JPH1133845A - 自動ねじ締め機 - Google Patents

自動ねじ締め機

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Publication number
JPH1133845A
JPH1133845A JP20248697A JP20248697A JPH1133845A JP H1133845 A JPH1133845 A JP H1133845A JP 20248697 A JP20248697 A JP 20248697A JP 20248697 A JP20248697 A JP 20248697A JP H1133845 A JPH1133845 A JP H1133845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
driver bit
detection sensor
detected
automatic
Prior art date
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Pending
Application number
JP20248697A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Watanabe
剛 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Seiko Co Ltd filed Critical Nitto Seiko Co Ltd
Priority to JP20248697A priority Critical patent/JPH1133845A/ja
Publication of JPH1133845A publication Critical patent/JPH1133845A/ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ねじの螺入量をきめ細かに確認できる自動ねじ
締め機を提供する。 【解決手段】本発明は、モータの駆動を受けて回転可能
なドライバビット9を有し、このドライバビット9を往
復移動させるためにシリンダを設けている。また、前記
ドライバビット9と一体に回転可能かつ一体に移動可能
な被検出体10を備え、しかもこの被検出体10の移動
路に面する位置には検出センサ12が配置されている。
検出センサ12は、ドライバビット9と一体に移動して
くる前記被検出体10を検出するものであるが、被検出
体10の回転円周面は凹凸10bに形成されていて、こ
の凹凸10bによって検出センサ12がON/OFFす
るように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークに締め付け
たねじの螺入量を確認できるようにした自動ねじ締め機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からワークにねじを締め付ける際に
は図4および図5に示す自動ねじ締め機50が使用され
ている。この自動ねじ締め機50は、一般にモータなど
の回転駆動源の駆動を受けて回転可能に構成されたドラ
イバビット51と、このドライバビット51の移動路上
にねじ供給装置から送られるねじを保持可能なチャック
ユニット52とを備えており、ドライバビット51がチ
ャックユニット52に対して往復移動可能なように構成
されている。また、この自動ねじ締め機50には、ドラ
イバビット51の円周方向に鍔状に突出する被検出体5
3がドライバビットと一体に移動するよう設けられてお
り、この被検出体53の移動路に面する位置には検出セ
ンサ54が取り付けられている。検出センサ54は、ド
ライバビット51により締め付けられるねじがワークに
着座した時点で、ドライバビット51と一体に下降して
くる前記被検出体53を検出するように配置されてお
り、ねじ締め完了時にこの検出センサ54が被検出体5
3を検出しているか否かでねじが着座するまで確実に螺
入されているか否かを確認できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の自動
ねじ締め機では、ねじが着座する前にねじ締めが完了し
てしまったような場合、被検出体が検出センサの検出範
囲を少し遮る状態になるが、このような状態において、
検出センサの動作は極めて不安定であり、被検出体を検
出するか否かを特定できない。したがって、ねじが着座
していないにも関わらず検出センサが被検出体を検出し
てしまい、良好なねじ締めと判断されてしまう等の問題
が発生している。また、逆にねじが多少余分に螺入され
た程度では被検出体が検出センサの検出範囲を脱しない
ため、例えばワッシャ組込みねじを螺入する場合など、
ねじにワッシャが組み込まれていなくてワッシャの厚み
分ねじが余分に螺入されても、良好なねじ締めと判断さ
れてしまう等の問題も発生している。このように従来の
自動ねじ締め機においては、ねじの螺入量が多少異なっ
ていても、それを検出センサによって検出することがで
きず、ねじの締付け不良を見逃してしまう等の問題が頻
繁に発生している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
て創成されたものであり、ねじの螺入量をきめ細かに確
