JPH1133929A - ノックピン抜き装置 - Google Patents
ノックピン抜き装置Info
- Publication number
- JPH1133929A JPH1133929A JP19117097A JP19117097A JPH1133929A JP H1133929 A JPH1133929 A JP H1133929A JP 19117097 A JP19117097 A JP 19117097A JP 19117097 A JP19117097 A JP 19117097A JP H1133929 A JPH1133929 A JP H1133929A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knock pin
- gripping
- shaped member
- bar
- removing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 容易にノックピンを引き抜くことのできるノ
ックピン抜き装置の提供。 【解決手段】 ノックピン２を把持する把持雇３と、こ
の把持雇２に着脱自在に設けた引き抜き雇４とを有する
ノックピン抜き装置１において、把持雇３は、ノックピ
ン２を把持する把持部材５、６およびこの把持部材５、
６を支持する枠体７を備えるとともに、引き抜き雇４
は、把持雇３に装着される棒状部材８、この棒状部材８
の両端側に設けられる円板９、１１および棒状部材８に
勘合され、それぞれの円板９、１１間を移動可能なおも
り１２を備え、把持部材５、６によりノックピン２を把
持した後に、おもり１２を円板９に衝突させてノックピ
ン２を引き抜くようになっている。 【効果】 作業時間の短縮を図ることができる。
ックピン抜き装置の提供。 【解決手段】 ノックピン２を把持する把持雇３と、こ
の把持雇２に着脱自在に設けた引き抜き雇４とを有する
ノックピン抜き装置１において、把持雇３は、ノックピ
ン２を把持する把持部材５、６およびこの把持部材５、
６を支持する枠体７を備えるとともに、引き抜き雇４
は、把持雇３に装着される棒状部材８、この棒状部材８
の両端側に設けられる円板９、１１および棒状部材８に
勘合され、それぞれの円板９、１１間を移動可能なおも
り１２を備え、把持部材５、６によりノックピン２を把
持した後に、おもり１２を円板９に衝突させてノックピ
ン２を引き抜くようになっている。 【効果】 作業時間の短縮を図ることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータドア装
置等に備えられたノックピンを引き抜く際に用いられる
ノックピン抜き装置に関する。
置等に備えられたノックピンを引き抜く際に用いられる
ノックピン抜き装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のノックピン抜き装置は、ノックピ
ンの上部にねじ孔を開け、このねじ孔にボルトを螺合す
るとともに、例えばノックピンが勘合されるカム台に載
置され、前記ボルトを支える支持台を設けた構成とし、
前記ボルトを前記カム台から離れる方向に移動させるこ
とにより前記ノックピンを引き抜くようになっている。
ンの上部にねじ孔を開け、このねじ孔にボルトを螺合す
るとともに、例えばノックピンが勘合されるカム台に載
置され、前記ボルトを支える支持台を設けた構成とし、
前記ボルトを前記カム台から離れる方向に移動させるこ
とにより前記ノックピンを引き抜くようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のノックピン抜き装置では、ノックピンの上部にねじ
孔を開けるという作業や、支持台をカム台等へ固定する
という比較的煩雑な作業を要し、このため、ノックピン
を引き抜くために多くの作業時間を必要としていた。
来のノックピン抜き装置では、ノックピンの上部にねじ
孔を開けるという作業や、支持台をカム台等へ固定する
という比較的煩雑な作業を要し、このため、ノックピン
を引き抜くために多くの作業時間を必要としていた。
【０００４】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、容易にノックピ
ンを引き抜くことのできるノックピン抜き装置を提供す
ることにある。
に鑑みてなされたもので、その目的は、容易にノックピ
ンを引き抜くことのできるノックピン抜き装置を提供す
ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、ノックピンを把持する把持雇と、この把持
雇に着脱自在に設けた引き抜き雇とを有するノックピン
抜き装置において、前記把持雇は、前記ノックピンを把
持する把持部材およびこの把持部材を支持する枠体を備
えるとともに、前記引き抜き雇は、前記把持雇に装着さ
れる棒状部材、この棒状部材の両端側に設けられる円板
