JPH11333902A - シートの塗布積層装置 - Google Patents
シートの塗布積層装置Info
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- JPH11333902A JPH11333902A JP10161450A JP16145098A JPH11333902A JP H11333902 A JPH11333902 A JP H11333902A JP 10161450 A JP10161450 A JP 10161450A JP 16145098 A JP16145098 A JP 16145098A JP H11333902 A JPH11333902 A JP H11333902A
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- Japan
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- sheet
- resin
- die
- coating
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/27—Cleaning; Purging; Avoiding contamination
- B29C48/272—Cleaning; Purging; Avoiding contamination of dies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 成形された積層品からシートが剥離される恐
れはなく、又、積層品の寸法精度の高いものが得られる
シートの塗布積層装置を提供する。 【解決手段】 押出機により可塑化された樹脂を一旦シ
リンダ21内にプランジャ22が設けられたアキュムレ
ータ2に貯蔵し、プランジャ22の前進によりアキュム
レータ2から送り込まれた樹脂をTダイ3の先端よりシ
ート状に押出し、押出方向を横断する方向に移動するテ
ーブル4上に既に塗布された樹脂の層8の上に更に塗布
積層されるようになされたシートの塗布積層装置であっ
て、Tダイ3の先端からの樹脂押出時にはTダイ3の先
端面が塗布中のシート81の表面に接触すると共に樹脂
圧によりシート81が加圧される。
れはなく、又、積層品の寸法精度の高いものが得られる
シートの塗布積層装置を提供する。 【解決手段】 押出機により可塑化された樹脂を一旦シ
リンダ21内にプランジャ22が設けられたアキュムレ
ータ2に貯蔵し、プランジャ22の前進によりアキュム
レータ2から送り込まれた樹脂をTダイ3の先端よりシ
ート状に押出し、押出方向を横断する方向に移動するテ
ーブル4上に既に塗布された樹脂の層8の上に更に塗布
積層されるようになされたシートの塗布積層装置であっ
て、Tダイ3の先端からの樹脂押出時にはTダイ3の先
端面が塗布中のシート81の表面に接触すると共に樹脂
圧によりシート81が加圧される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートの塗布積
層装置に関するものである。
層装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、西暦1989年12月1
0日にプラスチックダイジェスト社から発行の刊行物
「押出成形」に記載されているように、押出機から押し
出された可塑化状態の樹脂をTダイからシート状に押出
してシートの上に塗布し、シート同士を積層するシート
の塗布積層装置が知られている。
0日にプラスチックダイジェスト社から発行の刊行物
「押出成形」に記載されているように、押出機から押し
出された可塑化状態の樹脂をTダイからシート状に押出
してシートの上に塗布し、シート同士を積層するシート
の塗布積層装置が知られている。
【0003】又、西暦1989年6月30日に加工技術
研究会発行の刊行物「最新ラミネート加工便覧」の第2
0頁図1−23に記載されているように、ファンテンコ
ータとして、ダイボディに設けられたマニホールドより
バックアップロールに対して塗工液を塗布するに当た
り、マニホールド出口部に計量ブレードを設けて塗布厚
みを計量し、ポンプの吐出量とバックアップロールの表
面速度を考慮することによって塗工量即ち塗布厚みを制
御することが知られている。
研究会発行の刊行物「最新ラミネート加工便覧」の第2
0頁図1−23に記載されているように、ファンテンコ
ータとして、ダイボディに設けられたマニホールドより
バックアップロールに対して塗工液を塗布するに当た
り、マニホールド出口部に計量ブレードを設けて塗布厚
みを計量し、ポンプの吐出量とバックアップロールの表
面速度を考慮することによって塗工量即ち塗布厚みを制
御することが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、叙上の
前者の刊行物「押出成形」に記載されているシートの塗
布積層装置においては、押出機から押し出された可塑化
状態の樹脂を単にTダイからシート状に押出してシート
の上に塗布するものであるから、成形された積層品から
シートが剥離される恐れがあり、又、積層品の寸法精度
の高いものが得難い問題があった。
前者の刊行物「押出成形」に記載されているシートの塗
布積層装置においては、押出機から押し出された可塑化
状態の樹脂を単にTダイからシート状に押出してシート
の上に塗布するものであるから、成形された積層品から
シートが剥離される恐れがあり、又、積層品の寸法精度
の高いものが得難い問題があった。
【0005】又、後者の刊行物「最新ラミネート加工便
覧」記載のファンテンコータにおいては、適用される塗
工液の粘度は1000c.p.以下のものであり、遙か
に高い粘度領域において使用される熱可塑性樹脂の場合
には、低粘度の塗工液の場合のように厚みの計量効果の
みではなく熱可塑性樹脂の塗布積層に必要とされる圧力
上昇に伴う接着力の増強が期待できない問題があった。
覧」記載のファンテンコータにおいては、適用される塗
工液の粘度は1000c.p.以下のものであり、遙か
に高い粘度領域において使用される熱可塑性樹脂の場合
には、低粘度の塗工液の場合のように厚みの計量効果の
みではなく熱可塑性樹脂の塗布積層に必要とされる圧力
上昇に伴う接着力の増強が期待できない問題があった。
【0006】本発明は、叙上の従来のシートの塗布積層
装置における問題点に着目してなされたものであり、そ
の目的とするところは、従来のシートの塗布積層装置に
おける問題点を解決し、成形された積層品からシートが
剥離される恐れはなく、又、積層品の寸法精度の高いも
のが得られる熱可塑性樹脂のシートの塗布積層装置を提
供することにある。
装置における問題点に着目してなされたものであり、そ
の目的とするところは、従来のシートの塗布積層装置に
おける問題点を解決し、成形された積層品からシートが
剥離される恐れはなく、又、積層品の寸法精度の高いも
のが得られる熱可塑性樹脂のシートの塗布積層装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明のシートの塗布積層装置は、
押出機により可塑化された樹脂を一旦シリンダ内にプラ
ンジャが設けられたアキュムレータに貯蔵し、プランジ
ャの前進によりアキュムレータから送り込まれた樹脂を
