JPH11333918A - 合成樹脂成形品の成形型及びその製造方法 - Google Patents

合成樹脂成形品の成形型及びその製造方法

Info

Publication number
JPH11333918A
JPH11333918A JP15837398A JP15837398A JPH11333918A JP H11333918 A JPH11333918 A JP H11333918A JP 15837398 A JP15837398 A JP 15837398A JP 15837398 A JP15837398 A JP 15837398A JP H11333918 A JPH11333918 A JP H11333918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
mold
shell
sheet
surface shell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15837398A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyoshi Noda
泰義 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KTX Corp
Original Assignee
KTX Corp
Konan Tokushu Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KTX Corp, Konan Tokushu Sangyo Co Ltd filed Critical KTX Corp
Priority to JP15837398A priority Critical patent/JPH11333918A/ja
Publication of JPH11333918A publication Critical patent/JPH11333918A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作や交換の手間を低減でき、コストを低減
できるようにすること。 【解決手段】 本発明の合成樹脂成形品の成形型1は、
熱可塑性エラストマーシートが成形されてなり凹凸模様
付きの成形面7aを有した表面殻体7と、表面殻体7を
交換可能に背面支持するバックアップ体8とを備えてい
る。バックアップ体8は、表面殻体7を真空吸着して支
持するための通気穴10cを備えている。また、成形型
1の製造方法は、バックアップ体8に、表面に凹凸模様
が形成された熱可塑性高分子シートを真引吸着させるこ
とにより表面殻体7に成形する工程を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のイ
ンストルメントパネル、グローブボックス、コンソー
ル、ロアーカバー、ピラー、ドアー内装等の合成樹脂成
形品に使用される成形型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】出願人は先に、特開平4−151214
号において、図9に示すように合成樹脂を成形する成形
面51aを有したシリコーンゴム60よりなる表面殻体
51と、該表面殻体51を真空吸引する吸引孔52aが
設けられ、表面殻体51の背面を支持するバックアップ
体52とを備えた新しいスラッシュ成形型50を提案し
た。
【0003】このスラッシュ成形型50の製作方法は次
の通りである。 図10に示すように、成形しようとする合成樹脂成
形品53と同一形状の製品モデル55を木、合成樹脂等
により形成する。そして、合成樹脂成形品53の表面に
微細なシボ模様(牛革、スエード、布等の模様)を形成
するために、製品モデル55の表面に微細な原シボ模様
を備えた模様付与材54を貼り付ける。 製品モデル55を利用して、該モデル55に表面殻
体51となるべき部分が肉付けされた鋳造用モデル(図
示略)を製作する。 鋳造用モデル(図示略)を使用して公知の鋳造法
(図示略)を行うことにより、バックアップ体52を製
作する。このバックアップ体52には注型穴57と空気
抜き穴58とを貫設しておく。 製品モデル55とバックアップ体52とを組み付け
た後、注型穴57に注型管59を取り付け、この注型管
59から製品モデル55とバックアップ体52との間隙
にシリコーンゴム60を注型し、表面殻体51を成形す
る。 図9に示すように、バックアップ体52の背面に減
圧室61を形成し、真空ポンプ等の減圧装置62を接続
