JPH11337151A - 空気調和機の制御装置および制御方法 - Google Patents
空気調和機の制御装置および制御方法Info
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- JPH11337151A JPH11337151A JP10140974A JP14097498A JPH11337151A JP H11337151 A JPH11337151 A JP H11337151A JP 10140974 A JP10140974 A JP 10140974A JP 14097498 A JP14097498 A JP 14097498A JP H11337151 A JPH11337151 A JP H11337151A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷房および暖房時に、居住者のいる部分の室
温が最適になるように空調機を運転制御する。 【解決手段】 空気調和機本体の吸込空気温度センサと
リモコン側室温センサとを設け、使用者が指定した空気
調和機の運転モードに併せ、冷房運転時は空気調和機本
体側吸込み空気温度センサを、暖房運転時はリモコン側
室温センサを自動的に選択することにより室温を検知し
運転制御を行う。
温が最適になるように空調機を運転制御する。 【解決手段】 空気調和機本体の吸込空気温度センサと
リモコン側室温センサとを設け、使用者が指定した空気
調和機の運転モードに併せ、冷房運転時は空気調和機本
体側吸込み空気温度センサを、暖房運転時はリモコン側
室温センサを自動的に選択することにより室温を検知し
運転制御を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の負荷
室内空気温度を快適に制御する空気調和機の制御装置お
よび制御方法に関する。
室内空気温度を快適に制御する空気調和機の制御装置お
よび制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】空気調和機を用いて冷房運転または暖房
運転を行う場合、空気調和機本体の室内設置位置と居住
者位置との間で温度差が生じ易い。一般的に、図９に示
すように冷房運転時は吹出し空気が下側に溜まり、図１
０に示すように暖房運転時は上側に溜まる傾向がある。
室温検知をリモコン側に固定した場合、冷房運転時にリ
モコン周辺の室温が部屋全体の平均温度に対して早く下
がるために空気調和機の温調動作により運転が停止し、
部屋全体が冷えない。さらに室温検知を本体側に固定し
た場合、暖房運転時に本体周辺の室温が早く上がるため
に空気調和機の温調動作により運転が停止し、部屋全体
が暖まらない。
運転を行う場合、空気調和機本体の室内設置位置と居住
者位置との間で温度差が生じ易い。一般的に、図９に示
すように冷房運転時は吹出し空気が下側に溜まり、図１
０に示すように暖房運転時は上側に溜まる傾向がある。
室温検知をリモコン側に固定した場合、冷房運転時にリ
モコン周辺の室温が部屋全体の平均温度に対して早く下
がるために空気調和機の温調動作により運転が停止し、
部屋全体が冷えない。さらに室温検知を本体側に固定し
た場合、暖房運転時に本体周辺の室温が早く上がるため
に空気調和機の温調動作により運転が停止し、部屋全体
が暖まらない。
【０００３】そのため、空気調和機の運転においては、
空気調和機本体側とリモコン側に設けられた温度センサ
でそれぞれの位置の空気温度を検出し、これらの温度と
設定温度に基づいて温度制御を行い室内の快適温度環境
を得るようにしている。従来、例えば空気調和機の運転
開始後一定時間は本体側室温センサからの出力と設定温
度との差に基づいて空気調和機の圧縮機の回転周波数を
制御し、室内温度が安定した後は、リモコン側の室温セ
ンサの出力と設定温度との差に基づいて圧縮機の回転周
波数を制御するものがある。この場合、室温センサはリ
モコン側と本体側を空気調和機の使用者が選択して使用
する。
空気調和機本体側とリモコン側に設けられた温度センサ
でそれぞれの位置の空気温度を検出し、これらの温度と
設定温度に基づいて温度制御を行い室内の快適温度環境
を得るようにしている。従来、例えば空気調和機の運転
開始後一定時間は本体側室温センサからの出力と設定温
度との差に基づいて空気調和機の圧縮機の回転周波数を
制御し、室内温度が安定した後は、リモコン側の室温セ
ンサの出力と設定温度との差に基づいて圧縮機の回転周
波数を制御するものがある。この場合、室温センサはリ
