JPH11341423A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH11341423A
JPH11341423A JP10142542A JP14254298A JPH11341423A JP H11341423 A JPH11341423 A JP H11341423A JP 10142542 A JP10142542 A JP 10142542A JP 14254298 A JP14254298 A JP 14254298A JP H11341423 A JPH11341423 A JP H11341423A
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JP
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JP10142542A
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Inventor
Kunio Imai
邦雄 今井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指定の放送内容を指定時刻に印刷する。 【解決手段】 番組情報記憶装置110は、印刷出力す
る情報分野などを印刷時刻と組み合わせたテーブルとし
て記憶する。テレビジョン信号に多重されたデータは、
アンテナ210及びチューナ200を介してデータ放送
抽出装置300に入力する。装置300は、データ放送
のデータを抽出及び解析してHTMLデータとその関連
するデータを取り出し、得られたHTMLデータをバッ
ファ305を介して記憶装置310の対応するディレク
トリに格納する。CPU400は、は、記憶装置26か
らデータを読み出し、指定レイアウトに加工してレイア
ウト済みデータ蓄積装置605に格納する。表示形式に
変換する。装置605に蓄積されたデータは、指定の時
刻にプリンタ制御装置610を介してプリンタ800に
印加され、印刷出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビジョン放
送の垂直ブランキング期間に重畳されるデータ放送、ま
たはディジタル放送で放送されるデータ放送を印刷する
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送波の垂直ブランキング
期間(VBI:Vertical Blanking
Interval)に重畳して送られてくる情報とし
て、文字放送のほかに、データ放送がある。データ放送
はインターネットで使われるのと同じHTML(Hyp
er−Text Markup Language)形
式による情報伝送が可能である、この情報により構成さ
れる画面は文字放送よりも高精細であり、現行のテレビ
ジョン放送に対応したディスプレイ画面では表示しきれ
ないので、コンピュータ画面上に表示して読むのが現在
の使い方である。しかし、すでに、パソコン画面を表示
できる高精細なディスプレイ機能を持つテレビ受像機が
市場に増えており、近い将来、コンピュータを介さず、
テレビ受像機内、或るいは外付けで、テレビ受像機側に
蓄積装置を持ち、データ放送のHTMLデータをテレビ
ジョンのディスプレイ画面上に表示して閲覧する使い方
が登場すると想像される。
【0003】インターネットのHTMLデータは、通
常、その都度通信回線を介して情報源にアクセスする使
い方が一般的であるが、放送で送られるHTMLデータ
の場合は、常時最新のデータを蓄積しておく使い方がで
きる。
【0004】データ放送により伝送される情報には、動
画像表示をするものも含まれるが、テキスト情報にイラ
ストや画像をはめ込んだレイアウトで表示されるものが
大半を占めている。この、新聞のような画面をテレビジ
ョン等のディスプレイで読むことは経験的に言って能率
が悪く、また非常に疲れるものであり、人間とのインタ
ーフェースとして最適とは言い難い。やはり、紙の上に
印刷された状態の画面(紙面)を見ることが人間とのイ
ンターフェースとしては適当と思われる。
【0005】ところで、現在、データ放送を紙の上に出
力するには、次のような操作が必要である。パソコンを
立ち上げて、データ放送を受信し、ブラウザーソフトを
立ち上げて、見たいホームページにアクセスし、その中
の見たい画面を検索し、表示する。紙に出力したい画面
が現れたら、印刷コマンドを送ってプリンタに出力す
る。見たい、またはプリントしたい情報がたくさんあ
