JPH11333618A - スクラップ解体用作業機械 - Google Patents

スクラップ解体用作業機械

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JPH11333618A
JPH11333618A JP16286398A JP16286398A JPH11333618A JP H11333618 A JPH11333618 A JP H11333618A JP 16286398 A JP16286398 A JP 16286398A JP 16286398 A JP16286398 A JP 16286398A JP H11333618 A JPH11333618 A JP H11333618A
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JP
Japan
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main body
breaking
crusher
beam main
work machine
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Application number
JP16286398A
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English (en)
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Satoshi Miyaoka
諭 宮岡
Osamu Mori
修 森
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Yutani Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術の解体用作業機械では、自動車の板
金、或いは内装材、ハーネス類、小型部品等を分断し解
体することは可能であったが、作業アタッチメントの先
端に取り付けられている切断機付掴み装置は重量その他
の制約から大型化することができず、このためエンジン
等を破断、圧砕することは困難であった。 【解決手段】 下部走行体と、前記下部走行体上に旋回
自在に搭載された上部旋回体と、前記上部旋回体に起伏
自在に設けられた作業アタッチメントとを有する作業機
械において、前記下部走行体に連結された固定側ビーム
本体と、前記固定側ビーム本体に対して開閉軸により開
閉自在に枢着された可動側ビーム本体と、前記固定ビー
ム本体及び前記可動ビーム本体それぞれの対面する側に
形成された一対の破断刃取付部と、前記破断刃取付部に
着脱可能に取り付けられた破断刃とを有して構成される
圧砕機を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用エ
ンジン等やアルミ扉その他の比較的大型の廃材スクラッ
プの解体作業を行う作業機械に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は実開昭56−28754号公報
に記載される一実施例の自動車解体機を示す図である。
図13に示される自動車解体機では、走行下部台6上に
上部旋回台2を旋回自在に連結し、上部旋回体2に作業
アタッチメント6を起伏自在に連結し、更に作業アタッ
チメント6の先端に切断機付掴み装置4を連設、また走
行下部台1の前部には車体押え具12が上下方向に揺動
自在に取り付けられ、この車体押え具12により被解体
物(自動車)を固定して、切断機付掴み装置4により被
解体物を解体処理するようにしている。
【0003】また、この種の解体用作業機械では、車体
押え具12に換えて、水平方向に開閉自在な一対のアー
ムを下部走行台に連結し、この開閉自在なアームの開閉
操作により被解体物を挟持固定したり、あるいはアーム
の対面間に設けた破断刃により破断するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図13に示す従来技術
の一実施例解体用作業機械では、自動車の板金、或いは
内装材、ハーネス類、小型部品等を分断し解体すること
は可能であったが、作業アタッチメントの先端に取り付
けられている切断機付掴み装置4は重量その他の制約か
ら大型化することができず、このためエンジン等を破
断、圧砕することは困難であった。
【0005】また、下部走行台に開閉可能なアームを付
けたものであっても、従来から存在する解体用作業機械
では、乗用車のガソリンエンジンは破断、圧砕できて
も、ディーゼルエンジン,鋳物ブロック等の高強度な被
解体物の破断が困難な場合があった。また、アルミ扉等
の大型でしかも平面状の被解体物を切断するに適した解
体用作業機械が存在しなかった。このため、大型のエン
ジン等からアルミを回収したり、アルミ扉を切断し再生
可能な形状にしたりという作業を、効率よく行うことが
できなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】下部走行体と、前記下部
走行体上に旋回自在に搭載された上部旋回体と、前記上
部旋回体に起伏自在に設けられた作業アタッチメントと
を有する作業機械において、前記下部走行体に連結され
た固定側ビーム本体と、前記固定側ビーム本体に対して
開閉軸により開閉自在に枢着された可動側ビーム本体
と、前記固定ビーム本体及び前記可動ビーム本体それぞ
れの対面する側に形成された一対の破断刃取付部と、前
記破断刃取付部に着脱可能に取り付けられた破断刃とを
有して構成される圧砕機を設けてスクラップ解体用作業
機械を構成した。
【0007】これによれば、下部走行体に圧砕機が連結
できるため、図13の従来技術の場合に比べてかなり大
型の圧砕機を装着することが可能となる。すなわち、作
業アタッチメントの先端に圧砕機(図13でいう切断機
付掴み装置4)を装着する場合は、作業機械の機体バラ
ンス上最も不利な位置に重量物を取り付けることにな
り、圧砕機を大型化することが困難であるが、下部走行
体に圧砕機を連結すれば、作業機械の重心位置を下げる
こととなり、大型の圧砕機を取り付けても機体バランス
を前述の場合に比べて良好に保つことができる。また、
圧砕機を固定ビーム本体と可動ビーム本体とにより構成
したので、破断用シリンダを1本とすることができるた
め、一対のアームをそれぞれ駆動させる従来のものに対
し、構成が簡単で、また強度的にも有利である。破断刃
は着脱自在とされているので、破断刃が磨耗,損傷した
場合には容易に破断刃を取り換えることができ、良好な
作業性を維持できるとともに、メンテナンス性が向上で
きる。
【0008】更にまた、前記破断刃取付部は、前記固定
側ビーム本体と前記可動側ビーム本体を枢着している開
閉軸付近から各ビーム本体の略先端に至る範囲に一体的
に形成した場合には、破断刃を所要の位置に、必要な長
さだけ取り付けることができ、また全体にわたって破断
刃を取り付けることにより、大型エンジン等の被解体物
を効率よく破断でき、またアルミ扉等の平面状で大型の
被解体物の切断も効率よく行える。
【0009】更にまた、前記破断刃取付部に、複数の破
断刃を連続的に取り付けた場合には、破断刃取付部の全
体にわたって破断刃を取り付けた場合でも、破断刃を小
型化できるので、破断刃の取付け換えが容易になり、メ
ンテナンス性が向上する。
【0010】更にまた、前記破断刃取付部の先端部分
に、前記可動側ビーム本体を閉じ状態とした場合に、前
記固定側ビーム本体側と前記可動側ビーム本体側の破断
刃間に少なくとも中央付近に隙間を有する掴み用破断刃
を取り付けるとともに、先端部分以外に取り付けられる
破断刃は、前記可動側ビーム本体の閉じ状態時に前記固
定側ビーム本体側と前記可動側ビーム本体側の破断刃間
にほぼ隙間が無いようにしたので、掴み用破断刃部分で
被解体物を掴み、作業機械を走行させて大型の被解体物
等を移動させることができ、また、その他の破断刃は被
解体物を完全に破断或いは切断することができる。また
掴み用破断刃を先端に配置してあるので、破断刃により
破断或いは切断をする場合に、被解体物が破断刃先を滑
って圧砕機から外れる方向に移動しても、掴み用破断刃
に形成された隙間部と隙間部により形成される凹形状に
より被解体物が逃げることを防止できる。
【0011】更にまた、前記可動側ビーム本体は、中間
部が前記開閉軸により枢支されるとともに、前記開閉軸
付近で平面視略く字形に形成され、前記破断刃取付部が
形成された側と反対側の端部付近に破断用シリンダの一
端部が枢着され、前記破断用シリンダの他端部は前記固
定側ビーム本体の先端部付近に枢着されたので、開閉軸
を支点として、てこの原理を利用して効率的に強固な破
断力を得ることができる。また、破断用シリンダを固定
側ビーム本体の先端に枢着してあるため、固定側ビーム
本体の長手方向に沿って破断用シリンダを配置すること
ができ、圧砕機をコンパクトにすることができる。ま
た、この構造によれば破断用シリンダを固定側ビーム本
体に内装することができるので、破断用シリンダの破損
を防止することができる。
【0012】更にまた、前記下部走行体に支持アームを
取付け、前記圧砕機は前記支持アームを介して下部走行
体に対して上下方向に揺動自在に連結した場合には、こ
のスクラップ解体用作業機械をトレーラ輸送する場合の
車体積み込み時(積み降ろし時)に、傾斜面に対応する
アプローチアングル(圧砕機の下面が地面に接触干渉を
おこさない揺動角度をいう)を確保できるし、また揺動
させることにより、前記スクラップ解体用作業機械の作
業時に、被解体物を噛む所要の位置を正確に決めて、精
度良く、しかも効率的に破断することができる。
【0013】更にまた、前記圧砕機は下部走行体に対し
て着脱自在とされるとともに、前記下部走行体から前記
破断用シリンダに圧油を供給する配管には前記支持アー
ムの着脱部分付近で着脱可能な配管接続具を介設した場
合には、圧砕機を必要に応じて容易に取り外すことがで
きるので、輸送重量を抑えることができるため、輸送性
