JPH11333357A - 基板の液処理装置 - Google Patents

基板の液処理装置

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JPH11333357A
JPH11333357A JP10142629A JP14262998A JPH11333357A JP H11333357 A JPH11333357 A JP H11333357A JP 10142629 A JP10142629 A JP 10142629A JP 14262998 A JP14262998 A JP 14262998A JP H11333357 A JPH11333357 A JP H11333357A
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Japan
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substrate
cup
liquid
housing
spindle
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Application number
JP10142629A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Kenmori
和彦 権守
Noriya Wada
憲也 和田
Isamu Akiba
勇 秋葉
Nobuo Morita
宣夫 森田
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Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D9/00Sanitary or other accessories for lavatories ; Devices for cleaning or disinfecting the toilet room or the toilet bowl; Devices for eliminating smells
    • E03D9/04Special arrangement or operation of ventilating devices
    • E03D9/05Special arrangement or operation of ventilating devices ventilating the bowl
    • E03D9/052Special arrangement or operation of ventilating devices ventilating the bowl using incorporated fans
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K13/00Seats or covers for all kinds of closets
    • A47K13/24Parts or details not covered in, or of interest apart from, groups A47K13/02 - A47K13/22, e.g. devices imparting a swinging or vibrating motion to the seats
    • A47K13/30Seats having provisions for heating, deodorising or the like, e.g. ventilating, noise-damping or cleaning devices
    • A47K13/307Seats with ventilating devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F7/00Ventilation
    • F24F7/04Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation
    • F24F7/06Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板を高速回転する間に、その表面に処理液
を供給して液処理を行う際に、基板の周囲に発生する処
理液のミストを迅速かつ確実に回収する。 【解決手段】 スピンドル11により基板10を回転す
る間に、液噴射ノズル42から基板10に現像液を供給
するが、下カップ24と上カップ25とからなるハウジ
ング23内に基板10を収容させた状態で、液処理を行
う。上カップ25の上蓋25aには大気取り入れ口32
が設けられ、また下カップ24における基板10の下方
位置には吸引ポンプ27を設けた排気通路29を接続す
ることにより、ハウジング23内に大気取り入れ口32
から基板10の外周部を経て排気通路29に至るミスト
