JPH11340407A - 樹脂パッケージ型半導体装置 - Google Patents
樹脂パッケージ型半導体装置Info
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- JPH11340407A JPH11340407A JP14778598A JP14778598A JPH11340407A JP H11340407 A JPH11340407 A JP H11340407A JP 14778598 A JP14778598 A JP 14778598A JP 14778598 A JP14778598 A JP 14778598A JP H11340407 A JPH11340407 A JP H11340407A
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Abstract
に半導体装置を実装する場合に、樹脂パッケージ内でワ
イヤが断線してしまわないようにする。 【解決手段】 ダイボンディング領域1aを有する第1
内部リード10と、半導体チップ3とワイヤWを介して
接続されるワイヤボンディング領域2aを有する第2内
部リード20と、半導体チップ3およびワイヤWを封入
する樹脂パッケージ4と、第1内部リード10に連続し
て樹脂パッケージ4の外部に設けられる第1外部リード
11と、樹脂パッケージ4における第1外部リード11
の反対側に設けられる第2外部リード21とを備えた半
導体装置Xにおいて、第1内部リード10と第2内部リ
ード20とを平行状とするとともに各ボンディング領域
1a,2aを各内部リード10,20が延びる方向と交
差する方向に対向させた。また、半導体チップ3におけ
るワイヤWとの接続部位に対して第2内部リード20に
おけるワイヤWとの接続部位を第1外部リード11側に
相対的に変移させる。
Description
れた樹脂パッケージ型半導体装置に関する。
型の半導体装置の一例を図6および図7に示す。この半
導体装置Xは、金属板を打ち抜き形成することによって
得られるリードフレームから製造された、いわゆるフレ
ームタイプの半導体装置Xとして構成されたものであ
る。具体的には、それぞれの一端部1a,2aどうしが
対峙するようにして一対のリード端子1,2が設けられ
ており、一方のリード端子1の一端部1aには半導体チ
ップ3が実装されている一方、この半導体チップ3の上
面30と他方のリード端子2の一端部2aとがワイヤW
を介して電気的に導通されている。そして、上記半導体
チップ3およびワイヤWを封入するようにしてエポキシ
樹脂などによって樹脂パッケージ4が形成されており、
上記各リード端子1,2のうちの樹脂パッケージ4に封
入された部位がそれぞれ内部リード10,20とされて
いる。一方、上記各リード端子1,2のうちの上記樹脂
パッケージ4から外部に延出する部位は、それぞれ屈曲
形成されて先端側11a,21aが上記樹脂パッケージ
の底面と同等高さ位置において所定長さ水平に延びる外
部リード11,21とされている。
適宜の回路基板5などに面実装されて使用されるが、こ
の実装には、いわゆるハンダリフローの手法が一般的に
採用されている。このハンダリフローの手法では、上記
外部リード11,21の先端部11a,21aの裏面側
または回路基板5の端子パッド50上にクリームハンダ
を予め塗布しておき、上記外部リード11,21の先端
部11a,21aと上記端子パッド50とを対応させて
半導体装置Xを上記回路基板5に載置した状態でリフロ
ー炉に搬入される。このリフロー炉では、ハンダペース
トが240℃程度にまで加熱されて再溶融させられる
が、半導体装置Xが載置された回路基板5をリフロー炉
から搬出して溶融ハンダを固化させれば上記半導体装置
Xが上記回路基板5に実装固定される。
ペーストがたとえば183℃程度で固化するのに対し
て、上記半導体装置Xの樹脂パッケージ4はガラス転移
温度以上(たとえばフィラの混入されていないエポキシ
樹脂では120℃以上)において高弾性で、しかも温度
低下にともなって熱収縮する状態とされている。すなわ
ち、樹脂パッケージ4のガラス転移温度以上でハンダペ
