JPH1133487A - 仕分け装置 - Google Patents

仕分け装置

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JPH1133487A
JPH1133487A JP19681897A JP19681897A JPH1133487A JP H1133487 A JPH1133487 A JP H1133487A JP 19681897 A JP19681897 A JP 19681897A JP 19681897 A JP19681897 A JP 19681897A JP H1133487 A JPH1133487 A JP H1133487A
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JP
Japan
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conveyor
sorting
mixture
volume
objects
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JP19681897A
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English (en)
Inventor
Masaru Kimijima
勝 君島
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KOOREI KK
MARUSHIYOO KK
Original Assignee
KOOREI KK
MARUSHIYOO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建設廃材のように様々な体積を持った屑であっ
て、比重の大きいコンクリート屑や比較的比重の小さい
木材の屑及び比重の小さい紙屑等が混合した混合物を体
積及び比重に対応して選別し、再利用が可能なものを仕
分けして産業廃棄物としての量を削減する。 【解決手段】目の異なる複数の篩3〜5をフレーム2に
取り付けて混合物を体積に対応させて分別する分別手段
Aを構成する。各篩3〜5毎に設けたシュート3a〜5
bに対応させて搬送コンベア11〜16を配置し、これらの
搬送コンベアによって搬送手段Bを構成する。搬送コン
ベア14,16の搬送方向末端部に搬送面の下側から斜め上
方に向けて気流を噴射するノズル21を設けると共にノズ
ル21に対向させて排出コンベア22,23を配置して比重の
異なる物体を選別する選別手段Cを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体積又は粒度及び
比重の異なる物体が混合した混合物から、体積又は粒度
範囲の略等しい物体を分別し、分別された同程度の体積
又は粒度を持った物体から比重の異なる物体を仕分けす
る仕分け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粒度又は体積及び比重の異なる物体が混
合した混合物として、例えば木造家屋や鉄筋コンクリー
ト建築物或いは鉄骨構造建築物を解体したときの廃材が
ある。このような廃材は、コンクリートや残査物からな
る建設廃材、ガラス,陶磁器屑、木屑,紙屑,廃棄プラ
スチック等及び土砂等がそのままの形状で、或いは種々
の大きさを持った破片や粒子等の状態で混在している。
このような廃材は埋め立て処分或いは焼却処分されるの
が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、廃材の全てが
利用し得ないものではなく、土砂や粒子の小さいコンク
リート等は建築現場の埋め戻しに利用することが可能で
ある。従って、廃材を仕分けして使用し得るものは再利
用することで廃棄物の量を可及的に削減し、これにより
廃材の処理費用の削減をはかることが好ましい。
【0004】様々なサイズの物体を分別する装置として
の篩装置が知られている。しかし上記の如き様々なサイ
ズ(体積)や比重を持った物体が混在した産業廃棄物を
体積に対応させて、更に比重に対応させて仕分けする装
置は存在しない。
【0005】本発明の目的は、様々な体積と比重を持っ
た物体が混在した混合物の中から、体積及び比重に対応
させて物体を仕分けすることが出来る仕分け装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る仕分け装置は、体積又は粒度及び比重の
