JPH11332753A - 食用油の劣化防止法及びその装置 - Google Patents
食用油の劣化防止法及びその装置Info
- Publication number
- JPH11332753A JPH11332753A JP17793898A JP17793898A JPH11332753A JP H11332753 A JPH11332753 A JP H11332753A JP 17793898 A JP17793898 A JP 17793898A JP 17793898 A JP17793898 A JP 17793898A JP H11332753 A JPH11332753 A JP H11332753A
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- JP
- Japan
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- oil
- voltage
- electrode
- current
- edible oil
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- Pending
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- Edible Oils And Fats (AREA)
- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】我が国は、資源のほとんどを輸入に依存してい
るのが現状であり、本装置はこの輸入に依存している資
源の有効利用を目的に発明開発した装置。本装置は、食
用油の劣化を防止することにより、新油の使用量が約５
０％以下となり、更に燃料費が約３０％以上の節約とな
る。又、複事効果として現在全国的に社会問題となてい
る産業廃棄物である廃油の減少及び廃油独特の悪臭の減
少等に効果を発揮する装置。
るのが現状であり、本装置はこの輸入に依存している資
源の有効利用を目的に発明開発した装置。本装置は、食
用油の劣化を防止することにより、新油の使用量が約５
０％以下となり、更に燃料費が約３０％以上の節約とな
る。又、複事効果として現在全国的に社会問題となてい
る産業廃棄物である廃油の減少及び廃油独特の悪臭の減
少等に効果を発揮する装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、食用油の劣化防止
に関する装置及び電極に関する。交流１００ボルトの商
用電源に（１）電源プラグを接続し、（２）電源スイチ
を入れると（３）ヒュズを経由し電源が入り、（２２）
ネオンインジケーターが点灯する。（５）更に押しボタ
ンスイッチを入れると（６）ネオンインジケータが点灯
し、（８）入力電圧可変用摺動トランスに電源が印加さ
れる。摺動トランスを可変する事により、（１１）高圧
トランスの二次側の電圧を０ｖから所定の電圧まで可変
する。負荷側のノイズを電源側に出さない為のＬＣ回路
を通して（１１）９ｋｖ高圧トランスに電圧が印加され
る。高圧トランスの二次側は、（１２）コンデンサーを
通して、（１４）高圧交流電圧計の（１３）分割器に１
ｍアンペアの電流を供給し、（１４）１５ｋｖの電圧計
に表示される電圧が（１５）出力電極に供給される。出
力短絡の場合、高圧トランスの二次側電圧が垂下し、
（１２）出力コンデンサーで電圧を降下し、出力短絡電
流を制限して感電した時の危険を緩和する。
に関する装置及び電極に関する。交流１００ボルトの商
用電源に（１）電源プラグを接続し、（２）電源スイチ
を入れると（３）ヒュズを経由し電源が入り、（２２）
ネオンインジケーターが点灯する。（５）更に押しボタ
ンスイッチを入れると（６）ネオンインジケータが点灯
し、（８）入力電圧可変用摺動トランスに電源が印加さ
れる。摺動トランスを可変する事により、（１１）高圧
トランスの二次側の電圧を０ｖから所定の電圧まで可変
する。負荷側のノイズを電源側に出さない為のＬＣ回路
を通して（１１）９ｋｖ高圧トランスに電圧が印加され
る。高圧トランスの二次側は、（１２）コンデンサーを
通して、（１４）高圧交流電圧計の（１３）分割器に１
ｍアンペアの電流を供給し、（１４）１５ｋｖの電圧計
に表示される電圧が（１５）出力電極に供給される。出
力短絡の場合、高圧トランスの二次側電圧が垂下し、
（１２）出力コンデンサーで電圧を降下し、出力短絡電
流を制限して感電した時の危険を緩和する。
【０００２】食用油の品質及び油量により、ロータリー
スイッチで（１６）５ｍＡ、（１７）１０ｍＡ（１８）
２０ｍＡに切り替えて（１５）電極に印加する。この装
置において電流は必ずしも必要ではないが多少の電流は