および前記棒状部材に勘合され、それぞれの前記円板間
を移動可能なおもりを備える構成にしてある。
に本発明は、ノックピンを把持する把持雇と、この把持
雇に着脱自在に設けた引き抜き雇とを有するノックピン
抜き装置において、前記把持雇は、前記ノックピンを把
持する把持部材およびこの把持部材を支持する枠体を備
えるとともに、前記引き抜き雇は、前記把持雇に装着さ
れる棒状部材、この棒状部材の両端側に設けられる円板
および前記棒状部材に勘合され、それぞれの前記円板間
を移動可能なおもりを備える構成にしてある。
【０００６】前記のように構成した本発明によれば、ノ
ックピンを引き抜く場合、前記把持雇の前記把持部材に
より前記ノックピンを把持させ、この状態で前記棒状部
材に移動可能に勘合されたおもりを、前記棒状部材の前
記把持雇から離れた側に設けられた円板に勢いよく衝突
させる。この衝突に応じて前記ノックピンに対して引き
抜かれる方向に衝撃力が付与され、前記ノックピンは移
動して引き抜かれる。これによって、従来のようにねじ
孔を開ける作業や支持台を固定する作業を要することが
なく、したがって、容易にノックピンを引き抜くことが
できる。
ックピンを引き抜く場合、前記把持雇の前記把持部材に
より前記ノックピンを把持させ、この状態で前記棒状部
材に移動可能に勘合されたおもりを、前記棒状部材の前
記把持雇から離れた側に設けられた円板に勢いよく衝突
させる。この衝突に応じて前記ノックピンに対して引き
抜かれる方向に衝撃力が付与され、前記ノックピンは移
動して引き抜かれる。これによって、従来のようにねじ
孔を開ける作業や支持台を固定する作業を要することが
なく、したがって、容易にノックピンを引き抜くことが
できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明のノックピン抜き装
置の実施の形態を図に基づいて説明する。
置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【０００８】図１は本発明のノックピン抜き装置の一実
施形態を示す正面図、図２は把持雇と引き抜き雇とを分
割した状態を示す正面図、図３は把持雇の構成を示す断
面図、図４は引き抜き雇の分解正面図である。
施形態を示す正面図、図２は把持雇と引き抜き雇とを分
割した状態を示す正面図、図３は把持雇の構成を示す断
面図、図４は引き抜き雇の分解正面図である。
【０００９】本実施形態のノックピン抜き装置１は図１
および図２に示すように、例えばカム台１６に勘合され
るノックピン２を把持する把持雇３と、この把持雇３に
着脱自在に設けた引き抜き雇４とから成っている。そし
て、前記の把持雇３は、互いに対向し、ノックピン２を
把持する２つの把持部材５、６と、これらの把持部材
５、６を支持する枠体７とを備えている。また、前記の
引き抜き雇４は図４に示すように、把持雇３に装着され
る棒状部材８と、この棒状部材８の上端に設けられる第
１の円板９と、棒状部材８の下端外周に形成され、枠体
７に螺着されるねじ部１０と、棒状部材８の下端側に設
けられる第２の円板１１と、棒状部材８に勘合され、そ
れぞれの円板９、１１間を移動可能なおもり１２とを備
えている。さらに、図３に示すように、前記の枠体７
は、棒状部材８のねじ部１０が螺合されるねじ孔７ａ
と、枠体７の裏面と把持部材６の上端間に介設される押
しばね１３と、枠体７の側面から螺合され、その先端が
把持部材６に当接可能な押しボルト１４とを備えている
とともに、把持部材５はねじ或いは溶接等により枠体７
に固定され、一方、把持部材６は支点１５を中心として
回動可能に枠体７に支持されている。
および図２に示すように、例えばカム台１６に勘合され
るノックピン２を把持する把持雇３と、この把持雇３に
着脱自在に設けた引き抜き雇４とから成っている。そし
て、前記の把持雇３は、互いに対向し、ノックピン２を
把持する２つの把持部材５、６と、これらの把持部材
５、６を支持する枠体７とを備えている。また、前記の
引き抜き雇４は図４に示すように、把持雇３に装着され
る棒状部材８と、この棒状部材８の上端に設けられる第
１の円板９と、棒状部材８の下端外周に形成され、枠体
７に螺着されるねじ部１０と、棒状部材８の下端側に設
けられる第２の円板１１と、棒状部材８に勘合され、そ
れぞれの円板９、１１間を移動可能なおもり１２とを備
えている。さらに、図３に示すように、前記の枠体７
は、棒状部材８のねじ部１０が螺合されるねじ孔７ａ
と、枠体７の裏面と把持部材６の上端間に介設される押
しばね１３と、枠体７の側面から螺合され、その先端が
把持部材６に当接可能な押しボルト１４とを備えている
とともに、把持部材５はねじ或いは溶接等により枠体７
に固定され、一方、把持部材６は支点１５を中心として
回動可能に枠体７に支持されている。
【００１０】この実施形態にあっては、カム台１６に勘
合されるノックピン２を引き抜く場合、まず、ノックピ