が向上できるし、また圧砕機を取り外した状態であれ
ば、従来と同様な解体機として、或いは掘削機械として
使用することもでき、汎用性を向上することができる。
【0014】更にまた、前記上部旋回体上の前方の左或
いは右側に運転室を搭載し、前記固定側ビーム本体は前
記運転室の搭載された側とは反対側に位置させ、前記可
動側ビーム本体を前記運転室の搭載された側に向けて開
き動作するようにした場合には、運転者が被解体物の状
態や、破断状況を視認し易く、作業性が向上する。
【0015】更にまた、前記作業アタッチメントの先端
に掴み或いは破断可能な、前記圧砕機より小型且つ破断
力の低い小型圧砕機を取り付けた場合には、下部走行体
に取り付けられた大型の圧砕機により大型の被解体物を
破断等することが可能であるので、小型圧砕機は破断力
が弱いものであっても差し支えなく、小型圧砕機を取り
付けることで解体用作業機械の安定性を良好に保ちなが
ら、被解体物のハンドリングを行い、下部走行体の圧砕
機で大型の被解体物を破断でき、また、部品の引きちぎ
りや、小さな被解体物の破断等も小型圧砕機で効率的に
行うことができる。また、下部走行体の圧砕機の破断刃
取付部の先端に配置取付けされている掴み用破断刃によ
り、被解体物を把持固定しておいて、小型圧砕機で破断
作業を行うこともできるので、長尺物等の破断も効率的
に行える。
【0016】更にまた、前記上部旋回体を前記下部走行
体に対して旋回不能に固定する旋回ブレーキ装置を有
し、少なくとも前記圧砕機を閉じ方向に操作していると
きに前記旋回ブレーキの固定状態を解除するようにした
場合には、作業アタッチメントで(例えば請求項9の小
型圧砕機)被解体物を支えた(保持した)状態で圧砕機
により破断作業を行ったとき、旋回ブレーキが解除され
るので、圧砕機の破断反力が作業アタッチメント等の構
造物や、旋回ブレーキ自体等に作用せず、作業アタッチ
メントや旋回ブレーキ等に破損等の悪影響を及ぼすこと
を回避できる。
【0017】更にまた、前記圧砕機は、閉じ状態付近で
最大の圧砕力を発揮するように、前記破断用シリンダの
枢着箇所と開閉軸との位置関係が設定されているので、
被解体物を完全に破断或いは切断することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態のスクラップ解体用作業機械(以下、解体用作業機械
という)9を示す全体側面図である。図において、18
は解体用作業機械9の下部走行体、19は下部走行体1
8の左右両側に巻着されている一対のクローラ、20は
下部走行体18上に旋回自在に搭載された上部旋回体、
21は上部旋回体20に載置されている運転室、22は
旋回モータ、23は上部旋回体20に起伏自在に設けら
れた作業アタッチメント、24は作業アタッチメント2
3のブーム、25はアーム、26はアーム25の前端部
に取付けられた破断及び掴み機能を備えた小型圧砕機、
27は下部走行体18の機体フレーム(符号は付してい
ない)中央部のカーボディフレーム、28はカーボディ
フレーム27に固着(溶接による)した一対形の支持ア
ーム、29は支持アーム28の前端部に上下方向に揺動
自在に取付けた圧砕機、30は支持アーム28と圧砕機
29との間に設けた揺動シリンダ、31,32,33は
それぞれ結合用の軸である。図2は、図1における解体
用作業機械9の平面図であるが、図示を容易にするため
に作業アタッチメント23を取外した状態にしている。
図において、28aは一対形の支持アーム28の補強梁
である。
【0019】図3は、図1のA−Aより見た要部平面図
である。図において、34は下部走行体18の機体フレ
ーム中央部におけるカーボディフレーム27の左右両側
に固設(溶接による)されている一対のクローラフレー
ム、35は支持アーム28の左右外側面部と各クローラ
フレーム34とを固定するために溶接されている固定
枠、36は圧砕機29の固定側ビーム本体、37は固定
側ビーム本体36に固設されている支持アーム28に対
する連結用ブラケット、38は可動側ビーム本体、39
は可動側ビーム本体38を固定側ビーム本体36に対し
て回動自在に枢支している開閉軸、40は固定側ビーム
本体36の内側に配設した破断用シリンダ、41は破断
用シリンダ40の基端ボス(符号は付していない)を固
定側ビーム本体36に対し枢支している基端軸、42は
破断用シリンダ40のピストンロッド先端ボス(符号は
付していない)を可動側ビーム本体38に対し枢支して
いるロッド先端軸、43は固定側ビーム本体36と可動
側ビーム本体38の対面する側に、前記開閉軸39付近
から各々ビーム本体36,38の先端に至るまで連続的
に形成された破断刃取付部、44aは破断刃取付部43
に取り付けられた複数個の破断刃、44bは破断刃取付
部43の最先端に取り付けられた掴み用破断刃、角度α
は破断用シリンダ40の伸長作動によって開口される圧
砕機29の開口角度である。図4は、図3における圧砕
機29を閉じた状態を示す平面図である。図5は、圧砕
機の開口角度と破断力との関係を示す線図である
