JPH11339140A - 盗難監視システム - Google Patents

盗難監視システム

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JPH11339140A
JPH11339140A JP14284698A JP14284698A JPH11339140A JP H11339140 A JPH11339140 A JP H11339140A JP 14284698 A JP14284698 A JP 14284698A JP 14284698 A JP14284698 A JP 14284698A JP H11339140 A JPH11339140 A JP H11339140A
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JP
Japan
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signal
unit
transmission
switching
input
Prior art date
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Ceased
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JP14284698A
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English (en)
Inventor
Shin Kiuchi
慎 木内
Daisuke Takai
大輔 高井
Hitoshi Nakamura
仁 中村
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第一の受信手段が親機側のケーブルまたは後
続の子機側のケーブルのいずれに接続され、同様に、第
二の受信手段が親機側のケーブルまたは後続の子機側の
ケーブルのいずれに接続されても正常に動作するように
して、物理的および電気的な接続の方向性を無くする。 【解決手段】 受信信号が最初に第一の伝送端2eに入
力されたときには、第二の切り替え手段2vは常に上り
信号を第一の送信手段2bに送出するとともに、第三の
切り替え手段2wは下り信号を第二の送信手段2cに送
出し、受信信号が最初に第二の伝送端2fに入力された
ときには、第二の切り替え手段2vは常に上り信号を第
二の送信手段2cに送出するとともに、第三の切り替え
手段2wは下り信号を第一の送信手段2bに送出するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、盗難監視システム
に関し、詳しくは、有線式の盗難監視システムに設置さ
れる機器の接続の方向性をなくして、接続ミスによる故
障や誤動作が発生しないようにした盗難監視システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】図4乃至図6に従って従来の盗難監視シ
ステムを説明する。ここで、図4は従来の盗難監視シス
テム全体のブロック構成図、図5は従来の盗難監視シス
テムにおける親機のブロック構成図、図6は従来の盗難
監視システムにおける子機のブロック構成図である。
【0003】先ず、図4において、システム全体の制御
を司る制御装置である親機51は、図示しないホストコ
ンピュータに接続されると共に、店舗内の商品陳列フロ
アから離れた場所等に設置されている。そして、親機5
1には、盗難を監視する複数の監視装置である子機52
を縦続的に接続したケーブル53が複数本接続されてい
る。ケーブル53は、店舗内に張り巡らされ、このケー
ブル53に接続されている子機52が、陳列されている
商品(図示せず)の近くに設置される。また、一台の子
機52に対して複数の商品が接続されるようになってい
る。商品を子機52に接続するには盗難検出手段である
タグ54が使用される。タグ54には、例えば、抵抗体
が表面に印刷された札状の基板、例えば、フレキシブル
基板(図示せず)が用いられる。このタグ54が商品毎
に貼付されると共に、接続ケーブル55によって子機5
2に電気的に接続される。
【0004】親機51は、図5に示すように、送信部5
1a、受信部51b、制御回路51c、警報手段51d
等を備えており、送信部51aからは、盗難の有無を確
認するための確認信号や、監視動作あるいは警報動作を
制御する指令信号を下り信号ケーブル53aを介して子
機52に送信し、受信部51bは、子機52からの盗難
の有無を知らせる応答信号を上り信号ケーブル53bを
介して受信する。そして、盗難があった場合には、制御
回路51cによって警報手段51dを動作させるように
している。
【0005】一方、子機52は、図6に示すように、第
一の受信手段52a、第一の送信手段52b、第二の送
信手段52c、第二の受信手段52dを有している。第
一の受信手段52aは親機51からの確認信号または指
令信号を受信し、第一の送信手段52bは、親機51に
応答信号を送信する。ここで、第一の受信手段52aの
入力端および第一の送信手段52bの出力端は、一対と
なってそれぞれ親機51側の下り信号ケーブル53aお
よび上り信号ケーブル53bに接続される。また、第二
の送信手段52cは、親機51からの確認信号または指
令信号を後続の子機52に送信し、第二の受信手段52
dは、後続の子機52からの応答信号を受信する。そし
