JPH11332803A - 掃除機用集塵袋 - Google Patents

掃除機用集塵袋

Info

Publication number
JPH11332803A
JPH11332803A JP14071098A JP14071098A JPH11332803A JP H11332803 A JPH11332803 A JP H11332803A JP 14071098 A JP14071098 A JP 14071098A JP 14071098 A JP14071098 A JP 14071098A JP H11332803 A JPH11332803 A JP H11332803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filtration layer
dust
bag
inner filtration
vacuum cleaner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14071098A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kususe
秀雄 楠瀬
Shigenori Saiga
重則 雜賀
Osamu Nakazawa
修 中沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AZUMI FILTER PAPER
Azumi Filter Paper Co Ltd
Original Assignee
AZUMI FILTER PAPER
Azumi Filter Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AZUMI FILTER PAPER, Azumi Filter Paper Co Ltd filed Critical AZUMI FILTER PAPER
Priority to JP14071098A priority Critical patent/JPH11332803A/ja
Publication of JPH11332803A publication Critical patent/JPH11332803A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集塵袋での除塵効果を長期間維持して、集塵
袋を効率よく使用できるようにする。 【解決手段】 掃除機用集塵袋の袋本体(2)を外側濾過
層(7)と内側濾過層(6)とで2層に構成してある。そし
て、上記の内側濾過層(6)は、かさ密度を0.2g/cm3
以下で、且つ、厚みが0.08mm以上で構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機などの
集塵部に装着して含塵空気中の塵埃を捕捉して除塵する
掃除機用集塵袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の集塵袋では、袋本体を1層の外
側濾過層のみで構成した場合には、袋本体内に吸引され
た微細な塵埃が上記外側濾過層の内面に急速に堆積し、
袋本体が早期に目詰まりを起こすため、図5に示すよう
に、従来の袋本体は、内側濾過層(26)と外側濾過層(27)
とによって構成し、外側濾過層(27)が目詰まりを起こし
にくくしていた。
【0003】つまり、従来の袋本体の内側濾過層(26)で
は、かさ密度を0.25g/cm3程度で、且つ、厚みを
0.05mm程度で構成してあり、これによって微細な塵
埃(29)が内側濾過層(26)を通り抜けて、内側濾過層(26)
と外側濾過層(27)との間の隙間(28)に徐々に溜まって層
になるようにしてある[図5中の右側の状態]。そして、
その塵埃(29)の層が、外側濾過層(27)の内面付近に塵埃
(29)が密着することを低減して、外側濾過層(27)が目詰
まりを起こすことを低減してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の集塵袋では、上記塵埃(29)が上記内側濾過層(26)と上
記外側濾過層(27)との隙間(28)に集中して溜まるため、
電気掃除機の使用に伴って上記隙間(28)での塵埃(29)の
層が次第に厚くなり、これによって圧力損失が比較的早
期に増大してしまう。
【0005】このため、電気掃除機での除塵効果が次第
に低下してしまって、集塵袋が満杯になる前に交換しな
ければならなかった。しかも、上記圧力損失の早期の増
大によって電気掃除機への負荷が大きくなってしまい、
これによって電気掃除機の消費電力が大きくなってい
た。本発明は、集塵袋での除塵効果を長期間維持して、
集塵袋を効率よく使用できるようにすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】[請求項1の発明]請求項
1の発明は、上記の目的を達成するために、例えば図1
に示すように、次のように構成したものである。外側濾
過層(7)と、その外側濾過層(7)の内側に配置した内側
濾過層(6)とによって袋本体(2)を構成した掃除機用集
塵袋において、内側濾過層(6)は、かさ密度を0.2g/
cm3以下で、且つ、厚みが0.08mm以上で構成したも
のである。
【0007】[請求項2の発明]また、請求項2の発明
は、上記請求項1の発明の構成において、さらに次のよ
うに構成したものである。内側濾過層(6)のかさ密度を
