JPH11331675A - 無線制御撮影装置、無線制御撮影システム、無線制御撮影方法及び記憶媒体 - Google Patents

無線制御撮影装置、無線制御撮影システム、無線制御撮影方法及び記憶媒体

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JPH11331675A
JPH11331675A JP12886198A JP12886198A JPH11331675A JP H11331675 A JPH11331675 A JP H11331675A JP 12886198 A JP12886198 A JP 12886198A JP 12886198 A JP12886198 A JP 12886198A JP H11331675 A JPH11331675 A JP H11331675A
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signal
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御命令信号の送受信状態が悪化した場合に
おいても、連続可動機構の制御を違和感なく行うことが
できるようにする。 【解決手段】 被写体を撮影する焦点距離が可変に構成
されている撮像手段と、上記撮像手段の光軸を、少なく
ともパン方向またはチルト方向に移動させる撮影方向移
動手段と、上記撮像手段が焦点距離を可変する速度、及
び上記撮影方向移動手段が上記撮像手段の光軸を移動さ
せる速度を制御する速度制御手段と、上記速度制御手段
により制御される上記撮像手段及び撮影方向移動手段の
動作速度を制御する制御命令信号を受信する無線信号受
信手段とを具備し、上記制御命令信号の受信間隔が長く
なっているときには、上記撮像手段及び撮影方向移動手
段の動作速度を遅くするようにして、制御命令信号を送
受信する環境が悪化している環境においても、ユーザー
の使い勝手を損なわないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線制御撮影装置、
無線制御撮影システム、無線制御撮影方法及び記憶媒体
に関し、特に、非同期のTDMA方式によるデータ通信にお
いて、動画データをリアルタイム伝送する無線制御撮影
システムに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、同一周波数の搬送波を用いて
第1の局と第2の局とが互いに非同期で双方向通信を行
う場合、第1の局がデータを送信し、それを受信した第
2局が次の動作を行うとともに、データを受信したこと
を第1の局に知らせるためにレスポンスを返送する、等
のような半二重通信を行うようにする各種アプリケーシ
ョンが知られている。
【0003】以下に、従来の無線制御撮影システムを例
にして説明する。第1の局にビデオカメラを設けるとと
もに、第2の局にモニタを設け、デジタル化された動画
データが第1の局から第2の局にリアルタイムで伝送さ
れる。また、その逆にフォーカス、ズーム、露出等の動
作を制御する制御命令信号が第2の局から第1の局に伝
送される。
【0004】フォーカス、ズーム、露出等の動作は連続
的な機能なので、基本的には1回の命令で所定量駆動さ
せるようにする。また、滑らかに動作させていない場合
にはその所定量を駆動している間に次の制御命令信号を
送受信できるように送信間隔を決めておくようにしてい
る。
【0005】また、このような映像伝送システムでは、
情報量を削減するために入力デジタル信号に圧縮処理を
施しており、少ない伝送容量で多くの動画情報や静止画
情報の伝送を可能にしている。
【0006】これらのデジタル映像の圧縮方式は、近隣
の画素間に相関性があることを利用して、画像を水平nx
垂直n ごとに複数のブロックに分割している。そして、
各ブロックごとに離散コサイン変換(DCT) 等の直交変換
を施し、各係数を所定のビット数にを丸めることで量子
化するようにしている。
【0007】一般的に、画像情報は低域に偏っているた
め、高周波成分のビット数を減らすことで、データ量を
削減することができる。さらに、ハフマン符号化等の可
変長符号化で出現確率によりデータ圧縮をすることがで
きる。
【0008】また、デジタル画像データの無線伝送手段
として、スペクトラム拡散通信方式が提案されている。
このスペクトラム拡散通信方式について説明すると、直
接拡散方式を用いたスペクトラム拡散通信方式は、通常
伝送するデジタル信号のベースバンド信号から、擬似雑
音符号(PN 符号) 等の拡散符号系列を用いて、元データ
に比べてきわめて広い帯域幅を持つベースバンド信号を
生成するようにしている。さらに、PSK(位相シフトキー
イング) 、FSK(周波数シフトキーイング) 等の変調を行
ってからRF( 無線周波数) 信号に変換して伝送するよう
にしている。
【0009】一方、受信側では、送信側と同一の拡散符
号を用いて受信信号との相関をとる逆拡散を行い、受信
信号を元データに対応した帯域幅を持つ狭帯域受信信号
に変換した後、通常のデータ復調を行って元データを再
生するようにしている。