する。この減圧室61を減圧することにより、表面殻体
51をバックアップ体52に密着させるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、表面殻体5
1は注型成形により成形しなければならないため、製作
に手間がかかる。また、シリコーンゴム製の表面殻体5
1は使用による消耗が避けられないので、許容範囲以上
に消耗すると上記方法で製作し直す必要があり、交換に
も手間がかかるという問題がある。
【0005】また、表面殻体51成形用の製品モデル5
5の表面に本革等の模様付与材54を弛みや継ぎ目なく
張り付けなければならないため、その製作に熟練を要す
るとともに、日数及び費用がかかるという問題もある。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解決し、製作
や交換の手間を低減でき、コストを低減できる合成樹脂
成形品の成形型を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の合成樹脂成形品の成形型は、熱可塑性合成
樹脂シートが成形されてなり凹凸模様付きの成形面を有
した表面殻体と、該表面殻体を交換可能に背面支持する
バックアップ体とを備えている。
【0008】ここで、「熱可塑性合成樹脂シート」とし
ては、特に限定されないが、熱可塑性エラストマー(以
下、TPEという。)シート、ポリ塩化ビニルシート、
ポリプロピレンシート等を例示でき、特にTPEとして
はオレフィン系TPE(以下、TPOという。)、スチ
レン系TPE等を例示できる。
【0009】前記バックアップ体は、前記表面殻体を真
空吸着して支持するための吸引穴又は吸引溝を備えてい
ることが好ましい。
【0010】また、本発明の合成樹脂成形品の成形型の
製造方法は、凹凸模様付きの成形面を有した表面殻体
と、該表面殻体を交換可能に背面支持するバックアップ
体とを備えた合成樹脂成形品の成形型の製造方法であっ
て、吸引穴又は吸引溝を備えた前記バックアップ体に、
表面に凹凸模様が形成された熱可塑性合成樹脂シートを
真空吸着させることにより前記表面殻体に成形する工程
を含んでいる。
【0011】また、本発明の合成樹脂成形品の成形型の
製造方法は、凹凸模様付きの成形面を有した表面殻体
と、該表面殻体を交換可能に背面支持するバックアップ
体とを備えた合成樹脂成形品の成形型の製造方法であっ
て、表面に凹凸模様が形成されていない熱可塑性合成樹
脂シートを表面に逆凹凸模様が形成されたシート専用型
で前記表面殻体に成形する工程と、該表面殻体を前記バ
ックアップ体に支持させる工程とを含んでいる。
【0012】前記熱可塑性合成樹脂シートの厚さは、成
形しようとする成形品の寸法形状によって異なり、特に
限定されないが、一般的には約0.3〜2.0mmであ
る。約0.3mm未満だと成形品の脱型時等に前記熱可
塑性合成樹脂シートが成形されてなる前記表面殻体が破
れるおそれがあり、約2.0mmを超えると材料の熱可
塑性合成樹脂シートの価格が高くなり、また前記表面殻
体の冷却の効率が低下するからである。
【0013】次に、「バックアップ体」は前記表面殻体
を支持しうるだけの剛性を有していればよく、その材質
としては、アルミニウム、アルミニウム合金、亜鉛合
金、エポキシ樹脂、耐熱エポキシ樹脂、耐熱エポキシ樹
脂と強化用ファイバ(ガラスファイバ、カーボンファイ
バ等)との複合材、セメント、石膏、セラミック等を例
示することができる。また、バックアップ体の構造とし
ては、殻体構造、該殻体の周囲に支持壁を設けた箱体構
造、塊体構造等を例示することができる。
【0014】次に、バックアップ体の「吸引孔」の大き
さ、個数、密度等は、前記表面殻体の寸法形状に応じて
適宜決めることができ、またバックアップ体の部位によ
って適宜変化させることもできる。また、「吸引溝」は
バックアップ体の表面に設けられ、その大きさ、本数、
密度等も吸引孔と同様に適宜決めることができる。吸引
溝の配し方としては、複数列平行状、縦横状、蜘蛛の巣
状、ランダム状等を例示することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、本発明を基材4の
表面にポリウレタンスキン23とポリウレタン発泡体5
を成形してなる合成樹脂成形品6の成形型1及びその製
造方法に具体化した第一実施形態を示しており、該成形
型1は、第一成形型2と、基材4セット用の第二成形型
3とを備えている。
【0016】まず、第一成形型2は、ポリウレタンスキ
ン23を成形する成形面7aを有した表面殻体7と、該