ン２の頭部を把持部材５、６により把持する。すなわ
ち、押しボルト１４を捩じ込み、把持部材６を支点１５
を中心に時計方向に回動させ、図３に示す把持部材５、
６間のギャップＧを小さくしてゆきノックピン２の頭部
を把持する。次いで、枠体７のねじ孔７ａに棒状部材８
のねじ部１０を螺合して引き抜き雇４を立設する。この
状態でおもり１２を第１の円板９に勢いよく複数回衝突
させる。この衝突に応じてノックピン２に対して引き抜
かれる方向に衝撃力が付与され、ノックピン２は上方に
移動してカム台１６から引き抜かれる。この後、押しボ
ルト１４を緩めると、押しばね１３のばね力により把持
部材６は支点１５を中心にして反時計方向に回動し、把
持部材５、６間のギャップＧが大きくなりノックピン２
の把持が開放される。
合されるノックピン２を引き抜く場合、まず、ノックピ
ン２の頭部を把持部材５、６により把持する。すなわ
ち、押しボルト１４を捩じ込み、把持部材６を支点１５
を中心に時計方向に回動させ、図３に示す把持部材５、
６間のギャップＧを小さくしてゆきノックピン２の頭部
を把持する。次いで、枠体７のねじ孔７ａに棒状部材８
のねじ部１０を螺合して引き抜き雇４を立設する。この
状態でおもり１２を第１の円板９に勢いよく複数回衝突
させる。この衝突に応じてノックピン２に対して引き抜
かれる方向に衝撃力が付与され、ノックピン２は上方に
移動してカム台１６から引き抜かれる。この後、押しボ
ルト１４を緩めると、押しばね１３のばね力により把持
部材６は支点１５を中心にして反時計方向に回動し、把
持部材５、６間のギャップＧが大きくなりノックピン２
の把持が開放される。
【００１１】このように構成した実施形態では、従来の
ようにねじ孔を開ける作業や支持台を固定する作業を要
することがなく、したがって、容易にノックピンを引き
抜くことができる。
ようにねじ孔を開ける作業や支持台を固定する作業を要
することがなく、したがって、容易にノックピンを引き
抜くことができる。
【００１２】なお、本実施形態の把持部材５、６は、ノ
ックピン２の頭部を把持した際に図１に示すように他の
支持台を用いなくともノックピン装置１を鉛直方向に保
持可能な把持力を有している。また、棒状部材８に勘合
されるおもり１２は、ノックピン２を引き抜くために必
要な衝撃力を発生可能であるとともに、作業性にも優れ
た、例えば６００ｇの重さを有している。
ックピン２の頭部を把持した際に図１に示すように他の
支持台を用いなくともノックピン装置１を鉛直方向に保
持可能な把持力を有している。また、棒状部材８に勘合
されるおもり１２は、ノックピン２を引き抜くために必
要な衝撃力を発生可能であるとともに、作業性にも優れ
た、例えば６００ｇの重さを有している。
【００１３】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、従
来のようにねじ孔を開ける作業や支持台を固定する作業
を要することがないとともに、ノックピンを把持した後
に、おもりを円板に衝突させるという簡易な方法で容易
にノックピンを引き抜くことができ、これによって、作
業時間の短縮を図ることができる。
来のようにねじ孔を開ける作業や支持台を固定する作業
を要することがないとともに、ノックピンを把持した後
に、おもりを円板に衝突させるという簡易な方法で容易
にノックピンを引き抜くことができ、これによって、作
業時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のノックピン抜き装置の一実施形態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図２】把持雇と引き抜き雇とを分割した状態を示す正
面図である。
面図である。
【図３】把持雇の構成を示す断面図である。
【図４】引き抜き雇の分解正面図である。
１ ノックピン抜き装置 ２ ノックピン ３ 把持雇 ４ 引き抜き雇 ５、６ 把持部材 ７ 枠体 ８ 棒状部材 ９ 第１の円板 １０ ねじ部 １１ 第２の円板 １２ おもり
Claims (2)
- 【請求項１】 ノックピンを把持する把持雇と、この把
持雇に着脱自在に設けた引き抜き雇とを有するノックピ
ン抜き装置において、 前記把持雇は、前記ノックピンを把持する把持部材およ
びこの把持部材を支持する枠体を備えるとともに、前記
引き抜き雇は、前記把持雇に装着される棒状部材、この
棒状部材の両端側に設けられる円板および前記棒状部材
に勘合され、それぞれの前記円板間を移動可能なおもり
を備えることを特徴とするノックピン抜き装置。 - 【請求項２】 前記棒状部材の少なくとも一端に、前記
枠体に螺着されるねじ部が形成されることを特徴とする
