JPH11333266A - 自動薬洗/熱水消毒型の逆浸透膜分離装置 - Google Patents

自動薬洗/熱水消毒型の逆浸透膜分離装置

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JPH11333266A
JPH11333266A JP14791998A JP14791998A JPH11333266A JP H11333266 A JPH11333266 A JP H11333266A JP 14791998 A JP14791998 A JP 14791998A JP 14791998 A JP14791998 A JP 14791998A JP H11333266 A JPH11333266 A JP H11333266A
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hot water
chemical
reverse osmosis
water
line
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JP14791998A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shiotsuki
洋 塩月
Hiroshi Fujiwara
博 藤原
Katsunori Sakuraba
克典 桜庭
Takeyuki Terada
雄之 寺田
Jinichi Sato
仁一 佐藤
Yoshimichi Nagasaka
好倫 長坂
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Mitsubishi Rayon Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な設備で円滑な薬洗運転と熱水による消毒
運転とを可能にした逆浸透膜分離装置を提供することに
あり、更には通常運転への切替えをも自動化できる逆浸
透膜分離装置を提供する。 【解決手段】逆浸透膜分離装置が、洗浄用薬液又は熱水
を溜める薬液/熱水タンク(91)、前記薬液/熱水タンク
(91)と圧力ポンプ吸込側の原水供給ラインとを給液バ
ルブSV-7を介して連結した薬液/熱水供給ライン、及
び前記逆浸透複合膜モジュール(6) の濃縮水排水ライン
及び透過水ラインのそれぞれと前記薬液/ 熱水タン
ク(91)とを帰還バルブSV-5,SV-6 を介して連結した薬液
/熱水帰還ライン, を有しており、前記薬液/熱水
タンク(91)には加熱手段(10)が設けられ、薬液又は熱水
による洗浄時又は殺菌時に、前記各ラインを通して薬液
又は熱水を循環させると共に、通常の透過水取水時には
前記循環ラインを閉鎖して、通常の運転条件で運転す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、市水や工業用水な
どからなる原水を精製するための逆浸透膜分離装置に関
し、特に通水部の薬液洗浄及び熱水消毒を自動的になし
得るようにした逆浸透膜分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から逆浸透膜装置の薬液による殺菌
消毒には、例えばホルマリンが使われ、また逆浸透膜モ
ジュール(以下、RO膜モジュールという。)の膜面ス
ケールなどを除去するためには酸やアルカリ剤などの洗
浄液が使われており、殺菌消毒操作と洗浄操作とが別個
に行われるため、これらの作業には多大な時間が費やさ
れている。また、前記殺菌消毒に関しては、逆浸透膜装
置の内部にあって、例えば配管ネジ部などのように薬液
が拡散・浸透しない箇所があるため、十分な殺菌効果が
得られない。
【0003】RO膜モジュールを搭載した逆浸透膜分離
装置にあって、RO膜モジュールの薬液洗浄について、
実公平3−1058号公報に記載されている。図4は、
この装置の原水の膜分離による純水の製造と薬液による
洗浄の系統図を示している。この装置の特徴は、従来の
逆浸透膜分離装置に薬液専用のタンク(薬液タンク)9
を設置し、原水タンク1から原水ポンプ2、プレフィル
ター3、原水供給バルブSV−1及び圧力ポンプ5を介
してRO膜モジュール6の原水導入口に通じる原水供給