【0020】図6は、図1におけるB部の拡大詳細図で
あるが、揺動シリンダ30を伸縮作動させて圧砕機29
を揺動回動させた状態を示す図である。図において、角
度(+θ)は圧砕機29が水平基準線(回動中心である
軸31の軸心を通る水平線H.L.をいう)より上方側
へ回動する角度、角度(−θ’)は水平基準線より下方
側へ回動する角度を示す。なお、45はそれぞれ固定側
ビーム本体36,可動側ビーム本体38の各上面部に立
設され、圧砕機29の開開操作によりスクラップ対象物
を開裂破断する場合に使用する突起工具である。図7
は、図4における圧砕機29をCより見た要部正面図で
ある。図において、46は破断刃44a、掴み用破断刃
44bをそれぞれ固定側ビーム本体36,可動側ビーム
本体38に対し締付固定しているボルトである。図8
は、図4における圧砕機29のD−Dより見た要部断面
図である。図9は、図4における可動側ビーム本体38
のE−Eより見た要部断面図である。図10は、破断刃
44aに換えて、アルミ扉等の平面状の被解体物を切断
するに適した切断用破断刃44cを破断刃取付部43に
取付けた状態の図8に対応する要部断面図である。図に
おいて、44c’はサポート部、44c”はサポート部
44c’にボルトで固定された切断部である。図11
は、解体用作業機械9が自力走行してトレーラ(符号を
付していない)の荷台Tへ昇って(又は下降して)ゆく
状態を示す側面図である。図において、47はトレーラ
の荷台へ登はんする作業機械が使用する歩み板である。
【0021】次に、本発明の一実施形態の解体用作業機
械9の構成及び作用を図1〜図11について述べる。圧
砕機29を、固定側ビーム本体36と可動側ビーム本体
38とより成る簡単な構造でコンパクトな圧砕機に形成
できるとともに、前記固定側ビーム本体36内に配設さ
れた破断用シリンダ40(図3及び図4に示す)を駆動
させて前記可動側ビーム本体38を回動(図4に示す矢
印イの方向の閉動作)させることにより、前記圧砕機2
9の強力な破断力を発揮することができる。このとき、
図4に示すように破断用シリンダ40の伸縮方向(基端
軸41とロッド先端軸42の軸心を結ぶ線)と、ロッド
先端軸42と開閉軸39を結ぶ線がなす角度βが圧砕機
の閉じ状態近傍でβ≒90゜(すなわちα≒0゜)とな
るようにしているので、破断用シリンダ40の伸長力が
最も効率よく破断力として作用することとなる。図5に
圧砕機の開口角度αと破断力の関係を示すが、図に示す
ように、破断力はα=0゜の時に最大とするより、若干
開口角度αが開いた状態のとき破断力を最大とした方が
破断効率がよい場合がある。この開口角度αと破断力と
の関係はβ=90゜(すなわちα=0゜)近傍で被解体
物の形状、特性等に応じて適宜選択されるものである。
【0022】可動側ビーム本体38は平面視で運転室2
1側に向けて開き作動するように設定されているので、
運転室21から被解体物の破断状況を容易に視認するこ
とができ、作業性が良好である。
【0023】この圧砕機29の破断力は図1に示される
作業アタッチメント23の先端に取り付けられた小型圧
砕機26より大きくなるように設定されている。作業ア
タッチメント23の先端に大型の圧砕機を取り付けると
支点からの距離の遠い部分に重量物を配することとなる
ため、転倒モーメントが高くなり、作業機械の安定性が
損なわれるが、小型の圧砕機では大型の被解体物(例え
ばディーゼルエンジン、大型鋳造品等)を破断すること
が困難である。本実施形態の解体用作業機械9によれ
ば、下部走行体18に大型の圧砕機29を取付けたの
で、機体重心が低くなり、安定性を良好に保つことがで
きる。また、大型の被解体物は作業アタッチメント23
に取付けた小型圧砕機26でハンドリングして位置或い
は向きを調整し、圧砕機29で破断することができるの
で、小型圧砕機26は小型のもので充分であり、この点
からも作業機械の安定性に貢献できる。なお、小型破砕
機26は作業アタッチメント23に対して旋回可能とす
ることが、被解体物のハンドリング操作性の面から望ま
しい。
【0024】更に前記圧砕機29は、前記下部走行体1
8の機体フレーム中央部のカーボディフレーム27、及
び左右のクローラフレーム34(図3に示すように固定
枠35を設けている)に対して固定(溶接による)され
た支持アーム28の前部に支持されるようにした。これ
により、前記支持アーム28が前記下部走行体18の左
右のクローラ19−19間に最大限の横幅間隔(図3に
示す支持アーム28のアーム間隔Pをいう)を有し、か
つ前記下部走行体18に対して強固に固定されるので、
破断力の大なる前記圧砕機29を、前記支持アーム28
を介して前記下部走行体18に安定して支持させること
ができる。
【0025】また前記圧砕機29を下部走行体18の前
部に前記支持アーム28を介して、上下方向に揺動可能
に取付けているので、この解体用作業機械9をトレーラ
輸送する場合の車体積込み時(積降ろし時を含む)に、
図11に示すように、歩み板47の傾斜面に対応するア
プローチアングルθa(圧砕機29の下面が地面G.
