JPH11341097A - Bsディジタル放送受信機 - Google Patents

Bsディジタル放送受信機

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JPH11341097A
JPH11341097A JP10156900A JP15690098A JPH11341097A JP H11341097 A JPH11341097 A JP H11341097A JP 10156900 A JP10156900 A JP 10156900A JP 15690098 A JP15690098 A JP 15690098A JP H11341097 A JPH11341097 A JP H11341097A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 8PSKデマッパを不要とし、かつトレリス
エンコードのための遅延回路の数を低減させたBSディ
ジタル放送受信機を提供する。 【解決手段】 絶対位相化したベースバンド復調信号の
受信信号点位置に基づくQPSKベースバンド信号をビ
タビデコーダ6によってビタビデコードし、ビタビデコ
ード出力を畳み込みエンコーダ7によって再畳み込みエ
ンコードし、キャリア再生のために位相誤差検出受信信
号点位置の位相と0度との位相差に基づく位相誤差デー
タ中の上位4ビットを位相誤差テーブル31から得て、
ビタビデコードのための時間と畳み込みエンコードのた
めの時間との和の時間、遅延回路81〜84にて遅延
し、遅延出力をデマップ値変換回路9によってデマッピ
ングし、デマッピング出力と畳み込みエンコード出力と
に基づき定めた符号TCD2を、トレリス8PSKデコ
ード出力のMSBとしてMSB符号判定、誤り検出回路
10から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はBSディジタル放送
受信機に関し、さらに詳細にはキャリヤ再生のための位
相誤差テーブルを備えたBSディジタル放送受信機に関
する。
【0002】
【従来の技術】BSディジタル放送方式では、変調方式
の一つに符号化変調方式であるトレリス符号化8PSK
(トレリス符号化8PSKを単にトレリス8PSKとも
記す)変調方式が採用されている。
【0003】ビタビ復号器でトレリス復号を行う場合
に、従来のBSディジタル放送受信機は図8に示すよう
に中間周波数に変換された受信信号を復調した8ビット
のベースバンド復調信号I、Qを8PSKデマッパ31
に供給してトリビット(MSB、CSB、LSB)に変
換し、遅延回路32〜34に供給して遅延する。一方、
ベースバンド復調信号I、QをQPSKマッピング変換
回路35に供給してQPSKのベースバンド復調信号I
´、Q´に変換して送出すると共に、受信点の位置が何
象限に入っているかを検出するための受信信号点位置の
I軸符号データとQ軸符号データを遅延回路36、37
に送出して遅延する。
【0004】QPSKマッピング変換回路35から出力
されるベースバンド復調信号I´、Q´をビタビデコー
ダ40に供給してビタビ復号し、復号データを送出する
と共に、復号データを畳み込みエンコーダ41に供給し
て再エンコードする。
【0005】ビタビデコーダ40による復号のための時
間と畳み込みエンコーダ4による再エンコードのための
時間のとの和の遅延時間に、遅延回路32〜34、遅延
回路36、37の遅延時間が設定されている。
【0006】遅延回路32〜34を介して遅延されたト
リビット(MSB、CSB、LSB)、遅延回路36、
37を介して遅延されたI軸符号データおよびQ軸符号
データ、再畳み込みエンコード出力(TCD1、TCD
0)はMBS判定および誤り検出回路42に供給して、
トレリス復号の最上位ビットTCD2と誤りフラグを得
ている。デマップは受信信号と位相との対応関係のマッ
ピングをし直すことを意味する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
BSディジタル放送受信機において、トレリスデコード
を行う場合、デマップした3ビットのデータおよびI軸
符号のデータ、Q軸符号のデータをビタビデコーダがパ
スを決定するまでの時間と再畳み込みエンコードの時間
との和の時間遅延する必要があり、5つの遅延回路を必
要とするという問題点があった。
【0008】本発明は、8PSKデマッパを不要とし、
かつトレリスエンコードのための遅延回路の数を低減さ
せたBSディジタル放送受信機を提供することを目的と
する。
【00009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
記載のBSディジタル放送受信機は、トレリス8PSK
変調信号を受信するBSディジタル放送受信機におい
て、キャリア再生のために受信信号点位置の位相と0度
との位相差に基づく位相誤差データを送出する位相誤差
送出手段と、絶対位相化されたベースバンド復調信号の
受信信号点位置に基づくQPSKベースバンド信号をビ
タビデコードするビタビデコーダと、ビタビデコード出
力を畳み込みエンコードする畳み込みエンコーダと、ビ
タビデコーダによるビタビデコードのための時間と畳み
込みエンコーダによる畳み込みエンコードのための時間
との和の時間、受信信号点位置の位相と0度との位相差
に基づく位相誤差データ中の予め定めた数の上位ビット
を遅延させる遅延手段と、遅延手段からの出力をデマッ
ピングするデマッピング変換回路と、デマッピング変換
回路の出力と畳み込みエンコード出力とに基づき定めら
れた符号を、トレリス8PSKデコード出力のMSBと
して出力するMSB符号判定回路とを備えたことを特徴
とする。
【0010】本発明にかかる請求項1記載のBSディジ
タル放送受信機では、絶対位相化されたベースバンド復
調信号の受信信号点位置に基づくQPSKベースバンド
信号がビタビデコーダによってビタビデコードされ、ビ
タビデコード出力が畳み込みエンコーダによって再畳み
込みエンコードされる。ビタビデコーダによるビタビデ
コードのための時間と畳み込みエンコーダによる畳み込
みエンコードのための時間との和の時間、キャリア再生
のために位相誤差検出受信信号点位置の位相と0度との