Tダイ先端よりシート状に押出し、押出方向を横断する
方向に移動するテーブル上に設けられた元板上に更に塗
布積層されるようになされたシートの塗布積層装置であ
って、Tダイ先端からの樹脂押出時にはTダイ先端面が
塗布中のシートの表面に接触すると共に樹脂圧によりシ
ートが加圧されるようになされたことを特徴とするもの
である。
に、請求項1記載の本発明のシートの塗布積層装置は、
押出機により可塑化された樹脂を一旦シリンダ内にプラ
ンジャが設けられたアキュムレータに貯蔵し、プランジ
ャの前進によりアキュムレータから送り込まれた樹脂を
Tダイ先端よりシート状に押出し、押出方向を横断する
方向に移動するテーブル上に設けられた元板上に更に塗
布積層されるようになされたシートの塗布積層装置であ
って、Tダイ先端からの樹脂押出時にはTダイ先端面が
塗布中のシートの表面に接触すると共に樹脂圧によりシ
ートが加圧されるようになされたことを特徴とするもの
である。
【0008】又、請求項2記載の本発明のシートの塗布
積層装置は、押出機により可塑化された樹脂を一旦シリ
ンダ内にプランジャが設けられたアキュムレータに貯蔵
し、プランジャの前進によりアキュムレータからTダイ
先端よりシート状に押出し、押出方向を横断する方向に
移動するテーブル上に既に塗布積層された樹脂の層の上
に更に塗布積層されるようになされたシートの塗布積層
装置であって、Tダイ先端からの樹脂押出時にはTダイ
先端面が塗布中のシートの表面に接触すると共に樹脂圧
によりシートが加圧されるようになされたことを特徴と
するものである。
積層装置は、押出機により可塑化された樹脂を一旦シリ
ンダ内にプランジャが設けられたアキュムレータに貯蔵
し、プランジャの前進によりアキュムレータからTダイ
先端よりシート状に押出し、押出方向を横断する方向に
移動するテーブル上に既に塗布積層された樹脂の層の上
に更に塗布積層されるようになされたシートの塗布積層
装置であって、Tダイ先端からの樹脂押出時にはTダイ
先端面が塗布中のシートの表面に接触すると共に樹脂圧
によりシートが加圧されるようになされたことを特徴と
するものである。
【0009】又、請求項3記載の本発明のシートの塗布
積層装置は、請求項1又は2記載のシートの塗布積層装
置において、Tダイの先端部にヒータが設けられ、塗布
時の樹脂の温度がより高い温度となされていることを特
徴とするものである。
積層装置は、請求項1又は2記載のシートの塗布積層装
置において、Tダイの先端部にヒータが設けられ、塗布
時の樹脂の温度がより高い温度となされていることを特
徴とするものである。
【0010】又、請求項4記載の本発明のシートの塗布
積層装置は、請求項1、2又は3記載のシートの塗布積
層装置において、Tダイの先端の押出口の樹脂通路間隙
は押出口から押し出されるシートの厚みに対して10〜
40%狭くされ、押出口付近のランドの長さは3〜20
mmであり、押出口における樹脂温度は樹脂の熱変形温
度より100〜150℃高くされていることを特徴とす
るものである。
積層装置は、請求項1、2又は3記載のシートの塗布積
層装置において、Tダイの先端の押出口の樹脂通路間隙
は押出口から押し出されるシートの厚みに対して10〜
40%狭くされ、押出口付近のランドの長さは3〜20
mmであり、押出口における樹脂温度は樹脂の熱変形温
度より100〜150℃高くされていることを特徴とす
るものである。
【0011】又、請求項5記載の本発明のシートの塗布
積層装置は、請求項1、2又は3記載のシートの塗布積
層装置において、Tダイのマニホールド形状がコートハ
ンガー形状であって、Tダイの流入口から押出口に至る
間、Tダイの幅方向に位置の異なるいずれの流線束にお
いてもその圧力降下が等しくされていることを特徴とす
るものである。
積層装置は、請求項1、2又は3記載のシートの塗布積
層装置において、Tダイのマニホールド形状がコートハ
ンガー形状であって、Tダイの流入口から押出口に至る
間、Tダイの幅方向に位置の異なるいずれの流線束にお
いてもその圧力降下が等しくされていることを特徴とす
るものである。
【0012】又、請求項6記載の本発明のシートの塗布
積層装置は、請求項1、2又は3記載のシートの塗布積
層装置において、塗布積層前の工程において、樹脂塗布
積層物の表面を予熱するようになされたことを特徴とす
るものである。
積層装置は、請求項1、2又は3記載のシートの塗布積
層装置において、塗布積層前の工程において、樹脂塗布
積層物の表面を予熱するようになされたことを特徴とす
るものである。
【0013】又、請求項7記載の本発明のシートの塗布
積層装置は、請求項1、2又は3記載のシートの塗布積
層装置において、アキュムレータにおけるプランジャが
樹脂押出方向に移動し、ストロークの終わり迄来た後、
一旦プランジャを樹脂押出方向とは逆の方向に若干後退
させて停止させるようになっていることを特徴とするも
のである。
積層装置は、請求項1、2又は3記載のシートの塗布積
層装置において、アキュムレータにおけるプランジャが
樹脂押出方向に移動し、ストロークの終わり迄来た後、
一旦プランジャを樹脂押出方向とは逆の方向に若干後退
させて停止させるようになっていることを特徴とするも
のである。
【0014】又、請求項8記載の本発明のシートの塗布
積層装置は、請求項1、2又は3記載のシートの塗布積
層装置において、シートの塗布完了後にTダイ出口にお
いてTダイ出口よりはみ出している余分の樹脂をカッタ
により切除するようになっていることを特徴とするもの
である。
積層装置は、請求項1、2又は3記載のシートの塗布積
層装置において、シートの塗布完了後にTダイ出口にお
いてTダイ出口よりはみ出している余分の樹脂をカッタ
により切除するようになっていることを特徴とするもの
である。
【0015】又、請求項9記載の本発明のシートの塗布
積層装置は、請求項1、2又は3記載のシートの塗布積
層装置において、Tダイよりシートを塗布している間、
Tダイ先端がシート表面に接触することにより発生する
残留付着物を拭き取るようになっていることを特徴とす
るものである。
積層装置は、請求項1、2又は3記載のシートの塗布積
層装置において、Tダイよりシートを塗布している間、
Tダイ先端がシート表面に接触することにより発生する
残留付着物を拭き取るようになっていることを特徴とす
るものである。
【0016】本発明において、樹脂としては、特に限定
されるものではないが、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン、ポリブチレン、等のオレフィン単独重
合体、エチレン−ブロピレン共重合体、エチレン−ブテ
ン共重合体等のオレフィンとこれと共重合可能な単量体
との共重合体、或いはこれら重合体及び共重合体の混合
物からなるポリオレフィン系樹脂、塩化ビニル樹脂、ナ
イロン、ポリスチレン、ABS樹脂、PET、ポリフェ
ニレンサルファイド、ポリサルフォン、液晶樹脂等の熱
可塑性樹脂が使用できる。
されるものではないが、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン、ポリブチレン、等のオレフィン単独重
合体、エチレン−ブロピレン共重合体、エチレン−ブテ
ン共重合体等のオレフィンとこれと共重合可能な単量体