り、これを一日に数回、または、毎日、更には一週間に
一度等、定期的にアクセスするユーザにとっては、この
ような決まりきった操作を繰り返すことは非常に煩わし
いものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するための方法を提供しようとするものであ
る。すなわち、アンテナを繋いで、電源を入れるだけ
で、何も特別な操作を行わなくても、予め定めた特定の
データ放送番組について、自動的に紙の上に表示する。
或るいは、欲しい分類番号を指定するキーを押すだけ
で、最新の情報を紙の上に出力することを実現するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、データ放送を検索し、表示し、プリントするという
一連の操作を人手を介さずに、予め設定した番組を放送
している電波を自動的に選択し、データを抽出・蓄積
し、HTML形式のデータをその文法に従って復元し、
それを予め指定した時刻にプリンタに出力するまでの一
連の処理を内蔵する。
【0008】そのため、本発明による装置はプリンタに
出力する分類とそれに対応する放送チャンネル、サービ
ス番号または番組番号、出力レイアウト情報およびプリ
ンタに出力する時刻を含むテーブルを設け、これにより
指定されるテレビジョン放送電波を受信し、その中に含
まれているデータ放送の情報を、記憶装置に設定したデ
ィレクトリに蓄積し、前記出力テーブルの情報に基づい
て、前記記憶装置の所定のディレクトリに蓄積されてい
るデータ放送の情報を取り出し、その中に含まれるテキ
ストと静止画像またはイラストを前記テーブルに設定さ
れているレイアウト情報に従ってレイアウトして蓄積
し、指定した時刻、または任意の時刻に、プリンタに出
力する処理を内蔵する。
【0009】
【実施例】まず、実施例を説明するために必要な、文字
放送とデータ放送のデータ構造を述べる。
【0010】文字放送とデータ放送はテレビジョン放送
波の映像として表示されない垂直ブランキング期間(V
BI:Vertica1 B1anking Inte
rva1)に重畳され、伝送される。図1にこれらの位
置関係を示す。我が国の場合、VBIの走査線のうち、
文字放送は第14H(277H)、15H(278
H)、16H(279H)および21H(294H)に
重畳し、データ放送は第10H(273H)、11H
(274H)、12H(275H)、13H(276
H)に重畳して伝送される。
【0011】これらのデータは、1水平周期を364分
割するクロック(約5.72MHz)で刻まれる”1”
または”0”なる2値の波高値として伝送される。1水
平走査線の中の同期波形と色相基準のバースト波形部分
を除く有効走査期間に含まれる296ビットのデータ
(データライン)の構造は図2に示す通り、先頭に16
ビットのビット同期部があり、これに続いて、8ビット
のバイト同期部、更に14ビットのプレフィックス部が
あり、176ビット(22バイト)のデータブロックが
これに続き、末尾に82ビットのチェック符号が付加さ
れる。文字放送またはデータ放送の物理的な条件は同じ
である。これらの違いはプレフィックス部(14ビッ
ト)の規定とデータブロック(176ビット)の内容の
違いである。
【0012】プレフィックス部14ビットの情報の内訳
を図3に示す。データ放送の場合、先頭から論理チャン
ネル識別フラグ(6ビット)、スクランブル制御を行う
かどうかの指定(2ビット)、データの連続性を示すバ
イナリ値(4ビット)、およびデータグループの先頭か
末尾かを示すフラグ(2ビット)で構成されるのに対
し、文字放送の場合は先頭からサービス識別符号(8ビ
ット)、連続性指標(4ビット)および伝送制御フラグ
(1ビット)および誤り検出符号化区間識別フラグ(1
ビット)で構成される。
【0013】データ放送の論理チャンネルの識別フラグ
の6ビットで使うことのできるビット配列と文字放送の
サービス識別符号(8ビット)の先頭6ビットの配列は
混同されないように考慮されており、データ放送の場
合、6ビットで識別可能な64配列のうち、32個を使
い、30個の論理チャンネルおよび時刻信号、伝送制御
データ(TCD)に割り当てている。文字放送の場合、
前記データ放送用の32個のビット配列を除く6種類の
ビット配列を使って、送出モードや補助信号、運用信号
の指定をしている。従って、文字放送とデータ放送は、
VBI上の位置の他に、プレフィックス部の先頭6ビッ
トを調べることにより、そのデータブロックがデータ放