回収のためのダウンフローを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液晶パネル
のTFT基板やカラーフィルタ、半導体ウエハ等の基板
を回転駆動する間に、その表面に処理液を供給して、回
転による遠心力の作用で処理液を塗布するための基板の
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶パネルのTFT基板を製造
する工程においては、現像液の塗布,エッチング液の塗
布,レジスト膜を剥離するための剥離液の供給等のウエ
ットプロセスにより所定のプロセス処理が行われ、また
これら各プロセス間には、洗浄工程及び乾燥工程が加わ
る。このような基板のウエット処理は、基板をスピンド
ルに装着して、それを回転させながら、処理液等を供給
することにより行うようにしたものは、特開平7−24
5466号公報にあるように、従来から広く用いられて
いる。ここで、洗浄工程では、例えば超音波加振した純
水を洗浄液として用い、この純水を基板に向けて噴射す
る、所謂メガソニックシャワーにより行われるが、この
洗浄液も一種の処理液である。
【0003】そこで、公知の基板処理装置の概略構成を
図10に示す。図中において、1は基板であって、この
基板1はスピンドル2の先端に設けた受け台3上に所定
の位置に位置決め固定されている。4は上部が開口した
カップ状のハウジングであって、スピンドル2に装着し
た基板1を囲繞するように設けられる。基板1の上部位
置には現像処理液等の噴射ノズル5が設けられる。噴射
ノズル5は、ハウジング4の上部の開口部分の所定の位
置に臨む状態と、この位置から回動して、開口部分から
退避した位置とに変位可能となっている。
【0004】噴射ノズル5を退避させた状態で、移載用
のハンドリング手段に基板1を保持させて、スピンドル
2に装着させる。そして、噴射ノズル5をハウジング4
の上部の開口部分において、基板1に対して所定の位置
に対向配設し、スピンドル2により基板1を高速回転さ
せる間に、所定の処理液を基板1の表面に供給する。基
板1に供給された処理液は遠心力の作用により基板1の
表面に沿って外方に向けて拡散する。この結果、処理液
は基板1の表面全体にわたってほぼ均一な膜厚に塗布さ
れ、余剰の処理液は基板1の周辺から外方に向けて飛散
する。
【0005】ここで、所定の処理液を基板1に供給する
と、それらは基板1の周辺から飛散することになるが、
飛散した液はハウジング4の壁面に沿って流下して底部
に溜ることになり、ハウジング4の底部から回収でき
る。ここで、処理液としては、2種類用いる場合を考慮
して、それぞれ異なる処理液を回収するために、回収タ
ンク6,7と吸引配管8,9とが接続される。ある処理
液による処理を行う際には、吸引配管8を作動させて、
ハウジング4の底部から処理液を回収タンク5に回収す
る。また、他の処理液を供給する際には、吸引配管9を
作動させて、回収タンク6にこの処理液を回収する。
【0006】ところで、基板から遠心力の作用で飛散し
た余剰の処理液は、ハウジングに衝突した時に微粒状の
ミストが生じ、このミストが浮遊状態となるが、前述し
た従来技術の装置ではこのような浮遊するミストを回収
する構成とはなっていない。従って、ミストが基板に再
付着して基板が汚損されることになるので、例えばこの
基板をTFT基板とした時等には、ミストによる汚損は
大きな欠陥になる。とりわけ、基板の下方位置には、ハ
ウジングにより区画形成されたチャンバが形成された状
態となっており、スピンドルにより基板を高速回転させ
ると、この基板の裏面側に外向きの空気流が形成され
る。従って、基板の下方でスピンドルの近傍の部位の圧
力が低下し、また外向きの空気流はハウジングの側面に
当って下方に方向転換することになる結果、ハウジング
の底面に沿って内向きの空気の流れが形成される。つま
り、スピンドルに装架した基板の下部におけるハウジン
グ内に空気の循環流が形成されることになる。前述した
処理液のミストは、ハウジングの側面近傍で発生するか
ら、ミストはこの空気の循環流に搬送されて、基板の裏
面側に再付着することになる。
【0007】以上の点を考慮して、ハウジング底面から
スピンドル側に向けての空気の流れが生じないようにす
るために、ドライエアを噴出するノズルをスピンドルの
近傍に配置することによって、この部位が負圧にならな
いようにする構成としたものが、特開平10−5787
7号公報に示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のように構成する
ことによって、含ミスト空気が基板の裏面と接触して、
基板の裏面側に再付着するのを確実に防止できるという
利点はあるものの、特開平10−57877号公報に示
されている装置構成を採用したとしてもなお問題点がな
い訳ではない。
【0009】即ち、基板から飛散して、ハウジングに衝
突することにより発生したミストは、ハウジングの側面
において、下向きに流れるだけでなく、基板の上方に向
かうものもあり、このミストは空中で浮遊することにな