【0010】上述のように、スペクトラム拡散通信方式
では、情報帯域幅に対して送信帯域幅が極めて広いの
で、送信帯域幅が一定の条件下では、通常の狭帯域変調
方式に比べて非常に低い伝送速度しか実現できないこと
となる。
【0011】この問題点を解決するために、符号分割多
重化(CDMA)という方式が存在する。この方式は、高速の
情報信号を低速の並列データに変換し、それぞれが直交
する異なる拡散符号系列で拡散変調して加算した後にRF
信号に変換して伝送を行うことにより、拡散変調の拡散
率を下げること無しに送信帯域幅一定の条件下で高速デ
ータ伝送を実現するものである。このスペクトラム拡散
通信方式と映像データの圧縮符号化とを組み合わせるこ
とにより、高画質の映像を伝送することが可能になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなシステムでは、次のような問題があった。すなわ
ち、フォーカス、ズーム、露出等の制御において連続的
に動作させる場合、無線伝送路の状況により制御命令信
号を受信する間隔が通常よりも長くなってしまう場合
や、所定間隔より長い間隔でしか制御命令信号を送信す
ることができない場合があった。
【0013】このような場合には、例えばユーザーがズ
ーム機能を動作させようとすると、ぎこちないズーム動
作になってしまうことがあった。逆に、このような場合
を想定して1回の命令での駆動量を制限しないと、ユー
ザーが意図した位置で静止することができなくなってし
まう問題が生じる。
【0014】本発明は上述の問題点にかんがみ、無線制
御を行って撮影を行う際に、制御命令信号の送受信状態
が悪化しても、撮像手段の連続可動機構の制御を違和感
なく行うことができるようにすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の無線制御撮影装
置は、被写体を撮影する焦点距離が可変に構成されてい
る撮像手段と、上記撮像手段の光軸を、少なくともパン
方向またはチルト方向に移動させる撮影方向移動手段
と、上記撮像手段が焦点距離を可変する速度、及び上記
撮影方向移動手段が上記撮像手段の光軸を移動させる速
度を制御する速度制御手段と、上記速度制御手段により
制御される上記撮像手段及び撮影方向移動手段の動作速
度を制御する制御命令信号を受信する無線信号受信手段
とを具備し、上記制御命令信号の受信間隔が長くなって
いるときには、上記撮像手段及び撮影方向移動手段の動
作速度を遅くすることを特徴としている。また、本発明
の無線制御撮影装置の他の特徴とするところは、上記制
御命令信号は、スペクトラム拡散方式で送信されること
を特徴としている。
【0016】本発明の無線制御撮影システムは、被写体
を撮影する焦点距離が可変に構成されている撮像手段
と、上記撮像手段の光軸を、少なくともパン方向または
チルト方向に移動させる撮影方向移動手段と、上記撮像
手段が焦点距離を可変する速度、及び上記撮影方向移動
手段が上記撮像手段の光軸を移動させる速度を制御する
速度制御手段と、上記速度制御手段により制御される上
記撮像手段及び撮影方向移動手段の動作速度を制御する
制御命令信号を受信するとともに、上記撮像手段により
生成された映像信号を送信する第1の無線信号送受信手
段とを第1の局が具備するとともに、上記制御命令信号
を送信するとともに、上記第1の局から送信される映像
信号を受信する第2の無線信号送受信手段を第2の局が
具備し、上記制御命令信号を受信する間隔が長くなって
いるときには、上記撮像手段及び撮影方向移動手段の動
作速度を遅くすることを特徴としている。また、本発明
の無線制御撮影システムの他の特徴とするところは、上
記速度制御手段は、スペクトラム拡散方式で送信される
制御命令信号に従って上記撮像手段及び撮影方向移動手
段を制御することを特徴としている。また、本発明の無
線制御撮影システムのその他の特徴とするところは、被
写体を撮影して映像信号を生成する撮像手段と、上記撮
像手段により生成された映像信号を送信するとともに、
制御命令信号を受信する第1の無線信号送受信手段と、
上記制御命令信号により動作し、かつ動作速度が可変速
である連続可動機構とを第1の無線局が備え、上記制御
命令信号を生成する制御命令信号生成手段と、上記第1
の無線局から送られてくる映像信号を受信し、かつ上記
制御命令信号を送信する第2の無線信号送受信手段とを
第2の無線局が備え、上記連続可動機構の動作速度を、
上記制御命令信号の受信間隔に応じて決定することを特
徴としている。また、本発明の無線制御撮影システムの
その他の特徴とするところは、被写体を撮影して映像信
号を生成する撮像手段と、上記撮像手段により生成され
た映像信号を圧縮符号化して映像データを生成する符号
化手段と、上記符号化手段により生成された映像データ
を送信するとともに、外部から送られてくる制御命令信
号を受信する第1の無線信号送受信手段と、上記制御命
令信号により動作し、かつ動作速度が可変速である連続
可動機構とを第1の無線局が備え、上記第2の無線信号
送受信手段により受信した映像データを映像信号に復号
する復号化手段と、上記第1の無線局の連続可動機構を
