JPH11338960A - バーコード読取装置 - Google Patents

バーコード読取装置

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Publication number
JPH11338960A
JPH11338960A JP10158440A JP15844098A JPH11338960A JP H11338960 A JPH11338960 A JP H11338960A JP 10158440 A JP10158440 A JP 10158440A JP 15844098 A JP15844098 A JP 15844098A JP H11338960 A JPH11338960 A JP H11338960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bar code
amplification factor
scanning
amplifier
signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10158440A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kushida
昭 櫛田
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP10158440A priority Critical patent/JPH11338960A/ja
Publication of JPH11338960A publication Critical patent/JPH11338960A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 濃淡に差があるバーコードラベルを複数枚同
時に読み取ることが可能なバーコード読取装置を提供す
る。 【解決手段】 走査光源からの走査ビームをバーコード
ラベルに照射し、該バーコードラベルからの反射光を電
気信号に変換してバーコードの読取を行うバーコード読
取装置において、前記変換された電気信号を増幅する増
幅部の増幅率を、通常の増幅率と該通常の増幅率より大
なる増幅率に切換可能とし、前記走査光源の走査が行わ
れる毎に前記増幅部の増幅率を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコード読取装
置に関し、特に、濃淡に差があるバーコードラベルを複
数枚同時に読み取ることが可能なバーコード読取装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】今日では、バーコード読取装置が広く使
用されている。このバーコード読取装置は、光ビームを
走査してバーコードラベルに照射し、バーコードラベル
で反射した反射光を光電変換して電気信号に変換し、変
換された電気信号を増幅してバーコードの読取を行う。
【0003】すなわち、このバーコード読取装置は、例
えば、図3に示すように、レーザ光源21から射出され
たレーザビーム30がポリゴンモータ32により回転駆
動されるポリゴンミラー31によって反射され、走査ビ
ーム35としてバーコード読取装置の外部に射出され
る。
【0004】続いて、バーコードラベル28に入射した
走査ビーム35の反射光29は、折り返しミラー34、
ポリゴンミラー31、受光ミラー36によってこれらの
順に反射され、さらに受光レンズ37によって収束さ
れ、受光部23において電気信号に変換される。変換さ
れた信号は、増幅部24によって信号処理できるレベル
まで増幅され、フィルタ回路部25によって不要なノイ
ズ成分を取り除き、ラベル信号切出部26によって正確
なバーコードラベル信号成分を切り出す。この切り出さ
れた信号をA/D変換回路部27においてデジタル信号
に変換して出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のバーコ
ード読取装置を使用した場合、バーコードラベルに印刷
されたバーコードの濃淡が小さいものにおいては、電気
信号を増幅する増幅器の増幅率が一定であると、増幅器
より出力されるレベルがバーコードの読取に必要なレベ
ル以下となり、バーコードを読み取ることができない場
合があった。
【0006】また、上記従来のバーコード読取装置にお
いては、バーコードラベル28の印刷むら等によって受
光部23において収束する受光量が異なり、増幅部24
に出力される信号のレベル差が生じることがあり、同時
に濃度差の激しいバーコードラベル28を処理しなけれ
ば、増幅部24の増幅率を変更することにより通常では
問題とならないが、増幅部の増幅率を変化させて小さな
レベルに合わせたときに大きなレベルのものがノイズを
捕らえてしまったり、大きなレベルに合わせたときに小
さなレベルのものの分解能を取りきれずに正確なバーコ
ードラベル信号を切り出すことができないため、濃度差
のあるバーコードラベルを複数枚同時に読み取ることが
できなかった。
【0007】そこで、本発明は上記従来のバーコード読
取装置における問題点に鑑みてなされたものであって、
濃淡に差があるバーコードラベルを複数枚同時に読み取
ることが可能なバーコード読取装置を提供することを課