表面殻体7を交換可能に背面支持するバックアップ体8
とを備えている。
【0017】表面殻体7は、熱可塑性合成樹脂シートと
してのTPEシート9が成形されてなるものである。こ
のTPEシート9としては既製品を使用しており、その
厚さは1mmで、表面には牛革のシボ模様(スエード、
布、木、その他の微細凹凸模様でもよい。)を反転させ
た逆シボ模様9aが形成されている。このシート9は、
例えばロール状に巻かれた長いTPEシートから適宜切
り取ったものが使用される(予め所定の大きさに形成さ
れたものを用いてもよい)。
【0018】バックアップ体8は、通気性電鋳殻10と
バッキング16とで構成されている。この通気性電鋳殻
10は、例えば特公平2−14434号公報に示された
方法により製造されたものであり、断面略コ字状の凹部
10aとその回りの略水平なランド10bとを備え、裏
面側ほど拡径した多数の吸引孔としての通気孔10cが
電鋳と同時に形成されている。
【0019】図3に示すように、通気性電鋳殻10の背
面周縁部には支持枠11が取付けられ、その上端が基盤
12で塞がれることにより、通気性電鋳殻10の背面に
減圧室13が形成されている。この減圧室13にはバル
ブ14等を介して真空ポンプ等の減圧装置15が接続さ
れている。通気性電鋳殻10の背面は、多数の金属粒や
セラミック粒(球形が好ましい。)がエポキシ樹脂によ
り球間の通気性を失わないように固められてなる耐圧性
のバッキング16(作図の便宜上、その一部を省略して
図示する。)によりバックアップされ、前述した通気性
と耐圧性とを有している。なお、この金属粒に代えてガ
ラスビーズ、砂、セラミック粒等を使用することもでき
るし、全く別構造のバッキングを採用することもでき
る。
【0020】第二成形型3は、通気性電鋳殻10の凹部
10aに対応した形状の凸部20aをもつ型本体20と
その下面に取り付けられた基盤21とを備え、凸部20
aに基材4をセットするようになっている。この第二成
形型3は、型閉じ時に、第一成形型2とともに基材4の
上面にポリウレタン発泡体5を成形するためのキャビテ
ィ22を形成するようになっている。
【0021】基材4の材料としては、特に限定されない
が、ABS樹脂、ポリプロピレン樹脂、古紙や布とポリ
プロピレン樹脂とを併用したもの、ポリエステル繊維と
ポリプロピレン樹脂とを併用したもの等を例示できる。
【0022】次に、成形型1の製造方法について説明す
ると、この製造方法は、TPEシート9を表面殻体7に
成形する工程を含んでいる。この工程では、図1に示す
ように、まず、TPEシート9を、その周縁部をクラン
プ18で挟持することにより水平に保持し、その上(下
又は上下でもよい。)からヒータ19で適正に加熱して
過不足なく軟化させる。同シート9の適正な加熱温度は
120〜200℃(特に、TPOシートの場合は160
〜180℃)である。なお、熱可塑性合成樹脂シートと
して軟質ポリ塩化ビニルシートを使用したときの加熱温
度は120℃である。
【0023】次いで、逆シボ模様9aが形成されていな
い裏面側を通気性電鋳殻10に向け、TPEシート9を
通気性電鋳殻10の表面に配設する。そして、減圧装置
15により減圧室13を減圧し、TPEシート9を変形
させてバックアップ体8に真空吸着することにより、表
面殻体7に成形するとともに、該表面殻体7を交換可能
に背面支持する。なお、凹部10aが深く、TPEシー
ト9の展張率が大きい場合は図1に二点鎖線で示すよう
なプラグ型24を使用して、TPEシート9を凹部10
a内へ押込み、TPEシート9の変形を補助することが
好ましい。
【0024】さて、上記成形型1により基材4の表面に
ポリウレタンスキン23とポリウレタン発泡体5を成形
するには、まず、図2に示すようにTPEシート9の表
面にポリウレタン材料をスプレーで付着させる。このと
き、金型を60〜80℃に温度調節しておくと、ポリウ
レタン材料は数分で硬化しポリウレタンスキン23を形
成する。このスキン23の厚さは、特に限定されない
が、一般的には0.5〜2.0mm程度である。
【0025】次いで、第二成形型3の上面に基材4をセ
ットし、図3に示すように第一成形型2と第二成形型3
とを型閉じしてキャビティ22に発泡材入りのポリウレ
タン材料を注入する。すると、ポリウレタン材料は発泡
してキャビティ22に完全に充満する。そして、ポリウ
レタン材料が硬化した後、その合成樹脂成形品6(図
4)を取り出し、基材4からはみだしたポリウレタンス
キン23bを適宜削除する。こうして成形された合成樹
脂成形品6のポリウレタンスキン23の表面には、TP