て、第二の送信手段52cの出力端と第二の受信手段5
2d入力端は、一対となって、それぞれ後続の子機52
側の下り信号ケーブル53aおよび上り信号ケーブル5
3bに接続される。
【0006】また、子機52は、第一の受信手段52で
受信した信号が確認信号または指令信号のいずれである
かを判別する第一の信号判別手段52eと、第一の信号
判別手段52eに接続され、受信した信号が指令信号で
あるときに、それが、自分(自機)宛または他の子機5
2宛のいずれに送信された指令信号であるかを判定する
第二の信号判別手段52fと、この第二の信号判別手段
52fに接続されたコマンド解析手段52gと、コマン
ド解析手段52gに接続されるとともに、タグ54の異
常を検出する検出部52hと、検出部52hからの検出
信号によって警報動作をする警報手段52iと、切り替
え手段52jと、応答信号生成手段52kと、二つの論
理和(OR)回路52l、52mとを有している。
【0007】そして、第一の信号判別手段52eと切り
替え手段52jの入力端子52j0とが接続され、切り
替え手段52gの一方の出力端子52j1と応答信号生
成手段52kとが接続されている。また、論理和回路5
2lの二つの入力端には第二の受信手段52dと応答信
号生成手段52kとが接続され、論理和回路52lの出
力端が第一の送信手段52bに接続されている。さら
に、論理和回路52mの二つの入力端には切り替え手段
52jの他方の出力端子52j2と第二の信号判別手段
52fとが接続されている。なお、切り替え手段52j
の入力端子52j0は、通常、他方の出力端子52j2
接続されており、検出部52hからの検出信号が切り替
え制御信号として切り替え手段52jに入力されたとき
に、入力端子52j0と一方の出力端子52j1とが接続
されるようになっている。
【0008】以上の構成において、第一の受信手段52
aで受信した信号が確認信号である場合には、第一の信
号判別手段52eは、確認信号を切り替え手段52jの
入力端子52j0に出力する。そして、確認信号は、切
り替え手段52j、論理和回路52m、を介して第二の
送信手段52cに出力される。すると、確認信号は第二
の送信手段52cから後続の子機52へ転送される。ま
た、第一の信号判別手段52eが確認信号であることを
判定した段階で、検出部52hがタグ54の異常を検出
した場合には、検出部52hからの検出信号によって警
報手段52iが警報動作をする。また、このとき、検出
信号によって切り替え手段52jが切り替え制御されて
入力端子52j0が第一出力端子52j1に接続され、第
一の信号判別手段52eから出力された確認信号は切り
替え手段52jを介して応答信号生成手段52kに出力
される。このとき、検出信号は応答信号生成手段52l
kにも入力され、応答信号生成手段52kは、盗難有り
の応答信号を発生し、論理和回路52lに出力する。す
ると、応答信号は、論理和回路52l、第一の送信手段
52bを介して親機51に送信される。
【0009】一方、第一の受信手段52aで受信した信
号が指令信号である場合には、第一の信号判別手段52
eは、指令信号を第二の信号判別手段52fに出力す
る。ここで、第二の信号判別手段52fは、指令信号
が、後続の子機52に送信されたものであれば、この指
令信号を論理和回路52mに出力する。すると、指令信
号は、論理和回路52m、第二の送信手段52cを介し
て後続の子機52に転送される。ここで、指令信号が、
自機に送信されたものであれば、コマンド解析手段52
gに出力する。すると、コマンド解析手段52gは、指
令信号の内容を解析し、例えば、検出部52hの監視動
作や警報動作を停止させるように検出部52hを制御す
る。なお、後続の子機52から送信される応答信号は、
第二の受信手段52dで受信され、論理和回路52l、
第一の送信手段52bを介して親機51に転送される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の盗
難監視システムでは、第一の受信手段52a、第一の送
信手段52bは、必ず親機51側のケーブル53(それ
ぞれ下り信号ケーブル53aおよび上り信号ケーブル5
3b)に接続され、また、第二の送信手段52c、第二
の受信手段52dは、必ず後続の子機2側のケーブル5
3(それぞれ上り信号ケーブル53bおよび下り信号ケ
ーブル53a)に接続されるようになっている。そし
て、第一の受信手段52aで受信された親機51からの
確認信号は、第一の信号判別手段52eで判別され、ま
た、第二の受信手段52dで受信された後続の子機52
からの応答信号は論理和回路52l、第一の送信手段5
2eを介して親機51に送信されるようになっている。
即ち、子機52とケーブル53との間には、電気的な接
続の方向性が有った。
【0011】そのため、例えば、エンドユーザー(店舗
経営者)が、既に設置されている盗難監視システムの構
成を変更するために、子機52の接続替えをする場合、
誤って、第一の受信手段52aおよび第一の送信手段5
2bを後続の子機52側のケーブル53に接続し、同様
に、第二の送信手段52cおよび第二の受信手段52d
を親機51側のケーブル53に接続すると、親機51か
らの確認信号が第二の受信手段52dを介して論理和回
路52lに入力されてそのまま第一の送信手段52bを
介して後続の子機52に転送されてしまうことになる。
また、後続の子機からの応答信号が第一の受信手段52
