JPH11339920A - コネクタ圧入装置 - Google Patents

コネクタ圧入装置

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JPH11339920A
JPH11339920A JP14996398A JP14996398A JPH11339920A JP H11339920 A JPH11339920 A JP H11339920A JP 14996398 A JP14996398 A JP 14996398A JP 14996398 A JP14996398 A JP 14996398A JP H11339920 A JPH11339920 A JP H11339920A
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JP
Japan
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connector
press
receiving die
holding mechanism
board
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JP14996398A
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Shoichi Aoki
省一 青木
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Ando Electric Co Ltd
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板のしなりを防ぐ受けダイ141の位置ず
れを検出する手段を備えたコネクタ圧入装置を提供す
る。 【解決手段】 コネクタ2に設けられたコネクタピン2
aを、基板3に設けられたピン挿入孔3aに押し込むこ
とにより、コネクタ2を基板3に固定するコネクタ圧入
装置である。受けダイ141の位置検出手段4を備え、
制御部6は、位置検出手段4とタイマーからの信号か
ら、所定時間以内に受けダイ141が所定位置に到着し
ない場合を認識する。すなわち、受けダイとコネクタと
の干渉による異常を検知できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプレスフィ
ットコネクタなどの無はんだ圧入型のコネクタをプリン
ト基板に圧入して固定する、コネクタ圧入装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プリント基板に取り付けられるコネクタ
として、近年は、コネクタに設けられたコネクタピン
を、プリント基板に設けられたピン挿入孔に押し込むこ
とにより該プリント基板に取り付けられる、プレスフィ
ットコネクタなどの無はんだ圧入型のコネクタを用いる
ようになっている。これは、同時に、自動で無はんだ圧
入型のコネクタをプリント基板に取り付ける、コネクタ
圧入機の需要をもたらしている。
【0003】ここで、無はんだ圧入型のコネクタの一例
としての、プレスフィットコネクタ2(以下、コネクタ
2と表示)を基板3に圧入するための、従来のコネクタ
圧入装置100について、図3および図4を用いて説明
する。なお、基板3としては例えばプリント基板を用い
る。
【0004】図3において、従来のコネクタ圧入装置1
00は、コネクタ2を押下する圧入機構110と、圧入
機構110を駆動するする圧入機構駆動部120と、基
板3を保持して所定位置に移動させるNCテーブル13
0と、受けダイ保持機構140と、受けダイ保持機構1
40を駆動する受けダイ保持機構駆動部150と、通信
線を介して圧入機構110と圧入機構駆動部120とN
Cテーブル130と受けダイ保持機構駆動部150とに
接続していて、これらをそれぞれ制御する制御部160
と、を有している。
【0005】圧入機構110は、コネクタ2を基板3に
押し込むための圧入ヘッド111と、圧入ヘッド111
を保持する圧入ヘッド保持部112と、シャフト114
aとシャフト114bとを介して圧入ヘッド保持部11
2を支持するベース113とを有している。ここで、圧
入ヘッド保持部112は二つのシャフト114a・11
4bに沿って上下するため、横揺れすることはない。ま
た、ベース113は、ベース113を基準とした圧入ヘ
ッド保持部112の位置を検出するための位置検出手段
117を有している。
【0006】ここで、圧入ヘッド111は、対象となる
コネクタ2の形状に合わせた専用品を用いる。すなわ
ち、形状の異なるコネクタ2を基板3に取り付ける場合
は、圧入ヘッド111を取り替える。
【0007】圧入ヘッド保持部112は、圧入ヘッド用
ブロック112aと、圧入ヘッド用ブロック112aを
シャフト112cを介して支持する支持台112bと、