モコン側と本体側を空気調和機の使用者が選択して使用
する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では使用
者が室温センサを空気調和機の運転状態にあわせて切り
換えないと快適な温度制御が行なえないという問題があ
った。本発明は上記のような課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、使用者が室温センサを切り換
えなくても、空気調和機の運転モードを選択するだけで
冷房、暖房に適合して快適な室内温度環境を得ることが
できる空気調和機の制御装置を提供することである。
者が室温センサを空気調和機の運転状態にあわせて切り
換えないと快適な温度制御が行なえないという問題があ
った。本発明は上記のような課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、使用者が室温センサを切り換
えなくても、空気調和機の運転モードを選択するだけで
冷房、暖房に適合して快適な室内温度環境を得ることが
できる空気調和機の制御装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項１の空
気調和機の制御装置は、空気調和機本体の吸込空気温度
を検出する第１の手段と、リモコン位置の空気温度を検
出する第２の手段とを備え、上記第１の手段または第２
の手段により検出した空気温度が設定温度となるように
制御する空気調和機の制御装置において、冷房運転時は
上記第１の手段により検出した空気温度を用い、暖房運
転時は上記第２の手段により検出した空気温度を用いて
それぞれ運転制御を行うことを特徴とするものである。
気調和機の制御装置は、空気調和機本体の吸込空気温度
を検出する第１の手段と、リモコン位置の空気温度を検
出する第２の手段とを備え、上記第１の手段または第２
の手段により検出した空気温度が設定温度となるように
制御する空気調和機の制御装置において、冷房運転時は
上記第１の手段により検出した空気温度を用い、暖房運
転時は上記第２の手段により検出した空気温度を用いて
それぞれ運転制御を行うことを特徴とするものである。
【０００６】また、この発明の請求項２の空気調和機の
制御装置は、上記運転制御がサーモスタットのオン、オ
フ制御であることを特徴とするものである。
制御装置は、上記運転制御がサーモスタットのオン、オ
フ制御であることを特徴とするものである。
【０００７】また、この発明の請求項３の空気調和機の
制御装置は、上記運転制御が圧縮機の運転、停止制御で
あることを特徴とするものである。
制御装置は、上記運転制御が圧縮機の運転、停止制御で
あることを特徴とするものである。
【０００８】また、この発明の請求項４の空気調和機の
制御装置は、上記運転制御が圧縮機の周波数制御である
ことを特徴とするものである。
制御装置は、上記運転制御が圧縮機の周波数制御である
ことを特徴とするものである。
【０００９】また、この発明の請求項５の空気調和機の
制御装置は、上記運転制御が送風機の運転制御であるこ
とを特徴とするものである。
制御装置は、上記運転制御が送風機の運転制御であるこ
とを特徴とするものである。
【００１０】また、この発明の請求項６の空気調和機の
制御装置は、冷房運転時、および暖房運転時で室温が設
定温度より低い場合は送風機風量は設定値とし、暖房運
転時で室温が設定値以上の場合は送風機の風量を設定値
より少なくすることを特徴とするものである。
制御装置は、冷房運転時、および暖房運転時で室温が設
定温度より低い場合は送風機風量は設定値とし、暖房運
転時で室温が設定値以上の場合は送風機の風量を設定値
より少なくすることを特徴とするものである。
【００１１】また、この発明の請求項７の空気調和機の
制御装置は、空気調和機本体とリモコンとの通信にワイ
ヤードリモコンを用いることを特徴とするものである。
制御装置は、空気調和機本体とリモコンとの通信にワイ
ヤードリモコンを用いることを特徴とするものである。
【００１２】また、この発明の請求項８の空気調和機の
制御装置は、空気調和機本体とリモコンとの通信にワイ
ヤレスリモコンを用いることを特徴とするものである。
制御装置は、空気調和機本体とリモコンとの通信にワイ
ヤレスリモコンを用いることを特徴とするものである。
【００１３】また、この発明の請求項９の空気調和機の
制御方法は、空気調和機本体の吸込空気温度を検出する
とともに、リモコン位置の室内空気温度を検出し、冷房
運転時は上記吸込空気温度により、暖房運転時は上記室
