JPH11341337A - 信号処理装置、撮像システム、及び位相同期方法 - Google Patents

信号処理装置、撮像システム、及び位相同期方法

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JPH11341337A
JPH11341337A JP10141633A JP14163398A JPH11341337A JP H11341337 A JPH11341337 A JP H11341337A JP 10141633 A JP10141633 A JP 10141633A JP 14163398 A JP14163398 A JP 14163398A JP H11341337 A JPH11341337 A JP H11341337A
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signal
delay
phase
camera head
circuit
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JP10141633A
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Hisashi Kawai
久 川井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッド分離型撮像システムにおいて、ケーブ
ルの長さに起因する、カメラヘッド駆動用同期信号と信
号処理用同期信号との位相差を補正すること。 【解決手段】 ケーブルを介して接続されたカメラヘッ
ドからの画像信号を処理する信号処理装置であって、前
記カメラヘッド駆動用の同期信号を出力し、その一定時
間後に画像信号処理用の同期信号を出力する標準信号発
生回路(201)と、前記カメラヘッド駆動用の同期信
号を遅延させる可変遅延回路(216)と、前記カメラ
ヘッドから制御データを受信するバッファ回路(20
7)と、受信した制御データの所定データ開始のタイミ
ングと、前記信号処理装置内の所定信号の開始のタイミ
ングとの位相を比較し、比較結果信号を出力する位相比
較回路(215)とを有し、出力された位相比較結果信
号に基づいて、前記可変遅延回路は同期信号の遅延時間
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号処理装置、撮像
システム、及び位相同期方法に関し、特に、ヘッド分離
型の撮像システムにおいて、接続されたカメラヘッドと
信号処理装置とを接続するケーブルの長さに起因する遅
延時間を補正する、信号処理装置、撮像システム、及び
位相同期方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CCDなどの個体撮像素子を用い
た撮像システムは、撮像部(カメラヘッド)と撮像部か
らの信号を処理して出力する信号処理部を分離し、その
間をケーブルなどで接続する、いわゆるヘッド分離型カ
メラと呼ばれる撮像システムが数多く提案されている。
【0003】この種の撮像システムは図6に示すように
構成され、固定の遅延時間を決定する遅延時間設定回路
により、接続するケーブルの長さが決められていた。以
下、従来の撮像システムを図6を参照して説明する。
【0004】図6において、100はカメラヘッド、2
00は信号処理部、300はカメラヘッド100と信号
処理部200を接続するケーブルである。
【0005】カメラヘッド100において、101は、
後述のタイミングジェネレータ回路(以下、「TG」と
略す。)103から出力されるCCDドライブ信号S1
01により駆動され、光学像を電気信号S102に変換
して出力するCCD、102はCDS/AGC回路であ
る。CDS/AGC回路102は、TG回路103から
出力されるパルス信号S103のタイミングで、CCD
の出力電気信号S102をクランプサンプリングし、後
述のカメラヘッドマイコン105から出力されるゲイン
制御信号S106に従って増幅する。
【0006】103はCCD101やCDS/AGC回
路102を駆動するパルス信号S101及びS103を
出力するタイミングジェネレータ回路(TG)、104
はTG103に接続されカメラヘッド100内で使用さ
れる信号処理用の基準クロックS104を生成する水晶
発振子、105はカメラヘッド100内部を制御するカ
メラヘッドマイコン、106は信号処理部200に出力
する制御信号S108をカメラヘッドマイコン105か
ら受け取り、蓄積し、垂直同期信号に同期して制御信号
S109を加算器107に出力するVIDS回路、10
7はCDS/AGC回路102から画像信号S105
を、VIDS回路106からは制御信号S109を受け
取り、両者を加算して、複合信号S110としてケーブ
ル300を介して信号処理部200に出力する加算回
路、108は水晶振動子104から出力されるクロック
信号S104をケーブル300を介して、クロック信号
S112として信号処理部200に出力するクロックド
ライバ回路である。
【0007】また、S107はカメラヘッドマイコン1
05からTG103に出力されるシャッタースピード制
御信号等の駆動モードデータ、S108はカメラヘッド
マイコン105とVIDS回路106との間で授受され
る各種の制御データ信号である。
【0008】S206は信号処理部200からカメラヘ
ッド100のVIDS回路106に入力されるカメラヘ
ッド制御データ信号、S204は信号処理部200から
カメラヘッド100のTG回路103に送られる水平及
び垂直同期信号HD,VDである。
【0009】次に信号処理部200について説明する。
201は信号処理に必要な同期信号を出力する標準信号
発生回路(以下、「SSG回路」と略す。)、202は
SSG回路201から出力されたカメラヘッド駆動用の
同期信号S201を、ケーブル300を介してカメラヘ
ッド100へ水平及び垂直同期信号HD,VD(S20
4)として出力するバッファ回路、203はカメラヘッ
ド100のクロックドライバ回路108からケーブル3
00を介して送られてきたクロック信号S112を受け
取り、信号処理部200用のクロック信号S203とし
て各ブロックに出力するバッファ回路、205は信号処
理部マイコン、206は信号処理部マイコン205のク
ロック発生用の振動子である。
【0010】また、207はカメラヘッド100からケ
ーブル300を介して送られてきた複合信号S110を
受け取るバッファ回路、208はバッファ回路207か
ら出力された複合信号S209の内、予め定められたブ
ランキング期間の一部分を、予め定められた一定電圧に
クランプするクランプ回路、209はクランプ回路20
8でクランプされた複合信号S210をディジタル複合
信号S211に変換するA/D変換回路、210はA/
D変換回路209でディジタル信号に変換されたディジ
タル複合信号S211の画像部分を、SSG回路201
から出力される信号処理用の同期信号S202(ブラン
キング、ゲート信号を含む)のタイミングで処理するデ
ィジタル信号処理回路(以下、「DIC回路」と略
す。)、211はDIC回路210で処理して生成され
たビデオ信号S212を出力する出力端子、204はA
/D変換回路209でディジタル信号に変換された複合
信号S211の制御データ部分を受け取り、信号処理部
マイコン205に出力するとともに信号処理部マイコン
205からのカメラヘッド制御データS207を受け取
り、信号S206としてケーブル300を介してカメラ