L.に接触干渉をおこさない揺動角度をいう)を確保で
きるし、またこの解体用作業機械9の作業時には、被解
体物を噛む所要の位置を正確に決めて、前記被解体物を
精度良く、しかも効率良く破砕することができる。更
に、圧砕機29をかなり大型にした場合には、解体用作
業機械9の安定性が悪くなる場合があるため、圧砕機2
9の一部を接地或いは接地された固定物に定置させた状
態で被解体物を破断することがあるが、この場合の接地
(或いは定置)位置の調整や破断刃角度の調整も容易に
行うことができる。また、圧砕機29を前下がり状態に
して破断作業を行えば、破断後の被解体物が、固定側ビ
ーム本体36と可動側ビーム本体38の交差部分(すな
わち開閉軸付近)に噛み込まれるという作業上の不具合
を防止することもできる。
【0026】前記圧砕機29は、被解体物を掴み可能な
掴み用破断刃44b(図3,図7,図9に示す)をそな
えた先端側掴み部と、断面斧形のペンチ刃状の破断刃4
4a(図3,図7,図8に示す)とを有し、前記圧砕機
29を閉じたときに、前記固定側ビーム本体36と可動
側ビーム本体38にそれぞれ取付けられた破断刃44a
の互いに相噛合対応する刃先が接した閉じ状態時に、前
記掴み用破断刃44bは対面間に隙間Sを有する凹部が
形成されている。これにより、前記固定側ビーム本体3
6と可動側ビーム本体38とにより被解体物を噛んだと
き、その被解体物が、前記固定側ビーム本体36と可動
側ビーム本体38の先端側へ向けて抜け外れるのを、前
記先端側掴み部によって阻止することができる。また先
端側掴み部(すなわち掴み用破断刃44b)により、大
型の被解体物等を挟持し、解体用作業機械自体を走行移
動させることで、移動させることができる。なお、掴み
用破断刃の凹部の隙間Sは20〜50mm程度とするこ
とが望ましく、本実施形態においては30mmで最適で
あった。また掴み用破断刃の断面形状は図7及び図9に
示すように、掴み作業に適した先端形状を有することが
望ましい。またこの先端側掴み部により、被解体物を把
持固定しておいて、小型圧砕機26で破断作業を行うこ
ともできるので、長尺物等の破断も効率的に行える。
【0027】図10は、破断刃44aに換えて、アルミ
扉等の平面状の被解体物を切断するに適した切断用破断
刃44cを破断刃取付部43に取付けた状態の図8に対
応する要部断面図である。切断用破断刃44cは、サポ
ート部44c’が破断刃取付部43に取り付けられ、こ
のサポート部44c’に切断部44c”が着脱自在に取
り付けられている。被解体物を切断する場合には、小型
圧砕機26で例えばアルミ扉をハンドリングし、圧砕機
29の固定側ビーム本体36と可動側ビーム本体38間
に位置させ、可動側ビーム本体38を閉作動させること
により、ハサミで切るかの如くアルミ扉を切断する。な
お、切断部44c”は磨耗し易いため、サポート部44
c’に対して取り換え自在とした。また小型圧砕機26
は作業アタッチメント23に対して旋回可能としている
ため、平面状の被解体物であっても切断用破断刃44c
の長手方向に確実に沿わせることができる。
【0028】また図12は、本実施形態の解体用作業機
械9に係かる要部油圧回路図である。図において、48
は前記上部旋回体20に装備されている旋回モータ22
用の旋回ブレーキ装置、49は旋回用駐車ブレーキ装置
48のブレーキシリンダ、50は旋回ブレーキ用切換
弁、51はブレーキ解除用油圧源、52は旋回用パイロ
ット切換弁、53はメイン圧を吐出するメインポンプ、
54は破断用シリンダ40制御用の破断用パイロット切
換弁、55,56はそれぞれ旋回用,破破断油圧リモコ
ン弁、57はパイロットポンプ、58,59,60はそ
れぞれパイロット圧を選択するシャトル弁、61は油タ
ンクである。
【0029】本実施形態の解体用作業機械9では、前記
上部旋回体20に装備されている旋回ブレーキ装置48
が、前記圧砕機29の開閉操作信号(破断用油圧リモコ
ン弁56操作により導出されるパイロット二次圧をい
う)によりブレーキ作動を解除する旋回ブレーキ解除手
段をそなえている。すなわち、前記圧砕機29の操作
時、例えば前記破断用油圧リモコン弁56の操作レバー
62をロ位置に操作すると、前記破断用油圧リモコン弁
56のパイロット弁63から導出されるパイロット二次
圧は、パイロット管路64を通じて、破断用パイロット
切換弁54のパイロットポート65に作用する。破断用