異なる物体が混合した混合物から前記物体を仕分けする
仕分け装置であって、目の異なる複数の篩を有し供給さ
れた混合物を体積又は粒度に対応させて分別する分別手
段と、前記分別手段を構成する篩に対応して配置された
搬送コンベアを有し体積又は粒度に対応して分別された
物体を搬送する搬送手段と、前記搬送コンベアに於ける
搬送方向末端部に配置され該末端部から落下する物体に
向けて気流を噴射して体積又は粒度に対応して分別され
た物体を比重に応じて選別する選別手段とを有して構成
されるものである。
【0007】上記仕分け装置では、目の異なる複数の篩
からなる分別手段によって、供給された混合物を体積又
は粒度(以下「体積」という)の異なる複数の物体に分
別することが出来る。そして体積毎に対応して分別され
た物体は搬送手段を構成する搬送コンベアによって搬送
され、該搬送コンベアの末端で落下する。この落下過程
に於いて、噴射される気流によって比重の小さい物体が
吹き飛ばされることで、同程度の体積を持った物体が比
重に対応して選別される。
【0008】上記仕分け装置に於いて、篩手段が水平面
に対する篩の傾斜角度を調整する角度調整部を有するこ
とが好ましい。このように、篩手段の傾斜角度を調整し
得るように構成することで、供給された混合物を円滑に
分別することが出来る。
【0009】上記仕分け装置に於いて、選別手段が搬送
コンベアの末端部に配置され落下する物体に対し搬送コ
ンベアの下面から気流を噴射するノズルと、前記ノズル
に対向し且つ搬送コンベアの下流側に配置された排出コ
ンベアとを有することが好ましい。
【0010】仕分け装置を上記の如く構成することで、
搬送コンベアの末端から落下する物体に対しノズルによ
って気流を噴射することが出来、この噴射された気流に
よって比重の小さい物体を吹き飛ばすことが出来る。そ
して吹き飛ばされた比重の小さい物体は搬送コンベアの
下流側に配置された排出コンベアに載置されて排出され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、上記仕分け装置の好ましい
実施形態について図を用いて説明する。図1は仕分け装
置の平面図、図2は仕分け装置の側面図、図3は仕分け
装置の正面図、図4は篩手段の傾斜角度調整部を説明す
る側面図である。
【0012】図に示す仕分け装置は、様々な体積と比重
を持った物体が混合した混合物を体積に対応させて分別
すると共に比重に対応させて選別して仕分けするための
装置であり、主として建物の解体現場で発生した廃材を
仕分けすることを目的として開発されたものである。そ
して廃材の中に混在する土砂やコンクリートの微小粒子
等の現場の埋め戻しに再利用可能なものを仕分けするこ
とによって、建設廃材の量の削減をはかって処理費用の
低減を実現するものである。
【0013】図に於いて、仕分け装置は、目の異なる複
数の篩を有し供給された混合物を体積に対応させて分別
する分別手段Aと、篩に対応して設けられ分別された物
体を搬送する複数の搬送コンベアを有する搬送手段B
と、搬送コンベアによって搬送された略同程度の体積を
持った物体を比重に対応させて選別する選別手段Cと、
を有して構成されている。
【0014】分別手段Aは、架台1に傾斜させて取り付
けられたフレーム2に目の異なる複数の篩3〜5を配置
して構成されている。そして供給された混合物を振動さ
せつつ傾斜に沿って下降させ、この過程で篩3〜5を通
過させることで、混合物を体積に対応させて分別し得る
ように構成されている。
【0015】このため、フレーム2には振動モーター6
が取り付けられており、且つ架台1に対しスプリング7
を介して取り付けられている。従って、振動モーター6
を運転することで、フレーム2(篩3〜5)を振動させ
て混合物に振動を付与し、これにより、該混合物を下降
させつつ篩3〜5を通過させることが可能である。
【0016】フレーム2はホッパーとしての機能も有し
ており、上方の開口部2aは例えばパワーシャベル等に
よって混合物を直接供給し得るように構成されている。
またフレーム2の傾斜方向下端側(図1に於ける左側)
の端部も開放部2bとして形成されており、該開放部2
bには篩3〜5のシュート3a〜5aが設けられてい
る。更に、フレーム2の底部には篩5を通過した最も体
積の小さい物体が排出されるシュート5bが設けられて
いる。
【0017】供給された混合物の粘性が高い場合等のよ
うに、混合物の性状によっては、フレーム2を振動させ