ラインに、前記薬液タンク9からの薬液供給ライン
を接続させると共に、前記RO膜モジュール6の濃縮水
排水ライン及び透過水ラインからそれぞれに濃縮水と透
過水とを前記薬液タンク9に戻す濃縮水帰還ライン及
び透過水帰還ラインを設けている。
【0004】前記薬液供給ラインは前記原水供給ライ
ンの圧力ポンプ5の上流側に接続しており、前記薬液
タンク9には図示せぬ薬液吸引器を介して水との混合割
合が調整された定量の薬液が自動的に注入される。ま
た、前記薬液供給ライン、濃縮水帰還ライン及び透
過水帰還ラインには、それぞれに給液バルブSV−
7、濃縮液帰還バルブSV−6、透過液帰還バルブSV
−5が介装されている。また同図中、符号7は透過水貯
留タンク、8は透過水供給ポンプであり、SV−2及び
SV−3は透過水取水ラインに設けられた透過水取水
バルブ及び透過水排水バルブ、SV−4は濃縮水排水ラ
インに設けられた濃縮水排水バルブである。
【0005】いま、前記逆浸透膜分離装置を薬液により
洗浄或いは膜消毒を行うときは、原水ポンプ2の作動を
停止させると共に、原水供給ライン、透過水取水ライ
ン及び濃縮水排水ラインに設けられた全ての電磁バ
ルブSV−1〜SV−4を閉じて、薬液循環系に設けら
れた透過液帰還バルブSV−5、濃縮液帰還バルブSV
−6、給液バルブSV−7の全てを開き、薬液タンク9
に自動注入された膜洗浄剤である酸やアルカリ、或いは
膜消毒剤であるホルマリンからなる薬液を、約10〜2
0kgf/cm2 程度の高吐出圧をもつ圧力ポンプ5を作動さ
せることによって、薬液タンク9→圧力ポンプ5→RO
膜モジュール6→薬液タンク9と所定の時間循環させ
る。この循環行程の終了により循環系内の洗浄又は膜消
毒がなされることになる。
【0006】この循環行程の終了後は、前記薬液循環系
に設けられた透過液帰還バルブSV−5、濃縮液帰還バ
ルブSV−6、給液バルブSV−7の全てを閉じると共
に、透過水貯留タンク7に通じる透過水取水ラインに
設けられた透過水取水バルブSV−2を閉じた状態を維
持させて、原水供給ラインに設けられた原水供給バル
ブSV−1、濃縮水排水ラインに設けられた濃縮水排
水バルブSV−4及び透過水取水ラインから分岐する
透過水排水ラインに設けられた透過水排水バルブSV
−3を開いて、圧力ポンプ5でRO膜モジュール6に残
留する薬液を透過水及び濃縮水いずれも系外に自動ブロ
ーさせると共にリンスを行う。
【0007】前述の逆浸透膜分離装置の洗浄或いは膜消
毒は、逆浸透膜を中心とする通水路に常温の薬液を通し
てなされるものであるが、逆浸透膜分離装置の殺菌消毒
に熱水を使うものがある。例えば、特開平2−3591
6号公報や特開平8−252600号公報に開示された
無菌化処理方法には熱水が使われている。上述の実公平
3−1058号公報に記載された逆浸透膜は必ずしも耐
熱性を備えている必要はないが、前述のように熱水によ
る無菌化処理方法に使われる逆浸透膜は十分な耐熱性を
備えていることが必要になる。
【0008】この耐熱性に優れた逆浸透複合膜は90℃
の熱水に約1時間程度耐えることができ、高温度下で通
常の純水製造時と同様の高圧で処理しようとすると、次
第に逆浸透複合膜が圧密化して熱水の透過量が減少し、
逆浸透複合膜自体に損傷を与えることになる。そのた
め、前記特開平2−35916号公報及び特開平8−2
52600号公報に開示された無菌化処理方法にあって
は、RO膜モジュールヘの熱水供給は圧力ポンプによら
ず、熱水消毒専用の低圧ポンプにて熱水を系内に供給し
ている。
【0009】因みに、現在使われている90℃の熱水に
も耐えられる逆浸透複合膜であれば、温度上限を90℃
として熱水消毒を行うときは、熱水を2.0kgf/cm2
下で供給し、通常の純水製造時には45℃を上限として
10kgf/cm2 以上の高圧で原水を供給する。この水温が
45℃以下であると殺菌効果は期待できない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の実公平3−10
58号公報に開示された薬剤による洗浄又は消毒によれ
ば、薬洗運転の開始時に必要なスイッチ操作を行えば、
従来の複雑な操作と長時間にわたる薬洗操作が簡単にな
されると共に、短時間で消毒が完了し、しかも消毒の完