との共重合体、或いはこれら重合体及び共重合体の混合
物からなるポリオレフィン系樹脂、塩化ビニル樹脂、ナ
イロン、ポリスチレン、ABS樹脂、PET、ポリフェ
ニレンサルファイド、ポリサルフォン、液晶樹脂等の熱
可塑性樹脂が使用できる。
【0017】本発明において、元板の材質としては、熱
可塑性樹脂と溶着積層されるものであればよいものであ
って、特に限定されないが、例えば、熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂、木質、金属等が使用できる。シートの熱可
塑性樹脂と同質の熱可塑性樹脂を使用するのが溶着積層
され易いので好ましい。
可塑性樹脂と溶着積層されるものであればよいものであ
って、特に限定されないが、例えば、熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂、木質、金属等が使用できる。シートの熱可
塑性樹脂と同質の熱可塑性樹脂を使用するのが溶着積層
され易いので好ましい。
【0018】〔作用〕請求項1記載の本発明のシートの
塗布積層装置においては、Tダイ先端からの樹脂押出時
にはTダイ先端面が塗布中のシートの表面に接触すると
共に樹脂圧によりシートが加圧されるようになされてい
るので、シートと元板とが強固に積層され、シート内に
空隙が生じる恐れはなく、元板からシートが剥離される
恐れもなく、又、シートと元板との積層品の寸法精度の
高いものが得られる。
塗布積層装置においては、Tダイ先端からの樹脂押出時
にはTダイ先端面が塗布中のシートの表面に接触すると
共に樹脂圧によりシートが加圧されるようになされてい
るので、シートと元板とが強固に積層され、シート内に
空隙が生じる恐れはなく、元板からシートが剥離される
恐れもなく、又、シートと元板との積層品の寸法精度の
高いものが得られる。
【0019】又、請求項2記載の本発明のシートの塗布
積層装置においては、Tダイ先端からの樹脂押出時には
Tダイ先端面が塗布中のシートの表面に接触すると共に
樹脂圧によりシートが加圧されるようになされているの
で、シート同士が強固に積層され、シート内もしくはシ
ート間に空隙が生じる恐れはなく、積層品からシートが
剥離される恐れもなく、又、寸法精度の高い積層品が得
られる。
積層装置においては、Tダイ先端からの樹脂押出時には
Tダイ先端面が塗布中のシートの表面に接触すると共に
樹脂圧によりシートが加圧されるようになされているの
で、シート同士が強固に積層され、シート内もしくはシ
ート間に空隙が生じる恐れはなく、積層品からシートが
剥離される恐れもなく、又、寸法精度の高い積層品が得
られる。
【0020】又、既に塗布された積層面の表面に凹凸加
工が施された場合、或いは、既に塗布された積層面の表
面が意図しないにもかかわらず自然に凹凸が発生してい
る場合にも、新たに塗布されたシート表面は平滑化さ
れ、且つ積層品内部に空隙等が含まれないものとなる。
工が施された場合、或いは、既に塗布された積層面の表
面が意図しないにもかかわらず自然に凹凸が発生してい
る場合にも、新たに塗布されたシート表面は平滑化さ
れ、且つ積層品内部に空隙等が含まれないものとなる。
【0021】又、請求項3記載の本発明のシートの塗布
積層装置においては、Tダイの先端部にヒータが設けら
れ、塗布時の樹脂の温度がより高い温度となされている
もので、新たに塗布されたシートはより高い温度とな
り、既に塗布された積層面の表面に強固に溶着される。
積層装置においては、Tダイの先端部にヒータが設けら
れ、塗布時の樹脂の温度がより高い温度となされている
もので、新たに塗布されたシートはより高い温度とな
り、既に塗布された積層面の表面に強固に溶着される。
【0022】又、請求項4記載の本発明のシートの塗布
積層装置においては、Tダイの先端の押出口の樹脂通路
間隙は押出口から押し出されるシートの厚みに対して1
0〜40%狭くされているので、押し出されたシートの
密度は一層大きくなる。又、押出口付近のランドの長さ
は3〜20mmであるから、押し出されたシートの厚み
の寸法精度は高いものとなる。押出口における樹脂温度
は樹脂の熱変形温度より100〜150℃高くされてい
るので、シート同士が一層強固に積層される。
積層装置においては、Tダイの先端の押出口の樹脂通路
間隙は押出口から押し出されるシートの厚みに対して1
0〜40%狭くされているので、押し出されたシートの
密度は一層大きくなる。又、押出口付近のランドの長さ
は3〜20mmであるから、押し出されたシートの厚み
の寸法精度は高いものとなる。押出口における樹脂温度
は樹脂の熱変形温度より100〜150℃高くされてい
るので、シート同士が一層強固に積層される。
【0023】又、請求項5記載の本発明のシートの塗布
積層装置においては、Tダイのマニホールドがコートハ
ンガーマニホールドであって、Tダイの流入口から押出
口に至る間、Tダイの幅方向に位置の異なるいずれの流
線束においてもその圧力降下が等しくされているので、
Tダイの押出口から押し出される樹脂量はTダイの押出
口の幅方向に亘り均一となる。
積層装置においては、Tダイのマニホールドがコートハ
ンガーマニホールドであって、Tダイの流入口から押出
口に至る間、Tダイの幅方向に位置の異なるいずれの流
線束においてもその圧力降下が等しくされているので、
Tダイの押出口から押し出される樹脂量はTダイの押出
口の幅方向に亘り均一となる。
【0024】又、請求項6記載の本発明のシートの塗布
積層装置においては、塗布積層前の工程において、元板
又は樹脂塗布積層物の表面を予熱するようになされてい
るので、元板又は樹脂塗布積層物の表面に新たに塗布さ
れるシートとが強固に溶着積層される。
積層装置においては、塗布積層前の工程において、元板
又は樹脂塗布積層物の表面を予熱するようになされてい
るので、元板又は樹脂塗布積層物の表面に新たに塗布さ
れるシートとが強固に溶着積層される。
【0025】又、請求項7記載の本発明のシートの塗布
積層装置においては、アキュムレータにおけるプランジ
ャが樹脂押出方向に移動し、ストロークの終わり迄来た
後、一旦プランジャを樹脂押出方向とは逆の方向に若干
後退させて停止させるようになっているので、Tダイの
押出口からはみ出た状態になっている樹脂が若干後退
し、Tダイの押出口からの樹脂の垂れを防止できるよう
になっている。
積層装置においては、アキュムレータにおけるプランジ
ャが樹脂押出方向に移動し、ストロークの終わり迄来た
後、一旦プランジャを樹脂押出方向とは逆の方向に若干
後退させて停止させるようになっているので、Tダイの
押出口からはみ出た状態になっている樹脂が若干後退
し、Tダイの押出口からの樹脂の垂れを防止できるよう
になっている。
【0026】又、請求項8記載の本発明のシートの塗布
積層装置においては、シートの塗布完了後にTダイ出口
においてTダイ出口よりはみ出している余分の樹脂をカ
ッタにより切除するようになっているので、成形された
積層品の寸法精度が更に高いものが得られる。
積層装置においては、シートの塗布完了後にTダイ出口
においてTダイ出口よりはみ出している余分の樹脂をカ
ッタにより切除するようになっているので、成形された
積層品の寸法精度が更に高いものが得られる。
【0027】又、請求項9記載の本発明のシートの塗布
積層装置においては、Tダイよりシートを塗布している
