JPH11333218A - フィルタ装置 - Google Patents

フィルタ装置

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JPH11333218A
JPH11333218A JP10140946A JP14094698A JPH11333218A JP H11333218 A JPH11333218 A JP H11333218A JP 10140946 A JP10140946 A JP 10140946A JP 14094698 A JP14094698 A JP 14094698A JP H11333218 A JPH11333218 A JP H11333218A
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JP
Japan
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filter
pipe
stopper
filter device
present
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Application number
JP10140946A
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English (en)
Inventor
Takashi Omori
尚 大森
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタ装置を構成するフィルタエレメント
の交換作業を簡素化させることが可能であるとともに、
フィルタエレメントの交換作業を行う際にフィルタ装置
の濡れた部分に手が触れる機会が必要最小限となる構成
を有するフィルタ装置を提供する。 【解決手段】 フィルタパイプ1と、該フィルタパイプ
1に装着されるフィルタエレメント2と、前記フィルタ
パイプ1に前記フィルタエレメント2を固定するため
に、前記フィルタパイプ1に係脱自在に設けられたフィ
ルタストッパ3とを備え、前記フィルタパイプ1には前
記フィルタストッパ3を係止するための係止部1fが形
成され、前記フィルタストッパ3には前記係止部1fに
対応した被係止部が形成されていることを特徴としたフ
ィルタ装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体の濾過に用い
られるフィルタ装置に関し、詳しくは、感光材料の現像
処理等を行う処理液を濾過するために用いられるフィル
タ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像の焼き付け等を行った後の感光材料
については、通常、現像処理、漂白処理、定着処理、安
定処理等の種々の処理が施される。これらの処理は、そ
れぞれの処理を行うために設けられた各処理槽内に、感
光材料を順次浸漬させることによって行われる。各処理
槽内には、それぞれの処理を行うために必要な現像処理
液、漂白処理液、定着処理液等が貯留されている。
【0003】また、これらの各処理槽には、処理槽内の
処理液の温度や濃度等を所定の値に保ち、処理液の品質
等を安定させるために、循環ポンプおよび循環パイプ等
から成る処理液の循環手段が設けられている。処理液の
品質等を安定させれば、感光材料についての処理を安定
して行うことが可能となるからである。
【0004】ところで、上記各処理を行うに際しては、
処理液中に、感光材料に付着している各種添加物が溶出
したり、空気中に存在する塵、埃等が混入して、処理液
が汚染される場合がある。このようにして処理液が汚染
されると、感光材料を処理液に浸漬した際に、各種添加
物や塵、埃等が感光材料に付着して、感光材料に対して
の各種処理を適切に行うことが困難となる。
【0005】そこで、従来技術においては、処理液に混
入した塵、埃等を除去すべく、循環手段の何れかの箇所
に、フィルタ装置が設けられている。
【0006】図8は、従来技術に係る処理槽の概略断面
図を示したものである。図8において、処理槽81に
は、サブタンク82が設けられており、処理槽81およ
びサブタンク82の内部には、処理液83が貯留されて
いる。サブタンク82内には、フィルタ装置90が設け
られており、フィルタ装置90と、処理槽81の底面と
の間には、循環パイプ84が接続されている。そして、
循環パイプ84には、循環ポンプ85が設けられてい
る。
【0007】処理槽81内に貯留された処理液83は、
循環パイプ84に設けられた循環ポンプ85を駆動させ
ることによって、フィルタ装置90および循環パイプ8
4を介して、サブタンク82から処理槽81の底面部に
循環している。
【0008】図9は、上記従来技術に係るフィルタ装置
の分解斜視図を示したものである。図9において、フィ
ルタ装置は、フィルタパイプ91と、フィルタパッキン
94と、フィルタエレメント92と、フィルタストッパ
4とを用いて構成されている。ここで、フィルタパイプ
91は、フィルタ装置の取り外しを行う際に作業者が把