る。基板が高速回転している間は、この基板の表面側に
は空気膜が形成されるので、ミストが付着するおそれは
ないが、液処理が終了して基板の回転を停止させた時
に、ミストが基板の表面に付着する可能性がある。ま
た、微粒状のミストは比較的長い時間浮遊することもあ
るから、液処理が終了した基板を取り出して、次に処理
を行うべき基板をスピンドルに装架した後、その回転が
開始する前の段階で、浮遊ミストが基板に付着する可能
性もある。要するに、ハウジング内でミストが空気流に
より搬送されるのを防止したとしても、基板の表裏両面
を含めて、スピンドル近傍に浮遊するミストを完全に除
去しない限り、ミストによる基板の汚損を完全には防止
できないことになる。
【0010】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、基板に対して液処理
がなされる空間に浮遊するミストを効率的に、しかもほ
ぼ完全に除去できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、基板をスピンドルに水平状態にして
装架させて回転駆動する間に、この基板の表面に処理液
を供給することにより所定の液処理を行う基板の液処理
装置であって、前記スピンドルを囲繞するように設けた
下カップと、前記基板の上部を覆う上カップとからな
り、基板を収容するハウジングを有し、前記下カップ側
には、前記基板の配設位置より下方にミストを負圧吸引
力で回収するための排気通路を設け、また前記上カップ
側には、その基板の配設位置より上方位置に外気取り入
れ口を開口させて設ける構成としたことをその特徴とす
るものである。
【0012】以上の構成により、ハウジング内では外気
取り入れ口から排気通路に向かう空気流、つまりダウン
フローが形成されて、ミストを効率的に回収できる。そ
して、このハウジング内全体に排気通路に向かう流れを
より完全に形成するには、外気取り入れ口は上カップを
構成する上蓋の部分におけるスピンドルの回転軸芯の延
長線を含む位置に設けるようにする。また、上カップ及
び下カップのうちの少なくとも一方を昇降手段に連結し
て、この昇降手段により、上カップと下カップとを接合
及び離間させるように動作させるのが、基板の出し入れ
等の都合上好ましい。
【0013】基板に処理液を供給するために、処理液噴
射ノズルを用いる。この処理液噴射ノズルは、ハウジン
グ内に固定的に配置しても良いが、ハウジングの小型化
及びスピンドルへの基板の着脱を容易にする等のため
に、処理液噴射ノズルはハウジングに対して挿脱可能と
する方がより好ましい。そして、この場合には、上カッ
プと下カップとの双方に昇降手段を設けて、これら上カ
ップと下カップとを相互に接合・離間できるようにし
て、この上カップと下カップとの接合部に処理液噴射ノ
ズルの挿通路を設ける構成とする。
【0014】基板の回転時において、この基板の裏面側
で、スピンドル近傍の部位が負圧になるのは望ましくな
いので、下カップ内には、そのスピンドルの近傍であっ
て、このスピンドルに装架されている基板の下方にドラ
イエアを噴出させるノズルを配置するのがより望まし
い。
【0015】
【発明の実施の形態】まず、図1に本発明の処理装置の
全体構成を示す。ここで、以下においては、処理される
基板の一例としては、液晶パネルを構成するTFT基板
であり、この基板に現像液の塗布等のプロセス処理を行
うものとして説明する。ただし、液晶パネルのカラーフ
ィルタや、その他の基板である半導体ウエハ等の基板を
製造する際にに必要な種々の液処理を行うためにも応用
することができる。さらに、この液処理装置では単一の
液処理を行う構成としたが、後述する下カップを多重に
設ける構成とすれば、複数の液処理を行うことができる
ようにもなる。
【0016】まず、図1において、10は基板であっ
て、この基板10は図2からも明らかなように、長方形
の薄いガラス基板から構成され、その表面に液処理の一
例として、例えば現像液の塗布が行われる。11はスピ
ンドルであって、このスピンドル11は回転軸12を有
し、この回転軸12は基台13に立設した保持筒14に
軸受15で回転自在に支持されている。回転軸12の上
端部には、4本の基板支持アーム16が水平方向に延在
されて、これら各基板支持アーム16には複数の支持杆
17が立設されており、これらの支持杆17の先端は球
面形状となっている。また、各基板支持アーム16の先
端部分には、それぞれ一対からなる位置決め杆18が立
設されている。基板10は、複数の支持杆17上に実質
的に点接触状態で載置されて平面度を保持するようにな
し、また4つの角隅部は各一対からなる位置決め杆18
により水平方向に移動できないように規制される。
【0017】スピンドル11の回転軸12は基台13の
下方位置に延在されて、その端部にプーリ19が連結し
て設けられている。基台13の下部位置にはモータ20
が設けられ、このモータ20の出力軸には駆動プーリ2
1が連結されており、駆動プーリ21と回転軸12のプ