間、Tダイ先端がシート表面に接触することにより発生
する残留付着物を拭き取るようになっているので、成形
された積層品には残留付着物が混入することがなく、美
麗な積層品が得られる。
積層装置においては、Tダイよりシートを塗布している
間、Tダイ先端がシート表面に接触することにより発生
する残留付着物を拭き取るようになっているので、成形
された積層品には残留付着物が混入することがなく、美
麗な積層品が得られる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図に
より説明する。図1は本発明のシートの塗布積層装置の
一例を示す一部切欠正面図、図2は図1に示す本発明の
シートの塗布積層装置の一部切欠側面図である。図1に
おいて、1は押出機、11は押出機1のシリンダ、12
はシリンダ11に設けられたヒータ、13はシリンダ1
1内に設けられたスクリュウ、14はシリンダ11に設
けられたホッパ、15は押出機1のスクリュウ駆動用モ
ータ、16は押出機1の減速機、17はシリンダ11の
先端に設けられたブレーカープレート、18はシリンダ
11の先端に取付けられたアダプターである。
より説明する。図1は本発明のシートの塗布積層装置の
一例を示す一部切欠正面図、図2は図1に示す本発明の
シートの塗布積層装置の一部切欠側面図である。図1に
おいて、1は押出機、11は押出機1のシリンダ、12
はシリンダ11に設けられたヒータ、13はシリンダ1
1内に設けられたスクリュウ、14はシリンダ11に設
けられたホッパ、15は押出機1のスクリュウ駆動用モ
ータ、16は押出機1の減速機、17はシリンダ11の
先端に設けられたブレーカープレート、18はシリンダ
11の先端に取付けられたアダプターである。
【0029】図1、2において、2は押出機1の前方に
設けられアキュムレータであり、アダプター18の先端
はアキュムレータ2のシリンダ21に取付けられ、シリ
ンダ21内にプランジャ22が往復移動できるように設
けられている。23はシリンダ21内に設けられた三方
弁である。
設けられアキュムレータであり、アダプター18の先端
はアキュムレータ2のシリンダ21に取付けられ、シリ
ンダ21内にプランジャ22が往復移動できるように設
けられている。23はシリンダ21内に設けられた三方
弁である。
【0030】3はアキュムレータ2の下方に設けられた
Tダイ、31はTダイ3に設けられた樹脂通路、32は
マニホールド、33は押出口、34はヒータである。押
出機1のスクリュウ13の回転によりシリンダ11内の
溶融状態の熱可塑性樹脂が押し出され、ブレーカープレ
ート17及びアダプター18を経由して三方弁23の作
用によりアキュムレータ2のシリンダ21内に一旦溜め
られるようになっている。
Tダイ、31はTダイ3に設けられた樹脂通路、32は
マニホールド、33は押出口、34はヒータである。押
出機1のスクリュウ13の回転によりシリンダ11内の
溶融状態の熱可塑性樹脂が押し出され、ブレーカープレ
ート17及びアダプター18を経由して三方弁23の作
用によりアキュムレータ2のシリンダ21内に一旦溜め
られるようになっている。
【0031】三方弁23の作動によりアキュムレータ2
のシリンダ21内とTダイ3内の樹脂通路31とを連通
させ、プランジャ22の下降によりアキュムレータ2の
シリンダ21内に一時的に溜められた樹脂がアキュムレ
ータ2のシリンダ21内から三方弁23を経由してTダ
イ3内の樹脂通路31に押し出されるようになってい
る。Tダイ3内の樹脂通路31の下方にコートハンガー
マニホールド32が設けられ、その下方に押出口33が
設けられ、樹脂通路31の流入口から押出口33に至る
間、Tダイ3内の幅方向に位置の異なるいずれの流線束
においてもその圧力降下が等しくなされている。
のシリンダ21内とTダイ3内の樹脂通路31とを連通
させ、プランジャ22の下降によりアキュムレータ2の
シリンダ21内に一時的に溜められた樹脂がアキュムレ
ータ2のシリンダ21内から三方弁23を経由してTダ
イ3内の樹脂通路31に押し出されるようになってい
る。Tダイ3内の樹脂通路31の下方にコートハンガー
マニホールド32が設けられ、その下方に押出口33が
設けられ、樹脂通路31の流入口から押出口33に至る
間、Tダイ3内の幅方向に位置の異なるいずれの流線束
においてもその圧力降下が等しくなされている。
【0032】コートハンガーマニホールド32としては
樹脂がダイ中央より供給され、樹脂がダイの側方に流れ
るに従って流れ方向にマニホールドが傾斜しており、マ
ニホールドの断面積も側方に向かって漸減するように
し、又、傾斜したマニホールドの下流部にダイの間隙を
狭くしたダイランドも設けられたものである。このよう
なダイではダイの側方での滞留時間を短く抑えることが
できるので、熱劣化し易い樹脂に対しても劣化を最小限
に止めることができる。
樹脂がダイ中央より供給され、樹脂がダイの側方に流れ
るに従って流れ方向にマニホールドが傾斜しており、マ
ニホールドの断面積も側方に向かって漸減するように
し、又、傾斜したマニホールドの下流部にダイの間隙を
狭くしたダイランドも設けられたものである。このよう
なダイではダイの側方での滞留時間を短く抑えることが
できるので、熱劣化し易い樹脂に対しても劣化を最小限
に止めることができる。
【0033】図3に拡大して示すように、Tダイ3の先
端にカートリッジヒータ35、36が埋め込まれてい
て、Tダイ3の先端部を局部的に加熱することができる
ようになっている。又、Tダイ3の先端押出口33の片
側、即ち、積層物の送り方向の側に凹部331が設けら
れていて、塗布過程において樹脂が厚み方向に圧縮さ
れ、シートに対する圧力が一層増大されるようになって
いる。
端にカートリッジヒータ35、36が埋め込まれてい
て、Tダイ3の先端部を局部的に加熱することができる
ようになっている。又、Tダイ3の先端押出口33の片
側、即ち、積層物の送り方向の側に凹部331が設けら
れていて、塗布過程において樹脂が厚み方向に圧縮さ
れ、シートに対する圧力が一層増大されるようになって
いる。
【0034】更に、前記したファンテンコータに比べて
塗布方向に長いランド332を有しているので、加圧力
と併せて加圧時間を長く取ることができるようになって
いる。ランド332の塗布方向の長さは5mmもしくは
それ以上となされる。
塗布方向に長いランド332を有しているので、加圧力
と併せて加圧時間を長く取ることができるようになって
いる。ランド332の塗布方向の長さは5mmもしくは
それ以上となされる。
【0035】図2において、4はTダイ3の下方に設け
られたテーブルである。テーブル4の上には、テーブル
4に対して図5に示すように、元板45が取付けられて
いる。元板45は塗布される樹脂と全く同じ材質の樹脂
からなる厚板を使用することが好ましい。或いは塗布さ
れる樹脂に対して親和性に優れ溶着性のよいものであれ
ば他の材質で代替してもよい。元板45はテーブル4に
対して図示しないビスネジによる取付け、もしくは押え
バー等の取付手段によっても取付けることができる。
られたテーブルである。テーブル4の上には、テーブル
4に対して図5に示すように、元板45が取付けられて
いる。元板45は塗布される樹脂と全く同じ材質の樹脂
からなる厚板を使用することが好ましい。或いは塗布さ