Eシート9の逆シボ模様9aが反転してなるシボ模様2
3aが形成されている。
【0026】なお、上記ポリウレタン材料をスプレーす
る工程は省略することができ、省略しても表面殻体7の
成形面7aに接したポリウレタン発泡体5の表面部には
ほとんど発泡のない緻密なスキン層が形成される。
【0027】また、アンダーカット部のある合成樹脂成
形品を成形するときは、第一成形型2を割り型にする必
要がある。
【0028】また、上述のようにポリウレタンスキン2
3の成形とポリウレタン発泡体5の成形とを共に第一成
形型2で行うのではなく、該両成形を別々の型で行うこ
ともできる。このとき、ポリウレタンスキン23は容易
に変形させることができるので、アンダーカット部のあ
る合成樹脂成形品であっても、ポリウレタンスキン23
の成形用の型については割り型にする必要がない。
【0029】以上のように構成された成形型1によれ
ば、TPEシート9がバックアップ体8に真空吸着され
て表面殻体7に成形されるとともに、該表面殻体7がバ
ックアップ体8に交換可能に背面支持される。従って、
従来のように表面殻体7を注型成形で形成するときより
も、製作や交換の手間を大幅に低減することができる。
【0030】また、表面に微細な逆シボ模様9aが形成
された既製品のTPEシート9を利用して合成樹脂成形
品6の表面にシボ模様23aを形成するので、従来と異
なり模様付与材54を表面に張り付けた製品モデル55
を製作する必要がない。従って、製作に熟練を必要とせ
ず、製作日数及び費用を低減できる。
【0031】次に、図5は第二実施形態の成形型30を
示しており、該成形型30は、通気性電鋳殻10に代え
て鋳造用アルミニウム合金殻31にした点においてのみ
第一実施形態と異なっている。
【0032】鋳造用アルミニウム合金殻31の各部の肉
厚は15〜20mmとなっている。鋳造用アルミニウム
合金殻31にはTPEシート9を真空吸引して密着させ
るための多数個の吸引孔31aが貫設されている。この
吸引孔31aの上部に深さ1〜2mmの溝(図示略)を
設けることにより、該吸引孔31aの個数を減らすこと
もできる。
【0033】次に、図6は第三実施形態の成形型34を
示しており、鋳造用アルミニウム合金殻31に吸引孔3
1aに代えて吸引溝31bを設け、バックアップ体35
の構造を簡略化した点において、第二実施形態と相違し
ている。
【0034】すなわち、この吸引溝31bはバックアッ
プ体35の上面に縦横状に設けられており、このバック
アップ体35と表面殻体7の間において吸引溝31bか
ら直接吸引することができるようになっている。従っ
て、バックアップ体35を第二実施形態のような箱体構
造とする必要がないため、該バックアップ体35は、ア
ルミニウム合金殻31のみからなる殻体構造となってい
る。
【0035】この第三実施形態は第二実施形態と同様の
作用効果を奏する他、第二実施形態よりもさらに、成形
型34の軽量化、簡単化、低コスト化が可能になる。
【0036】次に、第四実施形態の成形型及びその製造
方法について説明すると、図7及び図8は、同成形型に
使用する表面殻体48の製造方法を示している。この成
形型は、シボ模様付きのシート専用型44を使用して、
表面に凹凸模様が形成されていないTPEシート45を
表面殻体48に成形し、該表面殻体48をバックアップ
体8に支持させて第一成形型43とした点においてのみ
第一実施形態と異なっている。
【0037】シボ模様付きのシート専用型44は、第一
実施形態の第一成形型2の凹部10aに対応した凸部4
6aを有する通気性電鋳殻46を備え、該凸部46aの
表面にはシボ模様46bが形成されている。通気性電鋳
殻46の背面には第一実施形態の第一成形型2と同様に
減圧室47が形成されている。
【0038】本実施形態の成形型の製造方法は、第一実
施形態のTPEシート9を表面殻体7に成形する工程に
代えて次の2つの工程を含んでいる。第一の工程では、
図7に示すように、まず、表面に凹凸模様が形成されて
いないTPEシート45を、その周縁部をクランプ18
で挟持することにより水平に保持し、その上(下又は上
下でもよい。)からヒータ19で適正に加熱して過不足
なく軟化させる。そして、TPEシート45を通気性電
鋳殻46の表面に配設する。そして、減圧装置15によ
り減圧室47を減圧し、TPEシート45をシボ模様付
きのシート専用型44に真空吸引して吸着することによ
り表面殻体48に成形する。第二の工程では、図8に示
すように、この表面殻体48をシボ模様付きのシート専
用型44から取り外し、バックアップ体8に支持させ
る。
