JPH11337165A - 複合燃焼装置 - Google Patents
複合燃焼装置Info
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- JPH11337165A JPH11337165A JP10162922A JP16292298A JPH11337165A JP H11337165 A JPH11337165 A JP H11337165A JP 10162922 A JP10162922 A JP 10162922A JP 16292298 A JP16292298 A JP 16292298A JP H11337165 A JPH11337165 A JP H11337165A
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
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Abstract
ぞれにおいて行う必要のあるガスの二次圧調整を、共用
のスイッチを用いて行うことができるようにし、これに
よって部品点数の削減を図った複合燃焼装置を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 温水給湯機構や温水暖房機構等の複数の
加熱運転機構の各加熱運転機構毎に1つの独立したガス
燃焼部を備えた複合燃焼装置であって、前記複数の独立
したガス燃焼部に対して、1つの二次圧調整用共用スイ
ッチを設けると共に、前記各加熱運転機構においてその
機構特有の何れかの信号を二次圧調整可能信号として予
め定めておき、何れかの加熱運転機構から単独で前記特
有の二次圧調整可能信号が入力されることを条件として
前記二次圧調整用共用スイッチを当該信号が入力された
加熱運転機構だけの二次圧調整用として調整動作可能と
させるコントローラを設けた。
Description
水暖房機構等の複数の加熱運転機構の各加熱運転機構毎
に1つの独立したガス燃焼部を備えた複合燃焼装置、例
えばある1つの燃焼缶体に温水給湯運転用の燃焼部を備
え、また別の1つの燃焼缶体に温水暖房用の燃焼部を備
えたような複合燃焼装置に関する。
の複合燃焼装置における温水給湯運転機構の燃焼部と暖
房運転機構の燃焼部のそれぞれに供給されるガスの二次
圧を調整するための各二次圧調整用共用スイッチとマイ
コンポートとの関係を模式的に示す構成図である。上記
タイプの複合燃焼装置においては、各燃焼部に供給され
るガスの二次圧を調整するにあたっては、給湯用の燃焼
部と暖房用の燃焼部のそれぞれに対して、別々に、最大
ガス圧を調整するための最大ガス圧調整スイッチ(MA
X・SW)、最小ガス圧を調整するための最小ガス圧調
整スイッチ(MIN・SW)及びガス圧の昇降調整を行
うためのガス圧アップ調整スイッチ(UP・SW)及び
ガス圧ダウン調整スイッチ(DOWN・SW)が設けら
れ、それぞれ4本づつで合計8本のスイッチをマイコン
ポートに接続して入力できるようにしていた。
燃焼装置では、給湯運転機構の燃焼部と暖房運転機構の
燃焼部の各燃焼部毎にそれぞれ独立した一組の調整スイ
ッチが必要とされており、前記給湯運転機構の燃焼部と
暖房運転機構の燃焼部との2つの燃焼部だけの場合で
も、マイコンポートの入力が少なくとも8本必要となる
ことでマイコン使用ポートが規制されるという問題があ
った。またハードウエア面からみても1つの燃焼部で2
種類以上の加熱運転機構を共用したものと比べ、2倍の
部品が必要となってコスト的にみてきわめて割高となっ
ていた。本発明は上記問題に鑑みて発明されたものであ
って、各加熱運転機構毎に設けられた燃焼部のそれぞれ
において行う必要のあるガスの二次圧調整を、共用のス
イッチを用いて行うことができるようにし、これによっ
て部品点数の削減を図った複合燃焼装置を提供すること
を課題とする。
め、本発明の複合燃焼装置は、温水給湯機構や温水暖房
機構等の複数の加熱運転機構の各加熱運転機構毎に1つ
の独立したガス燃焼部を備えた複合燃焼装置であって、
前記複数の独立したガス燃焼部に対して、1つの二次圧
