JPH11334129A - 熱転写型ラインプリンタ - Google Patents

熱転写型ラインプリンタ

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Publication number
JPH11334129A
JPH11334129A JP10143972A JP14397298A JPH11334129A JP H11334129 A JPH11334129 A JP H11334129A JP 10143972 A JP10143972 A JP 10143972A JP 14397298 A JP14397298 A JP 14397298A JP H11334129 A JPH11334129 A JP H11334129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
line printer
printing
speed
thermal transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP10143972A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisatoshi Takahata
久寿 高畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH11334129A publication Critical patent/JPH11334129A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱転写型ラインプリンタはプリント時の消費電
力が大きいため、電池および商用電源の双方に対応した
ものを実現する場合、出力電圧・電流に制約のある電池
使用時の電源条件を優先するとプリント時間が長くな
り、それに伴って電源装置使用時のプリント時間も長く
なる欠点がある。また、逆にプリント時間を優先すると
電池使用時に電池がすぐに消費されてしまう欠点があ
る。 【解決手段】プリントデータをサーマルヘッドの通電時
間に変換する変換テーブルを高速プリント時に使用する
変換テーブルと、低速プリント時に使用する変換テーブ
ル等複数持ち、電源が電池の場合は印刷する速度を低速
にし、電源が商用電源をの場合は印刷する速度を高速に
する。また、サーマルヘッドの冷却能力を印刷の速度に
応じて切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池、または商用
電源等を入力源とする電源装置(以下、電源装置)を選
択して使用することが可能な熱転写型ラインプリンタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカメラの普及に伴い屋外
での撮影現場でプリントする要求が増えており、写真画
像のプリンタに適している熱転写型ラインプリンタの屋
外使用、すなわち電池での使用が求められている。また
家庭等、屋内では商用電源での使用も求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような電池および
商用電源の双方に対応した熱転写型ラインプリンタを実
現する場合下記のような問題がある。熱転写型ラインプ
リンタはプリント時の消費電力が大きい。そのため、出
力電圧・電流に制約のある電池使用時の電源条件を優先
するとプリント時間が長くなり、それに伴って電源装置
使用時のプリント時間も長くなる欠点がある。
【0004】また、逆にプリント時間を優先すると電池
使用時に電池がすぐに消費されてしまう欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決のため、
本発明の熱転写型ラインプリンタにおいて、請求項1の
発明では 供給電源の種類に応じて、1ラインあたりの
印刷時間を変更する印刷時間変更機能を備えたことを特
徴とする構成とした。請求項2の発明では 請求項1に
記載の熱転写型ラインプリンタにおいて、前記印刷時間
変更機能は、前記供給電源の出力電圧に応じて1ライン
あたりの印刷する時間を変更することを特徴とする構成
とした。
【0006】請求項3の発明では 請求項1に記載の熱
転写型ラインプリンタにおいて、前記供給電源は、電
池、または商用電源を入力源とする電源装置であること
を特徴とする構成とした。請求項4の発明では 請求項
3に記載の熱転写型ラインプリンタにおいて、前記印刷
時間変更機能は、前記供給電源が電池の場合は印刷する
速度を低速にし、前記供給電源が商用電源を入力源とす
る電源装置の場合は印刷する速度を高速にすることを特
徴とする構成とした。請求項5の発明では プリントデ
ータをサーマルヘッドの通電時間に変換する変換テーブ
ルを複数持ち、供給電源の種類に応じて前記変換テーブ
ルを切り替えることを特徴とする構成とした。
【0007】請求項6の発明では 請求項5に記載の熱
転写型ラインプリンタにおいて、前記供給電源の種類に
各々対応した複数の相違する前記変換テーブルを有する
ことを特徴とする構成とした。請求項7の発明では 請
求項5に記載の熱転写型ラインプリンタにおいて、前記
複数の相違する変換テーブルは、高速プリント時に使用
する変換テーブルと、低速プリント時に使用する変換テ
ーブルを有することを特徴とする構成とした。
【0008】請求項8の発明では 請求項5に記載の熱
転写型ラインプリンタにおいて、前記供給電源が電池の
場合は前記変換テーブルは低速プリント時用を選択し、
