JPH10193229A - 自動ねじ締め機 - Google Patents

自動ねじ締め機

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Publication number
JPH10193229A
JPH10193229A JP35880296A JP35880296A JPH10193229A JP H10193229 A JPH10193229 A JP H10193229A JP 35880296 A JP35880296 A JP 35880296A JP 35880296 A JP35880296 A JP 35880296A JP H10193229 A JPH10193229 A JP H10193229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
motor
sensor
screw
tightening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35880296A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Kitamura
泰之 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Seiko Co Ltd filed Critical Nitto Seiko Co Ltd
Priority to JP35880296A priority Critical patent/JPH10193229A/ja
Publication of JPH10193229A publication Critical patent/JPH10193229A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】タッピンねじなどのめねじ自己成形型のねじを
高速かつ確実に螺入する自動ねじ締め機を提供する。 【解決手段】本発明は、モータ3の駆動を受けて回転自
在なドライバビット5と、このドライバビット5に作用
するトルクを検出するトルクセンサ7と、このトルクセ
ンサ7によって検出されたトルクに応じてモータ3の駆
動を制御する制御手段とを備えている。前記制御手段
は、設定締付けトルクと制限トルクとを設定可能で、こ
れらと前記トルクセンサの検出トルクとを比較判定可能
なトルク判定部11を備えている。また、制御手段は前
記トルクセンサの検出トルクが制限トルクに達するまで
はモータ3を回転速度一定に駆動制御する速度制御部1
5と、検出トルクが制限トルクに達したことを受けてモ
ータ3を所定のトルクで駆動するトルク制御部17とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ねじをワークに締
結する自動ねじ締め機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークにねじを締結する際には、
モータなどの回転駆動源の駆動を受けて回転するドライ
バビットを備えた自動ねじ締め機が利用されている。こ
の種の自動ねじ締め機は、一般にドライバビットに作用
する締付けトルクの値に応じて所定の信号を出力するト
ルクセンサを有しており、このトルクセンサの信号を制
御装置でトルク値に変換し、このトルク値に応じて回転
駆動源の駆動を制御するように構成されている。前記制
御装置には、あらかじめ予圧トルク値と最終的な締付け
完了トルク値とが設定されており、トルク値が予圧トル
クに達した時点でモータへの電圧を遮断して瞬間的にド
ライバビットを停止させ、次いで再度モータを駆動して
ドライバビットを回転させることにより、ねじにモータ
の慣性による過大なトルクが作用するのを防止してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、タッピングね
じなどの、螺入時自らワークにめねじを成形する種類の
ねじを締結する場合には、めねじ成形時において比較的
高い値のトルクがドライバビットに作用することが知ら
れており、上記従来の自動ねじ締め機を使用した場合、
めねじ成形時のトルクによってドライバビットの回転速
度が低下し、ねじ締め作業時間が非常に長くなってしま
う等の問題が発生している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
て創成されたものであり、回転駆動源の駆動を受けて回
転自在なドライバビットと、このドライバビットに作用
するトルクを検出するトルクセンサと、このトルクセン
サによって検出されたトルクに応じて回転駆動源の駆動
を制御する制御手段とを備えた自動ねじ締め機におい
て、前記制御手段は、所望の締付けトルクと制限トルク
とを設定可能かつ前記トルクセンサの検出トルクを締付
けトルクおよび制限トルクと比較判定するトルク判定部
と、前記トルクセンサの検出トルクが制限トルクに達す
るまでは前記モータを回転速度一定に駆動制御する速度
制御部と、前記トルクセンサの検出トルクが制限トルク
に達したことを受けて前記モータを所定のトルクで駆動
しかつ前記トルク判定部においてトルクセンサの検出ト
ルクが設定トルクに達したことを受けてモータの駆動を
切り換えるトルク制御部とを備えて構成されることを特
徴とする。なお、トルク判定部に設定される締付けトル
クは予圧トルクと完了トルクとからなり、これら各トル
クごとにモータの駆動制御が可能になっている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。図1において1は自動ねじ締め機で
あり、回転駆動源の一例であるモータ3の駆動を受けて
回転可能なドライバビット5を備えている。このドライ
バビット5とモータ3との間には、トルクセンサ7が設
けられており、ねじ締めにともなってドライバビット5
に作用する締付けトルクを検出するように構成されてい
る。
【0006】前記モータ3およびトルクセンサ7は制御
手段9に接続されている。この制御手段9は、前記トル
クセンサ7の検出トルクをあらかじめ設定される制限ト
ルクおよび設定締付けトルクと比較判定するトルク判定
部11と、このトルク判定部11の判定結果に応じて前
記モータ3の制御を切り換えるモータ制御部13とから
構成されている。前記トルク判定部11における設定ト
ルクは、最終的な締付けトルクである完了トルクとこの
完了トルクよりも小さく前記制限トルクよりも大きい予
圧トルクとの2種類のトルクを設定可能である。また、
