JP2001086506A - 画像符号化装置及び方法 - Google Patents

画像符号化装置及び方法

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JP2001086506A JP26268799A JP26268799A JP2001086506A JP 2001086506 A JP2001086506 A JP 2001086506A JP 26268799 A JP26268799 A JP 26268799A JP 26268799 A JP26268799 A JP 26268799A JP 2001086506 A JP2001086506 A JP 2001086506A
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の監視用画像コーデックは、背景画像は
殆ど変化しないとの前提に立っており、背景画像が変化
すると人物画像の検出精度が下がり、後段のDCT符号
化で多くの符号化ビットが発生し、符号化効率が低下し
ていた。 【解決手段】 特定領域画像抽出部3はフレームメモリ
2から読み出された所定時間前のデジタル画像102と
現在のデジタル画像101から特定領域画像を抽出す
る。ウェーブレット変換部4から出力された変換係数1
04は量子化部5において量子化される。係数操作部6
は特定領域画像に対応する量子化係数と、特定領域を除
く画像に対応する量子化係数に対して別々のスケールア
ップ操作を施す。ビットプレーンスキャニング部7は、
係数操作部6からの量子化係数を複数層のビットプレー
ン上に展開してスキャニングする。エントロピー符号化
部8はビットプレーン毎の係数にエントロピー符号化を
施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の効率的伝送
もしくは蓄積を行うシステムに供することのできる画像
符号化装置及び方法に関するものであり、特にウェーブ
レット変換を用いた画像符号化装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像を高能率符号化して伝送もしくは蓄
積するシステムの具体的な応用例として、監視用画像コ
ーデック(符号化・復号化器、及び伝送装置)や、デジ
タルカメラ(動画カムコーダやスチルカメラ)、又はこ
れらの手段を実現したカスタムチップやDSP等があ
る。
【0003】例えば、従来の監視用画像コーデックで
は、監視カメラで捕らえた画像のフレーム間の相関を利
用して、フレーム間予測を行い符号化を行っていた。国
際電気通信連合電気通信標準化部門(International Te
lecommunication Union-Telecommunication Standardiz
ation Sector、ITU-T)によりTV電話・TV会議用途に標
準化されたH.261やH.263の国際標準の動画符号化方式を
用いたコーデックも存在している。関連技術としては、
例えば特開平7−30888号公報に開示されている「動画像
送信装置及び動画像受信装置」がある。
【0004】この発明に係る動画像送信装置(符号化装
置)は、背景画像を記憶する背景メモリ手段と、当該背
景メモリ手段を参照し、送信しようとする動画像から非
背景部分を抽出する非背景抽出手段と、当該非背景抽出
手段により抽出した非背景画像を符号化する符号化手段
とから構成されている。これらの手段によって、人物画
像等の非背景画像を抽出し、それを直接または動き補償
予測を行ってから符号化するので、伝送符号量を大幅に
削減することが出来る。一方、受信装置側の背景メモリ
手段には、伝送される動画像とは無関係な画像を背景と
して記憶できるので、復号化画像に任意の背景を合成出
来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、背景画像は殆ど変化しないとの前提に立ってお
り、背景画像が変化すると人物画像の検出精度が下が
り、後段のDCT(離散コサイン変換:Discrete Cosin
e Transform)符号化で多くの符号化ビットが発生し
て、符号化効率が低下するという問題点があった。
【0006】更に、人物画像だけのフレーム間動き補償
予測手段は、多くの計算時間を要する問題点があり専用
のLSI等が必要となる。
【0007】本発明は以上の様な課題を鑑みたものであ
り、圧縮率が高く、且つ伝送ビットレートを低くしなけ
ればならない場合においても、人物画像の画質を優先し
て符号化することで、実用性を失わない画像符号化装置
及び方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像符号化
装置は、上記課題を解決するために、画像を入力する画