内空気温度により運転制御を行うことを特徴とするもの
である。
制御方法は、空気調和機本体の吸込空気温度を検出する
とともに、リモコン位置の室内空気温度を検出し、冷房
運転時は上記吸込空気温度により、暖房運転時は上記室
内空気温度により運転制御を行うことを特徴とするもの
である。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。なお、各図において同一
または相当の部分には同一符号を付して説明を簡略化な
いし省略する。 実施の形態１．図１は本発明の実施の形態１である空気
調和機の制御装置の要素ブロック図である。図におい
て、１は空気調和機本体、２はリモコン操作部である。
上記空気調和機本体１は吸込温度センサ３と、リモコン
操作部２からデータを受信するデータ受信部４と、上記
吸込み温度センサ３とデータ受信部４からのデータ入力
により空気調和機の運転を制御する運転制御部５とから
構成される。
実施の形態について説明する。なお、各図において同一
または相当の部分には同一符号を付して説明を簡略化な
いし省略する。 実施の形態１．図１は本発明の実施の形態１である空気
調和機の制御装置の要素ブロック図である。図におい
て、１は空気調和機本体、２はリモコン操作部である。
上記空気調和機本体１は吸込温度センサ３と、リモコン
操作部２からデータを受信するデータ受信部４と、上記
吸込み温度センサ３とデータ受信部４からのデータ入力
により空気調和機の運転を制御する運転制御部５とから
構成される。
【００１５】リモコン操作部２は、リモコン周辺の室温
を検知する室温センサ８と、使用者が空気調和機の運転
モードを設定し、かつその設置温度を定めるスイッチ等
からなる設定部９と、室温センサ８が検出したデータと
設定部９からのデータを入力し処理するリモコン制御部
１０、リモコン制御部１０からのデータを空気調和機本
体１に送信するデータ送信部１１とにより構成される。
を検知する室温センサ８と、使用者が空気調和機の運転
モードを設定し、かつその設置温度を定めるスイッチ等
からなる設定部９と、室温センサ８が検出したデータと
設定部９からのデータを入力し処理するリモコン制御部
１０、リモコン制御部１０からのデータを空気調和機本
体１に送信するデータ送信部１１とにより構成される。
【００１６】上記構成において、空気調和機の使用者が
設定部９より冷房運転を選択すると、リモコン制御部１
０は、室温センサ８より得られた室温データと設定部９
より得られた設定温度と冷房運転等の設定情報をデータ
送信部１１により空気調和機本体１に送信する。空気調
和機本体１は、データ受信部４で受信したデータより冷
房運転の指令、設定温度および室温センサ８で検知され
た室温を取り込み、運転制御部５により設定温度と室温
により演算を行ない空気調和機の運転モードを決める。
また、同様に暖房運転時は、運転制御部５により、空気
調和機本体１の吸込温度センサ３より得られた室温デー
タと設定部９より得られた設定温度の入力により空気調
和機の運転モードを決める。
設定部９より冷房運転を選択すると、リモコン制御部１
０は、室温センサ８より得られた室温データと設定部９
より得られた設定温度と冷房運転等の設定情報をデータ
送信部１１により空気調和機本体１に送信する。空気調
和機本体１は、データ受信部４で受信したデータより冷
房運転の指令、設定温度および室温センサ８で検知され
た室温を取り込み、運転制御部５により設定温度と室温
により演算を行ない空気調和機の運転モードを決める。
また、同様に暖房運転時は、運転制御部５により、空気
調和機本体１の吸込温度センサ３より得られた室温デー
タと設定部９より得られた設定温度の入力により空気調
和機の運転モードを決める。
【００１７】冷房運転時には図９に示すように、リモコ
ン周辺の温度センサ８は低温域にあり、部屋全体が冷え
る前に温度センサ８の温度が下がるために、空気調和機
本体の吸込みセンサ３が検出した温度を用いて温度制御
することで部屋全体の平均的温度が設定温度となる快適
な冷房空調を行うことができる。同様に、暖房運転時に
は図１０に示すように、空気調和機本体の吸込温度セン
サ３の周辺は高温域であり、空気調和機の使用者がいる
領域は低温域であり温度差が激しい。従って、空調制御
のためには、リモコン周辺の温度センサ８が検出した使
用者の周囲温度を用いて温度制御することで快適な暖房
空調を行うことができる。なお、上記において図１には
示されていないが、空気調和機の運転制御はサーモスタ
ットのオン、オフにより行うことができる。
ン周辺の温度センサ８は低温域にあり、部屋全体が冷え