制御する制御命令信号を生成する制御命令信号生成手段
と、上記第1の無線局から送られてくる映像データを受
信するとともに、上記制御命令信号を送信する第2の無
線信号送受信手段とを第2の無線局が備え、上記連続可
動機構の動作速度を、上記制御命令信号の受信間隔に応
じて決定することを特徴としている。また、本発明の無
線制御撮影システムのその他の特徴とするところは、上
記第1の無線局及び上記第2の無線局は、他局と重なる
ことのない識別番号(ID)が割り当てられていて、上記識
別番号(ID)を記憶する識別番号(ID)記憶手段と、上記映
像信号及び制御命令信号の受信、または実行を許可され
ている局の識別番号を記憶する通信先識別番号記憶手段
とを具備し、上記映像データには自局の識別番号を含
み、上記制御命令信号には自局の識別番号及び通信先識
別番号を含み、複数の局が共存する時には、共存状態に
応じて上記連続可動機構の動作速度を制御する制御命令
信号の送信間隔を決定することを特徴としている。ま
た、本発明の無線制御撮影システムのその他の特徴とす
るところは、上記第1及び第2の無線信号送受信手段で
送受信する信号は、n 個の拡散符号系列で符号を拡散し
た後に多重化して送信するスペクトラム拡散方式である
ことを特徴としている。また、本発明の無線制御撮影シ
ステムのその他の特徴とするところは、上記第1及び第
2の無線信号送受信手段で送受信する信号は、n 個の拡
散符号系列で符号を拡散した後に多重化して送信するス
ペクトラム拡散方式であり、上記制御命令信号は多重な
しで送信し、上記映像データは最大n 多重で送信するこ
とを特徴としている。また、本発明の無線制御撮影シス
テムのその他の特徴とするところは、上記符号化手段
は、映像信号を直交変換で周波数成分に分解し、フィー
ルド内もしくはフレーム内で圧縮符号化することを特徴
としている。また、本発明の無線制御撮影システムのそ
の他の特徴とするところは、上記第2の無線局は、上記
映像信号を表示する表示手段を有することを特徴として
いる。また、本発明の無線制御撮影システムのその他の
特徴とするところは、上記制御命令信号を一回受信する
ごとに稼働する各機能の稼働量は一定であることを特徴
としている。
【0017】本発明の無線制御撮影方法は、焦点距離が
可変に構成されている撮像手段を用いて被写体を撮影す
る撮像処理と、上記撮像手段の光軸を、少なくともパン
方向またはチルト方向に移動させる撮影方向移動処理
と、上記撮像手段の焦点距離を可変する速度、及び上記
撮像手段の光軸を移動させる速度を制御する速度制御処
理と、上記速度制御処理により制御される上記撮像手段
の焦点距離及び光軸方向の変更速度を制御する制御命令
信号を受信する無線信号受信処理とを行い、上記制御命
令信号を受信する間隔が長くなっているときには、上記
撮像手段の焦点距離及び光軸方向を変更する速度を遅く
することを特徴としている。また、本発明の無線制御撮
影方法の他の特徴とするところは、上記制御命令信号
は、スペクトラム拡散方式で送信されることを特徴とし
ている。また、本発明の無線制御撮影方法のその他の特
徴とするところは、焦点距離が可変に構成されている撮
像手段を用いて被写体を撮影する撮像処理と、上記撮像
手段の光軸を、少なくともパン方向またはチルト方向に
移動させる撮影方向移動処理と、上記撮像手段の焦点距
離を可変する速度、及び上記撮像手段の光軸を移動させ
る速度を制御する速度制御処理と、上記速度制御処理に
より制御される上記撮像手段の焦点距離及び光軸方向の
変更速度を制御する制御命令信号を受信する第1の無線
信号送受信処理とを第1の局が行うとともに、上記第1
の局を制御するための制御命令信号を送信するととも
に、上記第1の局から送信される映像信号を受信する第
2の無線信号送受信処理を第2の局が行い、上記制御命
令信号を受信する間隔が長くなっているときには、上記
撮像手段の焦点距離及び光軸方向を変更する速度を遅く
することを特徴としている。また、本発明の無線制御撮
影方法のその他の特徴とするところは、上記撮像処理、
撮影方向移動処理及び移動速度制御処理は、スペクトラ
ム拡散方式で送信される制御命令信号で制御されて行う
ことを特徴としている。
【0018】本発明の記憶媒体は、上記各手段としてコ
ンピュータを機能させるためのプログラムを格納したこ
とを特徴としている。また、本発明の記憶媒体の他の特
徴とするところは、上記方法を実行する手順をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを格納したことを特
徴としている。
【0019】
【作用】本発明は前記技術手段よりなるので、フォーカ
ス、ズーム、露出等の機能を制御する場合において、連
続的に動作させる場合、無線伝送路の状況により制御命
令信号を数回に一回しか受信できない場合や、所定間隔
より長い間隔でしか送信できない場合でも、ぎこちない
動きになってしまうのを回避することが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を、ビデオカメラで撮影されて映像信号を無線伝送可