位相差に基づく位相誤差データ中の予め定めた数の上位
ビットが遅延手段によって遅延して送出され、遅延手段
からの出力がデマッピング変換回路によってデマッピン
グされ、デマッピング出力と畳み込みエンコード出力と
に基づき定められた符号が、トレリス8PSKデコード
出力のMSBとしてMSB符号判定回路から出力され
る。
【0011】したがって、本発明にかかる請求項1記載
のBSディジタル放送受信機によれば、従来必要とした
8PSKデマッパは不要であり、かつトレリスエンコー
ドのための遅延回路の数は位相誤差データ中の予め定め
た数で済み、遅延回路の数が低減させられる。
【0012】本発明の請求項1記載のBSディジタル放
送受信機において、予め定めた数の上位ビットは4ビッ
トであってもよく、MSB符号判定回路はビタビデコー
ド出力と同一の下位2ビットを有するトレリス8PSK
マッピング上の受信信号点位置と、トレリス8PSKマ
ッピングを22.5度反時計方向回転させたMSB判定
円上におけるMSB判定用デマップ値とを比較して、距
離の小さい方の受信信号点位置を正規受信決定位置と
し、決定位置のMSBとMSB判定用デマップ値のMS
Bが同一でないときはMSB判定用デマップ値のMSB
を反転してMSBとして送出するMSB符号判定回路で
あってもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるBSディジ
タル放送受信機を実施の形態によって説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の一形態にかかるB
Sディジタル放送受信機の構成の一部を示すブロック図
である。
【0015】中間周波数に変換された受信信号は、復調
回路において8ビットのベースバンド復調信号I
(8)、Q(8)((8)は量子化ビット数を示すが、
以下ビット数を略する)に復調される。
【0016】復調されたベースバンド復調信号I、Qは
絶対位相化回路1および受信信号点位相を送信側の位相
に一致およびすべての受信点を0位相にさせるリマッパ
2に供給され、絶対位相化回路1においてベースバンド
復調信号I、Q中のフレーム同期信号の受信信号点位置
を既知である送信側フレーム同期信号の信号点位置と比
較することによって現在の受信位相が求められ、送信側
信号点位置に受信信号転移値を合わせるための3ビット
の第1位相回転信号ARがリマッパ2に供給されて、リ
マッパ2において第1位相回転信号ARに基づく角度、
受信信号位相を逆方向に位相回転させられて送信位相に
一致させられる。
【0017】一方、リマッパ2において送信位相と位相
が一致させられて絶対位相化されたベースバンド復調信
号I、Qは位相誤差検出処理回路3に供給されて、0度
と受信点位相との差に基づく3ビットの第2位相回転信
号CRが求められ、第2位相回転信号CRがリマッパ2
に供給されて、ベースバンド復調信号I、Qの第を位相
回転信号CRだけ逆方向に位相回転させられて受信点位
置が0度に一致するように動作させられる。
【0018】かかるリマッパ2による受信信号点位置を
送信側位置と一致させるリマッピング処理は1シンボル
期間長の前半1/2期間においてなされ、受信信号点位
置の位相を0度に一致させるための処理は1シンボル期
間長の後半1/2期間においてなされる。絶対位相化回
路1、リマッパ2および位相誤差検出処理回路3につい
ては、本特許出願人が特許願平成10年第033732
号において既に提案しているところである。
【0019】リマッパ2から出力される絶対位相化され
たベースバンド信号はラッチ回路4に供給されてシンボ
ルクロックに同期して1シンボル期間ラッチされる。し
たがって、ラッチ回路4からは絶対位相化されたベース
バンド復調信号I、Qが1シンボル期間長にわたって出
力される。
【0020】一方、位相誤差検出処理回路3には、0度
とベースバンド復調信号I、Qによる受信信号位相との
差の位相角に対する位相誤差データが格納された図2
(a)に模式的に示す位相誤差テーブル31を備えてお
り、0度と受信点位置が0度に一致させられたベースバ
ンド復調信号I、Qによる受信信号位相との差の位相角
に対応する位相誤差データが位相誤差テーブル31を参
照して求められて、位相誤差データが搬送波再生のため
のAFC回路に送出されて、搬送波の再生が行われる。
【0021】したがって、位相誤差検出処理回路3は、
8PSK変調波を受信して復調したベースバンド復調信
号I、Qに対して、0度とベースバンド復調信号I、Q
による受信信号位相との差の位相角に対する位相誤差デ
ータを有する1つの位相誤差テーブル31を備えるだけ
で済むことになる。
【0022】ラッチ回路4から出力される絶対位相化さ
れたベースバンド復調信号I、QはQPSKマッピング
テーブル変換回路5に供給されて、受信点をデマップし
たトリビット中の下位2ビットの信号点配置に基づくQ
PSKのベースバンド復調信号I´、Q´に変換され
る。QPSKマッピングテーブル変換回路5は、図3
(a)に模式的に示す受信点がデマップされたトリビッ
ト中の下位2ビットに基づいて、図3(b)に模式的に
示すQPSKにマッピングされ、受信信号点位置に基づ
くQPSKのベースバンド復調信号I´、Q´に変換し
て送出される。
【0023】この変換されたQPSKのベースバンド復
調信号I´、Q´はビタビデコーダ6に送出されてビタ
ビ復号され復号データが出力される。この復号データは
畳み込みエンコーダ7に供給されて再エンコードされ、
再エンコードされたエンコード出力TCD1(C1)、
TCD0(C0)が送出される。
【0024】一方、位相誤差テーブル31が参照され
て、位相誤差検出処理回路3から出力される8ビットの
位相誤差データ中の上位4ビット(MSB、MSB−
1、MSB−2、MSB−3)は遅延回路81、82、
83、84にそれぞれ供給されて、遅延回路81、8
2、83、84によってビタビデコーダ6による復号の
ための時間と畳み込みエンコーダ15によるエンコード
のための時間との和の時間遅延させられる。
【0025】遅延回路81、82、83、84からの各
出力はデマップ値変換回路9に供給されて、トレリス復
号処理におけるビタビデコード出力のMSBの0または
1の符号を決定するためのMSB判定用デマップ値およ