前記供給電源が商用電源を入力源とする電源装置の場合
は高速プリント時用を選択することを特徴とする構成と
した。請求項9の発明では 請求項8に記載の熱転写型
ラインプリンタにおいて、前記サーマルヘッドの冷却能
力を前記低速プリント時と前記高速プリント時とで切り
替える事を特徴とする構成とした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図を用いて説明する。図1は、本発明の構成を示す
図である。端子10には電源装置(図示せず)が、端子
11には電池(図示せず)が、それぞれ接続される。そ
してスイッチ12により、プリンタへの供給電源として
選択される。また、電源装置の出力電圧Vaは、電池の
出力電圧Vbより高く設定されている。13−1はサー
マルヘッドであり、サーマルヘッド駆動部14により各
発熱抵抗体(図示せず)への通電が制御される。制御/
演算部15は、プリント動作の各種制御と演算を行う部
分であるが、ここでは本発明の説明に必要なブロックと
の接続状態のみ記してある。プリントデータ格納部16
は、パソコンないしデジタルカメラ(いずれも図示せ
ず)からのプリントデータを格納するメモリーである。
高速プリント時変換テーブル17と低速プリント時変換
テーブル18は、プリントデータをサーマルヘッドの通
電パルス幅に変換するために用いる変換テーブルであ
る。高速プリント時変換テーブル17は電源装置接続時
に用いられる高速プリント時変換テーブルであり、低速
プリント時変換テーブル18は電池接続時に用いられる
低速プリント時変換テーブルである。冷却ファン19は
サーマルヘッド13ー1の蓄熱防止用放熱フィン(図示
せず)からの熱を放熱させるためのものであり、冷却フ
ァン駆動部20は冷却ファン19を駆動する。搬送用モ
ーター21はインクリボンおよびプリントペーパーの搬
送用であり、搬送用モーター駆動部22によって駆動さ
れる。
【0010】図4は、公知のサーマルプリンタのプリン
ト部を示す簡略図である。サーマルヘッド13−2は、
インクリボン42とプリントペーパー43を介してプラ
テンローラー41に押圧されており、蓄熱防止用放熱フ
ィン(図示せず)が取り付けられている。インクリボン
42とプリントペーパー43は搬送モーター21によ
り、搬送機構(図示せず)を介して搬送される。サーマ
ルヘッド13−2は所定の搬送量毎に通電制御されるこ
とにより、インクリボン42からプリントペーパー43
にインクリボン42上に塗布されている顔料または染料
が転写される。
【0011】図2は、本発明の動作フローである。S2
01でプリント開始操作が行われると、制御/演算部1
5は供給電源の種類を識別する。S202で供給電源の
出力電圧値がVaに近く、電源装置と判定された場合、
制御/演算部は冷却ファン駆動部20を介してS203
にて冷却ファン19を高速回転させる。次にS204で
搬送用モーター駆動部22を介して搬送用モータ21を
高速回転させインクリボン42とプリントペーパー43
の高速搬送を開始する。それとともに、S205で高速
プリント時変換テーブル17を選択してプリントデータ
格納部16のプリントデータをプリントライン毎に対応
するサーマルヘッド13ー1の発熱抵抗体の通電パルス
幅に変換し、サーマルヘッド駆動部14を介してサーマ
ルヘッド13−1の発熱抵抗体に通電することにより、
S220でプリントが開始される。
【0012】S202で供給電源の出力電圧値がVbに
近く、電池と判定された場合は、S210で冷却ファン
19を低速回転、S211で搬送用モータ21を低速回
転、さらにS212で低速プリント時変換テーブル18
を用いてプリントデータ格納部16の同一データに対し
て供給電源が電源装置の場合と同一転写濃度が得られる
ように通電パルス幅を処理し、S220でプリントす
る。なお、サーマルヘッド13−1の発熱抵抗体の抵抗
値は、全発熱抵抗体が同時に通電された場合でも電池の
出力電流の許容値を越えない値に設定されている。
【0013】図3は、サーマルヘッド13ー1の所定の
発熱抵抗体の通電パルスと温度との関係を表すものであ
る。横軸は時間である。図3(a)、(c)は、供給電
源が電池の場合と電源装置の場合の発熱抵抗体の温度変
化を示す。また、図3(b)、(d)は、供給電源が電
池の場合と電源装置の場合の通電パルス(縦軸が電圧)
を示す。
【0014】この例では、電源装置の出力電圧Vaは、
供給電源が電池の場合のほぼ2分の1の通電パルス幅で
同一転写濃度が得られるように、電池電圧Vbより高く
設定されている。また、所定の発熱抵抗体に対応するプ
リントデータ格納部のプリントデータは、各プリントラ
インとも同一に設定されている。更に、供給電源が電源
装置の場合のインクリボン42とプリントペーパー43
の搬送速度は、供給電源が電池の場合の2倍に設定され
ている。
【0015】ここで、プリント動作に従い発熱抵抗体へ
の通電パルスに応じてサーマルヘッド駆動部14により
発熱抵抗体への通電が開始すると、発熱抵抗体の温度が
上昇し始める。そして、通電終了時にはプリントデータ
に応じた転写濃度でプリントするための温度T1に達す
る。その後発熱抵抗体の温度は、サーマルヘッド13−
1の放熱フィンと冷却ファン19との放熱作用により低
下する。供給電源が電源装置の場合は冷却ファンが高速
回転しているため速く放熱し、次のプリントラインの転
写濃度への影響を防止できる。
【0016】この例のように、Vaを適当な値に設定し
発熱抵抗体の温度上昇時間を短くすることと冷却ファン
19を高速回転し発熱抵抗体の温度低下を速めることに