シャフト112cの外周部に設けられていて圧入ヘッド
用ブロック112aと支持台112bとが離反する力を
付勢する圧縮コイルばね112dとで構成される。
【0008】圧入機構駆動部120は、圧入ヘッド保持
部112をシャフト114a,114bに沿って上下さ
せる多段切換式複動型のシリンダ121と、シリンダ1
21の動作を切り替える電磁弁122とを有している。
【0009】受けダイ141は基板3のコネクタ2挿入
側とは反対の面に接していてコネクタ2の複数のピン2
aを受け入れるとともにコネクタ2を圧入する力により
基板3がしなることを防ぐ。ダイ用ブロック142は受
けダイ141を保持する。ここで、受けダイ141は、
対象となるコネクタ2の形状に合わせた専用品を用い
る。すなわち、形状の異なるコネクタ2を基板3に取り
付ける場合は、受けダイ141を取り替える。
【0010】複動型のシリンダ151は、受けダイ保持
機構140を上下させる。電磁弁152はシリンダ15
1の動作を切り替える。
【0011】このような構成を有する従来のコネクタ圧
入装置100の動作を、図4に示すフローチャートを用
いて説明する。まず、制御部160は、すでに複数のコ
ネクタ2を仮装着している基板3を保持したNCテーブ
ル130を圧入ヘッド111の直下すなわち圧入位置に
移動させる(ステップ110)。次に、シリンダ151
を伸長させて受けダイ141を上昇させる(ステップ1
20)。次に、シリンダ121を伸長させて、圧入ヘッ
ド111を圧入ヘッド下面がピン2aの上面に当接する
待機位置まで下降させる(ステップ130)。
【0012】ここで、制御部160は、圧入ヘッド11
1の上昇の有無を、圧入ヘッド保持部112の一部であ
る圧縮コイルばね112dの収縮した場合を位置検出手
段117で確認する(ステップ140)。圧縮コイルば
ね112dが収縮する場合は、コネクタ2のピン2aと
圧入ヘッド111のピン挿入孔111aが正しくかん合
できない場合である。この場合、圧入ヘッドは相対的に
上昇することになる。この時は、制御部160はステッ
プ141に進んで、図示しない警報装置から警報を発す
る。また、制御部160は、圧入ヘッド111の上昇を
検出しない場合はステップ150に進む。
【0013】ステップ150において、制御部160
は、圧入ヘッド111が待機位置までの下降が終了した
かを確認する。圧入ヘッド111の下降が終了していな
かったらステップ140に戻り、完了していたらステッ
プ160に進む。
【0014】ステップ160において制御部160は、
シリンダ121をさらに伸長させて圧入ヘッド111を
下降させ、コネクタ2のピン2aを基板3のピン挿入孔
3aに挿入し、コネクタ2を基板3に圧入させる。
【0015】次に、制御部160はステップ170にお
いて、シリンダ121を収縮させて圧入ヘッド111を
上昇させると共に、シリンダ143を収縮させて受けダ
イ141を下降させた後、ステップ180に進む。ステ
ップ180において、制御部160は所定数のコネクタ
2を基板3に挿入した場合は動作を終了し、挿入すべき
コネクタ2が残っている場合はステップ110に戻る。
【0016】すなわち、従来のコネクタ圧入装置100
は、コネクタ2の圧入可不可を圧縮コイルばね112d
の収縮による圧入ヘッド111の上昇のみで検出してい
た。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のコネク
タ圧入装置100においては、受けダイ141の位置ず
れを検出する手段は無かった。すなわち、受けダイ14
1の位置がずれていた場合は、ステップ150において
コネクタ2を圧入しても、基板3を貫通したコネクタ2
のピン2aの先端部と受けダイ141とが干渉するた
め、コネクタ2は基板3に完全には圧入されなかった。
この場合は、コネクタ2は基板3上に倒れることが多か
ったため、従来の位置検出手段117では受けダイ14
1の異常を検出できなかった。
【0018】本発明は、上記問題点を解決するため、受
けダイ141の位置ずれを検出する手段を備えたコネク
タ圧入装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、コネクタに設けられたコネ
クタピンを基板に設けられたピン挿入孔に押し込むこと
により、前記コネクタを前記基板に固定するコネクタ圧
入装置であって、前記基板を保持する基板保持機構と、
前記基板保持機構を所定位置に移動させる基板保持機構
移動手段と、前記コネクタを保持する前記基板に圧入す
る圧入機構と、前記圧入機構を駆動するコネクタ押し込
み手段と、圧入ヘッドの移動を検知する第1の位置検出
手段と、前記基板を介して前記コネクタの反対側に位置
して前記ピン挿入孔を貫通した前記コネクタピンを受け
入れるとともに、前記基板が前記コネクタの押し込みに
よってしなることを防ぐ受けダイを保持する受けダイ保
持機構と、前記受けダイ保持機構を所定位置に移動させ