ヘッド100に出力するVIDS回路である。
【0011】また、S207は信号処理部マイコン20
5とVIDS回路204間で授受される制御データ信
号、S213は信号処理部マイコン205からDIC回
路210に出力される制御データ及びDIC回路210
から信号処理部マイコン205に出力される明るさやフ
ォーカスのデータ信号である。
【0012】次に上記構成を有する撮像システムの動作
について説明する。
【0013】まず、電源が投入されると、信号処理部2
00のマイコン205がイニシャライズを行う。イニシ
ャライズでは、SSG回路201、DIC回路210、
VIDS回路204に初期データを送出し、駆動させ
る。これにより、SSG回路201からはカメラヘッド
駆動用の同期信号S201及び信号処理用の同期信号S
202がそれぞれバッファ回路202及びDIC回路2
10に出力され、それと同時にカメラヘッド100にも
電源が供給される。
【0014】また、水晶発振子104が発振を開始し、
カメラヘッド各部に基準クロック信号S104が出力さ
れ、それと同時にクロックドライバ108、ケーブル3
00を介して信号処理部200にもクロックS112が
送出される。このクロック信号S104を用いて、カメ
ラヘッドマイコン105がイニシャライズ動作を開始す
る。
【0015】イニシャライズでは、CDS/AGC回路
102のゲインデータS106、TGの駆動モードデー
タS107、VIDS回路106の初期データS108
をそれぞれ送出してカメラヘッドを立ち上げる。イニシ
ャライズが終了すると、VIDS回路106からカメラ
ヘッド100についてのデータが信号処理部200に送
出される。これには、カメラヘッドのCCD101の信
号方式、例えばNTSC、PAL、SECAM、VGA
等の方式と、CCD101の画素数、例えば25万画素
なのか41万画素なのかを示すデータ、更に、CCD1
01についての信号処理に必要な色補正データも含まれ
る。これに基づいて信号処理部200のDIC回路21
0が信号処理することにより正しい色彩・色調でビデオ
信号S212が出力されることになる。
【0016】このカメラヘッド100についてのデータ
S108は、カメラヘッドマイコン105からVIDS
回路106に送られ、VIDS回路106は信号処理部
200から送られてきた同期信号S204を基準に蓄積
した制御データS109として加算回路107に出力す
る。加算回路107はCDS/AGC回路102から出
力された画像信号S105に上記制御データS109を
加算し、複合信号S110としてカメラヘッド100か
らケーブル300を介して信号処理部200に出力す
る。
【0017】信号処理部200では送られてきた複合信
号S110をバッファ回路207で受け取り、クランプ
回路208に送る。クランプ回路208は送られてきた
画像信号のブランキング期間(画像信号、オプチカルブ
ラック信号、制御データを含まない部分)を予め定めら
れた電圧(例えば、A/D変換回路209の入力ダイナ
ミックレンジの最低電位)にクランプして、次段のA/
D変換回路209に出力する。A/D変換回路209で
は送られてきた複合信号S210を、例えば10ビット
のディジタル複合信号S211に変換し出力する。出力
されたディジタル複合信号S211はDIC回路210
では画像信号として処理され、VIDS回路204では
制御データとして処理される。即ち、カメラヘッド10
0では信号の垂直ブランキング期間に制御データをまと
めて加算して送るので、信号処理部200側のVIDS
回路204はその期間のデータのみをゲートで抜き出し
て受け取り処理し、他は無視する。一方、DIC回路2
10はSSG回路201から入力される同期信号S20
2に基づいて信号を処理するので、ブランキング期間に
加算されている制御データは処理せず、無視することに
なる。
【0018】以上のようにしてVIDS回路204に入
力された制御データは、信号処理部マイコン205が処
理可能な時間間隔をおいて信号処理部マイコン205に
送出される。ところで、このことはカメラヘッドマイコ
ン105において同様であり、例えば、ズームレンズ、
フォーカスレンズ、絞り、シャッタースピードなどを制
御するために画像信号を常に処理しているため、画像信
号の周期にあわせて処理を行っているので、信号処理部
200からVIDS回路106が受信した制御データは
カメラヘッドマイコン105が行っている処理にあわせ
て、所定の時間間隔をおいて出力される。
【0019】以上のようにして、カメラヘッド100か
ら送られてきた制御データは信号処理部マイコン205
に送られ、信号処理部マイコン205はその制御データ
に基づいてDIC回路210及びSSG回路201の再
設定を行う。例えば、初期モードとしてSSG回路20
1をNTSCモードで動かしていたが、カメラヘッド1
00からはCCD101がPAL方式であるという制御
データを受け取った場合、方式をPAL方式に変換する
ために再びDIC回路210、SSG回路201のイニ
シャライズを行う。実際では、この間にカメラヘッドで
は例えばズームレンズ等がある場合にはズームレンズの
イニシャライズ等、他の不図示の構成部分のイニシャラ
イズを行うので、時間的には余裕がある。
【0020】以上で、撮像システムのイニシャライズが
終了し、CCD101から入力された信号は加算回路1
07からケーブル300を介して信号処理部200に送
られ、信号処理部200ではクランプ後ディジタル信号
に変換され、DIC回路210で信号処理された後、ビ
デオ信号S212として出力端子211に出力されるこ
とになる。
【0021】ここで、SSG回路201から出力される
2つの同期信号S201とS202との時間的関係を説
明する。カメラヘッド駆動用の同期信号S201が出力
されてから、バッファ回路202、ケーブル300を介
してカメラヘッド100のTG103に到達し、更に同
期信号S204に基づいてTG103が出力する駆動信
号S101によってCCD101が駆動され、出力され
た画像信号S102がCDS/AGC回路102、加算
回路107、ケーブル300を介して信号処理部200
に到達し、バッファ回路207、クランプ回路208、
A/D変換回路209を経てDIC回路210に入力さ
れるのに要する時間と同等の時間をおいて、信号処理用
の同期信号S202が出力される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】このように同期信号S
201が出力されてから同期信号S202が出力される
までの時間は予め固定されているので、同期信号S20
1が出力されからDIC回路210に画像信号が入力す
るまでに要する時間が変化すると、DIC回路210で
の画像処理タイミングが合わなくなり、信号処理に問題
が発生する。この問題は、主に、送られてくる信号が色
についての点順次信号であることに起因し、そのためタ
イミングが変化すると、例えば、シアン色の信号をマゼ
ンタ色の信号として処理してしまうといった問題が生じ
る。
【0023】また、ケーブルが規定の長さよりもかなり
長い場合には、カメラヘッド100及び信号処理部20
0間の信号の送受信に時間がかかるため、出力される信
号をビデオ信号として表示装置に出力して見た場合に、
画面の右の方にずれていってしまうといった問題が生じ
る。
【0024】このように、ケーブルの長さとしては、S
SG回路が発生する制御信号の発生タイミングにより決
定される長さ以外のものは、事実上使用不可能になって
いる。
