JPH11339001A - 画像処理装置および情報記録媒体 - Google Patents

画像処理装置および情報記録媒体

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JPH11339001A
JPH11339001A JP10139733A JP13973398A JPH11339001A JP H11339001 A JPH11339001 A JP H11339001A JP 10139733 A JP10139733 A JP 10139733A JP 13973398 A JP13973398 A JP 13973398A JP H11339001 A JPH11339001 A JP H11339001A
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color
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JP10139733A
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Mitsunari Todoroki
晃成 轟
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CPUパワーを小さくしても十分な描画速度を
得ること。 【解決手段】この画像処理装置では、表示処理を行う画
像表示処理手段によって少なくとも透明色処理、拡大・
縮小処理、およびブレンド処理を行う。そして、透明色
処理を最初に実行するようにしている。また、ブレンド
処理を最後に実行するようにしても良い。さらに、マス
ク処理およびクリップ処理を設け、最初に透明色処理、
その後、拡大・縮小処理、マスク処理、クリップ処理を
行い、最後にブレンド処理を行うようにし、その際、透
明色処理、マスク処理およびクリップ処理がされた画素
については、ブレンド処理しないようにしても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプライトまたは
キャストと呼ばれる画像をシナリオに沿って動作させる
アニメーションに使用して好適な画像処理装置および情
報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アニメーションを表示させる方法
としては、フレームベースのアニメーションとスプライ
トベースのアニメーションとが存在している。フレーム
ベースのアニメーションは、いわゆる紙芝居のように一
枚一枚の絵を順に表示していくものであり、一枚一枚の
絵の作成に手間がかかるものの表示させる際は、フレー
ムを順番に表示するだけであり、再生時の負荷は軽いも
のとなっている。
【0003】一方、スプライトベースのアニメーション
は、一枚の絵(フレーム)を複数のスプライト(キャス
ト)、例えば、主人公キャラクタ、雲、自動車などの動
く出演者に分け、各スプライトを所定のシナリオに沿っ
て動作させるものである。このスプライトベースのアニ
メーションは、各フレームを作成するのが簡単となると
共に複数のフレーム画像がスプライトを共有するため全
体的にメモリサイズが小さくなるメリットがあり、最近
では多くのアニメーションに採用されている。しかし、
このスプライトベースのアニメーションは、再生時に各
スプライトをシナリオに沿って動かす必要があり、描画
処理およびスプライトの組み合わせ処理を実行する中央
演算処理装置(以下CPUという)に多大な負荷がかか
るものとなっている。
【0004】また、従来のスプライトベースのアニメー
ションには、下絵にスプライトを張りつける際、上書き
をせずに、両者の色を所定の比率でブレンドするブレン
ド処理を行うものが知られている。また、このブレンド
処理と併せて透明色処理と呼ばれる処理を追加する場合
もある。この透明色処理は、所定の領域を透明扱いとし
て、元の絵がそのまま現れるものである。これらのブレ
ンド処理と透明色処理は、他の処理、例えば、拡大・縮
小処理と共に行われることが多い。これらの処理は、C
PUに多大な負荷がかかり、処理速度が遅くなりがちと
なる。
【0005】CPUパワーに負荷をかけずに高速処理す
る画像処理装置として、特開平8−63609号公報の
技術が知られている。この技術は所定のパターンで塗り
つぶして形成された図形を、下絵が格納されている記憶
装置の所定の画素位置に上書きするようにしたものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のスプライトベー
スのアニメーションを再生する画像処理装置は、CPU
パワーや搭載メモリを多くすることによって、上述の問
題に対応したり、特開平8−63609号公報の技術の
ように上書き方式によって対応している。しかしなが
ら、CPUパワーの増大によって対処させる場合、アニ
メーションが極めて複雑、例えば、立体画像になった
り、各種の複雑な処理をさせると、非常に高価なCPU
や高容量のメモリが必要となり、装置が極めて高価とな
ってしまう。また、特開平8−63609号公報の技術
のみでは、各種の複雑な処理への高速対応が困難とな
る。
【0007】また、最近では、ネットワークディスプレ