る前に温度センサ８の温度が下がるために、空気調和機
本体の吸込みセンサ３が検出した温度を用いて温度制御
することで部屋全体の平均的温度が設定温度となる快適
な冷房空調を行うことができる。同様に、暖房運転時に
は図１０に示すように、空気調和機本体の吸込温度セン
サ３の周辺は高温域であり、空気調和機の使用者がいる
領域は低温域であり温度差が激しい。従って、空調制御
のためには、リモコン周辺の温度センサ８が検出した使
用者の周囲温度を用いて温度制御することで快適な暖房
空調を行うことができる。なお、上記において図１には
示されていないが、空気調和機の運転制御はサーモスタ
ットのオン、オフにより行うことができる。
【００１８】図２は本発明の実施の形態１である空気調
和機の制御を示すフローチャートで、図に示すようにス
テップＳ１において、使用者が設定部９によって設定し
た空気調和機の運転モードが判定される。判定された運
転モードが冷房運転の時は、ステップＳ２で室温として
空気調和機本体１の吸込温度センサ３が検知した吸込温
度が選択され、ステップＳ３で室温が設定温度以上の場
合はステップＳ４でサーモをオンとする。室温が設定温
度より低くなったと判断した場合はサーモをオフとす
る。
和機の制御を示すフローチャートで、図に示すようにス
テップＳ１において、使用者が設定部９によって設定し
た空気調和機の運転モードが判定される。判定された運
転モードが冷房運転の時は、ステップＳ２で室温として
空気調和機本体１の吸込温度センサ３が検知した吸込温
度が選択され、ステップＳ３で室温が設定温度以上の場
合はステップＳ４でサーモをオンとする。室温が設定温
度より低くなったと判断した場合はサーモをオフとす
る。
【００１９】また、暖房運転時は、ステップＳ５で室温
としてリモコンの室温センサ８の検出温度が選択され、
ステップＳ６で室温が設定温度以上となった場合はサー
モをオフ、室温が設定温度より低い場合はサーモをオン
とする。
としてリモコンの室温センサ８の検出温度が選択され、
ステップＳ６で室温が設定温度以上となった場合はサー
モをオフ、室温が設定温度より低い場合はサーモをオン
とする。
【００２０】以上説明したように、この実施の形態で
は、冷房運転時は空気調和機本体側の室温センサを、暖
房運転時はリモコン側の室温センサを自動的に選択し、
選択した室温センサより得られた室温が設定温度となる
ように運転制御を行うようにしたものである。このよう
に温調動作を行うことで快適な空調制御を実現すること
ができる。
は、冷房運転時は空気調和機本体側の室温センサを、暖
房運転時はリモコン側の室温センサを自動的に選択し、
選択した室温センサより得られた室温が設定温度となる
ように運転制御を行うようにしたものである。このよう
に温調動作を行うことで快適な空調制御を実現すること
ができる。
【００２１】実施の形態２．図３は本発明の実施の形態
２を示す要素ブロック図である。図１との相異点は、空
気調和機本体１に圧縮機６と、圧縮機６を制御する圧縮
機制御部７が追加されたことである。
２を示す要素ブロック図である。図１との相異点は、空
気調和機本体１に圧縮機６と、圧縮機６を制御する圧縮
機制御部７が追加されたことである。
【００２２】このように構成すれば、リモコン操作部２
の設定部９において使用者が設定した設定温度と、空気
調和機の運転モードにより選択された室温センサ８また
は吸込温度センサ３より得られた室温データにより、運
転制御部５は圧縮機制御部７を介して圧縮機６の制御を
行い、快適な空調制御を行うことができる。ここで圧縮
機の制御とは、圧縮機の運転、停止を意味する。
の設定部９において使用者が設定した設定温度と、空気
調和機の運転モードにより選択された室温センサ８また
は吸込温度センサ３より得られた室温データにより、運
転制御部５は圧縮機制御部７を介して圧縮機６の制御を
行い、快適な空調制御を行うことができる。ここで圧縮
機の制御とは、圧縮機の運転、停止を意味する。
【００２３】図４は本発明の実施の形態２である空気調
和機の制御動作を示すフローチャートで、図に示すよう
にステップＳ１において、使用者が設定部９によって設
定した空気調和機の運転モードが判定される。判定され
た運転モードが冷房運転の時は、ステップＳ２で室温と
して空気調和機本体１の吸込温度センサ３が検知した吸
込温度が選択され、ステップＳ３で室温が設定温度以上
か以下かを判定する。ここまでは、図２のフローと同様
である。
和機の制御動作を示すフローチャートで、図に示すよう
にステップＳ１において、使用者が設定部９によって設