ーストの固化温度以下の温度では、上記半導体装置Xに
おける各リード端子1,2が回路基板5に固定された状
態であるにもかかわらず、樹脂パッケージ4が温度低下
によってどんどん硬化収縮してしまう。
子1,2(金属)のそれよりも大きく、しかもリード端
子1,2の端部(外部リード11,21)が固定されて
いるため、樹脂パッケージ4の収縮に追従してリード端
子1,2が収縮することができない。このため、各リー
ド端子1,2には、リード端子1,2が延びる方向であ
って樹脂パッケージ4の外方側(図中の矢印方向)に向
けた応力、すなわち上記樹脂パッケージ4から各リード
端子1,2を引き抜くような応力が作用してしまう。し
たがって、各リード端子1,2の一端部1a,2a間が
ワイヤWによって繋げられてワイヤWが延びる方向と各
リード端子1,2の延び方向とが同一方向とされた半導
体装置Xでは、ワイヤWが引き延ばされるような大きな
応力が作用することとなる。このとき、樹脂パッケージ
4は、温度低下によって徐々に硬化するとともに、ファ
ーストボンディング位置(半導体チップ3の上面30)
とセカンドボンディング位置(他方のリード端子2の一
端部2a)の高さが異なるため、ワイヤW自体の展性や
可撓性によっては十分に対応することができない。とく
に、セカンドボンディングは、熱や超音波を付与してワ
イヤWを圧着した後にワイヤWをキャピラリの先端部に
よって圧しちぎることによって行われるため、ワイヤW
の先端部を溶融させてボール状とし、これを熱や超音波
を付与して圧着させるファーストボンディングに比較す
ればセカンドボンディング部位におけるワイヤWの接続
力が弱い。このため、ワイヤWに大きな応力が作用した
場合には、セカンドボンディング部位においてワイヤが
断線してしまうことがある。
されたものであって、ハンダリフローの手法を用いて回
路基板などに半導体装置を実装する場合に、樹脂パッケ
ージ内でワイヤが断線してしまわないようにすることを
その課題としている。
は、次の技術的手段を講じている。
供される樹脂パッケージ型半導体装置は、半導体チップ
が搭載されるダイボンディング領域を有する第1内部リ
ードと、上記半導体チップとワイヤを介して接続される
ワイヤボンディング領域を有する第2内部リードと、上
記半導体チップ、第1内部リード、第2内部リードおよ
びワイヤを封入する樹脂パッケージと、上記第1内部リ
ードに連続して上記樹脂パッケージの外部に設けられる
第1外部リードと、上記第2内部リードに連続するとと
もに、上記樹脂パッケージにおける上記第1外部リード
の反対側に設けられる第2外部リードと、を備えた上記
樹脂パッケージ型半導体装置であって、平面視におい
て、上記第1内部リードと上記第2内部リードとが平行
状とされているとともに、上記ダイボンディング領域と
上記ワイヤボンディング領域とが上記各内部リードが延
びる方向と交差する方向に対向させられていることを特
徴としている。
域とワイヤボンディング領域とが上記各内部リードが延
びる方向と交差する方向に対向していることから、上記
半導体チップと第2内部リードとをワイヤを介して接続
した場合には、このワイヤが上記各内部リードが延びる
方向に対して交差することになる。このようにしてワイ
ヤを上記各内部リードに対して交差状とすれば、たとえ
ば上記半導体装置をハンダリフローの手法によって実装
する場合におけるワイヤの断線を回避することができ
る。
リード)が固定された状態において樹脂パッケージが収
縮した場合には、上記各リード端子(内部リード)を上
記樹脂パッケージから引き抜くような応力が作用する
が、従来の半導体装置では上記各内部リードの延びる方
向と同じ方向にワイヤが延びていることからワイヤにも
比較的に大きな応力が作用していた。これに対して、本
願発明の半導体装置では、ワイヤが上記各内部リードに
対して交差状とされていることから、上記各内部リード
に作用する力の方向とワイヤの延びる方向が交差するか
らワイヤには大きな応力は作用しくい。すなわち、上記
各内部リードを上記樹脂パッケージから引き抜くような
応力が作用した場合には、ワイヤの両端部が固定されて
いることから上記第1内部リードと接続された一端部が