aを介して第一の信号判別手段52cに入力されるとに
なる。すると、子機52内の各構成部(第一の信号判別
手段52e等)が動作しなくなるだけでなく、最悪の場
合には各構成部が故障するという問題があった。
【0012】また、この問題を未然に防ぐためには、ケ
ーブル53と子機52との接続時に、接続の方向性を確
認する必要があり、接続作業が面倒になるという問題が
あった。 また、正しい接続のためには、接続の方向性
を物理的に持たせて、例えば、第一の受信手段52aに
は親機51側の下り信号ケーブル53aのみが接続可能
で、且つ、後続の子機52側の上り信号ケーブル53b
には接続不可能とし、同様に、第二の受信手段52dに
は後続の子機52側の上り信号ケーブル53bのみが接
続可能で、且つ、親機51側の下り信号ケーブル53a
には接続不可能とすることが考えられるが、そのように
すると、ケーブル53と子機52との接続部分の構造が
複雑になるという問題があった。
【0013】そこで、本発明の盗難監視システムは、第
一の受信手段52aが親機51側のケーブル53(下り
信号ケーブル53a)または後続の子機52側のケーブ
ル53(上り信号ケーブル53b)のいずれに接続さ
れ、同様に、第二の受信手段52dが親機51側のケー
ブル53(下り信号ケーブル53a)または後続の子機
52側のケーブル53(上り信号ケーブル53b)のい
ずれに接続されても正常に動作するようにして、物理的
および電気的な接続の方向性を無くすることを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決手段と
して、本発明の盗難監視システムは、商品に接続されて
盗難の有無を検出する盗難検出手段と、前記盗難検出手
段が接続され、盗難の有無を監視する盗難監視装置と、
前記盗難監視装置を制御する制御装置と、前記盗難監視
装置と前記制御装置とを接続するとともに、前記制御装
置から前記盗難監視装置への下り信号と前記盗難監視装
置から前記制御装置への上り信号とを伝送するケーブル
とを備え、前記盗難監視装置は、前記ケーブルに接続可
能な第一の伝送端および第二の伝送端と、前記第一の伝
送端に接続された第一の受信手段及び第一の送信手段
と、前記第二の伝送端に接続された第二の送信手段およ
び第二の受信手段と、前記第一の受信手段または前記第
二の受信手段で受信した受信信号を切り替えて取り込む
第一の切り替え手段と、前記上り信号を前記第一の送信
手段または前記第二の送信手段に切り替えて出力する第
二の切り替え手段と、前記下り信号を前記第一の送信手
段または前記第二の送信手段に切り替えて出力する第三
の切り替え手段とを有し、前記受信信号が最初に前記第
一の伝送端に入力されたときには、前記第二の切り替え
手段は常に前記上り信号を前記第一の送信手段に送出す
るとともに、前記第三の切り替え手段は前記下り信号を
前記第二の送信手段に送出し、前記受信信号が最初に前
記第二の伝送端に入力されたときには、前記第二の切り
替え手段は常に前記上り信号を前記第二の送信手段に送
出するとともに、前記第三の切り替え手段は前記下り信
号を前記第一の送信手段に送出するようにした。
【0015】また、本発明の盗難監視システムは、前記
第一の伝送端または前記第二の伝送端のいずれの伝送端
に前記最初の受信信号が着信したかを検出する着信検出
手段と、前記最初の受信信号が着信した方の伝送端を記
憶する第一着信端記憶手段とを設け、前記第一着信端記
憶手段の記憶内容によって前記第一の切り替え手段およ
び前記第三の切り替え手段を切り替え制御するようにし
た。
【0016】また、本発明の盗難監視システムは、前記
着信検出手段は常に前記第一の伝送端または前記第二の
伝送端からの前記受信信号を取り込むように前記第一の
切り替え手段を切り替え制御するようにした。
【0017】また、本発明の盗難監視システムは、前記
第一の伝送端または第二の伝送端に入力される前記受信
信号を受信してそのいずれかを出力する共通受信部を設
け、前記第一の切り替え手段は、前記第一の伝送端に入
力される前記受信信号が入力される第一入力端子と前記
第二の伝送端に入力される前記受信信号が入力される第
二入力端子と前記共通受信部からの前記受信信号が入力
される第三入力端子と出力端子とを有し、第一着信端記
憶手段がリセット状態では前記第三入力端子と前記出力
端子とが接続されており、前記最初の受信信号が着信し
たときに、前記着信検出手段が前記出力端子を前記第一
入力端子または前記第二入力端子に接続して前記受信信
号を取り込むようにした。
【0018】
【発明の実施の形態】図1乃至図3に従って本発明の盗
難監視システムを説明する。ここで、図1は本発明の盗
難監視システム全体のブロック構成図、図2は本発明の
盗難監視システムにおける親機のブロック構成図、図3
は本発明の盗難監視システムにおける子機のブロック構
成図である。
【0019】先ず、図1に示す本発明の盗難監視システ
ム全体のブロック構成は、図4に示す従来の盗難監視シ
ステムのブロック構成と同じであり、システム全体の制
御を司る制御装置である親機1は、図示しないホストコ
ンピュータに接続されると共に、店舗内の商品陳列フロ
アから離れた場所等に設置されている。そして、親機1
には、盗難を監視する複数の盗難監視装置である子機2
を縦続的に接続したケーブル3が複数本接続されてい
る。ケーブル3は、店舗内に張り巡らされ、このケーブ
ル3に接続されている子機2が、陳列されている商品
(図示せず)の近くに設置される。また、一台の子機2