像入力手段と、上記画像入力手段から入力された現在の
入力画像と所定の画像に基づいて特定領域画像を抽出す
る特定領域画像抽出手段と、上記現在の入力画像をウェ
ーブレット変換するウェーブレット変換手段と、上記ウ
ェーブレット変換手段で生成されたウェーブレット変換
係数の内、上記特定領域画像抽出手段で抽出された特定
領域画像に対応した係数と、特定領域画像を除く画像に
対応した係数とに対し別の操作を施す係数操作手段と、
上記係数操作手段で操作された係数をエントロピー符号
化する手段とを備えることを特徴とする。
【0009】この画像符号化装置において、特定領域画
像抽出手段は、現在の符号化対象入力画像と、所定の画
像との差分から、特定領域画像を抽出する。ウェーブレ
ット変換手段は、入力画像をウェーブレット変換して変
換係数を出力する。係数操作手段は、特定領域画像とそ
れを除く画像とで、異なる係数の操作を行う。エントロ
ピー符号化手段は、上記係数を情報源符号化することで
符号化ビットストリームを生成する。
【0010】本発明に係る画像符号化方法は、上記課題
を解決するために、現在の入力画像と所定の画像に基づ
いて特定領域画像を抽出する特定領域画像抽出工程と、
上記現在の入力画像をウェーブレット変換するウェーブ
レット変換工程と、上記ウェーブレット変換工程で生成
されたウェーブレット変換係数の内、上記特定領域画像
抽出工程で抽出された特定領域画像に対応した係数と、
特定領域画像を除く画像に対応した係数とに対し別の操
作を施す係数操作工程と、上記係数操作工程で操作され
た係数をエントロピー符号化する符号化工程とを備える
ことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像符号化装
置及び方法の実施の形態について図面を参照しながら説
明する。
【0012】本発明の第1の実施の形態となる、特定領
域(Region of Interest:ROI)のエンハンス機能付き
画像符号化装置を図1に示す。この画像符号化装置は、
主に監視用画像コーデックに適用される。またそれ以外
にも電子スチルカメラやビデオムービ等で必要になる画
像圧縮装置に応用することが出来る。
【0013】この画像符号化装置は、画像を入力する撮
像素子を備えたカメラ1と、このカメラ1からの入力画
像を記憶・保持するフレームメモリ2と、特定領域画像
を抽出する特定領域画像抽出部3と、現在の入力画像を
ウェーブレット変換して変換係数を出力するウェーブレ
ット変換部4と、ウェーブレット変換部4が出力した変
換係数を量子化して量子化係数を出力する量子化部5
と、上記特定領域画像に対応した量子化係数と特定領域
を除いた画像に対応した量子化係数に対して例えば別々
のスケールアップ処理を施す係数操作部6と、係数操作
部6からの量子化係数を複数層のビットプレーン上に展
開してスキャニングするビットプレーンスキャニング部
7と、このビットプレーンスキャニング部7からのビッ
トプレーン毎の係数にエントロピー符号化を施して符号
化ビットストリームを生成するエントロピー符号化部8
とを備えてなる。
【0014】この図1に示す画像符号化装置において、
撮像画像100はカメラ1に取り込まれ、デジタル化さ
れた画像101とされる。この現在の画像フレームであ
るデジタル画像101は、ウェーブレット変換部4で変
換符号化されて変換係数104とされる。また、デジタ
ル画像101は一方で、フレームメモリ2に入力し、所
定時間だけ記憶・保持される。さらに、デジタル画像1
01は特定領域画像抽出部3にも入力する。特定領域画
像抽出部3はフレームメモリ2から読み出された所定時
間前のデジタル画像102と現在のデジタル画像101
とから、特定領域画像を抽出する。ここで抽出された特
定領域画像の位置情報103は、後段の処理のために、
係数操作部6に送られる。
【0015】なお、2つの画像から特定領域画像とそれ
以外の背景画像とを分割するには、先に述べた特開平7
−030888号公報で開示されている、一定以上の画
素変化のある部分を特定領域画像として検出する手段を
用いても良い。
【0016】ウェーブレット変換部4から出力された変
換係数104は量子化部5において量子化され、量子化
係数105が出力される。ここで量子化手段としては、
通常用いるスカラー量子化(下記:式1)を用いれば良
い。
【0017】Q=x/Δ (式1) この式1において、xはウェーブレット変換係数値、Δ
は量子化インデックス値である。
【0018】上記スカラ量子化等によって得られた量子
化係数105に対して係数操作部6では後述の係数操作
が行われて、その結果の量子化係数106は、ビットプ
レーン・スキャニング部7に入力する。ビットプレーン
・スキャニング部7が後述するように出力した各ビット