れる樹脂に対して親和性に優れ溶着性のよいものであれ
ば他の材質で代替してもよい。元板45はテーブル4に
対して図示しないビスネジによる取付け、もしくは押え
バー等の取付手段によっても取付けることができる。
【0036】テーブル4の下方にはガイドバー41が取
付けられ、ガイドバー41は基盤42に昇降可能に取付
けられている。基盤42にはテーブル昇降用減速モータ
421が取付けられ、モータ421の正逆方向の回転に
よりボールスクリュウ422が正逆方向に回転され、ボ
ールスクリュウ422の正逆方向の回転によりテーブル
4が昇降できるようになっている。
付けられ、ガイドバー41は基盤42に昇降可能に取付
けられている。基盤42にはテーブル昇降用減速モータ
421が取付けられ、モータ421の正逆方向の回転に
よりボールスクリュウ422が正逆方向に回転され、ボ
ールスクリュウ422の正逆方向の回転によりテーブル
4が昇降できるようになっている。
【0037】基盤42には取付ブロック423が取付け
られ、取付ブロック423はほぼ水平方向に設けられた
リニアガイドレール43にその長手方向に沿って移動可
能に取付けられている。431はリニアガイドレール4
3の側方に設けられたテーブル移動用減速モータであ
り、モータ431の正逆方向の回転によりボールスクリ
ュウ432が正逆方向に回転され、ボールスクリュウ4
32の正逆方向の回転によりテーブル4が基盤42と共
にほぼ水平方向に往復移動できるようになっている。
られ、取付ブロック423はほぼ水平方向に設けられた
リニアガイドレール43にその長手方向に沿って移動可
能に取付けられている。431はリニアガイドレール4
3の側方に設けられたテーブル移動用減速モータであ
り、モータ431の正逆方向の回転によりボールスクリ
ュウ432が正逆方向に回転され、ボールスクリュウ4
32の正逆方向の回転によりテーブル4が基盤42と共
にほぼ水平方向に往復移動できるようになっている。
【0038】図2において、24はアキュムレータのフ
レーム、25はフレーム24に取付けられたプランジャ
駆動用減速モータであり、モータ25の正逆方向の回転
がシンクロプーリ251、シンクロベルト252及び他
方のシンクロプーリ253によりボールスクリュウ25
4に伝達され、ボールスクリュウ254の正逆方向の回
転によりプランジャ22が昇降されるようになってい
る。モータ25の作動によりプランジャ22が最も下降
した際には、若干後退して停止するように調整されてい
る。221はプランジャ頂部プレート、241はフレー
ム24に設けられたガイドバーである。
レーム、25はフレーム24に取付けられたプランジャ
駆動用減速モータであり、モータ25の正逆方向の回転
がシンクロプーリ251、シンクロベルト252及び他
方のシンクロプーリ253によりボールスクリュウ25
4に伝達され、ボールスクリュウ254の正逆方向の回
転によりプランジャ22が昇降されるようになってい
る。モータ25の作動によりプランジャ22が最も下降
した際には、若干後退して停止するように調整されてい
る。221はプランジャ頂部プレート、241はフレー
ム24に設けられたガイドバーである。
【0039】26はアキュムレータ支持板であり、アキ
ュムレータ支持板26の上には三方弁駆動用モータ23
1が設けられ、三方弁駆動用モータ231の作動により
三方弁23が作動されるようになっている。232は継
手、233は軸受である。
ュムレータ支持板26の上には三方弁駆動用モータ23
1が設けられ、三方弁駆動用モータ231の作動により
三方弁23が作動されるようになっている。232は継
手、233は軸受である。
【0040】図1、2において、5は2本の揺動杆5
1、51間にニクロム線52が張設されて構成されたカ
ッターである。フレーム24に取付けられエアシリンダ
53の作動によりくの字形のレバー54が回動し、レバ
ー54の回動がリンク55に伝達されて揺動杆51が揺
動し、Tダイ3から押し出される樹脂を揺動杆51の揺
動と共に移動するニクロム線52により切断されるよう
になっている。尚、511は揺動杆51の揺動支点、5
21はニクロム線52の両端に設けられた張力調節用ス
プリング、522はナットである。
1、51間にニクロム線52が張設されて構成されたカ
ッターである。フレーム24に取付けられエアシリンダ
53の作動によりくの字形のレバー54が回動し、レバ
ー54の回動がリンク55に伝達されて揺動杆51が揺
動し、Tダイ3から押し出される樹脂を揺動杆51の揺
動と共に移動するニクロム線52により切断されるよう
になっている。尚、511は揺動杆51の揺動支点、5
21はニクロム線52の両端に設けられた張力調節用ス
プリング、522はナットである。
【0041】図2において、6はTダイ3の側方に設け
られた予熱装置であり、予熱装置6には遠赤外線加熱ヒ
ータ61が設けられ、ヒータ61はハンドル62を回転
することにより昇降できるようになっており、加熱しよ
うとする樹脂塗布積層物との距離を調節できるようにな
っている。
られた予熱装置であり、予熱装置6には遠赤外線加熱ヒ
ータ61が設けられ、ヒータ61はハンドル62を回転
することにより昇降できるようになっており、加熱しよ
うとする樹脂塗布積層物との距離を調節できるようにな
っている。
【0042】図4はTダイ3の付近に設けられた払拭装
置を示す正面図である。図4において、7は払拭装置で
あり、払拭装置7にはエアシリンダ71の作動により昇
降するガイドプレート72が設けられ、ガイドプレート
72の片面にはスクリュウ73及びガイドバー74が設
けられ、スクリュウ73には払拭体支持部75が取付け
られ、払拭体支持部75には布製の払拭体76が取付け
られ、ガイドプレート72の他の片面には減速モータ7
7が取付けられている。
置を示す正面図である。図4において、7は払拭装置で
あり、払拭装置7にはエアシリンダ71の作動により昇
降するガイドプレート72が設けられ、ガイドプレート
72の片面にはスクリュウ73及びガイドバー74が設
けられ、スクリュウ73には払拭体支持部75が取付け
られ、払拭体支持部75には布製の払拭体76が取付け
られ、ガイドプレート72の他の片面には減速モータ7
7が取付けられている。
【0043】減速モータ77の作動により、スクリュウ
73が正逆方向に回転され、スクリュウ73の正逆方向
の回転により払拭体76がTダイ3の押出口に沿って往
復移動できるようになっており、払拭体76の往復移動
によりTダイ3の押出口を払拭するようになっている。
73が正逆方向に回転され、スクリュウ73の正逆方向
の回転により払拭体76がTダイ3の押出口に沿って往
復移動できるようになっており、払拭体76の往復移動
によりTダイ3の押出口を払拭するようになっている。
【0044】次に、叙上の装置により積層品を成形する
態様について説明する。アキュムレータ2のプランジャ
22が上昇され、三方弁23の作動によりアダプタ18
内の樹脂通路とアキュムレータ2のシリンダ21内の空
洞とが通じている状態において、押出機1からの可塑化
された樹脂がアダプタ18内の樹脂通路から三方弁23
を経由してアキュムレータ2のシリンダ21内の空洞内
に溜められる。
態様について説明する。アキュムレータ2のプランジャ
22が上昇され、三方弁23の作動によりアダプタ18
内の樹脂通路とアキュムレータ2のシリンダ21内の空