了後は自動的に通常運転に復帰できるというものである
が、相変わらず装置内で薬液が拡散・浸透しない箇所で
は消毒できないという課題が残されている。
【0011】上記特開平2−35916号公報及び特開
平8−252600号公報に開示された無菌化処理方法
にあっても、高熱による殺菌であることから装置内の全
ての通水路の殺菌消毒を可能にするものではあるが、こ
の種のポンプは定格の運転条件にて圧力、流量が設定さ
れており、熱水消毒時に併せて条件付けする必要もある
ため、既述し前記各公報の記載からも明らかなように、
熱水運転時には熱水専用のポンプを設置せざるを得ず、
更にはポンプ運転に基づく熱水消毒時の温度上昇を避け
ることができず、そのための複雑な配管設備が要求され
ることになり、これに薬剤による洗浄などが加わると、
設備費の大幅な増加を招くことになる。
【0012】本発明は、かかる課題を解決すべくなされ
たものであり、その具体的な目的は簡単な設備で円滑な
薬洗運転と熱水による消毒運転とを可能にした逆浸透膜
分離装置を提供することにあり、更には通常運転への切
替えをも自動化できる逆浸透膜分離装置を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用効果】本発明者等
は、前述の目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、
上記実公平3−1058号公報に開示された薬洗装置の
機構を改良することにより、実施化が可能であることを
知った。
【0014】請求項1に係る発明の要旨は、耐熱性のR
O膜モジュールに、原水供給ラインの圧力ポンプから送
水される原水を所定の通水圧で導入して膜分離させる逆
浸透膜分離装置であって、洗浄用薬液又は熱水を溜める
薬液/熱水タンク、前記薬液/熱水タンクと圧力ポンプ
吸込側の原水供給ラインとを給液バルブを介して連結し
た薬液/熱水供給ライン、及び前記RO膜モジュールの
濃縮水排水ライン及び透過水ラインのそれぞれと前記薬
液/ 熱水タンクとを帰還バルブを介して連結した薬液/
熱水帰還ラインを有し、前記薬液/熱水タンクには加熱
手段を備えてなり、薬液又は熱水による洗浄時又は殺菌
時に、前記各ラインを通して薬液又は熱水を循環させて
なることを特徴とする自動薬洗/熱水消毒型の逆浸透膜
分離装置にある。
【0015】すなわち、薬液による洗浄時には、原水の
供給を停止すると共に、薬液/熱水タンク内に所要の薬
液を注入したのち、同薬液を薬液/熱水タンク→圧力ポ
ンプ(高圧下)→RO膜モジュール→薬液/熱水タンク
へと循環させて洗浄する。この洗浄が終了すると、系内
に残留する薬液を自動的に系外に排出すると共に、原水
により系内をリンスする。リンスの終了後には、後述す
る熱水による消毒又は通常運転が自動的に開始される。
熱水による消毒時には、原水の供給を停止すると共に、
前記薬液/熱水タンクに注水して加熱し、同熱水を薬液
/熱水タンク→圧力ポンプ(低圧下)RO膜モジュール
→薬液/熱水タンクへと循環させて熱水消毒をする。こ
の消毒が終了すると、系内に残留する熱水を自動的に系
外に排出し、或いは同熱水を残留させたまま、通常運転
が自動的に開始される。このように、単一の圧力ポンプ
をもって通常運転、薬液による洗浄及び熱水による消毒
の各運転の全てが行える。
【0016】通常、圧力ポンプは3.0〜5.5KW程
度の多段渦巻きポンプ等が用いられる。また、耐熱逆浸
透複合膜としては、ポリアミド系の逆浸透複合膜などが
あり、通常水の使用時で70℃〜90°の耐熱性をもっ
ている。
【0017】請求項2に係る発明は、前記圧力ポンプが
回転数の変更手段を備えており、例えば通常の透過水取
水運転時又は薬液による洗浄時には前記圧力ポンプの回
転数を上げて、高い吐出量と圧力の下で運転し、熱水消
毒時には逆浸透膜の耐熱温度の上限を越えない温度範囲
で且つ適切な圧力をもって運転できるように、圧力ポン
プの回転数を低圧力で且つ温度で運転できる値に設定す
る。請求項3に係る発明にあっては、前記回転数の変更
手段を規定しており、同変更手段がインバーターモータ
ーであり、その回転数を前記回転数に設定する。
【0018】一般的に、薬液循環時のRO膜モジュール
の耐熱温度(連続使用温度)は、耐熱性を有する複合膜
