JPH11336293A - スレートの補強方法及び補強スレート - Google Patents

スレートの補強方法及び補強スレート

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JPH11336293A
JPH11336293A JP10142732A JP14273298A JPH11336293A JP H11336293 A JPH11336293 A JP H11336293A JP 10142732 A JP10142732 A JP 10142732A JP 14273298 A JP14273298 A JP 14273298A JP H11336293 A JPH11336293 A JP H11336293A
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JP
Japan
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slate
reinforcing
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primer
reinforcing core
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JP10142732A
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English (en)
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Jujiro Fujimoto
重治郎 藤本
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Fuji Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Fuji Sangyo Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スレートの利点を有しながら強度や防水性の
向上を簡単に図ることができると共に、既存の建物の屋
根等の補修を簡単且つ良好に行うことができるスレート
の補強方法を提供する。また床面や屋根等の敷設部材と
して好適化させることができる補強スレートを提供す
る。 【解決手段】 スレート1の表面に対し、ウレタン樹脂
塗料等によるプライマー塗布施工を行ってプライマー面
5を形成したのち、該プライマー面5上にポリエステル
樹脂塗料等を用いガラス繊維等の補強芯材80を付着施
工して補強心材面8を形成すると共に、該補強心材面8
上にポリエステル樹脂液等によるライニング面7を施工
することにより補強面2を形成し、スレート1を補強さ
せるスレートの補強方法としている。またスレート1の
表面に、プライマー塗布施工によるプライマー面5と、
該プライマー面5上にガラス繊維等の補強芯材80を付
着させた補強心材面8と、該補強心材面8上にポリエス
テル樹脂液等によるライニング面7を施工して補強面2
を形成した補強スレートとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スレートの補強方
法及び補強スレートに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、セメントと石綿等の繊維部材を
混練り形成してなるスレートは、その製造が簡単で且つ
廉価に行うことができると共に敷設等の施工が簡単であ
ることから、工場や倉庫並びに鉄道駅のプラットホーム
等の屋根並びに壁面に多用されている。従来、建物の屋
根に敷設されるスレートは、屋根の棟側にのこ棟スレー
トを横方向に列設し、他方の軒先側には軒先曲げスレー
トを列設し、屋根の両側にはけらばスレートを沿設し、
これらのスレートで囲繞された平坦部分は平波スレート
等を敷設することにより屋根構造を構成している。
【0003】また建物のベランダや屋上等の床面のフロ
ア形成手段としては、在来のスレートは表面耐久性や靱
性等に欠けるため、専ら在来工法によるコンクリートで
平坦な床面に仕上げるもの、及び防水用のゴム製マット
を目地に漏水防止施工を行いながら敷設して床面を形成
するゴム製マット工法等が一般的に行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記従来のよう
な構成によるスレート製の屋根は、一般に10〜20年
程度の期間を経ると風化が著しく進行し、表面劣化を生