ても混合物が円滑に篩3〜5を通過し得ない場合があ
る。このため、篩3〜5の水平面に対する傾斜角度(フ
レーム2の傾斜角度)を予め設定した範囲内で調整し得
るようにしておくことが必要である。
【0018】このため、フレーム2の傾斜方向上端側
(図1に於ける右側)の架台1には傾斜角度調整部とな
る角度調整装置8が設けられている。この角度調整装置
8は、図4に示すように、フレーム2の傾斜方向上端側
の架台1の幅方向に設けた複数のスクリュージャッキ8
aと、該ジャッキ8aを駆動するハンドル8bと、ハン
ドル8aの操作を他のスクリュージャッキ8aに伝達す
るスプロケットホィール,チェン等の伝導機構8cと、
フレーム2の傾斜方向下端側に於いて架台1と回動可能
に接合する軸受部8dとによって構成されている。
【0019】従って、フレーム2に供給された混合物の
分別状態を監視しつつ、ハンドル8bを操作すること
で、フレーム2の傾斜角度を適宜調整し、混合物の性状
に応じた最適な角度を設定することが可能である。本実
施例に於いて、篩3〜5の水平面に対する傾斜角度を10
度〜20度の範囲で調整し得るように構成している。
【0020】尚、本実施例では、振動モーター6の回転
数を変化させることで、フレーム2に付与する振動数を
適宜設定し得るように構成している。
【0021】分別手段Aには目の異なる複数の篩3〜5
が配置されている。本実施例に於いて、篩3〜5は供給
される廃材の重量や衝撃に耐え得る強度を持ったバー材
や鋼板を用いて構成されている。
【0022】即ち、篩3は多数の棒鋼をフレーム2の傾
斜方向に沿わせてピッチ50mmで並列させることで、物体
を通過させる目を形成して構成されており、篩4は鋼板
に目となる直径20mmの孔を多数形成して構成されてお
り、篩5は鋼板に目となる直径10mmの孔を多数形成して
構成されている。このように、篩3〜5は夫々異なる大
きさを持った目を有している。従って、フレーム2に供
給された混合物は、篩3〜5の何れかを通過し或いは通
過しないにことよって略同程度の体積を持った物体に分
別される。
【0023】搬送手段Bは、分別手段Aを構成する篩3
〜5に対応して配置された搬送コンベア11〜16を有して
構成されている。これらの搬送コンベア11〜16はベルト
コンベアによって構成されている。
【0024】搬送コンベア11は篩5の下方に設けたシュ
ート5bに対応して設けられており、シュート5bから
供給された篩5を通過した物体をストックヤード11aに
搬送する。ストックヤード11aに供給された物体は篩5
を通過したものであり、寸法が10mm以下の混合物の中で
も最も小さいものである。特に、混合物が廃材である場
合、篩5を通過した物体には土砂や破砕されたコンクリ
ート粒等が含まれており、建築現場に於ける基礎部の埋
め戻し等に再利用することが可能である。
【0025】搬送コンベア12は篩5の上面に設けたシュ
ート5aに対応して設けられており、シュート5aから
供給された物体をストックヤード12aに搬送する。スト
ックヤード12aに搬送された物体は篩4を通過し且つ篩
5を通過しない体積を持ったものであり、寸法が約10mm
〜20mmの範囲に含まれるものである。混合物が廃材であ
る場合には、多少固まった土砂や大きめのコンクリート
の破片等を含んでおり、充分に建築現場の埋め戻しに再
利用することが可能な物体である。
【0026】搬送コンベア13は篩4の上面に設けたシュ
ート4aに対応して設けられており、搬送コンベア14と
共にシュート4aから供給された物体を搬送する。搬送
コンベア13,14に供給される物体は篩3を通過し且つ篩
4を通過し得ない体積を持ったものであり、寸法が20mm
〜50mmの範囲に含まれるものである。混合物が廃材であ
る場合には、コンクリートの破片や大きめの木屑等を含
み、このままの状態では再利用することが困難である。
【0027】搬送コンベア15は篩3の上面に設けたシュ
ート3aに対応して設けられており、搬送コンベア16と
共にシュート3aから供給された物体を搬送する。搬送
コンベア15,16に供給される物体は篩3を通過し得ない
体積を持ったものであり、寸法が50mm以上の大きい物体
である。混合物が廃材である場合には、コンクリートの
大きい破片や金属類及び木材や紙屑等を含み、ほとんど
のものが建設廃材として産業廃棄物の一般的な処理方法
に従って埋め立て或いは焼却処理すべき物体である。
【0028】上記の如く、搬送手段Bは分別手段Aを構
成する篩3〜5に対応して配置した搬送コンベア11〜16