パイロット切換弁54がハ位置に切換わるので、メイン
ポンプ53からの圧油は、破断用パイロット切換弁54
のハ位置、管路66を経て、破断用シリンダ40のボト
ム側油室67に供給され、ロッド側油室68の戻り油
は、管路69、破断用パイロット切換弁54のハ位置を
経て、油タンク61に戻される。それと同時に、前記パ
イロット弁63から導出されるパイロット二次圧はパイ
ロット管路64にて分岐して、パイロット管路70、シ
ャトル弁59、パイロット管路71、シャトル弁60、
パイロット管路72を経て、旋回ブレーキ用切換弁50
のパイロットポート73に作用する。旋回ブレーキ用切
換弁50が遮断油路位置ニより開通油路位置ホに切換わ
るので、ブレーキ解除用油圧源51からのパイロット圧
は、パイロット管路74、旋回ブレーキ用切換弁50の
ホ位置、パイロット管路75を経て、ブレーキシリンダ
49に作用する。ブレーキシリンダ49が縮小作動(ネ
ガチブブレーキの場合)して、ブレーキ解除が行われ
る。したがって前記操作レバー62をロ位置に操作して
圧砕機29の閉じ動作を行うと自動的に旋回ブレーキ装
置48のブレーキ作動は解除されるが、前記操作レバー
62をヘ位置に操作して圧砕機29の開き動作を行った
場合でも、旋回ブレーキ装置48のブレーキ作動は自動
的に解除される。
【0030】これにより、前記下部走行体18に取付け
た前記圧砕機29の操作時には前記旋回ブレーキ装置4
8がブレーキ解除されるので、前記圧砕機29の破砕反
力が前記作業アタッチメント23,旋回モータ22等に
作用しない。したがって前記圧砕機29の操作時には前
記作業アタッチメント23に横荷重がかからないので、
その作業アタッチメント23にクラックが発生する等の
悪影響を与えず、また旋回モータ22を破損させること
もない。
【0031】圧砕機29は、軸31,33を取り外すこ
とにより、支持アーム28から取り外すことができる。
また破断用シリンダ40に解体用作業機械9からの圧油
供給用の配管(図示しない)は軸31付近で着脱可能な
配管接続具(図示しない)により、解体用作業機械9側
と圧砕機29側とが接続されており、この配管接続具を
接続解除することにより、配管の接続状態も解除でき
る。これにより、圧砕機を解体用作業機械9本体から容
易に着脱することが可能であり、圧砕機を取り外した状
態の解体用作業機械9により従来技術と同様な破断作業
をおこなったり、或いは作業アタッチメント23の先端
に小型圧砕機から取付け換えして掘削用バケット(図示
しない)を装着し、掘削作業を行うこともできる。ま
た、トレーラの輸送可能重量を解体用作業機械9が超え
ている場合には、解体用作業機械9本体と圧砕機29を
別輸送することにより、特に超大型のトレーラ等を準備
しなくとも、解体用作業機械を輸送することが可能であ
る。
【0032】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、下部走
行体に圧砕機が連結できるため、従来技術の場合に比べ
てかなり大型の圧砕機を装着することが可能となる。す
なわち、作業アタッチメントの先端に圧砕機を装着する
場合は、作業機械の機体バランス上最も不利な位置に重
量物を取り付けることになり、圧砕機を大型化すること
が困難であるが、下部走行体に圧砕機を連結すれば、作
業機械の重心位置を下げることとなり、大型の圧砕機を
取り付けても機体バランスを前述の場合に比べて良好に
保つことができる。また、圧砕機を固定ビーム本体と可
動ビーム本体とにより構成したので、破断用シリンダを
1本とすることができるので、一対のアームをそれぞれ
駆動させる従来のものに対し、構成が簡単で、また強度
的にも有利である。破断刃は着脱自在とされているの
で、破断刃が磨耗,損傷した場合には容易に破断刃を取
り換えることができ、良好な作業性を維持できるととも
に、メンテナンス性が向上できる。
【0033】更に請求項2記載の発明によれば、破断刃
を所要の位置に、必要な長さだけ取り付けることがで
き、また全体にわたって破断刃を取り付けることによ
り、大型エンジン等の被解体物を効率よく破断でき、ま
たアルミ扉等の平面状で大型の被解体物の切断も効率よ
く行える。
【0034】更に請求項3記載の発明によれば、破断刃
取付部の全体にわたって破断刃を取り付けた場合でも、
破断刃一つ一つを小型化できるので、破断刃の取付け換
えが容易になり、メンテナンス性が向上する。
【0035】更に請求項4記載の発明によれば、掴み用