じて黒く変色したり脆くなるものであり、このようなス
レート製の屋根が多用されている鉄道駅のプラットホー
ムの屋根では、線路側に面し高い位置で曲がりが大きい
のこ棟スレートの曲部が、列車が通過する際に生じる風
圧を直接的に受けるので、のこ棟スレートの曲部は強風
や振動等の応力が繰り返し集中するために、その劣化面
に亀裂が発生して部分的な欠落等を生じ易いものであ
る。従って、このようなスレート製の屋根は、定期的に
大がかりな屋根の張り替え等を要すること、及び部分的
な補修作業が煩雑であると共にコスト高になる等の問題
がある。
【0005】また従来の建物等のフロア形成手段のう
ち、コンクリート施工による場合には床面に複雑で細微
な亀裂が発生し易く、これに伴う漏水箇所の発見が困難
であると共にその補修作業が煩雑である等の問題があ
る。一方、ゴム製マット工法による場合には、目地の漏
水防止施工箇所が劣化し易く、この部の再漏水防止施工
が困難で不十分になり易いと共にマット自体が損傷を受
け易い欠点があり、ゴム製マットが極めて高価であるこ
とから広い面積の床面資材としてコスト高で不適当であ
る等の問題を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解消
するための本発明によるスレートの補強方法は、第1
に、スレート1の表面に対し、ウレタン樹脂塗料等によ
るプライマー塗布施工を行ってプライマー面5を形成し
たのち、該プライマー面5上にポリエステル樹脂塗料等
を用いガラス繊維等の補強芯材80を付着施工して補強
心材面8を形成すると共に、該補強心材面8上にポリエ
ステル樹脂液等によるライニング面7を施工することに
より補強面2を形成し、スレート1を補強させることを
特徴としている。
【0007】第2に、スレート1の曲部15の裏側或い
は表側の表面に対し、補強面2を所定長Lを有して帯状
に形成することを特徴としている。
【0008】第3に、建物3の屋根33に敷設された、
のこ棟スレート10又は軒先曲げスレート11或いはけ
らばスレート13等の曲部15に対し、該曲部15の裏
側に沿って補強面2を帯状に形成することを特徴として
いる。
【0009】第4に、スレート1の表面に補強芯材80
を付着施工する際に、非補強心材面81を点在させなが
ら補強面2を形成することを特徴としている。
【0010】第5に、床面35に敷設される複数のスレ
ート1の全面及びその目地1aに、補強面2を一体的に
形成することを特徴としている。
【0011】第6に、床面35に敷設される複数のスレ
ート1の全面に施工された補強面2に、弾性塗料による
トップコート面9を形成することを特徴としている。
【0012】また本発明の補強スレートは、第1に、ス
レート1の表面に、プライマー塗布施工によるプライマ
ー面5と、該プライマー面5上にガラス繊維等の補強芯
材80を付着させた補強心材面8と、該補強心材面8上
にポリエステル樹脂液等によるライニング面7を施工し
て補強面2を形成してなることを特徴としている。
【0013】第2に、補強面2を形成したスレート1の
側辺に、補強心材面8の補強芯材80を相隣るスレート
1に接合可能に突出させることを特徴としている。
【0014】第3に、補強芯材80を突出させたスレー
ト1の側辺と反対側の側辺に、相隣るスレート1から突
出する補強芯材80を接合させる連結代83を形成して
なることを特徴としている。
【0015】第4に、補強面2を形成したスレート1の
全側辺に、補強面2を形成しない連結代83を形成して
なることを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。本発明に係わるスレート1の補強方法に
よる補強構造(補強面)2並びに補強作業等について、
図1〜図4を参照して説明する。図1において、3は鉄
道駅のプラットホーム30等に建てられている建物を示
し、該建物3はプラットホーム30の長さ方向に沿って
立設された複数の支柱31及びこれらを横方向に連結す
る天井枠32によって枠組みされ、該天井枠32に各単
位毎の大きさ及び形状に形成されたスレート1を、複数
敷設固定することによって屋根33を構成している。
【0017】図示例の屋根33に敷設されるスレート1
は、のこ棟スレート10,軒先曲げスレート11,平波
スレート12,けらばスレート13等からなり、屋根3
3の棟側にはのこ棟スレート10を横方向に列設し、他
方の軒先側には軒先曲げスレート11を列設し、屋根3
3の両側にはけらばスレート13を沿設し、上記のスレ
ートで囲繞された平坦部分は平波スレート12を敷設す