持する部位であるフィルタ把持部91aと、フィルタエ
レメント92をフィルタストッパ93との間で保持する
エレメント保持部91bと、フィルタエレメント92を
介して流入した処理液が循環パイプに流出するように形
成されたパイプ部91cとから構成されている。また、
フィルタストッパ93は、ゴム等の軟質材を用いて形成
されている。
【0009】フィルタ装置は、図9に示された構成順序
に従って、パイプ部91cにフィルタパッキン94とフ
ィルタエレメント92とを装着した状態で、パイプ部9
1cの先端部(エレメント保持部91bの反対側)にフ
ィルタストッパ93を差し込んで装着し、エレメント保
持部91bとフィルタストッパ93との間でフィルタパ
ッキン94およびフィルタエレメント92を保持して構
成されている。
【0010】図8および図9で示された従来技術によれ
ば、以上のように、処理液83を循環させることによっ
て、処理槽81内の処理液83の温度や濃度等を所定の
値に維持することが可能となるので、処理液83の品質
等を安定させることができる。また、従来技術によれ
ば、処理液83はフィルタ装置90を介して循環される
ので、処理液83中に混入した塵、埃等は、フィルタエ
レメント92によって効果的に濾過して取り除かれ、感
光材料への塵、埃等の付着が防止される。
【0011】しかし、上記フィルタ装置90を用いて継
続的に処理液83の濾過を行うと、フィルタエレメント
92が目詰まりを起こす可能性がある。フィルタエレメ
ント92に目詰まりが発生すると、処理液83の循環を
適切に行うことが困難となり、延いては、処理槽81内
に貯留された処理液83の温度および濃度等を所定の値
に維持することができなくなる。そうすると、感光材料
に対する種々の処理を安定して行うことが困難となり、
各処理に悪影響を及ぼす結果となる。そこで、通常は、
一定期間毎に、フィルタ装置を構成しているフィルタエ
レメント92の交換を行っている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術に係るフィルタ装置においては、フィルタエレメ
ントの交換を行う場合には、作業者がフィルタ把持部を
持ってフィルタ装置をサブタンク内から取り外し、フィ
ルタストッパをパイプ部の先端部から抜き取って、フィ
ルタエレメントをフィルタパイプから取り外した後に、
新しいフィルタエレメントをフィルタパイプに装着した
状態で、再びフィルタストッパをパイプ部の先端部に装
着して、フィルタパッキンとフィルタエレメントとを、
エレメント保持部とフィルタストッパとの間で保持して
固定するという手順が必要となる。
【0013】すなわち、従来技術に係るフィルタ装置に
よれば、フィルタエレメントの交換(フィルタエレメン
トの取り付けおよび取り外し)を行う際に、パイプ部の
先端部に対して、ゴム等の軟質材で形成されたフィルタ
ストッパを、無理矢理引き抜き、あるいは押し込んで、
抜き差しする必要があり、この作業を行う場合には、作
業者がフィルタストッパの側面を把持した状態で、把持
した手に一定以上の力を込めてフィルタストッパの抜き
差しを行う必要があった。したがって、従来技術に係る
フィルタ装置のフィルタストッパおよびパイプ部の構造
によれば、フィルタストッパの抜き差しの作業が困難
で、しかも、フィルタ装置の処理液で濡れた部分を手で
挟持しなければならないので、これらのことが、フィル
タエレメントの交換作業を煩雑なものにするという問題
点があった。
【0014】また、従来技術に係るフィルタ装置におい
ては、フィルタ装置における漏れ等によってフィルタ装
置の濾過性能を低下させないために、フィルタエレメン
トをフィルタパイプに装着する際に、フィルタパイプの
エレメント保持部とフィルタエレメントとの間にフィル
タパッキンを設けていた。したがって、従来技術に係る
フィルタ装置によれば、フィルタパッキンを設けた分だ
けフィルタ装置を構成する部品点数が増加するので、こ
のことも、フィルタエレメントの交換作業を煩雑なもの
としていた。
【0015】そこで、本発明は、上記従来技術の問題点
を解決するためになされたものであり、フィルタ装置を
構成するフィルタエレメントの交換作業を簡素化させる
ことが可能であるとともに、フィルタエレメントの交換
作業を行う際にフィルタ装置の濡れた部分に手が触れる
機会が必要最小限となる構成を有するフィルタ装置を提
供することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記課題を解
決するための本発明に係るフィルタ装置は、フィルタパ
イプ1と、該フィルタパイプ1に装着されるフィルタエ
レメント2と、前記フィルタパイプ1に前記フィルタエ
レメント2を固定するために、前記フィルタパイプ1に
係脱自在に設けられたフィルタストッパ3とを備え、前
記フィルタパイプ1には前記フィルタストッパ3を係止
するための係止部1fが形成され、前記フィルタストッ
パ3には前記係止部1fに対応した被係止部3fが形成
されていることを特徴としている。
【0017】本発明に係るフィルタ装置によれば、前記