定した空気調和機の運転モードが判定される。判定され
た運転モードが冷房運転の時は、ステップＳ２で室温と
して空気調和機本体１の吸込温度センサ３が検知した吸
込温度が選択され、ステップＳ３で室温が設定温度以上
か以下かを判定する。ここまでは、図２のフローと同様
である。
【００２４】ステップＳ３で室温が設定温度以上と判定
された場合は、ステップＳ８で圧縮機を運転動作させ
る。また、室温が設定温度より低くなったと判断した場
合は圧縮機を停止させる。また、暖房運転時は、ステッ
プＳ５で室温としてリモコンの室温センサ８の検出温度
が選択され、ステップＳ６で室温が設定温度以上か以下
かを判定する。ここまでは、図２のフローと同様であ
る。
された場合は、ステップＳ８で圧縮機を運転動作させ
る。また、室温が設定温度より低くなったと判断した場
合は圧縮機を停止させる。また、暖房運転時は、ステッ
プＳ５で室温としてリモコンの室温センサ８の検出温度
が選択され、ステップＳ６で室温が設定温度以上か以下
かを判定する。ここまでは、図２のフローと同様であ
る。
【００２５】ステップＳ６で室温が設定温度以上と判定
された場合は、ステップＳ９で圧縮機を運転停止させ、
室温が設定温度より低い場合は圧縮機を運転動作させ
る。このように温調動作を行うことで快適な空調制御を
実現することができる。
された場合は、ステップＳ９で圧縮機を運転停止させ、
室温が設定温度より低い場合は圧縮機を運転動作させ
る。このように温調動作を行うことで快適な空調制御を
実現することができる。
【００２６】以上のように、この実施の形態２において
も、実施の形態１と同様、空気調和機の運転モードによ
り室温センサを切り換え、設定温度と室温を比較し圧縮
機の制御を行うことで快適な空調制御を実現することが
できる。
も、実施の形態１と同様、空気調和機の運転モードによ
り室温センサを切り換え、設定温度と室温を比較し圧縮
機の制御を行うことで快適な空調制御を実現することが
できる。
【００２７】実施の形態３．図５は本発明の実施の形態
３を示す要素ブロック図である。図１との相異点は空気
調和機本体１に、圧縮機６Ａと、圧縮機６Ａを制御する
圧縮機制御部７Ａが追加されたことである。ここで、圧
縮機６Ａは周波数可変すなわち圧縮機モータの回転周波
数を制御できるもの、圧縮機制御部７Ａは圧縮機６Ａの
周波数を制御するものである。
３を示す要素ブロック図である。図１との相異点は空気
調和機本体１に、圧縮機６Ａと、圧縮機６Ａを制御する
圧縮機制御部７Ａが追加されたことである。ここで、圧
縮機６Ａは周波数可変すなわち圧縮機モータの回転周波
数を制御できるもの、圧縮機制御部７Ａは圧縮機６Ａの
周波数を制御するものである。
【００２８】このような構成により、リモコン操作部２
において設定部９により使用者が設定した設定温度と、
空気調和機の運転モードにより選択された室温センサ９
または吸込温度センサ３より得られた室温により、運転
制御部５は圧縮機制御部７Ａを介して圧縮機６Ａの周波
数制御を行い、設定温度と室温の温度差が大きいときは
圧縮機６Ａの周波数（圧縮機６Ａのモータの回転周波
数）を上げ、小さいときは圧縮機６Ａの周波数を下げる
ことで快適な空調制御を行うことができる。
において設定部９により使用者が設定した設定温度と、
空気調和機の運転モードにより選択された室温センサ９
または吸込温度センサ３より得られた室温により、運転
制御部５は圧縮機制御部７Ａを介して圧縮機６Ａの周波
数制御を行い、設定温度と室温の温度差が大きいときは
圧縮機６Ａの周波数（圧縮機６Ａのモータの回転周波
数）を上げ、小さいときは圧縮機６Ａの周波数を下げる
ことで快適な空調制御を行うことができる。
【００２９】図６は本発明の実施の形態３の空気調和機
の制御動作を示すフローチャートで、図に示すように使
用者が設定した空気調和機の運転モードによりステップ
Ｓ１で室温センサを切り換え、設定温度と室温を比較し
圧縮機６Ａの周波数制御を行う。すなわち、冷房運転時
は、ステップＳ３で室温が設定温度以上の場合はステッ
プＳ１０で圧縮機６Ａの回転周波数を増加させる。ま
た、室温が設定温度より低くなったと判断した場合はス
テップＳ１１で圧縮機の回転周波数を減少させる。
の制御動作を示すフローチャートで、図に示すように使
用者が設定した空気調和機の運転モードによりステップ
Ｓ１で室温センサを切り換え、設定温度と室温を比較し
圧縮機６Ａの周波数制御を行う。すなわち、冷房運転時
は、ステップＳ３で室温が設定温度以上の場合はステッ
プＳ１０で圧縮機６Ａの回転周波数を増加させる。ま