第1内部リードとともに樹脂パッケージの外方側(第1
外部リード側)に移動する一方、ワイヤの他端部は第2
内部リードとともに樹脂パッケージの外方側(第2外部
リード側)に移動する。このとき、上記ワイヤの両端部
の移動方向に対してワイヤが交差する方向に延びるよう
にして固定されていることから、上記各内部リードに対
するワイヤの交差角度が変化することによって、応力に
よるワイヤの両端部の移動に対応することができる。
体チップにおけるワイヤとの接続部位(ファーストボン
ディング部位)に対して、上記第2内部リードにおける
上記ワイヤとの接続部位(セカンドボンディング部位)
が、上記第1外部リード側に相対的に変移している。
位に対してセカンドボンディング部位が上記第1外部リ
ード側に相対的に変移しており、ワイヤと内部リードと
の交差角度が90度からずれた状態とされている。すな
わち、上記各内部リードを上記樹脂パッケージから引き
抜くような応力が作用した場合には、ワイヤと上記各内
部リードとの交差角度が90度に近づくようになされて
いる。交差角度が90度のときに、上記ファーストボン
ディング部位とセカンドボンディング部位との距離が最
小となることから、ワイヤに応力が作用した場合には、
ファーストボンディング部位とセカンドボンディング部
位とが近づくことになる。すなわち、交差角度が90度
とされた状態から交差角度が変化する場合(各ボンディ
ング部位が離間する場合)よりも、交差角度が90に近
づく(各ボンディング部位が近づく)ほうがワイヤに作
用する応力が小さいことから、上記半導体装置ではワイ
ヤボンディング部位に作用する応力を緩和してワイヤの
断線を良好に回避することができる。
脂パッケージ型半導体装置は、半導体チップが搭載され
るダイボンディング領域を有する第1内部リードと、上
記半導体チップとワイヤを介して接続されるワイヤボン
ディング領域を有する第2内部リードと、上記半導体チ
ップ、第1内部リード、第2内部リードおよびワイヤを
封入する樹脂パッケージと、上記第1内部リードに連続
して上記樹脂パッケージの外部に設けられる第1外部リ
ードと、上記第2内部リードに連続するとともに、上記
樹脂パッケージにおける上記第1外部リードの反対側に
設けられる第2外部リードと、を備えた樹脂パッケージ
型半導体装置であって、平面視において、上記第1内部
リードと上記第2内部リードとが平行状とされ、上記ダ
イボンディング領域が上記第2内部リード側に突出する
ようにして形成されているとともに、上記ワイヤボンデ
ィング領域が上記第1内部リード側に突出するようにし
て形成されており、かつ、上記ダイボンディング領域が
上記ワイヤボンディング領域よりも上記第2外部リード
側に設けられているとともに、上記ダイボンディング領
域と上記ワイヤボンディング領域とが、平面視における
上記各内部リードが延びる方向と同一または略同一方向
に対向していることを特徴としている。
が上記ワイヤボンディング領域よりも上記第1外部リー
ド側に設けられているとともに、上記ダイボンディング
領域と上記ワイヤボンディング領域とが、平面視におけ
る上記各内部リードが延びる方向に対向している。この
ため、上記各内部リードを上記樹脂パッケージから引き
抜くような応力が作用した場合には、上記ダイボンディ
ング領域が第1外部リード側(ワイヤボンディング側)
に移動する一方、上記ワイヤボンディング領域が第2外
部リード側(ダイボンディング側)に移動する。すなわ
ち、各ボンディング領域が互いに近づくようにして内部
リードの延び方向に移動するようになされている。しか
も、ワイヤの延び方向が内部リードの延び方向と同じ方
向とされていることから、上記各ボンディング領域の移
動によってワイヤが撓みが大きくなるような恰好とされ
る。したがって、上記構成の半導体装置においては、樹
脂パッケージの収縮時におけるワイヤに作用する応力が
極めて小さいものとされ、ワイヤの断線を良好に回避す
ることができる。
導体装置は、上述した第1または第2の側面に記載され
た樹脂パッケージ型半導体装置において、上記第1外部
リードと上記第2外部リードの形状が異なっていること
を特徴としている。
外部リードの形状が互いに異なったものとされているこ