調整用共用スイッチを設けると共に、前記各加熱運転機
構においてその機構特有の何れかの信号を二次圧調整可
能信号として予め定めておき、何れかの加熱運転機構か
ら単独で前記特有の二次圧調整可能信号が入力されるこ
とを条件として前記二次圧調整用共用スイッチを当該信
号が入力された加熱運転機構だけの二次圧調整用として
調整動作を可能とさせるコントローラを設けたことを第
1の特徴としている。また本発明の複合燃焼装置は、上
記第1の特徴に加え、複数の加熱運転機構として、温水
給湯運転機構と温水暖房運転機構の2つの加熱運転機構
を備えたことを第2の特徴としている。また本発明の複
合燃焼装置は、上記第2の特徴に加え、温水給湯運転機
構における二次圧調整可能信号は水量センサによる最低
作動水量以上を示す検出信号であることを第3の特徴と
している。また本発明の複合燃焼装置は、上記第2又は
第3の特徴に加え、温水暖房運転機構における二次圧調
整可能信号は暖房運転スイッチのオン信号であることを
第4の特徴としている。また本発明の複合燃焼装置は、
上記第1〜4の何れかの特徴に加え、二次圧調整用共用
スイッチは、最大ガス圧調整スイッチと最小ガス圧調整
スイッチとガス圧のアップ及びダウンができる調整スイ
ッチとからなることを第5の特徴としている。また本発
明の複合燃焼装置は、上記第1〜5の何れかの特徴に加
え、二次圧調整中においては、その調整がなされている
加熱運転機構の表示を含む調整状態の表示を行うことを
第6の特徴としている。
複合燃焼装置について図1〜図4を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態例にかかる複合燃焼装置の構
成図、図2は本発明の実施の形態例にかかる複合燃焼装
置における二次圧調整用共用スイッチの各スイッチとコ
ントローラに内蔵のマイコンとの関係を模式的に示す構
成図、図3は図1に示した複合燃焼装置におけるガス供
給の二次圧調整のための制御動作を説明するフローチャ
ート、図4はガス供給の二次圧調整時における調整状態
を目視できるようにする表示機能をコントローラの基板
に搭載した場合の構成図である。
燃焼装置の構成を図1を参照しながら説明する。図1は
一方の燃焼部を温水給湯運転機構専用の燃焼部として用
い、また他方の燃焼部を温水暖房運転機構専用の燃焼部
とした場合の適用例である。熱交換器1とバーナ機構2
とファン3等から温水給湯運転機構側の燃焼缶体4が構
成され、一方、熱交換器5とバーナ機構6とファン7等
から温水暖房運転機構側の燃焼缶体8が構成されてい
る。給水源9から供給される水は入水管路10を経由し
て上記熱交換器1内を循環していき、出湯管路11及び
給湯管路12を経て給湯されるようになっている。ま
た、上記入水管路10はバイパス管路13によって出湯
管路12に接続されており、該出湯管路12に供給され
る水量はバイパス水量調整弁14によって任意に設定さ
れるようになっている。15は入水管路10に設けた水
量センサであって、最低作動水量(MOQ)を検知でき
るようになっている。ガス源16から供給されるガス
は、ガス管路17を経由して上記温水給湯運転機構側の
バーナ機構2からなる燃焼部へ供給されるようになって
いる。そして上記ガス管路17には、温水給湯運転機構
側のガス電磁弁19と、ガス比例弁20がそれぞれ設け
られている。
じて上記給水源9から分岐管23を経て水を補給され、
また適度な水位に保たれているタンク24を有し、暖房
回路中の水の加熱に伴う水の体積膨張をこのタンク24
で吸収し、タンク24に流入した暖房戻り水をポンプ2
6による吐出力によって暖房側の入水管路27を経由し
て上記上記熱交換器5内に循環していき、暖房側の出湯
管路28から暖房すべき室内の管路を循環するようにな
っている。また上記ガス源16から供給されるガスは、
温水暖房運転機構側のガス管路25をガス電磁弁21及
びガス比例弁22を経て、バーナ機構6からなる燃焼部
へ供給されるようになっている。なお、上記ガス管路1
7と25との分岐点より上流側には、元ガス電磁弁18
が設けられている。