び誤り検出のための誤りフラグ用デマップ値に変換され
る。
【0026】デマップ値変換回路9の説明の前に、図2
(a)に示す位相誤差テーブル31からの出力中の上位
4ビットについて説明する。0度とベースバンド復調信
号I、Qによる受信信号点の位相との差が3π/2ラジ
アン〜0〜π/2ラジアンまでのときにはI軸の値(M
SB)が0(正)の場合であって、位相誤差データのM
SBは1である。0度とベースバンド復調信号I、Qに
よる受信信号点の位相との差がπ/2ラジアン〜π〜3
π/2ラジアンまでのときにはI軸の値(MSB)が1
(負)の場合であって、位相誤差データのMSBは0で
ある。図2(a)において位相誤差データのMSB−
1、MSB−2、MSB−3の3ビットが2進数にて示
してある。
【0027】位相誤差データ中の4ビット(位相誤差デ
ータ(α))がデマップ値変換回路9に供給されて、図
4に示すように、位相誤差データ(α)の上位3ビット
(β)から上位3ビット(β)に対応するエリアが、図
2(c)のA、B、…、Hに示すように決定される。上
位3ビット(β)に対して、110を加算し、加算結果
の下位2ビットが11のときは10に、10のときには
11に変更してMSB判定用デマップ値(D2、D1、
D0)として出力する。このように処理することによっ
てMSB判定用デマップ値(D2、D1、D0)の下位
2ビットはグレイ符号となっている。
【0028】位相誤差データ中の上位4ビット(位相誤
差データ(α))がデマップ値変換回路9に供給され
て、図4に示すように、位相誤差データ(α)に000
1が加算されデータ(γ)から、データ(γ)の上位3
ビット(δ)を得て、上位3ビット(δ)に対応するエ
リアが、図2(b)のア、イ、…、クに示すように決定
される。上位3ビット(δ)に対して、110を加算
し、加算結果の下位2ビットが11のときは10に、1
0のときには11に変更して誤りフラグ用デマップ値
(トレリス8PSKデマップ値(Z2、Z1、Z0))
として出力する。このように処理することによって誤り
フラグ用デマップ値(Z2、Z1、Z0)の下位2ビッ
トはグレイ符号となっている。
【0029】デマップ値変換回路9から出力されるMS
B判定用デマップ値(D2、D1、D0)および誤りフ
ラグ用デマップ値(Z2、Z1、Z0)、畳み込みエン
コーダ15から出力される再エンコード出力TCD1、
TCD0は、MSB判定および誤り検出回路10に供給
される。
【0030】なお、図2(a)に示す位相誤差テーブル
おいて、対応するエリアの記号ア、イ、…、ク、A、
B、…、Hが参考のために記入してある。
【0031】8PSK変調のトレリスエンコーダの場
合、トリビットのMSBは畳み込み符号化せずにそのま
ま出力される。したがって、復号化に際してMSBを決
定する必要がある。図3(a)に示すトレリス8PSK
マッピングに対し、図3(c)の内側の円に示すように
図3(a)を22.5度反時計方向に回転させたMSB
判定円を考える。
【0032】ここで、例えば、ビタビデコード結果が0
1のときについてみれば、トレリス8PSKマッピング
における位置001および位置101が下位2ビットに
おいて共に01であってビタビデコード結果の01と同
一であり、位置001および位置101がトレリス8P
SKマッピングにおけるMSBの決定値候補になる。M
SB判定用デマップ値が010のとき、MSBの決定値
候補の001に対して一点鎖線にて示すように、MSB
の決定値候補の101の方がMSB判定用デマップ値0
10に距離的に近いために、MSBの決定値として10
1に決定される。この決定の結果、この場合はMSB判
定用デマップ値010に対してMSBの決定値は101
であり、両MSBは同一符号ではないために、MSB判
定用デマップ値010のMSBを反転する必要がある。
【0033】同様にビタビデコード結果が01のときに
ついて、MSB判定用デマップ値が111のとき、二点
鎖線に示すように、MSBの決定値候補の001に対し
てMSBの決定値候補の101の方がMSB判定用デマ
ップ値111に距離的に近いために、MSBの決定値と
して101に決定される。この決定の結果、この場合は
MSB判定用デマップ値111に対してMSBの決定値
は101であり、MSB判定用デマップ値111のMS
BとMSBの決定値101のMSBは同一符号であっ
て、MSB判定用デマップ値111のMSBを反転する
必要がない。
【0034】このようにして、それぞれのビタビデコー
ド結果およびMSB判定用デマップ値に対し、MSBの
符号反転の要否を求めると、図5に示すごとくになる。
図5において、変更の欄に○が記載してあるところがM
SBの反転を必要とするところである。MSBの反転を
必要とするデマップ値をビタビデコード結果の位置に対
応して模式的に図3(b)の枠〔 〕内に示してある。
図5において、ビタビデコード結果を単に××と記し、
MSB判定用デマップ値を単にデマップ値と記し、MS
Bの決定値を単に決定値と記してある。
【0035】そこで、デマップ値変換回路9から出力さ
れるMSB判定用デマップ値(D2、D1、D0)およ
び誤りフラグ用デマップ値(Z2、Z1、Z0)が供給
されるMSB判定、誤り検出回路10は、図6に示すよ
うに、MSB判定回路111、排他論理和回路112、
113および114から構成されている。
【0036】MSB判定回路111は図7に示すよう
に、MSBの反転を必要とするMSB判定用デマップ値
(D2、D1、D0)が供給されて出力を送出するアン
ドゲート211〜216、ビタビデコード結果に基づい
て出力を送出するオアゲート217〜219、ビタビデ
コード結果に基づいてオアゲート217〜の219の出
力の一つを選択するのセレクタ220、セレクタ220
の出力とMSB判定用デマップ値(D2、D1、D0)
のD2とが入力されてTCD2(MSB)を出力する排
他論理和回路221からなり、排他論理和回路221か
らの出力TCD2(MSB)とビタビデコーダ6からの
復号出力とがトレリス複合されたビタビ復号データとな
る。図7において、TCD1、TCD0は畳み込みエン
コーダ7による再畳み込みエンコード出力(C1、C
0)である。
【0037】アンドゲート211はMSB判定用デマッ