0.08g/cm3以上で構成したものである。
【0008】[請求項3の発明]さらに、請求項3の発明
は、上記請求項1又は2の発明の構成において、さらに
次のように構成したものである。内側濾過層(6)の厚み
を0.4mm以下で構成したものである。
【0009】[請求項4の発明]また、請求項4の発明
は、上記請求項1から3のいずれかの発明の構成におい
て、さらに次のように構成したものである。内側濾過層
(6)と外側濾過層(7)との各境界部に位置する繊維を互
いに絡み合わせて、内側濾過層(6)と外側濾過層(7)と
を接合してあるものである。
【0010】[請求項5の発明]請求項5の発明は、上記
請求項1から4のいずれかの発明の構成において、さら
に次のように構成したものである。内側濾過層(6)の表
面に凹凸を設けたものである。
【0011】
【作用】[請求項1]上記請求項1の発明は、例えば図
1と図3とに示すように、次のように作用する。即ち、
集塵袋(1)が掃除機内に装着されて、含塵空気が集塵袋
(1)の袋本体(2)内に吸引されることにより、上記含塵
空気が袋本体(2)の内側濾過層(6)と外側濾過層(7)と
を順に通過し、その際、含塵空気中の塵埃(8)が捕捉さ
れて袋本体(2)内に蓄えられる。
【0012】そして、上記内側濾過層(6)の厚みを0.
08mm以上と大きくしてあることによって、含塵空気が
内側濾過層(6)を通る距離が長くなり、図3に示すよう
に、含塵空気中の微細な塵埃(8)が内側濾過層(6)内で
徐々に捕捉されて内側濾過層(6)内で分散した状態で捕
捉される。従って、内側濾過層(6)と外側濾過層(7)と
の境部分などに微細な塵埃が集中して溜まることが防止
され、その分だけ、圧力損失が増大しにくくなる。
【0013】また、上記内側濾過層(6)は、かさ密度を
0.2g/cm3以下と小さくしてあることにより、上記塵
埃(8)が内側濾過層(6)内で捕捉されても、内側濾過層
(6)が目詰まりしにくいうえ、内側濾過層(6)を厚くし
たことによる圧力損失の増加が低減される。
【0014】[請求項2]上記請求項2の発明は、上記
請求項1の発明の作用に加えて、さらに次のように作用
する。即ち、内側濾過層(6)のかさ密度が0.08g/cm
3以上であることにより、繊維同士の絡み合いが十分に
なって、内側濾過層(6)の強度を十分確保できるうえ、
その内側濾過層(6)を容易に形成できる。
【0015】[請求項3]上記請求項3の発明は、上記
請求項1又は2の発明の作用に加えて、さらに次のよう
に作用する。即ち、内側濾過層(6)の厚みが0.4mm以
下であることにより、内側濾過層(6)が厚くなり過ぎる
ことが防がれ、これによって内側濾過層(6)と外側濾過
層(7)とからなる袋本体(2)を容易に折り畳むことがで
きる。
【0016】[請求項4]上記請求項4の発明は、上記
請求項1から3の発明の作用に加えて、さらに次のよう
に作用する。即ち、内側濾過層(6)と外側濾過層(7)と
の各境界部に位置する繊維を互いに絡み合わせて、内側
濾過層(6)と外側濾過層(7)とを一体に接合したときに
は、内側濾過層(6)と外側濾過層(7)との間に隙間がな
くなり、集塵袋(1)の袋本体(2)内での集塵スペースを
大きくできる。なお、上述のように内側濾過層(6)内に
塵埃(8)を捕捉するため、内側濾過層(6)と外側濾過層
(7)との間に隙間がなくてもよい。また、内側濾過層
(6)と外側濾過層(7)とを接着剤などで貼り合わせなく
ても内側濾過層(6)と外側濾過層(7)とが一体になって
いるため、その分だけ、集塵袋(1)の生産の手間が低減
される。
【0017】[請求項5]上記請求項5の発明は、上記
請求項1から4の発明の作用に加えて、さらに次のよう
に作用する。即ち、内側濾過層(6)の表面に凹凸を設け
たことにより、内側濾過層(6)の表面積が広くなって、
塵埃の捕捉効率が一層向上する。
【0018】
【発明の効果】[請求項1]上記請求項1の発明は、上
記のように構成され作用することから次の効果を奏す
る。内側濾過層の厚みが0.08mm以上であるので、含
塵空気が内側濾過層を通る距離が長くなって、含塵空気
中の微細な塵埃が内側濾過層と外側濾過層との境部分な
どに集中して溜まらず、内側濾過層内で分散して捕捉さ
れる。これにより、圧力損失が増大しにくくなり、集塵
袋を長期間使用しても掃除機での塵埃の吸引作用が高く
維持され、集塵袋の袋本体が塵埃で満杯になるまで使用
することができ、集塵袋を効率よく使用できる。また、
内側濾過層が厚い分だけ、含塵空気中の微細な塵埃が内
側濾過層で確実に捕捉されて、集塵袋から洩れ出る塵埃
を低減でき、集塵袋による塵埃の捕捉効率を高めること
ができる。
【0019】しかも、上記内側濾過層のかさ密度を0.
2g/cm3以下と小さくしてあるので、塵埃が内側濾過層
内で捕捉されても、内側濾過層が目詰まりしにくいう
え、内側濾過層を厚くしたことによる圧力損失の増加を
低減でき、掃除機の塵埃の吸引作用をより高く維持でき
る。さらに、圧力損失の増加を低減できる分だけ、掃除
機の負荷の増加を低減できて、例えば掃除機の消費電力
を抑えることができる。
【0020】[請求項2]上記請求項2の発明は、上記
のように構成され作用することから、上記請求項1の発
明の効果に加えて、さらに次の効果を奏する。内側濾過
層のかさ密度が0.08g/cm3以上であるので、内側濾
過層の強度を十分確保できるうえ、その内側濾過層を容
易に形成できて、内側濾過層の歩留りを向上させること
ができる。