る受けダイ保持機構移動手段と、前記基板保持機構移動
手段と前記コネクタ押し込み手段と前記受けダイ保持機
構移動手段とを制御する制御部と、を有するコネクタ圧
入装置において、前記受けダイの位置を検出して前記制
御部に出力する第2の位置検出手段と、前記制御部に内
蔵されるタイマーと、を有していて、前記制御部は第2
の位置検出手段と前記タイマーからの信号から、所定時
間以内に前記受けダイが所定位置に到着しない場合を認
識することを特徴とする。
【0020】ここで、前記基板として例えばプリント基
板を用い、前記基板保持機構と前記基板保持機構移動手
段としては例えばNCテーブルを用いる。また、前記コ
ネクタ押し込み手段としては前記圧入機構に取り付けら
れた複動型のシリンダと該シリンダの動作を切り替える
電磁弁を用いる。また、前記受けダイとしては、専用の
受けダイを用い、前記受けダイ保持機構移動手段として
は前記受けダイ保持機構に取り付けられた複動型のシリ
ンダと該シリンダの動作を切り替える電磁弁を用いる。
また、第2の位置検出手段としては、例えば前記受けダ
イ保持機構に取り付けられた光センサや磁気センサを用
いる。また、前記タイマーは例えば前記制御部に内蔵さ
れる。また、前記所定位置は、例えば前記基板背面と
し、また、前記所定時間はプロセスに合わせて適切に調
整する。
【0021】この請求項1記載の発明によれば、前記制
御部は、前記タイマーと前記位置検出装置から入力され
た信号とから、前記受けダイ保持機構の位置から算出さ
れる前記受けダイの位置と時間との関係を認識する。す
なわち、前記受けダイと前記コネクタのピンとが干渉し
て、予め設定している所定時間X以内に前記受けダイが
所定位置に到着しない場合を認識する。このため、コネ
クタ圧入装置は、前記受けダイと前記コネクタのピンと
の干渉を認識した場合は警報を発したり前記受けダイ保
持機構移動手段を停止させるなどの対応をとることがで
きる。
【0022】請求項2記載の発明は、請求項1記載のコ
ネクタ圧入装置において、前記受けダイの上昇により前
記コネクタが前記基板から浮き上がるときは、前記コネ
クタに連動する前記圧入ヘッドの上昇を第1の位置検出
手段で検知することを特徴とする。
【0023】ここで、第1の位置検出手段としては、第
2の位置検出手段と同じ手段を用いる。
【0024】この請求項2記載の発明によれば、前記制
御部は第1の位置検出手段でコネクタを押し込み方向と
は反対方向に押し返す動作を検出しているため、前記コ
ネクタのピンが前記受けダイと干渉してコネクタが浮き
上がる場合を認識する。このため、コネクタ圧入装置
は、前記受けダイと前記コネクタのピンとの干渉を認識
して、警報を発したり、前記受けダイ保持機構移動手段
や前記コネクタ保持機構移動手段を停止させるなどの対
応をとることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図1および図2を参照し
て、本発明の一実施の形態としての、コネクタ圧入装置
1について、詳細に説明する。
【0026】まず、構成について図1を用いて説明す
る。図1において、コネクタ圧入装置1は、複数のピン
2a(コネクタピン)を有するコネクタ2(コネクタ)
を基板3に圧入する圧入機構110(圧入機構)と、圧
入機構110を駆動するする圧入機構駆動部120(コ
ネクタ押し込み手段)と、圧入ヘッド111の移動を検
知する検出器117(第1の位置検出手段)と、ピン挿
入孔3a(ピン挿入孔)を有する基板3(基板)を保持
するNCテーブル130(基板保持機構および基板保持
機構移動手段)と、受けダイ141(受けダイ)を保持
する受けダイ保持機構140(受けダイ保持機構)と、
受けダイ141の上下方向の位置を検出する位置検出手
段4(第2の位置検出手段)と、受けダイ保持機構14
0を駆動する受けダイ保持機構駆動部150(受けダイ
保持機構移動手段)と、タイマー(タイマー)を内蔵し
ていて圧入機構110と圧入機構駆動部120とNCテ
ーブル130と基板保持機構駆動部140とを制御する
制御部6(制御部)と、を有している。
【0027】すなわち、コネクタ圧入装置1は、新たに
設けられた位置検出手段4と、制御部160の代わりに
用いる制御部6以外は、従来のコネクタ圧入装置100
と同じ構成となっているため、位置検出手段4と制御部
6以外の構成部については説明を省略する。
【0028】位置検出手段4は、例えば受けダイ用ブロ
ック142に設けられて通信線により制御部6に接続し
ており、受けダイ用ブロック142の上下方向の位置を
検出するとともに、その検出値を制御部6に出力する。
なお、位置検出手段4としては例えば光センサや磁気セ
ンサなどを用いる。
【0029】制御部6は、図示しないCPU、記憶装
置、記憶装置に取り付けられている記憶媒体、RAM、
ROMと、前記タイマーと、を有しており、位置検出手
段4と圧入ヘッド111の位置を確認する位置検出手段