認できる自動ねじ締め機を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明の自動ねじ締め機は、
モータなどの回転駆動源の駆動を受けて回転可能なドラ
イバビットを有し、このドライバビットをシリンダなど
の往復駆動源の作動を受けて往復移動可能に構成されて
いる。また、この自動ねじ締め機は、前記ドライバビッ
トと一体に回転可能かつ一体に移動可能な被検出体を有
しており、この被検出体の回転円周面は、凹凸に形成さ
れている。さらに、前記被検出体の移動路に面して前記
凹凸を検出する検出センサも配置されている。なお、前
記検出センサは、ねじの締付け完了までの間、被検出体
を検出するように配置されるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1ないし図3において、1は自
動ねじ締め機であり、ベース2前面に配したガイド3に
沿って摺動可能なドライバ台4を備えている。このドラ
イバ台4は、前記ベース2に配置したシリンダ5のロッ
ド5aに連結されており、このシリンダ5の作動を受け
て往復移動可能に構成されている。また、ドライバ台4
には回転駆動源の一例であるモータ6が配置されてお
り、このモータ6には後記するドライバビットにかかる
負荷トルクを検出可能なトルク検出部7を介して回転伝
達機構8が連結されている。この回転伝達機構8は前記
モータ6の駆動を受けて回転するようになっており、そ
の先端部分には、ドライバビット9が連結されている。
このドライバビット9は、その先端がねじの頭部に係合
可能なように構成されており、前記モータ6の駆動を受
けて回転するように構成されている。
【0006】前記回転伝達機構8は、ドライバビット9
を一体に保持する伝達軸8aを有しており、この伝達軸
8aには被検出体10が一体に固定されている。この被
検出体10は、伝達軸8aの軸線と交差する方向に広が
る鍔部10aを一体に有しており、この鍔部10aの回
転円周面には、凹凸10bが4箇所に等分形成されてい
る。
【0007】一方、前記ガイド3には、前記ドライバ台
4の下方に位置してチャック台11が取り付けられてい
る。このチャック台11には、ブラケットを介して検出
センサ12が取り付けられており、この検出センサ12
の検出面は前記被検出体10の移動路に面して前記凹凸
10bを検知することが可能なように構成されている。
また、チャック台11には、前記ドライバビット9の移
動路上にねじを保持するためのチャックユニット13が
連結されている。このチャックユニット13は、前記ド
ライバビット9を案内するとともに外部のねじ供給装置
から送られるねじを案内するよう構成されたチャック本
体14と、このチャック本体14の先端に回動可能に連
結される一対のチャック爪15とを備えて構成されてい
る。前記チャック爪15は、ばね(図示せず)により常
時閉じるように付勢されており、その対向面には閉じた
状態でねじが嵌合可能な形態を成す保持穴15aが分割
成形されている。
【0008】前記検出センサ12は被検出体10の凹凸
10bに応じてON/OFFするようになっており、こ
の信号を受けるように制御手段16が設けられている。
この制御手段16は、トルクアップによりねじ締めが完
了するまでの検出センサ12の検出信号をパルス信号と
して計数し、これを予め設定されている基準パルス数と
比較し、ねじ締めの良否を判定するように構成されてい
る。前記基準パルス数は、ねじのねじ込み量、ねじのピ
ッチ、ねじの締付け位置の高さなどに合わせて上限値、
下限値を設定するようになっており、それぞれ作業者が
テンキーなどを操作して任意に入力して設定できるよう
になっている。なお、基準パルス数は、あらかじめ締付
けに供されるねじとワークを使ったねじ締め試験のデー
タに基づいて決定される。
【0009】上記自動ねじ締め機1では、ねじ供給装置
から送られたねじがチャック爪15の保持穴15aに嵌
合保持されると、シリンダ5のロッド5aが伸長してド
ライバ台4を下降させるため、これを受けてドライバビ
ット9はチャックユニット13内を進行し、チャック爪
15を押し開けて保持されているねじをワーク上に押し
出す。そしてモータ6が駆動すると、これを受けて回転
伝達機構8およびドライバビット9が一体に回転し、ね
じをワークに螺入する。こうして、ねじが所定の位置ま
で螺入されると、被検出体10が検出センサ12の検出
領域に達するため、検出センサ12が被検出体10の凹
凸10bを検出してON/OFFを繰り返す。この検出
センサ12のON/OFFは、パルス信号として制御手
段16で計数される。
【0010】その後、ねじが着座してドライバビット9
にかかる負荷トルクが所定値に達すると、トルク検出部
7がこれを検出し、これを受けてモータ6が停止してね
じの締め付けが完了する。このモータ6の停止後、制御
手段16では計数したパルス信号の数が基準上限パルス
数と基準下限パルス数の範囲内にあるかが演算される。
このことによって、ねじが着座するまで正しく螺入され
ているか否かを確認することができ、例えばねじが傾い
て螺入されていれば、着座する前に所定の締付けトルク
が発生してねじ締めが完了するため、検出パルス数が基
準下限パルス数に達せず、ねじ締め不良と判定される。
【0011】本発明の実施の形態では、検出センサ12
のON/OFFをそれぞれ計数すれば、ドライバビット