題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
走査光源からの走査ビームをバーコードラベルに照射
し、該バーコードラベルからの反射光を電気信号に変換
してバーコードの読取を行うバーコード読取装置におい
て、前記変換された電気信号を増幅する増幅部の増幅率
を、通常の増幅率と該通常の増幅率より大なる増幅率に
切り換え可能とし、前記走査光源の走査が行われる毎に
前記増幅部の増幅率を切り換えることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、前記走査光源の走
査の検出を、走査ビームが照射される位置に光が照射さ
れると信号を出力するビームセンサを設けて検出するこ
とを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、前記増幅部の出力
に出力信号のレベルを検出するレベル検出部を設け、該
信号レベル検出部が検出した出力レベルが設定値以下の
場合は前記増幅部の増幅率を通常の増幅率より大なる増
幅率に切り換えることを特徴とする。
【0011】そして、請求項1記載の発明によれば、電
気信号を増幅部の増幅率を通常増幅率と通常増幅率より
大なる増幅率に切り換えられるものとし、走査光源の走
査が行われる毎に増幅率の増幅率を切り換えるようにし
たので、濃淡が小さいバーコードであっても確実にバー
コードを読み取ることができる。
【0012】請求項2記載の発明によれば、走査ビーム
が照射される位置に光が照射されると信号を出力するビ
ームセンサを設けて走査光源の走査を検出するようにし
たので、増幅率の切換を確実に行わせることができる。
【0013】請求項3記載の発明によれば、増幅部の出
力に出力信号のレベルを検出するレベル検出部を設け、
レベル検出部で検出されたレベルが設定値以下の場合は
増幅部の増幅率を大なる増幅率に切り換えるようにした
ので、短時間で確実にバーコードを読み取ることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるバーコード
読取装置の実施の形態の具体例を図面を参照しながら説
明する。
【0015】図1は、本発明にかかるバーコード読取装
置の第1実施例を示す図であって、このバーコード読取
装置Aは、走査ビーム2をバーコードラベルBに照射す
る走査光源1と、バーコードラベルBからの反射光2’
を電気信号に変換する受光部5と、変換された電気信号
を増幅する第1増幅器7と、第2増幅器8と、第1増幅
器7または第2増幅器8の選択を切り換える切換スイッ
チ6と、ラベル信号の部分のみを切り出すラベル信号切
出部9と、バーコードの読取を行なう10と、走査ビー
ム2の照射開始を検知するビームセンサ11等で構成さ
れる。
【0016】図1において、走査光源1から、走査ビー
ム2が反時計方向(矢印X方向)に2Aから2Bまで走
査を行うよう出力され、この走査ビーム2は窓3を介し
てバーコードラベルBに照射される。
【0017】ビームセンサ11は、光が照射されると信
号が出力され、窓3に近接して設けられ、バーコードラ
ベルBに対する走査ビーム2の照射開始を知らせる信号
を出力する。
【0018】照射された走査ビーム2はバーコードラベ
ルBで反射され、反射された反射光2’は、受光ミラー
4を介して受光部5で受光されて電気信号に変換され
る。
【0019】受光部5で変換された電気信号は切換スイ
ッチ6、第1増幅器7または第2増幅器8、ラベル信号
切出部9を介してバーコード検出部10に入力され、バ
ーコードの読取が行われる。
【0020】ラベル信号切出部9は、ビームセンサ11
の信号出力時点より一定時間、第1増幅器7または第2
増幅器8からの出力をバーコード検出部10に入力さ
せ、ラベル信号の部分のみを切り出してバーコード検出
部10でバーコードの読取を行わせている。
【0021】第1増幅器7の増幅率は、バーコードラベ
ルBに印刷されているバーコードの濃淡が通常の場合に
は、バーコード検出部10でバーコードの検出をするた
めの必要十分な増幅率となっており、また第2増幅器8
の増幅率は第1増幅器7の増幅率より大なる増幅率とな
っている。
【0022】切換スイッチ6は、ビームセンサ11から
信号が出力される毎に、すなわち、走査光源の走査が行
われる毎に受光部5よりの出力を第1増幅器7及び8に
交互に切り換て入力する。
【0023】従って、バーコードラベルBに印刷された
バーコードの濃淡が小さいものがあっても、必ず2回の
走査の1回は第2増幅器8で信号が増幅されてバーコー
ド検出部10に入力されるため、確実にバーコードを読
み取ることができる。
【0024】尚、本実施例では増幅率の異なる2個の第
1増幅器7及び第2増幅器8を切り換えるようにした
が、1個の増幅器を使用して利得を変化するようにして
もよく、また利得を一定にして減衰器を接続し、減衰器
の減衰値を変化させるようにしてもよい。
【0025】次に、本発明の第2実施例を図2を参照し
て説明する。図1で説明した第1実施例と図2で説明す
る第2実施例の構成において異なる点は、第2実施例で
は、図2に示すように増幅器の出力の出力レベルを検出
するレベル検出部12を設けて切換スイッチ6の切換を
行わせていることである。
【0026】また、第2実施例では切換スイッチ6は、