に対して複数の商品が接続されるようになっている。
【0020】商品を子機2に接続するには盗難検出手段
であるタグ4が使用される。タグ4には、例えば、抵抗
体が表面に印刷された札状の基板、例えば、フレキシブ
ル基板(図示せず)が用いられる。このタグ4が商品毎
に貼付されると共に、接続ケーブル5によって子機3に
電気的に接続される。
【0021】親機1は、図2に示すように、送信部1
a、受信部1b、制御回路1c、警報手段1d等を備え
ており、図5に示す従来の親機51と同じ構成をなして
いる。ここで、送信部1aは下り信号ケーブル3aに接
続される出力端を有し、また、受信部1bは上り信号ケ
ーブル3bに接続される入力端を有し、送信部1aの出
力端と受信部1bの入力端とは、一対となって一つの伝
送端1eを構成している。送信部1aからは、下り信号
ケーブル3aを介して、盗難の有無を確認するための確
認信号や子機2を制御する指令信号等の下り信号を子機
2に送信し、受信部1bは、上り信号ケーブル3bを介
して子機2から送信されてくる応答信号である上り信号
を受信する。応答信号は、盗難の有無を親機1に知らせ
るためのものであり、盗難があった場合には、制御回路
1cによって警報手段1dを動作させるようにしてい
る。
【0022】一方、子機2は、図2に示すように、第一
の受信手段2a、第一の送信手段2b、第二の送信手段
2c、第二の受信手段2dを有している。ここで、第一
の受信手段2aと第二の受信手段2dとは、それぞれ、
ケーブル3に接続される入力端を有し、また、第一の送
信手段2bと第二の送信手段2cは、それぞれ、ケーブ
ル3に接続される出力端を有している。そして、第一の
受信手段2aの入力端と第一の送信手段2bの出力端と
は、一対となって、第一の伝送端2eを構成し、この伝
送端2eによって、第一の受信手段2aおよび第一の送
信手段2bは、それぞれ第一の受信ケーブル3c、第一
の送信ケーブル3dに接続可能となっている。同様に、
第二の送信手段2cの出力端と第二の受信手段2dの入
力端とは、一対となって、第二の伝送端2fを構成し、
第二の送信手段2cと第二の受信手段2dは、それぞれ
第二の送信ケーブル3e、第二の受信ケーブル3fに接
続可能となっている。さらに、第一の受信手段2aおよ
び第一の送信手段2bは、それぞれ第二の受信ケーブル
3f、第二の送信ケーブル3eにも接続可能となってお
り、同様に、第二の送信手段2cおよび第二の受信手段
2dは、それぞれ第一の送信ケーブル3d、第一の受信
ケーブル3cにも接続可能となっている。
【0023】従って、第一の伝送端2eが親機1側のケ
ーブル3に接続された場合には、第一の受信ケーブル3
cと第二の送信ケーブル3eとが下り信号ケーブル3a
になるとともに、第一の送信ケーブル3dと第二の受信
ケーブル3fとが上り信号ケーブル3bになり、第二の
伝送端2fが親機1側のケーブル3に接続された場合に
は、第二の受信ケーブル3fと第一の送信ケーブル3d
とが下り信号ケーブル3aになるとともに、第一の受信
ケーブル3cと第二の送信ケーブル3eとが上り信号ケ
ーブル3bになる。
【0024】また、子機2は、例えば、アナログスイッ
チで構成された第一の切り替え手段2gと、着信検出手
段2hと、ワイヤードOR回路で構成された共通受信部
2iとを有している。着信検出手段2hは、受信した信
号が第一の伝送端2eまたは第二の伝送端2fのいずれ
から入力されたものであるかを判定する。そして、第一
の受信手段2aおよび第二の受信手段2dで受信した信
号が、それぞれ第一の切り替え手段2gの第一入力端子
2g1および第二入力端子2g2に入力されると共に、着
信検出手段2h、共通受信部2iにも入力されるように
なっている。ここで、共通受信部2iに入力された信号
は、最初に入力された方が第一の切り替え手段2gの第
三入力端子2g3に出力される。
【0025】また、子機2は、第一の切り替え手段2g
の出力端子2g0に接続された送信方向判別手段2j
と、送信方向判別手段2jの一方の出力端に接続された
第一の信号判別手段2kと、第一の信号判別手段2kの
一方の出力端に接続された第二の信号判別手段2lと、
第二の信号判別手段2lの一方の出力端に接続されたコ
マンド解析手段2mと、着信検出手段2hの出力端に接
続された第一着信端記憶手段2nを有している。送信方
向判別手段2jは、受信した信号が親機1からのもので
あるかまたは後続の子機2からのものであるかを判別す
る。また、第一の信号判別手段2kは、親機1からの信
号が確認信号であるか指令信号であるかを判別する。ま
た、第二の信号判別手段2lは、指令信号が自分(自
機)宛に送信されたものであるか後続の子機2に送られ
たものであるかを判別する。さらに、コマンド解析手段
2mは、指令信号に基づいて、自機内の検出部2oの制
御やその他の各部の制御をする。
【0026】そして、コマンド解析手段2mには、この
コマンド解析手段2mによって制御されるとともに、タ
グ4を接続した検出部2oが接続され、検出部2oに
は、警報手段2pが接続されている。なお、第一の切り
替え手段2gは、着信検出手段2hの出力信号によって
切り替え制御される。
【0027】さらに、子機2は、第一の信号判定手段2
kの他方の出力端に接続された応答切り替え手段2q
と、応答切り替え手段2qの一方の出力端2q1と検出
部2oの出力端とに接続され、親機1への応答信号を生
成する応答信号生成手段2rと、第一着信端記憶手段2