とから、極性の区別(陽極および陰極)が容易になると
いった利点が得られる。このため、上記半導体装置を回
路基板などに実装する際に、半導体装置を実装すべき向
きを間違えてしまうといった不具合が回避される。
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
の実施形態を表す全体斜視図、図2は、上記半導体装置
の平面図、図3は、図2のIII −III 線に沿う断面図で
ある。なお、これらの図において、従来の半導体装置を
説明するために参照した図面に表された部材および要素
などと同等なものには同一の符号を付してある。
を打ち抜き形成することによって得られるリードフレー
ムから製造された、いわゆるフレームタイプの半導体装
置Xとして構成されたものであり、ワイヤWで電気的に
接続された第1およひ第2のリード端子1a,2aの先
端部側の領域が直方体状とされた樹脂パッケージ4内に
封入された構成とされている。
するものとされているとともに、上記樹脂パッケージ4
内に封入された第1内部リード10と、この第1内部リ
ード10に連続して上記樹脂パッケージ4の外部に設け
られた第1外部リード11とを有している。
ケージ4内の所定位置から上記樹脂パッケージ4の底面
45に対して平行に延びるようにして上記樹脂パッケー
ジ4の側面41に至るまで連続して形成されており、そ
の先端部には半導体チップ3が実装されるダイボンディ
ング領域1aが形成されている。このダイボンディング
領域1aに実装される半導体チップ3は、半導体装置X
の用途や機能などによって異なるが、たとえば発光素子
や受光素子などが挙げられ、より具体的には発光ダイオ
ードチップやフォトダイオードチップなどが挙げられ
る。もちろん、上記半導体装置Xの用途や機能などに応
じて、例示したもの以外の半導体チップ3も適宜実装さ
れる。
ケージ4の側面41から突出するようにして形成されて
おり、折り曲げ形成されて先端部が水平状とされ、これ
が第1面実装部11aとされている。この第1面実装部
11aの底面位置は、上記樹脂パッケージ4の底面45
と略同一高さとされている。
ド端子1aよりも細幅の一定幅を有するものとされてい
るとともに、上記樹脂パッケージ4内に封入された第2
内部リード20と、この第2内部リード20に連続して
上記樹脂パッケージ4の外部に設けられた第2外部リー
ド21と、を有している。
ケージ4の底面に対して平行に延びるようにして上記樹
脂パッケージ4の側面42に至るまで連続して形成され
ており、その先端部がワイヤボンディング領域2aとさ
れている。平面視においては、上記第2内部リード20
が上記第1内部リード10に対しても平行状とされてお
り、側面視においては、このワイヤボンディング領域2
aが上記第1内部リード10のダイボンディング領域に
対してオーバーラップしている。すなわち、上記ダイボ
ンディング領域1aと上記ワイヤボンディング領域2a
とは、上記各内部リード10,20が延びる方向と交差
する方向に対して対向している。そして、上記ワイヤボ
ンディング領域と上記半導体チップ3の上面30との間
がワイヤWを電気的に接続されている。上記ダイボンデ
ィング領域1aと上記ワイヤボンディング領域2aとが
上記各内部リード10,20の延びる方向に交差する方
向に対して対向状とされていることから、上記ワイヤW
の延びる方向は、上記各内部リード10,20の延びる
方向に対して略直交している。
述べたように、上記半導体チップ3の上面30に対して
行われるファーストボンディングと上記ワイヤボンディ
ング領域2aに対して行われるセカンドボンディングと
からなる。とくに、本実施形態においては、図2に良く
表れているように、上記半導体チップ3の上面30にお
けるワイヤWの接続部位(ファーストボンディング部
位)に対して、ワイヤボンディング領域2aにおけるワ
イヤWとの接続部位(セカンドボンディング部位)が平
面視において上記第1外部リード11a側に変移するよ
うにしてワイヤWがボンディングされている。
ケージ4における上記第1外部リード11の反対側にお
いて、上記第1外部リード11と同様に上記樹脂パッケ
ージ4の側面42から突出するようにして形成されてお