送なのか、文字放送なのかを区別することができる。
【0014】データ放送は文字放送とは異なり、様々な
形式のデータを送ることができる。その信号の定義は、
プレフィックス部の先頭6ビットのビットパターンが”
100000”の場合、データ放送の伝送制御データの
パターンを示しており、これが指定された時、続くデー
タブロックの中にデータ放送の放送チャンネルや番組番
号、符号化方式、論理チャンネルの番号等が指定され
る。伝送制御データの構造を図4に示す。
【0015】データ放送の場合、データブロックの構成
は「DG構成1」と「DG構成2」の二通り存在する
が、伝送制御データはDG構成1で送られる。この場合
のデータブロックには5バイトのデータグループヘッダ
に続いて、放送チャンネル(10ビット)や放送事業者
識別(2バイト)、番組のサービス番号(1バイト)、
番組番号(2バイト)、符号化方式(1バイト)、論理
チャンネル指定(6ビット)などのデータが含まれてい
る。
【0016】DG構成1のデータグループヘッダはデー
タグループの識別(4ビット)とそのグループの連送
(4ビット)、データグループの間の連結の状態(1ビ
ット)、データグループの順序(7ビット)、データグ
ループサイズ(24ビット)をあらわす情報が含まれ
る。一つの伝送制御データは、次の伝送制御データが有
効となるまで、当該データチャンネルで伝送する全ての
番組の伝送を制御する。
【0017】図6に本発明による実施例のブロック図を
示す。同図において、110は出力する番組情報記憶部
であり、この中に定期的あるいは随時に出力する番組の
分類とそれに対応する放送局(放送チャンネル)、サー
ビス番号または番組番号および出力時刻との組み合わせ
をテーブルとして記憶している。また、その分類の番組
内容に対応する出力レイアウトの条件、例えば出力の段
組や情報カテゴリーの配列順序などの情報も用意されて
いる。この番組情報記憶部のデータは最初、予めプログ
ラムに内蔵されているデフォルト値で設定される。その
後、ユーザが修正することも可能で、その内容は電源を
遮断しても保持している必要があるので、書き込み可能
で装置の電源遮断と共に消えないような不揮発性の記憶
装置を用いる。120は処理プログラム記憶部を示し、
この中に後述する一連の処理プログラムを内蔵してい
る。この処理プログラムの処理の流れを図7に示す。1
00は設定ユーザインターフェースであり、通常は使わ
ないが、随時出力する場合のトリガーキー、また出力番
組設定の修正などに用いる。
【0018】210は電波を受信するためのアンテナを
示しており、200は放送波に同調して放送チャンネル
を選び出すためのチューナであり、電波からテレビジョ
ン映像信号を取り出す。300はデータ放送抽出部であ
り、図1に示す垂直ブランキング期間のデータ放送多重
位置に重畳されているデータラインからプレフィックス
部とデータブロックを抽出する。
【0019】305は前記抽出されたデータを一時蓄え
ておくバッファである。プレフィックス部の情報からデ
ータブロックの論理チャンネル番号やデータの連続性
や、またデータブロックの先頭か末尾かを知ることがで
きる。また番組の伝送制御の定義の場合、その後に続く
データブロックからサービス番号や番組番号を知ること
ができる。番組情報記憶部110の内容と照らし合わせ
て、不要なデータを捨て、必要な番組データを選び出
す。310は番組情報記憶部110にある番組番号に一
致するデータを番組番号に対応して蓄積しておくための
蓄積装置である。
【0020】605は記憶装置310に蓄積されたデー
タをHTML解析して、タグを外し、元のデータを復元
し、更に番組情報記憶部にあるレイアウト指示に従って
分類情報単位でまとめて、プリンタに出力できるページ
レイアウトを行なった結果を蓄積しておくためのレイア
ウト済みデータ蓄積部である。610はプリンタ制御
部、800はプリンタを示す。400はマイクロコンピ
ュータなどの中央処理装置、410は時計を示す。この
時計はデータ放送で送られる時刻信号で校正する。な
お、プリンタとして汎用プリンタを用いた場合、図6に
おいて、プリンタ制御部610とプリンタ800の間は
プリンタケーブルで接続されている。
【0021】この装置の処理プログラムは、処理プログ
ラム記憶部120に記憶されているが、その処理プログ
ラムについて説明し、かつ図6に示すブロック図と対応
させながら装置全体の動作を説明する。処理プログラム
の流れを図7に示す。
【0022】装置に電源が投入されると、先ず、システ
ムの初期設定を行なう(図7のフローに図示せず)。そ