る在来の工法を以て建物3の屋根構造を構成している。
【0018】このようなスレート構造による屋根33
は、一般に10〜20年の期間を経ると風化が著しく進
行し黒く変色したり表面劣化が生じ、特に建物3の高い
位置で曲がりが大きいのこ棟スレート10の曲部(曲が
り部)15が、下方に一体的に垂設している垂下部16
等の自重も加わることから、他の部に比して劣化の進行
が早い傾向がある。従って、列車が通過する際に生じる
風圧を直接的に受けるホーム30等に設置される建物3
の場合には、のこ棟スレート10の曲部15には強風に
よる風圧や振動等の応力が集中するために、曲部劣化面
に亀裂が発生して部分的な欠落等を生じて垂下部16が
落下することがある。
【0019】この一様な傾向にある屋根33或いは適宜
な壁面等に敷設されるスレート1に対し、本発明による
スレートの補強方法によって補強施工を行うことによ
り、スレート1の曲部15の亀裂の発生や欠落或いは劣
化等を簡単且つ良好に防止することができるものであ
る。即ち、本発明によるスレートの補強方法の一実施形
態に係わる補強作業は、作業者が屋根33の下側から、
図3,図4に示すように上記のこ棟スレート10の曲部
15の補強を要する所定の円弧長さ(所定長)Lのその
横巾方向に対して、先ずその表面を清掃等の下地調整を
した状態においてプライマー塗布を行う。
【0020】次いで、上記所定長Lにその巾方向全面に
ウレタン樹脂塗料等を用いてプライマー塗布施工を行っ
てプライマー面5を形成したのち、該プライマー面5上
にポリエステル樹脂塗料等を用いて下塗り施工を行い下
塗り面(ライニング面)6を形成する。次いで、下塗り
面6上に以下の工程を以てFRPライニング施工による
補強施工を行うことにより曲部15の強度とその表面耐
久性の向上を図る。
【0021】即ち、上記補強施工は、先ずポリエステル
樹脂液を塗布することによりライニング面(下塗り面)
6を形成し、その直後にその非乾燥状態の面に対して、
ガラス繊維又はプラスチック繊維或いは植物性繊維等か
らなる補強用繊維(補強芯材)80を吹きつけ又は貼着
等の貼付手段によって一体的に混入塗布するか、上記補
強用繊維を付着施工の容易な所定長さと巾の布状に成形
した補強用繊維帯をロール等の補助具を用いて押圧しな
がら貼着固定する等の付着手段によって、FRPライニ
ング施工による補強心材面8を形成すると共に、該補強
心材面8上にポリエステル樹脂液を再度塗布しライニン
グ面7を形成することによって、補強構造(補強面)2
を構成しスレート1の補強を行うようにしている。
【0022】尚、上記FRPライニング施工時には、そ
の作業中途でポリエステル樹脂含浸脱泡処理を行うこと
が好ましく、またこれによって形成されるライニング層
は、補強を要するスレート1の被施工物の劣化の程度や
スレートの用途等によって、前述したFRPライニング
施工を適数回繰り返して厚く積層構成することにより、
簡単に所望とする厚さと強度にすることができるもので
ある。
【0023】次いで以上のようなFRPライニング施工
が完了した後は、必要によりライニング面7の補修施工
を行った後に、乾燥状態のライニング層の表面に対し
て、適宜な顔料を混入した着色ポリエステル樹脂塗料
(トップコート)等による仕上げ(塗装)施工を行っ
て、仕上面(トップコート面)9を形成することにより
一連の補強作業が完了することができるものである。
【0024】尚、上記補強作業において、図1示すのこ
棟スレート10又は軒先曲げスレート11において、前
記曲部15の裏側のような外見し難く外観上問題となら
ない部分等に補強施工をするとき、前記補修施工並びに
塗装仕上げ等の作業は省略してもよいものであり、特に
本発明の上記実施形態では図示例のようにプラットホー
ム30に設置されるスレート屋根の全面を補強施工する
ことなく、一般には外見し難い曲部15の裏側部分にお
いてのみ、横方向に所定長Lの帯状に施工を行う補強施
工方法とすることにより、塗装施工等の工程を省略する
ことができるから、補強作業を簡単且つ省力で廉価に行
うことができる等の利点がある。
【0025】また図2に示すように、屋根側端に大波け
らば又は大平けらば等のけらばスレート13が敷設され
て形成されるけらば13a部分の劣損に対しても、該け
らば13aの曲部15の裏側から上記と同様な補強施工
方法を以て良好に補強することができるものである。そ
して、この際補強作業は屋根3の下側において作業者が
簡単な足場を組んだ状態で行うことができるから、補強
作業を簡単且つ能率よく廉価に行うことができる等の特