り、折り曲げ形成されて先端部が水平状とされ、これが
第2面実装部21aとされている。この第2面実装部2
1aの底面位置もまた、上記第2面実装部11aと同様
に上記樹脂パッケージ4の底面45と略同等高さとされ
ている。また、上記第2端子リード2が上記第1端子リ
ード2よりも細幅とされていることから、上記第2外部
リード21が上記第1外部リード11よりも小さくされ
ている。すなわち、上記第1外部リード11と上記第2
外部リードとは形状が異なるようになされており、上記
半導体装置Xの極性の区別(陽極および陰極)を容易に
行うことができるように工夫されている。
シなどの熱硬化性樹脂を用いた金型成形、たとえばトラ
ンスファ法などによって形成されている。上記樹脂パッ
ケージ4内には、強度(硬度)を高めるべくフィラなど
を混入してもよいが、半導体チップ3として発光素子や
受光素子を使用する場合には上記樹脂パッケージ4の透
明性を確保すべくフィラなどを混入しないほうがよい。
また、赤外光を受光するように構成された半導体装置X
においては、上記樹脂パッケージ4を形成する材料とし
てとしては赤外光を選択的に透過させる黒色の樹脂など
が好適に採用される。
Xを製造する場合、半導体チップ3の実装、ワイヤボン
ディング、および樹脂パッケージングのそれぞれの工程
は、全てリードフレームの状態において行われる。
(図示略)などに面実装されて所定の用途に使用され
る。たとえば、上記半導体チップ3として発光素子が使
用され、上記半導体装置Xが発光ダイオードとして構成
されている場合には、この半導体装置Xが実装された回
路基板を組み込むことによって光センサの発光部として
使用することができる。ところで、上記半導体装置Xの
実装には、ハンダリフローの手法が採用されるのは上述
の通りである。この方法では、半導体装置Xの面実装部
11a,12aの裏面側、あるいは上記回路基板に形成
された端子パッド上にハンダペーストを予め塗布してお
き、上記半導体装置Xを上記回路基板上に位置決め載置
した後にハンダペーストを再溶融・固化させることによ
って上記半導体装置Xが回路基板上に実装される。上記
半導体装置Xでは、上記各面実装部11a,21a(各
外部リード11,21)の形状が異なったものとされて
極性の判断が容易なものとされていることから、上記回
路基板上に半導体装置Xを実装する際に実装すべき向き
を間違えるようなことはない。
ハンダリフローの手法を採用した場合には、ワイヤが断
線してしまうことがあるのは上述の通りであるが、本願
発明ではこのような不具合も回避されている。
してしまうのは、上記各内部リード10,20の延びる
方向とワイヤWの延びる方向とが同一方向とされていた
ことに起因する。すなわち、上記樹脂パッケージ4の収
縮時において、樹脂パッケージ4に収縮に追従して上記
各内部リード10,20が収縮できないため、これらの
内部リード10,20を樹脂パッケージ4から引き抜く
よな応力(図1および図2に矢印で示した方向への応
力)が作用し、ワイヤWには、これを引き延ばすような
大きな応力が作用していた。これに対して、上記半導体
装置Xでは、ワイヤWの延びる方向が上記各内部リード
10,20に略直交する方向とされている。このため、
上記各内部リード10,20を樹脂パッケージ4から引
き抜くよな応力が作用したとしても、図2に鎖線の矢印
で示したように、それぞれのボンディング部位が上記樹
脂パッケージ4の外側に移動する。すなわち、上記各内
部リード10,20に対するワイヤWの交差角度を変化
させることによってワイヤWに作用する応力に対応して
いる。
ボンディング部位が、フォーストボンディング部位に対
して平面視において上記第1外部リード11側に変移し
ている。このため、たとえば上記各内部リード10,2
0が上記樹脂パッケージ4の外側に移動使用とした場合
には、上記各内部リード10,20に対するワイヤWの
交差角度が90度に近づこうとする。ワイヤWの交差角
度が90度の場合には、フォーストボンディング部位と
セカンドボンディング部位の距離が最小となるため、ワ
イヤWの交差角度が90度に近づこうとするときには、
ワイヤWが撓もうとしてワイヤWに作用する応力は小さ
