JPH037465A - ファクシミリ放送方式及びその受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、ファクシミリ信号を放送するファクシミリ放
送に関する。

（ロ）　従来の技術 現在、テレビ放送におけるサービスの多様化、高度化の
ために文字放送がサービスされている。

さらにテレビやこの文字放送の補完サービスや特定向け
のサービスなどを目的としてファクシミリ信号を放送す
るファクシミリ放送が考えられている。

このファクシミリ放送のサービスの内容としては放送番
組に関連した番組内容、テキストなどの他、株式市況、
ニュース、観光案内、職業別専門情報など多彩なサービ
スが考えられる。

又、このファクシミリ放送は、テレビ放送に多重して放
送されることが考えられている。この多重の方法も、地
上テレビ放送、衛星放送等により、種々の方法が考えら
れている。

その−案に、音声信号に多重する方法がある。

これは、ファクシミリ信号を変調した副搬送波を音声信
号に対して周波数分割多重し、これを音声ｗｉ送波にＦ
Ｍ変調して送信する方式がとられている。＝１搬送波へ
のファクシミリ信号の変調には、ディジタル化した画像
データを差動４相位相変調により変調するディジタル方
式と、アナログ両像信号をＦＭ変調するアナログ方式の
両方式が審議されている。

この現在、電気通信技術審議会ファクシミリ放送委員会
で１［されたディジタル方式について、第２図〜第５図
を参照して説明する。このファクシミリ信号は第２図の
如く多重される。尚、このディジタルファクシミリ信号
は差動４相位相変調される。

ディジタル方式によれば、ファクシミリの画像情報を含
むデータは、１６ｋｂｐｓの伝送速度で送信され、正味
の１］像データは、６３機における９、６　ｋ　ｂ　ｐ
　ｓに相当する伝送速度で送出される。

この送出されるファクシミリ信号の７オーマツトは、第
３図に示すように２８８ピツト／ｌパケツトからなる３
２個のバケット群と先頭に１６ビツトのフレーム同期信
号を付加したフレームより構成される。また各バケット
は、第４図に示すように１６ビツトのモードコントロー
ル部と２７２ビツトからなるデータ部より構成される。

ここでＭＣ部は、データ部がファクシミリ信号かその他
のサービスか、また一般向けか特定向けか、有料かどう
かなどの識別信号である。またデータ部は、さらに１４
ビツトのブリフィックスが含まれている。このプリフィ
ックスは、データ部の中身が画像信号かその他の制御信
号（番組番号、頁番号や頁の終了など）かを認識するた
めの信号である。

ファクシミリ信号は、第５図のタイムシーケンスに従い
送出される。各画像信号は頁単位で、各員の先頭に番組
選択信号が付加される。、：Ｐの番組選択信号には、各
画像信号の属する番組番号や頁番号などのｎ別情報が含
まれている。

ここで、番組番号は、例えばニュース番組は何番、観光
案内は何番という区分けで割り付ける運用方法がとられ
る。（尚、！Ｊ！段階では、この割り付は方の細部はま
だ確定していない、）一方、受信機では特開昭６１−２
１６５６３号（ＨＯ４Ｎ１１００　１０２）に示される
様に受信したいチャンネル番号とこの番組番号とをあら
かじめプリセットしておくことにより、ユーザの希望す
る画像を自動的に選択受信できる。

（ハ）発明が解決しようとする課題 さて、上記の様に受信側で番組番号をプリセットしてお
くことにより、希望のものを選択受信し、これをハード
コピーできる。ここで番組番号は、前記のように例えば
“ニュース”というオーダの区分けであるため、これに
対応する番組番号で選択受信した場合は、ニュース番組
はすべて網羅してハードコピーされる。

一方、ユーザ側で、たとえば経済関連のみ、あるいはス
ポーツのみのニュースを受信したいという要望も十分に
ありうる。

この場合、上記の選択受信の方法では、かかるユーザに
とっては、不要なニュース番組までハードコピーしてし
まい、紙が非常に不経済となる。

本発明は、選択受信の方法を改善して、ユーザの希望す
る内容のみをハードコピーできるようにし、上記の不経
済性の課題を解決するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明では、各員の先頭に補助情報用のバケットを利用
し、その頁の画像情報のキーワード（通常複数個のキー
ワード）を送出することを特徴とするファクシミリ放送
方式である。