洞とが通じている状態において、押出機1からの可塑化
された樹脂がアダプタ18内の樹脂通路から三方弁23
を経由してアキュムレータ2のシリンダ21内の空洞内
に溜められる。
【0045】テーブル4の移動と共にテーブル4の上の
樹脂積層物8が予熱装置6の下方に移動し、テーブル4
の上の樹脂積層物8がヒータ61により予熱された後、
テーブル4の上の樹脂積層物8はテーブル4の移動と共
にTダイ3の押出口33の下方に移動される。
樹脂積層物8が予熱装置6の下方に移動し、テーブル4
の上の樹脂積層物8がヒータ61により予熱された後、
テーブル4の上の樹脂積層物8はテーブル4の移動と共
にTダイ3の押出口33の下方に移動される。
【0046】アキュムレータ2のシリンダ21内の空洞
内に所定量の可塑化された樹脂が溜められた時点で、モ
ータ25の作動によりプランジャ22が降下され、シリ
ンダ21内の空洞内の可塑化された樹脂がTダイ3の樹
脂通路31の流入口、マニホールド32を経由して押出
口33から厚さ0.3〜1.0mm程度のシート状に押
し出され、移動するテーブル4上の予熱された元板45
もしくは樹脂積層物8の上に塗布され、更に積層され
る。
内に所定量の可塑化された樹脂が溜められた時点で、モ
ータ25の作動によりプランジャ22が降下され、シリ
ンダ21内の空洞内の可塑化された樹脂がTダイ3の樹
脂通路31の流入口、マニホールド32を経由して押出
口33から厚さ0.3〜1.0mm程度のシート状に押
し出され、移動するテーブル4上の予熱された元板45
もしくは樹脂積層物8の上に塗布され、更に積層され
る。
【0047】この際、図3に拡大して示すように、Tダ
イ3の先端にカートリッジヒータ35、36が埋め込ま
れているので、Tダイ3の先端部は局部的に加熱され、
新たに塗布されたシートはより高い温度となり、既に塗
布された積層面の表面に強固に溶着される。
イ3の先端にカートリッジヒータ35、36が埋め込ま
れているので、Tダイ3の先端部は局部的に加熱され、
新たに塗布されたシートはより高い温度となり、既に塗
布された積層面の表面に強固に溶着される。
【0048】又、Tダイ3の先端は積層物の送り方向の
側に凹部331が設けられているので、塗布過程におい
て樹脂が厚み方向に圧縮され、シートに対する加圧力が
一層増大される。
側に凹部331が設けられているので、塗布過程におい
て樹脂が厚み方向に圧縮され、シートに対する加圧力が
一層増大される。
【0049】更に、前記した従来のファンテンコータに
比べて塗布方向に長いランド332を有しているので加
圧力と併せて加圧時間を長く取ることができる。
比べて塗布方向に長いランド332を有しているので加
圧力と併せて加圧時間を長く取ることができる。
【0050】Tダイ3の先端面が押出口33から押し出
されたシート81に接触すると共に、プランジャ22の
降下により樹脂圧によりシート81が加圧されることに
より樹脂積層物の上にシート81が塗布積層される。
されたシート81に接触すると共に、プランジャ22の
降下により樹脂圧によりシート81が加圧されることに
より樹脂積層物の上にシート81が塗布積層される。
【0051】プランジャ22が最も降下した時点で樹脂
積層物8の上の全面にシート81が塗布積層され、カッ
タ5のニクロム線52により押出口33からはみ出た余
分の樹脂が切断されると共にプランジャ22が若干上昇
して停止し、Tダイ3の押出口33からの樹脂の垂れが
防止される。同時に払拭装置7の払拭体76がTダイ3
の押出口33を払拭する。
積層物8の上の全面にシート81が塗布積層され、カッ
タ5のニクロム線52により押出口33からはみ出た余
分の樹脂が切断されると共にプランジャ22が若干上昇
して停止し、Tダイ3の押出口33からの樹脂の垂れが
防止される。同時に払拭装置7の払拭体76がTダイ3
の押出口33を払拭する。
【0052】次いで、プランジャ22は上昇し、押出機
1からの可塑化された樹脂をシリンダ21内の空洞内を
溜めると共にテーブル4は降下し、テーブル4は予熱装
置6の下方に移動してテーブル4の上の樹脂積層物8が
ヒータ61により予熱される。以降、叙上と同様の操作
を繰り返す。
1からの可塑化された樹脂をシリンダ21内の空洞内を
溜めると共にテーブル4は降下し、テーブル4は予熱装
置6の下方に移動してテーブル4の上の樹脂積層物8が
ヒータ61により予熱される。以降、叙上と同様の操作
を繰り返す。
【0053】テーブル4上の樹脂積層物8は1回塗布さ
れる度にテーブル4が基盤42に支持されてリニアガイ
ドレール43に沿って後続工程の処理を行うための所要
の位置に移動され、冷却後、図示しない切削工具によっ
て切削加工が施される。以上の操作を繰り返すことによ
り立体的な積層成形品を製造することができる。
れる度にテーブル4が基盤42に支持されてリニアガイ
ドレール43に沿って後続工程の処理を行うための所要
の位置に移動され、冷却後、図示しない切削工具によっ
て切削加工が施される。以上の操作を繰り返すことによ
り立体的な積層成形品を製造することができる。
【0054】図示の塗布積層装置においては、Tダイ3
の押出口33から押し出されたシート81を樹脂積層物
8の上に塗布積層する際に、図3に示すように、Tダイ
3の先端面が押出口33から押し出されたシート81に
接触すると共に、プランジャ22の降下に伴って発生す
る樹脂圧によりシート81が加圧されることによりシー
ト内及びシート間に空隙が生じる恐れはなく、成形され
る樹脂積層物は密度が高く、シートが剥離する恐れもな
く、寸法精度が高い。
の押出口33から押し出されたシート81を樹脂積層物
8の上に塗布積層する際に、図3に示すように、Tダイ
3の先端面が押出口33から押し出されたシート81に
接触すると共に、プランジャ22の降下に伴って発生す
る樹脂圧によりシート81が加圧されることによりシー
ト内及びシート間に空隙が生じる恐れはなく、成形され
る樹脂積層物は密度が高く、シートが剥離する恐れもな
く、寸法精度が高い。
【0055】〔実施例〕熱可塑性樹脂として、ABS樹
脂を使用した。Tダイ3の押出口33付近のランド33
2の長さを10mmとし、ランド332の樹脂通路間隙
を0.5mmとし、押出口33付近の樹脂圧力を27〜
30kg/cm2 とし、押出口33付近の樹脂温度を2
30℃、テーブルの移動速度を1秒/100mmとし
た。余熱装置6によりテーブル4の上の樹脂積層物8を
80℃に予熱し、その上にシート81を塗布積層した。
脂を使用した。Tダイ3の押出口33付近のランド33
2の長さを10mmとし、ランド332の樹脂通路間隙
を0.5mmとし、押出口33付近の樹脂圧力を27〜
30kg/cm2 とし、押出口33付近の樹脂温度を2
30℃、テーブルの移動速度を1秒/100mmとし
た。余熱装置6によりテーブル4の上の樹脂積層物8を
80℃に予熱し、その上にシート81を塗布積層した。
【0056】〔比較例〕実施例において、予熱装置6に
よりテーブル4の上の樹脂積層物8を予熱することなく
樹脂積層物8の表面温度を23℃とし、その上にシート
81を塗布積層した。
よりテーブル4の上の樹脂積層物8を予熱することなく
樹脂積層物8の表面温度を23℃とし、その上にシート
81を塗布積層した。
【0057】〔評価〕実施例の場合には、樹脂積層物8