イと呼ばれる製品のように、携帯性を有し、いわゆる素
人が扱う表示装置がコンビニエンスストア等に採用され
始めている。この種の、操作が簡単で、多くの人が利用
する携帯性のある装置では、その価格を抑えることが要
求される。一方、価格は抑えられるものの、その表示速
度は通常と同様またはより速くすることが要求される。
【0008】なお、従来のスプライトベースのアニメシ
ョンのブレンド処理では、スプライトやフレームの一部
のみが画像表示として必要なときでも、画像全体をブレ
ンド処理し、必要な部分をVRAMへ転送している。こ
のため、画像全体として1,000×1,000ドット
の場合において、表示に必要な部分が10×10ドット
の時でも、1,000×1,000ドットの画像部分に
ついてブレンド処理している。このため、CPUに負荷
のかかるブレンド処理が一層重いものとなっている。
【0009】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたものであり、CPUパワーを小さくして
も十分な描画速度を得ることができる画像処理装置およ
びコンピュータ読取り可能な情報記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の画像処理装置では、表示処理を行う
画像表示処理手段によって少なくとも透明色処理、拡大
・縮小処理、およびブレンド処理を行う画像処理装置に
おいて、透明色処理を最初に実行するようにしている。
【0011】このように、透明色処理を最初に実行して
いるので、その後の拡大・縮小処理において、透明色処
理用のデータを拡大・縮小する必要がない。また、透明
色処理後のブレンド処理において、透明色処理を行った
部分については、ブレンド処理しないような工夫もで
き、ブレンド処理を高速化させることが可能となる。
【0012】また、請求項2記載の発明では、画像表示
処理を行う表示処理手段によって少なくとも透明色処
理、拡大・縮小処理、およびブレンド処理を行う画像処
理装置において、ブレンド処理を最後に実行するように
している。
【0013】このように、ブレンド処理を最後に行わせ
ているので、透明色処理や拡大・縮小処理をした後の必
要部分のみブレンド処理を行うことが可能となる。すな
わち、不必要なブレンド処理を行わせることがなくな
り、CPUパワーを小さくしても十分な描画速度を得る
ことができる。
【0014】さらに、請求項3記載の発明では、画像表
示処理を行う表示処理手段によって少なくとも透明色処
理、拡大・縮小処理、およびブレンド処理を行う画像処
理装置において、マスク処理およびクリップ処理を設
け、最初に透明色処理、その後、拡大・縮小処理、マス
ク処理、クリップ処理を行い、最後にブレンド処理を行
うようにし、その際、透明色処理、マスク処理およびク
リップ処理がされた画素については、ブレンド処理しな
いようにしている。
【0015】このように、各種の処理の最後にブレンド
処理をしているので、重い処理となるブレンド処理を必
要な部分のみに実行でき、効率的なブレンド処理が可能
となる。このため、この画像処理装置の描画のパフォー
マンスが大幅に向上する。この結果、CPUパワーを小
さくしても十分な処理速度が得られ、特に携帯性のある
装置にとって好ましいものとなる。
【0016】加えて、請求項4記載の発明では、請求項
1,2または3記載の画像処理装置において、ブレンド
処理で発生した色が透明色として定義された色と同一色
となるとき、他の色に置換するようにしている。
【0017】ブレンド処理によって、従来定義していた
透明色と同じ色のものが形成されてくる可能性が存在す
る。この発明では、そのような不必要な透明色を他の色
に置換しているので、画像の一部に不自然な色が生じな
いようになる。
【0018】また、請求項5記載の情報記録媒体では、
少なくとも、透明色処理ステップ、拡大縮小処理ステッ
プ、ブレンド処理ステップ、マスク処理ステップおよび
クリップ処理ステップを設け、最初に透明色処理ステッ
プ、その後、拡大・縮小処理ステップ、マスク処理ステ
ップ、クリップ処理ステップを行い、最後にブレンド処
理ステップを行うようにし、その際、透明色処理ステッ
プ、マスク処理ステップおよびクリップ処理ステップの
いずれかで処理がなされた画素についてはブレンド処理
ステップを実行しないプログラムを記録している。
【0019】この情報記録媒体のプログラムをコンピュ
ータで読取り実行させると、透明色処理等の各種の処理
の最後にブレンド処理が行われる。このため、重い処理
となるブレンド処理を必要な部分のみに実行でき、効率
的なブレンド処理が可能となり、このプログラムを実行
する画像処理装置の描画のパフォーマンスが大幅に向上
する。この結果、CPUパワーを小さくしても十分な処
理速度が得られ、特に携帯性のある装置にとって好まし
いものとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図1から図13に基づき説明する。この実施の形態の画
像処理装置は、ローカルエリアネットワークであるLA
N3を介してネットワークとなるインターネット2に接
続されるネットワークディスプレイ1に組み込まれるも
のとなっている。このネットワークディスプレイ1は、