前記モータ制御部13は、モータ3の回転速度を常に一
定に保つよう制御する速度制御部15と、モータ3の発
生トルクを常に一定に保つよう制御するトルク制御部1
7とから構成されている。
【0007】上記構成によれば、制限トルクがあらかじ
めねじ締めの予圧トルクよりも若干低い値に設定されて
ねじ締めが開始される。最初モータ3は速度制御部15
によって制御され、回転速度一定で駆動される。これを
受けてドライバビット5は一定速度で回転するため、ね
じの螺入にともなって作用するトルクによって回転速度
が変動することなく、高速でねじを螺入することができ
る。このため、特にタッピンねじなどのめねじ自己成形
型のねじを締結する場合にも、めねじ成形時のトルクに
関係なく、高速のねじ締めが可能になる。
【0008】このようにしてねじ締め作業が進行し、ワ
ークにねじが着座すると、締付けトルクが高まってトル
クセンサ7による検出トルクがトルク判定部11の制限
トルクに到達する。これを受けてモータ3の駆動はトル
ク制御部17によって制御されるように切り換えられ、
以後モータ3はトルク制御部17によって一定トルクで
駆動される。その後、締付けトルクが増大してトルクセ
ンサ7による検出トルクがトルク判定部17の予圧トル
クに達すると、これを受けてモータ3の駆動が一旦停止
され、すぐに再駆動される。このことによって、それま
でモータ3が有していた慣性が消滅するため、モータ3
が再駆動後、正確に完了トルクでねじ締めを完了させる
ことができる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動ねじ締
め機によれば、速度制御部とトルク制御部とを備えてい
るため、ねじが着座するまではドライバビットに作用す
るトルクに関係なく高速でねじ締めを行い、ねじが着座
して後は、トルク制御によってねじ締めを行うことがで
きるため、タッピングねじなどのように着座までにある
程度高い値のトルクが発生するねじであっても高速かつ
確実に締結することができる。また、トルク判定部によ
り設定トルクとトルクセンサの検出トルクとを比較判定
することができるため、制限トルクに達して後のねじ締
めトルクの管理も可能であり、きわめて高精度のねじ締
めが可能である等の利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動ねじ締め機の説明図である。
【符号の説明】
1 自動ねじ締め機 3 モータ 5 ドライバビット 7 トルクセンサ 9 制御手段 11 トルク判定部 13 モータ制御部 15 速度制御部 17 トルク制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動源の駆動を受けて回転自在なドラ
    イバビットと、このドライバビットに作用するトルクを
    検出するトルクセンサと、このトルクセンサによって検
    出されたトルクに応じて回転駆動源の駆動を制御する制
    御手段とを備えた自動ねじ締め機において、 前記制御手段は、所望の設定締付けトルクと制限トルク
    とを設定可能かつ前記トルクセンサの検出トルクを締付
    けトルクおよび制限トルクと比較判定するトルク判定部
    と、 前記トルクセンサの検出トルクが制限トルクに達するま
    では前記モータを回転速度一定に駆動制御する速度制御
    部と、 前記トルクセンサの検出トルクが制限トルクに達したこ
    とを受けて前記モータを所定のトルクで駆動しかつ前記
    トルク判定部においてトルクセンサの検出トルクが設定
    トルクに達したことを受けてモータの駆動を切り換える
    トルク制御部とを備えて構成されることを特徴とする自
    動ねじ締め機。
  2. 【請求項2】トルク判定部に設定される設定締付けトル
    クは、予圧トルクと完了トルクとからなることを特徴と
    する請求項1に記載の自動ねじ締め機。
JP35880296A 1996-12-27 1996-12-27 自動ねじ締め機 Pending JPH10193229A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35880296A JPH10193229A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 自動ねじ締め機

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JP35880296A JPH10193229A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 自動ねじ締め機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10193229A true JPH10193229A (ja) 1998-07-28

Family

ID=18461190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35880296A Pending JPH10193229A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 自動ねじ締め機

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JP (1) JPH10193229A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001121359A (ja) * 1999-10-29 2001-05-08 Nitto Seiko Co Ltd 自動ねじ締め機
CN103143925A (zh) * 2013-03-28 2013-06-12 重庆大学 筒体拧紧机
JPWO2015140939A1 (ja) * 2014-03-18 2017-04-06 株式会社安川電機 ネジ締めシステムおよびネジ締め方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001121359A (ja) * 1999-10-29 2001-05-08 Nitto Seiko Co Ltd 自動ねじ締め機
CN103143925A (zh) * 2013-03-28 2013-06-12 重庆大学 筒体拧紧机
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