プレーン毎の係数群107は、最後にエントロピー符号
化部8で符号化されて、符号化ビットストリーム108
が送出される。尚、エントロピー符号化部8で用いられ
る符号化手段としては、可変長符号化手段の他、効率の
良い算術符号化手段があるが、これらのエントロピー符
号化手段については、各研究機関より研究成果が報告さ
れており、それらを用いれば良い。
【0019】以上が、この第1の実施の形態の画像符号
化装置の基本構成及び動作である。以下、各部分の詳細
を説明する。
【0020】先ず、ウェーブレット変換部4の構成及び
動作について説明する。通常のウェーブレット変換部4
の構成図として、図2が挙げられる。これは、幾つかあ
る手法の中で最も一般的なウェーブレット変換であるオ
クターブ分割を複数レベルに亘って行う構成例を示して
いる。尚、この図2の場合はレベル数が3(レベル1〜
レベル3)であり、画像信号を低域と高域に分割し、且
つ低域成分のみを階層的に分割する構成を取っている。
また図2では、便宜上1次元の信号(例えば画像の水平
成分)についてのウェーブレット変換を例示している
が、これを2次元に拡張することで2次元画像信号に対
応することができる。
【0021】次に動作について説明する。図2に示すウ
ェーブレット変換部への入力画像信号115は、ローパ
スフィルタ21(伝達関数H0(z))とハイパスフィ
ルタ22(伝達関数H1(z))とによって帯域分割さ
れ、得られた低域成分と高域成分は、それぞれ対応する
ダウンサンプラ23、23によって、解像度がそれぞれ
2分の1倍に間引かれる(レベル1)。この時の出力が
L成分116とH成分117の2つである。ここで、上
記LはLowで低域、HはHighで高域を示す。この図2の
ローパスフィルタ21、ハイパスフィルタ22、及び2
個のダウンサンプラ23,23によってレベル1の回路
部が構成されている。
【0022】上記ダウンサンプラ23,23によりそれ
ぞれ間引かれた信号の内の低域成分、すなわち上部に記
載のダウンサンプラ23からの信号のみが、さらに、レ
ベル2の回路部を構成するローパスフィルタ24及びハ
イパスフィルタ25によって帯域分割され、それぞれに
対応するダウンサンプラ26,26によって、解像度を
それぞれ2分の1倍に間引かれる(レベル2)。この時
の出力がLL成分118とLH成分119の2つである。
【0023】そして低域成分(LL成分118)のみが再
びローパスフィルタ27とハイパスフィルタ28とによ
って帯域分割され、ダウンサンプラ29、29によっ
て、解像度をそれぞれ2分の1倍に間引かれる。ここま
でがレベル3である。このように上記処理を所定のレベ
ルまで行うことで、低域成分を階層的に帯域分割した帯
域成分が順次生成されていくことになる。レベル3で生
成された帯域成分は、LLL成分120とLLH成分121で
ある。LLL成分120は出力端子30から、LLH成分12
1は出力端子31から、LH成分119は出力端子32か
ら、H成分117は出力端子33から外部に導出され
る。このようにレベル3まで帯域分割した結果、LLL成
分120、LLH成分121、LH成分119、H成分117
が生成されている。
【0024】次に、図3は、レベル2まで2次元画像を
帯域分割した結果得られる帯域成分を図示したものであ
る。この図3でのL及びHの表記法は、1次元信号を扱っ
た図2でのL及びHの表記法とは異なる。即ち、図3で
はまずレベル1の帯域分割(水平・垂直方向)により4
つの成分LL、LH、HL、HHに分かれる。ここでLLは水平・
垂直成分が共にLであること。LHは水平成分がHで垂直成
分がLであることを意味している。次に、LL成分は再度
帯域分割されて、さらにLLLL、LLHL、LLLH、LLHHが生成
される。以上が、ウェーブレット変換の基本概念であ
る。
【0025】次に、ビットプレーン・スキャニング部7
の詳細な動作について説明する。図4は、縦4ライン、
横4画素から成るビットプレーンの例であり、(a)の2
進数表現で示される様に、この16個の係数で、最大値は
+13、最小値は−6である。上記最大値と、最小値の
他、+3を除くと残りの係数はすべて0である。これら
の係数値をビットプレーン表現したものが(b),(c)であ
り、4層から成るビットプレーンが出来る。(b)は係数
の絶対値(Magnitude Planes)、(c)は係数の符号(Sig
n Plane)(+/-)を意味している。
【0026】次に、これら4層から成るビットプレーン
の係数をスキャニングする。図4の(b)で示した様に、
同一層のビットプレーン内では係数の左上から右下方向
にスキャンを行い、これをMSB(Most Significant Bit)
からLSB(Least SignificantBit)に向かってスキャンし