LAN3、外部への接続のためのホストとなるパーソナ
ルコンピュータ(以下パソコンという)4、デジタル公
衆回線網であるISDN5、プロバイダのホストコンピ
ュータ(以下WWWサーバという)6を介してインター
ネット2と接続される。
【0021】このWWWサーバ6は、URL(Uniform
Resource Locator)で特定されるが、通常はhttp
(Hyper-Text Transfer Protocol)を使用してアクセス
されるため、「http」の表示がなされる。このた
め、HTTPサーバともなる。また、このネットワーク
ディスプレイ1は、テレビ局8からのテレビ放送を受信
できるテレビモニターともなっている。
【0022】インターネット2には、他のWWWサーバ
6a,6bが接続される。また、WWWサーバ6には、
他のLAN3a等を介してサーバとなるサーバコンピュ
ータ7やパソコン4a等が接続され、サーバコンピュー
タ7にはディスプレイ7aが接続されている。なお、L
AN3には、他のネットワークディスプレイ1a,1b
やパソコン4b等が接続されている。
【0023】ここで、画像処理装置が組み込まれる装置
としては、表示手段の一部を兼ねるネットワークディス
プレイ1,1a,1bの他に、パソコン4,4a,4b
やサーバコンピュータ7とディスプレイ7a等を適用し
ても良い。また、ISDN5とパソコン4との接続、I
SDN5とLAN3aとの接続等には、DSU(デジタ
ルサービスユニット)、ターミナルアダプタ、モデム、
IPルータ等のネットワークへの接続手段が用いられ
る。
【0024】ネットワークディスプレイ1,1a,1b
(以下、これらを代表してネットワークディスプレイ1
について説明する)は、図2に示すように、中央の液晶
からなる表示部11と、表示部11の周辺に配置される
操作部12と、音を出力するスピーカ部13と、特定の
ウエブページにアクセスできる磁気カードが挿入されそ
のアドレスを読み取ったり、その他の磁気カードを読み
取る磁気カードリーダ部14と、電源ラインやホストと
なるパソコン4に接続される接続部15とから主に構成
されている。
【0025】表示部11の左右の操作部12は、1〜1
0の10種類のメニュー釦12があり、この各釦12a
に近接した表示部11に、対応する操作メニューの表示
がなされる。例えば、パソコン4内に保管されている各
種のアニメーションをその番号によって選択するように
する。すなわち、1番のメニュー釦12aを押すと、1
番のアニメーションが再生されるようにする。また、表
示部11の下側には、インターネット上のホームページ
にアクセスしたときの各種の操作釦部12bが配置され
ている。また、磁気カードリーダ部14の近傍に、画面
の操作矢印を上下左右に動かすための指示操作部12c
が設けられている。
【0026】このようなネットワークディスプレイ1の
回路構成は次のとおりとなっている。すなわち、ネット
ワークディスプレイ1は、図3に示すように、LCD
(液晶)からなる表示部11と、演算処理手段となるC
PU(=中央演算処理装置)21と、表示処理手段とな
る専用グラフィックスLSI22と、スプライトのデー
タやシナリオデータ等を記憶するためのROMやRAM
等からなるメモリ23と、パソコン4等の外部情報源2
4からの指示を受けCPU21に伝えたり、CPU21
からの指示をパソコン4に伝えるデータ受送信回路25
と、専用グラフィックスLSI22に接続されるVRA
M(ビデオラム)26と、外部のアンプやスピーカ部1
3に音を供給するサウンド回路27と、表示部11を駆
動制御する表示制御部28と、周辺機器制御部29とか
ら主に構成される。
【0027】なお、CPU21と、専用グラフィックス
LSI22と、メモリ23と、データ送受信回路25
と、周辺機器制御部29とは、高速なホストバス30に
よって接続されている。また、サウンド回路27には、
マイク入力端子31が接続され、外部音の入力が可能と
なっている。表示制御部28は、MIM型の液晶を駆動
するための第1駆動制御部28aと、アナログ処理され
たRGB値をTFT型の液晶で表示するための第2駆動
制御部28bと、デジタル処理されたRGB値をTFT
型の液晶で表示するための第3駆動制御部28cと、C
RTを駆動するための第4駆動制御部28dとを有し、
複数の表示体に対応できるようになっている。この実施
の形態では、第3駆動制御部28cを利用している。
【0028】周辺機器制御部29には、操作部12と、
磁気カードリーダ部14とが接続され、それらから入力
されてくるデータを受け付けるようになっている。さら
に、周辺機器制御部29には、ネットワークディスプレ
イ1に設けられるLED表示部16,例えば電源のO
N、OFF表示(POWER表示)、準備状態か否かの
表示(READY表示)、処理が混んでいるか否かの表
示(BUSY表示)が接続され、各表示が可能となって
いる。また、EEPROMからなるフラッシュメモリ1
7等が接続可能となっている。また、このネットワーク
ディスプレイ1には、必要により適宜、画像・音声復号
部18が組み込み可能となっており、所定の背景画像や
アニメーションが入った後付けメモリ19のデータを再
生できるものとなっている。
