック信号を選択して出力する切
    り替え手段とを備え、 前記切り替え手段から出力された前記クロック信号にD
    A変換手段を同期させたことを特徴とする請求項4に記
    載の画像復号化装置。
JP2892799A 1998-02-20 1999-02-05 画像復号化装置 Pending JPH11341495A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2892799A JPH11341495A (ja) 1998-02-20 1999-02-05 画像復号化装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-38373 1998-02-20
JP3837398 1998-02-20
JP2892799A JPH11341495A (ja) 1998-02-20 1999-02-05 画像復号化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11341495A true JPH11341495A (ja) 1999-12-10

Family

ID=26367078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2892799A Pending JPH11341495A (ja) 1998-02-20 1999-02-05 画像復号化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11341495A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6943782B2 (en) 2000-09-29 2005-09-13 Seiko Epson Corporation Display control method, display controller, display unit and electronic device
CN1315065C (zh) * 2003-11-13 2007-05-09 联想(北京)有限公司 用于视频信号的传输处理方法及装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6943782B2 (en) 2000-09-29 2005-09-13 Seiko Epson Corporation Display control method, display controller, display unit and electronic device
CN1315065C (zh) * 2003-11-13 2007-05-09 联想(北京)有限公司 用于视频信号的传输处理方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6452638B1 (en) Decoder device and receiver using the same
JP3617573B2 (ja) フォーマット変換回路並びに該フォーマット変換回路を備えたテレビジョン受像機
CN1206290A (zh) 高清晰度电视机
JPH08256297A (ja) 2画面テレビ受像機
KR100750779B1 (ko) 신호 송신 장치 및 신호 수신 장치
JPH0888836A (ja) テレビジョン受信機
JPH0372796A (ja) テレビジョン信号処理装置
JP2915676B2 (ja) 映像信号記録・再生装置
JP2001231016A (ja) 映像信号再生装置
JP2000347638A (ja) Osd装置及びこれを用いた符号化ビデオ復号装置並びにこの復号装置を用いたディジタル放送受信装置
EP0979005B1 (en) Image decoder
JPH11341495A (ja) 画像復号化装置
JPH04502391A (ja) 従来のテレビジョン規格と互換性のあるテレビジョン伝送方法
JP5207866B2 (ja) 映像信号処理方法、映像信号処理装置
JPH07203426A (ja) 階層符号化復号化装置
JP2007300568A (ja) 映像信号処理装置
JP2000324419A (ja) 画像処理装置及び方法
JP2557466B2 (ja) Museデコーダの低域置換回路
KR100246456B1 (ko) 비디오신호 오버레이장치
JPH08331520A (ja) Edtvデコーダ装置
KR100253228B1 (ko) 디지탈 위성방송 수신기의 더블화면 디스플레이장치
JP3017240U (ja) テレビジョン信号処理装置
JPH11289520A (ja) デコーダ装置及びこれを用いた受信機
JPH1141606A (ja) 画像復号化装置
JPH11136588A (ja) テレビ放送用端末装置及び送信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050415

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050517