ですら45℃程度である。従って、夏場や長時間の薬液
循環時には、単時間で限界温度に到達してしまい、円滑
な薬液洗浄が行えない場合がある。
【0019】そこで、本発明にあっては、通常の採水時
は従来通りの50Hz(東日本地域)で運転させ、自動
薬液洗浄運転時の「薬液洗浄時」には、インバータによ
り回転数を40Hz程度に下げて運転し、「薬液排出行
程」時には、再び回転数を50Hzにもどすことによ
り、容易に「薬液循環時」の循環温度の上昇が防止でき
る。
【0020】請求項4に係る発明にあっては、前記薬液
/熱水タンクに格別に加熱手段を備えず、単に液温測定
手段を備えているに過ぎず、また圧力ポンプにはインバ
ーターモーターが搭載され、前記薬液/熱水タンクの液
温を前記液温測定手段により測定し、ポンプ駆動により
上昇する液温が逆浸透膜の耐熱上限温度に達すると、同
測定信号が出力され、制御部を介して前記インバーター
モーターの回転数を低下させる。そのため、単一の圧力
ポンプをもって、適切な圧力の下で、しかも薬液や熱水
の循環温度をRO膜モジュールの耐熱温度を越える温度
まで上昇させずに運転でき、通常運転、薬液洗浄及び熱
水消毒の各運転の全てが円滑に行えるようになる。
【0021】請求項5に係る発明は、前記請求項5の発
明に、更に前記薬液/熱水タンクが加熱手段を有し、同
加熱手段と前記液温測定手段とにより、前記インバータ
ーモーターを介して前記圧力ポンプの回転数が制御され
る。薬液による洗浄には、圧力ポンプの運転時に発生す
る熱により逆浸透複合膜の上限耐熱温度に早期に昇温す
るため、加熱手段が不要であることが多いが、熱水消毒
では水温を90℃まで昇温させなければならず、そのた
め積極的に加熱しない場合には、前記温度まで昇温させ
るには積極的な加熱手段が必要となる。しかして、本発
明にあっては設定時間内に熱水を十分に昇温させること
ができるばかりでなく、RO膜モジュールへの熱水の導
入圧をも同時に制御できるようになり、RO膜モジュー
ルの耐久性も確保できる。
【0022】なお、上述の各発明にあって、薬液/熱水
タンクに注水される水は原水であっても、或いはRO膜
モジュールを通過する透過水であってもよく、また薬液
を加熱して前述の循環系を循環させることも可能であ
る。
【0023】通常の透過水取水運転時の条件と薬液洗浄
運転時の条件を示す。 通常採水運転 薬液洗浄 圧力ポンプ吐出圧 13.0kgf/cm2 12.0kgf/cm2 圧力ポンプ供給水量 40L/min 45L/min
【0024】
【発明の実施形態】以下、本発明の好適な実施の形態を
図示例に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の第
1実施例である自動薬洗/熱水消毒型の逆浸透膜分離装
置の系統図である。
【0025】同図において、1は原水タンク、2は原水
ポンプ、4は活性炭及びプレフィルター、5は所定の吐
出圧をもってRO膜モジュール6に原水などを供給する
ための圧力ポンプ、7は透過水貯留タンク、8は透過水
供給ポンプ、91は薬液/熱水タンクであり、以上は図
4に示した従来の逆浸透膜分離装置と構造的には実質的
に同じである。ただし、図1に示す薬液/熱水タンク9
1には薬液洗浄用の薬液のみならず、通常の原水が注入
される。
【0026】また、前記薬液/熱水タンク91には加熱
手段が取り付けられており、熱水による消毒時に又は薬
液による洗浄時であって加熱を必要とするときに積極的
に加熱する。本実施例では、前記加熱手段として電熱ヒ
ーター10を使っている。更に、本実施例にあっては、
前記圧力ポンプ5にインバーターモーター11が搭載さ
れており、その回転数を変更して圧力ポンプの吐出量を
変更し、系内を循環する液体(薬液又は熱水)が所定の
温度を越えないようにしている。なお、本実施例におけ
る他の構成は、図4に示した系統図と同様であるため、
同じ符号を使っており、その具体的な説明は省略する。
【0027】図1に示す第1実施例によれば、通常の透
過水取水時には圧力ポンプの定格内の上限に近い吐出量
で運転し、薬液による洗浄運転時又は熱水による消毒運
転時には、前述のように薬液/熱水タンク91に取り付
けられた電熱ヒーター10により薬液/熱水タンク91
内に注入された原水を積極的に加熱して昇温させると共