プ値が010のとき高電位の出力を送出し、アンドゲー
ト212はMSB判定用デマップ値が011のとき高電
位の出力を送出し、アンドゲート213はMSB判定用
デマップ値が110のとき高電位の出力を送出し、アン
ドゲート214はMSB判定用デマップ値が111のと
き高電位の出力を送出し、オアゲート217はアンドゲ
ート211、212、213、または214が高電位の
出力を送出したとき高電位の出力を送出し、この出力は
セレクタ220によって再畳み込みエンコード出力(C
1、C0)が00のときに選択される。
【0038】オアゲート218はアンドゲート211、
または213が高電位の出力を送出したとき高電位の出
力を送出し、この出力はセレクタ220によって再畳み
込みエンコード出力(C1、C0)が01のときに選択
される。
【0039】アンドゲート215はMSB判定用デマッ
プ値が000のとき高電位の出力を送出し、アンドゲー
ト216はMSB判定用デマップ値が100のとき高電
位の出力を送出し、オアゲート219はアンドゲート2
15、または216が高電位の出力を送出したとき高電
位の出力を送出し、この出力はセレクタ220によって
再畳み込みエンコード出力(C1、C0)が10のとき
に選択される。
【0040】セレクタ220からの高電位の出力はMS
B判定用デマップ値D2の0、1に基づいて反転されて
TC2として1、0で出力される。
【0041】以上から明らかなように、MSB判定則
は、ビタビデコードのエンコード出力と同一の下位2ビ
ットを有するトレリス8PSKマッピング上の受信信号
点位置と、トレリス8PSKマッピングを22.5度反
時計方向回転させたMSB判定円上におけるMSB判定
用デマップ値とを比較して、距離の小さい方の受信信号
点位置を決定位置とし、決定位置のMSBとMSB判定
用デマップ値のMSBが同一でないときはMSB判定用
デマップ値のMSBを反転してMSBとして送出するこ
とである。
【0042】MSB判定回路111からは図5に示した
反転を必要とするデマップ値のときに反転されたMSB
が出力されることになって、MSB判定回路111にて
ビタビデコーダ6および畳み込みエンコーダ7と協働し
てトレリス復号がなされる。
【0043】また、MSB判定回路111の出力TCD
2と誤りフラグ用デマップ値Z2とを排他論理和回路1
12に供給し、再畳み込みエンコード出力C1と誤りフ
ラグ用デマップ値Z1とを排他論理和回路113に供給
し、再畳み込みエンコード出力C0と誤りフラグ用デマ
ップ値Z0とは排他論理和回路114に供給して、排他
論理和回路112〜114から誤りフラグが出力され
る。
【0044】排他論理和回路112〜114から誤りフ
ラグが出力されるのは、排他論理和回路112〜114
のそれぞれの一方の入力は畳み込みエンコードのための
入力に等しく、これと誤りフラグ用デマップ値Z2〜Z
0と一致していないときはビットが立った出力が送出さ
れるためである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明のBSディジ
タル放送受信機によれば、従来必要とした8PSKデマ
ッパは不要であり、かつトレリスエンコードのための遅
延回路の数は位相誤差データ中の予め定めた数で済み、
遅延回路の数が低減させられるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかるBSディジタル
放送受信機の構成の一部を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかるBSディジタル
放送受信機における位相誤差テーブルと位相誤差データ
のデッマップを示す模式図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかるBSディジタル
放送受信機におけるトレリス8PSK変調信号点配置と
MSB反転の説明に供する模式マッピング図である。
【図4】本発明の実施の一形態にかかるBSディジタル
放送受信機における位相誤差データとMSB判定用デマ
ップ値および誤りフラグ用デマップ値との関係の説明に
供する説明図である。
【図5】本発明の実施の一形態にかかるBSディジタル
放送受信機におけるMSB判定用デマップ値とMSBの
決定値との関係の説明に供する説明図である。
【図6】本発明の実施の一形態にかかるBSディジタル
放送受信機におけるMSB判定、誤り検出回路の構成を
示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の一形態にかかるBSディジタル
放送受信機におけるMSB判定回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】従来のBSディジタル放送受信機の構成の一部
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 絶対位相化回路 2 リマッパ 3 位相誤差検出処理回路 31 位相誤差テーブル 4ラッチ回路 5 QPSKマッピングテーブル変換回路 6 ビタビデコーダ 7 畳み込みエンコーダ 9 デマップ値変換回路 10 MSB判定、誤り検出回路 81〜84 遅延回路 111 MSB判定回路 112〜114および221 排他論理和回路 211〜216 アンドゲート 217〜219 オアゲート 220 セレクタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】BSディジタル放送受信機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はBSディジタル放送
受信機に関し、さらに詳細にはキャリヤ再生のための位
相誤差テーブルを備えたBSディジタル放送受信機に関
する。
【0002】
【従来の技術】BSディジタル放送方式では、変調方式
の一つに符号化変調方式であるトレリス符号化8PSK
(トレリス符号化8PSKを単にトレリス8PSKとも
記す)変調方式が採用されている。
【0003】ビタビ復号器でトレリス復号を行う場合
に、従来のBSディジタル放送受信機は図8に示すよう
に中間周波数に変換された受信信号を復調した8ビット
のベースバンド復調信号I、Qを8PSKデマッパ31