117(第1の位置検出手段)とから通信線を介して入
力されるこれらの信号を検出したのち、予め記憶装置や
ROMに格納されているプログラムに従って、コネクタ
保持部110と、圧入機構駆動部120と、NCテーブ
ル130と、受けダイ保持機構140と、受けダイ保持
機構駆動部150と、をそれぞれ制御する機能を有す
る。
【0030】上述した構成を有する従来のコネクタ圧入
装置1の動作を、図2に示すフローチャートを用いて説
明する。
【0031】まず、制御部6は、予め基板3を保持した
NCテーブル130により、基板3内のコネクタ2の取
り付け位置を圧入ヘッド111の直下すなわち圧入位置
に移動させる(ステップ10)。ここで、コネクタ圧入
装置1における基板3にはすでに複数のコネクタ2を仮
挿入してある。次に、シリンダ121を伸長させて、圧
入ヘッド111を下降させ(ステップ20)、次に、受
けダイ141を上昇させる(ステップ30)。
【0032】ここで、制御部6は、前記制御部6内のタ
イマーと位置検出手段4から入力された信号から、時間
と受けダイ141の位置との関係を認識し、予め設定し
ている所定時間X以内に受けダイ141が基板3の下面
に接する位置に到着した場合は、ステップ42に進み、
所定時間Xを越えても受けダイ141が基板3の下面に
接する位置に到着しない場合は、ステップ44に進ん
で、図示しない警報装置を駆動させて警報を発する(ス
テップ41)。ここで、ステップ44に進む場合として
は、受けダイ141とコネクタ2のピン2aとが干渉し
ているケースなどが考えられる。
【0033】ステップ42において、制御部6は、圧入
ヘッド111の上昇の有無を、圧入ヘッド保持部112
の一部である圧縮コイルばね112dの収縮による圧入
ヘッド111の上昇を位置検出手段117で確認する。
すなわち、圧縮コイルばね112dが収縮する場合は、
コネクタ2のピン2aと受けダイ141が干渉してコネ
クタ2が持ち上げられるケースである。この時は、制御
部160はステップ44に進んで、図示しない警報装置
から警報を発する。また、制御部6は位置検出手段11
7による圧入ヘッド111の上昇を検出しない場合はス
テップ43に進む。
【0034】ステップ43において、制御部6は受けダ
イ141が規定位置である上昇端まで上昇したことを確
認した場合は、ステップ50へ進み、上昇端まで上昇し
たことを確認しない場合はステップ41へ戻る。
【0035】ステップ50において、制御部6は、圧入
ヘッド111を圧入ヘッド111の下面がピン2aの上
面に当接する待機位置まで下降させる。ここで、制御部
6は、ステップ42と同様に、圧入ヘッド111の支持
台112bに対する圧入ヘッド111の上昇の有無を、
位置検出手段117より確認し、圧入ヘッド111が上
昇する場合は制御部6はステップ63に進んで警報を発
し、圧入ヘッド111が上昇しない場合はステップ62
に進む(ステップ61)。
【0036】ステップ62において、制御部6は、圧入
ヘッド111が前記待機位置まで下降したか確認する。
圧入ヘッド111の下降が終了していなかったらステッ
プ61に戻り、完了していたらステップ70に進む。
【0037】ステップ70において制御部6は、シリン
ダ121をさらに伸長させて圧入ヘッド111を下降さ
せることにより、コネクタ2のピン2aを基板3のピン
挿入孔3aに挿入し、コネクタ2を基板3に圧入させ
る。
【0038】コネクタ2を基板3に圧入させた後、制御
部6はシリンダ121を収縮させて圧入ヘッド111を
上昇させると共に、シリンダ143を収縮させて受けダ
イ141を下降させた後、ステップ90に進む(ステッ
プ80)。ステップ90において、制御部6は所定数の
コネクタ2を基板3に挿入した場合は動作を終了し、挿
入すべきコネクタ2が残っている場合はステップ10に
戻る。
【0039】このように、コネクタ圧入装置1は、制御
部6は、予め設定している所定時間X以内に受けダイ1
41が基板3の下面に到着しない場合を認識するため、
受けダイ141とコネクタ2のピン2aとが干渉した場
合はタイムオーバーという形で警報を発するなど、所定
の対応をとる。また、コネクタ圧入装置1は、コネクタ
2と受けダイ141との干渉をコネクタ2の上昇に連動
する圧入ヘッド111の上昇を検出して警報を発するな
ど、所定の対応をとる。従って、コネクタ圧入装置1に
よれば、基板3や受けダイ141と、コネクタ2との干
渉による、基板3やコネクタ2の損傷や、コネクタ2を
はめ損なうなどのトラブルを防ぐことができる。
【0040】なお、本実施例において、ステップ44は
警報を発生させるのみであったが、ステップ44におい
て警報を発すると同時に圧入機構駆動部120や受けダ
イ保持機構駆動部150を停止させてもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、制御部
は、受けダイ保持機構とコネクタのピンとが干渉して、
