JPH11338853A - 画像符号化方法 - Google Patents
画像符号化方法Info
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- JPH11338853A JPH11338853A JP14904298A JP14904298A JPH11338853A JP H11338853 A JPH11338853 A JP H11338853A JP 14904298 A JP14904298 A JP 14904298A JP 14904298 A JP14904298 A JP 14904298A JP H11338853 A JPH11338853 A JP H11338853A
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Abstract
る。 【解決手段】 画像をm×n画素ブロックに分割し、各
画素ブロックにアダマール変換を施し、得られた変換デ
ータを符号化して出力する画像符号化方法であり、アダ
マール変換部22から出力するアダマール変換データを
除算部23においてN(=m×n)で割り、符号化部2
4、25において商と余りをそれぞれ符号化して出力す
る。この場合、余り符号化部25はm×n行列の余りの
パターン数L(N)を L(N)=2N/2・L(N/2)2 とし、L(N)個の各パターンを符号化して出力する。
又、L(N)個の余りパターンをL(N)/2A(Aは整数)種類
にまとめ、少ないビット数で符号化する。
Description
わり、特に、画像を複数の画素よりなる画素ブロックに
分割し、各画素ブロックにアダマール変換を施し、得ら
れた変換データを符号化して出力する画像符号化方法に
関する。
再生できるロスレス符号化(可逆符号化)が、放送業務
・医療・衛星通信等の分野で必要とされている。画像の
符号化手法として、従来、画像をm×n画素よりなる画
素ブロックに分割し、各m×n画素ブロックにDCT
(離散コサイン変換)やアダマール変換等を用いて直交
変換を行って画像の高周波成分を分離し、これにより、
いわゆるエントロピ値を低くして効果的なデータ符号化
を実現する手法が知られている。
符号化説明図であり、1は画像をn×n画素(たとえば
2×2画素)よりなるブロックに分割する分割部、2は
各画素ブロックXにアダマール変換を施すアダマール変
換部、3はアダマール変換データYを符号化する符号化
部で、たとえばハフマン符号化部である。
画像データ、Yを2×2の変換後データとすると次式 Y=1/2(HXHT) (3) を実行することである。但し、上式において上付きTは
行列の転置を表わす。いま、デジタル化された2進数表
現画素データ(各画素それぞれにaビットのデータ長を
持つ)を画素ブロック分割部1で2×2画素のブロック
に分割する。アダマール変換部2は画像分割により得ら
れた2×2画素のデータを原画像データXとし、前述の
2次アダマール行列H2によりアダマール変換を行う。
このアダマール変換により得られる変換データYは0次
および1次のウォルシュ関数を基底とする直交座標系で
表わされ、2×2のマトリクスであるXおよびYの各要
素は互いに対応している。
行列による変換の結果(1/2しているため)、小数点
以下1桁までを含む“yyyyyy.y”形で求められる。又、
原画像データの各要素の量子化ビット長をaとすると、
アダマール変換に依る操作の結果、変換後データYのデ
ータ長は(a+2)ビットとなる。しかし、低次のウォ
ルシュ関数成分にデータの出現頻度が片寄ることにより
情報のエントロピが低下し、ハフマン符号化等のエント
ロピ符号化手法を採用することで、データ量を削減でき
る。又、以下のアダマール変換の特徴を考慮することに
より更に符号量を削減できる。すなわち、アダマール変
換後の各要素の最下位ビット(小数点以下1桁目)は全
て同じになることが知られており、従って、2×2行列
の各要素データの1つだけが判れば、残り3つの最下位
ビットデータについても自ずから決定される。また、同
様に、4つの要素データの総和は常に偶数となることも
知られており、前述の最下位ビットデータが全て同じこ
とから、下位2ビット目のデータの総和も偶数とならな
ければならず、これにより、4つの要素データのうち3
つのデータから残り1つの下位2ビット目のデータが求
められる。このように各要素(変換係数)の相互関係を
利用して下位ビットを省略することによって符号量を更
に削減でき、JPEGロスレスモードと同程度の符号化効率
を実現している。なお、各ブロック毎に4ビットのデー
タ削減を行っても削減前のデータが完全に再現できるこ
とが知られている。
アダマール変換によれば、JPEGロスレスモードと同程度
の符号化効率を実現できるが、更に符号量を削減するこ
とが要望されている。したがって、本発明の目的は、符
号量を更に削減できる画像符号化方法を提供することで
ある。