破断刃部分で被解体物を掴み、作業機械を走行させて大
型の被解体物等を移動させることができ、また、その他
の破断刃は被解体物を完全に破断或いは切断することが
できる。また掴み用破断刃を先端に配置してあるので、
破断刃により破断或いは切断をする場合に、被解体物が
破断刃先を滑って圧砕機から外れる方向に移動しても、
掴み用破断刃に形成された隙間部と隙間部により形成さ
れる凹形状により被解体物が逃げることを防止できる。
【0036】更に請求項5記載の発明によれば、開閉軸
を支点として、てこの原理を利用して効率的に強固な破
断力を得ることができる。また、破断用シリンダを固定
側ビーム本体の先端に枢着してあるため、固定側ビーム
本体の長手方向に沿って破断用シリンダを配置すること
ができ、圧砕機をコンパクトにすることができる。ま
た、この構造によれば破断用シリンダを固定側ビーム本
体に内装することができるので、破断用シリンダの破損
を防止することができる。
【0037】更に請求項6記載の発明によれば、スクラ
ップ解体用作業機械をトレーラ輸送する場合の車体積み
込み時(積み降ろし時)に、傾斜面に対応するアプロー
チアングル(圧砕機の下面が地面に接触干渉をおこさな
い伏仰角度をいう)を確保できるし、また揺動させるこ
とにより、前記スクラップ解体用作業機械の作業時に、
被解体物を噛む所要の位置を正確に決めて、精度良く、
しかも効率的に破断することができる。
【0038】更に請求項7記載の発明によれば、圧砕機
を必要に応じて容易に取り外すことができるので、輸送
重量を抑えることができるため、輸送性が向上できる
し、また圧砕機を取り外した状態であれば、従来と同様
な解体機として、或いは掘削機械として使用することも
でき、汎用性を向上することができる。
【0039】更に請求項8記載の発明によれば、運転者
が被解体物の状態や、破断状況を視認し易く、作業性が
向上する。
【0040】更に請求項9記載の発明によれば、下部走
行体に取り付けられた大型の圧砕機により大型の被解体
物を破断等することが可能であるので、作業アタッチメ
ントの先端に取り付ける圧砕機は破断力が弱い小型のも
のであっても差し支えない。また小型圧砕機を取り付け
ることで解体用作業機械の安定性を良好に保ちながら、
被解体物のハンドリングを行い、下部走行体の圧砕機で
大型の被解体物を破断でき、また、部品の引きちぎり
や、小さな被解体物の破断等も小型圧砕機で効率的に行
うことができる。
【0041】更に請求項10記載の発明によれば、作業
アタッチメントで(例えば請求項9の小型圧砕機)被解
体物を支えた(保持した)状態で圧砕機により破断作業
を行ったとき、旋回ブレーキが解除されるので、圧砕機
の破断反力が作業アタッチメント等の構造物や、旋回ブ
レーキ自体等に作用せず、作業アタッチメントや旋回ブ
レーキ等に破損等の悪影響を及ぼすことを回避できる。
【0042】更に請求項11記載の発明によれば、被解
体物を完全に破断或いは切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のスクラップ解体用作業機
械を示す全体側面図である。
【図2】図1におけるスクラップ解体用作業機械の要部
平面図である。
【図3】図1のA−Aより見た要部平面図である。
【図4】図3における圧砕機を閉じた状態を示す平面図
である。
【図5】圧砕機の開口角度と破断力との関係を示す線図
である。
【図6】図1のB部における圧砕機を上下方向に揺動さ
せた状態を示す拡大詳細図である。
【図7】図4における圧砕機をCより見た要部正面図で
ある。
【図8】図4における圧砕機のD−Dより見た要部断面
図である。
【図9】図4における可動側ビーム本体のE−Eより見
た要部断面図である。
【図10】切断用破断刃を装着した状態の、図4におけ
るD−Dより見た要部断面図である。
【図11】図1におけるスクラップ解体用作業機械が自
力走行してトレーラの荷台へ昇ってゆく状態を示す側面
図である。
【図12】本実施形態のスクラップ解体用作業機械に係
かる要部油圧回路図である。
【図13】従来技術の一実施例解体用作業機を示す側面
図である。
【符号の説明】