【0025】更には、カメラヘッド部にズームレンズ等
のモータ駆動系がある場合には、モータ駆動時に流れる
電流増加のためにカメラヘッドの信号増幅回路系に供給
する電源電圧が低下し、出力画像信号に著しい低域ノイ
ズが重畳されるといった問題があった。
【0026】しかしながら、市場において、様々な使用
形態に対応するためには、用途に合った特性の小型カメ
ラヘッドと、それらに適した信号処理を行なう信号処理
部とを分離し、その間を使用条件に合った長さのケーブ
ルによって接続することが望まれている。しかしなが
ら、上述したように規定のケーブル長以外のケーブルで
接続すると信号処理部において処理のタイミングがずれ
てしまうために、決められた長さのケーブル以外使用す
ることができなかった。
【0027】また、ケーブル長に応じた供給電源電圧の
ドロップを補正することができなかった。
【0028】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の信号処
理装置によれば、ケーブルを介して接続されたカメラヘ
ッドからの画像信号を処理し、前記カメラヘッドを駆動
するための同期信号を出力する第1の同期信号生成手段
と、前記第1の同期信号生成手段により同期信号を生成
してから一定時間後に、画像信号処理用の同期信号を出
力する第2の同期信号生成手段と、前記第1の信号生成
手段から出力される同期信号を遅延させる遅延手段と、
前記カメラヘッドから制御データを受信する受信手段
と、前記受信手段により受信された所定データのデータ
開始のタイミングと、信号処理装置内の所定信号の開始
のタイミングとの位相を比較し、比較結果信号を出力す
る位相比較手段とを有し、前記位相比較手段の位相比較
結果信号に基づいて、前記遅延手段は同期信号の遅延時
間を制御する。
【0029】また、本発明の撮像システムは、カメラヘ
ッドと、カメラヘッドから出力された画像信号を処理す
る信号処理装置と、前記カメラヘッドと前記信号処理装
置とを接続するケーブルとを有し、前記カメラヘッドを
駆動するための同期信号を出力する第1の同期信号生成
手段と、前記第1の同期信号生成手段により同期信号を
生成してから一定時間後に、画像信号処理用の同期信号
を出力する第2の同期信号生成手段と、前記第1の信号
生成手段から出力される同期信号を遅延させる遅延手段
と、前記カメラヘッドから制御データを受信する受信手
段と、前記受信手段により受信された所定データのデー
タ開始のタイミングと、信号処理装置内の所定信号の開
始のタイミングとの位相を比較し、比較結果信号を出力
する位相比較手段とを有し、前記位相比較手段の位相比
較結果信号に基づいて、前記遅延手段は同期信号の遅延
時間を制御する。
【0030】更には、本発明の位相同期方法によれば、
ケーブルを介して接続された、カメラヘッドと、カメラ
ヘッドからケーブルを介して出力された画像信号を処理
する信号処理装置間の位相同期方法であって、前記カメ
ラヘッドを駆動するための同期信号を生成する同期信号
生成工程と、前記カメラヘッドから制御データを受信す
る受信工程と、前記受信工程により受信された所定デー
タのデータ開始のタイミングと、前記信号処理装置内の
所定信号の開始のタイミングとの位相を比較し、比較結
果信号を出力する位相比較工程とを有し、前記位相比較
工程による位相比較結果信号を基に、前記第1の信号生
成工程で出力される同期信号の遅延時間を制御して遅延
する遅延工程とを有する。
【0031】上記構成によれば、ケーブルの長さによっ
て生じた、カメラヘッドを駆動するための同期信号と、
信号処理回路のタイミングを取るための同期信号との位
相差を補正することにより、ケーブル長に起因する遅延
時間が適切に補正され、出力画像の色信号を正しく出力
することができ、画像信号の横ずれ及び画像の乱れを回
避し、ケーブル長を変えても常に正常に画像を出力する
ことができる。
【0032】好ましくは、前記遅延手段または遅延工程
の遅延時間に応じて、前記カメラヘッドに供給する電源
電圧を変動させる電源電圧増減手段または工程を更に有
する。
【0033】上記構成によれば、ケーブル長に起因する
電源電圧の低下を補正する事ができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の撮像システム、特
に信号処理部、及び撮像システムに於けるケーブル長に
起因する遅延時間の補正方法について図面を参照して詳
細に説明する。
【0035】図1は本発明の実施の形態に於ける撮像シ
ステムの信号処理部の構成を示すブロック図であり、図
2は各信号のタイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【0036】図1では信号処理部400の構成のみを示
しているが、本発明の撮像システムはカメラヘッドも含
む。ただし、カメラヘッドは従来例で示したものと同様
であるので、ここでは、図示しない。また、従来例と同
じ構成には同じ番号を付し、その説明を省略する。以
下、従来例と異なる新たに加えられた構成について説明
する。
【0037】図1において、212はクランプされた複
合信号S210を予め定められた電圧と比較し、2値複
合信号S214に変換するコンパレータ回路、213は
SSG回路201から出力されるゲートパルスS221
でコンパレータ回路212から出力された2値複合信号
S214をゲートして制御データ部分のみを選択出力す
る信号ゲート回路である。なお、ゲートパルスS221
は、図2に示すように、2値複合信号S214の制御デ
ータが充分に含まれ、かつ画像データは入らないだけの
継続時間を有する。
【0038】214はゲート回路213から出力された
信号S215の立ち上がりをトリガとして、予め定めら
れた継続時間(制御データの時間よりも長い)を有する
信号S216を生成出力するモノマルチ回路、215は
モノマルチ回路214から出力された信号S216と、
VIDS回路204からカメラヘッド100に向けて出
力される制御データS206の出力と同じタイミングで
HIGHとなる制御データトリガ信号S218とが入力
され、両者の立ち上がりの位相を比較する位相比較回路
であり、位相比較結果信号S219を出力する。この位
相比較結果信号S219は、詳しくは図2に示すよう
に、信号S216と信号S218のいずれか早い方の信
号の立ち上がりと共に立ち上がり、いずれか遅い方の信
号の信号の立ち上がりと共に立ち下がる位相差パルス信
号S219−1と、例えば信号S218の方が早い場合
にはLOWとなり、信号S216の方が早い場合にはH
IGHとなる極性信号S219−2とから成る。これら
の位相比較結果信号S219−1、S219−2につい
ては、後で更に説明する。
【0039】また、216は位相比較回路215の位相
比較結果信号S219に基づいてSSG回路201から
出力される同期信号S201に加える遅延時間量を変え
て、遅延させた同期信号S220をバッファ回路202
に出力する可変遅延回路である。
【0040】次に、上記構成を有する撮像システムの信
号処理部400の動作について、図5を参照しながら説
明する。
【0041】まず、カメラヘッド100からのクロック
信号S112を基にしてSSG回路201から出力され
た同期信号S201は(ステップS2)、可変遅延回路
216を経由して所定時間(初期値は可変遅延時間の最
大値、ステップS1で設定)遅延され(ステップS
3)、制御信号S220としてバッファ回路202に入
力され、バッファ回路202からケーブル300を介し