nの出力端に接続された送信方向制御手段2sと、応答
信号生成手段2rの出力端と受信方向判別手段2jの他
方の出力端とに接続された第一の論理和回路2tと、応
答切り替え手段2qの他方の出力端2q2と第二の信号
判別手段2lの他方の出力端とに接続された第二の論理
和回路2uと、第一の論理和回路2tの出力端に接続さ
れた第二の切り替え手段2vと、第二の論理和回路2u
の出力端に接続された第三の切り替え手段2wとを有し
ている。第二の切り替え手段2vの第一出力端2v1
第三の切り替え手段2wの第一出力端2w1とは、第一
の送信手段2bの入力端に接続され、また、第二の切り
替え手段2vの第二出力端2v2と第三の切り替え手段
2wの第二出力端2w2とは、第二の送信手段2cの入
力端に接続されている。
【0028】そして、応答切り替え手段2qの入力端子
2q0は、通常第二出力端子2q2に接続されており、検
出部2oの検出信号によって切り替え制御されて入力端
子2q0が第一出力端子2q1に接続される。また、第二
の切り替え手段2vと第三の切り替え手段2wとは、送
信方向制御手段2sによって切り替え制御されるように
なっている。なお、第二の切り替え手段2vの第三出力
端2v3と第三の切り替え手段2wの第三出力端2w3
いずれへも接続されず空き端子となっている。
【0029】以上の構成を有する子機2が盗難監視シス
テムの中に設置された場合、第一の伝送端2eおよび第
二の伝送端2fが、親機1側または後続の子機2側のい
ずれのケーブル3に接続されるかの接続状態は特定され
ていない。そのため、子機2がケーブル3に接続されて
システム内に設置された直後の段階では、第一着信端記
憶手段2nをリセットして記憶内容をクリアする。する
と、第一の切り替え手段2gの出力端2g0は第三入力
端子2g3に接続され、第二の切り替え手段2vの入力
端子2v0は第三出力端子2v3に接続され、第三の切り
替え手段2wの入力端子2w0は第三出力端子2w3に接
続される。ところで、子機2は、システム上、親機1か
らの確認信号または指令信号によって動作が開始するよ
うになっており、従って、子機2に対しては、必ず親機
1からの信号が最初に入力される。また、親機1からの
信号と後続の子機2からの信号とが同時に入力されるこ
とはない。
【0030】以上のような状態で、子機2は、親機1か
ら送信されてくる確認信号または指令信号を待ち受け
る。ここで、例えば、第一の伝送端2eに信号が入力さ
れたと仮定すると、それが第一の受信手段2aを介して
共通受信手段2iと、第一の切り替え手段2gの第一入
力端子2g1と、着信検出手段2hとに入力される。こ
こで、第一着信端記憶手段2nがリセットされているこ
とによって、第一の切り替え手段2gの出力端子2g0
は第三入力端子2g3に接続されており、このため、受
信された信号は、共通受信手段2iを介して送信方向判
別手段2jに入力される。そして、受信した信号が親機
1からの確認信号であるか指令信号であることが判別さ
れて第一の信号判別手段2kに出力される。
【0031】一方、着信検出手段2hでは、入力された
第一着信信号が第一の伝送端2eで受信された信号であ
ることが判定され、この判定結果によって、第一の切り
替え手段2gが切り替え制御され、出力端子2g0と第
一入力端子2g1とが接続される。この結果、第一の伝
送端2eが親機1側のケーブル3に接続され、第二の伝
送端2fが後続の子機2側のケーブル3に接続されてい
ること、即ち、第一の受信手段2aが下り信号ケーブル
3aに接続されるともに、第一の送信手段2bが上り信
号ケーブル3bに接続され、第二の送信手段2c、第二
の受信手段2dが、それぞれ後続の子機2側のケーブ
ル、即ち、下り信号ケーブル3a、上り信号ケーブル3
bに接続されていることが特定される。そして、この接
続状態が記憶手段2nに記憶される。従って、この接続
状態が特定されるまでの期間では、すでに確認信号や指
令信号が送信方向判別手段2jや第一の信号判別手段2
kによって所定の処理がなされている。
【0032】そして、上記の特定された接続状態のもと
で、子機2の以後の動作が機能するように、第一着信端
記憶手段2nによって、送信方向制御手段2sを介して
第二の切り替え手段2vと第三の切り替え手段2wとが
切り替え制御される。即ち、着信検出手段2hによっ
て、第一の伝送端2eが第一着信の受信端であることが
判定され、それが第一着信端記憶手段2nに記憶され
る。すると、第一着信端記憶手段2nは、記憶された情
報を送信方向制御手段2sに出力し、送信方向制御手段
2sは、第二の切り替え手段2vの入力端子2v0と第
一出力端子2v1とを相互に接続し、第三の切り替え手
段2wの入力端子2w0と第二出力端子2v2とを相互に
接続する。この切り替え制御によって、第一の論理和回
路2tの出力は、第二の切り替え手段2vの第一出力端
子2v1、第一の送信手段2b、第一の伝送端2eを介
して必ず親機1に送信されるようになり、また、第二の
論理和回路2uの出力は、第三の切り替え手段2wの第
二出力端子2w2、第二の送信手段2c、第二の伝操短
2fを介して、必ず後続の子機2に送信されるようにな
る。
【0033】以上のように、第二の切り替え手段2vと
第三の切り替え手段2wとが制御された状態で、第一の
信号判別手段2kでは、入力された信号が確認信号であ
るか指令信号であるかが判別される。そして、確認信号
である場合には応答切り替え手段2qの入力端子2q0
に入力され、指令信号である場合には第二の信号判別手