ながれる。
スイッチで（１６）５ｍＡ、（１７）１０ｍＡ（１８）
２０ｍＡに切り替えて（１５）電極に印加する。この装
置において電流は必ずしも必要ではないが多少の電流は
ながれる。
【０００３】危険防止のため、絶縁材であるセラミック
をパッキングに使用し、フライヤーとガスコンロの間及
びフライヤーと土間の間も絶縁する事により、フライヤ
ー内の電場層を高める。又、フライヤーより人体えの感
電を防止する。
をパッキングに使用し、フライヤーとガスコンロの間及
びフライヤーと土間の間も絶縁する事により、フライヤ
ー内の電場層を高める。又、フライヤーより人体えの感
電を防止する。
【０００４】（２７）フライヤーの中に装置する（２
８）電極自体を保温及び熱放出材とし、食材をフライヤ
ーに入れると急速に油の温度が低下するのを防ぐ。電極
の形状はフライヤーの形態により異なるため、電極の大
きさ並びに形状は適当に選択される。
８）電極自体を保温及び熱放出材とし、食材をフライヤ
ーに入れると急速に油の温度が低下するのを防ぐ。電極
の形状はフライヤーの形態により異なるため、電極の大
きさ並びに形状は適当に選択される。
【０００５】非鉄金属混合セラミック電極の厚さを１０
ｍｍ以上とし、真中より下部は絶縁材である普通のセラ
ミックを使用し、フライヤーの底に漏電するのを防止す
る。電極中心部より上部を非鉄金属混合セラミック電極
とし、電圧を油に印加する装置。
ｍｍ以上とし、真中より下部は絶縁材である普通のセラ
ミックを使用し、フライヤーの底に漏電するのを防止す
る。電極中心部より上部を非鉄金属混合セラミック電極
とし、電圧を油に印加する装置。
【０００６】更に非鉄金属混合セラミック電極の上部
に、感電防止板として（２６）遠赤外線を放出する厚さ
５ｍｍ以上のセラミック板を電極の上に置くことによ
り、金属製箸等での感電を防止する。電極上部と保護板
の間を５〜１０ｍｍ開け、下部電極より電圧の放出を容
易にするため、防止板に小さな穴を無数に開け電圧の放
出を容易にする。
に、感電防止板として（２６）遠赤外線を放出する厚さ
５ｍｍ以上のセラミック板を電極の上に置くことによ
り、金属製箸等での感電を防止する。電極上部と保護板
の間を５〜１０ｍｍ開け、下部電極より電圧の放出を容
易にするため、防止板に小さな穴を無数に開け電圧の放
出を容易にする。
【０００７】本装置は、フライヤーに装置する電極と劣
化防止装置の間を１５ｋｖのネオン電線で繋ぐ。装置と
電極を別々に設置できるため、狭い厨房でも有効に使用
できる。
化防止装置の間を１５ｋｖのネオン電線で繋ぐ。装置と
電極を別々に設置できるため、狭い厨房でも有効に使用
できる。
【０００８】
【従来の技術分野】従来は、木炭及び電流、更に遠赤外
線セラミック等を食用油に入れ種々と実験をしている
が、多少の効果がある程で決定的技術はまだ確立されて
いない。
線セラミック等を食用油に入れ種々と実験をしている
が、多少の効果がある程で決定的技術はまだ確立されて
いない。
【０００９】
【発明が解決しょうとする課題】我が国は、食用油及び
燃料等ほとんどの原料を外国に依存しているのが現況で
ある。この資源の少ない国が食用油を大量に消費してい
る。廃油の一部は再生処理されているが、ほとんどの廃
油は不法投棄等で環境を汚染している。特に業務用にな
ると大量の廃油が出て、この廃油処理が大きな社会問題
となっている。
燃料等ほとんどの原料を外国に依存しているのが現況で
ある。この資源の少ない国が食用油を大量に消費してい
る。廃油の一部は再生処理されているが、ほとんどの廃
油は不法投棄等で環境を汚染している。特に業務用にな
ると大量の廃油が出て、この廃油処理が大きな社会問題
となっている。
【００１０】
【問題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は食用油の劣化防止を目的に開発した装置
である。劣化防止装置は、装置と触媒とする電極とに別
れている。フライヤーの中に、非鉄金属混合セラミック
電極を触媒として装置し、この電極に３００ボルト以上
の電圧を印加して食用油の劣化を防止し、食用油の節
約、燃料の節約、廃油の減少、悪臭の減少等ができる装
置。
めに、本発明は食用油の劣化防止を目的に開発した装置
である。劣化防止装置は、装置と触媒とする電極とに別
れている。フライヤーの中に、非鉄金属混合セラミック
電極を触媒として装置し、この電極に３００ボルト以上
の電圧を印加して食用油の劣化を防止し、食用油の節
約、燃料の節約、廃油の減少、悪臭の減少等ができる装
置。
【００１１】この装置を使用する事により、新油は食材
で減る分の継ぎ足しで良く油が大幅に節約になるととも
に廃棄物が大幅に減少される。更に新油の使用率は約５
０％以下となり、遠赤外線電極の効果により通常温度の