て、水平、垂直同期信号HD,VD(S204)として
カメラヘッド100に送られる。
【0042】ここまでの同期信号に加わった遅延時間
は、SSG回路201から出力された同期信号S201
がカメラヘッド100に到達するまでに加わった遅延時
間の総和であり、可変遅延回路216による遅延時間T
DA、バッファ回路202の伝播時間TDB、ケーブル
300による遅延時間TDCの合計、即ち、TDA+T
DB+TDCである。
【0043】カメラヘッド100では信号処理部400
から送信された同期信号S204を基にCCD101を
駆動する。一方、カメラヘッド100に到達した同期信
号S204はVIDS回路106にも入力され、VID
S回路106ではクロック信号S104で同期信号S2
04をサンプリングし、それにあわせて制御データS1
09を出力する。つまり、VIDS回路106は、同期
信号S204の始まりから予め定められたクロック数だ
け後に制御データS109を出力する。
【0044】例えば、ビデオ信号で言うところの垂直帰
線期間の17Hライン目の同期信号の立ち上がりから数
えて140クロック目のところから制御データの出力を
開始するとする。この場合、カメラヘッド100内で発
生する同期信号の立ち上がりから制御データが出力され
るまでの遅延時間は、上記の140クロック分の遅延時
間TDDと、同期信号S204をクロックS104でサ
ンプリングしたために生じる遅延時間TDE(0〜70
nsecの間で不定であるが、安定した遅延時間であり、こ
れは主に、ケーブルの長さと可変遅延回路216によっ
て変化する。)となり、同期信号がカメラヘッドに入力
されてから、TDD+TDEだけ遅れて制御データ信号
S109が出力されることになる。
【0045】出力された制御データS109は、加算回
路107で画像信号と加算された後、複合信号S110
としてケーブル300を介してバッファ回路207に入
力する(ステップS4)。
【0046】ここまでのトータルの遅延時間は、TDA
+TDB+TDC+TDD+TDEとなる。
【0047】さらに制御データ信号S110はバッファ
回路207及びクランプ回路208を経てコンパレータ
回路212で波形整形され、ゲート回路S215を通っ
てモノマルチ回路214で一つのパルスに波形整形され
て位相比較回路215に入力される。これらは常に一定
の遅延時間なのでまとめてTDFとする。また、SSG
回路201から出力される同期信号S201とS202
との時間差をTDとする。
【0048】ここまでの合計の遅延時間TDA+TDB
+TDC+TDD+TDE+TDFがTDよりも長い場
合では、モノマルチ回路214から出力される信号S2
16の方がVIDS回路204から出力された信号S2
18よりも遅いので、例えば図2(A)のS216及び
S218で示すタイミングになる。この差はSSG回路
201で設定しているTDによるが、ケーブルが一番短
いときに可変遅延回路216の遅延時間がほぼ初期値に
近いところで合致するように設計されている場合、S2
16とS218の差はケーブルによる遅延時間が主とな
る。
【0049】位相比較回路215はこれらの信号S21
6及びS218の位相比較結果信号S219を出力する
が、詳しくはパルスの位相差をあらわす位相差パルス信
号S219−1と、カメラヘッドからの信号が遅れてい
るか否かを表す極性信号219−2として出力される
(ステップS5)。上述したとおり、位相差パルス信号
S219−1は信号S216と信号S218のいずれか
早い方の信号の立ち上がりと共に立ち上がり、いずれか
遅い方の信号の信号の立ち上がりと共に立ち下がるの
で、その継続時間が遅延時間を示す事になる。また、極
性信号S219−2は、信号S216が遅れている場
合、即ち、合計の遅延時間TDA+TDB+TDC+T
DD+TDE+TDFがSSG回路201から出力され
る同期信号S201とS202との時間差TDよりも長
い場合には図2(A)に示すようにLOWとなり、進ん
でいる場合、即ち、TDA+TDB+TDC+TDD+
TDE+TDFがTDよりも短い場合には図2(B)に
示すようにHIGHになる。
【0050】なお、本実施の形態では位相比較回路21
5では信号S216とS218との位相差が比較される
が、本発明はこれに限られるものではなく、信号S21
6と、可変遅延回路216により遅延された同期信号S
220との位相差を比較するように構成してもよい。
【0051】この位相比較回路215の出力信号S21
9−1,S219−2を基に可変遅延回路216の遅延
時間を制御してゆくわけであるが、その動作を図3を参
照して説明する。
【0052】図3は、可変遅延回路216の構成を示す
ブロック図である。同図において、401から407は
クロック信号S203により入力される同期信号S20
1をクロック単位でラッチし、シフトさせ遅延させるフ
リップフロップ回路、408は、入力されたSSG回路
210からの同期信号S201及び各フリップフロップ
回路401から407の出力信号が各スイッチの入力端
子に接続され、後述するカウンター410から出力され
るデータ信号に従って、入力信号の内の一つを選択して
出力するスイッチ回路、409は位相比較回路215か
ら出力される位相差パルス信号S219−1をクロック
信号S203のタイミングで読み込むデータフリップフ
ロップ(DFF)回路、410はDFF回路409から
出力されるパルス信号をクロックとし、極性信号S21
9−2がLOWの時にはカウントダウンし、HIGHの
時にはカウントアップするアップダウンカウンター、4
11はバッファ回路203から供給されるクロック信号
S203を反転させるインバータ回路、412は後述す
るフリップフロップ回路428の出力信号に従ってクロ
ック信号S203またはクロック信号S203をインバ
ータ回路411で反転させた信号を選択出力するスイッ
チ回路、413はスイッチ回路408から出力された同
期信号を後述するスイッチ412から入力されるクロッ
ク信号でラッチし、出力するフリップフロップ回路、4
14はシフトレジスタ413から出力された同期信号を
後述するバッファ回路415に送出する抵抗、415は
抵抗414を経て入力された同期信号をバッファ出力す
るバッファ回路、416は後述するD/A変換回路43
0から出力される電圧を後述するバリキャップダイオー
ド417に印加する抵抗、417は抵抗416により印
加される電圧に応じて容量が変化するバリキャップダイ
オード、418はバリキャップダイオードと抵抗414
とを容量結合させるコンデンサーである。
【0053】更に、419は位相差パルス信号S219
−1が一方の入力端子(第1の入力端子)に入力され、
他方の入力端子(第2の入力端子)には後述する抵抗及
び水晶振動子によってフィードバック入力されるNAN
D回路、420はNAND回路419の出力信号を第2
の入力端子にフィードバックさせる抵抗、421はNA
ND回路419の出力と入力との間に挿入され、その特
性により予め決められた発振周波数(これは、クロック
信号CLKの4倍程度の周波数程度)で発振する水晶振
動子、422及び423は水晶振動子421の負荷容量
であるコンデンサ、424はNAND回路419から出
力されるパルス信号をクロック入力としSSG回路20
1から出力される垂直同期信号VDでリセットされるカ
ウンタ、425はカウンタ424からの出力データから
一定数の値(たとえば1)を減算して出力する減算回
路、426はSSG回路201から出力される垂直同期
信号VDのタイミングで減算回路425の出力データを