て行く。この時のスキャニング法を、例えば図5で図示
する様に、ウェーブレット分割された各バンド毎に、同
様にして左から右(水平方向)、上から下(垂直方向)
にスキャニングすれば良い。
【0027】また、これ以外にも、図6に示すように、
異なる帯域(バンド)間の同一周波数に属する係数を順
番に走査する手段もあり、同等の効果を奏する。図6
は、ウェーブレット変換の特徴である解像度の異なる周
波数成分は相関が高い、という性質を利用したものであ
る。図5と図6との相違点は、言うまでもなく、図5が
各バンド内部でスキャニングが独立して行われるのに対
し、図6ではバンド間に跨ってスキャニングが行われる
点である。
【0028】以上の様に、ビットプレーン中の係数値は
すべて2進数表現されているので、各階層では1か0し
か存在しない。従って、上記エントロピー符号化部8で
は、各ビットプレーン毎に2値の算術符号化手段を用い
ることが出来る。その結果、圧縮効率を上げることがで
きる。
【0029】続いて、係数操作部6の動作について詳細
に説明する。図7は、実際に特定領域ROI画像に相当
する量子化係数(図7にてハッチング表現されている部
分)と、特定領域を除く画像に相当する量子化係数(図
7でハッチングされていない領域)とを、3つのサブバ
ンド(subband0,subband1,subband2)毎に異なる係数で
操作した具体例を示した図である。まず図7の(a)につ
いて述べる。この(a)のケースは、何も操作をしない最
初の状態を意味している。尚、特定領域画像の係数情報
は、特定領域画像抽出部3が出力する特定領域画像の位
置情報103を用いて容易に取り出すことができる。
【0030】一方、図7の(b)ではSビット分だけ、特定
領域画像に相当する量子化係数をMSB方向にシフトした
結果を示している。この結果が意味するものは、言うま
でも無く、特定領域画像に相当する画素が強調された形
になるので、特定領域画像がそれ以外の画像よりも画質
が高くなる。すなわち、係数操作部6では、ウェーブレ
ット分割によって得られたサブバンド毎に、ビットプレ
ーン上のビットをMSB方向にビットシフトする。
【0031】以上の構成及び動作によって、第1の実施
の形態の画像符号化装置は、特定領域画像の係数値をス
ケールアップし、画像全体の中で被写体画像の画質を高
くすることが出来る。
【0032】なお、上記第1の実施の形態では、特定領
域画像の画質を高くするために、特定領域画像の係数値
をスケールアップする手段を取っているが、特定領域画
像を隠匿する、見えなくする、ボカす等の操作が目的の
場合には、逆に特定領域画像を除く画像の係数値をスケ
ールアップすることで、特定領域画像以外の画質を高く
し、相対的に特定領域画像の画質を落とすことも出来
る。
【0033】次に、本発明の第2の実施の形態となる画
像符号化装置について説明する。この第2の実施の形態
は図8に示すように、上記図1に示した画像符号化装置
の係数操作部6とビットプレーンスキャニング部7との
間に係数切り捨て部9を設けた構成である。この係数切
り捨て部9は、ウェーブレット分割によって得られたサ
ブバンド毎に、ビットプレーン上のLSBから数えて所定
のビット数だけビットプレーンを切り捨てる。
【0034】上記第1の実施の形態では、特定領域画像
の係数値、または特定領域画像を除く画像の係数値を係
数操作部6でスケールアップした。すなわち、図7の
(a)では、Subband0で5階層、Subband1で4階層、Subba
nd2で3階層から成るビットプレーンが、(b)では被写体
画像の係数だけSビット、シフトアップされた結果、す
べてのSubbandでS階層分だけビットプレーンが増えてし
まう。従って、このままこれらの係数を、前述のビット
プレーン・スキャニング部7を経て、符号化すると符号
量が増大する。
【0035】一方、図8で示す様に、係数操作部6の後
段に係数切り捨て部9を設けると、動作としては、LSB
からSビット分のビットプレーンを切り捨てることにな
るので、符号量の増大も抑制でき、かつ特定領域画像だ
けを強調して高画質化が実現できる。
【0036】これを示した図が図9である。図7の(b)
のビットプレーンのLSBから下位Sビット分(この場合は
S=3)だけ、ビットプレーンの係数を切り捨てると、(c)
のビットプレーンが生成される。従って、これにより、
特定領域画像の画質を高くしながら、全体の符号量を、
図7の(a)の場合と同等に抑えることが出来る。
【0037】このように、係数操作部6、エントロピー
符号化部8、ビットプレーン・スキャニング部7、及び
係数切り捨て部9では、すべてのビット操作をビットプ
レーン上で行っている。
【0038】次に、本発明の第3の実施の形態となる画
像符号化装置について説明する。この第3の実施の形態