能な複数の局(以下カメラ局と呼ぶ)と、それらを制御
する制御部及び、伝送されてきた画像データを見るため
のモニタを有する局(以下ビューワ局と呼ぶ)とからな
る無線映像伝送システムについて説明する。
【0021】本実施の形態における無線制御撮影装置の
第1の実施の形態の構成を図1に示す。第1のカメラ局
102 、第2のカメラ局103 、・・・第nのカメラ局104
はそれぞれビデオカメラを有しており、撮像された映像
をデジタル化し無線伝送するように構成されている。
【0022】一方、ビューワ局101 はカメラ局102 、10
3 、・・・104 を制御する制御部とモニタとを有し、あ
らかじめ登録されている第1のカメラ局102 、第2のカ
メラ局103 、・・・第nのカメラ局104 の動作を制御
し、これらのカメラ局から無線伝送されてくる映像を見
ることができるように構成されている。
【0023】次に、図2を用いてカメラ局及びビューワ
局の構成を説明する。図2において、230 がカメラ局、
270 がビューワ局である。 (カメラ局について)カメラ局230 において、201 は第
1のレンズ群であり、集光のために設けられている固定
されたレンズ群である。202 は第2ののレンズ群であ
り、光軸方向に移動可能に配設されて変倍を行うための
レンズであり、モータドライバ214 によって駆動される
モータ211 によって光軸に沿って移動して所定の倍率で
光学像を固体撮像素子上に結像させるようにするもので
ある。
【0024】203 は絞りであり、アイリスドライバ215
によって駆動されるIG212 によって駆動され、固体撮像
素子上に結像される光学像が所定の光量となるように調
整するものである。上記絞り203 を挟んで配置されてい
る204 は第3のレンズ群であり、この第3のレンズ群20
4 は固定されている。
【0025】205 は第4のレンズ群であり、変倍レンズ
群202 の動きで移動した結像位置を補正する機能と、上
記固体撮像素子上に結像される光学像の焦点調節機能と
を兼ね備えた補正レンズ群であり、第2のレンズ群202
と同様に、モータドライバ216 にて駆動されるモータ21
3 によって光軸方向に移動可能に配設されている。
【0026】なお、第2のレンズ群202 及び第4のレン
ズ群205 を移動させるモータ211 及び213 はステッピン
グモーターを用いるのが主流であり、リセット位置を検
出するセンサー(フォトインタラプタ等)を併設し、こ
れにより絶対位置を初期設定する方法が採用される。こ
の構成だと、マイクロコンピュータ223 内部でのモータ
駆動制御プログラムが絶対位置を管理することができる
ので都合がよい。
【0027】上記マイクロコンピュータ223 に所定の処
理を行わせるための操作キー228 が設けられているとと
もに、上記マイクロコンピュータ223 で扱うデータを記
憶しておくためのEEPROM229 が設けられている。上記レ
ンズ群によって最終的に固体撮像素子206 の結像面上に
被写体が結像される。上述の光学系を介した映像は上記
固体撮像素子206 により電気信号に変換される。
【0028】次に、カメラ信号処理207 により所定のア
ナログ信号処理、及びアナログ−デジタル変換処理が施
されてデジタル映像信号が生成される。デジタル映像信
号は、圧縮回路208 によりJPEG(Joint Photographic Co
ding Experts Group) 方式等のフィールド内またはフレ
ーム内圧縮を施され、映像圧縮データとなる。
【0029】一方、マイク221 より入力された音声信号
は、音声処理回路222 により所定のアナログ信号処理、
及びアナログ−デジタル変換処理を施すことにより、デ
ジタル音声信号となる。
【0030】デジタル映像信号、及びデジタル音声信号
はデータ制御回路218 に入力され、データの内容、構成
を識別するためのヘッダデータを先頭に、デジタル映像
信号、デジタル音声信号の順に並べられてビデオデータ
となる。上記データ制御回路218 で扱うデータを記憶し
ておくためのメモリ217 が設けられている。
【0031】上述のように生成されたビデオデータは、
無線送受信回路219 によりビデオ送信信号に変換され、
アンテナ220 を介して空中に送信される。なお、上述の
ヘッダデータとはマイクロコンピュータ223 よりフレー
ム毎に供給され、データ制御回路218 はヘッダデータを
受けた時のみビデオデータが無線送受信回路219 に出力
されて送信される。
【0032】また、アンテナ220 を介して制御命令信号
を受信した場合、無線送受信回路219 により制御データ
に変換され、データ制御回路218 を介してマイクロコン
ピュータ223 に供給される。マイクロコンピュータ223
は入力された制御データに従って、ビデオ送信制御、レ
ンズ制御、雲台制御等のシステム制御を行う。
【0033】雲台231は、モーター224,226 を駆動する
ことにより、カメラをパン(横)方向、チルト(縦)方
向に移動させて撮影方向を変えるものである。本実施の
形態では、ステッピングモーターを例に説明する。モー
タードライバー225,227 は、モーター224,226 の駆動回