ば、アダマール行列を、「Mを法とする演算(ModuloM)」
を用いてのアダマール行列H′(後述する(4)式参照)に
拡張し、このアダマール行列H′を用いてアダマール変
換を実行することにより達成される。「Mを法とする演
算(Modulo M)」は任意の整数Lを整数Mで割った余りの
数Kを扱う演算である。又、法Mは、原画像データビッ
ト長をaビットとするとき、M≧2aで、かつ、Mと2a
の最大公約数が1となるように選ぶ。このようにすれ
ば、効率良く符号化でき、演算の際のレジスタ長を削減
できるなどの利点がある。又、上記課題は本発明によれ
ば、アダマール変換により得られた変換データをN(=
m×n)で割り、商と余りをそれぞれ符号化して出力す
ることにより達成される。このようにすれば、商に注目
すると画像データの一般的な特徴から隣り合う画素間の
相関が非常に強いため、商により構成されるm×nマト
リクスの要素は殆ど同じ値となりエントロピが低下し、
符号量を削減できる。
L(N)は L(N)=2N/2・L(N/2)2 となる。例えば、2×2のマトリクスでは余りのパター
ン数は16種類となる。この事実に着目すれば、所定数
のビットでm×n行列の余りパターンを符号化でき(2
×2の場合は4ビットで符号化が可能)、符号量を更に
削減できる。また、L(N)個の余りパターンをL(N)/2
A(Aは整数)種類にまとめて符号化すれば、余りパターン
数がますます少なくなって符号量を更に削減することが
できる。
装置の構成図である。図中、11は画像をn×n画素
(たとえば2×2画素)よりなる画素ブロックに分割す
る画素ブロック分割部、12は各画素ブロックXに整数
論的アダマール変換を施す整数論的アダマール変換部、
13はアダマール変換データYを符号化する符号化部
で、たとえばハフマン符号化部である。第1実施例は、
「Mを法とする演算(Modulo M)」を用いてのアダマール
行列によりアダマール変換して画像を符号化する方法で
ある。「Mを法とする演算(Modul M)」とは、任意の整
数Lを整数Mで割った余の数Kを扱う演算である。例え
ば、M=7、L=25であれば、K=4のように求めら
れる。又、−1≡M−1(Modulo M)が恒等的に等しく
なる。さらに、原画像データのビット長がaビットの
時、M≧2aとし、且つ、Mと2aの最大公約数が1とな
るように法Mを選ぶ。
(Modulo M)」を用いてのアダマール行列の拡張H′は
Y′は Y′=H′XH′T (5) とnaる。ここで拡張された新しい変換行列H′を用い
たアダマール変換を「整数論的アダマール変換」と呼ば
れる。
(各画素それぞれにaビットのデータ長を持つ)を画素
ブロック分割部11で2×2画素のブロックに分割す
る。整数論的アダマール変換部12は、分割により得ら
れた2×2画素のデータを原画像データXとし、変換行
列H′を用いて(5)式の整数論的アダマール変換を行
い、ハフマン符号化部13は整数論的アダマール変換に
より得られた変換データYを符号化して出力する。
る符号化方法の特徴は以下のとおりである。今、原画像
の各要素のデータ長を仮にa=8ビットとすると、変換
後のデータ長は従来法で触れたように、(a+2)=1
0ビット長のデータとなる。しかし、第2実施例では法
となる数Mを257と選ぶことで、257より大きな値
を扱わない。この結果、整数論的アダマール変換後のデ
ータ長は257まで表現できれば良く、9ビットで表現
でき、従来のアダマール変換による符号化方法に比べて
1ビット少なくできる。このことは、少ないデータ長で
の演算が可能であることを意味する。信号処理用集積回
路(DSPIC)を用いて画像処理を行う場合、処理で
きるデータ長は集積回路により決定されてしまうが、第
1実施例では少ないデータ長での演算が可能であるた
め、より精度の高い演算を行うことが出来るというメリ
ットがある。
あり、21は画像をn×n画素(たとえば2×2画素)
よりなるブロックに分割する画素ブロック分割部、22
はアダマール変換部で、画素ブロックXに(1)式のアダ
マール行列H2を用いてアダマール変換を施すもの、2
3はアダマール変換により得られたn×n要素より成る
変換データYの各要素をN(=n2)で除算し、n×n
マトリクスの商行列とn×nマトリクスの剰余行列を出
力する除算部、24は商を符号化する符号化部で、たと
えばハフマン符号化部、25は余りを符号化する余り符
号化部、26は商及び余り符号化結果を合成して出力す
る符号合成部である。n×n要素で構成された原画像デ
ータXにまずアダマール変換部22で通常のアダマール
変換を施し、そこで得られた変換データYを除算部23
でN=n2で割り、商と余りに分割する。
説明する。原画像データにアダマール変換を施し、そこ
で得られた変換データYを更にN=4で割り、商と余り
に分割する。余りはYの下位2ビット、商はYの下位2
ビットを削除し2ビット右にシフトした値となる。この
様にして得られた新しいデータの内、商に注目すると画
像データの一般的な特徴から隣り合う画素間の相関が非