係止部1fと前記被係止部3fとによって、前記フィル
タパイプ1と前記フィルタストッパ3とが係脱自在に構
成されているので、従来技術のように、所定以上の力を
込めてフィルタ装置を挟持して、フィルタパイプにフィ
ルタストッパを無理矢理抜き差しする必要はない。つま
り、本発明によれば、前記フィルタパイプ1と前記フィ
ルタストッパ3とを容易に係脱することが可能であるの
で、前記フィルタエレメント2の交換作業を簡素化させ
ることが可能となる。また、前記フィルタストッパ3が
前記フィルタパイプ1に対して係脱自在に構成されてい
るので、余計な力も不要となり、前記フィルタエレメン
ト2の交換作業を行う際に、前記フィルタ装置の濡れた
部分に手が触れる機会も必要最小限とすることが可能と
なる。
【0018】また、本発明に係るフィルタ装置において
は、前記フィルタパイプ1および前記フィルタストッパ
3の少なくとも一方を回転させることによって、前記係
止部1fと前記被係止部3fとが係脱自在であるように
構成されたことが好ましい。
【0019】この好ましい例によれば、従来技術のよう
に、所定以上の力を込めてフィルタ装置を挟持して、フ
ィルタパイプにフィルタストッパを抜き差しする必要は
なく、前記フィルタパイプ1および前記フィルタストッ
パ3の少なくとも一方を回転させることによって、前記
係止部1fと前記被係止部3fとが係脱自在に構成され
ているので、前記フィルタエレメント2の交換作業を簡
素化させることが可能となり、前記フィルタ装置の濡れ
た部分に手が触れる機会も必要最小限とすることができ
る。
【0020】また、本発明に係るフィルタ装置において
は、前記係止部1fおよび前記被係止部3fの少なくと
も一方に、面取り部およびR部の少なくとも一方が形成
されていることが好ましい。
【0021】この好ましい例によれば、前記係止部1f
および前記被係止部3fの少なくとも一方に、前記面取
り部および前記R部の少なくとも一方を形成することに
よって、前記係止部1fと前記被係止部3fとの間にお
ける係止あるいは離脱を滑らかに行うことが可能とな
る。したがって、前記フィルタエレメント2の交換作業
を容易に行うことが可能となり、延いては、前記フィル
タエレメント2の交換作業を簡素化させ、前記フィルタ
装置の濡れた部分に手が触れる機会をも必要最小限とす
ることができる。
【0022】また、本発明に係るフィルタ装置において
は、前記係止部1fに凹部および凸部の少なくとも一方
により成るクリック部1gが形成され、前記被係止部3
fに前記クリック部1gに対応した被クリック部3gが
形成されていることが好ましい。
【0023】この好ましい例によれば、前記係止部1f
と前記被係止部3fとを係合させた際に、前記クリック
部1gと前記被クリック部3gとが噛み合い、前記係止
部1fと前記被係止部3fとの係合状態をより強固なも
のとすることができる。また、作業者は、前記係止部1
fと前記被係止部3fとを係合させた際に、クリック感
を得ることができるため、前記フィルタパイプ1(パイ
プ部1c)に対して前記フィルタストッパ3が確実に装
着されたことを比較的容易に確認することが可能とな
る。
【0024】また、本発明に係るフィルタ装置において
は、前記フィルタストッパ3における前記フィルタエレ
メント2との非接触面に、リブ部3aが形成されている
ことが好ましい。
【0025】この好ましい例によれば、前記リブ部3a
を把持して前記フィルタストッパ3を回転させることが
可能であるため、前記フィルタエレメント2に触れるこ
となく、使用済みの前記フィルタエレメント2を取り外
すことができる。したがって、前記フィルタエレメント
2の交換作業を簡素化させ、前記フィルタ装置の濡れた
部分に手が触れる機会を必要最小限とすることができ
る。
【0026】また、本発明に係るフィルタ装置において
は、前記フィルタストッパ3における前記フィルタエレ
メント2との接触面に、環状突起部3dが形成されてい
ることが好ましい。
【0027】この好ましい例によれば、前記フィルタス
トッパ3に形成された前記環状突起部3dが、前記フィ
ルタエレメント2の寸法公差、および前記フィルタエレ
メント2と前記フィルタパイプ1等との装着時のガタ等
を吸収するので、前記フィルタ装置における漏れ等を防
止して前記フィルタ装置の濾過性能の低下を防ぐことが
できる。すなわち、この好ましい例によれば、前記環状
突起部3dを設けることによって、従来必要であったフ
ィルタパッキンを用いることなく前記フィルタ装置を構
成することが可能となり、前記フィルタ装置を構成する
部品点数を減少させることができる。したがって、この
好ましい例によれば、前記フィルタエレメント2の交換
作業を簡素化させることができる。
【0028】また、本発明に係るフィルタ装置において
は、前記フィルタパイプ1における前記フィルタエレメ
ント2の端面との接触部分であるエレメント保持部1b
に、環状突起部1dが形成されていることが好ましい。
【0029】この好ましい例によれば、前記エレメント
保持部1bに形成された前記環状突起部1dが、前記フ
ィルタエレメント2の寸法公差、および各構成要素の装