ーリ19との間には伝達ベルト22が巻回して設けられ
ている。従って、モータ14により回転軸12を回転駆
動すると、基板支持アーム16に載置した基板10が回
転することになる。この基板10の回転中に、その表
面、つまり図中の上面に現像液が均一に塗布される。
【0018】基板10の液処理は、高速回転駆動する間
に処理液としての現像液をこの基板10に供給して、遠
心力の作用で基板10の表面に沿って処理液を全面に拡
散させる。そして、余剰の処理液は基板10のエッジか
らほぼ水平な方向に飛散するが、この飛散液を回収する
ようになし、かつ装置の周囲を汚損しないようにするた
めに、基板10はハウジング23内に収容された状態で
液処理を行うようにする。ハウジング23は下カップ2
4と上カップ25とから構成される。
【0019】下カップ24は、周壁24aと底壁24b
とから構成され、スピンドル11の回転軸12は底壁2
4bを貫通するように設けられている。底壁24bは中
央の部位から外周側に向けて斜め下方に傾斜するように
なっており、周壁24aへの連設部近傍の部位が最も深
くなっており、この位置に少なくとも1箇所に排液通路
26が接続され、この排液通路26は排液ポンプ27を
介して液回収タンク28と接続されている。また、周壁
24aには1乃至複数の排気通路29が接続されてお
り、この排気通路29の途中には吸引ポンプ30が接続
されている。ここで、排気通路29の開口位置は、少な
くとも基板10より下方、好ましくは底壁24aへの連
設部近傍に開口させるようにする。排気通路29の他端
には、フィルタ等からなり、含ミスト空気からミストを
除去する気液分離部材31が設けられている。一方、上
カップ25は周壁25aと上蓋25bとからなり、上蓋
25bには回転軸12の軸芯の概略延長線の位置を含む
部位に外気取り入れ口32が開口している。これによっ
て、吸引ポンプ30を作動させると、ハウジング23内
には、外気取り入れ口32から排気通路29に向けての
空気流が形成されることになる。
【0020】さらに、33はドライエア噴射ノズルであ
って、このドライエア噴射ノズル33は、下カップ24
内において、スピンドル11の回転軸12の近傍位置に
複数箇所設けられ、スピンドル11により基板10が回
転駆動されている時に、下カップ24内におけるスピン
ドル11近傍の部位が負圧となるのを防止するために、
この負圧が発生する部位に向けてドライエアを供給する
ものである。ここで、下カップ23内ではその底壁24
bに沿って回転軸12方向に向けて空気が流れることか
ら、ドライエア噴射ノズル33は、この空気の流れに対
向する方向に向けてドライエアを供給するために、下カ
ップ23の底壁24aから上方に延在させた上で、底壁
24a方向に向くように湾曲させている。
【0021】下カップ24及び上カップ25は共に昇降
可能となっている。これら下カップ24及び上カップ2
5の昇降駆動手段としては、シリンダや送りねじ等から
構成でき、また下カップ24と上カップ25とが連動す
るように相互に近接・離間する方向に変位させるか、ま
たはそれぞれ独立して昇降駆動するように構成すること
ができる。そこで、以下においては、下カップ24と上
カップ25とをそれぞれ独立に変位させることができる
ように構成したものとして説明する。
【0022】図3から明らかなように、下カップ24の
周壁24a及び上カップ25の周壁25aには、それぞ
れ一対のブラケット34,35が連設されている。下カ
ップ24側のブラケット34と上カップ25側のブラケ
ット35とでは、相互に干渉しない位置関係、例えば9
0°位相を変えた位置関係となっている。各ブラケット
34,35にはガイドロッド36a,36b,37a,
37bが連結して設けられており(ただし、上カップ2
5の一方のブラケット35とガイドロッド37bとは図
面上表れない)、これら各ガイドロッド36a,36
b,37a,37bはそれぞれ基台13に設けた軸受3
8を貫通して下方に延在されており、各々一方のガイド
ロッド36a,37aにはそれぞれ昇降駆動用のシリン
ダ39,40に連結されている。従って、シリンダ3
9,40を相互に反対方向に駆動することにより、下カ
ップ24と上カップ25とは、相互に接合されてハウジ
ング23の内部が概略閉鎖された状態と、相互に離間し
てハウジング23の内部を開放した状態とに変位可能と
なる。ここで、ハウジング23を開放状態にするのは、
基板10を挿脱し、後述する液噴射ノズル42を変位さ
せたりするためであり、液処理を行う際には、下カップ
24と上カップ25とを接合させて、ハウジング23の
内部を閉鎖する。
【0023】次に、基板10に現像液を供給する手段と
しては、図4に示したように、水平方向に所定の角度だ
け回動可能であり、かつ上下動も可能なスイングアーム
41の先端に液噴射ノズル42を設けたものから構成さ
れる。スイングアーム41は作動軸43の先端に連結し
て設けられており、この作動軸43は基台13に装着し
たガイド44内に回動可能に設けた中空回動軸45に挿