転機構側と温水暖房運転機構側の各動作を制御できるよ
うになっており、該コントローラ29に内蔵のマイコン
の入出力ポートには、図2で示すように、温水給湯運転
機構及び温水暖房運転機構における各燃焼部へのガスの
二次圧を調整するための二次圧調整用共用スイッチ30
が接続されている。この二次圧調整用共用スイッチ30
は、最大ガス圧調整スイッチ(MAX・SW)31と最
小ガス圧調整スイッチ(MIN・SW)32とガス圧ア
ップ調整スイッチ(UP・SW)33とガス圧ダウン調
整スイッチ(DOWN・SW)34との計4つのスイッ
チを、温水給湯運転機構の燃焼部と温水暖房運転機構の
燃焼部における共用スイッチとして備えている。なおガ
ス圧のアップとダウンを行うスイッチは1つの調整スイ
ッチで構成することも可能である。
湯運転機構を流れるガスの二次圧と温水暖房運転側に流
れるガスの二次圧とを調整するため、次の及びで示
すようなソフトエウアが内蔵されている。 .二次圧調整用共用スイッチ30を構成する各スイッ
チ、例えば最大ガス圧調整スイッチ31又や最小ガス圧
調整スイッチ32をオンした場合に、温水給湯運転機構
側からの二次圧調整可能信号として最低作動水量以上を
示す水量検出信号が入力されている場合には、他方であ
る温水暖房運転機構側からの二次圧調整可能信号が入力
されていないことを条件として、前記二次圧調整用共用
スイッチ30による前記温水給湯運転機構側でのガスの
二次圧調整を可能とする。 .二次圧調整用共用スイッチ30を構成する各スイッ
チ、例えば最大ガス圧調整スイッチ31や最小ガス圧調
整スイッチ32をオンした場合に、温水暖房運転機構側
からの二次圧調整可能信号として暖房運転スイッチのオ
ン信号が入力されている場合には、他方である温水給湯
運転機構側からの二次圧調整可能信号が入力されていな
いことを条件として、前記二次圧調整用共用スイッチ3
0による前記温水暖房運転機構側のでのガスの二次圧調
整を可能とする。そして、上記のようなソフトウエアに
基づく制御動作により、例えば温水給湯運転機構側の燃
焼部のガスの二次圧調整にあっては、暖房運転スイッチ
が入っていないことを条件として、二次圧調整用共用ス
イッチ30の最大ガス圧調整スイッチ31、最小ガス圧
調整スイッチ32、ガス圧アップ調整スイッチ33及び
ガス圧ダウン調整スイッチ34による温水給湯運転機構
の燃焼部へのガスの二次圧を調整することが可能とな
る。即ち、ガス電磁弁19、ガス比例弁20を解放した
状態で、最大又は最小のガス圧が決定され、またガス圧
アップ及びダウンによる調整がなされる。ガス比例弁2
0の開度の程度はこのとき流れる電流値として把握さ
れ、コントローラ29のマイコン内でメモリとして記憶
される。温水暖房運転機構側のガス圧調整にあっても上
記と全く同様である。
作した場合、例えば温水給湯運転機構側と温水暖房運転
機構側の何れの調整を行っているかは現場作業者にとっ
ても判りづらい面があることに鑑み、図4で示すよう
に、コントローラ29に各スイッチを表示したメイン基
板Aに加えて双方向基板Bを新たに設け、該双方向基板
Bに調整状態の表示を行うようにしている。表示部35
としてはデジタル表示による7セグ表示部を設けること
が望ましい。このような双方向基板Bを設けることで、
例えば給湯器側のガス圧を調整した場合には、最大ガス
圧を調整するためのスイッチオン時には「A01」、最
小ガス圧を調整するためのスイッチオン時には「A0
2」と表示する。また、暖房運転スイッチオンで暖房器
側のガス圧を調整した場合には、最大ガス圧を調整する
ためのスイッチオン時には「B01」、最小ガス圧を調
整するためのスイッチオン時には「B02」と表示す
る。さらに、ガス圧アップ調整スイッチ33又はガス圧
ダウン調整スイッチ34によりガス圧の昇降調整を行っ
た場合には「−99」〜、「99」までの表示もできる
ので、ガス圧調整の状態が一目で判断できて作業性が向
上する。なお、上記のようにガス圧(二次圧)調整のみ
ならず、給湯器又は暖房器の試運転時の進行状態を上記
表示部に表示できるようにすれば、より作業性が向上す
る。