くなる。このように、上記半導体装置Xでは、ハンダリ
フロー時における樹脂パッケージ4の収縮によってワイ
ヤWに作用する応力が格段に低減されており、ワイヤW
が断線してしまうといった事態っが回避される。
ッケージ4が直方体状とされていたが、上記樹脂パッケ
ージ4の形状は半導体装置Xの用途などに応じて適宜変
更可能である。たとえば、上記半導体チップ3として発
光素子や受光素子が使用され場合には、上記樹脂パッケ
ージ4の上部に凸レンズ部を設けてもよいし、全体的な
形状を円柱状などとしてもよい。
リード1,2の幅を異なるものとして、上記各外部リー
ド11,21の形状を異なるものとしていたが、その他
の手段によって上記各外部リード11,21の形状をそ
れぞれ異なるものとしてもよく、各外部リード11,2
1の形状を同一なものとしてもよいのはいうまでもな
い。
記各内部リード10,20を平面視において平行状とす
ることに本願発明の特徴の1つを見出すことができる
が、上記各内部リード10,20の形状や配置が、たと
えば図4に示されたようなものも、本願発明でいう平行
状という概念に含まれる。すなわち、上記各内部リード
10,20が直線状に形成されていない場合であって
も、全体的にみて上記各内部リード10,20が平行状
とされていると認識できれば本願発明でいう平行状とい
う概念に含まれる。
導体装置Yについて図5を参照しつつ説明する。なお、
この図においては、上述した第1の実施形態において説
明した半導体装置Xの各部材や部位などと同等なものに
は同一の符号を付してあり、これらのものについての説
明はここでは省略する。
は、上述した第1の実施形態の半導体装置Xと略同様で
ある。本実施形態の半導体装置Yが第1の実施形態の半
導体装置Xと異なる点、内部リード10A,20Aの形
態であり、ワイヤWの延びる方向である。
態の半導体装置Xと同様に、各内部リード10A,20
Aが平面視において平行状とされており、ダイボンディ
ング領域1aとワイヤボンディング領域2aとが対向し
ているが、この対向方向が上記各内部リード10A,2
0Aの延びる方向と同一方向とされている点において異
なっている。そして、一方の内部リード10A(20
A)の先端部が第2内部リード20A(10A)の先端
部にオーバーラップしているが、双方の先端部はそれぞ
れ他方の内部リード10A,20A側に突出している。
すなわち、ダイボンディング領域1aが第1内部リード
20Aによって囲まれた恰好とされている一方、ワイヤ
ボンディング領域2aが第2内部リード20Aによって
囲まれた恰好とされている。
ー時における樹脂パッケージ4の収縮によって上記各内
部リード10A,20Aが引き抜かれるような応力が作
用した場合には、上記第1内部リード10Aに作用する
応力によって上記ダイボンディング領域1aが第1外部
リード側に移動しようとし、上記第2内部リード20A
に作用する応力によって上記ワイヤボンディング領域2
aが第2外部リード側に移動しようとする。すなわち、
各ボンディング領域1a,2aが互いに近づこうとし、
上記各内部リード10A,20Aに作用する応力によっ
てワイヤWが撓むような恰好とされる。すなわち、上記
樹脂パッケージ4が収縮しようとした場合には、従来と
は逆にワイヤWを縮めるような力としてワイヤWに応力
が作用する。したがって、上記半導体装置Xでは、樹脂
パッケージ4の収縮時においてワイヤWに大きな応力が
作用することがないため、ワイヤWの断線を良好に回避
することができる。
表す全体斜視図である。
表す平面図である。
る。
す断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体チップが搭載されるダイボンディ
ング領域を有する第1内部リードと、上記半導体チップ
とワイヤを介して接続されるワイヤボンディング領域を
有する第2内部リードと、上記半導体チップ、第1内部
リード、第2内部リードおよびワイヤを封入する樹脂パ
ッケージと、上記第1内部リードに連続して上記樹脂パ
ッケージの外部に設けられる第1外部リードと、上記第
2内部リードに連続するとともに、上記樹脂パッケージ
における上記第1外部リードの反対側に設けられる第2