ラッチするラッチ回路、427はカウンタ424の出力
データとラッチ回路426の出力データを比較用クロッ
クパルスのタイミングで比較し、カウンタ424の出力
データとラッチ回路426の出力データとが異なるとき
にHIGH信号を出力するコンパレータ回路、428は
コンパレータ回路427の出力信号がLOWからHIG
Hに変化したタイミングでデータ信号として入力されて
いるHIGHを読み込み出力するデータフリップフロッ
プ(DFF)回路、429はSSG回路201から出力
されている垂直同期信号VDをクロック入力とし、DF
F回路428の出力データをイネーブル端子に入力し、
極性信号S219−2をアップダウン切り換え入力に接
続されたアップダウンカウンター、430はアップダウ
ンカウンター429の出力データをアナログの電圧信号
に変換するD/A変換回路である。
【0054】つぎに動作について説明する。
【0055】まず、各部がリセット信号でリセットされ
るとともに、アップダウンカウンタ410には予め決め
られた最大値がロードされ、出力される。この最大値が
出力された状態においては、スイッチ回路408はフリ
ップフロップ回路407の出力信号、即ち、もっとも長
い時間遅延させた同期信号S201を選択させる。一
方、アップダウンカウンタ429には予め決められた最
小値がロードされ、出力される。
【0056】この状態では、可変遅延回路216の遅延
量TDAは、先に説明したケーブル300の長さが最も
短い場合、つまり、ケーブル遅延時間TDC及びTDE
が最小の場合の同期信号S201とS202との時間差
TDと、同期信号S201が出力されてから信号S21
6が位相比較回路S215に入力するまでにかかる遅延
時間TDA+TDB+TDC+TDD+TDE+TDF
がほぼ同じになるように設定された最大値であるため、
合計の遅延時間TDA+TDB+TDC+TDD+TD
E+TDFは、同期信号S201とS202との時間差
TDよりも必ず長くなる。即ち、位相比較回路215の
極性信号S219−2の出力はLOWとなる。
【0057】次に、イネーブル入力がOFFになってい
るアップダウンカウンタ429は、入力される垂直同期
信号VDに同期して出力データを1ずつ上げていく。こ
れに伴ってD/A変換回路430の出力は徐々に増加し
てゆき、抵抗416を介してこの電圧が印加されている
バリキャップダイオード417の容量が減少する。容量
が減少するに従い、抵抗414とコンデンサー418及
びバリキャップダイオード417で形成される遅延回路
(LPF)の遅延時間が短くなってゆく。これは、たと
えば、アップダウンカウンタの値が1変化したときに、
遅延回路で変化する遅延時間が5nsec程度になるように
設計すれば充分である。ここで、クロック信号S203
の1クロックが約70nsecであるとすると、アップダウ
ンカウンタの値が14変化すると1クロック分の遅延時
間変化が発生することになる。
【0058】このようにして出力する同期信号の位相を
徐々に早くしてゆくと、急にカメラヘッドから送られて
くる制御データS110の開始時間が早い方向へ移動す
る。突然に制御データの開始時間が早まるのは、カメラ
ヘッド100内で信号処理部400から送られてきた同
期信号S203をクロックS104でサンプリングして
いるためで、水平同期信号HDがクロックをまたいで変
化すると、カメラヘッド100内で使用する同期信号は
1クロック分、時間の早い方向に移動したことになる。
これにより信号処理部400に送られてくる制御データ
S110の開始位置が変化するのである。
【0059】信号処理部400では、この切り替わり点
を検出して、信号処理部400からカメラヘッド100
に出力する同期信号S203の切り替わり点が、カメラ
ヘッド100内で使用しているクロックの切り替わり点
から離れた位置で安定するように処理している。
【0060】これは、ドリフト等で信号タイミングが少
々ずれることがあるためで、そのずれによって水平同期
信号HDの位相がずれると出力される画像に非常に不愉
快な現象、つまり、その位相がずれたラインのみ色が青
くなるという現象が起こる。よって、少々のドリフトが
生じてもカメラヘッド内での同期信号読み取りに問題が
生じないように、カメラヘッドに出力する同期信号の位
相を微調整している(ステップS6)。この微調整の動
作を説明する。
【0061】最初はカメラヘッド100に送られる同期
信号S204には最大の遅延が加えられているので、図
2(A)に示すように、位相比較回路215から出力さ
れる位相差パルス信号S219−1はVIDS回路20
4から出力されるパルス信号S218に同期して立ち上
がり、モノマルチ回路214から出力されるパルス信号
S216に同期して立ち下がる。この位相差パルス信号
S219−1がNAND回路419に入力されると、N
AND回路419は水晶振動子420の特性により決定
される周期でパルス信号を出力することになる。このパ
ルス信号は位相差パルス信号S219−1がHIGHの
期間出力され、位相差パルス信号S219−1がLOW
になると出力信号はHIGHに固定される。水晶振動子
420の周期はクロック信号S203等には同期してい
ないので、NAND回路419から出力されるパルス信
号の数は条件によって、1クロック程度変化するときが
ある。
【0062】つぎに、NAND回路419から出力され
たパルス信号はカウンタ424に入力され、パルス数が
カウントされる。このアップダウンカウンタ424は垂
直同期信号VDで毎回リセットされるので、その都度位
相差パルス信号S219−1のパルス信号を計数するこ
とになる。この値はコンパレータ回路427の入力端子
Aに入力されるとともに減算回路425にも入力され
る。減算回路425では、アップダウンカウンタ424
から出力されたデータよりも、例えば1だけ小さい値を
出力する。この1小さい値はラッチ回路426に入力さ
れ、垂直同期信号VDで読み込まれる。この読み込まれ
たデータはコンパレータ回路427の入力端子Bに入力
される。よって、コンパレータ427の入力端子Bに
は、1V(垂直周期)だけ前のカウンタ424の出力デ
ータよりも1小さな値が入力される。
【0063】一方、アップダウンカウンタ429はリセ
ット信号によりリセット後、イネーブル入力がOFFに
なっている間、垂直同期信号VDが入力されるたびにカ
ウントアップしてゆき、そのカウントされたデータはD
/A変換部430で電圧信号に変換され、抵抗を介して
バリキャップダイオード417に印加される。出力デー
タがカウントアップされるに従ってバリキャップダイオ
ード417に印加される逆バイアス電圧が増加するの
で、バリキャップダイオード417の容量は減少し、そ
れに伴い抵抗とともに構成しているLPFの遅延時間が
減少するので、カメラヘッド100に出力される同期信
号の遅れ時間は少なくなってゆく。
【0064】しかし、カメラヘッド100に送られる同
期信号S204の遅延時間が減少してもそのままでは、
カメラヘッド100から送られてくる制御データS11
0のタイミングは変わらない。これは、カメラヘッド1
00に送られた同期信号S204が、カメラヘッド10
0内でクロック信号S104でサンプリングされるため
に同期信号S204の遅延時間はカメラヘッド内のクロ
ックS104のタイミングに丸め込まれてしまうためで
ある。しかし、同期信号S204の遅延時間が徐々に少
なくなってゆき、カメラヘッド内のクロック信号のタイ
ミングをまたいだときに、カメラヘッド100から送ら
れてくる制御データS110のタイミングが一挙に1ク
