JPH1133500A - ボルト供給選別装置 - Google Patents

ボルト供給選別装置

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JPH1133500A
JPH1133500A JP9189769A JP18976997A JPH1133500A JP H1133500 A JPH1133500 A JP H1133500A JP 9189769 A JP9189769 A JP 9189769A JP 18976997 A JP18976997 A JP 18976997A JP H1133500 A JPH1133500 A JP H1133500A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボルトフィーダから供給される長さの異なる
ボルトを選別して所望のボルト選別路に供給できるよう
なボルト供給選別装置を提供する。 【解決手段】 長さが異なる複数種類のボルトBを混流
状態で軸部を下に向けた姿勢で一列に供給するボルトフ
ィーダ21と、これらボルトBが移動する流入路40
と、流入路40の下方に配置されたボルト種判別機構5
0を具備している。ボルト種判別機構50は、互いに異
なる高さの階段状の段部51a〜51fを有しており、
段部51a〜51fに対応する長さのボルトBが段部5
1a〜51fに当接することにより、ボルトBの移動が
阻止される。段部51a〜51fの上方には流入路40
から分岐する複数のボルト選別路55a〜55fが配置
されている。段部51a〜51fにより移動を阻止され
たボルトは、搬出機構70a〜70fによってボルト種
に対応するボルト選別路55a〜55fに搬出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、互いに長さが異
なる複数種類のボルトを選別しつつ所望のボルト選別路
に供給するためのボルト供給選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばエンジン等の機器(ワーク)の組
立において、ナットランナ等の締付け装置を用いてボル
トをワークに締付ける(仮締めあるいは本締めを行う)
場合、所定のボルトをナットランナに供給するためにパ
ーツフィーダが使用されることがある。また、ワークの
組立において、ボルト挿入孔の深さなどに応じて、互い
に長さが異なる複数種類のボルトが使われることがあ
り、これら複数種類のボルトを1台のナットランナによ
ってワークに順次ねじ込んでゆくには、複数種類のボル
トを所定の順序でナットランナに供給する必要がある。
この場合、従来はボルトの種類に応じた数のパーツフィ
ーダを用意し、予め分別されたボルトを各パーツフィー
ダに分けて収容し、各パーツフィーダから別々に送られ
てくるボルトを所定の順序でナットランナに供給する必
要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うにボルトの種類に応じた数のパーツフィーダを用いる
場合には、パーツフィーダの設置台数にほぼ比例して設
備費が高くなるばかりでなく、複数台のパーツフィーダ
を設置するために広い床面積を必要とし、工場内での設
備レイアウトも難しくなるなどの問題がある。
【0004】なお、特開平6−115665号公報のよ
うに、種類の異なるボルトを別々のボルトフィーダから
配給手段に供給するものが提案されているが、この場合
もボルトの種類が増えるとその分だけボルトフィーダを
増設する必要があり、前述の問題点(設備の大型化およ
び高額化)をまねくという欠点がある。
【0005】従ってこの発明の目的は、少数のボルトフ
ィーダから供給される複数種類のボルトを選別して所望
のボルト選別路に自動的に供給できるようなボルト供給
選別装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を果たすため
の本発明のボルト供給選別装置は、請求項1に記載した
ように構成される。このボルト供給選別装置において
は、長さが互いに異なる複数種類のボルトが、ボルトフ
ィーダによって混流状態でかつ軸部(ねじ部)を下に向
けた姿勢で一列に供給される。これらのボルトはボルト
フィーダからの供給状態のまま流入路に移動し、流入路
の下方に配置された階段状の段部を有するボルト種判別
機構において、ボルトの長さに対応した高さの段部に当
接することにより、流入路でのボルトの移動が阻止され