【0021】[請求項3]上記請求項3の発明は、上記
のように構成され作用することから、上記請求項1又は
2の発明の効果に加えて、さらに次の効果を奏する。内
側濾過層の厚みが0.4mm以下であるので、内側濾過層
が厚くなり過ぎず、これによって内側濾過層と外側濾過
層とからなる袋本体を容易に折り畳むことができ、集塵
袋の生産性を向上させることができる。
【0022】[請求項4]上記請求項4の発明は、上記
のように構成され作用することから、上記請求項1から
3の発明の効果に加えて、さらに次の効果を奏する。内
側濾過層と外側濾過層との各境界部に位置する繊維を互
いに絡み合わせることで、内側濾過層と外側濾過層とが
一体に接合されるので、内側濾過層と外側濾過層との間
に隙間が生じることがなく、その分だけ、集塵袋の袋本
体内での集塵スペースを大きくできて、集塵袋での集塵
量を増加できる。また、内側濾過層と外側濾過層とを接
着剤などで貼り合わせなくても済む分、集塵袋の生産性
が向上する。
【0023】[請求項5]上記請求項5の発明は、上記
のように構成され作用することから、上記請求項1から
4の発明の効果に加えて、さらに次の効果を奏する。内
側濾過層の表面に凹凸を設けたので、内側濾過層の表面
積が広くなって塵埃の捕捉効率が一層向上する。従っ
て、内側濾過層を通り抜けて洩れ出てしまう塵埃の量を
一層低減でき、外側濾過層の目詰まりをより確実に低減
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる掃除機用集
塵袋の実施の一形態について図1と図2とを用いて説明
する。図1は上記集塵袋の袋本体の構造を示す断面図、
図2は上記集塵袋の全体を示す斜視図である。
【0025】上記集塵袋(1)は、図2に示すように、袋
本体(2)と、集塵袋(1)を電気掃除機内に固定するため
の口紙(3)とによって構成してある。そして、口紙(3)
は、その口紙(3)に設けた含塵空気吸引口(4)と、袋本
体(2)に設けた開口(5)とを重ねた状態で袋本体(2)に
固定される。なお、上記口紙(3)は、通常、厚紙で形成
されるが、これに限られるものではなく、合成樹脂板や
金属板などで形成してもよい。また、上記口紙(3)は、
上記袋本体(2)に対して着脱自在に取り付けてもよい。
【0026】上記袋本体(2)は、内側濾過層(6)と外側
濾過層(7)との2層構造になっている。つまり、袋本体
(2)は、上記内側濾過層(6)と上記外側濾過層(7)と
を、例えば、別々の濾紙のシートとして抄紙し、それら
のシートを接着剤などで貼り合わせて2層構造にしたの
ち、上記内側濾過層(6)が内側となるように袋状に折り
畳むことによって構成される。
【0027】上記外側濾過層(7)と上記内側濾過層(6)
とは、それぞれ次のように構成してある。即ち、上記外
側濾過層(7)は、例えば、かさ密度が0.25g/cm3
度で、且つ、厚みが0.2mm程度に構成してあり、これ
によって粒径の微小な塵埃を容易に捕捉できるようにし
てある。また、上記内側濾過層(6)は、かさ密度が0.
2g/cm3以下で、且つ、厚みが0.08mm以上で構成し
てある。
【0028】上記集塵袋(1)は、次のように使用されて
作用する。即ち、集塵袋(1)を電気掃除機内に装着し、
電気掃除機での吸引運転を開始したときには、含塵空気
が、口紙(3)の含塵空気吸引口(4)と、袋本体(2)の開
口(5)とを順に介して袋本体(2)内に導入されたのち、
内側濾過層(6)と外側濾過層(7)との順に通過すること
によって、その含塵空気中に含まれる塵埃(8)が捕捉さ
れて袋本体(2)内に蓄えられる。
【0029】そして、内側濾過層(6)の厚みが0.08
mm以上であることにより、図3に示すように、含塵空気
中の微細な塵埃(8)が、内側濾過層(6)内で徐々に捕捉
されて、内側濾過層(6)内で分散した状態で捕捉され、
内側濾過層(6)と外側濾過層(7)との隙間には溜まりに
くくなっている。また、内側濾過層(6)のかさ密度を
0.2g/cm3以下であることにより、上記塵埃(8)によ
って内側濾過層(6)が目詰まりすることが低減されて、
空気が内側濾過層(6)をスムーズに通過する。その結
果、内側濾過層(6)と外側濾過層(7)とが共に目詰まり
しにくいうえ、集塵袋(1)を長期間使用しても圧力損失
が増加しにくいことになる。
【0030】なお、内側濾過層(6)の厚みは大きい程、
塵埃(8)の捕捉作用の点では好ましいが、内側濾過層
(6)の厚みが、例えば0.4mmを越えた場合には、内側
濾過層(6)と外側濾過層(7)とからなるシートを折り畳
むことが困難になる。また、内側濾過層(6)のかさ密度
は低い程、圧力損失の低減の点では好ましいが、その内
側濾過層(6)のかさ密度を、例えば0.08g/cm3未満
にした場合には抄紙しにくくなり、また、内側濾過層
(6)の強度が低下する。
【0031】また、上記内側濾過層(6)を構成する繊維
に対し、防菌作用や防虫作用を付加するために樹脂加工
などの処理を施してもよい。さらに、上記内側濾過層
(6)の表面には、その全域に亘って凹凸が形成されてい
るが、その凹凸は必ずしも必要ではない。また、上記の
凹凸の形状は、図1に示すものに限られるものではな
く、例えば、三角錐状や半球形状やあるいは波型形状の
ものであってもよい。さらに、上記の凹凸は、内側濾過
層(6)の裏表にそれぞれ形成してもよい。
【0032】また、内側濾過層(6)と外側濾過層(7)と
をそれぞれ複数の層で構成してもよい。さらに、上記説
