JPH11333135A - メダル回収装置 - Google Patents
メダル回収装置Info
- Publication number
- JPH11333135A JPH11333135A JP14961798A JP14961798A JPH11333135A JP H11333135 A JPH11333135 A JP H11333135A JP 14961798 A JP14961798 A JP 14961798A JP 14961798 A JP14961798 A JP 14961798A JP H11333135 A JPH11333135 A JP H11333135A
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Abstract
ョンホッパーからメダルを回収できるメダル回収装置を
提供すること。 【解決手段】 メダル等が保管限界枚数まで蓄積される
ホッパー6を有するステーション4が複数並べられた遊
戯機器の各ホッパー6からメダルを回収するメダル回収
装置2において、回収穴20を有する収集プレート13
を有すると共に、プレート上に無端の収集軌道を有する
メダル収集部12と、メダルが限界枚数を超えた際に収
集部12に移動させる移動手段10と、収集軌道の中心
を軸として回転可能で、プレート表面を摺動し、収集軌
道の中心近傍から外周近傍まで延在するブレードを有す
るワイパー14と、収集部12の下方に位置し、回収穴
から落下したメダルが収容されるホッパー24とを備
え、ワイパーの回転に伴い、ブレードがプレート上のメ
ダルを回収穴に落下させることを特徴とする。
Description
を回収するメダル回収装置に関し、特に、ステーション
が複数並べられた遊戯機器のメダルを回収するメダル回
収装置に関するものである。
遊戯機器の中には、ゲーム機本体を複数人で囲んで遊べ
るタイプのものがあり、一般的に、このタイプのゲーム
ではゲーム機本体の外周に複数のステーションが設けら
れている。このステーションには、例えば、メダルを投
入するメダル投入口や、賭けを行うBETボタン等が備
えられており、各ステーションでプレイヤーがゲームを
行うことができる。そして、各ステーションには、ステ
ーションホッパーなるものが設けられており、このステ
ーションホッパーにはメダル投入口から投入されたメダ
ルが蓄積され、また、勝者となったプレイヤーにBET
数に応じたメダルを与える際には、ステーションホッパ
ーに蓄積されたメダルが支払われる。
は、一定の大きさの容器であるため、収容できるメダル
の量には限界がある。ステーションホッパーに収容限度
を超える量のメダルが蓄積されると、ホッパーからメダ
ルが溢れ出てしまうため、この溢れ出たメダルを各ステ
ーションから取り出す必要があるが、わざわざ一つ一つ
のステーションからメダルを取り出すのは極めて面倒で
ある。
パー近傍を通過するベルトやチェーンを使用して、各ス
テーションホッパーに蓄積されたメダルをメダル回収箱
まで搬送するという技術が用いられている。この技術に
よれば、各ステーションホッパーからメダルが溢れ出て
も、当該メダルをベルト等によりメダル回収箱まで運ぶ
ことができるため、わざわざ一つ一つのステーションホ
ッパーからメダルを取り出すという作業を行う必要が無
くなる。
ーンを用いる上記のメダル回収技術は、平面が略長方形
状のゲーム機本体を挟んで両側にステーションが複数並
べられ、ステーションホッパーが2列平行に並べられて
いる構造のゲーム機には適しているが、ステーションホ
ッパーが、例えば円状に配置されたゲーム機において
は、ベルトやチェーンが回りにくいため上記メダル回収
技術を導入しにくいという問題があった。また、ベルト
やチェーンをメダル回収装置として使用すると、ベルト
等を回転させる複雑な機構が必要になるという問題もあ
った。
のであり、簡単な機構で、略円状に配置されたステーシ
ョンホッパーからメダルを回収できるメダル回収装置を
提供することを目的とする。
め、請求項1記載の発明は、メダル、コイン等の遊戯価
値媒体の投入等が行われる投入口と当該投入口に投入さ
れたメダル等が保管限界枚数まで蓄積されるステーショ
ンホッパーとを有するステーションが複数並べられた遊
戯機器の各ステーションホッパーからメダル等を回収す
るメダル回収装置において、メダル等が落下する回収穴
が形成された収集プレートを有すると共に、当該収集プ
レート上に無端の収集軌道を有するメダル収集部と、各
ステーションホッパー内のメダル等が保管限界枚数を超
えた際に、投入口に投入されたメダル等を収集プレート
の収集軌道上に移動させる複数のメダル移動手段と、収
集軌道の中心を軸として回転可能であると共に、収集プ
レートの表面上を摺動するとともに収集軌道の中心近傍
から外周近傍まで延在するブレードを有するワイパー
と、メダル収集部の下方に位置すると共に、回収穴から