る。そして各段部に対応する搬出手段により、ボルト種
に応じたボルト選別路に送り出される。
【0007】好ましい形態として、請求項2に記載した
ように上記各段部にそれぞれボルト検出手段を設けると
ともに、上記搬出手段をボルト選別路ごとに設けるとよ
い。この場合、ボルト検出手段によってボルトの当接が
検知されたときにそのボルト種に対応する搬出手段が駆
動され、当該ボルトが所定のボルト選別路に送り出され
る。
【0008】好ましい形態として、請求項3に記載した
ように上記各段部のボルト種に対応してそれぞれボルト
検出手段と滞留状態検出手段と排出手段とを設け、ボル
ト検出手段によって検出されたボルト種がボルト選別路
において滞留状態にあるときに上記排出手段を作動させ
ることにより、余剰のボルトを排出するように構成する
とよい。
【0009】さらに、請求項4に記載したように、複数
組のボルト選別路と搬出手段とを交互に向きを変えて互
い違いに配置することにより、複数のボルト選別路と搬
出手段とを有するボルト種判別機構を狭い面積にコンパ
クトにレイアウトするようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図3に示すボルト締付け設
備10は、ワークWの一例としてのエンジンのオイルパ
ンやタイミングギヤケースなどを、ボルト挿入孔の深さ
に応じた長さの複数種類のボルトB(例えば図2に示す
ように長さが異なるボルトB1,B2,B3,B4,B5,B6 )
によって組付ける作業を行うものである。ワークWは、
コンベア等の搬送装置11によって所定位置に保持され
ている。
【0011】これらのボルトBは、ロボットハンド12
に設けたナットランナ13によってワークWの所定のボ
ルト挿入孔に挿入されるとともに、ワークWに対するボ
ルトBの締付け(仮締めあるいは本締め)が行われる。
上記ナットランナ13は、ワークWのボルト挿入孔の深
さに応じた各種長さのボルトB(例えばB1 〜B6 )を
1本ずつ所定の順序でワークWに締付けてゆくものであ
る。
【0012】各ボルトBを所定の順序でナットランナ1
3に供給するために、このボルト締付け設備10は、ナ
ットランナ13に接続されたボルト選択機構15と、こ
のボルト選択機構15の所定箇所に複数種類のボルトB
を供給するボルト供給選別装置20などを備えている。
【0013】本発明に係るボルト供給選別装置20は、
ボルトフィーダ21とボルト分別部22とを備えてい
る。ボルトフィーダ21は周知の振動式パーツフィーダ
と同様の構成であり、振動発生手段を内蔵した容器状の
ボウル25と、ボウル25のパーツ出口26に連なる整
列搬送路27などを有している。このボウル25に、長
さが互いに異なる複数種類の多数のボルトB(例えばB
1 〜B6 )がランダムに混ぜた状態で収容される。
【0014】上記ボルトフィーダ21は周知の振動作用
により、ボウル25内のボルトBをパーツ出口26から
整列搬送路27に送り出す過程で、ボルトBの軸部30
すなわちねじ部が下を向く姿勢(頭部31を上に向けた
首吊り状態)でしかも各ボルトBが順不動の混流状態で
一列に整列しながら整列搬送路27に順次送り出される
ようになっている。
【0015】上記整列搬送路27の搬送下流側にボルト
分別部22の流入路40が接続されている。この流入路
40は、ボルトフィーダ21から整列搬送路27を経て
送られてくる複数種類の各ボルトBをその供給状態のま
ま、つまり軸部30を下に向けかつ混流状態のまま、一
列に前進させるように構成されている。
【0016】すなわちこの流入路40は、ほぼ水平でか
つボルトBの搬送方向(図1中の矢印F方向)に延びる
左右一対の直線状のガイド部材41,42を備えてい
る。これらガイド部材41,42間に、ボルトBの軸部
30を通すことのできる広さの隙間43が確保されてお
り、ガイド部材41,42の上面によって、ボルトBの
頭部31の下面が支持されるようになっている。
【0017】図2に示すように、流入路40の下方にボ
ルト種判別機構50が配置されている。このボルト種判
別機構50は、ボルトBの種類(長さ)に対応した高さ
の複数の段部51a,51b,51c,51d,51
e,51fを有している。これらの段部51a〜51f
は、ボルトBの搬送方向Fの下流側に向かうに従って、
順に高くなる階段状に形成されている。
【0018】これらの段部51a〜51fに、各段部5
1a〜51fに対応する長さのボルトBの軸部30が当
接することにより、流入路40でのボルトBの移動が阻