着時のガタ等を吸収するので、前記フィルタ装置におけ
る漏れ等を防止して前記フィルタ装置の濾過性能の低下
を防ぐことができる。すなわち、この好ましい例によれ
ば、従来必要であったフィルタパッキンを用いることな
く前記フィルタ装置を構成し、前記フィルタ装置を構成
する部品点数を減少させることができるので、前記フィ
ルタエレメント2の交換作業を簡素化させることが可能
となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0031】(第一の実施形態)図1は、本発明の第一
の実施形態に係るフィルタ装置の分解斜視図を示したも
のである。また、図2は、図1に示されたフィルタ装置
の部分断面図を示したものである。図1および図2にお
いて、フィルタ装置は、フィルタパイプ1と、フィルタ
エレメント2と、フィルタストッパ3とを用いて構成さ
れている。
【0032】フィルタパイプ1は、処理槽(図示省略)
からフィルタ装置を取り外す際に作業者が把持する部位
であるフィルタ把持部1aと、フィルタエレメント2を
フィルタストッパ3との間で保持するエレメント保持部
1bと、フィルタエレメント2を介して流入した処理液
を循環パイプ(図示省略)に流出するように形成された
パイプ部1cとから構成されている。また、エレメント
保持部1bにおけるフィルタエレメント2と接する面に
は、環状突起部1dが形成されている。さらに、パイプ
部1cの周面には複数の長孔1eが形成され、パイプ部
1cの先端部(エレメント保持部1bの反対側端部近
傍)には、フィルタストッパ3をパイプ部1cに対して
係脱自在に構成するための係止部1fが形成されてい
る。ここで、フィルタパイプ1は、例えば、PBT(ポ
リブチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)
あるいはPVC(塩化ビニル)等を用いて形成されてい
る。なお、耐薬品性の観点からは、PP(ポリプロピレ
ン)を用いることが好ましい。
【0033】フィルタエレメント2は、円筒状に形成さ
れており、処理液の循環流量等に基づいて、その直径、
肉厚、長さ等が決定される。フィルタエレメント2の中
空部2cの直径は、少なくともフィルタパイプ1のパイ
プ部1cの外径よりも大きい寸法で形成されている。ま
た、フィルタエレメント2の外径は、フィルタパイプ1
のエレメント保持部1bと略同様の寸法で形成されてい
る。ここで、フィルタエレメント2は、例えば、PBT
(ポリブチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレ
ン)あるいはPVC(塩化ビニル)等を用いて形成され
ている。なお、耐薬品性の観点からは、PP(ポリプロ
ピレン)を用いることが好ましい。
【0034】フィルタストッパ3は、フィルタパイプ1
に設けられたエレメント保持部1bとともに、フィルタ
エレメント2を保持可能であるように構成されており、
その略中央部分には、パイプ部1cを挿通させることが
可能な挿通孔3cが形成されている。挿通孔3cの内部
(内周側)には、フィルタパイプ1とフィルタストッパ
3とを係合させる機能を有する、係止部1fに対応した
形状の被係止部3fが形成されている。また、フィルタ
ストッパ3におけるフィルタエレメント2との非接触面
には、フィルタストッパ3を回転させる際に作業者が把
持しやすいように、リブ部3aが形成されている。ここ
で、フィルタストッパ3は、例えば、PBT(ポリブチ
レンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)あるい
はPVC(塩化ビニル)等を用いて形成されている。な
お、耐薬品性の観点からは、PP(ポリプロピレン)を
用いることが好ましい。
【0035】本実施形態に係るフィルタ装置は、図1に
示された構成順序に従って、図2の断面図に示すように
構成されている。具体的には、まず、パイプ部1cを中
空部2c内に挿入して、フィルタパイプ1にフィルタエ
レメント2を装着した状態で、パイプ部1cの先端部に
フィルタストッパ3を挿通させる。そして、次に、フィ
ルタパイプ1およびフィルタストッパ3の少なくとも一
方を回転させることによって、係止部1fと被係止部3
fとを係合させる。このようにして、係止部1fと被係
止部3fとが係合されることにより、フィルタストッパ
3がフィルタパイプ1(パイプ部1c)に適当に固定さ
れるので、エレメント保持部1dとフィルタストッパ3
との間でフィルタエレメント2が効果的に保持され、本
実施形態に係るフィルタ装置が構成される。
【0036】フィルタパイプ1のパイプ部1cに形成さ
れた係止部1fは、図1に示すように、パイプ部1cの
先端部近傍の周面に、鉤型形状の突起部として形成され
ている。そして、本実施形態においては、係止部は2箇
所に設けられており、図1に示したパイプ部1cの裏面
側(係止部1fが設けられているパイプ部1cの略18
0度裏側)にも、係止部1fと同様の形状の係止部が設
けられている。
【0037】フィルタストッパ3の挿通孔3cの内部
(内周側)に形成された被係止部3fは、鉤型形状の突