落下したメダル等が収容されるメダル回収箱とを備え、
ワイパーの回転に伴い、ブレードが収集プレート上のメ
ダル等を回収穴に落下させることを特徴とする。
によれば、ステーションのメダル投入口に、メダル、コ
イン等の遊戯価値媒体が投入されると、当該メダル等
は、各ステーションに設けられたステーションホッパー
に蓄積される。ステーションホッパーにメダル等が蓄積
され続け、保管限界枚数を超えると、メダル投入口に投
入されたメダル等は、メダル移動手段によって、メダル
収集部に移動される。ステーションホッパー内のメダル
等が保管限界枚数に達したか否かの検出には、例えば、
ステーションホッパー内のメダル等の重さを計るための
マイクロスイッチや、電極が用いられる。さらに、ステ
ーションホッパーの収容限界を超えた分のメダルが溢れ
出るように構成してもよい。ここで、メダル収集部に
は、円形、楕円形等の無端の収集軌道が形成される収集
プレートが備えられており、メダル等は、この収集プレ
ートの収集軌道上に移動されることになる。
心、即ち、収集軌道が円状である場合は、当該円の中心
を軸として回転するワイパーが設けられており、このワ
イパーには、収集軌道の中心近傍から外周近傍まで延在
するブレードが備えられている。そして、このワイパー
の回転に伴って、ブレードは、収集プレートの表面上を
摺動しながら当該収集プレートの収集軌道上のメダルを
収集して当該メダルを収集プレートに形成された回収穴
に落下させ、回収穴に落下したメダルは、メダル収集部
の下方に設けられたメダル回収箱に収容される。
ダル回収装置において、回収穴が、収集軌道の外周近傍
に形成され、ブレードの一端は、収集軌道の外周近傍に
位置し、ブレードの他端は、収集軌道の中心近傍で、か
つ、ブレードの一端と収集軌道の中心とを結ぶ線よりも
ワイパーの回転方向側に位置することを特徴とする。
によれば、ブレードは、収集軌道の中心、例えば、収集
軌道が円状である場合は当該円の中心から外周に延在す
るのではなく、ブレードの一端が、収集軌道の外周近傍
に位置し、ブレードの他端は、ブレードの一端と収集軌
道の中心、即ち、円の中心とを結ぶ線よりもワイパーの
回転方向側に位置し、ブレードは、メダル収集部の円の
半径方向に対して斜めに設けられていることになる。そ
のため、ワイパーの回転に伴ってブレードが収集プレー
ト上を摺動する際に、収集プレート上のメダルは、当該
ブレードによって、ワイパーの回転方向に移動されると
共に、収集軌道の外周方向にも押されることになる。そ
して、メダルが収集軌道の外周方向に押されることによ
り、収集軌道の外周近傍に形成された回収穴よりも内側
に溜まったメダルも、容易に回収穴に落下させることが
できる。
項2記載のメダル回収装置において、ブレードが、付勢
手段により収集プレートに付勢されていることを特徴と
する。
によれば、ブレードが付勢手段により収集プレートに押
し付けられるため、ブレードでメダルを収集する際に、
メダルがブレードの下に潜り込み、メダルを収集し損ね
るという事態を防止することができる。
ダル回収装置において、付勢手段が、バネにより構成さ
れていることを特徴とする。
4記載のメダル回収装置において、ワイパーが、メダル
投入口へのメダルの投入をトリガーとして所定時間回転
することを特徴とする。
置の好適な実施形態について詳細に説明する。尚、同一
要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いるも
のとし、重複する記載は省略する。
り、ゲームセンター等で使用されるゲーム機の上部を取
り外した状態を示している。例えば、競馬ゲームであれ
ば、当該メダル回収装置2の上方にトラックや馬の模型
等が配置され、サッカーゲームであれば、グランドやサ
ッカープレイヤーの模型等が配置される。図2は、図1
のII-II断面図である。
ル投入口や、BETボタン(図示しない)の備えられた
ステーション4が6箇所設けられており、各ステーショ
ン4には、メダル投入口から投入されたメダルが蓄積さ
れるステーションホッパー6が設けられている。ステー
ションホッパー6は、上面が開いており、また、ステー
ションホッパー6のメダル回収装置2の中心側の面に
は、内部にメダルが溜まって保管できる限界の枚数を超
えた際にステーションホッパー6の外部へメダルを流出
させるメダル流出部8が形成されている。
出部8には、メダル移動手段であるシュート10が接続
されている。このシュート10は、約30度〜約90度
の傾きを有する滑り台のような形状をなしており、各ス
テーションホッパー6のメダル流出部8から溢れ出たメ
ダルは、このシュート10の滑り面を滑り落ちて、一
旦、円状のメダル収集部12に集められる。メダル収集
部12は、メダル流出部8から溢れ出たメダルが載る収
集プレート13と、この収集プレート13に搭載される
と共に円形の穴が形成された搭載プレート15から構成
されており、メダルは、搭載プレート15の穴の中に集