は図10に示すように、上記図1に示した画像符号化装
置のエントロピー符号化部8の後段に、符号量計算部1
0と、さらにその後段にビットシフト数決定部11を備
えたものである。
【0039】符号量計算部10は、符号化ビットストリ
ーム113の符号量をカウントする作用があり、特定領
域画像とそれ以外の画像の符号化ビット発生量を、それ
ぞれ算出する。
【0040】ビットシフト数決定部11は、符号量計算
部10で算出した特定領域画像とそれ以外の画像の符号
化ビット発生量から、特定領域画像に対するビットシフ
ト数を決定して、これを係数操作部6に送出する。
【0041】この後、係数操作部6では特定領域画像に
だけ前述したようにビットシフト操作によるスケールア
ップを行う。
【0042】尚、一般には、特定領域画像とそれ以外の
画像の符号化ビット発生量がほぼ同等で、特定領域画像
をより強調したい場合は、その強調度に応じて、ビット
シフト数を決めれば良く、逆に特定領域画像の符号化ビ
ット発生量がかなり大きい場合には、ビットシフト数を
小さい値に設定する等の操作を行えば良く、同ビットシ
フト数決定部11には、自由度が大きく存在する。
【0043】他方、ビットシフト数決定部11は、特定
領域画像とそれ以外の画像の双方に対して別々にビット
シフト数を決め、係数操作部6で別々にスケールアップ
させてもよい。これは、両者の画質のバランスを取る場
合に有効であって、例えば特定領域画像を3ビット、特
定領域画像を除く画像を1ビットだけシフトさせる等の
操作がある。
【0044】次に、本発明の第4の実施の形態となる画
像符号化装置について説明する。この第4の実施の形態
は図11に示すように、上記図10に示した第3の実施
の形態の画像符号化装置の係数操作部6とビットスキャ
ニング部7との間に係数切り捨て部9を設けたものであ
る。
【0045】上記第3の実施の形態では、係数操作部6
に、ビットシフト数決定部11から出力するビットシフ
ト数は一度決定して終了していた。しかし、目標とした
符号量に1度で収束することは現実には多くなく、漸近
させる操作が必要になる。
【0046】そこで、この第4の実施の形態は、係数操
作部6とビットプレーン・スキャニング部7との間に係
数切り捨て部9を挿入することにより、目標符号量と実
際の発生符号量113とを、符号量計算部10で常時比
較し、ある閾値まで両者の数値が近くなる迄、同図のエ
ントロピー符号化部8からビットシフト数決定部11、
そして係数操作部6からビットプレーン・スキャニング
部7に至るループを巡回させる。
【0047】例えば、実際の発生符号量が大きく、削減
したい場合には、係数切り捨て部9でLSBから下位数ビ
ット分に相当するビットプレーンを切り捨てる操作を行
えば良い。この操作を継続して行うことで、目標値にな
った所ですべての処理を打ち切り、この時の符号化ビッ
トストリーム108を送出すれば良い。
【0048】一方、符号量に余裕がある場合で、かつ被
写体画像の画質も十分に保たれている際には、係数操作
部6を省略することも考えられる。
【0049】次に、本発明の第5の実施の形態となる画
像符号化装置について説明する。ウェーブレット変換部
4のフィルタバンクのフィルタ係数が整数の場合であ
る。この第5の実施の形態は図12に示すように、上記
図1に示した第1の実施の形態の画像符号化装置の量子
化部5を削除し、その代わりに係数切り捨て部9を設け
た構成となる。
【0050】上記第1〜第4の実施の形態までは特に断
わらなかったが、通常ウェーブレット・フィルタ係数は
下記のように、浮動小数点精度を持ったものを多用す
る。(1)の低域フィルタLowpassと、(2)の高域フィ
ルタHighpassの係数がそれぞれ有り、図2で示した様
に、ウェーブレット分割を行う。
【0051】 [Floating Filter(9×7)] Lowpass = [2.6749e-02,-1.6864e-02,-7.8223e-02,2.66864e-01,6.0294 9e-01,2.66864e-01,-7.8223e-02,-1.6864e-02, 2.6749e-02 ] (1) Highpass =[-4.5636e-02,2.8772e-02, 2.95636e-01, -5.57543e-01,2.9 5636e-01, 2.8772e-02,-4.5636e-02 ] (2) この時、例えば図1ではウェーブレット変換係数104
の値も浮動小数点の精度になるので、量子化部5で量子
化して、整数精度にする必要があった。他方、下記の様
に、元々フィルタ係数が整数である場合には、量子化部
5を備える必要は必ずしも無く、同じ個所に例えば係数
切り捨て部9を備えることにより、目標符号量で符号化
を行うことが出来る。この場合、量子化部を省略すれば