に、インバーターモーター11の回転数を予め設定され
た値まで低下させて、常温の薬液又は熱水を低吐出圧で
RO膜モジュール6に供給する。
【0028】なお、原水供給ラインに設けられた原水
供給バルブSV−1、薬液(熱水)供給ライン、濃縮
水帰還ライン及び透過水帰還ラインのそれぞれに設
けられた給液バルブSV−7、濃縮液帰還バルブSV−
6、透過液帰還バルブSV−5、透過水取水ラインに
設けられた透過水取水バルブSV−2、濃縮水排水ライ
ンに設けられた濃縮水排水バルブSV−4は全て電磁
弁からなり、図示せぬ中央制御部の操作盤を操作するこ
とにより出力される信号に従って自動的に開閉する。
【0029】以下に、図1に示す系統図を参照しなが
ら、透過水取水運転、薬液による洗浄運転及び熱水によ
る消毒運転を具体的な数値を挙げて説明する。なお、こ
れらの運転は各運転モードとして前記中央制御部にプロ
グラミングされており、各モード切り換えも、最初の条
件設定操作により全てシーケンスに従って自動的になさ
れる。勿論、個々の運転モードを任意に選択することも
できる。
【0030】1.通常の透過水取水時の運転 通常の原水をRO膜モジュール6を通して透過水を製造
するときは、薬液(熱水)循環系内にある薬液(熱水)
供給ラインの給液バルブSV−7、濃縮水帰還ライン
の濃縮液帰還バルブSV−6及び透過液帰還ライン
の透過液帰還バルブSV−5、並びに透過液取水ライン
から分岐した分岐ライン′の透過水排水バルブSV
−3を閉じて、原水供給ラインに設けられた原水供給
バルブSV−1、透過液取水ラインに設けられた透過
水取水バルブSV−2及び濃縮水排水ラインの濃縮水
排水バルブSV−4を開き、原水ポンプ2及び圧力ポン
プ6を作動させる。なお、透過液取水ラインから分岐
した分岐ライン′の透過水排水バルブSV−3は、透
過水貯留タンク7の貯留量が満杯になったとき開くよう
にしている。この透過水取水時の運転条件を、圧力ポン
プ5を50Hzで回転させて、例えば吐出圧が13.0
kgf/cm2 、供給量が40L/minに設定して運
転させる。
【0031】原水タンク1に貯留される原水は、原水ポ
ンプ2の作動により原水供給ラインに送水され、圧力ポ
ンプ5により前記圧力まで昇圧されてRO膜モジュール
6に導入される。RO膜モジュール6に導入された原水
は、RO膜モジュール6内で濃縮水と透過水に分離さ
れ、濃縮水は濃縮水排水ラインから系外に排出され、
透過水は透過水取水ラインを経て透過水貯留タンク7
に貯水され、所定の貯水量に達すると透過水供給ポンプ
8が作動して透過水分配ラインから各ユースポイントへ
と送水される。
【0032】2.熱水による殺菌消毒時の運転 次に、熱水による殺菌消毒運転について説明する。この
消毒運転時には、上記原水供給バルブSV−1、透過水
取水バルブSV−2及び透過水排水バルブSV−3を閉
じると共に、濃縮水排水バルブSV−4を閉じ、薬液/
熱水タンク91に所定量の原水が給水され、電熱ヒータ
10がONされて薬液/熱水タンク91内の原水を加熱
する。このとき原水ポンプ2を停止させると共に圧力ポ
ンプ5を一時停止させる。
【0033】前記薬液/熱水タンク91に所定量の原水
が貯水されると、薬液(熱水)供給ライン、濃縮水帰
還ライン及び透過水帰還ラインのそれぞれに設けら
れた給液バルブSV−7、濃縮液帰還バルブSV−6、
透過液帰還バルブSV−5が開かれ、同時に圧力ポンプ
5も作動を開始する。このときの圧力ポンプ5の作動
は、インバータモーター11により通常運転時よりも回
転数を下げて始動させ、熱水が薬液(熱水)供給ライン
、濃縮水帰還ライン及び透過水帰還ラインからな
る熱水循環系を規定時間自動循環する。すなわち、熱水
は薬液/熱水タンク91→圧力ポンプ5→RO膜モジュ
ール6→薬液/熱水タンク91と循環する。前記RO膜
モジュール6で濃縮された側の熱水は濃縮液帰還バルブ
SV−6を経て薬液/熱水タンク91に戻されると共
に、逆浸透複合膜を透過した熱水は透過液帰還バルブS
V−5を経て同じく薬液/熱水タンク91に戻される。
【0034】本実施例にあっては、薬液/熱水タンク9
1内の熱水が、加熱循環される間に所定温度(約90
℃)に到達するまで循環させ、同温度に達した後は予め
設定された時間循環を続けたのち循環を停止させる。こ