徴を有する。さらに本発明によれば、上記曲部15の裏
側補強施工によるだけでは強度が不足するとき、或いは
曲部15表面の劣化を補修したい場合には、図3に点線
で示すように、曲部15の表面に前記裏側の帯状の補強
施工部分に対向する位置に、裏側と同様の補強施工を行
って補強面2aを形成することにより、上記目的を簡単
に達成することができるものである。
【0026】そしてこの場合、上記補強面2,(2a)
に塗装施工を行いたいときは、図3に示すようにライニ
ング施工による補強面2,(2a)と共に、その曲部1
5から垂下した垂下面16の全面も合わせて塗装を行う
と、曲部15の表面保護を均一に行うことができると共
に、塗装作業も簡単で且つ最も外観し易い垂下面16を
曲部15に合わせて表面の補修に美感を呈しながら良好
に仕上げることができるものである。
【0027】以上のように本発明の第1実施形態に係わ
るスレートの補強方法は、スレート1の表面に対し、ウ
レタン樹脂塗料等によるプライマー塗布施工を行ってプ
ライマー面5を形成したのち、該プライマー面5上にポ
リエステル樹脂塗料等を用いガラス繊維等の補強芯材8
0を付着施工して補強心材面8を形成すると共に、該補
強心材面8上にポリエステル樹脂液等によるライニング
面7を施工することにより補強面2を形成するようにし
たことにより、鉄道駅のプラットホーム30等に設置さ
れた建物3のスレート製の屋根33或いは壁面を、その
劣化状況を確認しながら簡単に補強したり補修すること
ができるので、スレート1の煩雑な取替え作業を長期間
にわたり不要とし大きな経済的効果を創出することがで
きる。
【0028】また特に劣化を生じやすいスレート1の曲
部15に対し、該曲部15の裏側にのみ所定長Lだけ帯
状に補強施工することにより、屋根33に登ることなく
下側から簡単に補強作業を能率よく行うことができると
共に、補強用の材料を可及的に節減しながらスレート1
の補強を的確に行うことができる。このとき、曲部15
に施工された補強面2はプライマー面5に補強心材面8
が形成されるので、補強面2自身が撓みと引っ張り力に
対しても充分な強度を有すると共に、表面耐候性にも優
れて長期間の使用に際して、例えその一部に亀裂等が生
じたとしても従来のもののように欠落等を生ずる惧がな
いものである。
【0029】尚、この際の補強用のライニング施行にあ
たっては、例えば図5,図6に示すように補強芯材80
で補修面に対し部分的に均一な模様を描くように施行す
ることにより、非補強心材面81を点在形成して補強芯
材80の材料の節約を図りながら、その分作業を簡単且
つ能率よく行うことができるから、材料費並びに作業コ
ストを低減することができると共に、補強芯材80で形
成される模様によっても屋根33の美感も創出すること
ができるものである。
【0030】即ち、図5は曲部15の補強面に対し、補
強芯材80を網目状に施工した例を示し、また図6は補
強面に丸形または角形の補強芯材80を施工しない非補
強心材面81を千鳥状に形成しながら穴空き補強心材面
8を施工した例を示す。そして、上記両者の補強心材施
行は刷毛塗り又は吹きつけ等の在来の手段によって行う
ことができる他、あらかじめ上記形状に形成した補強用
繊維帯にポリエステル樹脂液を含浸準備させたものを、
繰り出しながら連続的に貼着を行うようにすると、ライ
ニング施工作業を能率よく簡単に行うことができる等の
利点がある。
【0031】次に、本発明の第2実施形態について図7
〜図12を参照して説明する。図7で示す実施形態は、
所定の長さと巾で各単位毎に形成された平板状のスレー
ト1を、住宅等建物に設置されるベランダ或いは平床状
の屋上部等の床面35に敷設し、該床面35はその表面
に既述の補強方法や後述する補強施工を行う態様を示
し、これによれば、従来のコンクリートやゴム製マット
等による欠点を伴うことなく、スレート1をして防水性
及び耐候性を有する床面の敷設部材として有効的に利用
することを可能とし、床面形成施行の省力簡易化とコス
トの低減並びに漏水防止や、その補修等を簡単に行うこ
とができるものである。
【0032】即ちこの具体例としては、先ず平板状で標
準的な大きさに形成された複数のスレート1を、ベラン
ダ等のコンクリートで荒仕上げされた床面(基盤)35
上に、相隣るスレート1間で形成される目地1aに大き
な隙間を生じさせることなく敷設する。次いで、各スレ
ート1の表面及び目地1aに対し、前述した実施形態と
同様な補強方法を以て補強施工を行うことにより、床面
35を複数のスレート1によって平坦な床面に簡単に仕
上げることができると共に、その床面を補強面8によっ