係数106まではロスレスであることは言うまでもな
い。この第5の実施の形態は、図10、図11に示した
画像符号化装置にも適用できる。
【0052】 [Integer Filter(9×7)] Lowpass = [ 1, 0, -8, 16, 46, 16, -8, 0, 1 ]/26 (3) Highpass = [ 1, 0, -9, 16, -9, 0, 1 ]/24 (4) 以上、本発明の第1〜第5の実施の形態となる画像符号
化装置について説明した。次に、これらの画像符号化装
置で符号化され、伝送されてきた符号化ビットストリー
ムを復号する復号装置の具体例について説明する。
【0053】この復号装置の具体例の構成を図13に示
す。この図13において、復号装置は、符号化ビットス
トリームを入力又は読み出してエントロピー復号するエ
ントロピー復号化部35と、エントロピー復号された量
子化係数をサブバンド毎のビットプレーンに直すビット
プレーン・逆スキャニング部36と、ビットプレーン情
報をウェーブレット変換係数に直す逆量子化部37と、
ウェーブレット変換係数を逆変換するウェーブレット逆
変換部38とを有して構成されている。
【0054】次に動作について説明する。符号化ビット
ストリーム108を入力したエントロピー復号化部35
では、所定の手段によってエントロピー復号を行い、符
号化ビットストリーム108を量子化係数109に戻
す。この時のエントロピー復号化の手段は、既に述べた
エントロピー符号化の手段と対応したものである必要が
ある。なお、エントロピー復号手段としては、可変長復
号手段や算術復号手段がある。
【0055】量子化係数109は、ビットプレーン・逆
スキャニング部36で、サブバンド毎のビットプレーン
に直される。このビットプレーン情報110は、逆量子
化部37で、再度ウェーブレット変換係数111に変換
される。ここで、逆量子化手段としては通常用いるスカ
ラー逆量子化(下記:式2)を用いればよい。
【0056】x=Q xΔ (式2) ここで、Qは量子化係数値、Δは量子化インデックス値
である。
【0057】ウェーブレット変換係数111は、ウェー
ブレット逆変換部38で逆変換されて、復号化画像11
2が出力される。
【0058】図14にはウェーブレット逆変換部38の
構成を示す。図2を用いて説明したウェーブレット変換
の出力である各帯域成分、LLL成分120、LLH成分12
1、LH成分119、H成分117を、入力端子40、入
力端子41、入力端子42、入力端子43から入力する
と、まずLLL成分120及びLLH成分121が、それぞれ
アップサンプラ44、44によって2倍の解像度にアッ
プサンプルされる。引き続いて低域成分はローパスフィ
ルタ45、高域成分はハイパスフィルタ46によってフ
ィルタリングされて加算器47において、両者の帯域成
分が合成される。ここまででレベル3の逆変換が完了し
て、帯域成分LL118が得られる。次に、上記帯域成分
LL118と入力端子42からのLH成分119がそれぞれ
アップサンプラ48、48によって2倍の解像度にアッ
プサンプルされ、引き続いて低域成分はローパスフィル
タ49、高域成分はハイパスフィルタ50によってフィ
ルタリングされて加算器51において両者の帯域成分が
合成される。ここまででレベル2の逆変換が完了して、
帯域成分L116が得られる。次に、上記帯域成分L11
6と入力端子43からのH成分117がそれぞれアップ
サンプラ52、52によって2倍の解像度にアップサン
プルされ、引き続いて低域成分はローパスフィルタ5
3、高域成分はハイパスフィルタ54によってフィルタ
リングされて加算器55において両者の帯域成分が合成
される。ここまででレベル1の逆変換が完了して、出力
端子56から最終的な逆変換後の復号信号115が出力
されることになる。以上が、通常のウェーブレット逆変
換の基本構成、及び動作である。
【0059】
【発明の効果】以上、本発明によれば、特定領域画像を
検出し、画像をウェーブレット変換して、生成されたウ
ェーブレット変換係数の中から、被写体画像のウェーブ
レット変換係数をビットシフトすることによって、特定
領域画像の画質を向上させることができる。
【0060】また、ビットシフト・アップした後、所定
のビット数だけビットプレーンを切り捨てることによっ
て、全体の符号量を同等に抑えながら符号化出来る。
【0061】また、ビットプレーンを切り捨てる際のビ
ット数を変えながら、発生符号量を目標符号量に漸近さ
せることが出来る、符号化制御を可能とする。
【0062】また、特定領域画像とそれ以外の画像とに
対し、ビットシフトのビット数を変えることで、両者の
画質制御を可能とする。
【0063】また、特定領域画像以外の係数をビットシ
フト・アップして、全体のビットプレーンを所定ビット