に供給してトリビット(MSB、CSB、LSB)に変
換し、遅延回路32〜34に供給して遅延する。一方、
ベースバンド復調信号I、QをQPSKマッピング変換
回路35に供給してQPSKのベースバンド復調信号I
´、Q´に変換して送出すると共に、受信点の位置が何
象限に入っているかを検出するための受信信号点位置の
I軸符号データとQ軸符号データを遅延回路36、37
に送出して遅延する。
【0004】QPSKマッピング変換回路35から出力
されるベースバンド復調信号I´、Q´をビタビデコー
ダ40に供給してビタビ復号し、復号データを送出する
と共に、復号データを畳み込みエンコーダ41に供給し
て再エンコードする。
【0005】ビタビデコーダ40による復号のための時
間と畳み込みエンコーダ4による再エンコードのため
の時間のとの和の遅延時間に、遅延回路32〜34、遅
延回路36、37の遅延時間が設定されている。
【0006】遅延回路32〜34を介して遅延されたト
リビット(MSB、CSB、LSB)、遅延回路36、
37を介して遅延されたI軸符号データおよびQ軸符号
データ、再畳み込みエンコード出力(TCD1、TCD
0)はMBS判定および誤り検出回路42に供給して、
トレリス復号の最上位ビットTCD2と誤りフラグを得
ている。デマップは受信信号と位相との対応関係のマッ
ピングをし直すことを意味する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
BSディジタル放送受信機において、トレリスデコード
を行う場合、デマップした3ビットのデータおよびI軸
符号のデータ、Q軸符号のデータをビタビデコーダがパ
スを決定するまでの時間と再畳み込みエンコードの時間
との和の時間遅延する必要があり、5つの遅延回路を必
要とするという問題点があった。
【0008】本発明は、8PSKデマッパを不要とし、
かつトレリスエンコードのための遅延回路の数を低減さ
せたBSディジタル放送受信機を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
記載のBSディジタル放送受信機は、トレリス8PSK
変調信号を受信するBSディジタル放送受信機におい
て、絶対位相化されたベ−スバンド復調信号の受信信号
点位置の位相と0度との位相差に基づく位相誤差データ
を送出する位相誤差送出手段と、絶対位相化されたベー
スバンド復調信号の受信信号点位置に基づくQPSKベ
ースバンド信号をビタビデコードするビタビデコーダ
と、ビタビデコード出力を畳み込みエンコードする畳み
込みエンコーダと、ビタビデコーダによるビタビデコー
ドのための時間と畳み込みエンコーダによる畳み込みエ
ンコードのための時間との和の時間、絶対位相化された
ベ−スバンド復調信号の受信信号点位置の位相と0度と
の位相差に基づく位相誤差データ中の予め定めた数の上
位ビットを遅延させる遅延手段と、遅延手段からの出力
をデマッピングするデマッピング変換回路と、デマッピ
ング変換回路の出力と畳み込みエンコード出力とに基づ
き定められた符号を、トレリス8PSKデコード出力の
MSBとして出力するMSB符号判定回路とを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】本発明にかかる請求項1記載のBSディジ
タル放送受信機では、絶対位相化されたベースバンド復
調信号の受信信号点位置に基づくQPSKベースバンド
信号がビタビデコーダによってビタビデコードされ、ビ
タビデコード出力が畳み込みエンコーダによって再畳み
込みエンコードされる。ビタビデコーダによるビタビデ
コードのための時間と畳み込みエンコーダによる畳み込
みエンコードのための時間との和の時間、位相誤差検出
受信信号点位置の位相と0度との位相差に基づく位相誤
差データ中の予め定めた数の上位ビットが遅延手段によ
って遅延して送出され、遅延手段からの出力がデマッピ
ング変換回路によってデマッピングされ、デマッピング
出力と畳み込みエンコード出力とに基づき定められた符
号が、トレリス8PSKデコード出力のMSBとしてM
SB符号判定回路から出力される。
【0011】したがって、本発明にかかる請求項1記載
のBSディジタル放送受信機によれば、従来必要とした
8PSKデマッパは不要であり、かつトレリスエンコー
ドのための遅延回路の数は位相誤差データ中の予め定め
た数で済み、遅延回路の数が低減させられる。
【0012】本発明の請求項1記載のBSディジタル放
送受信機において、予め定めた数の上位ビットは4ビッ
トであってもよく、MSB符号判定回路はビタビデコー
ド出力と同一の下位2ビットを有するトレリス8PSK
マッピング上における絶対位相化されたベースバンド復
調信号の受信信号点位置と、トレリス8PSKマッピン
グを22.5度反時計方向回転させたMSB判定円上に
おけるMSB判定用デマップ値とを比較して、距離の小
さい方の、絶対位相化されたベースバンド復調信号の
信信号点位置を正規受信決定位置とし、決定位置のMS
BとMSB判定用デマップ値のMSBが同一でないとき
はMSB判定用デマップ値のMSBを反転してMSBと
して送出するMSB符号判定回路であってもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるBSディジ
タル放送受信機を実施の形態によって説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の一形態にかかるB
Sディジタル放送受信機の構成の一部を示すブロック図
である。
【0015】中間周波数に変換された受信信号は、復調
回路において8ビットのベースバンド復調信号I
(8)、Q(8)((8)は量子化ビット数を示すが、
以下ビット数を略する)に復調される。
【0016】復調されたベースバンド復調信号I、Qは
絶対位相化回路1および受信信号点位相を送信側の位相
に一致およびすべての受信点を0位相にさせるリマッパ
2に供給され、絶対位相化回路1においてベースバンド
復調信号I、Q中のフレーム同期信号の受信信号点位置
を既知である送信側フレーム同期信号の信号点位置と比
較することによって現在の受信位相が求められ、送信側
信号点位置に受信信号点位置を合わせるための3ビット
の第1位相回転信号ARがリマッパ2に供給されて、リ