ロック分だけ前に移動することになる。
【0065】この時NAND回路419から位相差パル
ス信号S219−1の継続期間に出力されるパルス信号
は、NAND回路419の発振周波数がクロックS20
3の約4倍であることから、制御データS110の入力
タイミングが時間的に前方に変化する前に比べて3〜4
パルス少なくなることになる。従って、これをカウント
したカウンタ424の出力データは、その1V前の値に
対して3から4少なくなる。これに対してラッチ回路4
26の出力データは1V前のカウンタ424の出力デー
タに対して1小さいだけであるからコンパレータ回路4
27はA<Bが成立し、出力信号をHIGHにする。
【0066】この出力信号の立ち上がりに同期してDF
F回路428は入力信号HIGHを読み取り出力する。
この出力信号がHIGHになったことにより、カウンタ
429はカウントアップを終了する。また、スイッチ回
路412は出力信号をクロック信号S203をインバー
タ回路411により反転した信号に切り替える。これに
より、カメラヘッドに送られる同期信号のタイミング
が、クロック信号S203のほぼ1/2周期ずれること
になり、カメラヘッド100内で同期信号S204をサ
ンプリングするタイミングが直前の状態つまり、CLK
信号S104を同期信号S204が乗り越えた状態か
ら、同期信号S204が1/2クロック分だけ後ろにず
れるので、同期信号の切り替わりの位置がほぼクロック
の中間にあることになる。これは、DFF回路の出力が
HIGHである限り、この状態が保存される。
【0067】以上の動作により、微調整が行われる。
【0068】DFF回路428の出力信号はDFF回路
409のイネーブル端子に接続されており、DFF回路
428の出力信号がHIGHになるとともにDFF回路
409は能動状態になる。DFF回路409は位相差パ
ルス信号219−1をクロック信号S203のタイミン
グで読み取り、出力する。このように、位相差パルス信
号219−1がクロック信号S203で読み取れる限
り、即ち、位相差が検出できる限り(ステップS7でY
ES)、DFF回路409からはパルス信号が出力され
る。このパルス信号が次段のアップダウンカウンター4
10に入力され、極性信号S219−2はLOWである
ため(ステップS8でYES)上記パルス信号が入力さ
れるごとに出力データを小さくしてゆく。このアップダ
ウンカウンタ410からの出力データに応じて、スイッ
チ回路408はこれまでに選択していたFF407の出
力から、FF406の出力を選択するように変化し、遅
延時間が短縮される(ステップS9)。
【0069】同様にして、位相差パルス信号S219−
1の継続時間が短くなるにつれ、アップダウンカウンタ
の出力データが小さくなり、この出力に応じてFF40
6の出力からFF405の出力、FF405の出力から
FF404の出力といったように遅延時間が短くなって
いく。
【0070】このようにして信号処理部400からカメ
ラヘッド100に出力される同期信号S204は1V毎
にクロック単位で遅延時間が短くなってゆくが、当初設
定されたカメラヘッド100内での同期信号S204と
クロックS203との位相差は保たれたままとなる。
【0071】以上のように1V毎に徐々に信号処理部4
00から出力される同期信号の遅延時間が短くなると、
それに伴いモノマルチ回路214から出力されるパルス
信号S216はVIDS回路204から出力されるパル
ス信号S218に近づいてゆく。そして、位相差パルス
信号219−1の継続時間をクロック信号S203で読
み取れなくなると(ステップS7でNO)、DFF回路
409からの出力パルスは発生しなくなるので、同期信
号S204に加えられる遅延時間が確定する(ステップ
S11)。
【0072】なお、図1及び図3ではパルス信号S21
6とパルス信号S218を常に比較するように記載した
が、遅延時間を決定し固定するための時間は、DFF回
路428の出力信号から選択する状態の数により限られ
ているので、最長でも固定のV周期数に対応する期間、
比較すれば良い。例えば、図3ではスイッチ回路408
により選択する状態数が8であるので、最大8V期間で
遅延時間の決定及び固定は終了する。
【0073】また、図3では、状態数が8であるが、こ
れに限られるものではなく、FF回路の数を増減するこ
とにより状態数を変えることが可能である。
【0074】なお、上記の例では、初期値として可変遅
延手段に最長遅延時間を設定したが、本発明はこれに限
るものではなく、初期値として最短遅延時間を設定する
ことも可能である。この場合、位相比較回路215から
出力される極性信号S219−2がHIGHを示す場合
には(図2の(B))、アップダウンカウント手段41
0はカウントアップしてスイッチ回路408は遅延時間
を延長するように入力信号を選択する。なお、最短遅延
時間を設定しても極性信号S219−2がLOWを示す
場合は、カメラヘッド100と信号処理部とを結ぶケー
ブル300が非常に長く、可変遅延回路216による遅
延では同期を合わせきれないことを意味するが、SSG
回路201がカメラヘッド駆動用の同期信号S201を
出力してから信号制御用の同期信号S202を出力する
までの時間間隔を十分長く取っておくことで、実使用上
の問題は発生しない。
【0075】また、409をゲート回路とすれば、シフ
トすべき数だけパルスがカウンタに入力されるので、1
Vで遅延時間決定及び固定処理は終了する。
【0076】最後に、カメラヘッド100と信号処理部
400をつなぐケーブルの長さ、つまりカウンター41
0の出力データを利用して、カメラヘッドに出力する電
源電圧を制御する。カウンター410の出力データの値
が多ければ、(つまり遅延回路の遅延時間が多い時であ
りこれは、接続しているケーブルによる遅延時間が短い
こと、即ちケーブルが短いことを意味し、それゆえケー
ブルによる電源電圧降下が少ないことを意味する。)信
号処理部400からカメラヘッド100へ出力する電源
電圧を低くし、カウンターの値が低くなる毎に徐々に出
力電源電圧を高くして行く。これは、ケーブルによる電
源電圧の低下を補うものである。
【0077】ケーブルによって低下する電圧量は、カメ
ラヘッド100の消費電流によっても変化するが、約3
00mAの時、約70mV/mである。よって検出され
たケーブル長L1に対してL1(m)×70(mV/
m)だけの電圧を出力段で増加してやればよい。つま
り、アップダウンカウンター410は1クロック単位で
遅延時間を変動させているので、1クロックに相当する
ケーブル長が約7mの場合、約490mV(=7(m)
×70(mV/m)をクロックごとに補正すればよい。
【0078】これについては、出力電圧を制御可能なレ
ギュレータICが市販されているので、その制御端子の
電圧を制御すればよいが、フィードバック系のオペアン
プを用いた一番簡単な回路例を図4に示す。
【0079】同図において701は電源入力端子、70
2は電源出力端子、703はアップダウンカウンタ41
0から出力されるデータ信号の入力端子、711は電源
供給用のパワートランジスタ、712はトランジスタ、
713はオペアンプ、714、715は出力電源電圧検
出用の抵抗、716、717は制御信号のノイズ成分を
除去するLPF用の抵抗とコンデンサ、718は抵抗で
あり、719はアップダウンカウンター410から入力
されたデータ信号をアナログの電圧信号に変換するD/
A変換回路である。
【0080】回路動作を簡単に説明すると、この電源供
給回路は、抵抗714と715で分圧された電圧がD/