の初期設定処理には少なくとも、次の設定が含まれる。 (1)電波の受信レベルの確認とその結果の表示 VBIのデータを判別できるだけの充分なレベルの電波
が受信できない時は、その旨インタフェースディスプレ
イ、またはプリンタに出力表示して、処理を止める。電
波の受信レベルが充分な時は、直ちにデータの蓄積モー
ドに進む。 (2)時刻番組を受信して、時計を合わせる。 (3)プリンタのモード設定 特に、プリンタとして汎用プリンタを用いた場合、プリ
ンタに備わっている幾つかの動作モード(コマンド体系
に対応)のうち、最適なプリンタのモードに設定する。
【0023】予め、出力番組情報記憶部110に書き込
まれるべきデータを処理プログラムの中にデフォルト値
として持ち、プリントアウトする情報の分類とその分類
に含まれるデータを設定しておく(6001)。
【0024】すなわち、情報カテゴリーとして、政治・
経済ニュース、株式、スポーツ・芸能ニュース、天気予
報、交通情報、料理、タウン情報、自治体からの広報、
競馬、芸術、趣味などがあり、これらには通常複数の番
組が含まれる。これらの情報カテゴリーに含まれる番組
群の単独または複数を様々に組み合わせて一つの分類番
号に対応させる。例えば、政治・経済ニュース、スポー
ツ、株式、および天気予報等の番組を組み合わせたもの
を一つの出力分類として設定する。その分類内容に相当
する一つまたは複数のデータ放送のサービス番号または
番組番号、その番組を含む放送チャンネル、およびその
分類に対応するプリント出力時刻、更に分類情報をプリ
ンタに出力する時の用紙サイズやレイアウト条件と対応
させた出力番組テーブル(6004)を作って、デフォ
ルト値として、予め番組情報記憶部110に記憶してお
く。
【0025】また、この出力分類テーブルの設定は、出
力分類に対応する情報カテゴリーをキーワードで設定し
て、キーワードに合致するサービス番組を自動的に選択
して設定することもできる。
【0026】何れにしても、ユーザが本装置の使用に先
立って、出力情報データを設定する操作は必要ない。本
装置にアンテナを接続して電源を入れるだけで、上記の
方法により予め設定されたデータに基づいて、決まった
情報が決まった時刻に自動的に紙に出力される。しか
し、使っているうちに出力番組を変えたいとか出力時刻
を変えたいという要望が出て来る。これに対応するため
に、ユーザ・インターフェースを設けおく。この場合、
分類番号を直接インターフェースを介して数字キーで入
力することやインターフェース用ディスプレイ画面に番
組分類タイトルを表示して、その中から選択する方法も
可能である。このような処理により、出力番組のテーブ
ルを修正し、番組情報記憶部110に記憶する。
【0027】データ抽出処理は、電源投入後の初期設定
終了後、直ちに開始する。そして、データ抽出開始時刻
を、前記番組情報記憶部110の予め設定した部分に書
き込む書き込むデータは上書きされる。装置が動作状態
にある限り自動的に番組情報記憶部110内の出力番組
テーブルで指定される全てのデータ放送番組について、
巡回しながらデータを蓄積する。すなわち、出力番組テ
ーブル(6004)に設定されている放送チャンネルを
指定し(6002)、これによりアンテナ210、チュ
ーナ200、データ放送抽出部300を経由して抽出さ
れ、バッファ305に一時貯えられたデータについて、
解析する(6012)。データブロックのプレフィック
ス部とデータの内容を、プレフィックス部の論理チャン
ネル番号に対応するディレクトリに分けて連続性指標を
確認しながら、データグループ先頭フラグが“1”から
終端フラグが“1”までのデータ(データブロック)を
単位にして記憶装置310に設定したディレクトリに蓄
積する。この処理を前記出力番組テーブルで指定されて
いる全ての番組について繰り返す。これにより、番組情
報記憶部110にある分類番号と一致した番組を抽出
し、番組毎に番組の連続するページを順序よく蓄積する
(6003)。この時、蓄積した番組データには時計4
10による日時情報を付加する。
【0028】以上の処理を出力番組テーブルに指定され
ている全ての番組について行なう。そして、それぞれの
分類番号に対応する全ての番組データが揃ったら、その
分類番号に対して、時計の日時情報を付加する。これを
当該分類データの入手時刻とする。これを前記番組情報
記憶部110内のテーブルに分類番号対応のデータとし
て書き込む。
【0029】以上の処理により、記憶装置310には、
出力番組テーブルで指定される全ての番組の最新のデー