けるガス圧調整時の制御動作について図3のフローチャ
ートを参照しながら説明する。まず、最大ガス圧を調整
するための最大ガス圧調整スイッチ31(又は最小ガス
圧を調整するための最小ガス圧調整スイッチ32)がオ
ン状態であれば(ステップS1でイエス)、温水給湯運
転機構側の水量センサ15が最低作動水量(MOQ)以
上を検出しているか否かについて判断する(ステップS
2)。最低作動水量以上を検出していれば(ステップS
2でイエス)、さらに暖房運転スイッチがオンされてい
るか否かについて判断される(ステップS3)。暖房運
転スイッチがオンされていない場合(ステップS3でノ
ー)、温水給湯運転機構側でのガス供給の二次圧調整が
可能となる(ステップS4)。またステップS2におい
て、温水給湯運転機構側の水量センサ15が最低作動水
量以上を検出していなければ(ステップS2でノー)、
温水暖房運転機構側の暖房運転スイッチがオンされてい
るか否かについて判断される(ステップS5)。暖房運
転スイッチがオンされていれば(ステップS5でイエ
ス)、温水暖房運転機構側でのガス供給の二次圧調整が
可能となる(ステップS6)。上記ステップS4での温
水給湯運転機構側での二次圧調整が可能となると、現実
のガス圧調整作業を行うことができ、最大ガス圧調整ス
イッチ31による最大ガス圧の調整、最小ガス圧調整ス
イッチ32による最小ガス圧の調整がなされ、その調整
後にガス圧アップ調整スイッチ33又はガス圧ダウン調
整スイッチ34によるガス圧の昇降調整がなされる。同
様に、ステップS6でのでの温水暖房運転機構側での二
次圧調整が可能となると、該暖房側での現実のガス圧調
整作業を行うことができ、最大ガス圧、最小ガス圧の調
整がなされ、その調整後にガス圧アップ調整スイッチ3
3又はガス圧ダウン調整スイッチ34によるガス圧の昇
降調整がなされる。但し上記において、水量センサ15
が最低作動水量以上を検出し(ステップS2でイエ
ス)、且つ暖房運転スイッチがオンされている(ステッ
プS3でイエス)場合、即ち温水給湯運転機構側からの
二次圧調整可能信号(最低作動水量以上を示す信号)と
温水暖房運転機構側からの二次圧調整可能信号(暖房運
転のスイッチオン信号)との両方の信号を得た場合に
は、調整不可能となるため、二次圧調整用共用スイッチ
30による調整はできないように設定されている。
た複合燃焼装置によれば、温水給湯運転機構側に専用の
ガス燃焼部と温水暖房運転機構側に専用のガス燃焼部と
の2つの燃焼部を搭載した場合においても、その2つの
燃焼部に共用して、1つの二次圧調整用共用スイッチ3
0を設けて、この最大ガス圧調整スイッチ31、最小ガ
ス圧調整スイッチ32、ガス圧アップ調整スイッチ33
及びガス圧ダウン調整スイッチ34の各1つで2つの燃
焼部の個々の二次圧調整が可能となる。従ってマイコン
の使用入力ポートの数を半減でき、ハードウエアの面か
らも部品点数の削減が可能となり、この種の製品のコス
トダウンを図ることができる。
湯運転機構と温水暖房運転機構の2つの加熱運転機構を
設けた場合について説明したが、装置に設けられる加熱
運転機構は、前記温水給湯運転機構や温水暖房運転機構
の他の加熱を伴う運転機構も備えた3つ以上の加熱運転
機構を備えたものであってもよい。そしてその場合に
は、各加熱運転機構にはそれぞれ専用のガス燃焼部が設
けられることになる。また上記実施の形態においては、
二次圧調整用共用スイッチ30は最大ガス圧調整スイッ
チ31、最小ガス圧調整スイッチ32、ガス圧アップ調
整スイッチ33及びガス圧ダウン調整スイッチ34から
構成したが、ガス圧アップ調整スイッチについてはガス
圧のアップ調整とダウン調整ができる兼用の調整スイッ
チであってもよい。さらに二次圧調整用共用スイッチ3
0に具備される個々の具体的なスイッチについては、特
に限定されるものではない。また、また上記の実施形態
においては、温水給湯運転機構における二次圧調整可能
信号は水量センサによる最低作動水量以上の検出信号と
し、また温水暖房運転機構における二次圧調整可能信号
は暖房運転のスイッチオン信号としたが、二次圧調整可