明では、内側濾過層(6)と外側濾過層(7)とは抄紙によ
って形成したが、これに限られるものではなく、例え
ば、エアレイド法による濾紙で形成してもよく、また、
乾式の不織布や織布などであってもよい。また、上記説
明では、内側濾過層(6)と外側濾過層(7)とを貼り合わ
せて一体化したが、内側濾過層(6)と外側濾過層(7)と
の各境界部に位置する繊維を互いに絡み合わせて内側濾
過層(6)と外側濾過層(7)とを接合することによって、
これらを一体化してもよい。
【0033】次に、上記内側濾過層(6)のかさ密度が
0.2g/cm3以下で、且つ、厚みが0.08mm以上であ
ることにより、塵埃(8)の捕捉作用が向上するととも
に、圧力損失の増加が低減されることを、表1と図4と
に示す実験結果に基づいて説明する。
【0034】
【表1】
【0035】表1は、試験用ダストを4g/minの割合で
5gになるまで添加したときの内側濾過層(6)及び外側
濾過層(7)を通過した洩れダストの個数及び圧力損失の
増加量を示しており、図4は、ダスト添加量に対する圧
力損失の変化を示しており、表1と図4とにおいて、実
施例A〜実施例Dは本発明にかかる実験データを、比較
例E・Fは従来のものにかかる比較データを示してい
る。なお、これらのデータA〜データFは、表2に示す
ように、内側濾過層(6)のかさ密度と厚さとを次のよう
にしてある。
【0036】
【表2】
【0037】また、上記実験では、JIS Z8901
で規定する8種の試験用ダストを使用し、濾過面積を3
14cm2に、その濾過風速を33.4cm/secに設定して
ある。さらに、洩れダストは、光散乱式粒子計数器(1
μm<)を用いて個数を計測してある。また、実施例A〜
実施例C及び比較例Eでは、外側濾過層(7)は、かさ密
度を0.23g/cm3で、且つ、厚みを0.21mmにして
ある。また、実施例D及び比較例Fでは、外側濾過層
(7)は、かさ密度を0.30g/cm3で、且つ、厚みを
0.17mmにしてある。
【0038】そして、表1及び図4の実験結果に示すよ
うに、本発明にかかる実施例A〜実施例Dでは、従来の
ものにかかる比較例E・Fよりも洩れダストの個数が1
/2以下に低減されるとともに、圧力損失の増加が1/
3以下に低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる掃除機用集塵袋の実施の一形態
を示すものであり、上記集塵袋の袋本体の構造を示す断
面図である。
【図2】上記集塵袋の全体を示す斜視図である。
【図3】本発明にかかる集塵袋の除塵作用を説明するた
めの断面図である。
【図4】ダスト添加量に対する圧力損失の変化を示すグ
ラフである。
【図5】従来の集塵袋の除塵作用を説明するための断面
図である。
【符号の説明】
2…袋本体、6…内側濾過層、7…外側濾過層。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側濾過層(7)と、その外側濾過層(7)
    の内側に配置した内側濾過層(6)とによって袋本体(2)
    を構成した掃除機用集塵袋において、 上記の内側濾過層(6)は、かさ密度を0.2g/cm3以下
    で、且つ、厚みが0.08mm以上で構成したことを特徴
    とする掃除機用集塵袋。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の掃除機用集塵袋におい
    て、 前記の内側濾過層(6)のかさ密度を0.08g/cm3以上
    で構成したことを特徴とする掃除機用集塵袋。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の掃除機用集塵袋に
    おいて、 前記の内側濾過層(6)の厚みを0.4mm以下で構成した
    ことを特徴とする掃除機用集塵袋。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の掃除機
    用集塵袋において、前記の内側濾過層(6)と前記の外側
    濾過層(7)との各境界部に位置する繊維を互いに絡み合
    わせて、上記の内側濾過層(6)と上記の外側濾過層(7)
    とを接合してあることを特徴とする掃除機用集塵袋。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の掃除機
    用集塵袋において、前記の内側濾過層(6)の表面に凹凸
    を設けたことを特徴とする掃除機用集塵袋。
JP14071098A 1998-05-22 1998-05-22 掃除機用集塵袋 Pending JPH11332803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14071098A JPH11332803A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 掃除機用集塵袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14071098A JPH11332803A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 掃除機用集塵袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11332803A true JPH11332803A (ja) 1999-12-07