た、室温が設定温度より低くなったと判断した場合はス
テップＳ１１で圧縮機の回転周波数を減少させる。
【００３０】また、暖房運転時は、ステップＳ６で室温
が設定温度以上となった場合はステップＳ１１で圧縮機
の回転周波数を減少させ、室温が設定温度より低い場合
は圧縮機の回転周波数を増加させる。このように温調動
作を行うことで快適な空調制御を実現することができ
る。なお、本実施の形態３はインバータ形空気調和機に
適用できるものである。
が設定温度以上となった場合はステップＳ１１で圧縮機
の回転周波数を減少させ、室温が設定温度より低い場合
は圧縮機の回転周波数を増加させる。このように温調動
作を行うことで快適な空調制御を実現することができ
る。なお、本実施の形態３はインバータ形空気調和機に
適用できるものである。
【００３１】実施の形態４．図７は本発明の実施の形態
４を示す要素ブロック図である。図１との相異点は、空
気調和機本体１に、送風機１２と、送風機１２を制御す
る送風機制御部１３が追加されたことである。このよう
な構成により、リモコン操作部２において設定部９で設
定された設定温度と、運転モードにより選択された室温
センサより得られた室温により、運転制御部５は、送風
機制御部１３を介して送風機１２の制御を行い、快適な
空調制御を行うことができる。
４を示す要素ブロック図である。図１との相異点は、空
気調和機本体１に、送風機１２と、送風機１２を制御す
る送風機制御部１３が追加されたことである。このよう
な構成により、リモコン操作部２において設定部９で設
定された設定温度と、運転モードにより選択された室温
センサより得られた室温により、運転制御部５は、送風
機制御部１３を介して送風機１２の制御を行い、快適な
空調制御を行うことができる。
【００３２】図８はこの発明の空気調和機の制御動作を
示すフローチャートで、図に示すように空気調和機の運
転モードによりステップＳ１で室温センサを切り換え、
（設定温度と室温を比較し圧縮機６Ａの周波数制御を行
う。）すなわち、冷房運転時は、ステップＳ１２で、送
風機１２の運転は、設定部９で設定した設定風量に合わ
せて運転をおこなう。
示すフローチャートで、図に示すように空気調和機の運
転モードによりステップＳ１で室温センサを切り換え、
（設定温度と室温を比較し圧縮機６Ａの周波数制御を行
う。）すなわち、冷房運転時は、ステップＳ１２で、送
風機１２の運転は、設定部９で設定した設定風量に合わ
せて運転をおこなう。
【００３３】また、暖房運転時は、ステップＳ６で設定
温度と室温を比較し、室温が設定温度より低い場合は、
ステップＳ１３で、リモコン操作部２の設定部９で設定
された風量で送風機１２を運転させる。また、室温が設
定温度以上になった場合は、ステップＳ１４で送風機の
風量を微風となるように制御する。
温度と室温を比較し、室温が設定温度より低い場合は、
ステップＳ１３で、リモコン操作部２の設定部９で設定
された風量で送風機１２を運転させる。また、室温が設
定温度以上になった場合は、ステップＳ１４で送風機の
風量を微風となるように制御する。
【００３４】以上説明したように、この実施の形態で
は、冷房運転時、および暖房運転時で室温が設定温度よ
り低い場合は送風機風量は設定値とし、暖房運転時で室
温が設定値以上の場合は送風機の風量を設定値より少な
くするようにしたものである。このように温調動作を行
うことで快適な空調制御を実現することができる。な
お、この実施の形態４の送風機制御は、上記実施の形態
１、２または３の制御と併せて実施することによりさら
に快適な空調制御を実現することができる。
は、冷房運転時、および暖房運転時で室温が設定温度よ
り低い場合は送風機風量は設定値とし、暖房運転時で室
温が設定値以上の場合は送風機の風量を設定値より少な
くするようにしたものである。このように温調動作を行
うことで快適な空調制御を実現することができる。な
お、この実施の形態４の送風機制御は、上記実施の形態
１、２または３の制御と併せて実施することによりさら
に快適な空調制御を実現することができる。
【００３５】以上説明した本発明の実施の形態１〜４に
おいては、空気調和機本体１とリモコン操作部２間の通
信を赤外線、電波等で行うワイヤレスリモコンを使用す
ることができる。また、空気調和機本体１とリモコン操
作部２間の通信を電線、光ファイバー等の配線で行うワ
イヤードリモコンを使用することもできる。
おいては、空気調和機本体１とリモコン操作部２間の通
信を赤外線、電波等で行うワイヤレスリモコンを使用す
ることができる。また、空気調和機本体１とリモコン操