常に強く、ほとんどの場合、これら商により構成される
2×2マトリクスの要素は殆ど同じ値となりエントロピ
が低下する。すなわち、ハフマン符号化部24における
商の符号化に使用する符号量を少なくできる。
リクスはN=4で割った余りであるからその値は、0,
1,2,3のいずれかとなる。また、マトリクスサイズ
は2×2であるからその組み合わせ数は22×22×22
×22=28=256通りとなる。したがって、8ビット
で2×2のマトリクスで表現された余りを表現できる。
余り符号化部25はこの原理に従って、余りにより構成
される2×2のマトリクスを符号化して出力する。符号
合成部26は各符号化部から出力する商及び余りの符号
を合成して出力する。図3は第2実施例の符号量を示す
図表であり、ハフマン符号化を用いて符号化した時の1
画素あたりの符号量を図4に示す各画像(girl, lena,
moon) について示すもので、従来例と対比して示してい
る。この図より明らかなように、第2実施例によれば、
1画素当り0.7〜0.9ビットの符号量の削減ができる。
あり、図2の第2実施例と同一部分には同一符号を付し
ている。異なる点は、第2実施例の余り符号化部25に
代えて余り圧縮符号化部31を設けている点である。除
算部23から出力する余りで構成される2×2のマトリ
クスはN=4で割った余りであるため、各要素の値は、
0,1,2,3のいずれかである。また、マトリクスサ
イズは2×2であるからその組み合わせ数は22×22×
22×22=28=256通りとなる。このため、第2実
施例は8ビットで余りにより構成される2×2のマトリ
クスを符号化して出力する。ところで、アダマール変換
の性質から2×2の余り行列パターンの組み合わせは図
6に示す24=16種類に限定される。すなわち、4ビ
ットで2×2の余りマトリクスを符号化して出力でき
る。この原理に従って、余り圧縮符号化部31は4ビッ
トで余りマトリクスを符号化して出力する。符号合成部
26は各符号化部24,31から出力する商及び余りの
符号を合成して出力する。図7は第3実施例の符号量を
示す図表であり、ハフマン符号化を用いて符号化した時
の1画素あたりの符号量を図4に示す各画像(girl, le
na, moon) について示すもので、従来例と対比して示し
ている。この図より明らかなように、第3実施例によれ
ば、第2実施例より更に1画素当りの符号量の削減がで
きる。
あるが、一般にn×n次のアダマール変換で計算される
変換係数をN(=n×n)で割った剰余のパターンはあ
る決まった種類に限定される特徴があり、この特徴はど
のブロックサイズにおいても成り立つ。すなわち、ブロ
ックサイズがn×nの場合、変換係数をN(=n2)で
割った剰余についてブロック毎のパターンの種類は次式 L(N)=2N/2・L(N/2)2 (6) で計算されるL(N)種類に限定される。従って、ブロッ
クサイズがn×nの場合にもこの特徴を利用してロスレ
ス符号化を行って符号量を削減できる。
ス符号圧縮(第4実施例) ロスレス符号化、準ロスレス符号化について簡単に説明
する。ロスレス符号化(可逆符号化)とは、送信側のデ
ジタルデータと、受信側のデジタルデータとが完全に一
致する様な符号化法をいう。一般に用いられているJPEG
やMPEG等の標準化画像符号化手法は、画質をある程度犠
牲にして、そのかわりデータ量を大幅に削減して伝送時
間ないしメモリ量を削減することに観点が置かれてい
る。従って、送信前の原画像データと受信画像データが
完全に一致するということは無く、いわゆる非可逆符号
化となっている。このため、標準化された符号化手法は
非可逆符号化であり、繰り返し行われるデータの送受信
の都度、ノイズや歪みが蓄積されて、画像が劣化すると
いう欠点をもっている。一方、原画像データに若干の加
工を施して大幅にデータ量を削減するものの、それ以降
のデータの送受信に際し可逆変換が成り立つような符号
化手法があり、これを「準ロスレス符号化(準可逆符
号)」という。
余りで構成される2×2のマトリクスは、N=4で割っ
た余りであるため、各要素の値は、0,1,2,3のい
ずれかである。また、マトリクスサイズは2×2である
からその組み合わせ数は22×22×22×22=28=2
56通りとなる。このため、第2実施例では8ビットで
余りにより構成される2×2のマトリクスを符号化して
出力する。第3実施例は、アダマール変換の性質から実
際に余りにより構成される2×2のマトリクスの組み合
わせは図6に示す24=16種類に限定されることに着
目し、4ビットで余りにより構成される2×2のマトリ
クスを符号化して出力する。尚、図6に示す0〜15の
16種類の余りのパターンをパターン1〜パターン15
という。
つかを他のパターンで近似し、その際の符号化画像の誤
差を最小にできれば、更に少ないビット数で余りにより
構成される2×2のマトリクスを符号化して出力でき
る。16種類の余りのパターンを他のパターンで近似し