【0029】なお、外部情報源24は、ネットワークデ
ィスプレイ1の外部にあって、ネットワークディスプレ
イ1の表示内容を大極的に制御するものとなっている。
また、メモリ23には、CPU21がウエブプラウザや
表示用プログラムから特定のデータを取り込み、表示の
制御をするためのプログラムと、外部情報源24からの
指令を受け取り、表示の流れを切り替えたり、指示され
た特定の画像を指定された特定の位置へ表示する処理を
行うためのプログラムとが格納されている。
【0030】ここで、専用グラフィックスLSI22
は、CPU21によって各画面間のシーケンスの制御を
受ける一方、各画面内での一連の画像やスプライトの表
示については、メモリ23中のシナリオやデータを見に
行ってそのシナリオやデータに基づいて、そのスプライ
ト等の一連の動きを制御するようになっている。さら
に、VRAM26は、2画面分または4画面分を取り込
めるものとなっている。このように2画面または4画面
としたのは、1画面または2画面分を表示用として、も
う1画面または2画面を書き込み用とすることができる
ためである。この2画面または4画面方式により書き込
み途中のちらつきをなくし、画質を向上させている。ま
た、サウンド回路27は、16ビット、44.1KH
z、1チャンネルのものとなっているが、他の値のもの
を適宜採用できる。
【0031】このネットワークディスプレイ1のメモリ
23またはハードディスク(図示省略)上に、スプライ
トのデータやシナリオデータをインストールするか、も
しくはそれらのデータを入れた後付けメモリ19を生成
し、このネットワークディスプレイ1に取り付ける。イ
ンストールする際は、インターネット2や他のネットワ
ークを利用して通信による配信、配送によって行うこと
となる。なお、ネットワークディスプレイ1にCD−R
OM読み取り機構等の情報記憶媒体読み取り部を設ける
ようにすれば、CD−ROM等の情報記憶媒体を利用し
てデータをインストールしても良い。
【0032】専用グラフィックスLSI22の構造は、
図4に示すとおりとなっている。すなわち、ホストバス
30に接続されるホストインターフェイス32と、VR
AM26に接続されるVRAMインターフェイス33と
の間に内部ホストバス34および内部VRAMバス35
が設けられている。そして、復号部36と画像処理部3
7とが両バス34,35にそれぞれ接続されている。内
部ホストバス34にはオーディオインターフェイス38
が接続され、内部VRAMバス35には、液晶表示部イ
ンターフェイス39が接続されている。
【0033】復号部36は、自然画像の復号機能部と、
インデックス画像の復号機能部と、インデックス画像用
のパレットRAMとを有している。また、画像処理部3
7は、後述する上書き処理等を行うものとなっている。
また、オーディオインターフェイス38は、オーディオ
の制御と、オーディオのミキシングと、サンプリングレ
ートの変更等の各機能を有している。ミキシングはホス
トバス30経由の2チャンネルと、外部のマイクからの
入力との最大3チャンネルのミキシングが可能となって
いる。
【0034】液晶表示部インターフェイス39は、表示
制御と、後付けメモリ19を使用したときの重ね書き制
御と、表示部上のカーソル表示をハード的に行う機能
(以下ハードウェアカーソルという)とを有している。
ハードウェアカーソルは、メモリ23上にカーソルデー
タを区分して保持させ、他のデータと組み合わせ処理す
ることによってソフトウェアカーソルの問題点を解消し
ているものである。ソフトウェアカーソルでは、カーソ
ル表示を所定部分に表示させる際、そのカーソルを張り
つける前にカーソルの場所の元の画像を記憶させてお
き、カーソルが動いたら元の画像を書き戻すという処理
が必要となる。この処理は、CPU21に負荷のかかる
ものとなる。ハードウェアカーソルは、このような問題
が解消される。なお、この液晶表示部インターフェイス
39は、表示制御部28の機能と略同一であり、この液
晶表示部インターフェイス39の標準機能で対応可能な
表示体を取り付けた場合、表示制御部28はほとんど動
作せずフリーパスとなる。
【0035】なお、メモリ23には、図5に示すよう
に、各フレーム20の時間軸方向の制御を行うデータが
書き込まれている。各フレーム20の持続時間は、通常
1秒で25枚現れる速度で切り替わって行くが、この実
施の形態では、1/10〜80秒の範囲で変更可能とな
っている。メモリ23には、さらに、1つのフレーム2
0内のスプライト(詳細は後述)の表示位置を制御する
プログラム等が書き込まれている。
【0036】専用グラフィックスLSI22の画像処理
部37は、基本的に上書き処理するものとなっている。
例えば、スプライトが「A」「B」「C」の文字である
とすると、まず、「A」を表示するためのプログラムを
実行する。この実行は、「A」を表示するための各種パ
ラメータをセットした後、VRAM26に「A」の伸長
された圧縮画像データをダウンロードすることにより行
われる。同様にして文字「B」、文字「C」の画像用デ
ータがVRAM26へダウンロードされ、図6に示すよ
うに、重ね書き(上書き)されていく。
【0037】専用グラフィックスLSI22の画像処理
部37の内部と処理フローは、図7に示すとおりとなっ