止されるようになっている。すなわち、最も低い段部5
1aは最長のボルトB1 の軸部30が搬送方向上流側か
ら当接できる位置にあり、最も高い段部51fは最短の
ボルトB6 の軸部30が搬送方向上流側から当接できる
位置にある。中間の段部51b〜51eは、中間の長さ
のボルトB2 〜B5 の長さに応じて、これらのボルトB
2 〜B5 の軸部30が搬送方向上流側から当接できる位
置に設けられている。
【0019】各段部51a〜51fの近傍には、各ボル
トB1 〜B6 が段部51a〜51fに当接したことを検
知するためのボルト検出手段として機能するボルト検出
センサ52が設けられている。
【0020】図1に示すように、上記流入路40から複
数のボルト選別路55a,55b,55c,55d,5
5e,55fが分岐した状態で設けられている。これら
のボルト選別路55a〜55fは、それぞれ各段部51
a〜51fの上方に位置している。各ボルト選別路55
a〜55fは互いに同じ構成であり、それぞれ一対のガ
イド部材56,57を具備している。ガイド部材56,
57間にはボルトBの軸部30が通ることのできる広さ
の隙間58が形成され、ガイド部材56,57の上面に
よってボルトBの頭部31の下面が支持されるようにな
っている。
【0021】図4に第1のボルト選別路55aを代表し
て示すように、ボルト選別路55aの一端60が流入路
40に連通している。ボルト選別路55aの他端61側
はシュート状に下方に傾斜し、ボルト圧送装置62に接
続されている。ボルト圧送装置62は、圧搾空気等の流
体圧によってボルトBをパイプ63を介してボルト選択
機構15(図3に示す)まで圧送する機能を担ってい
る。
【0022】また、各ボルト選別路55a〜55fの適
宜位置には、ボルト選別路55a〜55fに送り出され
たボルトBのボルト選別路55a〜55fでの滞留状態
を検出するために、滞留状態検出手段として機能する満
杯検知センサ65が設けられている。
【0023】流入路40を挟んで各ボルト選別路55a
〜55fと対向する位置に、搬出手段として機能する搬
出機構70a,70b,70c,70d,70e,70
fが設けられている。これらの搬出機構70a〜70f
は、前記段部51a〜51fによって移動が阻止された
各ボルトB1 〜B6 を、ボルト種に対応するボルト選別
路55a〜55fに送り出す機能を担っている。
【0024】これら搬出機構70a〜70fは、ボルト
選別路55a〜55fごとにボルト選別路55a〜55
fと対向する位置に設けられている。これら搬出機構7
0a〜70fはいずれも同じ構成であるから、図5に示
す第1の搬出機構70aを代表して説明する。
【0025】この搬出機構70aは、工場のフロア側に
設置される機器フレーム等に固定される基台71と、基
台71上に矢印Y方向に往復移動自在に設けられた可動
ベース72とを備えている。可動ベース72にはエアシ
リンダ等を用いた第一のアクチュエータ75と、このア
クチュエータ75によって矢印Z方向に往復駆動される
プッシャ76と、プッシャ76に設けたヘッド部材77
などを備えている。プッシャ76はボルトBの頭部31
の側面に対向するようになっている。
【0026】ヘッド部材77はプッシャ76に対して軸
線方向(矢印Z方向)に相対移動可能であり、ばね座7
8との間に設けたばね79の弾力により、プッシャ76
から押出される方向(図5において右側)に付勢されて
いる。ヘッド部材77には、ボルトBの頭部31の下面
を支持可能な平坦な形状のボルト滑り面81が設けられ
ている。
【0027】ボルト滑り面81は、流入路40を移動し
てくるボルトBの姿勢が崩れないようにするために、ガ
イド部材56,57の上面と同じ高さに形成されてい
る。ヘッド部材77の前端部には、ボルトBの軸部30
をボルト選別路55aに向って押すことのできる形状の
ボルト押圧面82が設けられている。
【0028】各搬出機構70a〜70fの各プッシャ7
6とヘッド部材77は、ボルトBが段部51a〜51f
に当接したことがボルト検出センサ52によって検知さ
れたとき、そのボルト種に対応する搬出機構70a〜7
0fの第一のアクチュエータ75が図6中の矢印Z1 方
向に作動することにより、ボルト選別路55a〜55f
に向って移動するようになっている。すなわちヘッド部
材77がボルト選別路55a(あるいは55b〜55
f)のガイド部材56,57に当接する位置まで前進す
るとともに、プッシャ76がさらに前進してボルトBの
頭部31を押し出すことにより、このボルトBがボルト