能信号を何に設定するかは、必ずしも前記の信号に限定
されるものではなく、各加熱運転機構に特有の信号をそ
れぞれ二次圧調整可能信号として設定しておくことで、
その信号を利用することができる。
1に記載の複合燃焼装置によれば、温水給湯機構や温水
暖房機構等の複数の加熱運転機構の各加熱運転機構毎に
1つの独立したガス燃焼部を備えた複合燃焼装置であっ
て、前記複数の独立したガス燃焼部に対して、1つの二
次圧調整用共用スイッチを設けると共に、前記各加熱運
転機構においてその機構特有の何れかの信号を二次圧調
整可能信号として予め定めておき、何れかの加熱運転機
構から単独で前記特有の二次圧調整可能信号が入力され
ることを条件として前記二次圧調整用共用スイッチを当
該信号が入力された加熱運転機構だけの二次圧調整用と
して調整動作を可能とさせるコントローラを設けたの
で、それぞれに専用のガス燃焼部をもつ複数の加熱運転
機構を備えた装置であっても、それらの各独立したガス
燃焼部におけるガス供給の二次圧調整を1つの共用した
二次圧調整用共用スイッチで行うことができる。よっ
て、複数の燃焼部に対する二次圧調整用のスイッチ関係
を大きく減らすことができ、またマイコンの使用入力ポ
ートの数を大きく減らすことができ、部品点数の削減に
よるこの種の製品のコストダウンを図ることができると
共に、他の目的のためのマイコンの使用可能入力ポート
が制限されてしまうといった不都合を確実に解消でき
る。また請求項2に記載の複合燃焼装置によれば、上記
請求項1に記載の構成による効果に加え、複数の加熱運
転機構として、温水給湯運転機構と温水暖房運転機構の
2つの加熱運転機構を備えたので、燃焼部の二次圧の調
整を必要とする加熱運転機構として、代表的である温水
給湯運転機構及び温水暖房運転機構を備えた装置におい
て、即ち販売数が多い装置において、マイコンの使用入
力ポートの数や二次圧調整用のスイッチ関係の部品点数
の削減を行うことができる。よってコスト削減による効
果も大きい。また請求項3に記載の複合燃焼装置によれ
ば、上記請求項2に記載の構成による効果に加え、温水
給湯運転機構における二次圧調整可能信号は水量センサ
による最低作動水量以上を示す検出信号であるので、二
次圧調整可能信号を、温水給湯運転機構に典型的で且つ
運転開始に伴ってそのごく初期段階で発生する信号とし
て得ることができ、温水給湯運転機構の燃焼部の二次圧
調整作業を待機時間なく速やかに開始することができ
る。また請求項4に記載の複合燃焼装置によれば、上記
請求項2に記載の構成による効果に加え、温水暖房運転
機構における二次圧調整可能信号は暖房運転スイッチの
オン信号であるので、温水給湯運転機構による二次圧調
整可能信号とその信号内容を異ならしめることができる
と共に、温水暖房運転の開始のごく初期に二次圧調整可
能信号を得ることができ、温水暖房運転機構の燃焼部の
二次圧調整作業を、暖房運転スイッチをオンすること
で、待機時間なく速やかに開始することができる。また
請求項5に記載の複合燃焼装置によれば、上記請求項1
〜4の何れかに記載の構成による効果に加え、二次圧調
整用共用スイッチは、最大ガス圧調整スイッチと最小ガ
ス圧調整スイッチとガス圧のアップ及びダウンができる
調整スイッチとからなるので、各加熱運転機構における
燃焼部の二次圧調整を、その最大値及び最小値の設定と
共に、中間圧の調整も確実に行うことができる。また請
求項6に記載の複合燃焼装置によれば、上記請求項1〜
5の何れかに記載の構成による効果に加え、二次圧調整
中においては、その調整がなされている加熱運転機構の
表示を含む調整状態の表示を行うので、作業者は、少な
くとも複数の加熱運転機構のなかのどの加熱運転機構に
おける燃焼部の二次圧を調整中であるかを確認しながら
行うことができ、またその他の調整状態の表示を確認し
ながら調整作業を行うことができ、よって操作の誤りや
調整の誤りが少ない、確実で且つ効率のよい作業を行う
ことができる。
構成図である。
おける二次圧調整用共用スイッチの各スイッチとコント
ローラに内蔵のマイコンとの関係を模式的に示す構成図
である。