て耐久性,防水性等を有する補強床面に形成することが
できるものである。
【0033】またこの方法によるスレート1を用いた床
面形成(フロア施工)において、既述のようなFRPラ
イニング施工で用いる補強心材面8には軟質補強繊維を
用いた軟質FRPとすることが好ましく、また仕上施工
に用いるトップコート面(仕上面)9は、乾燥固化時に
おいて弾力性を有するシリコン系,ゴム系,ウレタン系
等の弾性塗料を用た弾性床面にするとよい。この場合床
面の全面は適正な表面弾力性を有することができるの
で、人が歩行したり重量物が載置されたりする際に、軟
質FRPライニング施工或いは弾性床面のトップコート
面9が、人の歩行を柔らかな感触をもって快適に行わせ
ることができると共に、重量物の載置時の衝撃を表面が
一次的に微小変形して撓みながら緩和しスレート1によ
る床面の保護を良好に図ることができる。
【0034】また気温の寒暖等の変化に伴う熱膨張変化
に対しても、上記床面は伸縮性を有して良好に追随対応
することができるので、表面の亀裂の発生等を防止して
その耐久性を向上させることができる。またスレート1
自身は通気性を有すると共に断熱保温性にも優れている
ので、木材に類似した建物の呼吸を促して結露等の発生
も良好に防止し、建物用床面や壁面等の敷設部材として
のスレート利用の拡大を可能にすることができ、床面形
成施工を簡単且つ廉価に行うように好適化することがで
きる等の利点もある。
【0035】さらに床面施行を行う際に、スレート1は
コンクリート等を荒打ちした床面35に対し、一側から
順次組み合わせて列設するように敷設するだけで平坦な
床面(フロア)を簡単に仕上げることができるので、従
来の如くコンクリートによるコテ塗り仕上げ等の熟練を
要することなく、また高価なゴム製マットを敷設した場
合に生ずる継ぎ目からの漏水トラブル等を生じさせるこ
となく、フロア施工を低コストで能率よく簡単に行うこ
とができる。
【0036】また仮に、床面に敷設されたスレート1が
破損されて雨水が漏水するようなことがあっても、従来
のもののようにゴム製マット全体を取り替えたりするよ
うな煩雑な作業を要することなく、その欠損部分のみを
上述した補強方法によって部分的に補修するだけの簡単
な手段で確実に漏水を防止することができると共に、建
物の長寿命を図りながらメンテナンス作業性を向上させ
ることができる。
【0037】次に、フロア形成手段の別実施形態として
図8〜図12を参照し説明する。スレート1を用いたフ
ロア施工は上記のものに限ることなく、平板のスレート
1に対し工場等において本発明の既述した補強方法によ
って、予め補強面2を形成した補強スレート1bを用い
て行うようにしてもよく、この場合には該補強スレート
1bをコンクリートによる荒打ち状の床面35に順次敷
設したのち、その目地1a部分のみにFRPライニング
施工(補強施工)を帯状に行うことにより、大面積の床
面35に対してもスレートによるフロア施工をより能率
よく簡単に行うことができるものである。
【0038】即ち、図8〜図10に示す補強スレート1
bは、スレート1の表側の全面に対し本発明による補強
面2を前記実施形態と同様に、スレート1の表面に対
し、ウレタン樹脂塗料等によるプライマー塗布施工を行
ってプライマー面5を形成し、該プライマー面5上にポ
リエステル樹脂塗料等でガラス繊維等の補強芯材80を
付着施工して補強心材面8を形成すると共に、該補強心
材面8上にポリエステル樹脂液等によるライニング面7
を施工して補強面2を形成し、また必要により上記ライ
ニング面7に表面弾性を有する既述のトップコート面9
を施工形成し、これらの作業工程をいずれも工場におい
てスレート1に対して順次連続的に行うことにより、多
数の補強スレート1bを簡単に量産することができるよ
うにしている。
【0039】またこの際、同図に示す補強スレート1b
は、その各側辺から補強心材面8の補強芯材80を所定
長だけ略均一に突出させた連結心材82を設け、該連結
心材82を隣設して敷設される別の補強スレート1bの
相隣る側辺の補強心材面8に接合させて、この接合状態
で両者及びその目地1aをライニング面7の施工によっ
て共に連結補強することにより、耐久性及び剛性等の良
好なフロア施工を簡単且つ能率よく行うことができるよ
うにしている。
【0040】また図示例の補強スレート1bは、各側辺
内に相隣る補強スレート1bの連結心材82が接合する
接合代分だけ、ライニング面7を予め施工しない切欠状
の連結代83を形成しており、これにより相隣る連結心
材82が接合されてライニング面7によるよる連結補強