段2lに入力される。応答切り替え手段2qの入力端子
2q0に入力された確認信号は、第二の論理和回路2
u、第三の切り替え手段2wを介して第二の送信手段2
cに出力される。そして、さらに、第二の伝送端2f、
ケーブル3を介して後続の子機2に転送される。
【0034】なお、確認信号が受信された段階で、検出
部2oがタグ4の異常を検出していると、検出部2oは
検出信号を応答切り替え手段2qと応答信号生成手段2
rに出力し、これによって、応答切り替え手段2qの入
力端子2q0と第一出力端子2q1とが相互に接続され、
確認信号が応答信号生成手段2rに入力される。そし
て、応答信号生成手段2rにおいて、盗難有りの応答信
号が生成され、これが第一の論理和回路2t、第二の切
り替え手段2vを介して第一の送信手段2bに出力され
る。そして、さらに、第一の伝送端2e、ケーブル3を
介して親機1に送信される。
【0035】一方、第二の信号判別手段2lに入力され
た指令信号は、それが後続の子機2に送信されたもので
あれば、第二の論理和回路2u、第三の切り替え手段
2、第二の送信手段2c、第二の伝送端2fを介してケ
ーブル3に送出されて後続の子機2に転送される。ま
た、指令信号は、それが自分宛(自機宛)のものであれ
ばコマンド解析手段2mに入力され、ここで指令の内容
が解析され、この解析結果によって検出部2oが制御さ
れ、例えば、検出部2oによる監視動作が中断された
り、警報手段2pの警報動作が中止される。
【0036】そして、その後に入力される信号が、第一
の伝送端2eまたは第二の伝送端2fのいずれを介して
入力されるかによって、着信検出手段2hが第一の切り
替え手段2gのみを切り替え制御する。即ち、第一の伝
送端2e、第一の受信手段2aを介して親機1からの確
認信号または指令信号を受信した場合には、着信検出手
段2hは第一の切り替え手段2gを制御して、出力端子
2g0を第一入力端子2g1に接続し、第二の伝送端2
f、第二の受信手段2dを介して後続の子機2からの応
答信号を受信した場合には、着信検出手段2hは第一の
切り替え手段2gを制御して、出力端子2g0を第二入
力端子2g2に接続するように繰り返す。
【0037】以上までの説明は、第一の伝送端2eが第
一着信であった場合の動作であるが、最初に、第二の伝
送端2fに信号が入力されたと仮定すると、それが第二
の受信手段2dを介して共通受信手段2iと、第一の切
り替え手段2gの第二入力端子2g2と、着信検出手段
2hとに入力される。ここで、第一の切り替え手段2g
の出力端子2g0は第三入力端子2g3に接続されてお
り、受信された信号は、共通受信手段2iを介して送信
方向判別手段2jに入力される。そして、受信した信号
が親機1からの確認信号であるか指令信号であることが
判別されて第一の信号判別手段2kに出力される。
【0038】一方、着信検出手段2hでは、入力された
第一着信信号が第二の伝送端2fで受信された信号であ
ることが判定され、この判定結果によって、第一の切り
替え手段2gが切り替え制御され、出力端子2g0と第
二入力端子2g2とが接続される。この結果、第二の伝
送端2fが親機1側のケーブル3に接続され、第一の伝
送端2eが後続の子機2側のケーブル3に接続されたこ
とが特定される。
【0039】そして、上記の特定された接続状態のもと
で、子機2の以後の動作が機能するように、第一着信端
記憶手段2nによって、第二の切り替え手段2vと第三
の切り替え手段2wとが切り替え制御される。即ち、着
信検出手段2hによって、第二の伝送端2fが第一着信
の受信端であることが判定され、それが第一着信端記憶
手段2nに記憶される。すると、第一着信端記憶手段2
nは、記憶された情報を送信方向制御手段2sに出力
し、送信方向制御手段2sは、第二の切り替え手段2v
の入力端子2v0と第二出力端子2v2とを相互に接続
し、第三の切り替え手段2wの入力端子2w0と第一出
力端子2v1とを相互に接続する。この切り替え制御に
よって、第一の論理和回路2tの出力は、第二の切り替
え手段2vの第二出力端子2v2、第二の送信手段2
c、第二の伝操短2fを介して必ず親機1に送信される
ようになり、また、第二の論理和回路2uの出力は、第
三の切り替え手段2wの第一出力端子2w1、第一の送
信手段2b、第一の伝送端2eを介して必ず後続の子機
2に送信されるようになる。
【0040】以上のように、第二の切り替え手段2vと
第三の切り替え手段2wとが制御された状態で、第一の
信号判別手段2kでは、入力された信号が確認信号であ
るか指令信号であるかが判別される。そして、確認信号
である場合には応答切り替え手段2qの入力端子2q0
に入力され、指令信号である場合には第二の信号判別手
段2lに入力される。応答切り替え手段2qの入力端子
2q0に入力された確認信号は、第二の論理和回路2
u、第三の切り替え手段2wを介して第一の送信手段2
bに出力される。そして、さらに、第一の伝送端2e、
ケーブル3を介して後続の子機2に転送される。
【0041】なお、確認信号が受信された段階で、検出
部2oがタグ4の異常を検出していると、検出部2oは
検出信号を応答切り替え手段2qと応答信号生成手段2
rに出力し、これによって、応答切り替え手段2qの入
力端子2q0と第一出力端子2q1とが相互に接続され、
確認信号が応答信号生成手段2rに入力される。そし
て、応答信号生成手段2rにおいて応答信号が生成さ
れ、これが第一の論理和回路2t、第二の切り替え手段