予め設定している所定時間以内に前記受けダイ保持機構
が所定位置に到着しない場合を認識するため、前記受け
ダイ保持機構と前記コネクタのピンとの干渉を認識した
場合は、警報を発したり前記受けダイ保持機構移動手段
を停止させるなど、所定の対応をとることができる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、制御部は第
1の位置検出手段でコネクタを押し込み方向とは反対方
向に押し返す動作を検出しているため、コネクタのピン
が前記受けダイと干渉してコネクタが浮き上がる場合を
認識する。このため、コネクタ圧入装置は、前記受けダ
イ保持機構と前記コネクタのピンとの干渉を認識して、
警報を発したり、前記受けダイ保持機構移動手段や前記
コネクタ保持機構移動手段を停止させるなど、所定の対
応をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態であるコネクタ圧入装
置1の構成を示すブロック図である。
【図2】コネクタ圧入装置1の動きを示すフローチャー
トである。
【図3】従来のコネクタ圧入装置100の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】従来のコネクタ圧入装置100の動きを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 コネクタ圧入装置 2 コネクタ(コネクタ) 3 プリント基板(基板) 4 位置検出手段(第2の位置検出手段) 6 制御部(制御部) 110 圧入機構 111 圧入ヘッド 111a ピン挿入孔 112 圧入ヘッド保持部 112a 圧入ヘッド用ブロック 112b 支持台 112c シャフト支持台 112d 圧縮コイルばね 113 ベース 114 シャフト 117 位置検出手段(第1の位置検出手段) 120 圧入機構駆動部(コネクタ押し込み手
段) 121 シリンダ 122 電磁弁 130 NCテーブル(基板保持機構および基
板保持機構移動手段) 140 受けダイ保持機構(受けダイ保持機
構) 141 受けダイ 142 受けダイ用ブロック 150 受けダイ保持機構駆動部(受けダイ保
持機構移動手段) 151 シリンダ 152 電磁弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクタに設けられたコネクタピンを基板
    に設けられたピン挿入孔に押し込むことにより、前記コ
    ネクタを前記基板に固定するコネクタ圧入装置であっ
    て、 前記基板を保持する基板保持機構と、 前記基板保持機構を所定位置に移動させる基板保持機構
    移動手段と、 前記コネクタを保持する前記基板に圧入する圧入機構
    と、 前記圧入機構を駆動するコネクタ押し込み手段と、 圧入ヘッドの移動を検知する第1の位置検出手段と、 前記基板を介して前記コネクタの反対側に位置して前記
    ピン挿入孔を貫通した前記コネクタピンを受け入れると
    ともに、前記基板が前記コネクタの押し込みによってし
    なることを防ぐ受けダイを保持する受けダイ保持機構
    と、 前記受けダイ保持機構を所定位置に移動させる受けダイ
    保持機構移動手段と、 前記基板保持機構移動手段と前記コネクタ押し込み手段
    と前記受けダイ保持機構移動手段とを制御する制御部
    と、 を有するコネクタ圧入装置において、 前記受けダイの位置を検出して前記制御部に出力する第
    2の位置検出手段と、前記制御部に内蔵されるタイマー
    と、 を有していて、 前記制御部は第2の位置検出手段と前記タイマーからの
    信号から、所定時間以内に前記受けダイが所定位置に到
    着しない場合を認識すること、 を特徴とするコネクタ圧入装置。
  2. 【請求項2】前記受けダイの上昇により前記コネクタが
    前記基板から浮き上がるときは、前記コネクタに連動す
    る前記圧入ヘッドの上昇を第1の位置検出手段で検知す
    ることを特徴とする請求項1記載のコネクタ圧入装置。
JP14996398A 1998-05-29 1998-05-29 コネクタ圧入装置 Pending JPH11339920A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105514754A (zh) * 2016-01-30 2016-04-20 宾兴 一种连接器自动压接机、压接系统及其压接工艺

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105514754A (zh) * 2016-01-30 2016-04-20 宾兴 一种连接器自动压接机、压接系统及其压接工艺

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