路であり、マイクロコンピュータ223 からの制御信号
(パルス)に応じて駆動する。
【0034】(ビューワ局について)ビデオ信号をアン
テナ250 を介して無線送受信回路251 が受信すると、ビ
デオデータに変換してデータ制御回路252 に出力する。
データ制御回路252 は入力されたビデオデータをヘッダ
データ、映像圧縮データ、及び音声データに分離し、ヘ
ッダデータをマイクロコンピュータ258 、映像圧縮デー
タを伸長回路254 、音声データを音声信号処理259 にそ
れぞれ出力する。
【0035】伸長回路254 は映像圧縮データを伸長し、
デジタル映像信号に変換する。この際、データ誤りによ
り伸長することができなかった場合、マイクロコンピュ
ータ258 に伸長エラー信号を返す。
【0036】また、映像の更新タイミングまでに伸長す
るべきデータが入力されなかった場合にも、マイクロコ
ンピュータ258 に伸長エラー信号を返す。デジタル映像
信号は映像信号処理回路255 によりモニタ256 で表示可
能なアナログ映像信号(例えばNTSC方式)に変換し、モ
ニタ256 で表示する。なお、伸長エラーが発生した場合
は表示する映像を更新せず前回の映像が維持される。
【0037】同様に、音声信号処理回路259 は音声デー
タをアナログ信号に変換し、スピーカー260 から再生さ
れる。また、操作キー261 には、カメラ局を遠隔操作す
るためのキーが備わっており、ユーザーが操作するとマ
イクロコンピュータがその操作を判別し、マイクロコン
ピュータ258 が制御命令信号データを生成する。次に制
御命令信号データをデータ制御回路252 を介して無線送
受信回路219 により制御命令信号に変換し、アンテナ22
0 を介して空中に送信される。
【0038】上記マイクロコンピュータ258 で扱うデー
タを記憶しておくためにEEPROM262が設けられている。
また、マイクロコンピュータ258 から出力される命令、
或いは文字や数字等をモニタ256 に表示させるために、
CG(キャラクタジェネレータ)257 が設けられている。
【0039】なお、データ制御回路218(ビューワ局では
252)は、制御データやビデオデータ送信データをメモリ
217(ビューワ局では253)に一時的に格納し、マイクロコ
ンピュータ258(ビューワ局では258)からの命令により送
信優先度の高いデータから無線送信回路219(ビューワ局
では251)に出力する。
【0040】(送受信回路(スペクトラム拡散方式)に
ついて)本実施の形態の第1の実施の形態における219
(ビューワ局では251)の無線送受信回路はスペクトラム
拡散方式である。次にスペクトラム拡散送受信部につい
て図3及び図4を用いて説明する。
【0041】図3は、本実施の形態の第1の実施の形態
における219(ビューワ局では251)の無線送受信回路の送
信部の構成を示し、図4は本実施の形態の第1の実施の
形態における219(ビューワ局では251)の無線送受信回路
の受信部の構成を示す。
【0042】図3において、301 はデータ制御回路218
(ビューワ局では252)から直列に入力されるデータをn
個の並列データに変換する直並列変換器、302 はマイク
ロコンピュータ223(ビューワ局では258)から入力された
符号分割多重数k を演算し直並列変換器301 の出力をK
シンボルに設定する並列数制御回路である。
【0043】303-1 〜n は並列化された各データと拡散
符号発生器から出力されるn 個の拡散符号とを乗算する
乗算器群、304 はn 個のそれぞれ異なる拡散符号と同期
専用の拡散符号を発生する拡散符号発生器、305 は乗算
器群303-2 〜n のn-1 個の出力群の内設定された出力の
みを選択して出力するスイッチ群、306 は入力された伝
送速度データから符号分割多重数に応じた数の符号チャ
ネルを選択するように上記スイッチ群を制御する選択信
号生成回路である。
【0044】307 は拡散符号発生器303 から出力される
同期専用拡散符号と乗算器群303-1の出力とスイッチ群3
05 の0 〜n-1 個の出力を加算する加算器、308 は加算
器304 の出力を送信周波数信号に変換するための高周波
段、309 は多重化数に応じて高周波段308 の送信出力を
制御する利得制御回路、310 は送信アンテナである。
【0045】また、図4において、410 は受信アンテ
ナ、402 は高周波信号処理部、403 は送信側の拡散符号
とクロックに対する同期を捕捉し維持する同期回路、40
4 は同期回路403 より入力される符号同期信号及びクロ
ック信号により、送信側の拡散符号群と同一のn+1 個の
拡散符号を発生する拡散符号発生器である。
【0046】405 は拡散符号発生器404 より出力される
キャリア再生用拡散符号と高周波信号処理部402 の出力
から搬送波信号を再生するキャリア再生回路、406 はキ
ャリア再生回路405 の出力と高周波信号処理部402 の出
力と拡散符号発生器404 の出力であるn 個の拡散符号を
用いてベースバンドで復調を行うベースバンド復調回路
である。
【0047】407 はベースバンド復調回路406 の相関値