通されている。そして、作動軸43と中空回転軸45と
はスプライン嵌合されており、中空回動軸45を回動さ
せると、作動軸43が追従して軸回りに回動し、また作
動軸43は中空回動軸45に対して上下動可能となって
いる。
【0024】中空回動軸45を回動させるために、この
中空回動軸45には回動駆動板46が連結して設けられ
ており、この回動駆動板46にはスライドブロック47
に突設した駆動ピン48が係合している。従って、スラ
イドブロック47を図示しない送りねじ等の駆動手段に
より紙面と直交する方向に移動させることによって、駆
動ピン48及び回動駆動板46を介して中空回動軸45
を軸回りに回動させることができるようになる。また、
作動軸43の下端部は軸受部材49に連結されており、
この軸受部材49には昇降駆動板50が連結して設けら
れている。昇降駆動板50はシリンダ51により上下方
向に所定ストロークだけ変位可能となっており、これに
よって作動軸43は中空回動軸45に対して昇降駆動さ
れるようになっている。
【0025】ここで、スイングアーム41に連結した作
動軸43及びこの作動軸43が挿通されている中空回動
軸45は下カップ24の外に配置されており、スライド
ブロック47を作動させて回動駆動板46を回動させる
と、中空回動軸45と共に作動軸43が軸回りに回動す
ることから、この作動軸43の先端に連結したスイング
アーム41が水平方向に回動して、下カップ24の外側
に退避した位置と、下カップ24内に入り込んで、この
スイングアーム41の先端に設けた液噴射ノズル42が
スピンドル11の回転軸12に装架した基板10の概略
中心に対面する処理液の供給位置との間に変位させるこ
とができる。また、スイングアーム41に設けた液噴射
ノズル42が作動位置にある時において、シリンダ51
により昇降駆動板50を下降させると、作動軸43に連
結したスイングアーム41が下降して、このスイングア
ーム41の先端に設けた液噴射ノズル42が基板10に
現像液を噴射するのに最適な間隔となる位置に配置でき
るようになる。
【0026】前述したように、液噴射ノズル42が基板
10に対面する位置に配置された状態で、下カップ24
と上カップ25とが接合されて、ハウジング23が閉鎖
状態となるが、この時に液噴射ノズル42を設けたスイ
ングアーム41がハウジング23と干渉しないようにす
るために、上カップ25にはスイングアーム41を通過
させるための挿通部52(図3参照)が設けられてい
る。
【0027】次に、基板10をスピンドル11の回転軸
12に設けた基板支持アーム16に装架し、また現像液
が塗布された基板10を基板支持アーム16から取り出
すための基板移載手段の構成を図5乃至図8に示す。こ
の基板移載手段では、2枚の基板10を保持できるよう
に構成している。
【0028】まず図5において、60は基板移載手段を
示し、この基板移載手段はドラム状の駆動ユニット61
内に作動円板62を装着したものから構成され、作動円
板62は駆動ユニット61内に設けた昇降駆動手段及び
回動駆動手段(いずれも図示を省略する)により回動及
び上下方向に移動可能となっている。作動円板62には
上下一対の基板ハンドリング機構63U,63Lが取り
付けられている。基板ハンドリング機構63U,63L
は、それぞれ基板10を保持する基板ホルダ64U,6
4Lと、これら基板ホルダ64U,64Lを前後動させ
るための駆動手段65U,65Lとから構成される。基
板ホルダ64U,64L及びその駆動手段65U,65
Lは実質的に同じ構成となっており、その具体的な構成
を図6(後退状態)及び図7(前進状態)に示す。な
お、以下の説明においては、基板ホルダについては符号
64を用い、また駆動手段については符号65を用い
る。
【0029】まず、基板ホルダ64は、連結板66に2
本のアーム67,67を平行に延在させたものからな
り、これら2本のアーム67,67にはそれぞれ2箇所
において基板10の受け部68が装着されている。ま
た、駆動手段65は、左右にそれぞれ一対の腕部を設け
てなるものであり、第1の腕部69L,69Rは、それ
ぞれ作動円板62に回動可能に支持されており、また第
2の腕部70L,70Rは、その一端が第1の腕部69
L,69Rに相対回動可能に連結され、他端は連結板6
6に相対回動可能に連結されている。そして、これら各
腕部69L,69R,70L,70Rは全て同じ長さと
なっている。
【0030】図8に示したように、第1の腕部69L,
69Rにはそれぞれ第1の支軸71L,71Rが連結さ
れており、これら第1の駆動軸71L,71Rは作動円
板62に回動可能に連結されている。また、第1の腕部
69L,69Rと第2の腕部70L,70Rとの間は、
枢軸72L,72Rを介して相対回動可能に連結されて
おり、これによって第1の腕部69L,69Rと第2の
腕部70L,70Rとは相対回動可能に連結されてい
る。さらに、第2の腕部70L,70Rは連結板66に
対して第2の支軸73L,73Rにより相対回動可能に
連結されている。これら各軸71L,71R,72L,