の上に塗布積層されたシート81はシート81の端部か
ら10kg/10mm巾の力で引っ張っても剥離するこ
とがなかったが、比較例の場合は容易に剥離した。
の上に塗布積層されたシート81はシート81の端部か
ら10kg/10mm巾の力で引っ張っても剥離するこ
とがなかったが、比較例の場合は容易に剥離した。
【0058】以上、本発明の実施の形態を図により説明
したが、本発明の具体的な形態は図示の実施の形態に限
定されることがなく、本発明の主旨を逸脱しない変形は
本発明に含まれる。
したが、本発明の具体的な形態は図示の実施の形態に限
定されることがなく、本発明の主旨を逸脱しない変形は
本発明に含まれる。
【0059】例えば、図示の実施例のように、元板45
の上に樹脂を塗布積層する代わりに、テーブル4の上に
直接塗布するようにしてもよい。
の上に樹脂を塗布積層する代わりに、テーブル4の上に
直接塗布するようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の本発明のシートの塗布積
層装置においては、Tダイ先端からの樹脂押出時にはT
ダイ先端面が塗布中のシートの表面に接触すると共に樹
脂圧によりシートが加圧されるようになされているの
で、シートと元板とが強固に積層され、シート内に空隙
が生じる恐れはなく、元板からシートが剥離される恐れ
もなく、又、シートと元板との積層品の寸法精度の高い
ものが得られる。
層装置においては、Tダイ先端からの樹脂押出時にはT
ダイ先端面が塗布中のシートの表面に接触すると共に樹
脂圧によりシートが加圧されるようになされているの
で、シートと元板とが強固に積層され、シート内に空隙
が生じる恐れはなく、元板からシートが剥離される恐れ
もなく、又、シートと元板との積層品の寸法精度の高い
ものが得られる。
【0061】請求項2記載の本発明のシートの塗布積層
装置においては、Tダイ先端からの樹脂押出時にはTダ
イ先端面が塗布中のシートの表面に接触すると共に樹脂
圧によりシートが加圧されるようになされているので、
シート内もしくはシート間に空隙が生じる恐れはなく、
シート同士が強固に積層され、積層品からシートが剥離
される恐れもなく、又、積層品の寸法精度の高いものが
得られる。
装置においては、Tダイ先端からの樹脂押出時にはTダ
イ先端面が塗布中のシートの表面に接触すると共に樹脂
圧によりシートが加圧されるようになされているので、
シート内もしくはシート間に空隙が生じる恐れはなく、
シート同士が強固に積層され、積層品からシートが剥離
される恐れもなく、又、積層品の寸法精度の高いものが
得られる。
【0062】又、請求項3記載の本発明のシートの塗布
積層装置においては、Tダイの先端部にヒータが設けら
れ、塗布時の樹脂お温度がより高い温度となされている
ので、新たに塗布されたシートはより高い温度となり、
既に塗布された積層面の表面に強固に溶着される。
積層装置においては、Tダイの先端部にヒータが設けら
れ、塗布時の樹脂お温度がより高い温度となされている
ので、新たに塗布されたシートはより高い温度となり、
既に塗布された積層面の表面に強固に溶着される。
【0063】又、請求項4記載の本発明のシートの塗布
積層装置においては、Tダイの先端の押出口の樹脂通路
間隙は押出口から押し出されるシートの厚みに対して1
0〜40%狭くされているので、押し出されたシートの
密度は一層大きくなる。又、押出口付近のランドの長さ
は3〜20mmであるから、押し出されたシートの厚み
の寸法精度は高いものとなる。押出口における樹脂温度
は樹脂の熱変形温度より100〜150℃高くされてい
るので、シート同士が一層強固に積層される。
積層装置においては、Tダイの先端の押出口の樹脂通路
間隙は押出口から押し出されるシートの厚みに対して1
0〜40%狭くされているので、押し出されたシートの
密度は一層大きくなる。又、押出口付近のランドの長さ
は3〜20mmであるから、押し出されたシートの厚み
の寸法精度は高いものとなる。押出口における樹脂温度
は樹脂の熱変形温度より100〜150℃高くされてい
るので、シート同士が一層強固に積層される。
【0064】又、請求項5記載の本発明のシートの塗布
積層装置においては、Tダイのマニホールドがコートハ
ンガーマニホールドであって、Tダイの流入口から押出
口に至る間、Tダイの幅方向に位置の異なるいずれの流
線束においてもその圧力降下が等しくされているので、
Tダイの押出口から押し出される樹脂量はTダイの押出
口の幅方向に亘り均一となる。
積層装置においては、Tダイのマニホールドがコートハ
ンガーマニホールドであって、Tダイの流入口から押出
口に至る間、Tダイの幅方向に位置の異なるいずれの流
線束においてもその圧力降下が等しくされているので、
Tダイの押出口から押し出される樹脂量はTダイの押出
口の幅方向に亘り均一となる。
【0065】又、請求項6記載の本発明のシートの塗布
積層装置においては、塗布積層前の工程において、樹脂
塗布積層物の表面を予熱するようになされているので、
樹脂塗布積層物の表面に新たに塗布されるシートとが強
固に溶着積層される。
積層装置においては、塗布積層前の工程において、樹脂
塗布積層物の表面を予熱するようになされているので、
樹脂塗布積層物の表面に新たに塗布されるシートとが強
固に溶着積層される。
【0066】又、請求項7記載の本発明のシートの塗布
積層装置においては、アキュムレータにおけるプランジ
ャが樹脂押出方向に移動し、ストロークの終わり迄来た
後、一旦プランジャを樹脂押出方向とは逆の方向に若干
後退させて停止させるようになっているので、Tダイの
押出口からの樹脂が若干後退し、Tダイの押出口からの
樹脂の垂れを防止できるようになっている。
積層装置においては、アキュムレータにおけるプランジ
ャが樹脂押出方向に移動し、ストロークの終わり迄来た
後、一旦プランジャを樹脂押出方向とは逆の方向に若干
後退させて停止させるようになっているので、Tダイの
押出口からの樹脂が若干後退し、Tダイの押出口からの
樹脂の垂れを防止できるようになっている。
【0067】又、請求項8記載の本発明のシートの塗布
積層装置においては、シートの塗布完了後にTダイ出口
においてTダイ出口よりはみ出している余分の樹脂をカ
ッタにより切除するようになっているので、成形された
積層品の寸法精度が更に高いものが得られる。
積層装置においては、シートの塗布完了後にTダイ出口
においてTダイ出口よりはみ出している余分の樹脂をカ
ッタにより切除するようになっているので、成形された
積層品の寸法精度が更に高いものが得られる。
【0068】又、請求項9記載の本発明のシートの塗布
積層装置においては、Tダイよりシートを塗布している
間、Tダイ先端がシート表面に接触することにより発生
する残留付着物を拭き取るようになっているので、成形
された積層品には残留付着物が混入することがなく、美
麗な積層品が得られる。
積層装置においては、Tダイよりシートを塗布している
間、Tダイ先端がシート表面に接触することにより発生
する残留付着物を拭き取るようになっているので、成形
された積層品には残留付着物が混入することがなく、美
麗な積層品が得られる。
【図1】本発明のシートの塗布積層装置の一例を示す一
部切欠正面図。
部切欠正面図。
【図2】図1に示す本発明のシートの塗布積層装置の一
部切欠側面図。
部切欠側面図。