のときの熱水の循環により系内は確実に殺菌される。前
記循環の停止は、圧力ポンプ5を停止させることにより
行われる。
【0035】熱水の循環時における運転条件は次のとお
りである。熱水循環条件(25Hz) 吐出圧 :1.5kgf/cm2 供給量 :30L/min 循環時間 :60分 原水温度(スタート時):25℃ 熱水温度 :90℃ 熱水消毒が終了すると、原水供給バルブSV―1、透過
水排出バルブSV―3及び濃縮水排出バルブSV−4が
自動的に開くと共に、透過水帰還バルブSV―5、濃縮
水帰還バルブSV―6及び薬液(熱水)供給バルブSV
−7が閉じ、上記加熱ヒーター10が切られる。本実施
例によれば、次いで圧力ポンプ5を上記熱水循環条件下
で規定時間運転を継続させる。この運転により、RO膜
モジュール6に供給された熱水が系外に自動的に排出さ
れる。熱水が排出されると、原水ポンプ2が作動を開始
し、通常の上記透過水取水運転条件にて透過水が取水さ
れる。
【0036】図2は本実施例の変形例を示し、上記透過
水供給ポンプ8の吐出側に、透過水排出用の電動三方モ
ータバルブ14を設け、同バルブ14を介して透過水排
出ラインから透過水タンク7の透過水を系外に排出で
きるようにする。かかる構成により、例えば前述のよう
にして熱水消毒が終了する前に、前記電動三方モータバ
ルブ14を前記透過水排出ライン側に切り替えて、上
記透過水貯留タンク7から残留する透過水を系外に排出
する。
【0037】次いで、透過水排出バルブSV―3は閉じ
たままの状態として、上記透過水取水ラインの透過水
取水バルブSV−2を開き、上述の消毒に使用した高温
(90℃)の透過水を透過水貯留タンク7に供給し、所
定の貯留量に達したのち、上記透過水供給ポンプ8を駆
動して、前記電動三方モータバルブ14を介して透過水
排出ラインから系外へと排出する。この透過熱水の排
出時に前記透過水取水ライン、透過水貯留タンク7及
び透過水供給ポンプ8が透過熱水により殺菌消毒され
る。
【0038】3.薬液による洗浄運転薬液による系内の
逆浸透複合膜面上のスケールなどの洗浄や殺菌時には、
上記熱水消毒運転時と同様に、原水供給バルブSV−
1、透過水取水バルブSV−2及び透過水排水バルブS
V−3を閉じると共に、濃縮水排水バルブSV−4を閉
じ、薬液/熱水タンク91に所定量の薬液が注入され
る。ただし、本実施例では加熱ヒータ10をONしな
い。このとき、原水ポンプ2を停止させると共に圧力ポ
ンプ5を一時停止させる。薬液/熱水タンク91への薬
液の注入は、図示を省略したが薬液容器内の薬液及び原
水を吸引器で吸引して混合希釈し、薬液/熱水タンク9
1に注入する。同薬液/熱水タンク91に所定量の薬液
が注入されると、液面制御装置が働き、自動的に注入が
停止される。
【0039】前記薬液/熱水タンク91に所定量の薬液
が注入されると、薬液供給ライン、濃縮水帰還ライン
及び透過水帰還ラインのそれぞれに設けられた給液
バルブSV−7、濃縮液帰還バルブSV−6、透過液帰
還バルブSV−5が開かれ、同時に圧力ポンプ5も作動
を開始する。このときの圧力ポンプ2の作動は、インバ
ータモーター11により通常運転時よりも回転数(40
Hz)を下げて始動し、上記熱水消毒運転時と同様に、
薬液が薬液供給ライン、濃縮水帰還ライン及び透過
水帰還ラインからなる薬液循環系を規定時間自動循環
する。この循環時に前記RO膜モジュール6で濃縮され
た側の薬液は濃縮液帰還バルブSV−6を経て薬液/熱
水タンク91に戻されると共に、逆浸透複合膜を透過し
た薬液は透過液帰還バルブSV−5を経て同じく薬液/
熱水タンク91に戻される。
【0040】本実施例にあっては、薬液/熱水タンク9
1内の薬液は、循環される間に昇温し、運転開始時の2
5℃から循環時間である30分後には30℃となるが、
逆浸透複合膜の耐熱温度の上限(45℃)より低く、安
定した洗浄がなされる。循環運転を開始してから30分
後には循環を停止させる。このときの循環の停止は、圧
力ポンプ5を停止させることにより行われる。
【0041】薬液による洗浄が終了すると、原水供給バ
ルブSV―1、透過水排出バルブSV―3及び濃縮水排
出バルブSV−4が自動的に開くと共に、透過水帰還バ
ルブSV―5、濃縮水帰還バルブSV―6及び薬液(熱