外部リードと、を備えた樹脂パッケージ型半導体装置で
あって、 平面視において、上記第1内部リードと上記第2内部リ
ードとが平行状とされているとともに、上記ダイボンデ
ィング領域と上記ワイヤボンディング領域とが上記各内
部リードが延びる方向と交差する方向に対向させられて
いることを特徴とする、樹脂パッケージ型半導体装置。 - 【請求項2】 上記半導体チップにおけるワイヤとの接
続部位に対して、上記第2内部リードにおける上記ワイ
ヤとの接続部位が、上記第1外部リード側に相対的に変
移している、請求項1に記載の樹脂パッケージ型半導体
装置。 - 【請求項3】 半導体チップが搭載されるダイボンディ
ング領域を有する第1内部リードと、上記半導体チップ
とワイヤを介して接続されるワイヤボンディング領域を
有する第2内部リードと、上記半導体チップ、第1内部
リード、第2内部リードおよびワイヤを封入する樹脂パ
ッケージと、上記第1内部リードに連続して上記樹脂パ
ッケージの外部に設けられる第1外部リードと、上記第
2内部リードに連続するとともに、上記樹脂パッケージ
における上記第1外部リードの反対側に設けられる第2
外部リードと、を備えた樹脂パッケージ型半導体装置で
あって、 平面視において、上記第1内部リードと上記第2内部リ
ードとが平行状とされ、上記ダイボンディング領域が上
記第2内部リード側に突出するようにして形成されてい
るとともに、上記ワイヤボンディング領域が上記第1内
部リード側に突出するようにして形成されており、か
つ、 上記ダイボンディング領域が上記ワイヤボンディング領
域よりも上記第2外部リード側に設けられているととも
に、上記ダイボンディング領域と上記ワイヤボンディン
グ領域とが、平面視における上記各内部リードが延びる
方向と同一または略同一方向に対向していることを特徴
とする、樹脂パッケージ型半導体装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載され
た樹脂パッケージ型半導体装置において、上記第1外部
リードと上記第2外部リードの形状が異なっていること
を特徴とする、樹脂パッケージ型半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14778598A JP3631372B2 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 樹脂パッケージ型半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14778598A JP3631372B2 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 樹脂パッケージ型半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11340407A true JPH11340407A (ja) | 1999-12-10 |
JP3631372B2 JP3631372B2 (ja) | 2005-03-23 |
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ID=15438151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14778598A Expired - Fee Related JP3631372B2 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 樹脂パッケージ型半導体装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3631372B2 (ja) |
-
1998
- 1998-05-28 JP JP14778598A patent/JP3631372B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP3631372B2 (ja) | 2005-03-23 |
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