起部として形成された係止部1fと係合可能な形状に形
成されており、パイプ部1c先端部近傍の周面の2箇所
に設けられた係止部1fに対応して挿通孔3c内部の2
箇所に設けられている。
【0038】係止部1fと被係止部3fとは、フィルタ
パイプ1あるいはフィルタストッパ3のいずれかを所定
の一方向に回転させた場合には係合し、その反対方向に
回転させた場合には離脱するように形成されている。
【0039】本実施形態に係るフィルタ装置において
は、係止部1fと被係止部3fとが以上のように構成さ
れているので、フィルタストッパ3とフィルタパイプ1
との取り付け取り外しの際に、従来のように、フィルタ
ストッパ3を、無理矢理引き抜き、あるいは押し込む必
要がない。すなわち、本実施形態によれば、フィルタエ
レメント2をフィルタパイプ1に取り付ける場合には、
パイプ部1cを中空部2c内に挿入した状態で、パイプ
部1cの先端部にフィルタストッパ3を挿通させ、フィ
ルタパイプ1を固定した状態で、リブ部3aを把持して
フィルタストッパ3を所定の方向に回転させる。こうす
ることによって、係止部1fと被係止部3fとを係合さ
せて、フィルタストッパ3をパイプ部1cに装着し、エ
レメント保持部1dとフィルタストッパ3との間でフィ
ルタエレメント2を保持している。また、フィルタエレ
メント2をフィルタパイプ1から取り外す場合には、フ
ィルタ装置をサブタンク内から抜き出した後に、フィル
タパイプ1を固定した状態で、リブ部3aを把持して、
取り付け時とは逆の方向にフィルタストッパ3を回転さ
せ、係止部1fと被係止部3fとを離脱させて、フィル
タストッパ3をパイプ部1cから抜き取る。フィルタス
トッパ3を取り外せば、フィルタエレメント2は容易に
取り外すことができる。
【0040】以上のように、本実施形態に係るフィルタ
装置によれば、フィルタパイプ1に形成された係止部1
fと、フィルタストッパ3に形成された被係止部3fと
によって、フィルタパイプ1とフィルタストッパ3とが
係脱自在に構成されているので、従来技術のように、所
定以上の力を込めてフィルタ装置を挟持して、フィルタ
パイプ1にフィルタストッパ3を無理矢理抜き差しする
必要はない。つまり、本実施形態によれば、フィルタパ
イプ1とフィルタストッパ3との係脱が容易であるた
め、フィルタエレメント2の交換作業を簡素化させるこ
とが可能となる。さらに、本実施形態によれば、フィル
タパイプ1とフィルタストッパ3との係脱が容易である
ように構成されているので、余計な力も不要となり、フ
ィルタエレメント2の交換作業を行う際に、フィルタ装
置の濡れた部分に手が触れる機会も必要最小限とするこ
とができる。
【0041】また、本実施形態に係るフィルタ装置にお
いては、フィルタパイプ1を構成するエレメント保持部
1bにおけるフィルタエレメント2の端面との接触部分
に、環状突起部1dが形成されている。
【0042】したがって、本実施形態によれば、エレメ
ント保持部1bに形成された環状突起部1dが、フィル
タエレメント2の寸法公差、およびフィルタエレメント
2とフィルタパイプ1等との装着時のガタ等を吸収する
ので、フィルタ装置における漏れ等を防止し、フィルタ
装置の濾過性能の低下を防ぐことができる。すなわち、
本実施形態によれば、環状突起部1dを設けることによ
って、従来必要であったフィルタパッキンを用いること
なくフィルタ装置を構成することが可能となり、フィル
タ装置を構成する部品点数を減少させることができるの
で、フィルタエレメント2の交換作業を簡素化させるこ
とが可能となる。
【0043】さらに、本実施形態においては、フィルタ
ストッパ3におけるフィルタエレメント2との非接触面
に、リブ部3aが形成されている。したがって、本実施
形態によれば、リブ部3aを把持してフィルタストッパ
3を回転させることが可能であるため、フィルタエレメ
ント2の交換作業を簡素化させ、フィルタ装置の濡れた
部分に手が触れる機会を必要最小限とすることができ
る。
【0044】以上の図1および図2で示した本実施形態
に係るフィルタ装置は、従来と同様に、処理液を貯留し
た処理槽のサブタンク(図示省略)内に設置され、フィ
ルタパイプ1cの先端部は循環パイプに接続される。そ
して、循環パイプに設けられた循環ポンプ(図示省略)
を駆動させることによって、処理液は、処理槽から、サ
ブタンク、フィルタエレメント2,パイプ部1cの周面
に形成された複数の長孔1e、パイプ部1cの先端部、
および循環パイプを介して、再び処理槽に循環すること
となる。すなわち、本実施形態に係るフィルタ装置にお
いても、基本的な機能は、従来技術に係るフィルタ装置
と同様であり、処理液をフィルタ装置を介して循環させ
ることにより、処理液中の塵、埃等をフィルタエレメン
ト2によって取り除いている。
【0045】(第二の実施形態)図3は、本発明の第二
の実施形態に係るフィルタ装置の部分断面図を示したも
のである。
【0046】本実施形態に係るフィルタ装置と第一の実
施形態に係るフィルタ装置とは、基本的に同様の構成を
有しており、両者は、フィルタストッパの構成が異なっ