2vを介して第二の送信手段2cに出力される。そし
て、さらに、第二の伝送端2f、ケーブル3を介して親
機1に送信される。
【0042】一方、第二の信号判別手段2lに入力され
た指令信号は、それが後続の子機2に送信されたもので
あれば、第二の論理和回路2u、第三の切り替え手段2
w、第一の送信手段2b、第一の伝送端2eを介してケ
ーブル3に送出されて後続の子機2に転送される。ま
た、指令信号は、それが自分宛(自機宛)のものであれ
ばコマンド解析手段2mに入力され、ここで指令の内容
が解析され、この解析結果によって検出部2oが制御さ
れ、例えば、検出部2oによる監視動作が中断された
り、警報手段2pの警報動作が中止される。
【0043】そして、その後に入力される信号が、第一
の伝送端2eまたは第二の伝送端2fのいずれを介して
入力されるかによって、着信検出手段2hが第一の切り
替え手段2gのみを切り替え制御する。即ち、第二の伝
送端2f、第二の受信手段2dを介して親機1からの確
認信号または指令信号を受信した場合には、着信検出手
段2hは第一の切り替え手段2gを制御して、出力端子
2g0を第二入力端子2g1に接続し、第一の伝送端2
e、第一の受信手段2aを介して後続の子機2からの応
答信号を受信した場合には、着信検出手段2hは第一の
切り替え手段2gを制御して、出力端子2g0を第一入
力端子2g1に接続する。
【0044】なお、ケーブル3に接続された子機2が、
最後尾の子機2である場合には、第一の伝送端2eまた
は第二の伝送端2fのいずれか一方にのみケーブル3が
接続される。そして、第一の伝送端2eにケーブル3が
接続された場合は、第一の切り替え手段2gの出力端子
2g0は、第一入力端子2g1に接続され、第二の切り替
え手段2vの入力端子2v0は第一出力端子2v1に接続
されるとともに、第三の切り替え手段2wの入力端子2
0は第二出力端子2w2に接続される。また、第二の伝
送端2fにケーブル3が接続された場合は、第一の切り
替え手段2gの出力端子2g0は、第二入力端子2g2
接続され、第二の切り替え手段2vの入力端子2v0
第二出力端子2v2に接続されるとともに、第三の切り
替え手段2wの入力端子2w0は第一出力端子2w1に接
続される。そして、最後尾の子機2においては、後続の
子機2が存在しないので、その後は、第一の切り替え手
段2g、第二の切り替え手段2v、第三の切り替え手段
2wは、ともに切り替え制御はされない。さらに、ケー
ブル3は、下り信号ケーブル3aと上り信号ケーブル3
bとがペアとなって使用される必要はなく、一本のケー
ブルを時分割して確認信号、応答信号等の伝送を行って
も良い。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明の盗難監視システ
ムは、盗難監視装置に、ケーブルに接続可能な第一の伝
送端および第二の伝送端と、第一の受信手段または第二
の受信手段で受信した受信信号を切り替えて取り込む第
一の切り替え手段と、上り信号を第一の送信手段または
第二の送信手段に切り替えて出力する第二の切り替え手
段と、下り信号を第一の送信手段または第二の送信手段
に切り替えて出力する第三の切り替え手段とを有し、受
信信号が最初に第一の伝送端に入力されたときには、第
二の切り替え手段は常に上り信号を第一の送信手段に送
出するとともに、第三の切り替え手段は下り信号を第二
の送信手段に送出し、受信信号が最初に第二の伝送端に
入力されたときには、第二の切り替え手段は常に上り信
号を第二の送信手段に送出するとともに、第三の切り替
え手段は下り信号を第一の送信手段に送出するようにし
たので、第一の伝送端または第二の伝送端のいずれが親
機側に接続されても親機との信号の授受が可能となる。
従って、親機との接続の方向性がなくなり、接続ミスに
よる誤動作や故障が無く、システムの設置がし易くな
る。
【0046】また、本発明の盗難監視システムは、第一
の伝送端または第二の伝送端のいずれの伝送端に最初の
受信信号が着信したかを検出する着信検出手段と、最初
の受信信号が着信した方の伝送端を記憶する第一着信端
記憶手段とを設け、第一着信端記憶手段の記憶内容によ
って第二の切り替え手段および第三の切り替え手段を切
り替え制御するようにしたので、受信信号の受信によっ
て自動的に接続状態が特定される。
【0047】また、本発明の盗難監視システムは、着信
検出手段は常に第一の伝送端または第二の伝送端からの
受信信号を取り込むように第一の切り替え手段を切り替
え制御するようにしたので、親機からの下り信号と後続
の子機からの上り信号とを受信できる。
【0048】また、本発明の盗難監視システムは、第一
の伝送端または第二の伝送端に入力される受信信号のい
ずれかを出力する共通受信部を設け、第一着信端記憶手
段がリセット状態では、第一の切り替え手段の第三入力
端子と出力端子とが接続されており、最初の受信信号が
着信したときに、着信検出手段が出力端子を第一入力端
子または第二入力端子に接続して受信信号を取り込むよ
うにしたので、リセット状態では共通受信部を介して受
信信号を取り込むことができる。従って、着信検出手段
が接続状態を特定するまでの期間においても受信信号の
処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の盗難監視システム全体のブロック構成
図である。
【図2】本発明の盗難監視システムにおける親機のブロ
ック構成図である。
【図3】本発明の盗難監視システムにおける子機のブロ