【0039】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されず、例えば、熱可塑性合成樹脂シートをTPE以外
の熱可塑性合成樹脂を原料とするシートにすること等、
発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化す
ることもできる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る合成
樹脂成形品の成形型及びその製造方法によれば、表面殻
体が熱可塑性合成樹脂シートの成形品なので、製作や交
換の手間を低減でき、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第一実施形態の合成樹脂成
形品の成形型の製造方法を示す断面図である。
【図2】同成形型による合成樹脂成形品の成形方法の一
工程を示す断面図である。
【図3】同工程の別の段階を示す断面図である。
【図4】同成形型により成形された合成樹脂成形品を示
す断面図である。
【図5】本発明を具体化した第二実施形態の合成樹脂成
形品の成形型を示す断面図である。
【図6】本発明を具体化した第三実施形態の合成樹脂成
形品の成形型を示す断面図である。
【図7】本発明を具体化した第四実施形態の合成樹脂成
形品の成形型の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図8】同製造方法の別の工程を示す断面図である。
【図9】従来の合成樹脂成形品の成形型を示す断面図で
ある。
【図10】同成形型の製造方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1 成形型 6 合成樹脂成形品 7 表面殻体 7a 成形面 8 バックアップ体 9 TPEシート 9a 逆シボ模様 10c 吸引孔としての通気孔 30 成形型 31a 吸引孔 31b 吸引溝 34 成形型 35 バックアップ体 44 シート専用型 45 TPEシート 48 表面殻体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性合成樹脂シートが成形されてな
    り凹凸模様付きの成形面を有した表面殻体と、該表面殻
    体を交換可能に背面支持するバックアップ体とを備えた
    合成樹脂成形品の成形型。
  2. 【請求項2】 前記熱可塑性合成樹脂シートが熱可塑性
    エラストマーシートである請求項1記載の合成樹脂成形
    品の成形型。
  3. 【請求項3】 前記バックアップ体は、前記表面殻体を
    真空吸着して支持するための吸引穴又は吸引溝を備えた
    請求項1又は2記載の合成樹脂成形品の成形型。
  4. 【請求項4】 凹凸模様付きの成形面を有した表面殻体
    と、該表面殻体を交換可能に背面支持するバックアップ
    体とを備えた合成樹脂成形品の成形型の製造方法であっ
    て、吸引穴又は吸引溝を備えた前記バックアップ体に、
    表面に凹凸模様が形成された熱可塑性合成樹脂シートを
    真空吸着させることにより前記表面殻体に成形する工程
    を含む合成樹脂成形品の成形型の製造方法。
  5. 【請求項5】 凹凸模様付きの成形面を有した表面殻体
    と、該表面殻体を交換可能に背面支持するバックアップ
    体とを備えた合成樹脂成形品の成形型の製造方法であっ
    て、表面に凹凸模様が形成されていない熱可塑性合成樹
    脂シートを表面に逆凹凸模様が形成されたシート専用型
    で前記表面殻体に成形する工程と、該表面殻体を前記バ
    ックアップ体に支持させる工程とを含む合成樹脂成形品
    の成形型の製造方法。
JP15837398A 1998-05-22 1998-05-22 合成樹脂成形品の成形型及びその製造方法 Pending JPH11333918A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15837398A JPH11333918A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 合成樹脂成形品の成形型及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15837398A JPH11333918A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 合成樹脂成形品の成形型及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11333918A true JPH11333918A (ja) 1999-12-07