水)供給バルブSV−7が閉じて、原水ポンプ2及び圧
力ポンプ5が通常の透過水取水時の運転条件にて規定時
間運転を継続させる。この運転により、RO膜モジュー
ル6に供給された薬液は系外に自動的に排出される。薬
液が排出されると、通常の上記透過水取水運転条件にて
透過水の取水がなされる。
【0042】因みに、薬液循環時の運転条件を、通常の
透過水取水時の条件と上記実施例による条件とに設定し
て運転したときの比較データは、次のとおりである。 通常回転条件循環(50Hz低回転条件循環(40Hz) 吐出圧 12.0kgf/cm2 6.0kgf/cm2 供給量 45L/min 45L/min 循環時間 30分 30分 薬液温度(スタート時) 25℃ 25℃ 薬液温度(30分経過時) 45℃ 30℃ この対比から理解できるように、通常の運転条件で薬液
循環処理を行おうとすると、同一の処理時間内に逆浸透
複合膜の耐熱温度の上限である45℃に達してしまう。
このときの周辺温度は25℃であるが、それよりも高温
である場合には、薬液の昇温時間は大幅に速くなるた
め、十分な洗浄が期待できない。
【0043】次に、本発明の第2実施例を図2に基づい
て説明する。本実施例にあって、上記第1実施例と異な
るところは、薬液/熱水タンク91に加熱ヒーター10
が取り付けられておらず、液温測定装置13が設置され
ており、この液温測定装置13と上記インバーターモー
ター11とが、図示せぬ中央制御部と接続され、薬液/
熱水タンク91内の熱水や薬品の液温が上昇したとき、
同液温が逆浸透複合膜の耐熱温度の上限を越えないよう
に自動的に制御するものである。
【0044】これを、薬液による洗浄運転について説明
すると、上記第1実施例における薬液による洗浄運転の
開始時と同様のバルブ操作を行うと共に、原水ポンプ2
を停止して上記循環系を循環させる。このときの運転条
件は、通常の透過水取水運転時の条件と同様に設定して
いる。つまり、上述の対比に記載したように、圧力ポン
プ2の回転数を50Hzとし、その吐出圧を12.0kg
f/cm2 、RO膜モジュール6への薬液の供給量を45L
/min、循環時間を30分、運転開始時の薬液温度を
25℃として、運転を開始したところ、30分後には薬
液温度は逆浸透複合膜の上限耐熱温度である45℃に達
する。
【0045】本実施例にあっては、薬液温度の上限を3
0℃に設定し、洗浄運転を開始したところ、液温測定装
置13からの出力信号により、図示せぬ中央制御部を介
してインバーターモーター11の回転数(吐出量)が逐
次制御され、薬液の液温は35℃を越えることがなかっ
た。そのため、循環系内の十分な消毒がなされた。周辺
温度が高温下にあるときにも、前記設定値を45℃未満
に設定することにより、洗浄に必要な運転時間を費やす
ることが可能となる。
【0046】因みに、熱水による殺菌消毒運転にあっ
て、熱水の昇温は以下のとおりである。昇温条件(50Hz ) 吐出圧 1.5kgf/cm2 供給量 30L/min 循環時間 2時間 原水温度(スタート時)25℃ 熱水温度 90℃ 熱水消毒を、通常運転条件で行うと、消毒に長時間を要
するばかりでなく、逆浸透複合膜に高温、高圧の付加が
かかり、同複合膜を早期に破損しかねない。
【0047】図3は、本発明の第3実施例を示してい
る。この実施例によれば、前記第2実施例において、更
に薬液/熱水タンクに加熱ヒーター10を設置し、この
加熱ヒーター10及び前記液温測定装置13を図示せぬ
中央制御部に接続している。かかる構成を備えることに
より、消毒水を前述のごとく所望の高温まで所要の消毒
時間内に昇温させようとするとき、液温測定装置13か
らの信号を受けて、図示せぬ中央制御部にて水温の昇温
速度が遅いと判断されると場合に、同中央制御部から加
熱ヒーター10に対してONの出力信号が出され、イン
バーターモーター11を介して圧力ポンプ5の回転数を
下げると共にその吐出圧を下げ、常に適切な熱水消毒運
転を維持させる。
【0048】以上の説明は、本発明の代表的な実施例に
ついてなされているが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではなく、上記請求項に記載された技術的事
項を越えることなく多様に変更が可能であることは当然