ている。すなわち、復号部36から送られてきた復号さ
れた画像(以下原描画イメージという)に対して透明色
抜き取り処理(ステップS101)を行う。次に、透明
色の部分に、透明色のRGB値を与える透明色置換処理
(ステップS102)を行う。その後、拡大・縮小処理
(ステップS103)を行い、透明色を検出した(ステ
ップS104)後、元の画像に上書きする部分を上書き
検出部41で検出する。
【0038】上書き検出部41には、クリップ処理(ス
テップS105)やマスク処理(ステップS106)の
ためのデータが入力し、それらの処理が行われた後、ブ
レンド処理(ステップS107)がなされる。なお、拡
大・縮小処理S103、クリップ処理S105、ブレン
ド処理S107等の処理は、その処理が指定されていな
ければ行われない。拡大・縮小処理されたデータは、マ
ルチプレクサ42に入力し、クリップ処理S105等の
データとドッキングされ、必要によりブレンド処理S1
07がされる。なお、塗りつぶし機能(詳細は後述)が
オンのときは、色レジスタ43からのデータを利用して
塗りつぶし処理がなされる。その場合のデータも、その
後にブレンド処理S107がなされ、最終描画イメージ
として液晶表示部インターフェイス39に送られる。
【0039】次に、このネットワークディスプレイ1の
表示機能について説明する。なお、今後使用する「スプ
ライト」なる語句は、アニメーションの1つのフレーム
20内の画像の構成要素を指し、それぞれは後述する理
由によって矩形で現される。例えば、[A」「B」
「C」等の文字、リンゴや柿等の絵、三角や四角等の幾
何学図形等がスプライトに相当する。また、「スプライ
ト画面」とは、そのような「スプライト」を表示する画
面のことを言う。
【0040】一般的に、アニメーションにおける各画面
となる各フレーム20は、複数のスプライト画面より構
成される。各スプライトは、1画素16ビット(R:
G:B=5ビット:6ビット:5ビット)のRGB形式
となる自然画的な画像であり、自然画像スプライトとな
っている。各スプライトは、CPU21と、専用グラフ
ィックスLSI22と、メモリ23等が協力して描画さ
れる。
【0041】この実施の形態のアニメーション画面は、
これらの各スプライトが重なった場合、最も前面にきた
スプライトが優先表示されるようになっている。ただ
し、特定の2色については、透明色としているので、そ
の「透明」を利用して、後側の画面の色が出せるように
なっている。
【0042】表示部11となるスクリーンは、アニメー
ションムービーを表示するエリアであり、表示スクリー
ンとなる。このネットワークディスプレイ1は、図8に
示すように、320×240ピクセルのディスプレイサ
イズとなる表示スクリーン50を有している。また、最
小サイズで幅1ピクセル(pixel)×高さ1ピクセル(p
ixel)から、最大サイズで幅1023ピクセル×高さ5
11ピクセルのムービースクリーン51をサポートでき
るようになっている。アニメーションムービーのスクリ
ーン(ムービースクリーン51)の原点(左上端)が表
示スクリーン50の原点(左上端)Pとなるようになっ
ている。なお、ネットワークディスプレイ1の表示スク
リーン50を、320×240ピクセル以外に、512
×240ピクセルとしたり、640×480ピクセルと
しても良い。
【0043】ここで、ムービースクリーン51(詳細後
述)のサイズが表示スクリーン50より大きい場合は、
ムービースクリーン51の一部分が表示されることにな
る。逆に、ムービースクリーン51のサイズが表示スク
リーン50より小さい場合は、表示スクリーン50の右
端あるいは下端に余白部分が生じる。余白部分は、表示
スクリーン50の背景色で表示される。表示スクリーン
50の背景色は、16bit/ピクセルのRGB値で指定さ
れる。
【0044】アニメーションのフレームを描画するため
の空間(図8参照)をムービースクリーン空間52と呼
ぶ。この空間52は、一種の仮想空間で、仮想RAMと
も言えるものである。この空間52は、幅方向(水平方
向)で、−1024ピクセルから1023ピクセル、高
さ方向(垂直方向)で、−512ピクセルから511ピ
クセルの広がりをもつが、実際に画像が描画されるのは
この空間52の中の一部の領域となる。この実際に描画
される領域をムービースクリーン51と呼ぶ。ムービー
スクリーン51は、常に原点P(0,0)を基点とす
る。そのサイズはムービー毎に異なる。最大で原点P
(0,0)と(1023,511)を対角とする矩形領
域(境界を含む)がムービースクリーン51になる。
【0045】個々のアニメーションムービーは、上述の
とおり、最小サイズで幅1ピクセル×高さ1ピクセルか
ら、最大サイズで幅1023ピクセル×高さ511ピク
セルのムービースクリーン51を持つことができる。ム
ービースクリーン空間52に描画されるスプライトは、
ムービースクリーン51に含まれる部分だけが実際に描
画される。ムービースクリーン51の外の部分は、描画
されないようになっている。このムービースクリーン5
1の所定部分に転送先画像(描画画像)53が描画され
る。
【0046】ムービースクリーン51に描画される画像
は、原描画イメージではなく、実際は原描画イメージと