【図3】Tダイの押出口付近を拡大してて示す断面図。
【図4】払拭装置を示す正面図。
【図5】積層部付近を拡大して示す側面図。
1 押出機 11 シリンダ 12 ヒータ 13 スクリュウ 14 ホッパー 15 スクリュウ駆動用モータ 16 減速機 17 ブレーカープレート 18 アダプター 2 アキュムレータ 21 シリンダ 22 プランジャ 23 三方バルブ 3 Tダイ 31 樹脂通路 32 マニホールド 33 押出口 331 凹部 332 ランド 34 ヒータ 35、36 カートリッジヒータ 4 テーブル 45 元板 5 カッタ 6 予熱装置 61 ヒータ 7 払拭装置 76 払拭体 8 樹脂積層体 81 シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 昇 愛知県小牧市光ヶ丘一丁目35番地の3 有 限会社ケーネットシステムズ内 (72)発明者 中島 弘嗣 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 エヌ・ テイ・テイ・データ通信株式会社内 (72)発明者 木村 良夫 大阪市淀川区西中島三丁目9番13号 株式 会社プラスチック工学研究所内
Claims (9)
- 【請求項1】 押出機により可塑化された樹脂を一旦シ
リンダ内にプランジャが設けられたアキュムレータに貯
蔵し、プランジャの前進によりアキュムレータから送り
込まれた樹脂をTダイ先端よりシート状に押出し、押出
方向を横断する方向に移動するテーブル上に設けられた
元板上に塗布積層されるようになされたシートの塗布積
層装置であって、Tダイ先端からの樹脂押出時にはTダ
イ先端面が塗布中のシートの表面に接触すると共に樹脂
圧によりシートが加圧されるようになされたことを特徴
とするシートの塗布積層装置。 - 【請求項2】 押出機により可塑化された樹脂を一旦シ
リンダ内にプランジャが設けられたアキュムレータに貯
蔵し、プランジャの前進によりアキュムレータからTダ
イ先端よりシート状に押出し、押出方向を横断する方向
に移動するテーブル上に既に塗布された樹脂の層の上に
更に塗布積層されるようになされたシートの塗布積層装
置であって、Tダイ先端からの樹脂押出時にはTダイ先
端面が塗布中のシートの表面に接触すると共に樹脂圧に
よりシートが加圧されるようになされたことを特徴とす
るシートの塗布積層装置。 - 【請求項3】 Tダイの先端部にヒータが設けられ、塗
布時の樹脂の温度がより高い温度となされていることを
特徴とする請求項1又は2記載のシートの塗布積層装
置。 - 【請求項4】 Tダイの先端の押出口の樹脂通路間隙は
押出口から押し出されるシートの厚みに対して10〜4
0%狭くされ、押出口付近のランドの長さは3〜20m
mであり、押出口における樹脂温度は樹脂の熱変形温度
より100〜150℃高くされていることを特徴とする
請求項1、2又は3記載のシートの塗布積層装置。 - 【請求項5】 Tダイのマニホールド形状がコートハン
ガー形状であって、Tダイの流入口から押出口に至る
間、Tダイの幅方向に位置の異なるいずれの流線束にお
いてもその圧力降下が等しくされていることを特徴とす
る請求項1、2又は3記載のシートの塗布積層装置。 - 【請求項6】 塗布積層前の工程において、樹脂塗布積
層物の表面を予熱するようになされたことを特徴とする
請求項1、2又は3記載のシートの塗布積層装置。 - 【請求項7】 アキュムレータにおけるプランジャが樹
脂押出方向に移動し、ストロークの終わり迄来た後、一
旦プランジャを樹脂押出方向とは逆の方向に若干後退さ
せて停止させるようになっていることを特徴とする請求
項1、2又は3記載のシートの塗布積層装置。 - 【請求項8】 シートの塗布完了後にTダイ出口におい
てTダイ出口よりはみ出している余分の樹脂をカッタに
より切除するようになっていることを特徴とする請求項
1、2又は3記載のシートの塗布積層装置。 - 【請求項9】 Tダイよりシートを塗布している間、T
ダイ先端がシート表面に接触することにより発生する残
留付着物を拭き取るようになっていることを特徴とする
請求項1、2又は3記載のシートの塗布積層装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10161450A JPH11333902A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | シートの塗布積層装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10161450A JPH11333902A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | シートの塗布積層装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11333902A true JPH11333902A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15735344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10161450A Pending JPH11333902A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | シートの塗布積層装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11333902A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008265178A (ja) * | 2007-04-23 | 2008-11-06 | Japan Steel Works Ltd:The | ダイリップの清浄装置及びダイリップの清浄方法 |
JP2009078481A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Japan Steel Works Ltd:The | 樹脂の糸曳切断方法、樹脂の糸曳切断装置及び樹脂の成形方法 |
WO2017141971A1 (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | キョーラク株式会社 | 発泡樹脂の押出方法、発泡樹脂の押出装置 |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP10161450A patent/JPH11333902A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4575412B2 (ja) * | 2007-09-27 | 2010-11-04 | 株式会社日本製鋼所 | 樹脂の糸曳切断方法、樹脂の糸曳切断装置及び樹脂の成形方法 |
WO2017141971A1 (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | キョーラク株式会社 | 発泡樹脂の押出方法、発泡樹脂の押出装置 |
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