約３０％低温でも通常温度で揚げた食材より高品質で揚
がるため燃料費が約３０％位節約できる。
で減る分の継ぎ足しで良く油が大幅に節約になるととも
に廃棄物が大幅に減少される。更に新油の使用率は約５
０％以下となり、遠赤外線電極の効果により通常温度の
約３０％低温でも通常温度で揚げた食材より高品質で揚
がるため燃料費が約３０％位節約できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】フライヤーの油に劣化防止触媒と
して、遠赤外線を放出するセラミックに炭素粉末及びア
ルミナ等非鉄金属を混合した伝導率の勝れた、非鉄金属
混合遠赤外線セラミック電極をフライヤーの中に装置す
る
して、遠赤外線を放出するセラミックに炭素粉末及びア
ルミナ等非鉄金属を混合した伝導率の勝れた、非鉄金属
混合遠赤外線セラミック電極をフライヤーの中に装置す
る
【００１３】この電極に３００ボルト以上の電圧５０ヘ
ルツ以上の周波数５ミリアンペア以上の電流を油の中の
電極に印加する事により、油の中に電気密度の高い電場
層を作り、この電場層が水分の混合率を低下させるもの
と思われる。
ルツ以上の周波数５ミリアンペア以上の電流を油の中の
電極に印加する事により、油の中に電気密度の高い電場
層を作り、この電場層が水分の混合率を低下させるもの
と思われる。
【００１４】この電場層が水分の混合率を低下させる理
由は定かでわないが、電圧を電極に印加する事により、
食材で外部より搬入され油に混入する水分の分子構造が
変化し、互いに混合しずらくなるものと思われる。混合
率の低下しているところに加熱すると著しく水分の蒸発
を促進させて油の劣化を防止する。
由は定かでわないが、電圧を電極に印加する事により、
食材で外部より搬入され油に混入する水分の分子構造が
変化し、互いに混合しずらくなるものと思われる。混合
率の低下しているところに加熱すると著しく水分の蒸発
を促進させて油の劣化を防止する。
【００１５】遠赤外線は、食材の芯迄熱を搬送する性質
を持っている。この性質と電圧及び混合セラミック電極
を併用する事により、相乗効果となり油の劣化を防止す
る。
を持っている。この性質と電圧及び混合セラミック電極
を併用する事により、相乗効果となり油の劣化を防止す
る。
【００１６】更に電極の炭素部分は食材で油に混入する
匂いを吸収して悪臭を取り、又、油の中に残っている水
分も吸収して油を活性化する。
匂いを吸収して悪臭を取り、又、油の中に残っている水
分も吸収して油を活性化する。
【００１７】電極に使用する素材の混合率、及び電極の
形状は、フライヤーの容量、油量等により適当に選択さ
れる。
形状は、フライヤーの容量、油量等により適当に選択さ
れる。
【００１８】電極より放出される遠赤外線は直進する性
質を持っているため、フライヤーの油全体に最も効果的
形状として、混合セラミック電極の四方を４５度以下に
カットし、その斜面から遠赤外線を放射する事により、
フライヤーの油全体に遠赤外線が行き渡る。
質を持っているため、フライヤーの油全体に最も効果的
形状として、混合セラミック電極の四方を４５度以下に
カットし、その斜面から遠赤外線を放射する事により、
フライヤーの油全体に遠赤外線が行き渡る。
【００１９】この装置の特長として、電圧と遠赤外線効
果により、通常天ぷらを揚げる温度より、約３０％位の
低温でも通常の温度で揚げた食材より良く揚がる装置。
果により、通常天ぷらを揚げる温度より、約３０％位の
低温でも通常の温度で揚げた食材より良く揚がる装置。
【００２０】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図１の食用油劣化（過酸化物価）防止装置より、図２の
フライヤーの中に装置し、触媒とする（２８）非鉄金属
混合セラミック電極に劣化防止装置より電圧を印加して
食用油の劣化を防止し、資源の節約、燃料の節約、廃油
の減少、悪臭の減少等ができる装置。
図１の食用油劣化（過酸化物価）防止装置より、図２の
フライヤーの中に装置し、触媒とする（２８）非鉄金属
混合セラミック電極に劣化防止装置より電圧を印加して
食用油の劣化を防止し、資源の節約、燃料の節約、廃油
の減少、悪臭の減少等ができる装置。
【図１】食用油の劣化防止装置の配線図である。
【図２】フライヤーの外郭切断面及び非鉄金属混合セラ
ミック電極の形状と配置図である。
ミック電極の形状と配置図である。
１．電源プラグ ２．電源スイッチ ３．ヒューズ ４．リミットスイッチ ５．リレー ６．ネオン管 ７．ネオンランプ ８．躍動トランス ９．チョークコイル １０．１２．１６コンデンサ １１．高圧トランス １３．分割器 １４．高圧交流電圧計 １５．出力電極 １６．１７．１８リレー １９．高圧リレー ２０．ロータリースイッチ ２１．シーケンサー ２２．インジケータ ２３．直流安定化電源 ２４．押しボタンスイッチ ２５．アース ２６．遠赤外線セラミック感電防止板 ２７．食用油 ２８．遠赤外線炭素粉末及びアルミナ等の混合セラミッ