た場合、符号化画像への影響として以下の特徴があるこ
とが判明した。すなわち、 ・パターン0〜6はパターン8に、パターン9〜15は
パターン7に近似した場合、符号化画像の誤差が最小に
なる、 ・ペアの偶数同士あるいはペアの奇数同士は同じパター
ン(例えば、パターン2と10,パターン4と12,パ
ターン1と9、パターン5と13など)に近似した場
合、誤差が最小になる、という特徴がある。以上の特徴
を考慮して、余りにより構成される上記16種類のマト
リクスを代表的な16/2A種類(A=1,2,3,4の
いずれか)にまとめて符号化することで、更にデータ量
の削減が可能となる。これがアダマール変換を用いた準
ロスレス変換である。
/24種類)、2種類(1/23種類)、4種類(1/2
2種類)、8種類(1/2種類)にまとめる場合の代表
パターン決定法を示す説明図である。 1種類:パターン7,8のどちらか(実際は全てパタ
ーン8) 2種類:パターン7,8 4種類:パターン7,8と出現頻度の多いパターン2
種類。例えば、 girl→0,13,lena,moon→0,6 8種類:パターン7,8と出現頻度の多いパターン6
種類。例えば、 girl→0,9,11,13,14,15 lena→0,1,3,5,6,12 moon→0,1,2,6,9,14 である。
て、余りパターンが、(1) 代表パターンであればそのま
ま、(2) 代表パターンでなくペアとなっている他方が代
表パターンであれば該ペアのパターンで近似、(3) それ
以外はパターン0〜6はパターン8に、パターン9〜1
5はパターン7で近似する。例えば、8種類のパターン
0,7,9,11.13,14,15で近似する場合、 パターン 0→パターン0 パターン 1→パターン9 パターン 2→パターン8 パターン 3→パターン11 パターン 4→パターン8 パターン 5→パターン13 パターン 6→パターン14 パターン 7→パターン7 パターン 8→パターン8 パターン 9→パターン9 パターン10→パターン7 パターン11→パターン11 パターン12→パターン7 パターン13→パターン13 パターン14→パターン14 パターン15→パターン15 にそれぞれ近似する。
6種類)および8種利、4種類、2種類、1種類まで省
略した準ロスレス符号化における1画素当りの符号量と
S/N比を示す実験結果説明図であり、図4に示した3
つの画像girl, lena, moonのについて、1画素当りの符
号量とS/N比を示している(カッコ内数値はS/N比
である)。この実験結果より省略の度合いを16種類、
→8種類、→4種類→1種類と強めるに従って、符号量
の削減効果が大きくなっていることがわかる。
較するための実験結果説明図であり、横軸に1画素当り
のビット数、縦軸にS/N比を示している。実線は画像
girlの場合、点線は画像lenaの場合、一点鎖線は画像mo
onの場合である。この図10より、同じ符号量では,JPE
Gよりも第4実施例の方が良好な復元画像が得られるこ
とがわかる。以上では2×2のブロックサイズについて
説明したが、4×4ブロックサイズについても同様の手
法により準ロスレス符号化を実現できる。以上、本発明
を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載
した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発
明はこれらを排除するものではない。
「Mを法とする演算(Modulo M)」を用いてアダマール行
列H′((4)式参照)に拡張し、このアダマール行列H′
を用いてのアダマール変換を実行するようにしたから、
効率良く符号化でき、演算の際のレジスタ長を削減でき
るなどの利点がある。又、本発明によれば、アダマール
変換により得られた変換データをN(=m×n)で割
り、商と余りをそれぞれ符号化して出力するようにした
から、商により構成されるm×nマトリクスの要素は殆
ど同じ値となりエントロピが低下し、符号量を削減でき
る。又、本発明によれば、m×n行列の余りのパターン
数L(N)は L(N)=2N/2・L(N/2)2 となることに着目し、より少ないビット数でm×n行列
の余りパターンを符号化でき、符号量を更に削減でき
る。また、本発明によれば、L(N)個の余りパターンを
L(N)/2A(Aは整数)種類にまとめて符号化するように
したから、余りパターン数がますます少なくなって符号
量を更に削減することができる。
の構成図である。
である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 画像を複数の画素よりなる画素ブロック
に分割し、各画素ブロックにアダマール行列を用いてア
ダマール変換を施し、得られた変換データを符号化して
出力する画像符号化方法において、 アダマール行列を、「Mを法とする演算(Modulo M)」を
用いての次式のアダマール行列H′に拡張し、 【数1】 (ただし、「Mを法とする演算(Modulo M)」は任意の整