められる。尚、メダル流出部8からメダル収集部12ま
でメダルを移動させるための手段は、必ずしも滑り台の
ような構成にする必要はなく、ベルトでメダルを運ぶよ
うにしてもよい。
ト15の穴の中心を軸として回転するワイパー14が設
けられており、収集プレート13の下方には、ワイパー
14を回転させるためのモータ16が配置されている
(図2参照)。このモータ16は、メダル投入口へのメ
ダルの投入を検知したセンサー(図示しない)からのメ
ダル検出信号を受信することにより所定時間ワイパー1
4を回転するように構成されている。図1中の矢印で示
されているように、本実施形態では、ワイパー14は、
半時計方向に回転するように構成されており、ワイパー
14の図中右側、即ち、回転方向側には、メダル収集部
12に集められたメダルを収集するための樹脂製のブレ
ード18が備えられている。尚、本実施形態におけるワ
イパー14によるメダルの収集軌道は、搭載プレート1
5の穴によっても規定されているように円状であるが、
必ずしも、収集軌道は円に限られない。例えば、収集軌
道を楕円にし、回転するワイパーの長さが楕円の中心か
ら外周までの距離に対応して変化するように構成しても
よい。
向を見た拡大図であり、ブレード18の下面が、メダル
収集部12の上面と接していることがわかる。また、ブ
レード18は、ワイパー14本体にバネ19を介して接
続されており、さらに、このバネ19によって常時下方
に付勢されている。このため、ワイパー14が回転する
際に、ワイパー14は、収集プレート13に押し付けら
れながら収集プレート13上を摺動することになり、収
集プレート13上に溜まったメダルがワイパー14の下
に潜り込んでメダルを収集し損ねるという事態を防止す
ることができる。
は、メダルが落下する回収穴20が形成されており、ワ
イパー14で集められたメダルは、この回収穴20に落
下することになる。回収穴20の下方には、メダルを最
終的に回収するメダル回収箱24が設けられており、さ
らに、回収穴20とメダル回収箱24との間には、回収
用シュート20が設けられている。即ち、回収穴20に
落下したメダルは、回収用シュート22を滑り落ちて、
メダル回収箱24に集められることになり、メダルの回
収は、各ステーションホッパー6毎に行う必要はなく、
メダル回収箱24に溜まったメダルを取り出せば済むよ
うになる。
しの便宜を考慮してメダル回収箱24がゲーム機の中心
でなく外縁側に配置されていることに対応し、回収穴2
0は、ワイパー14によるメダルの収集軌道の外周近
傍、即ち、搭載プレート15の穴の縁近傍に形成されて
いる。このため、ブレード18がワイパー14による収
集軌道の中心から外周に延在するように構成されると、
回収穴20よりもメダル収集部12の中心側にあるメダ
ルは回収穴20に落ちない可能性が生じる。
に、ブレード18の一端は、収集軌道の円の外周近傍に
位置し、ブレード18の他端は、ブレード18の一端と
収集軌道の円の中心、即ち、ワイパー14の回転軸とを
結ぶ線よりもワイパー14の回転方向側に位置し、ブレ
ード18は、収集軌道の円の半径方向に対して斜めに設
けられている。そのため、ワイパー14の回転に伴って
ブレード18が収集プレート13上を摺動する際に、収
集プレート13上のメダルは、当該ブレード18によっ
て、ワイパー14の回転方向に移動されると共に、収集
軌道の外周方向にも押されることになる。そして、メダ
ルが収集軌道の外周方向に押されることにより、回収穴
20よりも内側に溜まったメダルも、容易に回収穴20
に落下させることができる。
施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施
形態に限定されるものではない。例えば、ワイパー14
は、メダルの投入をトリガーとして回転するのではな
く、別途スイッチを設け、当該スイッチをオンにするこ
とにより回転するように構成してもよい。また、ブレー
ド18の傾きも、上記の例に限らず、回収穴20の位置
に合わせて適宜変更することができる。さらに、シュー
ト10がメダル流出部8から流出したメダルをメダル収
集部12に導けるように構成されていれば、各ステーシ
ョンホッパー6の位置は適宜変更でき、例えば、楕円状
等に配置することもできる。さらにまた、ステーション
ホッパーの収容限界を超えた分のメダルを溢れ出させ、
収集プレート13上に移動させる手法でなく、マイクロ
スイッチでステーションホッパー内のメダル等の重さを
計って、その重さが許容限界値を超えた際に、投入され
たメダル等をステーションホッパーに入れず、直接収集
プレート上に移動させる手法を採ることもできる。
収装置によれば、簡単な機構で、略円状に配置されたス
テーションホッパーからメダルを回収することができ
る。
ある。
ョンホッパー、8…メダル流出部、10…シュート、1
2…メダル収集部、14…ワイパー、16…モータ、1
8…ブレード、20…回収穴、22…回収用シュート、