通常は増幅率の低い第1増幅器7に切り換えて接続して
おり、レベル検出部12が設定レベル値以下であると検
出したときは増幅率の高い第2増幅器8に切り換えられ
る。
【0027】バーコードラベルBのバーコード印刷の濃
淡が小さいものは通常のものより少なく、通常は第1増
幅器7を介してバーコードの読取が行われる。
【0028】そして、バーコードの濃淡が小さいものに
対して読取が行われると、1回目の走査ではレベル検出
部12が設定レベル以下を検出し、2回目の走査には第
2増幅器8に切り換えられ正規レベルに増幅されて読取
が行われる。
【0029】尚、第2実施例ではレベル検出部12は、
設定レベル値以下であるか否かを検出していたが、設定
レベルをDHとDHより低いDLの2値を設け、DHよ
り高いか、DLより低いかの検出を行わせ、DHより高
いと検出された場合は第1増幅器7に切り換え、DLよ
り低いと検出された場合は第2増幅器8に切り換えるよ
うにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるバーコード読取装置の第1実施
例を示す構成図である。
【図2】本発明にかかるバーコード読取装置の第2実施
例を示す構成図である。
【符号の説明】
A バーコード読取装置 B バーコードラベル 1 走査光源 2 走査ビーム 2’ 反射光 4 受光ミラー 5 受光部 6 切換スイッチ 7 第1増幅器 8 第2増幅器 9 ラベル信号切出部 10 バーコード検出部 11 ビームセンサ 12 レベル検出部
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】追加
【補正内容】
【図3】従来のバーコード読取装置の一例を示す構成図
である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査光源からの走査ビームをバーコード
    ラベルに照射し、該バーコードラベルからの反射光を電
    気信号に変換してバーコードの読取を行うバーコード読
    取装置において、 前記変換された電気信号を増幅する増幅部の増幅率を、
    通常の増幅率と該通常の増幅率より大なる増幅率に切り
    換え可能とし、前記走査光源の走査が行われる毎に前記
    増幅部の増幅率を切り換えることを特徴とするバーコー
    ド読取装置。
  2. 【請求項2】 前記走査光源の走査の検出を、走査ビー
    ムが照射される位置に光が照射されると信号を出力する
    ビームセンサを設けて検出することを特徴とする請求項
    1記載のバーコード読取装置。
  3. 【請求項3】 前記増幅部の出力に出力信号のレベルを
    検出するレベル検出部を設け、該信号レベル検出部が検
    出した出力レベルが設定値以下の場合は前記増幅部の増
    幅率を通常の増幅率より大なる増幅率に切り換えること
    を特徴とする請求項1記載のバーコード読取装置。
JP10158440A 1998-05-22 1998-05-22 バーコード読取装置 Withdrawn JPH11338960A (ja)

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JP10158440A JPH11338960A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 バーコード読取装置

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JPH11338960A true JPH11338960A (ja) 1999-12-10

Family

ID=15671825

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10158440A Withdrawn JPH11338960A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 バーコード読取装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9235745B2 (en) 2012-06-28 2016-01-12 Nec Platforms, Ltd Signal processing device for reader targeted to codes, signal processing method, and signal processing program

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9235745B2 (en) 2012-06-28 2016-01-12 Nec Platforms, Ltd Signal processing device for reader targeted to codes, signal processing method, and signal processing program

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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 20050802