作部２間の通信を電線、光ファイバー等の配線で行うワ
イヤードリモコンを使用することもできる。
【００３６】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。本発明の
請求項１〜９に記載の空気調和機の制御装置あるいは制
御方法によれば、自動的に、冷房時は空気調和機の吸込
空気温度、暖房時はリモコン周辺の温度を室内温度とし
て選択し、この室内温度が設定温度となるように運転制
御を行うようにしたので、居住者が冷房、暖房に応じて
室温センサを選択切換することなく快適な温度調節機能
を得ることができる。
ているので、以下に示すような効果を奏する。本発明の
請求項１〜９に記載の空気調和機の制御装置あるいは制
御方法によれば、自動的に、冷房時は空気調和機の吸込
空気温度、暖房時はリモコン周辺の温度を室内温度とし
て選択し、この室内温度が設定温度となるように運転制
御を行うようにしたので、居住者が冷房、暖房に応じて
室温センサを選択切換することなく快適な温度調節機能
を得ることができる。
【００３７】さらに本発明の請求項６に記載の空気調和
機の制御装置によれば、自動的に、冷房時は空気調和機
の吸込空気温度、暖房時はリモコン周辺の温度を室内温
度として選択し、暖房時この室内温度が設定温度以上の
場合は送風機の風量を設定風量より少なくするように送
風機制御を行うようにしたので、快適な温度調節機能を
得ることができる。
機の制御装置によれば、自動的に、冷房時は空気調和機
の吸込空気温度、暖房時はリモコン周辺の温度を室内温
度として選択し、暖房時この室内温度が設定温度以上の
場合は送風機の風量を設定風量より少なくするように送
風機制御を行うようにしたので、快適な温度調節機能を
得ることができる。
【図１】 本発明の実施の形態１による空気調和機の制
御装置を説明するための要素ブロック図。
御装置を説明するための要素ブロック図。
【図２】 本発明の実施の形態１による空気調和機の制
御装置の制御内容を示すフローチャート。
御装置の制御内容を示すフローチャート。
【図３】 本発明の実施の形態２による空気調和機の制
御装置を説明するための要素ブロック図。
御装置を説明するための要素ブロック図。
【図４】 本発明の実施の形態２による空気調和機の制
御装置の制御内容を示すフローチャート。
御装置の制御内容を示すフローチャート。
【図５】 本発明の実施の形態３による空気調和機の制
御装置を説明するための要素ブロック図。
御装置を説明するための要素ブロック図。
【図６】 本発明の実施の形態３による空気調和機の制
御装置の制御内容を示すフローチャート。
御装置の制御内容を示すフローチャート。
【図７】 本発明の実施の形態４による空気調和機の制
御装置を説明するための要素ブロック図。
御装置を説明するための要素ブロック図。
【図８】 本発明の実施の形態４による空気調和機の制
御装置の制御内容を示すフローチャート。
御装置の制御内容を示すフローチャート。
【図９】 空気調和機の冷房での使用状況を示す説明
図。
図。
【図１０】 空気調和機の暖房での使用状況を示す説明
図。
図。
１ 空気調和機本体、 ２ リモコン操作部、 ３ 吸
込温度センサ、 ４データ受信部、５ 運転制御部、
６，６Ａ 圧縮機、 ７，７Ａ 圧縮機制御部、 ８
室温センサ、 ９ 設定部、 １０ リモコン制御部、
１１ データ送信部、 １２ 送風機、 １３ 送風
機制御部。
込温度センサ、 ４データ受信部、５ 運転制御部、
６，６Ａ 圧縮機、 ７，７Ａ 圧縮機制御部、 ８
室温センサ、 ９ 設定部、 １０ リモコン制御部、
１１ データ送信部、 １２ 送風機、 １３ 送風
機制御部。
Claims (9)
- 【請求項１】 空気調和機本体の吸込空気温度を検出す
る第１の手段と、リモコン位置の空気温度を検出する第
２の手段とを備え、上記第１の手段または第２の手段に
より検出した空気温度が設定温度となるように制御する
空気調和機の制御装置において、冷房運転時は上記第１
の手段により検出した空気温度を用い、暖房運転時は上
記第２の手段により検出した空気温度を用いてそれぞれ
運転制御を行うことを特徴とする空気調和機の制御装
置。 - 【請求項２】 上記運転制御はサーモスタットのオン／
オフ制御であることを特徴とする請求項１記載の空気調
和機の制御装置。 - 【請求項３】 上記運転制御は圧縮機の運転／停止制御
であることを特徴とする請求項１記載の空気調和機の制
御装置。 - 【請求項４】 上記運転制御は圧縮機の周波数制御であ
ることを特徴とする請求項１記載の空気調和機の制御装