Family

ID=15670293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15837398A Pending JPH11333918A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 合成樹脂成形品の成形型及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11333918A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004005010A1 (de) * 2002-07-04 2004-01-15 Frimo-Huber Systemtechnik Gmbh & Co. Luftdurchässiges formwerkzeug sowie verfahren zur herstellung genarbter bauteile durch aufkaschieren einer folie auf ein trägertell
JP2007118235A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Kasai Kogyo Co Ltd 成形金型並びにその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004005010A1 (de) * 2002-07-04 2004-01-15 Frimo-Huber Systemtechnik Gmbh & Co. Luftdurchässiges formwerkzeug sowie verfahren zur herstellung genarbter bauteile durch aufkaschieren einer folie auf ein trägertell
JP2007118235A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Kasai Kogyo Co Ltd 成形金型並びにその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006517866A (ja) 背面射出されたプラスチック成形物の製造方法
CN102837647A (zh) 带表皮的一体发泡成形品及其制造方法
JPH11333918A (ja) 合成樹脂成形品の成形型及びその製造方法
JP2005125736A (ja) 発泡層付き内装品
CN103958147A (zh) 模具、成型机以及发泡成型体的制造方法
JPH05301243A (ja) 表皮付き樹脂成形品の製造方法
JP4883404B2 (ja) 表皮付発泡成形体の製造方法
JP5588625B2 (ja) 鋳造用原型及びこれを用いた砂型の製造方法、並びに、この砂型から成形された成形用金型によって成形される樹脂成形体
US5106548A (en) Method of producing skin-covered pad for seat
JP3969869B2 (ja) 賦形された表皮材を有する樹脂成形品、および表皮材を有する樹脂成形品の製造方法
CN105922497A (zh) 一种嵌入式硅胶模具生产pu发泡产品的工艺及设备
JPH0911248A (ja) シボ付発泡成形品の製造方法
JPH04107110A (ja) 表皮付きパッドの製造方法
JP4061706B2 (ja) 多層成形品の製造方法
JPH04212851A (ja) 合成樹脂シートの成形方法およびその成形体
JP3693790B2 (ja) 樹脂成形体の製造方法ならびにそのための製造装置
JP3025424B2 (ja) 二重壁を有する成形体の製造方法
JPS61169223A (ja) 内装材の製造方法
JP2000210968A (ja) 表皮付き型内発泡成形体及びその製造方法
JP2002307448A (ja) 型内発泡成形用中型の製作方法及び該中型
JPS63269749A (ja) 自動車用天井材およびその製造方法
JPH06134852A (ja) 中空構造板を使用した合成樹脂成形品の成形方法
JPS6024931A (ja) ダイアフラムの製造方法
JPH02274518A (ja) 成形用型の製造方法
JPH0716973A (ja) プレス成形用表皮材