が行われた際に、該ライニング面7が連結代83に沿っ
て帯状に著しく中高になることなく補強スレート1b表
面と略同一な平坦面を形成しながら良好に連結補強施工
を行うことができるようにしている。またこの例によれ
ば、相隣る連結心材82は相互に入り組んで接合するの
で、この部の連結補強をより良好に行うことができる等
の特徴がある。
【0041】一方、図11,図12に示す補強スレート
1bは、スレート1に補強面2を上記の実施形態と同様
な方法を以て構成すると共に、縦横の各一側辺から補強
心材面8の補強芯材80を所定長だけ略均一に突出させ
た連結心材82を設け、且つ各対向する縦横の他側辺に
は該連結心材82が接合する接合代分だけ補強面2を予
め施工しない切欠状の連結代83を形成し、該連結心材
82を隣設して敷設される別の補強スレート1bの相隣
る側辺の補強芯材80に接合(重合)させて、この接合
状態で両者及びその目地1aを補強面2の施工によって
共に連結補強することにより、耐久性及び剛性等の良好
なフロア施工を簡単且つ能率よく行うことができるよう
にしている。
【0042】この場合には、上記連結代83の切欠代を
より深く形成しているので、これにより相隣る連結心材
82が接合されて補強面2によるよる連結補強が行われ
た際に、該補強面2が連結代83に沿って帯状に著しく
中高になることなく、補強スレート1b表面と略同一な
平坦面を形成しながら簡単且つ良好に連結補強施工を行
うことができるものである。また補強スレート1bは連
結心材82を突出させない連結代83を備えているの
で、該連結心材82側を屈折させたり損傷させることな
く連結代83側を下向きに立て掛けることができるの
で、補強スレート1bの運搬並びに梱包や取扱を簡単に
行うことができる等の利点がある。
【0043】また補強スレート1bは、スレート1に補
強面2を施工する際に各側辺に補強面2を形成しない切
欠状の連結代83を形成してもよく、この場合には相隣
る補強スレート1bで形成される互いの連結代83,8
3に跨がって、両者の巾内に補強芯材80及びライニン
グ面7等からなる既述したと同様な補強面2を帯状に施
工することにより、相隣る補強スレート1bを順次良好
に連結してフロア施工を簡単且つ良好に形成することが
できるものである。
【0044】尚、床面35に敷設される補強スレート1
bは、施工された補強面2の全面に予め弾性塗料による
トップコート面9を形成しておいてもよいが、補強面2
のみを施工した複数の補強スレート1bを連結補強して
敷設した作業終了後に、複数の補強スレート1bで形成
された床面の全面に対してトップコート面9の施工を一
挙に行うようにしてもよいものであり、この場合には平
滑で仕上がりの良い床面を精度よく簡単に得ることがで
きる等の利点がある。またトップコート面9には適宜な
反射材を混入塗布してもよく、この場合には該反射材に
よって建物内部への断熱性の向上と表面の劣化防止等を
良好に行い、省エネルギー建物用の補強スレート1bと
して好適化することができる。
【0045】さらに、上述の補強面2の補強芯材80
は、使用後に廃棄されるペットボトル等の廃プラスチッ
ク材を繊維状に分解処理して得られるプラスチック繊維
を用いるようにすると、資源の回収を図りリサイクルを
促進させることができると共に、靱性或いは可撓性を有
する補強面2の補強芯材80として好適化することがで
きるものである。また上記のように構成してなる補強ス
レート1bは、スレート1自体が有する欠点を補うと共
に、フロア形成施工が簡単で且つ表面強度や防水性に優
れているので、水槽等の製作部材としても好適化するこ
とが可能になり、プール等の床面の施工にも用途を拡大
でき廉価に施工することができるものである。
【0046】
【発明の効果】本発明は以上のようなスレートの補強方
法と補強スレートにしたことにより、次のような効果を
奏する。スレートの表面に対し、プライマー面を形成し
たのち該プライマー面上に補強芯材を付着施工して補強
心材面を形成すると共に、この上にライニング面を施工
することにより補強面を形成して、スレートを補強させ
る補強方法としたことにより、スレートの利点を有しな
がら強度や防水性の向上を簡単に図ることができると共
に、既存の建物の屋根等の補修を簡単且つ良好に行うこ
とができる。
【0047】またスレートの表面にプライマー面を形成
し、該プライマー面上に補強芯材を付着施工して補強心
材面を形成すると共に、その上にライニング面を施工し
た補強面を形成した補強スレートの構造にすることによ
り、スレートの利点を有しながら強度や防水性を向上さ