二次圧調整のための制御動作を説明するフローチャート
である。
視できるようにする表示機能をコントローラの基板に搭
載した場合の構成図である。
スイッチとコントローラに内蔵のマイコンとの関係を模
式的に示す構成図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 温水給湯機構や温水暖房機構等の複数の
加熱運転機構の各加熱運転機構毎に1つの独立したガス
燃焼部を備えた複合燃焼装置であって、前記複数の独立
したガス燃焼部に対して、1つの二次圧調整用共用スイ
ッチを設けると共に、前記各加熱運転機構においてその
機構特有の何れかの信号を二次圧調整可能信号として予
め定めておき、何れかの加熱運転機構から単独で前記特
有の二次圧調整可能信号が入力されることを条件として
前記二次圧調整用共用スイッチを当該信号が入力された
加熱運転機構だけの二次圧調整用として調整動作を可能
とさせるコントローラを設けたことを特徴とする複合燃
焼装置。 - 【請求項2】 複数の加熱運転機構として、温水給湯運
転機構と温水暖房運転機構の2つの加熱運転機構を備え
たことを特徴とする請求項1に記載の複合燃焼装置。 - 【請求項3】 温水給湯運転機構における二次圧調整可
能信号は水量センサによる最低作動水量以上を示す検出
信号であることを特徴とする請求項2に記載の複合燃焼
装置。 - 【請求項4】 温水暖房運転機構における二次圧調整可
能信号は暖房運転スイッチのオン信号であることを特徴
とする請求項2又は3に記載の複合燃焼装置。 - 【請求項5】 二次圧調整用共用スイッチは、最大ガス
圧調整スイッチと最小ガス圧調整スイッチとガス圧のア
ップ及びダウンができる調整スイッチとからなることを
特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の複合燃焼装
置。 - 【請求項6】 二次圧調整中においては、その調整がな
されている加熱運転機構の表示を含む調整状態の表示を
行うことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の複
合燃焼装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP16292298A JP3644254B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 複合燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16292298A JP3644254B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 複合燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11337165A true JPH11337165A (ja) | 1999-12-10 |
JP3644254B2 JP3644254B2 (ja) | 2005-04-27 |
Family
ID=15763796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16292298A Expired - Fee Related JP3644254B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 複合燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3644254B2 (ja) |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP16292298A patent/JP3644254B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3644254B2 (ja) | 2005-04-27 |
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