数分だけ切り捨てることで、被写体画像を隠蔽、ボカす
等を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態としての画像符号化
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】通常のウェーブレット変換部の概略構成(レベ
ル3まで)を示すブロック図である。
【図3】2次元画像の帯域分割(分割レベル=2)を説
明するための図である。
【図4】ビットプレーンの説明図である。
【図5】係数のスキャニング方向に関する説明図であ
る。
【図6】係数のスキャニング方向に関する他の説明図で
ある。
【図7】特定領域画像のビットプレーンのシフトアップ
に関する説明図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態としての画像符号化
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図9】切り捨て後のビットプレーンの説明図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態としての画像符号
化装置の概略構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態としての画像符号
化装置の概略構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態としての画像符号
化装置の概略構成を示すブロック図である。
【図13】画像復号装置の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図14】通常のウェーブレット逆変換部の概略構成
(レベル3まで)を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラ、2 フレームメモリ、3 特定領域画像抽
出部、4 ウェーブレット変換部、5 量子化部、6
係数操作部、7 ビットプレーンスキャニング部、8
エントロピー符号化部、9 係数切り捨て部、10 符
号量計算部、11 ビットシフト数決定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK01 MA24 MA35 MA37 MB04 MB12 MC01 MC11 NN24 NN41 PP27 PP28 PP29 SS07 SS14 SS15 TA60 TA66 TB13 TB18 TC13 TC18 UA02 UA31 5C078 BA53 BA64 CA02 DA00 DA01 DB00 DB07 5J064 AA02 BA09 BA13 BA16 BC01 BC02 BC16 BD01 9A001 BB02 BB03 BB04 CC02 EE02 EE04 EE05 HH27 HH28 HH30 JJ12 JZ44 KK37 KK42 KZ60 LZ03

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を入力する画像入力手段と、 上記画像入力手段から入力された現在の入力画像と所定
    の画像に基づいて特定領域画像を抽出する特定領域画像
    抽出手段と、 上記現在の入力画像をウェーブレット変換するウェーブ
    レット変換手段と、 上記ウェーブレット変換手段で生成されたウェーブレッ
    ト変換係数の内、上記特定領域画像抽出手段で抽出され
    た特定領域画像に対応した係数と、特定領域画像を除く
    画像に対応した係数とに対し別の操作を施す係数操作手
    段と、 上記係数操作手段で操作された係数をエントロピー符号
    化する手段とを備えることを特徴とする画像符号化装
    置。
  2. 【請求項2】 上記ウェーブレット変換手段が浮動小数
    点精度のフィルタバンクから構成されるとき、上記ウェ
    ーブレット変換手段で生成されたウェーブレット変換係
    数を量子化する量子化手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載の画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 上記係数操作手段は上記特定領域画像に
    対応した係数に対して、係数値をスケールアップするこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 上記係数操作手段は上記特定領域画像を
    除く画像に対応した係数に対して、係数値をスケールア
    ップすることを特徴とする請求項1記載の画像符号化装
    置。
  5. 【請求項5】 上記所定の画像として所定時間前の画像