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す自動薬洗/熱水消毒
型の逆浸透膜分離装置の系統図である。
【図2】第1実施例の変形例を示す部分系統図である。
【図3】同第2実施例を示す自動薬洗/熱水消毒型の逆
浸透膜分離装置の系統図である。
【図4】同第3実施例を示す自動薬洗/熱水消毒型の逆
浸透膜分離装置の系統図である。
【図5】従来の薬液洗浄装置を備えた逆浸透膜分離装置
の系統図である。
【符号の説明】
1 原水タンク 2 原水ポンプ 4 活性炭及びプレフィルター 5 圧力ポンプ 6 RO膜モジュール 7 透過水貯留タンク 8 透過水供給ポンプ 9 薬液タンク 10 加熱ヒーター 11 インバーターモーター 12 液面測定装置 13 液温測定装置 14 電動三方モーターバルブ 91 薬液/熱水タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜庭 克典 東京都江東区木場2−8−3 三菱レイヨ ン・エンジニアリング株式会社東京事業所 内 (72)発明者 寺田 雄之 東京都江東区木場2−8−3 三菱レイヨ ン・エンジニアリング株式会社東京事業所 内 (72)発明者 佐藤 仁一 東京都江東区木場2−8−3 三菱レイヨ ン・エンジニアリング株式会社東京事業所 内 (72)発明者 長坂 好倫 東京都江東区木場2−8−3 三菱レイヨ ン・エンジニアリング株式会社東京事業所 内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性の逆浸透複合膜モジュールに、原
    水供給ラインの圧力ポンプから送水される原水を所定の
    通水圧で導入して膜分離させる逆浸透膜分離装置であっ
    て、 洗浄用薬液又は熱水を溜める薬液/熱水タンク、 前記薬液/熱水タンクと圧力ポンプ吸込側の原水供給ラ
    インとを給液バルブを介して連結した薬液/熱水供給ラ
    イン、及び前記逆浸透複合膜モジュールの濃縮水排水ラ
    イン及び透過水ラインのそれぞれと前記薬液/ 熱水タン
    クとを帰還バルブを介して連結した薬液/熱水帰還ライ
    ン、を有し、 前記薬液/熱水タンクには加熱手段を備えてなり、 薬液又は熱水による洗浄時又は殺菌時に、前記各ライン
    を通して薬液又は熱水を循環させてなることを特徴とす
    る自動薬洗/熱水消毒型の逆浸透膜分離装置。
  2. 【請求項2】 前記圧力ポンプが回転数の変更手段を備
    えてなる請求項1記載の逆浸透膜分離装置。
  3. 【請求項3】 前記回転数の変更手段がインバーターモ
    ーターである請求項1記載の逆浸透装置。
  4. 【請求項4】 耐熱性の逆浸透複合膜モジュールに、原
    水供給ラインの圧力ポンプから送水される原水を所定の
    通水圧で導入して膜分離させる逆浸透膜分離装置であっ
    て、 洗浄用薬液又は熱水を溜める薬液/熱水タンク、 前記薬液/熱水タンクと圧力ポンプ吸込側の原水供給ラ
    インとを給液バルブを介して連結した薬液/熱水供給ラ
    イン、及び前記逆浸透複合膜モジュールの濃縮水排水ラ
    イン及び透過水ラインのそれぞれと前記薬液/ 熱水タン
    クとを帰還バルブを介して連結した薬液/熱水帰還ライ
    ン、を有し、 前記薬液/熱水タンクには液温測定手段を備えてなり、 前記圧力ポンプが前記液温測定手段の検出信号に応答し
    てポンプの回転数を制御するインバーターモーターを搭
    載してなり、 薬液又は熱水による洗浄時又は殺菌時に、前記各ライン
    を通して薬液又は熱水を循環させてなることを特徴とす
    る自動薬洗/熱水消毒型の逆浸透膜分離装置。
  5. 【請求項5】 更に、前記薬液/熱水タンクに加熱手段
    を有し、同加熱手段と前記液温測定手段とにより、前記
    インバーターモーターを介して前記圧力ポンプの回転数
    が制御されてなる請求項4記載の逆浸透膜分離装置。
JP14791998A 1998-05-28 1998-05-28 自動薬洗/熱水消毒型の逆浸透膜分離装置 Pending JPH11333266A (ja)

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