A変換回路719から出力される電圧と等しくなるよう
に動作するので、例えば、抵抗714と抵抗715が等
しい場合には、アップダウンカウンタ410の出力デー
タが1クロック減少する毎に245mV(=7(m)×
70(mV/m)/2)だけD/A変換回路719の出
力電圧が増加すればよい。D/A変換回路719の出力
電圧が245mV増加すれば、オペアンプ713の反対
の入力端子の電圧つまり抵抗714と抵抗715で分圧
された電圧も245mV増加するから、出力電圧は49
0mV増加することになり、ケーブルによる電圧損失を
補償できることになる。
【0081】以上の図4の電源電圧制御回路はハード構
成で説明したが、処理の周期が1Vに1回であるから一
部をマイコンで処理することも充分可能である。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、ケーブルの長さに
よって生じた、カメラヘッドを駆動するための同期信号
と、信号処理回路のタイミングを取るための同期信号と
の位相差を補正することにより、ケーブル長に起因する
遅延時間が適切に補正され、出力画像の色信号を正しく
出力することができ、画像信号の横ずれ及び画像の乱れ
を回避し、ケーブル長を変えても常に正常に画像を出力
することができる。また、ケーブル長に起因する電源電
圧の低下を補正する事ができる。
【0083】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に於ける信号処理回路の構
成を示す図である。
【図2】本発明のタイムチャートである。
【図3】本発明の可変遅延回路の構成例を示すブロック
図である。
【図4】電圧制御回路の回路図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかる同期信号遅延制御
の手順を示すフローチャートである。
【図6】従来の撮像システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
201 SSG回路 212 コンパレータ回路 213 信号ゲート回路 214 モノマルチ回路 215 位相比較回路 216 可変遅延回路 S110 複合信号 S201 カメラヘッド駆動用同期信号 S202 信号処理用同期信号 S206 制御データ S210 複合信号 S214 2値複合信号 S216 制御データトリガ信号 S218 制御データトリガ信号 S219 位相比較結果信号 S219−1 位相差パルス信号 S219−2 極性信号 S220 遅延同期信号

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを介して接続されたカメラヘッ
    ドからの画像信号を処理する信号処理装置であって、 前記カメラヘッドを駆動するための同期信号を出力する
    第1の同期信号生成手段と、 前記第1の同期信号生成手段により同期信号を生成して
    から一定時間後に、画像信号処理用の同期信号を出力す
    る第2の同期信号生成手段と、 前記第1の信号生成手段から出力される同期信号を遅延
    させる遅延手段と、 前記カメラヘッドから制御データを受信する受信手段
    と、 前記受信手段により受信された所定データのデータ開始
    のタイミングと、信号処理装置内の所定信号の開始のタ
    イミングとの位相を比較し、比較結果信号を出力する位
    相比較手段とを有し、 前記位相比較手段の位相比較結果信号に基づいて、前記
    遅延手段は同期信号の遅延時間を制御することを特徴と
    する信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記遅延手段は、予め設定された複数の
    遅延時間の内の1つを選択出力するスイッチ手段を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記遅延手段には、8段階の遅延時間が
    設定されていることを特徴とする請求項2に記載の信号
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記遅延手段は、クロック単位で遅延時
    間を制御する手段と、リニアに遅延を制御する手段とを
    有することを特徴とする請求項1に記載の信号処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記遅延手段は、リニアに行う遅延をク
    ロック単位で行う遅延に先だって行うことを特徴とする
    請求項4に記載の信号処理装置。
  6. 【請求項6】 前記遅延手段は、初期状態では再長時間
    の遅延を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    かに記載の信号処理装置。
  7. 【請求項7】 前記遅延手段は、初期状態では最短時間
    の遅延を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    かに記載の信号処理装置。
  8. 【請求項8】 前記位相比較手段が出力する前記比較結
    果信号は、位相差を示す位相差信号と、前記受信手段に
    より受信した所定データの開始のタイミングと信号処理
    装置内の所定信号開始のタイミングのどちらが早いかを
    示す極性信号を出力することを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれかに記載の信号処理装置。
  9. 【請求項9】 前記極性信号が信号処理装置内の所定信
    号の開始のタイミングが早いことを示す場合、前記遅延
    手段は遅延時間を短くすることを特徴とする請求項8に
    記載の信号処理装置。
  10. 【請求項10】 前記極性信号が前記受信手段により受
    信した所定データの開始のタイミングが早いことを示す
    場合、前記遅延手段は遅延時間を長くすることを特徴と
    する請求項8または9に記載の信号処理装置。
  11. 【請求項11】 前記遅延手段による遅延時間に応じ
    て、前記カメラヘッドに供給する電源電圧を変動させる
    電源電圧増減手段を更に有することを特徴とする請求項
    1乃至10に記載の信号処理装置。
  12. 【請求項12】 前記遅延手段による遅延時間が長い場
    合に電源電圧を低くし、遅延時間が短い場合に電源電圧
    を高くすることを特徴とする請求項11に記載の信号処
    理装置。
  13. 【請求項13】 カメラヘッドと、カメラヘッドから出
    力された画像信号を処理する信号処理装置と、前記カメ
    ラヘッドと前記信号処理装置とを接続するケーブルとを
    有する撮像システムであって、 前記カメラヘッドを駆動するための同期信号を出力する
    第1の同期信号生成手段と、 前記第1の同期信号生成手段により同期信号を生成して
    から一定時間後に、画像信号処理用の同期信号を出力す
    る第2の同期信号生成手段と、 前記第1の信号生成手段から出力される同期信号を遅延
    させる遅延手段と、 前記カメラヘッドから制御データを受信する受信手段
    と、 前記受信手段により受信された所定データのデータ開始
    のタイミングと、信号処理装置内の所定信号の開始のタ
    イミングとの位相を比較し、比較結果信号を出力する位
    相比較手段とを有し、 前記位相比較手段の位相比較結果信号に基づいて、前記