群から送信されている符号チャネル数を検出する多重数
検出回路、408 は多重数検出回路407 の出力から並直列
変換の並列数を制御する並列数制御回路、409 は並列数
制御回路408 の出力に応じてベースバンド復調回路406
の出力である1 〜n 個の並列復調データを並直列変換す
る並直列変換器であり、409 出力の再生データはデータ
制御回路218(ビューワ局では252)に入力される。
【0048】ユーザーのキー操作により、例えばズーム
等のカメラ制御要求が発生した場合、図6に示すような
パケットがビューワ局よりカメラ局に送信される。図6
において、601 は符号多重数を示す符号多重数k 、603
は制御データ607 がどのようなデータであるかを示すフ
レームタイプ、604 はデータ長を表すデータ長、605送
信先の識別番号である送信先ID、606 はチェックサム、
607 は制御データである。符号多重数k601は制御データ
を送信する場合は常に1である。
【0049】連続動作を必要とする制御命令信号の場
合、制御データ607 は少なくとも、例えばズーム制御、
マニュアルフォーカス制御等にあらかじめ割り当てられ
たコードが含まれる。
【0050】(本実施の形態の特徴)次に、本実施の形
態の特徴を図5のフローチャートを用いて説明する。図
5のフローチャートは、連続動作を必要とする制御命令
信号の場合を示し、例えばズーム制御、マニュアルフォ
ーカス制御、雲台制御等を行う場合に実行される。
【0051】継続的に動作させるには、本来は所定間隔
でビューワ局270 より制御命令信号が送信され、カメラ
局230 で受信されるはずである。基本的には、この制御
命令信号の送信間隔で最適な動作速度に設定されている
が、他のユーザーとの干渉や無線伝送路の状態等により
ビューワ局270 が制御命令信号を所定の送信間隔で送信
できないか、またはカメラ局230 が何回かに一回しか正
しく受信できないような場合、動作のなめらかさが損な
われ、ぎこちない動作となってしまう。
【0052】そこで、本実施の形態においては、ステッ
プ501 で処理が開始されると、ステップ502 により(MSG
_T)-(MSG _T-1)を制御命令受信間隔I に格納する。実
際には、制御命令受信間隔I は例えば10段階等のステッ
プ数に量子化される。ここで、(MSG_T)とは今回制御命
令信号を受信した時刻であり、(MSG_T-1)は前回制御命
令信号を受信した時刻である。なお、(MSG_T-1)は所定
時間更新されない場合は破棄され、(MSG_T-1)にデータ
が無いときは各機能 (ズーム等) を動作させない。また
は、最小駆動量だけ動作させても良い。
【0053】次に、ROM 領域にI-S テーブルがあらかじ
め記憶されている。このI-S テーブルとは、それぞれの
制御命令受信間隔I に対応する速度S であり、ステップ
503により制御命令受信間隔I に対応する速度S を読み
出し、ステップ504 により動作速度をS に設定する。ま
た、I-S テーブルは機能ごとに存在する。
【0054】図7は、I(制御命令信号受信間隔) 一S(速
度) の関係をグラフにした特性図である。図7に示した
ように、定常時とは、無線伝送路が良好な状態であり、
最も多く制御命令信号を受信できるときであり、そこか
ら受信間隔が長くなるにつれて、動作速度を低下させる
ようにしている。
【0055】このとき、ズーム、フォーカス、雲台等の
アクチュエータとしてステッピングモータを採用したシ
ステムでは、動作速度はモータに与える駆動パルス周期
で制御できるので、速度S とはこの駆動パルス周期に相
当する。さらに、ステップ505 により次回の制御命令信
号が来たときのために(MSG_T)を(MSG_T-1)に保存す
る。
【0056】上記の構成により、本実施の形態の無線制
御撮影装置では、フォーカス、ズーム、露出等の制御に
おいて連続的に動作させる場合、無線伝送路の状況によ
り制御命令信号を数回に一回しか受信できない場合や、
所定間隔より長い間隔でしか送信できない場合において
も、ユーザーの使い勝手を損なわずに、ぎこちない動き
になってしまうのを回避することができる。
【0057】また、この例では制御命令信号を受信する
たびに速度が変動することになるが、これを数回受信し
てから、最も遅い速度に設定するようにしてもよい。
【0058】(本発明の他の実施形態)本発明は複数の
機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機
器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適
用しても1つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0059】また、上述した実施形態の機能を実現する
ように各種のデバイスを動作させるように、上記各種デ
バイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュ
ータに対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフ
トウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあ
るいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に
格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作
させることによって実施したものも、本発明の範疇に含
まれる。
【0060】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用い
ることができる。
【0061】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共
同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0062】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した実施
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
は言うまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本実施の形態によ
れば、無線制御撮影装置において、上記の構成により、
本実施の形態の無線制御撮影装置では、フォーカス、ズ
ーム、露出等の制御を連続的に行う場合、無線伝送路の
状況により制御命令信号を数回に一回しか受信できない
場合や、所定間隔より長い間隔でしか送信できない場合
においても、連続可動機構がぎこちない動きになってし
まうのを回避することが可能となり、制御命令信号を送
受信する環境が悪化している環境においても、ユーザー
の使い勝手を損なわないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、無線制御撮影シス
テムの構成例を説明するブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における、カメラ局及びビ
ューワ局の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明における無線制御撮影装置の実施の形態
の一部の構成を表すブロック図である。
【図4】本発明における無線制御撮影装置の実施の形態
の一部の構成を表すブロック図である。
【図5】本実施の形態における無線制御撮影装置の第1
の実施の形態を説明するフローチャートである。
【図6】本実施の形態における無線制御撮影装置の第1
の実施の形態において、送信パケットの構成を表す図で
ある。
【図7】本実施の形態における無線制御撮影装置の第1
の実施の形態において、制御命令信号の受信間隔と機器
の動作速度の関係を表す特性図である。
【符号の説明】
101 ビューワ局 102 第1のカメラ局 103 第2のカメラ局 104 第nのカメラ局

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影する焦点距離が可変に構成
    されている撮像手段と、 上記撮像手段の光軸を、少なくともパン方向またはチル
    ト方向に移動させる撮影方向移動手段と、 上記撮像手段が焦点距離を可変する速度、及び上記撮影
    方向移動手段が上記撮像手段の光軸を移動させる速度を
    制御する速度制御手段と、 上記速度制御手段により制御される上記撮像手段及び撮
    影方向移動手段の動作速度を制御する制御命令信号を受
    信する無線信号受信手段とを具備し、 上記制御命令信号の受信間隔が長くなっているときに
    は、上記撮像手段及び撮影方向移動手段の動作速度を遅
    くすることを特徴とする無線制御撮影装置。
  2. 【請求項2】 上記制御命令信号は、スペクトラム拡散
    方式で送信されることを特徴とする請求項1に記載の無
    線制御撮影装置。
  3. 【請求項3】 被写体を撮影する焦点距離が可変に構成
    されている撮像手段と、 上記撮像手段の光軸を、少なくともパン方向またはチル
    ト方向に移動させる撮影方向移動手段と、 上記撮像手段が焦点距離を可変する速度、及び上記撮影
    方向移動手段が上記撮像手段の光軸を移動させる速度を
    制御する速度制御手段と、 上記速度制御手段により制御される上記撮像手段及び撮
    影方向移動手段の動作速度を制御する制御命令信号を受
    信するとともに、上記撮像手段により生成された映像信
    号を送信する第1の無線信号送受信手段とを第1の局が
    具備するとともに、 上記制御命令信号を送信するとともに、上記第1の局か
    ら送信される映像信号を受信する第2の無線信号送受信
    手段を第2の局が具備し、 上記制御命令信号を受信する間隔が長くなっているとき
    には、上記撮像手段及び撮影方向移動手段の動作速度を
    遅くすることを特徴とする無線制御撮影システム。
  4. 【請求項4】 上記速度制御手段は、スペクトラム拡散
    方式で送信される制御命令信号に従って上記撮像手段及