透明色データとなる透明マスク画像56をドッキングし
たものである。原描画イメージは、図8に示すような、
転送矩形画像55が圧縮されてメモリ23に保存された
後、伸長されたものである。透明色データも透明マスク
画像となり透明矩形画像56が圧縮されてメモリ23に
保存されたものが伸長されて形成される。各画像55,
56は、最大サイズで幅1023ピクセル×高さ511
ピクセルとなると共に同一の大きさとなっている。
【0047】このように、透明矩形画像56を形成する
のは、自然画像中の特定の色を透明色として割り当てて
いるため、転送矩形画像55のみでは非可逆的に画像圧
縮した場合に、その透明色を保存することができないた
めである。また、このように、画像データと透明色デー
タを分離して圧縮すると、処理が簡単となり圧縮効率も
良くなる。透明矩形画像56は、その中の透明色部分に
「1」または「0」のビットを割り当て、不透明部分に
「0」または「1」のビットを割り当てるだけの簡単な
ビットマップ画像となっている。
【0048】復号された転送矩形画像55中の透明とな
るべきでない部分に、透明色として定義される色が生ず
る場合がある。このため、まず最初に、上述のように、
透明色抜き取り処理S101を行う。次に、透明矩形画
像56の透明データがドッキングされる。このとき、ド
ッキングされた原描画イメージの透明となる部分に、所
定の透明色を割り当てる透明色置換処理S102を行
う。この実施の形態では、RGB値が(31,62,3
1)と(31,63,31)となる色を透明色としてい
る。
【0049】拡大・縮小処理S103は、その画像であ
る転送矩形画像55の幅と高さのデータを入力し、所定
の大きさに拡大したり縮小したりする。このとき、既に
透明色処理を施しているので、透明矩形画像55の幅と
高さのデータは必要とされない。ただし、入力させるよ
うにしても良い。拡大・縮小されたデータは、上書きの
ために透明色検出処理S104がなされる。なお、この
処理以前または処理以後にクリップ処理S105やマス
ク処理S106のためのデータ作成がなされる場合があ
る。この処理順としては、マスク処理、クリップ処理の
順で処理するのが好ましい。
【0050】クリップ処理S105は、図9に示すよう
に、描画画像53に対して、クリップウインドウ61を
かけることにより、描画画像53の所定部分を切り取る
ものである。このクリップウインドウ61の最大サイズ
は、幅が1023ピクセルで、高さが511ピクセルと
なる。なお、クリップウインドウ61の配置は、ムービ
ースクリーン空間52内で自由に配置される。
【0051】クリップ処理S105は、2つの種類に分
かれる。1つは、図10(A)に示すように、クリップ
ウインドウ61内の画像を描画するもので(斜線部が描
画領域)、他の1つは、図10(B)に示すように、ク
リップウインドウ61内の画像を描画せずに、有効表示
領域となる表示スクリーン50中で、かつクリップウイ
ンドウ61の外に位置する部分(斜線部)を描画するも
のである。このクリップ処理S105に当たっては、ク
リップウインドウ61のオフセット値とサイズが入力さ
れる。オフセット値は、ムービースクリーン空間52の
中心であり、描画画面の基点Pとなる位置、すなわちX
Yが(0,0)の位置からのずれを示す。
【0052】このように、クリップ処理S105では、
クリップウインドウ61用のレジスタで指定される任意
サイズのクリップウインドウ61を、任意のウインドウ
開始位置に指定して、クリッピング処理を行うことがで
きる。なお、クリップウインドウモードの指定により、
クリップウインドウ61の処理方法を図10(A)また
は図10(B)のいずれかとすることができる。
【0053】マスク処理S106は、図11に示すよう
に、描画画像53にマスク62をかけるもので、一種の
目隠しを施すものである。マスク62が施された部分が
表示されないようになる。この実施の形態では、マスク
62の形成に当たってタイリング方式を採用している。
すなわち、幅と高さにより指定される任意サイズのマス
クパターン63をマスク62となるタイリング矩形領域
に敷き詰めてマスク処理S106を実現する。なお、マ
スク62の幅、高さ、開始位置は任意に指定できる。
【0054】拡大・縮小されたデータは、その位置デー
タと共にマルチプレクサ42に入力する。このとき、B
Dモード信号によって通常の処理を行うか、次の塗りつ
ぶし処理を行うかを切り換えている。BDモード信号
は、拡大・縮小後に通常の張りつけの作業を行うとき
は、“0”(または“1”)となり、塗りつぶし処理の
ときは“1”(または“0”)となる。塗りつぶしのと
きは、色レジスタ43からの色で塗りつぶし処理が行わ
れる。この矩形の塗りつぶし機能は、本来このネットワ
ークディスプレイ1の機能が張り付けなのに対し、少し
異なった機能のものとなっている。所定の矩形領域64
(図12参照)を色レジスタ43で指定した任意の色で
塗りつぶす処理になる。この機能は、画面の初期化、矩
形・直線の描画処理に適用される。
【0055】この矩形の塗りつぶし機能は、最大102
3×511ピクセルのサイズの矩形領域64を単一色で
塗りつぶす機能となっている。また、この塗りつぶし領
域64の指定は、水平(−1024〜1023ピクセ