Family

ID=15274928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14071098A Pending JPH11332803A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 掃除機用集塵袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11332803A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006006399A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Asahi Kasei Fibers Corp 掃除機用集塵袋体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006006399A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Asahi Kasei Fibers Corp 掃除機用集塵袋体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3922574B2 (ja) 真空掃除機用集塵容器
DE69834473T2 (de) Stielstaubsauger mit Zyklonabscheider
US8236078B2 (en) Filter bag
US20020083837A1 (en) Air laid/wet laid gas filtration media
EP0410733B1 (en) Dust collecting filter cloth
RU2457770C2 (ru) Фильтровальный мешок для пылесоса
JP2004290212A (ja) 集塵装置及びそれを用いた電気掃除機
JP2008055270A (ja) エアフィルタ用濾材、それを用いた吹流し形フィルタ、並びにエアフィルタ用濾材の製造方法
JP2002045624A (ja) エアフィルタ
RU2620408C2 (ru) Фильтровальный мешок для пылесоса
JP2002018216A (ja) フィルタ
JP2003181228A (ja) 再使用可能なフィルターユニット
JP2007301481A (ja) オイル含浸濾過材
JPH11332803A (ja) 掃除機用集塵袋
US20090000256A1 (en) Filter Bag for Filtering Fine Particles from a Gas
WO2006132123A1 (ja) フィルタ材
JPH08243321A (ja) バグフィルタ用濾材
JP2019051490A (ja) 粗塵除去用複合濾材
JP2008055331A (ja) エアクリーナ用フィルタ及びエアクリーナ
RU2661469C1 (ru) Мешок для пылесоса
JPS6356811B2 (ja)
JP3573861B2 (ja) エアクリーナー用濾材及びその製造方法
JPH07236837A (ja) エアフィルタ
JPS6351725B2 (ja)
EP3498140B1 (en) Filter for a vacuum cleaner

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080219

A521 Written amendment

Effective date: 20080417

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20080603

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02