タが蓄積される。
【0030】このようにして記憶装置310に蓄積され
たデータから、前記番組情報記憶部110に蓄積されて
いるテーブルの情報に従って順次、情報カテゴリーに対
応したディレクトリから分類番号に対応したデータを取
り出し、その符号化形式に対応した解析を行なう。その
データがHTMLテキストデータの場合、その文法に従
って解析し、元のデータを復元する。HTMLは、テキ
スト情報や画像情報にそのスタイルや色、あるいは配置
の情報がタグで付加されている。HTML言語について
は、明確に仕様が定められており、誰でも参照すること
ができる。
【0031】タイトルは<TITLE>・・・</TI
TLE>で挟まれた内容である。この中に含まれる単語
からどの情報カテゴリーに分類されるか判断する。その
次にあらわれる<BODY>・・・</BODY>で囲
まれる部分がページ本文である。本文の中には、見出し
行やテキスト本文、あるいはIMAGE SRC
=”...”で表示されるイラストや静止画像等が含ま
れる。
【0032】このようにタグが付加されたファイルにつ
いて、HTML辞書を参照しながら、タグを外し、元の
データを復元する(6005)。これが複数集まって、
一つの分類番号に対応する出力情報が得られる。
【0033】このようにして復元されたデータを、出力
番組テーブルで指定される用紙サイズとレイアウト情報
に従って、ページ単位でレイアウト処理を行う(600
6)。プリンタがフォントやパターンを内蔵している場
合は、そのフォントサイズを考慮してレイアウトを行う
必要がある。また、フォント等を内蔵しないプリンタに
出力する場合は、レイアウト結果を画素単位で表現した
画像として記憶する。このようにレイアウト処理された
ページ単位のデータをページ順に、番組単位にレイアウ
ト済みデータ蓄積部605に蓄積する(6008)。こ
のように分類別に蓄積された蓄積されたデータはいつで
もトリガー信号によりプリンタに出力することができる
状態になる。
【0034】番組情報記憶部110にある出力番組テー
ブルで指定された時刻に発生するトリガー、または随
時、本装置に備わっている数字キーまたは記号キーで発
生する出力したい分類番号に対応するトリガー(600
7)により、前記情報記憶部に記憶しているデータ抽出
開始時刻が、当該分類番号に対応するデータの入手時刻
を比較する処理を行なう。データの入手時刻がデータ袖
抽出開始時刻より早いか、またはデータ入手時刻が書き
込まれていなければ、未だ、新しいデータが蓄積されて
いない旨インタフェースディスプレイまたはプリンタに
出力表示し、データ入手時刻がデータ抽出開始時刻より
遅ければ、直ちにプリンタ制御部610を経由して、分
類番号に対応する情報をプリンタ800で紙の上に出力
する。
【0035】図8に、本発明による別の実施例のブロッ
ク図を示す。これは情報源としてデータ放送のほかに文
字放送も含めて紙に出力する実施例である。
【0036】図6に示すブロック図におけるデータ放送
抽出部300は図1の垂直期間のうち、データ放送多重
位置にあるデータのみを抽出するのに対して、図8のブ
ロックはデータ放送重畳位置のみならず、文字放送の重
畳位置のデータも抽出する。
【0037】この装置の処理プログラムは、処理プログ
ラム記憶部120に記憶しており、その処理プログラム
の流れを図9に示し、かつ図8に示すブロック図と対応
させながら装置全体の動作を説明する。
【0038】電源投入後のシステムの初期設定および出
力番組情報記憶部110に書き込まれるべきデータを、
予め処理プログラムの中にデフォルト値として持つとい
う考え方は同じであり、分類に含まれる番組としてデー
タ放送だけでなく、文字放送も含まれる。
【0039】データ取込みの処理は、装置が動作状態に
ある限り自動的に番組情報記憶部110内の出力番組テ
ーブルで指定される全ての文字放送およびデータ放送番
組について、チャンネル指定と番組番号を照合して、巡
回しながらデータを蓄積する。
【0040】即ち、出力番組テーブル(6004)に設
定されている放送チャンネルを指定し(6002)、こ
れによりアンテナ210、チューナ200、文字放送・
データ放送抽出部300を経由して抽出され、データブ
ロックのプレフィックス部とデータブロックの内容がバ
ッファ305に一時貯えられる。このデータについて、
プレフィックス部データブロック部解析処理(601
2)を行なう。前述のごとく、プレフィックス部の先頭
6ビットのデータを調べれば、文字放送の送出モードや