9の1回転で最高8パルスを得ることが可能であり、こ
のため、ねじの螺入状態をきめ細かに確認することがで
き、例えばねじの螺入不足あるいは締め付け量の超過な
どのねじ締め不良が僅かであっても、これを認識するこ
とができる。なお、被検出体の凹凸は、締め付けに供さ
れるねじのサイズ、あるいは検出センサの応答性、検出
分解能に応じて増減できるものである。
【0012】本発明のように、被検出体10に凹凸10
bを形成し、この凹凸10bを検出する検出センサ12
を設けておけば、検出センサ12が被検出体10を検出
することによって得られるパルスにより、ねじ締め完了
時のねじの螺入量を確認できるようになるため、これを
応用して、ねじが所定量螺入されたことをパルスの数で
認識して、ACサーボモータのスピード切替えを行うこ
とも可能である。また、螺入時に高トルクを要するタッ
ピンねじの締め付けなどに際しては、ドライバビット9
の駆動トルクの切換えタイミングをパルスの数(ねじの
螺入量)で設定したり、あるいはパルスが所定の数に到
達するまでは、トルク検出部により検出される負荷トル
クを無視して、螺入時の高トルクによるトルクアップを
防止することも可能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動ねじ締
め機では、ドライバビットに取り付けた被検出体に凹凸
を設け、この凹凸を検出する検出センサを設けているた
め、ドライバビットの回転にともなう検出センサのON
/OFFをパルス信号として計数することができ、この
パルス信号の数を予め設定された基準値と比較すること
によりねじ締めの良否を判定することができる。このた
め、従来に比べてねじの螺入状態をきめ細かく確認する
ことができ、極めて精度の高いねじの締め付けを行うこ
とができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動ねじ締め機の要部拡大一部切
欠断面図である。
【図2】本発明に係る自動ねじ締め機の一部を切り欠い
た正面図である。
【図3】図1のA−A線拡大端面図である。
【図4】従来例の説明図である。
【図5】図4のB−B線拡大端面図である。
【符号の説明】
1 自動ねじ締め機 5 シリンダ 6 モータ 9 ドライバビット 10 被検出体 10a 鍔部 12 検出センサ 13 チャックユニット 15 チャック爪 16 制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動源の駆動を受けて回転可能なドラ
    イバビットを有し、このドライバビットを往復駆動源の
    作動を受けて往復移動可能に構成した自動ねじ締め機に
    おいて、 前記ドライバビットと一体に回転可能かつ一体に移動可
    能な被検出体を設け、この被検出体の回転円周面を凹凸
    に形成するとともに、この被検出体の移動路に面して前
    記凹凸を検出可能な検出センサを配置したことを特徴と
    する自動ねじ締め機。
  2. 【請求項2】検出センサは、ねじの締付け完了までの間
    被検出体を検出するように配置されることを特徴とする
    請求項1に記載の自動ねじ締め機。
JP20248697A 1997-07-11 1997-07-11 自動ねじ締め機 Pending JPH1133845A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20248697A JPH1133845A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 自動ねじ締め機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20248697A JPH1133845A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 自動ねじ締め機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1133845A true JPH1133845A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16458309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20248697A Pending JPH1133845A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 自動ねじ締め機

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JP (1) JPH1133845A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114770085A (zh) * 2022-05-26 2022-07-22 吴增水 一种挖掘机制造用履带装配装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114770085A (zh) * 2022-05-26 2022-07-22 吴增水 一种挖掘机制造用履带装配装置
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