    遅延手段は同期信号の遅延時間を制御することを特徴と
    する撮像システム。
  14. 【請求項14】 前記遅延手段は、予め設定された複数
    の遅延時間の内の1つを選択出力するスイッチ手段を有
    することを特徴とする請求項13に記載の撮像システ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記遅延手段には、8段階の遅延時間
    が設定されていることを特徴とする請求項14に記載の
    撮像システム。
  16. 【請求項16】 前記遅延手段は、クロック単位で遅延
    時間を制御する手段と、リニアに遅延を制御する手段と
    を有することを特徴とする請求項13に記載の撮像シス
    テム。
  17. 【請求項17】 前記遅延手段は、リニアに行う遅延を
    クロック単位で行う遅延に先だって行うことを特徴とす
    る請求項16に記載の撮像システム。
  18. 【請求項18】 前記遅延手段は、初期状態では再長時
    間の遅延を行うことを特徴とする請求項13乃至17の
    いずれかに記載の撮像システム。
  19. 【請求項19】 前記遅延手段は、初期状態では最短時
    間の遅延を行うことを特徴とする請求項13乃至17の
    いずれかに記載の撮像システム。
  20. 【請求項20】 前記位相比較手段が出力する前記比較
    結果信号は、位相差を示す位相差信号と、前記受信手段
    により受信した所定データの開始のタイミングと信号処
    理装置内の所定信号開始のタイミングのどちらが早いか
    を示す極性信号を出力することを特徴とする請求項13
    乃至19のいずれかに記載の撮像システム。
  21. 【請求項21】 前記極性信号が信号処理装置内の所定
    信号の開始のタイミングが早いことを示す場合、前記遅
    延手段は遅延時間を短くすることを特徴とする請求項2
    0に記載の撮像システム。
  22. 【請求項22】 前記極性信号が前記受信手段により受
    信した所定データの開始のタイミングが早いことを示す
    場合、前記遅延手段は遅延時間を長くすることを特徴と
    する請求項20または21に記載の撮像システム。
  23. 【請求項23】 前記遅延手段による遅延時間に応じ
    て、前記カメラヘッドに供給する電源電圧を変動させる
    電源電圧増減手段を更に有することを特徴とする請求項
    13乃至22に記載の撮像システム。
  24. 【請求項24】 前記遅延手段による遅延時間が長い場
    合に電源電圧を低くし、遅延時間が短い場合に電源電圧
    を高くすることを特徴とする請求項23に記載の撮像シ
    ステム。
  25. 【請求項25】 ケーブルを介して接続された、カメラ
    ヘッドと、カメラヘッドからケーブルを介して出力され
    た画像信号を処理する信号処理装置間の位相同期方法で
    あって、 前記カメラヘッドを駆動するための同期信号を生成する
    同期信号生成工程と、 前記カメラヘッドから制御データを受信する受信工程
    と、 前記受信工程により受信された所定データのデータ開始
    のタイミングと、前記信号処理装置内の所定信号の開始
    のタイミングとの位相を比較し、比較結果信号を出力す
    る位相比較工程とを有し、 前記位相比較工程による位相比較結果信号を基に、前記
    第1の信号生成工程で出力される同期信号の遅延時間を
    制御して遅延する遅延工程とを有することを特徴とする
    位相同期方法。
  26. 【請求項26】 前記第1の同期信号生成工程で同期信
    号を生成してから一定時間後に、画像信号処理用の同期
    信号を生成する工程を更に有することを特徴とする請求
    項25に記載の位相同期方法。
  27. 【請求項27】 前記遅延工程では、予め設定された複
    数の遅延時間の内の1つを選択出力するスイッチ工程を
    有することを特徴とする請求項25に記載の位相同期方
    法。
  28. 【請求項28】 前記遅延工程では、8段階の遅延時間
    が設定されていることを特徴とする請求項27に記載の
    位相同期方法。
  29. 【請求項29】 前記遅延工程では、クロック単位で遅
    延時間を制御する工程と、リニアに遅延を制御する工程
    とを有することを特徴とする請求項25に記載の位相同
    期方法。
  30. 【請求項30】 前記遅延工程では、リニアに行う遅延
    をクロック単位で行う遅延に先だって行うことを特徴と
    する請求項29に記載の位相同期方法。
  31. 【請求項31】 前記遅延工程では、初期状態では再長
    時間の遅延を行うことを特徴とする請求項25乃至30
    のいずれかに記載の位相同期方法。
  32. 【請求項32】 前記遅延工程では、初期状態では最短
    時間の遅延を行うことを特徴とする請求項25乃至30
    のいずれかに記載の位相同期方法。
  33. 【請求項33】 前記位相比較工程で出力する前記比較
    結果信号は、位相差を示す位相差信号と、前記受信工程
    で受信した所定データの開始のタイミングと信号処理装
    置内の所定信号開始のタイミングのどちらが早いかを示
    す極性信号を出力することを特徴とする請求項25乃至
    32のいずれかに記載の位相同期方法。
  34. 【請求項34】 前記極性信号が信号処理装置内の所定
    信号の開始のタイミングが早いことを示す場合、前記遅
    延工程では遅延時間を短くすることを特徴とする請求項
    33に記載の位相同期方法。
  35. 【請求項35】 前記極性信号が前記受信工程において
    受信した所定データの開始のタイミングが早いことを示
    す場合、前記遅延工程では遅延時間を長くすることを特
    徴とする請求項33または34に記載の位相同期方法。
  36. 【請求項36】 前記遅延工程による遅延時間に応じ
    て、前記カメラヘッドに供給する電源電圧を変動させる
    電源電圧増減工程を更に有することを特徴とする請求項
    25乃至35に記載の位相同期方法。
  37. 【請求項37】 前記遅延工程による遅延時間が長い場
    合に電源電圧を低くし、遅延時間が短い場合に電源電圧
    を高くすることを特徴とする請求項36に記載の位相同
    期方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7728876B2 (en) 2008-03-31 2010-06-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Imaging apparatus having camera control unit and separate camera head
JP2010258817A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Sony Corp 積分型ad変換装置、固体撮像素子、およびカメラシステム
JP2020137072A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 オリンパス株式会社 撮像装置、撮像装置を含む内視鏡装置、および撮像装置を含む移動体

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