を有しており、分別手段Aに於いて分別された同程度の
体積を持った物体を搬送する機能を有するものである。
【0029】選別手段Cは搬送コンベアによって搬送さ
れ該コンベアから落下する物体に気流を噴射して比重に
対応させて選別するものである。即ち、同程度の体積を
持った物体の中から、例えば比重の大きい土砂やコンク
リート屑と、比重の小さい木屑や紙屑に選別するもので
ある。
【0030】このため、選別手段Cは搬送コンベアの末
端部に配置され気流を噴射するノズル21と、該ノズル21
に対向して配置され噴射された気流によって吹き飛ばさ
れた物体を排出する排出コンベア22,23とによって構成
されている。
【0031】搬送手段Bを構成する搬送コンベアと選別
手段Cとの関係は特別に限定するものではない。即ち、
全ての搬送コンベアに選別手段を構成する必要はなく、
選択された搬送コンベアに対して選別手段を構成すれば
良い。本実施例では搬送コンベア14,16に選別手段Cを
設けている。しかし、全ての搬送コンベア11〜16に選別
手段Cを設けても良く、また搬送コンベア11,12に設け
てもよいことは当然である。
【0032】上記したように、本実施例では搬送コンベ
ア14,16に選別手段Cを設けているが、夫々異なるもの
ではないため、代表して搬送コンベア16に設けた選別手
段Cの構成について説明する。
【0033】選別手段Cを構成するノズル21は搬送コン
ベア16の搬送方向末端部であるテールローラー16aの下
側に且つ噴射口21aが斜め上方に向けて配置されてい
る。このノズル21には図示しないターボファンが接続さ
れ、該ターボファンを駆動することによって搬送コンベ
ア16の末端部に下側から気流を噴射し得るように構成さ
れている。
【0034】排出コンベア23は搬送コンベアと同様にベ
ルトコンベアによって構成されており、ヘッドローラー
23aが搬送コンベア16のテールローラー16aから予め設
定された距離離隔した位置で、且つ搬送面23bが搬送コ
ンベア16の搬送面16bよりも下方に位置するように設置
されている。
【0035】また搬送コンベア16の搬送方向下流側の所
定範囲から排出コンベア23の略全長にわたってフード24
が設けられており、ノズル21から噴射する気流の拡散を
防止して選別効率を向上させるように構成されている。
【0036】そして搬送コンベア16,14の末端部に対応
した位置にストックヤード16c,14aが設けられ、また
排出コンベア23,22の末端部に対応した位置にストック
ヤード23c,22aが設けられている。
【0037】上記の如く、選別手段Cでは、搬送コンベ
ア14,16によって搬送された異なる比重を持った物体が
ストックヤード14a,16cに落下する際に、該コンベア
14,16の下方から斜め上方に向けて噴射される気流によ
って比重の小さい物体が斜め上方に吹き飛ばされる。吹
き飛ばされた物体はフード24によって方向が規制され、
排出コンベア22,23に載置される。
【0038】このため、搬送コンベア14,16によって搬
送された物体のうち、比重の大きいものはストックヤー
ド14a,16cに落下し、比重の小さいものはストックヤ
ード22a,23cに落下する。従って、篩3,4によって
分別された物体を比重に対応させて選別することが可能
である。
【0039】ノズル21から噴射する気流の風圧或いは風
量は、選別する物体の性質に応じて調整し得ることが好
ましい。ターボファンではモーターの回転数を変化させ
ることによって、風量を変化させることが可能であり、
予め実験的に或いは経験的に選別すべき物体と風量の関
係を図式化しておき、実際の物体に対応して適宜風量を
調整することが好ましい。
【0040】分別手段Aに対し混合物を供給する場合、
図示しないパワーシャベル等の重機を用いて直接フレー
ム2に供給することが可能である。しかし、篩3〜5を
通過した物体の搬送コンベア11〜16に対する供給は自重
による落下を期待しており、フレーム2の設置高さが必
然的に高くなる。
【0041】このため、低い位置にホッパー25を設け、
該ホッパー25からフレーム2の間を傾斜コンベア26で接
続しても良い。この場合、ホッパー25の高さをフレーム
2の高さよりも低く抑えることが可能となる。このよう
にホッパー25及び傾斜コンベア26を設けるか否かは本発
明に直接関係するものではなく、設置場所や周辺環境或
いは予算等に応じて適宜選択すべき問題である。
【0042】本実施例では分別手段Aを3個の篩を配置
して構成したが、この数に限定するものではなく、2以