補助信号、運用信号、あるいはデータ放送の論理チャン
ネル、時刻信号および伝送制御信号が重複なく定義され
ているので、文字放送か、データ放送の判別ができる。
【0041】従って、先ず、このデータのプレフィック
ス部の先頭の6ビットを調べ、文字放送/データ放送の
識別を行なう。
【0042】判別した結果が、データ放送の場合は実施
例1で説明した方法と同じやり方で、情報カテゴリーに
対応する番組のデータを記憶装置310の所定のディレ
クトリーに蓄積する(6003)。
【0043】また、文字放送と識別された場合、データ
ブロック内のデータを調べ、データブロックの先頭にヘ
ッダ開始符号(SOH)があれば、番組管理データ、ま
たはページデータのヘッダである。図5に示すデータ構
造から明らかように、先頭の1バイト目に、ヘッダ開始
符号(SOH)があり、9バイト目にデータヘッダ識別
符号がある。それが、”02/0(上位4ビット/下位
4ビット)”ならば、番組管理データであり、”02/
1”ならば、ページデータヘッダである。更に、第1
1、12バイト目に12ビットの番組番号データがあ
る。番組出力テーブルで指定される番組番号と一致すれ
ば、そのページデータを、記憶装置310に設定したデ
ィレクトリに、時計の日時と共に蓄積する(600
3)。
【0044】以上の処理を出力番組テーブルに指定され
ている全ての番組について行ない、それぞれの出力分類
番号に対応する番組のデータが全て揃った時点で、該当
する分類番号の所定の場所にデータ入手時刻を書き込
む。
【0045】これにより、記憶装置310には、出力番
組テーブルで指定される全ての番組の最新のデータが蓄
積されている。
【0046】このようにして記憶装置310に蓄積され
たデータから、前記番組情報記憶部110に蓄積されて
いるテーブルのデータに従って順次、分類情報に対応す
る番組のデータを取り出し、そのデータが、HTMLデ
ータであるかどうかの判別を行なう(7001)。これ
は蓄積されているデータに<HTML>タグが含まれて
いるかどうかで判別できる。
【0047】HTMLの場合は、実施例1で示したよう
に、その文法に従って解析し、元のデータを復元する
(6005)。
【0048】文字放送の場合は、文字放送テキスト抽出
処理(7002)を行なう。
【0049】このようにして復元された元のデータを、
それを出力番組テーブルで指定されたサイズの用紙上に
ページ単位でレイアウト処理を行ない(6006)、レ
イアウト済みデータ蓄積部605に蓄積する(600
8)。
【0050】番組情報記憶部110にある出力番組テー
ブルで指定された時刻にトリガーを発生し(600
7)、該当する分類番号のデータ入手時刻がデータ抽出
開始時刻よりも遅ければ、プリンタ制御部610を経由
して、プリンタ800で出力する。
【0051】なお、図6および図8に示す実施例では、
予め本体内に処理プログラム記憶部や番組情報記憶部を
内蔵する方式を用いたが、これらの情報をROMカード
などの外部記憶装置に収容し、これを本体に挿入するこ
とにより用いる方式も容易に実現することも明らかであ
る。
【0052】また、上記説明ではデータ放送として、H
TML形式のデータを扱う例を説明したが、データ放送
にはA4サイズのファクシミリ信号も定義されているの
で、ファクシミリ信号を復元してビットマップ情報に展
開し、プリンタに出力できることは言うまでもない。
【0053】また、横720ドット×縦480ライン、
または横1920ドット×縦1035ライン等を基本と
する静止画像データも定義されており、これらも、プリ
ンタに出力できることは明らかである。
【0054】また、以上の説明では、出力番組テーブル
で指定されている番組を全て巡回して、常時新しいデー
タを蓄積しておく方法を説明したが、このためには大き
な容量の記憶装置を必要とする。これを避けるため、特
定の分類番号の出力時刻になったら、或るいはその出力
時刻より一定時間遡って、動作を開始するようにすれ
ば、小さな容量の記憶装置でも同じ目的を果たすことが
できる、また、上記の説明では、出力する全ての分類情
報について、ページのデータをレイアウト済みデータ蓄
積部に蓄積しておくとしたが、この場合も大きな容量の
記憶装置を必要とするので、これを避けるため、トリガ
ー信号が発生してからページレイアウト処理を開始する
ようにすれば、出力完了する時刻が遅れるが、レイアウ
ト済みデータ蓄積装置の容量を小さくすることができ
る。
【0055】また、上記の説明ではトリガーが発生した
時、当該分類番号の入手時刻が、データ抽出開始時刻