24…メダル回収箱。
Claims (5)
- 【請求項1】 メダル、コイン等の遊戯価値媒体の投入
等が行われる投入口と当該投入口に投入された前記メダ
ル等が保管限界枚数まで蓄積されるステーションホッパ
ーとを有するステーションが複数並べられた遊戯機器の
前記各ステーションホッパーから前記メダル等を回収す
るメダル回収装置において、 前記メダル等が落下する回収穴が形成された収集プレー
トを有すると共に、当該収集プレート上に無端の収集軌
道を有するメダル収集部と、 前記各ステーションホッパー内の前記メダル等が前記保
管限界枚数を超えた際に、前記投入口に投入された前記
メダル等を前記収集プレートの前記収集軌道上に移動さ
せる複数のメダル移動手段と、 前記収集軌道の中心を軸として回転可能であると共に、
前記収集プレートの表面上を摺動するとともに前記収集
軌道の中心近傍から外周近傍まで延在するブレードを有
するワイパーと、 前記メダル収集部の下方に位置すると共に、前記回収穴
から落下したメダル等が収容されるメダル回収箱とを備
え、 前記ワイパーの回転に伴い、前記ブレードが前記収集プ
レート上の前記メダル等を前記回収穴に落下させること
を特徴とするメダル回収装置。 - 【請求項2】 前記回収穴は、前記収集軌道の外周近傍
に形成され、前記ブレードの一端は、前記収集軌道の外
周近傍に位置し、前記ブレードの他端は、前記収集軌道
の中心近傍で、かつ、前記ブレードの一端と前記収集軌
道の中心とを結ぶ線よりも前記ワイパーの回転方向側に
位置することを特徴とする請求項1記載のメダル回収装
置。 - 【請求項3】 前記ブレードは、付勢手段により前記収
集プレートに付勢されていることを特徴とする請求項1
又は請求項2記載のメダル回収装置。 - 【請求項4】 前記付勢手段は、バネにより構成されて
いることを特徴とする請求項3記載のメダル回収装置。 - 【請求項5】 前記ワイパーは、前記メダル投入口への
メダルの投入をトリガーとして所定時間回転することを
特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項記載のメダ
ル回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14961798A JP3927686B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | メダル回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14961798A JP3927686B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | メダル回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11333135A true JPH11333135A (ja) | 1999-12-07 |
JP3927686B2 JP3927686B2 (ja) | 2007-06-13 |
Family
ID=15479137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14961798A Expired - Fee Related JP3927686B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | メダル回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3927686B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008004447A1 (fr) * | 2006-07-05 | 2008-01-10 | Kabushiki Kaisha Sega Doing Business As Sega Corporation | Dispositif de jeu |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP14961798A patent/JP3927686B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008004447A1 (fr) * | 2006-07-05 | 2008-01-10 | Kabushiki Kaisha Sega Doing Business As Sega Corporation | Dispositif de jeu |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3927686B2 (ja) | 2007-06-13 |
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