ている。以下、第一の実施形態と異なる部分について説
明する。
【0047】本実施形態に係るフィルタストッパ3にお
いては、図3に示すように、フィルタストッパ3におけ
るフィルタエレメント2との接触面に、環状突起部3d
が形成されている。
【0048】本実施形態に係るフィルタ装置によれば、
フィルタストッパ3に形成された環状突起部3dが、第
一の実施形態で説明したエレメント保持部1bに形成さ
れた環状突起部1dと同様に、フィルタエレメント2の
寸法公差、およびフィルタエレメント2とフィルタパイ
プ1等との装着時のガタ等を吸収する。したがって、本
実施形態によれば、フィルタ装置における漏れ等を防止
して、フィルタ装置の濾過性能の低下を効果的に防ぐこ
とができる。
【0049】なお、本実施形態においては、フィルタエ
レメント2の両端面(エレメント保持部1b側の端面に
ついては図1参照)に、環状突起部1d,3dを設けた
場合について説明したが、本発明は、この構成に限定さ
れるものではない。したがって、例えば、フィルタスト
ッパ3にのみ環状突起部3dを設けて、フィルタ装置を
構成してもよい。このような構成であっても、フィルタ
エレメント2の寸法公差、およびフィルタエレメント2
とフィルタパイプ1等との装着時のガタ等を吸収するこ
とは可能であり、フィルタ装置における漏れ等を防止し
て、フィルタ装置の濾過性能の低下を効果的に防ぐこと
ができる。また、フィルタストッパ3にのみ環状突起部
3dを設けた場合であっても、従来必要であったフィル
タパッキンを用いる必要はなくなり、フィルタ装置を構
成する部品点数を減少させることができるので、フィル
タエレメントの交換作業の簡素化を実現することができ
る。
【0050】(第三の実施形態)図4は、本発明の第三
の実施形態を示しており、具体的には、図4(a)は、
本実施形態に係るフィルタ装置を構成しているフィルタ
パイプの先端部の側面図を示し、図4(b)は、本実施
形態に係るフィルタ装置を構成しているフィルタストッ
パの断面図を示したものである。
【0051】本実施形態に係るフィルタ装置と第二の実
施形態に係るフィルタ装置とは、基本的に同様の構成を
有しており、両者は、フィルタパイプのパイプ部1cの
先端に設けられた係止部1fの形状、およびフィルタス
トッパ3の挿通孔3cに設けられた被係止部3fの形状
が異なっている。以下、第二の実施形態と異なる部分に
ついて説明する。
【0052】本実施形態においては、図4(a)に示す
ように、鉤型形状に形成された係止部1fの先端部Aに
面取りが施されている。また、図4(b)に示すよう
に、係止部1fと係合する被係止部3fの先端部Bに
も、面取りが施されている。
【0053】したがって、本実施形態によれば、係止部
1fおよび被係止部3fのそれぞれの先端部(係合の際
に最初に接触する部分)A,Bに面取りが施されている
ので、係止部1fと被係止部3fとの間における係止お
よび離脱を滑らかに行うことができる。このように、係
止部1fと被係止部3fとの係脱を滑らかに行うことが
可能であれば、フィルタストッパ3の着脱を容易に行
い、フィルタエレメント2の交換作業を簡素化させ、フ
ィルタ装置の濡れた部分に手が触れる機会をも必要最小
限とすることができる。
【0054】なお、本実施形態においては、係止部1f
および被係止部3fの両方に、面取りを施した(面取り
部を形成した)場合について説明したが、本発明はこの
構成に限定されるものではない。したがって、例えば、
係止部1fおよび被係止部3fのどちらか一方に面取り
を施した場合であっても、面取りを行わない場合と比較
すれば、滑らかな係止および離脱を行うことが可能であ
るフィルタパイプ(パイプ部1c)およびフィルタスト
ッパ3を得ることができる。また、本実施形態において
は、係止部1fおよび被係止部3fに、面取りを行った
(面取り部を形成した)場合について説明したが、本発
明はこの構成に限定されるものではなく、例えば、係止
部1fおよび被係止部3fに、R部を形成しても、本実
施形態と同様の効果を得ることができる。
【0055】(第四の実施形態)図5は、本発明の第四
の実施形態に係るフィルタ装置の部分断面図を示したも
のである。
【0056】本実施形態に係るフィルタ装置と第三の実
施形態に係るフィルタ装置とは、基本的に同様の構成を
有しており、両者は、フィルタパイプのパイプ部の先端
に設けられた係止部1fの形状、およびフィルタストッ
パの挿通孔に設けられた被係止部3fの形状が異なって
いる。以下、第三の実施形態と異なる部分について説明
する。
【0057】本実施形態においては、図5に示すよう
に、係止部1fと被係止部3fとを係合させた際の所定
の箇所Cに、係止部1fには、凸部から成るクリック部
1gが形成され、被係止部3fには、クリック部1gに
対応した、凹部から成る被クリック部3gが形成されて
いる。
【0058】したがって、本実施形態によれば、係止部
1fと被係止部3fとを係合させた際に、クリック部1
gと被クリック部3gとが噛み合い、係止部1fと被係
止部3fとの係合状態をより強固なものとすることがで
きる。また、作業者は、係止部1fと被係止部3fとを
