JPH11338727A - 情報処理装置の試験方法 - Google Patents

情報処理装置の試験方法

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JPH11338727A
JPH11338727A JP10143761A JP14376198A JPH11338727A JP H11338727 A JPH11338727 A JP H11338727A JP 10143761 A JP10143761 A JP 10143761A JP 14376198 A JP14376198 A JP 14376198A JP H11338727 A JPH11338727 A JP H11338727A
Authority
JP
Japan
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test
execution order
result
signal sequence
test signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP10143761A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Inoue
博之 井上
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH11338727A publication Critical patent/JPH11338727A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被試験情報処理装置を構成する論理ユニットの
試験信号列を、装置シミュレーション上で実行すること
により、該情報処理装置を試験する方法において、従来
の技術では、実行順序に依存するような期待値がある場
合は、その部分を結果値との比較対象から除外していた
ために、除外部分に関連する機能の検証が不十分であっ
た。 【解決手段】被試験論理ユニットが試験信号列を実行す
ることにより求められた実行順序を用いて、該被試験論
理ユニットのエミュレータが該被試験信号列を実行した
期待値を生成し、被試験論理ユニットが試験信号列を実
行することにより求められた実行結果とを比較する手段
を論理シミュレーションに持たせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、論理シミュレーシ
ョン装置または情報処理装置などを構成する論理回路の
論理検証技術に関し、特に情報処理装置を構成する論理
ユニットを検証する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理装置等を構成する論理回
路を検証する方式としては、テストプログラムによる命
令列を実行することにより、該論理の検証を行う試験方
法が提案されている。
【0003】例えば、乱数データを入力として試験命令
を生成し、該試験命令の実行結果の期待値をシミュレー
ションにより求めると共に、該試験命令を、先行制御機
能を内蔵する被試験データ処理装置に実行させ、実行結
果と前記期待値とを比較することにより、先行制御機能
部を試験するデータ処理装置の試験方法(特開平1−3
06932号公報を参照)がある。
【0004】また、情報処理装置等を構成する論理ユニ
ットを検証する方式としては、該論理ユニット用の試験
信号列を実行することにより、該論理ユニットの検証を
行う試験方法が提案されている。
【0005】例えば、試験命令列を被試験論理ユニット
用の試験信号列に変換し、該被試験論理ユニットエミュ
レータが該被試験信号列を実行することにより生成され
た期待値と、該被試験論理ユニットが該試験信号を実行
することにより生成された実行結果とを比較することに
より、該論理ユニットを試験する情報処理装置の試験方
式(特開平8−95817号公報を参照)がある。
【0006】上記した従来の技術は、被試験情報処理装
置の試験命令列あるいは被試験論理ユニットの試験信号
列を、装置シミュレーション上で実行することによっ
て、被試験論理の検証を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、試験命
令列または試験信号列の期待値が、その実行順序に依存
する場合は、実行順序を考慮したエミュレーションが困
難なため、その期待値の作成ができないという問題が発
生する。
【0008】そこで、実行順序に依存するような期待値
がある場合(例えば同一アドレスのメモリに対する異な
る複数の命令処理ユニットからの書き込み)は、従来技
術では、その部分を結果値との比較対象から除外する方
法を採っていた。
【0009】しかし、前述の方法では期待値と結果値と
の比較方法においては、事前に判明している不一致部分
を除外することによって、エラー解析工数を低減しよう
とする方針に基づくため、該論理の意図しない実行結果
であっても、その不良は検出できず、該不一致部の論理
検証精度が低下してしまう。
【0010】本発明の目的は、実行順序に依存する試験
信号列において、その期待値を被試験論理ユニットと同
じ実行順序で生成することにより、該論理シミュレーシ
ョンでの論理検証で期待値と結果値の比較除外を排除す
ることで従来の問題点を解決し、より高精度な論理検証
を実施することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では、ゲートレベルの基本素子で実現される
論理回路装置または、これと等価な回路シミュレータを
用いた論理シミュレーションにおいて、被試験論理ユニ
ットが試験信号列を実行することにより求められた実行
順序を用いて、該被試験論理ユニットのエミュレータが
該被試験信号列を実行した期待値を生成し、被試験論理
ユニットが試験信号列を実行することにより求められた
実行結果とを比較することにより、前記論理ユニットを
試験することを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて具体的に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例の試験方法によ
り情報処理装置の試験を実施する試験システムの構成を
示すブロック図である。
【0014】図1において、被試験論理シミュレータ1
0は、情報処理装置シミュレータ100と制御ユニット
エミュレータ108と結果編集装置111から構成され
ている。情報処理装置シミュレータ100は、命令を処
理する命令処理ユニット(図示せず)と同一のインタフ
ェースを持つ命令処理ユニット擬似プロシジャ101、
102と主記憶ユニット等を制御する制御ユニット10