又、受信装置は、受信信号より、番組番号及び補助情報
のうちキーワードに関連する情報を受信し、これらと、
あらかじめユーザ側で設定した受信希望の番組番号とキ
ーワードとを比較し、両者が一致したときに受信希望の
画像の頁と判定し、受画処理を行い、ハードコピーする
。

（ホ）作用 本発明は、番組番号と各員の画像内容に対応したキーワ
ードの両方を利用して選択受信するので、ユーザー側で
希望する内容のみがハードコピーできる。これにより、
不必要な画像のハードコピーが防止できる。

（へ）実施例 本発明では、画像情報の内容を示すキーワードをファク
シミリ放送に内挿される補助情報の１つとして伝送する
。

このキーワードは例えば、ニュース番組に於いては、例
えば「スポーツ」、「経済」、「三面」、「家庭」、「
地域」、「総合」、「政治」等に対応する。補助情報は
、第４図のタイムシーケンスにおいて、番組選択信号を
送出するフレームにおいて、該番組選択信号の残余のバ
ケットを利用して送出することができる。（１フレーム
３２パケツトのうち番組選択信号は３バケット以上送出
すればよく、残余バケットが利用できる。）前記のよう
に、補助情報は、番組選択信号送出フレームにおける残
余バケットを利用するわけであり、各員の先頭に補助情
報を送出することができる。残余バケット数はかなりあ
るので、本発明の補助情報の方法以外の利用にも勿論十
分に活用できる余裕はある。

第１図に本発明のファクシミリ放送受信装置を示す。

第１図に於いて、（１０）はチューナ回路である。

このチューナ回路（１０）は、希望のチャンネルのテレ
ビ放送を波を受信し、これにより音声搬送波を復調し、
さらにファクシミリ信号を含む４相位相変調波を分離し
、これを復調器（１２）に出力する。

この復調器（１２）は、入力した４相位相変調波を復調
し、ファクシミリ信号のディジタル信号列を再生する。

（１４）は信号処理回路であり、この信号処理回路（１
４）は、ディジタル信号列よりフレーム同期信号を検出
して同期をとり、フレーム分解処理、及び誤り訂正処理
を行う。

（１６）は受信信号判定回路である。この受信信号判定
回路（１６）は信号処理回路（１４）で訂正処理された
信号より、受信信号が画像信号か制御信号か、補助情報
かそれ以外かを判定する。そして、画像信号、ｖＩ御信
号、補助情報を夫々回路（３４）（１８）（２２）に出
力する。

（１８）は番組番号抽出回路であり、この番組番号抽出
回路（１８）は、受信した制御信号より番組選択信号を
抽出し、これに含まれる番組番号情報の値を受信番組番
号記憶回路（２０）に出力する。受信番組番号記憶回路
（２０）は番組番号を格納する。

（２２）は補助情報抽出回路であり、ここでは受信信号
判別回路（１６）からの補助情報より、キーワードを抽
出して、これを受信キーワード記憶回路（２４）に出力
する。受信キーワード記憶回路（２４）は、キーワード
を格納する。

（２６）はプリセット情報記憶回路であり、このプリセ
ット情報記憶回路（２６）は、ユーザ側で希望する番組
番号とキーワード情報をプリセットし、且つその情報を
格納している。

（２８）は、番組番号比較回路である。この番組番号比
較回路（２８）は受信番組番号記憶回路（２０）に格納
された前３こ番組番号と、プリセット情報記憶回路（２
６）でプリセットされた番組番号とを比較して、一致す
ると７ラグ１信号を出力する。　（３０）はキーワード
比較回路である。このキーワード比較回路（３０）はキ
ーワード記憶回路（２４）に格納された前記キーワード
と、プリセット情報記憶回路（２６）でプリセットされ
た前記キーワードとを比較して、一致するとフラグ２信
号を出力する。　（３２）はフラグ判定回路である。こ
のフラグ判定回路（３２）はフラグ１信号フラグ２信号
が共に入力されると信号を出力する。