係合させた際に、クリック感を得ることができるため、
フィルタパイプ(パイプ部1c)に対してフィルタスト
ッパ3が確実に装着されたことを比較的容易に確認する
ことが可能となる。
【0059】(第五の実施形態)図6は、本発明の第五
の実施形態に係るフィルタ装置を構成しているフィルタ
ストッパの平面図を示したものである。
【0060】本発明の実施形態に係るフィルタ装置と他
の実施形態に係るフィルタ装置とは、基本的に同様の構
成を有しており、本実施形態と他の実施形態とは、フィ
ルタストッパ3に設けられたリブ部3aの形状が異な
る。
【0061】本実施形態に係るフィルタストッパ3にお
いては、図6に示すように、フィルタストッパ3におけ
るフィルタエレメントとの非接触面(フィルタエレメン
トとの接触面と反対側の面)に、略十字形状のリブ部3
aが形成されている。
【0062】本実施形態に係るリブ部3aの形状であっ
ても、他の実施形態と同様に、リブ部3aを把持してフ
ィルタストッパ3を回転させることが可能であるため、
フィルタエレメントに触れることなく、使用済みのフィ
ルタエレメントを取り外すことができる。したがって、
フィルタエレメントの交換作業を簡素化させ、フィルタ
装置の濡れた部分に手が触れる機会を必要最小限とする
ことができる。
【0063】(第六の実施形態)図7は、本発明の第六
の実施形態を示したものであり、具体的には、上記第一
から第五の実施形態に係るフィルタ装置を、本実施形態
に係る処理槽のサブタンク内に設置した場合の処理液の
循環系路の概略図を示したものである。
【0064】本実施形態においては、図7に示すよう
に、処理槽11に設けられたサブタンク12は、従来技
術(図8参照)に係るサブタンクよりも、フィルタ装置
10を効果的に保持できるように形成されている。具体
的には、フィルタ装置10と循環パイプ14との接続部
分近傍におけるサブタンク12が、フィルタ装置10の
下部形状に沿った形状となっている。
【0065】したがって、本実施形態によれば、サブタ
ンク12内におけるフィルタ装置10のぶれ、ずれ等を
効果的に減少させることができる。
【0066】(その他の実施形態)なお、以上の各実施
形態においては、係止部1fが鉤型形状である場合につ
いて説明したが、本発明に係る係止部1fはこの形状に
限定されるものではなく、他の形状であってもよい。た
だし、その際は、当然のことながら、他の形状として形
成された係止部1fに対応する形状に被係止部3fを形
成し、係止部1fと被係止部3fとが係脱自在に構成さ
れなければならない。
【0067】また、以上の各実施形態においては、係止
部1fおよび被係止部3fがそれぞれ2箇所に設けられ
た場合について説明したが、本発明はこの構成に限定さ
れるものではない。したがって、例えば、係止部1fと
被係止部3fとが適当に係合可能な形状であれば、それ
ぞれ1箇所あるいは3箇所以上に、係止部1fおよび被
係止部3fを設けてもよい。
【0068】また、以上の各実施形態においては、フィ
ルタストッパ3に設けられたリブ部3aの形状が図1お
よび図6に示す形状である場合について説明したが、本
発明は、この形状に限定されるものではない。したがっ
て、例えば、リブ部3aが他の形状であっても、作業者
がリブ部3aを把持して、フィルタストッパ3を適当に
回転させることが可能である形状であれば、その形状は
何ら特定されるものではない。
【0069】また、以上の各実施形態においては、フィ
ルタストッパ3、あるいはフィルタパイプ1のエレメン
ト保持部1bに形成された突起部1d,3dが環状であ
る場合について説明したが、本発明において環状とは、
円形のものに限定されるものではなく、例えば、他の形
状であっても、漏れ防止等の機能を発揮することが可能
である形状であればよい。
【0070】また、以上の各実施形態においては、フィ
ルタストッパ3およびエレメント保持部1bの少なくと
も一方に環状突起部1d,3dを設けた場合について説
明したが、本発明はこの構成に限定されるものではな
い。したがって、例えば、特に環状突起部1d,3dを
設けなくても、フィルタパイプ1とフィルタストッパ3
とにそれぞれ係止部1fと被係止部3fとが形成され、
フィルタパイプ1とフィルタストッパ3とが係脱自在に
構成されておれば、フィルタエレメント2の交換作業を
容易に行うことが可能であるフィルタ装置を得ることが
できる。なお、この際には、フィルタパッキンを設けて
もよい。
【0071】また、上記第一から第五の実施形態に係る
フィルタ装置においては、フィルタパイプ1を構成して
いるフィルタ把持部1aが、従来技術に係るもの(図9
参照)よりも太く形成されている。したがって、上記各
実施形態に係るフィルタ装置をサブタンク内に設けれ
ば、処理槽およびサブタンク内に貯留される処理液を、
従来よりも少ない量とすることができる。
【0072】さらに、以上の各実施形態においては、本
発明に係るフィルタ装置を感光材料の処理を行う処理液
の濾過に使用する場合のみについて説明したが、本発明
はこれらの装置についての使用に限定されるものではな
い。したがって、例えば、他の液体の濾過を行う場合で