72R及び73L,73Rには、それぞれプーリ74が
取り付けられている。そして、これら各枢軸のうち、第
1,第2の支軸71L,71Rと73L,73Rとには
それぞれ1個のプーリ74が装着されており、これら各
プーリ74は支軸71L,71R,73L,73Rに対
して固定しても良く、また回転自在に連結することもで
きる。一方、枢軸72L,72Rに設けたプーリ74は
回転自在に取り付けられており、第1の支軸71L,7
1Rに取り付けたプーリ74と枢軸72L,72Rのプ
ーリ74との間、及び枢軸72L,72Rのプーリ74
と第2の支軸73L,73Rに取り付けたプーリ74と
の間には、それぞれベルト75が巻回して設けられてい
る。従って、枢軸72L,72Rには2本のベルト7
5,75が巻回されることになるので、枢軸72L,7
2Rのプーリ74は2段プーリで構成される。これら各
プーリ74とベルト75とは回動力の伝達を行うもので
あり、伝達手段としては、例えばギアとチェーン等を用
いることもできる。
【0031】第1の支軸71L,71Rには伝達歯車7
6L,76Rが取り付けられており、これら伝達歯車7
6L,76Rは相互に噛合しており、これら伝達歯車7
6L,76Rのうちの一方、例えば伝達歯車76Lは図
示しない駆動モータにより駆動されるものであり、つま
り駆動モータの出力軸に設けた駆動歯車を伝達歯車76
Lに噛合させるようにしたものであり、これにより伝達
歯車76Lが回転駆動されるようになっている。従っ
て、駆動モータを作動させると、伝達歯車76L,76
R及びそれらを取り付けた第1の支軸71L,71Rが
相互に反対方向に回転する。また、第2の支軸75L,
75Rにもそれぞれ伝達歯車77L,77Rが取り付け
られ、かつ両伝達歯車77L,77Rはそれぞれプーリ
74に固定されている。両伝達歯車77L,77Rは相
互に噛合しており、従って両伝達歯車77L,77Rは
相互に反対方向に回転可能となっている。プーリ74及
びベルト75は駆動モータの回転を4個の伝達歯車76
L,76R,77L,77R間に伝達するためである。
【0032】従って、伝達歯車76Lを回転駆動する
と、伝達歯車76L,76R,77L,77Rが同時
に、図8にそれぞれ矢印方向に回転する。この結果、第
1の支軸71L,71Rの回動により、これら第1の支
軸71L,71Rにそれぞれ連結した第1の腕部69
L,69Rは図中のS方向に変位し、また第2の支軸7
3L,73Rも回動して、第2の腕部70L,70Rが
T方向に変位する。これによって、図中に実線の位置に
あった基板ホルダ64が前進、つまり右方に移動する。
そして、この移動ストロークの途中で、図中に一点鎖線
で示したように、死点位置に達するが、第2の支軸73
L,73R間は伝達歯車77L,77Rの噛合により常
に連動回動することから、この死点位置を円滑に通過し
て、図中に二点鎖線で示した位置にまで前進する。ま
た、逆に二点鎖線の位置から実線の位置まで後退させる
のも同様であり、これにより基板ホルダ64は円滑に前
後動できるようになる。
【0033】ここで、第1の腕部69L,69Rと第2
の腕部70L,70Rとは上下に配置されているが、基
板ハンドリング機構63U,63Lを有することから、
両基板ハンドリング機構63U,63Lが相互に干渉し
ないようにする必要がある。このために、下部側の基板
ハンドリング機構63Lを構成する第1の腕部69L,
69Rと第2の腕部70L,70Rとは、上部側の基板
ハンドリング機構63Uにおける第1の腕部69L,6
9Rと第2の腕部70L,70Rとの間に位置する。従
って、上部側の基板ハンドリング機構63Uにおける枢
軸72L,72Rは、下部側の基板ハンドリング機構6
3Lのそれらより長尺のものとなる。また、基板ハンド
リング機構63Uと基板ハンドリング機構63Lとで
は、第1,第2の腕部の長さは基板ハンドリング機構6
3U側の方が長くなっている。従って、基板ホルダ64
Uと基板ホルダ64Lとを同じ位置にまで動かすには、
それぞれの駆動モータの回転数は異なることになる。
【0034】以上の構成を有する基板移載手段では、上
下に設けた基板ハンドリング機構63U,63Lのう
ち、一方、例えば下側の基板ハンドリング機構63Lに
液処理すべき基板10を載置し、上側の基板ハンドリン
グ機構63Uには基板10を載置しない状態とする。そ
こで、作動円板62の高さ位置を調整して、基板ハンド
リング機構63Uの基板ホルダ64Uがスピンドル11
の基板支持アーム16と、この基板支持アーム16に装
架されている基板10との間の高さ位置となるようにし
て、駆動手段65Uを駆動し、基板ホルダ64Uを前進
させると、この基板ホルダ64Uは基板10と基板支持
アーム16との間に挿入される。そして、作動円板62
を上昇させると、基板支持アーム16に支持されていた
基板10が上側の基板ハンドリング機構63Uにより取
り出される。
【0035】次に、基板ホルダ64Uを後退させると共
に、新たな基板10を載置した下側の基板ハンドリング