より、供給電源が電源装置の場合の1ライン毎のプリン
ト間隔を、電池の場合より短くできる。なお、供給電源
が電池の場合に冷却ファンを低速回転しているのは、電
池の消耗を防ぐためであり、次のプリントラインへの影
響がない場合は停止してても良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、消費電力の大きい
熱転写型ラインプリンタにおいて、供給電源の種類に応
じて印刷時間を変更することで、例えば電池使用時には
印刷速度を遅くすることで電池の消耗を押さえ、商用電
源使用時には高速な印刷が可能となる。また、電池使用
時は冷却ファンを低速回転に切り替えることで、さらに
電池の消耗を押さえる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図。
【図2】本発明の動作を示すフロー図。
【図3】サーマルヘッドの発熱抵抗体の通電パルスと温
度との関係を表す図。
【図4】サーマルプリンタのプリント部を示す簡略図。
【符号の説明】
13ー1 サーマルヘッド 14 サーマルヘッド駆動部 15 制御/演算部 16 プリントデータ格納部 17 高速プリント時変換テーブル 18 低速プリント時変換テーブル 19 放熱用ファン 20 放熱用ファン駆動部 21 搬送用モータ 22 搬送用モータ駆動部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給電源の種類に応じて、1ラインあたり
    の印刷時間を変更する印刷時間変更機能を備えたことを
    特徴とする熱転写型ラインプリンタ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の熱転写型ラインプリンタ
    において、前記印刷時間変更機能は、前記供給電源の出
    力電圧に応じて1ラインあたりの印刷する時間を変更す
    ることを特徴とする熱転写型ラインプリンタ。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の熱転写型ラインプリンタ
    において、前記供給電源は、電池、または商用電源を入
    力源とする電源装置であることを特徴とする熱転写型ラ
    インプリンタ。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の熱転写型ラインプリンタ
    において、前記印刷時間変更機能は、前記供給電源が電
    池の場合は印刷する速度を低速にし、前記供給電源が商
    用電源を入力源とする電源装置の場合は印刷する速度を
    高速にすることを特徴とする熱転写型ラインプリンタ。
  5. 【請求項5】プリントデータをサーマルヘッドの通電時
    間に変換する変換テーブルを複数持ち、供給電源の種類
    に応じて前記変換テーブルを切り替えることを特徴とす
    る熱転写型ラインプリンタ。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の熱転写型ラインプリンタ
    において、前記供給電源の種類に各々対応した複数の相
    違する前記変換テーブルを有することを特徴とする熱転
    写型ラインプリンタ。
  7. 【請求項7】請求項5に記載の熱転写型ラインプリンタ
    において、前記複数の相違する変換テーブルは、高速プ
    リント時に使用する変換テーブルと、低速プリント時に
    使用する変換テーブルを有することを特徴とする熱転写
    型ラインプリンタ。
  8. 【請求項8】請求項5に記載の熱転写型ラインプリンタ
    において、前記供給電源が電池の場合は前記変換テーブ
    ルは低速プリント時用を選択し、前記供給電源が商用電
    源を入力源とする電源装置の場合は高速プリント時用を
    選択することを特徴とする熱転写型ラインプリンタ。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の熱転写型ラインプリンタ
    において、前記サーマルヘッドの冷却能力を前記低速プ
    リント時と前記高速プリント時とで切り替える事を特徴
    とする熱転写型ラインプリンタ。
JP10143972A 1998-05-26 1998-05-26 熱転写型ラインプリンタ Pending JPH11334129A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016067055A3 (en) * 2014-10-31 2016-06-23 Videojet Technologies Inc. Printer and method
US10279612B2 (en) 2016-11-21 2019-05-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer and recording medium

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CN107107624A (zh) * 2014-10-31 2017-08-29 录象射流技术公司 打印机和方法
US10569566B2 (en) 2014-10-31 2020-02-25 Videojet Technologies Inc. Printer and method
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