(ほぼ、電源投入時刻)より早い場合はプリンタに出力
しないとしたが、このような制限を設けず、古いデータ
でも、常に、出力するようにしてもよいことは言うまで
もない。
【0056】更に、以上の説明では、アナログ地上波の
垂直ブランキング期間に重畳されるデータについて述べ
たが、地上波や衛星によるで伝送されるMPEGビット
ストリームに重畳されるデータについても同様の考え方
を適用することができる。また、テレビジョン放送の音
声副搬送波に重畳されるデータ放送や、FM放送による
文字放送、またはデータ放送の情報を出力することも同
様の考え方を適用できることは言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】本発明を用いることにより、テレビジョ
ン放送の届くところならば何処でも、アンテナを繋いで
電源を入れるだけで、毎日、決まった時刻に、テレビジ
ョン画面の映像を中断することなく、画像を育むテキス
ト情報を紙の上に得ることができる。また、任意の時刻
に見たい情報を紙の上に出力することができる。
【0058】また、本発明を用いれば、文字放送または
データ放送を表示するためのディスプレイを用いない使
い方もでき、装置が安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 日本国内における放送について、テレビジョ
ン放送の垂直ブランキング期間に重畳される文字放送と
データ放送の多重位置を示す図。
【図2】 文字放送またはデータ放送のデータラインの
構造を示す図。
【図3】 データラインのプレフィックス部の構造を示
す図。
【図4】 データ放送の伝送制御データの構造を示す
図。
【図5】 文字放送の番組データヘッダの構造を示す
図。
【図6】 第1の実施例を示すブロック図。
【図7】 第1の実施例のブロック図の処理プログラム
の流れ。
【図8】 第2の実施例を示すブロック図。
【図9】 第2の実施例のブロック図の処理プログラム
の流れ。
【符号の説明】
100:設定ユーザーインターフェース 110:番組情報記憶部 120:処理プログラム記憶部 210:アンテナ 200:チューナ 300:データ抽出部 305:バッファ 310:記憶装置 400:中央処理装置 410:時計 605:レイアウト済みデータ蓄積部 610:プリンタ制御部 800:プリンタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタに出力する分類とそれに対応す
    る放送チャンネル、サービス番号または番組番号、出力
    レイアウト情報およびプリンタに出力する時刻を含むテ
    ーブルを設け、これにより指定されるテレビジョン放送
    電波を受信し、その中に含まれているデータ放送の情報
    を、記憶装置に設定したディレクトリに蓄積し、前記出
    力テーブルの情報に基づいて、前記記憶装置の所定のデ
    ィレクトリに蓄積されているデータ放送の情報を取り出
    し、その中に含まれるテキストと静止画像またはイラス
    トを前記テーブルに設定されているレイアウト情報に従
    ってレイアウトして蓄積し、指定した時刻、または任意
    の時刻に、プリンタに出力する処理を内蔵したことを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 プリンタに出力する分類とそれに対応す
    る放送チャンネル、サービス番号または/および番組番
    号、出力レイアウト情報およびプリンタに出力する時刻
    を含むテーブルを設け、これにより指定されるテレビジ
    ョン放送電波を受信し、その中に含まれている文字放送
    またはデータ放送の情報を、記憶装置に設定したディレ
    クトリに蓄積し、前記出力テーブルの情報に基づいて、
    前記記憶装置の所定のディレクトリに蓄積されている文
    字放送またはデータ放送の情報を取り出し、その中に含
    まれるテキストと静止画像またはイラストを前記テーブ
    ルに設定されているレイアウト情報に従ってレイアウト
    して蓄積し、指定した時刻、または任意の時刻に、プリ
    ンタに出力する処理を内蔵したことを特徴とする情報処
    理装置。
JP10142542A 1998-05-25 1998-05-25 情報処理装置 Withdrawn JPH11341423A (ja)

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