（３４）は画像処理回路である。この画像処理回路（３
４）は肖像信号を入力し、ｊｉＴＩ像再生処理を行ない
、プリンタ（３６）に出力する。このプリンタ（３６）
への出力は、前記フラグ判定回路（３２）からの信号入
力時のみ行う。尚、この画像処理回路（３４）は前記フ
ラグ判定回路（３２）からの信号入力時のみ画像再生処
理、及びプリンタ（３６）への出力を行うようにしても
良い。

次に上記動作について説明する。

使用者は、予め受信希望するチャンネル、番号（番組番
号）、内容（キーワード）をプリセット情報記憶回路（
２６）にプリセットする。これらの希望する番組番号キ
ーワードの組合わせは、通常複数個が設定される。

例えば、番組番号として”ニュース”に対応付けられた
番号に設定し、キーワードとして「スポーツ」及び「経
済」を設定する。

チューナ（１０）はプリセットしたチャンネルを受信す
る１番組番号抽出回路（１８）は番組番号を抽出して受
信番組番号記憶回路（２０）に格納する。補助情報抽出
回路（２２）はキーワードを抽出して受信キーワード記
憶回路（２４）に格納する１番組番号比較回路（２８）
はプリセットされた“ニュース”に対応する番組番号と
受信した番組番号を比較して、一致した時ニュース受信
時に７ラグ１信号を出力する。キーワード比較回路（３
０）は、プリセットされた「スポーツ」　「経済」に対
応するキーワードと、受信したキーワードとを比較して
、受信したキーワードがスポーツか又は経済の時にフラ
グ２信号を出力する。そして、フラグ判定回路（３２）
はフラグ信号入力時（スポーツニュース又は経済ニュー
ス受信時）に画像処理回路（３４）及びプリンタ（３６
）を動作せしめる。

これにより、スポーツニュースと経済情報のニュースに
関した画像内容のみが選択受信され、プリント出力され
る。

尚、キーワードの体系として、例えば「スポーツ」をよ
り細分化して「野球」　「相撲」・・・などの割り付け
で補助情報を送出するようにしておけばよりきめの細か
い選択受信ができる。

（ト）発明の効果 以上のように本発明によれば、番組番号だけではなく、
補助情報を利用するため、ユーザ側で希望する画像内容
の選択受信が従来の番組番号のみの場合よりも、よりき
め細かく選択できる。これにより、ユーザ側で、不必要
な画像までハードコピーしてしまうのを防ぐことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路図である。 第２図、第３図、第４図、第５図はファクシミリ放送を
説明するための図である。 （１８）・・・番組番号抽出回路、 （２２）・・・補助情報抽出回路（キーワード情報抽出
回路）、 （２６）・・・プリセット情報記憶回路（記憶回路）、
（２８）・・・番組番号比較回路（一致検出回路）、（
３０）・・・キーワード比較回路（一致検出回路）、（
３２）・・・フラグ判定回路（一致検出回路）、（３４
）・・・画像処理回路（プリント回路）、（３６）・・
・プリンタ（プリント回路）。 第４図 第５図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）各頁の画像情報に先だって、この画像情報の番組
   番号を送出するファクシミリ放送方式に於いて、 前記画像情報の情報内容に関するキーワード情報も前記
   画像情報に先だって送出するファクシミリ放送方式。
2. （２）画像信号の番組番号を含む番組選択信号バケット
   と、さらに各頁の画像内容にかかわるキーワード情報を
   含む補助情報バケットとを、該各頁の画像情報に先だっ
   て送出するファクシミリ信号を受信するファクシミリ放
   送受信装置に於いて、受信した前記ファクシミリ信号よ
   り前記番組番号を抽出する番組番号抽出回路（１８）と
   、受信した前記ファクシミリ信号より前記キーワード情
   報を抽出するキーワード情報抽出回路（２２）と、 所望の番組番号及びキーワード情報を記憶する記憶回路
   （２６）と、 前記番組番号抽出回路（１８）及び前記キーワード情報
   抽出回路（２２）からの出力と前記記憶回路（２６）の
   出力とを比較する一致検出回路（２８）（３０）（３２
   ）と、 この一致検出回路（２８）（３０）（３２）の出力によ
   り前記画像情報をプリントするプリント回路（３４）（
   ３６）とを、備えることを特徴とするファクシミリ放送
   受信装置。