    を記憶している画像記憶手段を備え、上記特定領域画像
    抽出手段は上記画像入力手段からの現在の入力画像と上
    記画像記憶手段からの上記所定時間前の画像を用いて特
    定領域画像を抽出することを特徴とする請求項1記載の
    画像符号化装置。
  6. 【請求項6】 上記特定領域画像抽出手段は、動き検出
    により検出された領域を特定領域画像とすることを特徴
    とする請求項1記載の画像符号化装置。
  7. 【請求項7】 上記所定の画像として初期画像を記憶し
    ている画像記憶手段を備え、上記特定領域画像抽出手段
    は上記画像入力手段からの現在の入力画像と上記画像記
    憶手段からの上記初期画像を比較して上記特定領域画像
    を抽出することを特徴とする請求項1記載の画像符号化
    装置。
  8. 【請求項8】 上記係数操作手段の後段に上記ウェーブ
    レット変換係数をスキャニングするスキャニング手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載の画像符号化装
    置。
  9. 【請求項9】 上記係数操作手段の後段に上記量子化係
    数をスキャニングするスキャニング手段を備えることを
    特徴とする請求項2記載の画像符号化装置。
  10. 【請求項10】 上記係数操作手段の後段に係数切り捨
    て手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像符
    号化装置。
  11. 【請求項11】 上記エントロピー符号化手段の後段に
    符号量を計算する符号量計算手段と、この符号量計算手
    段で計算した符号量に基づいて上記係数操作手段に供給
    される係数に対して係数値をスケールアップするときの
    ビットシフト数を決定するビットシフト数決定手段とを
    備えることを特徴とする請求項1記載の画像符号化装
    置。
  12. 【請求項12】 上記係数操作手段の後段に係数切り捨
    て手段を備え、上記エントロピー符号化手段からビット
    シフト数決定手段に至る処理を、目標の符号量に収束す
    るまで繰り返すことを特徴とする請求項11記載の画像
    符号化装置。
  13. 【請求項13】 上記ビットシフト数決定手段は、上記
    特定領域画像に対応する係数をスケールアップするとき
    のビットシフト数を決定することを特徴とする請求項1
    1記載の画像符号化装置。
  14. 【請求項14】 上記ビットシフト数決定手段は、上記
    特定領域画像に対応する係数と上記特定領域画像を除い
    た画像に対応する係数とに対して、別々にスケールアッ
    プするときのそれぞれのビットシフト数を決定すること
    を特徴とする請求項11記載の画像符号化装置。
  15. 【請求項15】 上記係数操作手段は、上記ウェーブレ
    ット変換手段におけるウェーブレット分割によって得ら
    れたサブバンド毎に、ビットプレーン上のビットをMS
    B方向にビットシフトして上記特定領域画像に対応した
    係数をスケールアップすることを特徴とする請求項3記
    載の画像符号化装置。
  16. 【請求項16】 上記係数操作手段は、上記ウェーブレ
    ット変換手段におけるウェーブレット分割によって得ら
    れたサブバンド毎に、ビットプレーン上のビットをMS
    B方向にビットシフトして上記特定領域画像を除く画像
    に対応した係数をスケールアップすることを特徴とする
    請求項4記載の画像符号化装置。
  17. 【請求項17】 上記係数切り捨て手段は、上記ウェー
    ブレット変換手段におけるウェーブレット分割によって
    得られたサブバンド毎に、ビットプレーン上のLSBか
    ら数えて所定のビット数だけ切り捨てることを特徴とす
    る請求項10記載の画像符号化装置。
  18. 【請求項18】 現在の入力画像と所定の画像に基づい
    て特定領域画像を抽出する特定領域画像抽出工程と、 上記現在の入力画像をウェーブレット変換するウェーブ
    レット変換工程と、 上記ウェーブレット変換工程で生成されたウェーブレッ
    ト変換係数の内、上記特定領域画像抽出工程で抽出され
    た特定領域画像に対応した係数と、特定領域画像を除く
    画像に対応した係数とに対し別の操作を施す係数操作工
    程と、 上記係数操作工程で操作された係数をエントロピー符号
    化する符号化工程とを備えることを特徴とする画像符号
    化方法。
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