マッパ2において第1位相回転信号ARに基づく角度、
受信信号位相を逆方向に位相回転させられて送信位相に
一致させられる。
【0017】一方、リマッパ2において送信位相と位相
が一致させられて絶対位相化されたベースバンド復調信
号I、Qは位相誤差検出処理回路3に供給されて、0度
絶対位相化された受信点位相との差に基づく3ビット
の第2位相回転信号CRが求められ、第2位相回転信号
CRがリマッパ2に供給されて、ベースバンド復調信号
I、Qが第2位相回転信号CRだけ逆方向に位相回転さ
せられて絶対位相化された受信点位置が0度に一致する
ように動作させられる。
【0018】かかるリマッパ2による受信信号点位置を
送信側位置と一致させるリマッピング処理は第1位相回
転信号ARに基づき1シンボル期間長の前半1/2期間
においてなされ、絶対位相化されたベ−スバンド復調信
号の受信信号点位置の位相を0度に一致させるための処
理は第2位相回転信号CRに基づき1シンボル期間長の
後半1/2期間においてなされる。絶対位相化回路1、
リマッパ2および位相誤差検出処理回路3については、
本特許出願人が特許願平成10年第033732号にお
いて既に提案しているところである。
【0019】リマッパ2から出力される絶対位相化され
たベースバンド信号はラッチ回路4に供給されてシンボ
ルクロックに同期して1シンボル期間ラッチされる。し
たがって、ラッチ回路4からは絶対位相化されたベース
バンド復調信号I、Qが1シンボル期間長にわたって出
力される。
【0020】一方、位相誤差検出処理回路3には、0度
第1位相回転信号ARに基づいて位相回転させられて
絶対位相化されたベースバンド復調信号I、Qによる受
信信号位相との差の位相角に対する位相誤差データが格
納された図2(a)に模式的に示す位相誤差テーブル3
1を備えており、0度と第1位相回転信号ARに基づい
て位相回転させられて絶対位相化されたベースバンド復
調信号I、Qによる受信信号位相との差の位相角に対応
する位相誤差データが位相誤差テーブル31を参照して
求められて、位相誤差データの上位4ビットが後記の遅
延回路81乃至84へ送出される。一方、0度と絶対位
相化されたベ−スバンド復調信号の受信点位置が第2位
相回転信号CRにより位相回転されて0度に一致させら
れた絶対位相化されたベースバンド復調信号I、Qによ
る受信信号位相との差の位相角に対応する位相誤差デー
タが位相誤差テーブル31を参照して求められて、位相
誤差データが搬送波再生のためのAFC回路に送出され
て、搬送波の再生が行われる。
【0021】したがって、位相誤差検出処理回路3は、
8PSK変調波を受信して復調したベースバンド復調信
号I、Qに対して、0度と絶対位相化されたベースバン
ド復調信号I、Qによる受信信号位相との差の位相角に
対する位相誤差データを有する1つの位相誤差テーブル
31を備えるだけで済むことになる。
【0022】ラッチ回路4から出力される絶対位相化さ
れたベースバンド復調信号I、QはQPSKマッピング
テーブル変換回路5に供給されて、受信点をデマップし
たトリビット中の下位2ビットの信号点配置に基づくQ
PSKのベースバンド復調信号I´、Q´に変換され
る。QPSKマッピングテーブル変換回路5は、図3
(a)に模式的に示す受信点がデマップされたトリビッ
ト中の下位2ビットに基づいて、図3(b)に模式的に
示すQPSKにマッピングされ、絶対位相化されたベー
スバンド復調信号の受信信号点位置に基づくQPSKの
ベースバンド復調信号I´、Q´に変換して送出され
る。
【0023】この変換されたQPSKのベースバンド復
調信号I´、Q´はビタビデコーダ6に送出されてビタ
ビ復号され復号データが出力される。この復号データは
畳み込みエンコーダ7に供給されて再エンコードされ、
再エンコードされたエンコード出力TCD1(C1)、
TCD0(C0)が送出される。
【0024】一方、位相誤差テーブル31が参照され
て、位相誤差検出処理回路3から出力される8ビットの
位相誤差データ中の上位4ビット(MSB、MSB−
1、MSB−2、MSB−3)は遅延回路81、82、
83、84にそれぞれ供給されて、遅延回路81、8
2、83、84によってビタビデコーダ6による復号の
ための時間と畳み込みエンコーダ15によるエンコード
のための時間との和の時間遅延させられる。
【0025】遅延回路81、82、83、84からの各
出力はデマップ値変換回路9に供給されて、トレリス復
号処理におけるビタビデコード出力のMSBの0または
1の符号を決定するためのMSB判定用デマップ値およ
び誤り検出のための誤りフラグ用デマップ値に変換され
る。
【0026】デマップ値変換回路9の説明の前に、図2
(a)に示す位相誤差テーブル31からの出力中の上位
4ビットについて説明する。0度と絶対位相化された
ースバンド復調信号I、Qによる受信信号点の位相との
差が3π/2ラジアン〜0〜π/2ラジアンまでのとき
にはI軸の値(MSB)が0(正)の場合であって、位
相誤差データのMSBはである。0度と絶対位相化さ
れたベースバンド復調信号I、Qによる受信信号点の位
相との差がπ/2ラジアン〜π〜3π/2ラジアンまで
のときにはI軸の値(MSB)が1(負)の場合であっ
て、位相誤差データのMSBはである。図2(a)に
おいて位相誤差データのMSB−1、MSB−2、MS
B−3の3ビットが2進数にて示してある。
【0027】位相誤差データ中の4ビット(位相誤差デ
ータ(α))がデマップ値変換回路9に供給されて、図
4に示すように、位相誤差データ(α)の上位3ビット
(β)から上位3ビット(β)に対応するエリアが、図
2(c)のA、B、…、Hに示すように決定される。上
位3ビット(β)に対して、110を加算し、加算結果
の下位2ビットが11のときは10に、10のときには
11に変更してMSB判定用デマップ値(D2、D1、
D0)として出力する。このように処理することによっ
てMSB判定用デマップ値(D2、D1、D0)の下位
2ビットはグレイ符号となっている。
【0028】位相誤差データ中の上位4ビット(位相誤
差データ(α))がデマップ値変換回路9に供給され
て、図4に示すように、位相誤差データ(α)に000
1が加算されデータ(γ)から、データ(γ)の上位3