機構63Lの基板ホルダ64Lを前進させた後、作動円
板62を下降させると、この基板10はスピンドル11
の基板支持アーム16に設けた支持杆17上に設置され
る。そして、基板ホルダ64Lを基板支持アーム16の
支持杆17の位置より僅かに低い位置まで変位させるこ
とにより、基板10はこの基板ホルダ64Lから離脱す
る。図2にはこの状態が示されており、この状態から基
板ホルダ64Lを後退させれば、スピンドル11に装架
される基板10を交換できるようになる。
【0036】以上の基板10のスピンドル11への装架
及び取り出しは、ハウジング23を構成する下カップ2
4を下降させ、また上カップ25を上昇させて、基板支
持アーム16の部位を開放した状態で行う。そして、基
板10がスピンドル11に装架されると、その表面に現
像液の塗布が行われる。この液処理を開始するに当って
は、基板移載手段60を構成する基板ホルダ64U,6
4Lを共に後退位置に配置し、かつスイングアーム41
を回動させて、その先端の液噴射ノズル42をスピンド
ル11に装架した基板10の回転中心乃至その近傍に配
置する。さらに、下カップ24を上昇させ、また上カッ
プ25を下降させることによって、両カップ24,25
を接合させる。これによって、両カップ24,25から
なるハウジング23は、上カップ25の上蓋25bに形
成した外気取り入れ口32以外は実質的に閉鎖された状
態となる。
【0037】そこで、スピンドル11を構成する回転軸
12を回転駆動することによって、基板10を高速で回
転させる。この基板10が定常回転状態になると、液噴
射ノズル42から現像液を流下させようにして基板10
の表面に供給する。基板10は高速で回転しているか
ら、基板10に供給された現像液は遠心力の作用により
周囲に塗り広められて、この基板10の全面にわたって
均一な膜厚となるように塗布される。ここで、基板10
の回転中心位置では、実質的に周速のない状態となるか
ら、この回転中心では供給された液に遠心力が作用しな
い。現像液はあまり粘度の高い液体ではないので、基板
10の表面に供給されると、周囲に広がることになる結
果、この現像液には遠心力が及ぶようになる。ただし、
より効率的に現像液を塗り広めるには、液噴射ノズル4
2を、基板10の回転中心の位置を含めて所定のストロ
ーク分だけ水平方向に往復移動させるようにするのが望
ましい。
【0038】供給された現像液の全てが基板10上に止
まるのではなく、余剰の現像液が基板10の外周におけ
るエッジ部分から飛散する。そして、このようにして飛
散した現像液はハウジング23の内面に衝突した後に、
このハウジング23を構成する下カップ24の周壁24
a内面に沿って底壁24aに向けて流下する。ここで、
底壁24aは、図1から明らかなように、外周側の方が
低くなった傾斜面となっているので、底壁24aの外周
側に集中する。そして、この部位には排液通路26が開
口しており、この排液通路26には排液ポンプ27が設
けられているので、この排液ポンプ27の吸引力により
液回収タンク28に回収される。
【0039】ところで、基板10は高速で回転している
ので、この基板10のエッジから飛散した現像液はハウ
ジング23を構成する下カップ24または上カップ25
の内面に激しく衝突することになる結果、その衝突時の
エネルギにより部分的にミスト化することになる。そし
て、ミストは微粒状であるから、ハウジング23内に浮
遊することになる。然るに、下カップ24における基板
10の位置より下方側には排気通路29が設けられ、こ
の排気通路29には吸引ポンプ30が接続されているの
で、この吸引ポンプ30を作動させることによって、ハ
ウジング23内を負圧にすることができる。ただし、ハ
ウジング23は密閉されてはおらず、上カップ25の上
蓋25bには外気取り入れ口32が開口しているから、
この外気取り入れ口32から外気が送り込まれる。この
結果、ハウジング23内には、図9に矢印で示したよう
な空気の流れが形成され、つまりハウジング23内には
最上端の外気取り入れ口32から基板10の外周部を経
てほぼ下端部における排気通路29に至るダウンフロー
からなる空気流が形成される。従って、ハウジング23
の内部に発生したミストは、このダウンフローにより搬
送されて、排気通路29内に極めて迅速に取り込まれる
ようになり、ミストはほぼ確実に回収でき、ハウジング
23内は常にミストが存在しない清浄な雰囲気に保たれ
る。現像液を塗布した後の基板10や、次に搬入されて
現像液が塗布される基板10にミストが付着するおそれ
がなくなる。
【0040】また、基板10の回転により、基板10と
下カップ24との間には、基板10の裏面における回転
中心側から外向きの空気の流れが形成されることから、
基板10の裏面側でスピンドル11近傍の部位が負圧に
なる。従って、基板10に沿って流れた空気は下カップ
24の周壁24aに沿って流下した後に、図9に点線の
矢印で示したように、底壁24bに沿ってスピンドル1
1の配設位置に向けて流れようとする。しかしながら、