あっても、本発明に係るフィルタ装置の構成によれば、
本実施形態の場合と同様に、フィルタエレメントの交換
が容易となる等の効果を得ることができるので、本発明
に係るフィルタ装置を他の装置に使用することも、当然
のことながら有効である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィルタ装置を構成するフィルタエレメントの交換作業
を簡素化させることが可能であるとともに、フィルタエ
レメントの交換作業を行う際にフィルタ装置の濡れた部
分に手が触れる機会が必要最小限となる構成を有するフ
ィルタ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係るフィルタ装置の
分解斜視図
【図2】図1に示したフィルタ装置の部分断面図
【図3】本発明の第二の実施形態に係るフィルタ装置の
部分断面図
【図4】本発明の第三の実施形態に係るフィルタ装置を
構成しているフィルタストッパの断面図およびフィルタ
パイプ先端部の側面図
【図5】本発明の第四の実施形態に係るフィルタ装置の
部分断面図
【図6】本発明の第五の実施形態に係るフィルタ装置を
構成しているフィルタストッパの平面図
【図7】本発明の第六の実施形態に係る処理槽およびそ
の周辺要素の概略図
【図8】従来技術に係る処理液の循環経路を示す処理槽
およびその周辺要素の概略図
【図9】従来技術に係るフィルタ装置の分解斜視図
【符号の説明】
1 フィルタパイプ 1a フィルタ把持部 1b エレメント保持部 1c パイプ部 1d 環状突起部 1e 長孔 1f 係止部 1g クリック部 2 フィルタエレメント 2c 中空部 3 フィルタストッパ 3a リブ部 3c 挿通孔 3d 環状突起部 3f 被係止部 3g 被クリック部 10 フィルタ装置 11 処理槽 12 サブタンク 14 循環パイプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルタパイプ(1)と、該フィルタパ
    イプ(1)に装着されるフィルタエレメント(2)と、
    前記フィルタパイプ(1)に前記フィルタエレメント
    (2)を固定するために、前記フィルタパイプ(1)に
    係脱自在に設けられたフィルタストッパ(3)とを備
    え、前記フィルタパイプ(1)には前記フィルタストッ
    パ(3)を係止するための係止部(1f)が形成され、
    前記フィルタストッパ(3)には前記係止部(1f)に
    対応した被係止部(3f)が形成されていることを特徴
    とするフィルタ装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルタパイプ(1)および前記フ
    ィルタストッパ(3)の少なくとも一方を回転させるこ
    とによって、前記フィルタパイプ(1)に形成された前
    記係止部(1f)と前記フィルタストッパ(3)に形成
    された前記被係止部(3f)とが係脱自在であるように
    構成された請求項1に記載のフィルタ装置。
  3. 【請求項3】 前記係止部(1f)および前記被係止部
    (3f)の少なくとも一方に、面取り部およびR部の少
    なくとも一方が形成されている請求項1または2に記載
    のフィルタ装置。
  4. 【請求項4】 前記係止部(1f)に凹部および凸部の
    少なくとも一方により成るクリック部(1g)が形成さ
    れ、前記被係止部(3f)に前記クリック部(1g)に
    対応した被クリック部(3g)が形成されている請求項
    1、2または3に記載のフィルタ装置。
  5. 【請求項5】 前記フィルタストッパ(3)における前
    記フィルタエレメント(2)との非接触面に、リブ部
    (3a)が形成されている請求項1から4のいずれか1
    項に記載のフィルタ装置。
  6. 【請求項6】 前記フィルタストッパ(3)における前
    記フィルタエレメント(2)との接触面に、環状突起部
    (3d)が形成されている請求項1から5のいずれか1
    項に記載のフィルタ装置。
  7. 【請求項7】 前記フィルタパイプ(1)における前記
    フィルタエレメント(2)の端面との接触部分であるエ
    レメント保持部(1b)に、環状突起部(1d)が形成
    されている請求項1から6のいずれか1項に記載のフィ
    ルタ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006326552A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Noritsu Koki Co Ltd フィルタ装置
JP2009220045A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Yamashin-Filter Corp フィルタエレメント

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