9 スクラップ解体用作業機械 18 下部走行体 20 上部旋回体 23 作業アタッチメント 26 小型圧砕機 27 カーボディフレーム 28 支持アーム 29 圧砕機 30 揺動シリンダ 34 クローラフレーム 36 固定側ビーム本体 38 可動側ビーム本体 39 開閉軸 40 破断用シリンダ 43 破断刃取付部 44a 破断刃 44b 掴み用破断刃 44c 切断用破断刃 48 旋回ブレーキ装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体と、前記下部走行体上に旋回
    自在に搭載された上部旋回体と、前記上部旋回体に起伏
    自在に設けられた作業アタッチメントとを有する作業機
    械において、前記下部走行体に連結された固定側ビーム
    本体と、前記固定側ビーム本体に対して開閉軸により開
    閉自在に枢着された可動側ビーム本体と、前記固定ビー
    ム本体及び前記可動ビーム本体それぞれの対面する側に
    形成された一対の破断刃取付部と、前記破断刃取付部に
    着脱可能に取り付けられた破断刃とを有して構成される
    圧砕機を有することを特徴とするスクラップ解体用作業
    機械。
  2. 【請求項2】 前記破断刃取付部は、前記固定側ビーム
    本体と前記可動側ビーム本体を枢着している開閉軸付近
    から各ビーム本体の略先端に至る範囲に一体的に形成さ
    れてなることを特徴とする請求項1記載のスクラップ解
    体用作業機械。
  3. 【請求項3】 前記破断刃取付部に、複数の破断刃を連
    続的に取り付けることを特徴とする請求項2記載のスク
    ラップ解体用作業機械。
  4. 【請求項4】 前記破断刃取付部の先端部分に、前記可
    動側ビーム本体を閉じ状態とした場合に、前記固定側ビ
    ーム本体側と前記可動側ビーム本体側の破断刃間に少な
    くとも中央付近に隙間を有する掴み用破断刃を取り付け
    るとともに、先端部分以外に取り付けられる破断刃は、
    前記可動側ビーム本体の閉じ状態時に前記固定側ビーム
    本体側と前記可動側ビーム本体側の破断刃間にほぼ隙間
    が無いようにしたことを特徴とする請求項3記載のスク
    ラップ解体用作業機械。
  5. 【請求項5】 前記可動側ビーム本体は中間部が前記開
    閉軸により枢支されるとともに、前記破断刃取付部が形
    成された側と反対側の端部付近に破断用シリンダの一端
    部が枢着され、前記破断用シリンダの他端部は前記固定
    側ビーム本体の先端部付近に枢着されることを特徴とす
    る請求項1〜4記載のスクラップ解体用作業機械。
  6. 【請求項6】 前記下部走行体に支持アームを取付け、
    前記圧砕機は前記支持アームを介して下部走行体に対し
    て上下方向に揺動自在に連結されたことを特徴とする請
    求項1〜5記載のスクラップ解体用作業機械。
  7. 【請求項7】 前記圧砕機は下部走行体に対して着脱自
    在とされるとともに、前記下部走行体から前記破断用シ
    リンダに圧油を供給する配管は前記支持アームの着脱部
    分付近で着脱可能な配管接続具を有することを特徴とす
    る請求項6記載のスクラップ解体用作業機械。
  8. 【請求項8】 前記上部旋回体上の前方の左或いは右側
    に運転室を搭載し、前記固定側ビーム本体は前記運転室
    の搭載された側とは反対側に位置させ、前記可動側ビー
    ム本体は前記運転室の搭載された側に向けて開き動作す
    るようにしたことを特徴とする請求項1〜7記載のスク
    ラップ解体用作業機械。
  9. 【請求項9】 前記作業アタッチメントの先端に掴み或
    いは破断可能な、前記圧砕機より小型且つ破断力の低い
    小型圧砕機を取り付けたことを特徴とする請求項1〜8
    記載のスクラップ解体用作業機械。
  10. 【請求項10】 前記上部旋回体を前記下部走行体に対
    して旋回不能に固定する旋回ブレーキ装置を有し、少な
    くとも前記圧砕機を閉じ方向に操作しているときに前記
    旋回ブレーキの固定状態を解除するようにしたことを特
    徴とする請求項1〜9記載のスクラップ解体用作業機
    械。
  11. 【請求項11】 前記圧砕機は、閉じ状態付近で最大の
    圧砕力を発揮するように、前記破断用シリンダの枢着箇
    所と開閉軸との位置関係が設定されたことを特徴とする
    請求項1〜10記載のスクラップ解体用作業機械。
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