スピンドル11の近傍位置には、複数のドライエア噴射
ノズル33が設けられており、これらドライエア噴射ノ
ズル33からドライエアが、矢印で示したように、この
空気流に対向する方向に吹き付けられる。この結果、前
述した空気流のうち、下カップ24の底壁24bからス
ピンドル11の方向に向けての流れが生じるのを阻止で
きる。従って、基板10の裏面側において内側から外側
方向に流れる空気流も、前述したダウンフローと同様、
排気通路29に吸引されることになり、基板10の裏面
側にもミストが付着するおそれはない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、液処理
を行うために高速回転する基板の配設位置より下方にミ
ストを負圧吸引力で回収するための排気通路を設けた下
カップと、基板上の位置に外気取り入れ口を設けた上カ
ップとからなるハウジングを設け、このハウジング内で
基板に処理液を供給するように構成したので、ハウジン
グ内では外気取り入れ口から排気通路に至るダウンフロ
ーが形成されて、基板の周囲にミストが浮遊するのを防
止でき、液処理後や次に搬入されてくる基板に処理液の
ミストが付着して汚損するおそれがない等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す基板処理装置の概
略構成図である。
【図2】基板を、この基板を回転駆動するスピンドルに
支持させた状態を示す平面図である。
【図3】下カップ及び上カップの昇降機構の構成説明図
である。
【図4】現像液供給手段の構成説明図である。
【図5】基板移載手段の全体構成図である。
【図6】基板移載手段を構成する基板ハンドリング機構
の構成説明図である。
【図7】図6とは異なる作動状態を示す基板ハンドリン
グ機構の作動説明図である。
【図8】基板ハンドリング機構の駆動機構の構成説明図
である。
【図9】ハウジング内の空気の流れを示す説明図であ
る。
【図10】従来技術による基板処理装置の概略構成図で
ある。
【符号の説明】
10 基板 11 スピン
ドル 12 回転軸 20 モータ 23 ハウジング 24 下カッ
プ 25 上カップ 26 排液通
路 27 排液ポンプ 29 排気通
路 39 吸引ポンプ 32 外気取
り入れ口 33 ドライエア噴射ノズル 36,37
ガイドロッド 39,40 シリンダ 41 スイン
グアーム 42 液噴射ノズル 52 挿通部 60 基板移載手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 宣夫 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板をスピンドルに水平状態にして装架
    させて回転駆動する間に、この基板の表面に処理液を供
    給することにより所定の液処理を行う基板の液処理装置
    において、前記スピンドルを囲繞するように設けた下カ
    ップと、前記基板の上部を覆う上カップとからなり、基
    板を収容するハウジングを有し、前記下カップ側には、
    前記基板の配設位置より下方にミストを負圧吸引力で回
    収するための排気通路を設け、また前記上カップ側に
    は、その基板の配設位置より上方位置に外気取り入れ口
    を開口させて設ける構成としたことを特徴とする基板の
    液処理装置。
  2. 【請求項2】 前記外気取り入れ口は、前記上カップの
    上蓋における前記スピンドルの回転軸芯の延長線を含む
    位置に設ける構成としたことを特徴とする請求項1記載
    の基板の液処理装置。
  3. 【請求項3】 前記上カップ及び下カップのうちの少な
    くとも一方を昇降手段に連結し、この昇降手段により上
    カップと下カップとを接合及び離間させる構成としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の基板の液処理装置。
  4. 【請求項4】 前記基板に処理液を供給するために処理
    液噴射ノズルを設け、この処理液噴射ノズルは前記ハウ
    ジングの外に配置して、このハウジングに形成した挿通
    路を介して内部に臨ませる構成としたことを特徴とする
    請求項1記載の基板の液処理装置。
  5. 【請求項5】 前記上カップと下カップとの双方に昇降
    手段を設けて、これら上カップと下カップとを相互に接
    合・離間できるようになし、この上カップと下カップと
    の間の接合部に前記挿通路を形成する構成としたことを
    特徴とする請求項4記載の基板の液処理装置。
  6. 【請求項6】 前記下カップ内には、そのスピンドルの
    近傍であって、このスピンドルに装架されている基板の
    下方にドライエアを噴出させるノズルを配置する構成と
    したことを特徴とする請求項1記載の基板の液処理装
    置。
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