数Lを整数Mで割った余りの数Kを扱う演算であり、
又、法Mは、原画像データビット長をaビットとすると
き、M≧2aで、かつ、Mと2aの最大公約数が1となる
ように選ぶ) このアダマール行列H′を用いてアダマール変換を実行
することを特徴とする画像符号化方法。 - 【請求項2】 画像をm×n画素画素よりなる画素ブロ
ックに分割し、各画素ブロックにアダマール変換を施
し、得られた変換データを符号化して出力する画像符号
化方法において、 アダマール変換により得られた変換データをN(=m×
n)で割り、 商と余りをそれぞれ符号化して出力することを特徴とす
る画像符号化方法。 - 【請求項3】 m×n行列の余りのパターン数L(N)を L(N)=2N/2・L(N/2)2 とし、L(N)個の各パターンを符号化して出力すること
を特徴とする請求項2記載の画像符号化方法。 - 【請求項4】 前記L(N)個の余りパターンを、L(N)/
2A(Aは整数)種類に近似して符号化することを特徴とす
る請求項3記載の画像符号化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14904298A JP3796354B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 画像符号化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14904298A JP3796354B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 画像符号化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11338853A true JPH11338853A (ja) | 1999-12-10 |
JP3796354B2 JP3796354B2 (ja) | 2006-07-12 |
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ID=15466388
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14904298A Expired - Fee Related JP3796354B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 画像符号化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3796354B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7188132B2 (en) | 2001-12-25 | 2007-03-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Hadamard transformation method and apparatus |
JP2009105838A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-05-14 | Sony Corp | 符号化方法及び装置、並びにプログラム |
US9098107B2 (en) | 2012-11-12 | 2015-08-04 | Fujitsu Limited | Proximity determination method, proximity determination device, and proximity determination system |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP14904298A patent/JP3796354B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009105838A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-05-14 | Sony Corp | 符号化方法及び装置、並びにプログラム |
US9098107B2 (en) | 2012-11-12 | 2015-08-04 | Fujitsu Limited | Proximity determination method, proximity determination device, and proximity determination system |
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---|---|
JP3796354B2 (ja) | 2006-07-12 |
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