せて、床面や屋根等の敷設部材として好適化させること
ができると共に、敷設等の作業を能率よく簡単に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の補強方法及び補強スレートによって施
工される建物を示す斜視図。
【図2】屋根の曲部におけるスレートの補強方法を一部
破断をして示す斜視図。
【図3】図2の側断面図。
【図4】図3の要部断面図。
【図5】補強面の別実施形態を示す平面図。
【図6】補強面のさらに別実施形態を示す平面図。
【図7】補強スレートをベランダ等の床面に敷設する態
様を示す斜視図。
【図8】補強スレートの敷設構造を一部破断をして示す
斜視図。
【図9】図8に敷設した補強スレートの斜視図。
【図10】図9の補強スレートの敷設構造を示す断面
図。
【図11】補強スレートの別実施形態を示す斜視図。
【図12】図11の補強スレートの敷設構造を示す断面
図。
【符号の説明】
1 スレート 1a 目地 1b 補強スレート 2,2a 補強構造(補強面) 3 建物 5 プライマー面 6 下塗り面(ライニング面) 7 ライニング面 8 補強心材面 9 仕上面(トップコート面) 10 のこ棟スレート 11 軒先曲げスレート 12 平波スレート 13 けらばスレート 15 曲部 33 屋根 35 床面 80 補強芯材 81 非補強心材面 82 連結心材 83 連結代 L 所定長

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スレート(1)の表面に対し、ウレタン
    樹脂塗料等によるプライマー塗布施工を行ってプライマ
    ー面(5)を形成したのち、該プライマー面(5)上に
    ポリエステル樹脂塗料等を用いガラス繊維等の補強芯材
    (80)を付着施工して補強心材面(8)を形成すると
    共に、該補強心材面(8)上にポリエステル樹脂液等に
    よるライニング面(7)を施工することにより補強面
    (2)を形成し、スレート1を補強させるスレートの補
    強方法。
  2. 【請求項2】 スレート(1)の曲部(15)の裏側或
    いは表側の表面に対し、補強面2を所定長(L)を有し
    て帯状に形成する請求項1のスレートの補強方法。
  3. 【請求項3】 建物(3)の屋根(33)に敷設され
    た、のこ棟スレート(10)又は軒先曲げスレート(1
    1)或いはけらばスレート(13)等の曲部(15)に
    対し、該曲部(15)の裏側に沿って補強面(2)を帯
    状に形成する請求項1又は2のスレートの補強方法。
  4. 【請求項4】 スレート(1)の表面に補強芯材(8
    0)を付着施工する際に、非補強心材面(81)を点在
    させながら補強面(2)を形成する請求項1又は2又は
    3のスレートの補強方法。
  5. 【請求項5】 床面(35)に敷設される複数のスレー
    ト(1)の全面及びその目地(1a)に、補強面(2)
    を一体的に形成する請求項1又は2又は3又は4のスレ
    ートの補強方法。
  6. 【請求項6】 床面(35)に敷設される複数のスレー
    ト(1)の全面に施工された補強面(2)に、弾性塗料
    によるトップコート面(9)を形成する請求項1又は5
    のスレートの補強方法。
  7. 【請求項7】 スレート(1)の表面に、プライマー塗
    布施工によるプライマー面(5)と、該プライマー面
    (5)上にガラス繊維等の補強芯材(80)を付着させ
    た補強心材面(8)と、該補強心材面(8)上にポリエ
    ステル樹脂液等によるライニング面(7)を施工して補
    強面2を形成してなる補強スレート。
  8. 【請求項8】 補強面(2)を形成したスレート(1)
    の側辺に、補強心材面(8)の補強芯材(80)を相隣
    るスレート(1)に接合可能に突出させる請求項7の補
    強スレート。
  9. 【請求項9】 補強芯材(80)を突出させたスレート
    (1)の側辺と反対側の側辺に、相隣るスレート(1)
    から突出する補強芯材(80)を接合させる連結代(8
    3)を形成してなる請求項7又は8の補強スレート。
  10. 【請求項10】 補強面2を形成したスレート(1)の
    全側辺に、補強面(2)を形成しない連結代(83)を
    形成してなる請求項7の補強スレート。
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