ック構成図である。
【図4】従来の盗難監視システム全体のブロック構成図
である。
【図5】従来の盗難監視システムにおける親機のブロッ
ク構成図である。
【図6】従来の盗難監視システムにおける子機のブロッ
ク構成図である。
【符号の説明】
1 親機(制御装置) 1a 送信部 1b 受信部 1c 制御回路 1d 警報手段 1e 伝送端 2 子機(盗難監視装置) 2a 第一の受信手段 2b 第一の送信手段 2c 第二の送信手段 2d 第二の受信手段 2e 第一の伝送端 2f 第二の伝送端 2g 第一の切り替え手段 2g0 出力端子 2g1 第一入力端子 2g2 第二入力端子 2g3 第三入力端子 2h 着信検出手段 2i 共通受信部 2j 送信方向判別手段 2k 第一の信号判別手段 2l 第二の信号判別手段 2m コマンド解析手段 2n 第一着信端記憶手段 2o 検出部 2p 警報手段 2q 応答切り替え手段 2q0 入力端子 2q1 第一出力端子 2q2 第二出力端子 2r 応答信号生成手段 2s 送信方向制御手段 2t 第一の論理和回路 2u 第二の論理和回路 2v 第二の切り替え手段 2v0 入力端子 2v1 第一出力端子 2v2 第二出力端子 2v3 第三出力端子 2w 第三の切り替え手段 2w0 入力端子 2w1 第一出力端子 2w2 第二出力端子 2w3 第三出力端子 3 ケーブル 3a 下り信号ケーブル 3b 上り信号ケーブル 3c 第一の受信ケーブル 3d 第一の送信ケーブル 3e 第二の送信ケーブル 3f 第二の受信ケーブル 4 タグ(盗難検出手段) 5 接続ケーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品に接続されて盗難の有無を検出する
    盗難検出手段と、前記盗難検出手段が接続され、盗難の
    有無を監視する盗難監視装置と、前記盗難監視装置を制
    御する制御装置と、前記盗難監視装置と前記制御装置と
    を接続するとともに、前記制御装置から前記盗難監視装
    置への下り信号と前記盗難監視装置から前記制御装置へ
    の上り信号とを伝送するケーブルとを備え、前記盗難監
    視装置は、前記ケーブルに接続可能な第一の伝送端およ
    び第二の伝送端と、前記第一の伝送端に接続された第一
    の受信手段及び第一の送信手段と、前記第二の伝送端に
    接続された第二の送信手段および第二の受信手段と、前
    記第一の受信手段または前記第二の受信手段で受信した
    受信信号を切り替えて取り込む第一の切り替え手段と、
    前記上り信号を前記第一の送信手段または前記第二の送
    信手段に切り替えて出力する第二の切り替え手段と、前
    記下り信号を前記第一の送信手段または前記第二の送信
    手段に切り替えて出力する第三の切り替え手段とを有
    し、前記受信信号が最初に前記第一の伝送端に入力され
    たときには、前記第二の切り替え手段は常に前記上り信
    号を前記第一の送信手段に送出するとともに、前記第三
    の切り替え手段は前記下り信号を前記第二の送信手段に
    送出し、前記受信信号が最初に前記第二の伝送端に入力
    されたときには、前記第二の切り替え手段は常に前記上
    り信号を前記第二の送信手段に送出するとともに、前記
    第三の切り替え手段は前記下り信号を前記第一の送信手
    段に送出するようにしたことを特徴とする盗難監視シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記第一の伝送端または前記第二の伝送
    端のいずれの伝送端に前記最初の受信信号が着信したか
    を検出する着信検出手段と、前記最初の受信信号が着信
    した方の伝送端を記憶する第一着信端記憶手段とを設
    け、前記第一着信端記憶手段の記憶内容によって前記第
    一の切り替え手段および前記第三の切り替え手段を切り
    替え制御することを特徴とする請求項1記載の盗難監視
    システム。
  3. 【請求項3】 前記着信検出手段は常に前記第一の伝送
    端または前記第二の伝送端からの前記受信信号を取り込
    むように前記第一の切り替え手段を切り替え制御するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の盗難監視システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記第一の伝送端または第二の伝送端に
    入力される前記受信信号を受信してそのいずれかを出力
    する共通受信部を設け、前記第一の切り替え手段は、前
    記第一の伝送端に入力される前記受信信号が入力される
    第一入力端子と前記第二の伝送端に入力される前記受信
    信号が入力される第二入力端子と前記共通受信部からの
    前記受信信号が入力される第三入力端子と出力端子とを
    有し、第一着信端記憶手段がリセット状態では前記第三
    入力端子と前記出力端子とが接続されており、前記最初
    の受信信号が着信したときに、前記着信検出手段が前記
    出力端子を前記第一入力端子または前記第二入力端子に
    接続して前記受信信号を取り込むようにしたことを特徴
    とする請求項4記載の盗難監視システム。
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