置。 - 【請求項５】 上記運転制御は送風機の運転制御である
ことを特徴とする請求項１記載の空気調和機の制御装
置。 - 【請求項６】 冷房運転時、および暖房運転時で室温が
設定温度より低い場合は送風機風量は設定値とし、暖房
運転時で室温が設定温度以上の場合は送風機の風量を設
定値より少なくすることを特徴とする請求項１〜５のい
ずれかに記載空気調和機の制御装置。 - 【請求項７】 空気調和機本体とリモコンとの通信にワ
イヤードリモコンを用いることを特徴とする請求項１〜
６のいずれかに記載の空気調和機の制御装置。 - 【請求項８】 空気調和機本体とリモコンとの通信にワ
イヤレスリモコンを用いることを特徴とする請求項１〜
６のいずれかに記載の空気調和機の制御装置。 - 【請求項９】 空気調和機本体の吸込空気温度を検出す
るとともに、リモコン位置の室内空気温度を検出し、冷
房運転時は上記吸込空気温度により、暖房運転時は上記
室内空気温度により運転制御を行うことを特徴とする空
気調和機の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10140974A JPH11337151A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 空気調和機の制御装置および制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10140974A JPH11337151A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 空気調和機の制御装置および制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11337151A true JPH11337151A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15281182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10140974A Pending JPH11337151A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 空気調和機の制御装置および制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11337151A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011149615A (ja) * | 2010-01-21 | 2011-08-04 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和システム |
| JP2012177490A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Daikin Industries Ltd | 仲介装置および空気調和システム |
| CN108981932A (zh) * | 2013-05-17 | 2018-12-11 | 松下电器（美国）知识产权公司 | 热图像传感器以及空气调节机 |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP10140974A patent/JPH11337151A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011149615A (ja) * | 2010-01-21 | 2011-08-04 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和システム |
| JP2012177490A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Daikin Industries Ltd | 仲介装置および空気調和システム |
| CN108981932A (zh) * | 2013-05-17 | 2018-12-11 | 松下电器（美国）知识产权公司 | 热图像传感器以及空气调节机 |
| CN108981932B (zh) * | 2013-05-17 | 2020-08-18 | 松下电器（美国）知识产权公司 | 热图像传感器以及空气调节机 |
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