ビット(δ)を得て、上位3ビット(δ)に対応するエ
リアが、図2(b)のア、イ、…、クに示すように決定
される。上位3ビット(δ)に対して、110を加算
し、加算結果の下位2ビットが11のときは10に、1
0のときには11に変更して誤りフラグ用デマップ値
(トレリス8PSKデマップ値(Z2、Z1、Z0))
として出力する。このように処理することによって誤り
フラグ用デマップ値(Z2、Z1、Z0)の下位2ビッ
トはグレイ符号となっている。
【0029】デマップ値変換回路9から出力されるMS
B判定用デマップ値(D2、D1、D0)および誤りフ
ラグ用デマップ値(Z2、Z1、Z0)、畳み込みエン
コーダ15から出力される再エンコード出力TCD1、
TCD0は、MSB判定および誤り検出回路10に供給
される。
【0030】なお、図2(a)に示す位相誤差テーブル
おいて、対応するエリアの記号ア、イ、…、ク、A、
B、…、Hが参考のために記入してある。
【0031】8PSK変調のトレリスエンコーダの場
合、トリビットのMSBは畳み込み符号化せずにそのま
ま出力される。したがって、復号化に際してMSBを決
定する必要がある。図3(a)に示すトレリス8PSK
マッピングに対し、図3(c)の内側の円に示すように
図3(a)を22.5度反時計方向に回転させたMSB
判定円を考える。
【0032】ここで、例えば、ビタビデコード結果が0
1のときについてみれば、トレリス8PSKマッピング
における位置001および位置101が下位2ビットに
おいて共に01であってビタビデコード結果の01と同
一であり、位置001および位置101がトレリス8P
SKマッピングにおけるMSBの決定値候補になる。M
SB判定用デマップ値が010のとき、MSBの決定値
候補の001に対して一点鎖線にて示すように、MSB
の決定値候補の101の方がMSB判定用デマップ値0
10に距離的に近いために、MSBの決定値として10
1に決定される。この決定の結果、この場合はMSB判
定用デマップ値010に対してMSBの決定値は101
であり、両MSBは同一符号ではないために、MSB判
定用デマップ値010のMSBを反転する必要がある。
【0033】同様にビタビデコード結果が01のときに
ついて、MSB判定用デマップ値が111のとき、二点
鎖線に示すように、MSBの決定値候補の001に対し
てMSBの決定値候補の101の方がMSB判定用デマ
ップ値111に距離的に近いために、MSBの決定値と
して101に決定される。この決定の結果、この場合は
MSB判定用デマップ値111に対してMSBの決定値
は101であり、MSB判定用デマップ値111のMS
BとMSBの決定値101のMSBは同一符号であっ
て、MSB判定用デマップ値111のMSBを反転する
必要がない。
【0034】このようにして、それぞれのビタビデコー
ド結果およびMSB判定用デマップ値に対し、MSBの
符号反転の要否を求めると、図5に示すごとくになる。
図5において、変更の欄に○が記載してあるところがM
SBの反転を必要とするところである。MSBの反転を
必要とするデマップ値をビタビデコード結果の位置に対
応して模式的に図3(b)の枠〔 〕内に示してある。
図5において、ビタビデコード結果を単に××と記し、
MSB判定用デマップ値を単にデマップ値と記し、MS
Bの決定値を単に決定値と記してある。
【0035】そこで、デマップ値変換回路9から出力さ
れるMSB判定用デマップ値(D2、D1、D0)およ
び誤りフラグ用デマップ値(Z2、Z1、Z0)が供給
されるMSB判定、誤り検出回路10は、図6に示すよ
うに、MSB判定回路111、排他論理和回路112、
113および114から構成されている。
【0036】MSB判定回路111は図7に示すよう
に、MSBの反転を必要とするMSB判定用デマップ値
(D2、D1、D0)が供給されて出力を送出するアン
ドゲート211〜216、ビタビデコード結果に基づい
て出力を送出するオアゲート217〜219、ビタビデ
コード結果に基づいてオアゲート217〜の219の出
力の一つを選択するのセレクタ220、セレクタ220
の出力とMSB判定用デマップ値(D2、D1、D0)
のD2とが入力されてTCD2(MSB)を出力する排
他論理和回路221からなり、排他論理和回路221か
らの出力TCD2(MSB)とビタビデコーダ6からの
復号出力とがトレリス復号されたビタビ復号データとな
る。図7において、TCD1、TCD0は畳み込みエン
コーダ7による再畳み込みエンコード出力(C1、C
0)である。
【0037】アンドゲート211はMSB判定用デマッ
プ値が010のとき高電位の出力を送出し、アンドゲー
ト212はMSB判定用デマップ値が011のとき高電
位の出力を送出し、アンドゲート213はMSB判定用
デマップ値が110のとき高電位の出力を送出し、アン
ドゲート214はMSB判定用デマップ値が111のと
き高電位の出力を送出し、オアゲート217はアンドゲ
ート211、212、213、または214が高電位の
出力を送出したとき高電位の出力を送出し、この出力は
セレクタ220によって再畳み込みエンコード出力(C
1、C0)が00のときに選択される。
【0038】オアゲート218はアンドゲート211、
または213が高電位の出力を送出したとき高電位の出
力を送出し、この出力はセレクタ220によって再畳み
込みエンコード出力(C1、C0)が01のときに選択
される。
【0039】アンドゲート215はMSB判定用デマッ
プ値が000のとき高電位の出力を送出し、アンドゲー
ト216はMSB判定用デマップ値が100のとき高電
位の出力を送出し、オアゲート219はアンドゲート2
15、または216が高電位の出力を送出したとき高電
位の出力を送出し、この出力はセレクタ220によって
再畳み込みエンコード出力(C1、C0)が10のとき
に選択される。
【0040】セレクタ220からの高電位の出力はMS
B判定用デマップ値D2の0、1に基づいて反転されて
TC2として1、0で出力される。
【0041】以上から明らかなように、MSB判定則
は、ビタビデコードのエンコード出力と同一の下位2ビ
ットを有するトレリス8PSKマッピング上の受信信号
点位置と、トレリス8PSKマッピングを22.5度反
時計方向回転させたMSB判定円上におけるMSB判定