上の篩を設けることで目的を達成することが可能であ
る。また分別手段Aを3個の篩3〜5を上下方向に配置
して構成したが、この構成も限定するものではなく、複
数の篩を平面上に目の小さい順に配置しても良い。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
仕分け装置では、体積や比重の異なる様々な物体が混在
した混合物を目の異なる複数の篩からなる分別手段に供
給することで体積に応じた物体に分別することが出来、
分別された物体を搬送手段を構成する搬送コンベアによ
って搬送し、該搬送コンベアの末端に設けた選別手段か
ら気流を噴射することで比重に応じて選別することが出
来る。従って、混合物を篩の目に応じた体積を有し且つ
異なる比重を有する物体に仕分けすることが出来る。
【0044】また篩の水平面に対する傾斜角度を調整し
得るように構成することによって、分別すべき混合物の
粘性等の性状に応じて篩の傾斜角度を適宜調整すること
で、円滑な分別を実現することが出来る。
【0045】また選別手段を搬送コンベアの末端であっ
て搬送面の下面に設けた気流を噴射するノズルと、排出
コンベアとによって構成することで、搬送コンベアの末
端から落下する物体に対し気流を噴射して比重に応じた
選別を実現することが出来る。このため、混合物を体積
と比重とに対応させて仕分けすることが出来る。
【0046】特に、混合物として建築物の解体に伴って
発生する廃材を用いることによって、該廃材に含まれる
コンクリート屑や木屑、紙屑或いはガラス屑等を体積の
異なる物体に分別すると共に、比重の異なる物体に選別
して仕分けすることが出来る。そして土砂やコンクリー
トの粒等の埋め戻し等に再利用し得るものを仕分けして
再利用をはかることで、廃材の処理コストを削減するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】仕分け装置の平面図である。
【図2】仕分け装置の側面図である。
【図3】仕分け装置の正面図である。
【図4】篩手段の傾斜角度調整部を説明する側面図であ
る。
【符号の説明】
A 分別手段 B 搬送手段 C 選別手段 1 架台 2 フレーム 3〜5 篩 3a〜5b シュート 6 振動モーター 7 スプリング 8 角度調整装置 8a スクリュージャッキ 8b ハンドル 8c 伝導機構 8d 軸受部 11〜16 搬送コンベア 11a,12a,22c,23c ストックヤード 21 ノズル 22,23 排出コンベア 24 フード 25 ホッパー 26 傾斜コンベア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体積又は粒度及び比重の異なる物体が混
    合した混合物から前記物体を仕分けする仕分け装置であ
    って、目の異なる複数の篩を有し供給された混合物を体
    積又は粒度に対応させて分別する分別手段と、前記分別
    手段を構成する篩に対応して配置された搬送コンベアを
    有し体積又は粒度に対応して分別された物体を搬送する
    搬送手段と、前記搬送コンベアに於ける搬送方向末端部
    に配置され該末端部から落下する物体に向けて気流を噴
    射して体積又は粒度に対応して分別された物体を比重に
    応じて選別する選別手段とを有することを特徴とする仕
    分け装置。
  2. 【請求項2】 前記篩手段が、水平面に対する篩の傾斜
    角度を調整する角度調整部を有することを特徴とする請
    求項1に記載した仕分け装置。
  3. 【請求項3】 前記選別手段が、搬送コンベアの末端部
    に配置され落下する物体に対し搬送コンベアの下面から
    気流を噴射するノズルと、前記ノズルに対向し且つ搬送
    コンベアの下流側に配置された排出コンベアとを有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載した仕分け装
    置。
JP19681897A 1997-07-23 1997-07-23 仕分け装置 Pending JPH1133487A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003211092A (ja) * 2002-01-18 2003-07-29 Fukui Keisuke 風力選別を利用した再生骨材及び再生路盤材の回収方法
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