選別路55a(あるいは55b〜55f)に供給され
る。
【0029】基台71の下面側に、エアシリンダ等を用
いた第二のアクチュエータ90が設けられている。第二
のアクチュエータ90は、満杯検知センサ65によって
ボルト選別路55a(あるいは55b〜55f)が所定
の滞留状態に至ったことが検出されたときに、このボル
ト種に対応する搬出機構70a〜70fの可動ベース7
2を図7中の矢印Y1 方向に駆動するものである。
【0030】可動ベース72が矢印Y1 方向に移動する
と、可動ベース72と一体に、第一のアクチュエータ7
5やプッシャ76およびヘッド部材77等も矢印Y1 方
向に後退し、これにより、可動ベース72とボルト選別
路55a(あるいは55b〜55f)との間に、ボルト
Bを落下させるに足る大きさの排出用開口91が形成さ
れる。
【0031】排出用開口91の下方に、ホッパやベルト
コンベア等のボルト回収用部材92(図4に一部を示
す)が設けられており、ボルト回収用部材92に落下し
たボルトBを前述のボルトフィーダ21に戻すことがで
きるようになっている。
【0032】図1に示すように搬出機構70a〜70f
は、各ボルト選別路55a〜55fごとに流入路40を
挟んでボルト選別路55a〜55fの反対側に配置さ
れ、しかも互いに対をなすボルト選別路55a〜55f
と搬出機構70a〜70fは、流入路40に対する配置
関係が交互に逆となるように流入路40に沿う方向に互
い違いに配置されている。こうすることにより、複数組
のボルト選別路55a〜55fと搬出機構70a〜70
fを狭い面積にコンパクトにレイアウトすることができ
る。
【0033】次に、上記構成のボルト供給選別装置20
の作用について説明する。ボルトフィーダ21のボウル
25に収容された複数種類の多数のボルトBは、整列搬
送路27に沿って軸部30を下に向けた姿勢で一列に、
混流状態で流入路40に向って送られる。そしてそのま
まの状態で流入路40に乗り移り、流入路40を移動し
ながらボルト種判別機構50を通ることにより、軸部3
0の長さに応じた高さの段部51a〜51fのいずれか
に軸部30が当接する。
【0034】段部51a〜51fに当接したボルトBは
ボルト検出センサ52によって検出され、ボルト種に応
じた搬出機構70a〜70fの第一のアクチュエータ7
5が作動し、図6に示すようにプッシャ76とヘッド部
材77が矢印Z1 方向に移動することにより、このボル
トBがボルト選別路55a〜55fに送り出される。こ
のボルトBはボルト圧送装置62を経てボルト選択機構
15に送られたのち、所定のボルト種が所定の順序でナ
ットランナ13に供給される。
【0035】ボルト選別路55a(あるいは55b〜5
5f)が所定の滞留状態になったことが満杯検知センサ
65によって検出され、しかもこのボルト選別路55a
(あるいは55b〜55f)に対応するボルト種のボル
ト検出センサ52が、ボルトBが段部51a〜51fに
当接したことを検出した場合、当該ボルト種に対応する
搬出機構70a(あるいは70b〜70f)の第二のア
クチュエータ90が、図7中の矢印Y1 方向に作動する
ことにより、排出用開口91がひらく。これにより、こ
の余剰ボルトBはボルト回収用部材92に排出されると
ともに、ボルトフィーダ21に戻される。
【0036】なお、この発明を実施するに当たって、こ
の発明を構成するボルトフィーダや流入路、段部、ボル
ト選別路、搬出手段をはじめとして、各構成要素をそれ
ぞれ適宜に変形して実施できることは言うまでもない。
またボルトの具体的形状や長さ等について図示例に限定
されないことは勿論である。
【0037】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、流入
路に供給されたボルトはボルト種に対応する段部を有す
るボルト種判別機構によって移動が阻止されるが、各段
部はボルトの移動方向下流に向かうに従って高くなる階
段状に形成されているため、長さの長いボルト種から順
に判別がなされることになり、簡単な構成で確実にボル
ト種を判別できる。そして段部により移動が阻止された
ボルトを、搬出手段がボルト選別路に搬出するので、混
流状態で流入路に供給されてくるボルトを適切に選別す
ることができ、ボルト種が多い場合でもボルトフィーダ
を増設しないですみ、設備の小形化およびコストダウン
を実現できる。
【0038】請求項2に記載した構成によれば、各ボル
ト種ごとにボルト検出手段と搬出手段が設けられるの