請求項１記載のノックピン抜き装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19117097A JPH1133929A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | ノックピン抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19117097A JPH1133929A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | ノックピン抜き装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1133929A true JPH1133929A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16270073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19117097A Pending JPH1133929A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | ノックピン抜き装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1133929A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100736952B1 (ko) * | 2005-12-14 | 2007-07-09 | 현대자동차주식회사 | 인젝터 탈부착장치 |
| FR2963269A1 (fr) * | 2010-07-28 | 2012-02-03 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif d'extraction et d'insertion d'une goupille, procedes d'extraction et d'insertion associes |
| CN104260050A (zh) * | 2014-10-24 | 2015-01-07 | 浙江百事德办公设备有限公司 | 一种感光鼓销钉拔出工装 |
| CN104842314A (zh) * | 2015-06-01 | 2015-08-19 | 湖北中烟工业有限责任公司 | 普通圆锥销拆卸专用工具 |
| US20160067852A1 (en) * | 2015-11-13 | 2016-03-10 | Caterpillar Inc. | Apparatus for removing pin from target location |
| CN107826369A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-03-23 | 无锡中环包装有限公司 | 一种木箱开箱器 |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP19117097A patent/JPH1133929A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100736952B1 (ko) * | 2005-12-14 | 2007-07-09 | 현대자동차주식회사 | 인젝터 탈부착장치 |
| FR2963269A1 (fr) * | 2010-07-28 | 2012-02-03 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif d'extraction et d'insertion d'une goupille, procedes d'extraction et d'insertion associes |
| CN104260050A (zh) * | 2014-10-24 | 2015-01-07 | 浙江百事德办公设备有限公司 | 一种感光鼓销钉拔出工装 |
| CN104842314A (zh) * | 2015-06-01 | 2015-08-19 | 湖北中烟工业有限责任公司 | 普通圆锥销拆卸专用工具 |
| US20160067852A1 (en) * | 2015-11-13 | 2016-03-10 | Caterpillar Inc. | Apparatus for removing pin from target location |
| US9550286B2 (en) | 2015-11-13 | 2017-01-24 | Caterpillar Inc. | Apparatus for removing pin from target location |
| CN107826369A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-03-23 | 无锡中环包装有限公司 | 一种木箱开箱器 |
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