ル)、垂直(−512〜511ピクセル)方向ともに任
意の位置に指定できる。矩形描画の色の指定を色レジス
タ43で、幅と高さの指定を幅高さ指定レジスタ(図示
省略)で、描画開始位置の指定を描画オフセットレジス
タ(図示省略)によりそれぞれ行うようになっている。
【0056】以上のような各種の処理がなされた後、最
後にブレンド処理S107がなされる。
【0057】ブレンド処理S107は、図13に示すよ
うに、転送矩形画像55と透明矩形画像56で構成され
る転送元画像65を所定の描画方法で描画する際、自身
の不透明画素の色と下絵となる描画ページ66の背景色
(バックグランド画像)68とを指定されたブレンド比
率で混合し、転送画像67とする処理である。ブレンド
比率は、0から100%の値の範囲内、この実施の形態
では32段階で指定される。値が100%の場合は、自
身の不透明画素の色が下絵に対し完全に上書きされる。
値が50%の場合は、自身の不透明画素の色と下絵の画
素の色がそれぞれ1/2づつ混合される。値が0%の場
合は、下絵の色がそのまま保存される。
【0058】ブレンド比率は、転送元画像65の属性で
あり、後述するシナリオデータの一部として指定され
る。転送元画像65の描画方法に従って透明画素と不透
明画素が決定された後、不透明画素に対してブレンド処
理が実行される。
【0059】このブレンド処理は、具体的には、図13
に示すように、描画ページ66に既に書き込まれたバッ
クグランド画像68と転送元画像65と混合させ、転送
先画像位置のレジスタ(図示省略)で指定された矩形領
域にブレンディングされた画像を描画するものである。
ブレンディング係数は、転送元画像65とバックグラン
ド画像68に対して、それぞれ所定のレジスタにより
0.0〜1.0まで1/32単位で任意に指定できる。
また、ブレンド処理により、RGBの各色成分の値が6
ビット“63”を超えた場合は“63”にクリップされ
るようになっている。
【0060】ブレンド処理S107が終了すると、VR
AM26に描画され、その後、液晶表示部インターフェ
イス39は、VRAM26から描画された最終イメージ
を読み込み、液晶ディスプレイ等の表示部11に出力す
る。
【0061】なお、ネットワークディスプレイ1に画像
全体ではなく、画像の一部分のみを表示するようにする
と、画像全体をデコードする必要がなくなり、表示用メ
モリを小さくできる。また、各ネットワークディスプレ
イ1によって、その表示用メモリと表示用パネルの大き
さを変えるようにしても良い。例えば、あるネットワー
クディスプレイ1は、「ABCD」を表示できるように
し、他のネットワークディスプレイ1は、「AB」を表
示できるようにし、さらに他のネットワークディスプレ
イ1は、「A」のみを表示できるような大きさとしても
良い。
【0062】以上の実施の形態では、クリップ処理S1
05やマスク処理S106がされた画素は、ブレンド処
理S107しないようにしているので、CPU21や専
用グラフィックスLSI22等の計算量が減り高速描画
が可能となる。また、ブレンド処理を最後の処理として
いるので、不必要な色が残るという不都合が生じない。
【0063】なお、上述の実施の形態は、本発明の好適
な実施の形態の例であるが、これに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変
形実施可能である。例えば、ブレンド処理S107やク
リップ処理S105等の他に、スプライトの自動移動処
理等他の処理も行うようにすることができる。また、ブ
レンド処理S107を行った後、再度透明色として定義
された色を他の色に置き換えるようにしても良い。これ
はブレンド処理S107した画像を再利用する際に好適
となる。
【0064】また、ネットワークディスプレイ1のよう
にサーバを有するものではなく、サーバを有さず、単に
アニメーションや画像を再生する装置にも本発明を適用
できる。また、上述した処理のステップをプログラム化
し、コンピュータで読取り可能な情報記録媒体に記録す
るようにしても良い。その場合、CD−ROMやフロー
ピーディスク等の媒体の他に、ホストサーバの中のハー
ドディスク等をその媒体としても良い。ホストサーバの
ハードディスク等へ記録する場合は、インターネット等
の通信ネットやテレビ放送等の無線を利用して、そのプ
ログラムを送信することができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1から4記
載の画像処理装置では、CPU等に大きな負荷がかかる
ブレンド処理を最初にもってきていないので、小さいパ
ワーのCPU等でも十分高速に画像を描画することが可
能となる。また、ブレンド処理のステップを最後に行う
ようにしたプログラムを記録した情報記録媒体をコンピ
ュータで読み取らせ実行させると、ブレンド処理の際
に、その実行速度が高速となり、操作し易いものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である画像処理装置が組み
込まれたネットワークディスプレイが接続されるインタ
ーネットシステムの概要を示す図である。
【図2】図1のネットワークディスプレイの概観を示す
斜視図である。