で、確実かつ円滑にボルトの選別とボルト選別路への分
別供給を行うことができる。請求項3に記載した構成に
よれば、複数種のボルトを混流状態で供給しても、特定
のボルト種が供給過剰状態になることを防止できるし、
他の種類のボルトの供給が止まることもなく、迅速かつ
安定した供給を実現できる。そして請求項4に記載した
構成によれば、ボルトの種類に応じて複数組のボルト選
別路と搬出手段を備えていても装置全体の長さを短くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すボルト供給選別装
置の一部の平面図。
【図2】 図1に示されたボルト供給選別装置のボルト
種判別機構を示す縦断面図。
【図3】 図1に示されたボルト供給選別装置を有する
ボルト締付け設備の一部の斜視図。
【図4】 上記ボルト供給選別装置の一部の正面図。
【図5】 上記ボルト供給選別装置の搬出機構を一部断
面で示す正面図。
【図6】 図5に示された搬出機構の作動態様を一部断
面で示す正面図。
【図7】 図5に示された搬出機構の他の作動態様を一
部断面で示す正面図。
【符号の説明】
20…ボルト供給選別装置 21…ボルトフィーダ 40…流入路 50…ボルト種判別機構 51a〜51f…段部 52…ボルト検出センサ(ボルト検出手段) 55a〜55f…ボルト選別路 65…満杯検知センサ(滞留状態検出手段) 70a〜70f…搬出機構(搬出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65G 47/82 B65G 47/82 C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長さが互いに異なる複数種類のボルトを混
    流状態でしかも軸部を下に向けた姿勢で一列に整列させ
    て供給するボルトフィーダと、 上記ボルトフィーダからの供給状態のまま上記ボルトが
    移動する流入路と、 上記流入路の下方に配置されかつ上記各ボルトの種類に
    対応した高さの複数の段部を有して上記ボルトの移動方
    向下流側に向かうに従って高くなる階段状に形成され上
    記各段部が対応するボルト種の上記軸部が当接すること
    により上記流入路での当該ボルト種の移動を阻止するボ
    ルト種判別機構と、 上記各段部の上方に配置されかつそれぞれ上記流入路か
    ら分岐して設けられた複数のボルト選別路と、 上記段部により移動を阻止されたボルトをこのボルト種
    に対応する上記ボルト選別路に搬出するよう設けられた
    搬出手段と、 を具備したことを特徴とするボルト供給選別装置。
  2. 【請求項2】上記各段部に当接したボルトを検知するボ
    ルト検出手段をさらに有し、かつ、上記搬出手段は上記
    複数のボルト選別路ごとに設けられ、上記ボルト検出手
    段によってボルトの当接が検知されたときにこのボルト
    種に対応する上記搬出手段がボルト搬出方向に駆動され
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載のボルト供
    給選別装置。
  3. 【請求項3】上記各段部に当接したボルトを検知するボ
    ルト検出手段と、上記ボルト選別路でのボルトの滞留状
    態を検出する滞留状態検出手段と、上記流入路に供給さ
    れたボルトを排出する排出手段とをさらに有し、上記ボ
    ルト検出手段によって検出されたボルト種が上記ボルト
    選別路において所定の滞留状態にあるときに上記排出手
    段を作動させてこのボルトを排出することを特徴とする
    請求項1記載のボルト供給選別装置。
  4. 【請求項4】上記搬出手段は上記ボルト選別路ごとに上
    記流入路を挟んでボルト選別路の反対側に配置され、し
    かもこれらボルト選別路と搬出手段とを、上記流入路に
    対する配置関係が交互に逆となるように上記流入路に沿
    う方向に互い違いに複数組配置したことを特徴とする請
    求項1記載のボルト供給選別装置。
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WO2014043213A1 (en) * 2012-09-14 2014-03-20 Honda Motor Co., Ltd. High speed bolt dispenser
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