用デマップ値とを比較して、距離の小さい方の受信信号
点位置を決定位置とし、決定位置のMSBとMSB判定
用デマップ値のMSBが同一でないときはMSB判定用
デマップ値のMSBを反転してMSBとして送出するこ
とである。
【0042】MSB判定回路111からは図5に示した
反転を必要とするデマップ値のときに反転されたMSB
が出力されることになって、MSB判定回路111にて
ビタビデコーダ6および畳み込みエンコーダ7と協働し
てトレリス復号がなされる。
【0043】また、MSB判定回路111の出力TCD
2と誤りフラグ用デマップ値Z2とを排他論理和回路1
12に供給し、再畳み込みエンコード出力C1と誤りフ
ラグ用デマップ値Z1とを排他論理和回路113に供給
し、再畳み込みエンコード出力C0と誤りフラグ用デマ
ップ値Z0とは排他論理和回路114に供給して、排他
論理和回路112〜114から誤りフラグが出力され
る。
【0044】排他論理和回路112〜114から誤りフ
ラグが出力されるのは、排他論理和回路112〜114
のそれぞれの一方の入力は畳み込みエンコードのための
入力に等しく、これと誤りフラグ用デマップ値Z2〜Z
0と一致していないときはビットが立った出力が送出さ
れるためである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明のBSディジ
タル放送受信機によれば、従来必要とした8PSKデマ
ッパは不要であり、かつトレリスエンコードのための遅
延回路の数は位相誤差データ中の予め定めた数で済み、
遅延回路の数が低減させられるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかるBSディジタル
放送受信機の構成の一部を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかるBSディジタル
放送受信機における位相誤差テーブルと位相誤差データ
デマップを示す模式図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかるBSディジタル
放送受信機におけるトレリス8PSK変調信号点配置と
MSB反転の説明に供する模式マッピング図である。
【図4】本発明の実施の一形態にかかるBSディジタル
放送受信機における位相誤差データとMSB判定用デマ
ップ値および誤りフラグ用デマップ値との関係の説明に
供する説明図である。
【図5】本発明の実施の一形態にかかるBSディジタル
放送受信機におけるMSB判定用デマップ値とMSBの
決定値との関係の説明に供する説明図である。
【図6】本発明の実施の一形態にかかるBSディジタル
放送受信機におけるMSB判定、誤り検出回路の構成を
示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の一形態にかかるBSディジタル
放送受信機におけるMSB判定回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】従来のBSディジタル放送受信機の構成の一部
を示すブロック図である。
【符号の説明】 1 絶対位相化回路 2 リマッパ 3 位相誤差検出処理回路 31 位相誤差テーブル 4 ラッチ回路 5 QPSKマッピングテーブル変換回路 6 ビタビデコーダ 7 畳み込みエンコーダ 9 デマップ値変換回路 10 MSB判定、誤り検出回路 81〜84 遅延回路 111 MSB判定回路 112〜114および221 排他論理和回路 211〜216 アンドゲート 217〜219 オアゲート 220 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 昇治 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内 (72)発明者 岡崎 龍一 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレリス8PSK変調信号を受信するBS
    ディジタル放送受信機において、 キャリア再生のために受信信号点位置の位相と0度との
    位相差に基づく位相誤差データを送出する位相誤差送出
    手段と、 絶対位相化されたベースバンド復調信号の受信信号点位
    置に基づくQPSKベースバンド信号をビタビデコード
    するビタビデコーダと、 ビタビデコード出力を畳み込みエンコードする畳み込み
    エンコーダと、 ビタビデコーダによるビタビデコードのための時間と畳
    み込みエンコーダによる畳み込みエンコードのための時
    間との和の時間、受信信号点位置の位相と0度との位相
    差に基づく位相誤差データ中の予め定めた数の上位ビッ
    トを遅延させる遅延手段と、 遅延手段からの出力をデマッピングするデマッピング変
    換回路と、 デマッピング変換回路の出力と畳み込みエンコード出力
    とに基づき定められた符号を、トレリス8PSKデコー
    ド出力のMSBとして出力するMSB符号判定回路とを
    備えたことを特徴とするBSディジタル放送受信機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のBSディジタル放送受信機
    において、予め定めた数の上位ビットは4ビットである
    ことを特徴とするBSディジタル放送受信機。
  3. 【請求項3】請求項1記載のBSディジタル放送受信機
    において、MSB符号判定回路はビタビデコード出力と
    同一の下位2ビットを有するトレリス8PSKマッピン
    グ上の受信信号点位置と、トレリス8PSKマッピング
    を22.5度反時計方向回転させたMSB判定円上にお
    けるMSB判定用デマップ値とを比較して、距離の小さ
    い方の受信信号点位置を決定位置とし、決定位置のMS
    BとMSB判定用デマップ値のMSBが同一でないとき
    はMSB判定用デマップ値のMSBを反転してMSBと
    して送出することを特徴とするBSディジタル放送受信
    機。
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