【図3】図1のネットワークディスプレイの回路構成を
示すブロック図である。
【図4】図1のネットワークディスプレイ中の専用グラ
フィックスLSIの回路構成を示すブロック図である。
【図5】図3のネットワークディスプレイ中のメモリ2
3内に保存されるシナリオの役割を説明するための図で
ある。
【図6】図1のネットワークディスプレイに使用される
専用グラフィックスLSI内の画像処理部の基本的動作
を説明するための図である。
【図7】図4の専用グラフィックスLSIで行う拡大・
縮小処理等の処理順序を説明するための図である。
【図8】図4の専用グラフィックスLSIで行う透明色
処理の原理を説明するための図である。
【図9】図4の専用グラフィックスLSIで行うクリッ
プ処理の内容を説明するための図である。
【図10】図9のクリップ処理の際の2つの方法を示す
図で、(A)はクリップウインドウ内が描画される方法
を示すもので、(B)はクリップウインドウ以外の部分
が描画される方法を示すものである。
【図11】図4の専用グラフィックスLSIで行うマス
ク処理の内容を説明するための図である。
【図12】図4の専用グラフィックスLSIで行う塗り
つぶし処理の内容を説明するための図である。。
【図13】図4の専用グラフィックスLSIで行うブレ
ンド処理の内容を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ネットワークディスプレイ(画像処理装置が組み込
まれた装置) 2 インターネット 3 LAN(ローカルエリアネットワーク) 6 WWWサーバ(HTTPサーバ) 11 表示部 21 CPU 22 専用グラフィックスLSI(表示処理手段) 23 メモリ 26 VRAM 36 復号部 37 画像処理部 50 表示スクリーン 51 ムービースクリーン 52 ムービースクリーン空間 53 転送先画像(描画画像) 55 転送元画像(転送矩形画像) 56 透明マスク画像(透明矩形画像)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示処理を行う表示処理手段によっ
    て少なくとも透明色処理、拡大・縮小処理、およびブレ
    ンド処理を行う画像処理装置において、上記透明色処理
    を最初に実行するようにしたことを特徴とする画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】 画像表示処理を行う表示処理手段によっ
    て少なくとも透明色処理、拡大・縮小処理、およびブレ
    ンド処理を行う画像処理装置において、上記ブレンド処
    理を最後に実行するようにしたことを特徴とする画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 画像表示処理を行う表示処理手段によっ
    て少なくとも透明色処理、拡大・縮小処理、およびブレ
    ンド処理を行う画像処理装置において、マスク処理およ
    びクリップ処理を設け、最初に透明色処理、その後、拡
    大・縮小処理、マスク処理、クリップ処理を行い、最後
    にブレンド処理を行うようにし、その際、透明色処理、
    マスク処理およびクリップ処理がされた画素については
    ブレンド処理しないようにしたことを特徴とする画像処
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記ブレンド処理で発生した色が、透明
    色として定義された色と同一色となるとき、他の色に置
    換することを特徴とする請求項1、2または3記載の画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも、透明色処理ステップ、拡大
    ・縮小処理ステップ、ブレンド処理ステップ、マスク処
    理ステップおよびクリップ処理ステップを設け、最初に
    透明色処理ステップ、その後、拡大・縮小処理ステッ
    プ、マスク処理ステップ、クリップ処理ステップを行
    い、最後にブレンド処理ステップを行うようにし、その
    際、透明色処理ステップ、マスク処理ステップおよびク
    リップ処理ステップのいずれかで処理がなされた画素に
    ついてはブレンド処理ステップを実行しないようにした
    プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な情報記
    録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001202504A (ja) * 2000-01-21 2001-07-27 Seiko Epson Corp 画像処理プログラムを記録した媒体、画像処理装置、印刷装置および画像処理方法

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JP2001202504A (ja) * 2000-01-21 2001-07-27 Seiko Epson Corp 画像処理プログラムを記録した媒体、画像処理装置、印刷装置および画像処理方法

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