ク電極 ２９．鍋外箱 ３０．電極配線図 ３１．端子 ３２．保温及び漏電防止普通セラミック ３３．電波放出ホール
ク電極 ２９．鍋外箱 ３０．電極配線図 ３１．端子 ３２．保温及び漏電防止普通セラミック ３３．電波放出ホール
Claims (2)
- 【請求項１】フライヤーの油に、直流電源及び交流電源
の商業周波数、及び３００ボルト以上の電圧５ｍアンペ
ア以上の電流をフライヤーに装置した電極に印加し、油
の中に電場層を作り、食用油の劣化を防止する装置。 - 【請求項２】請求事項１に記載の装置に於いて、更に食
用油の劣化防止の触媒として、熱をくわえると遠赤外線
を放出する粘土に電気伝導率の勝れたアルミナ及び炭素
粉末等を混合して焼き上げた非鉄金属混合セラミックを
電極とする装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17793898A JPH11332753A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 食用油の劣化防止法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17793898A JPH11332753A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 食用油の劣化防止法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11332753A true JPH11332753A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=16039703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17793898A Pending JPH11332753A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 食用油の劣化防止法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11332753A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6590187B1 (en) * | 2002-01-22 | 2003-07-08 | Yugengaisha Biofuture | High-voltage electric field generating system and fryer therewith |
| WO2003061409A1 (en) * | 2002-01-22 | 2003-07-31 | Yugengaisha Biofuture | High-voltage electric field generating system and fryer therewith |
| JP2011162734A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-08-25 | Ctc:Kk | 油劣化抑制装置及びそれを用いた油劣化抑制方法 |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP17793898A patent/JPH11332753A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6590187B1 (en) * | 2002-01-22 | 2003-07-08 | Yugengaisha Biofuture | High-voltage electric field generating system and fryer therewith |
| WO2003061409A1 (en) * | 2002-01-22 | 2003-07-31 | Yugengaisha Biofuture | High-voltage electric field generating system and fryer therewith |
| JP2011162734A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-08-25 | Ctc:Kk | 油劣化抑制装置及びそれを用いた油劣化抑制方法 |
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