4と制御ユニットの実行順序を監視する制御ユニット実
行順序監視装置103と、主記憶ユニット105とから
構成されている。
【0015】また、結果編集装置111は、被試験論理
ユニットの論理エミュレータが生成した期待値の内容
と、被試験情報処理装置のシミュレーションでの試験信
号列の実行結果とを比較し、その結果を編集出力する。
【0016】本実施例では、主記憶等を制御する制御ユ
ニット104と該制御ユニットと命令処理ユニット擬似
プロシジャ101、102とのインタフェースを試験す
る場合を例にして、以下説明する。
【0017】試験信号列ファイル106より命令処理ユ
ニット擬似プロシジャ101、102に対して、命令処
理ユニットと制御ユニット104間の試験インタフェー
ス信号列を与える。
【0018】この試験信号列は、被試験論理ユニットに
接続された論理ユニット擬似プロシジャの数だけ用意す
る(図1の場合は2種類となる)。
【0019】制御ユニット104は、命令処理ユニット
擬似プロシジャ101、102から試験信号を受信し
て、該試験信号に対応する処理を実行する時に、送信し
た論理ユニットに対して信号受信応答信号を返す。
【0020】制御ユニット実行順序監視装置は、論理シ
ミュレーション実行中に前記応答信号の応答先と信号種
別、アドレス成分を既発行試験信号のものとを比較・監
視し、試験信号列ファイル106に格納されている順番
を検索することにより、実行順序格納ファイル107に
図2のような実行順序格納フォーマットで該制御ユニッ
トの試験信号実行順序を格納していく。図2において試
験信号順序番号とは、試験信号列ファイル106に格納
されている、各命令処理ユニット擬似プロシジャに与え
られる順番である。
【0021】論理シミュレーションが終了すると、情報
装置シミュレータ100は、主記憶ユニット105より
結果値を結果値ファイル109に生成する。
【0022】制御ユニットエミュレータ108は、試験
信号列ファイル106の中からを実行順序格納ファイル
107に格納されている実行順序に従って試験信号列を
取り出し、エミュレートすることにより期待値を期待値
ファイル110に生成する。
【0023】結果編集装置111は、その期待値ファイ
ル110の期待値と、結果値ファイル109の実行結果
とを比較することにより、論理シミュレーション結果の
正否を判定して、図示しないコンソール等に出力する。
【0024】なお、制御ユニットエミュレータ108が
試験信号列をエミュレートする時に、試験信号列ファイ
ル106に試験信号列作成者が意図した実行順序を格納
する手段を設けることにより(例えば各信号列に対して
実行順序を示す番号を与えて、試験信号列ファイル10
6のファイルフォーマットをその番号と該信号とに対応
させる形式とする)、制御ユニット103の実行順序の
妥当性を検証することも可能である。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、実行順序に依存する試験信号列において、その期待
値を被試験論理ユニットと同じ実行順序で生成すること
により、該論理シミュレーションでの論理検証で期待値
と結果値の比較除外を排除することで従来の問題点を解
決し、より高精度な論理検証を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の試験方法により情報処理装
置の試験を実施する試験システムの構成を示すブロック
図である。
【図2】実行順序格納フォーマットを示す図である。
【符号の説明】
10 情報処理装置シミュレーションシステム 100 情報処理装置シミュレータ 101 命令処理ユニット擬似プロシジャ1 102 命令処理ユニット擬似プロシジャ1 103 制御ユニット実行順序監視装置 104 制御ユニット 105 主記憶ユニット 106 試験信号列ファイル 107 実行順序格納ファイル 108 制御ユニットエミュレータ 109 結果値ファイル 110 期待値ファイル 111 結果編集装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被試験情報処理装置を構成する論理ユニッ
    トの試験信号列を実行することによって該論理ユニット
    を試験する情報処理装置の試験方法において、該論理ユ
    ニットの前記試験信号列の実行順序によって実行結果が
    異なる場合に、該被試験論理ユニットのエミュレータが
    該被試験論理ユニットによって該試験信号列を実行する
    順序を監視する装置により得られた実行順序を用いて生
    成した期待値と、該被試験論理ユニットが該試験信号列
    を実行することにより生成された実行結果とを比較する
    ことにより、前記論理ユニットを試験することを特徴と
    する情報処理装置の試験方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の処理装置の試験方法におい
    て、被試験論理ユニットのエミュレータに、試験信号列
    の実行順序の妥当性を確認する機能を有することを特徴
    とする情報処理装置の試験方法。
JP10143761A 1998-05-26 1998-05-26 情報処理装置の試験方法 Pending JPH11338727A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10143761A JPH11338727A (ja) 1998-05-26 1998-05-26 情報処理装置の試験方法

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ID=15346417

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JP10143761A Pending JPH11338727A (ja) 1998-05-26 1998-05-26 情報処理装置の試験方法

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JP (1) JPH11338727A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8707102B2 (en) 2010-11-05 2014-04-22 Fujitsu Limited Method and program for verifying operation of processor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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