    び撮影方向移動手段を制御することを特徴とする請求項
    3に記載の無線制御撮影システム。
  5. 【請求項5】 被写体を撮影して映像信号を生成する撮
    像手段と、上記撮像手段により生成された映像信号を送
    信するとともに、制御命令信号を受信する第1の無線信
    号送受信手段と、上記制御命令信号により動作し、かつ
    動作速度が可変速である連続可動機構とを第1の無線局
    が備え、 上記制御命令信号を生成する制御命令信号生成手段と、
    上記第1の無線局から送られてくる映像信号を受信し、
    かつ上記制御命令信号を送信する第2の無線信号送受信
    手段とを第2の無線局が備え、 上記連続可動機構の動作速度を、上記制御命令信号の受
    信間隔に応じて決定することを特徴とする無線制御撮影
    システム。
  6. 【請求項6】 被写体を撮影して映像信号を生成する撮
    像手段と、上記撮像手段により生成された映像信号を圧
    縮符号化して映像データを生成する符号化手段と、上記
    符号化手段により生成された映像データを送信するとと
    もに、外部から送られてくる制御命令信号を受信する第
    1の無線信号送受信手段と、上記制御命令信号により動
    作し、かつ動作速度が可変速である連続可動機構とを第
    1の無線局が備え、 上記第2の無線信号送受信手段により受信した映像デー
    タを映像信号に復号する復号化手段と、上記第1の無線
    局の連続可動機構を制御する制御命令信号を生成する制
    御命令信号生成手段と、上記第1の無線局から送られて
    くる映像データを受信するとともに、上記制御命令信号
    を送信する第2の無線信号送受信手段とを第2の無線局
    が備え、 上記連続可動機構の動作速度を、上記制御命令信号の受
    信間隔に応じて決定することを特徴とする無線制御撮影
    システム。
  7. 【請求項7】 上記第1の無線局及び上記第2の無線局
    は、他局と重なることのない識別番号(ID)が割り当てら
    れていて、 上記識別番号(ID)を記憶する識別番号(ID)記憶手段と、
    上記映像信号及び制御命令信号の受信、または実行を許
    可されている局の識別番号を記憶する通信先識別番号記
    憶手段とを具備し、 上記映像データには自局の識別番号を含み、上記制御命
    令信号には自局の識別番号及び通信先識別番号を含み、
    複数の局が共存する時には、共存状態に応じて上記連続
    可動機構の動作速度を制御する制御命令信号の送信間隔
    を決定することを特徴とする請求項5または6に記載の
    無線制御撮影システム。
  8. 【請求項8】 上記第1及び第2の無線信号送受信手段
    で送受信する信号は、n 個の拡散符号系列で符号を拡散
    した後に多重化して送信するスペクトラム拡散方式であ
    ることを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載の
    無線制御撮影システム。
  9. 【請求項9】 上記第1及び第2の無線信号送受信手段
    で送受信する信号は、n 個の拡散符号系列で符号を拡散
    した後に多重化して送信するスペクトラム拡散方式であ
    り、上記制御命令信号は多重なしで送信し、上記映像デ
    ータは最大n多重で送信することを特徴とする請求項5
    〜8の何れか1項に記載の無線制御撮影システム。
  10. 【請求項10】 上記符号化手段は、映像信号を直交変
    換して周波数成分に分解し、フィールド内もしくはフレ
    ーム内で圧縮符号化することを特徴とする請求項5〜9
    の何れか1項に記載の無線制御撮影システム。
  11. 【請求項11】 上記第2の無線局は、上記映像信号を
    表示する表示手段を有することを特徴とする請求項5〜
    10の何れか1項に記載の無線制御撮影システム。
  12. 【請求項12】 上記制御命令信号を一回受信するごと
    に稼働する各機能の稼働量は一定であることを特徴とす
    る請求項5〜11の何れか1項に記載の無線制御撮影シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 焦点距離が可変に構成されている撮像
    手段を用いて被写体を撮影する撮像処理と、 上記撮像手段の光軸を、少なくともパン方向またはチル
    ト方向に移動させる撮影方向移動処理と、 上記撮像手段の焦点距離を可変する速度、及び上記撮像
    手段の光軸を移動させる速度を制御する速度制御処理
    と、 上記速度制御処理により制御される上記撮像手段の焦点
    距離及び光軸方向の変更速度を制御する制御命令信号を
    受信する無線信号受信処理とを行い、 上記制御命令信号を受信する間隔が長くなっているとき
    には、上記撮像手段の焦点距離及び光軸方向を変更する
    速度を遅くすることを特徴とする無線制御撮影方法。
  14. 【請求項14】 上記制御命令信号は、スペクトラム拡
    散方式で送信されることを特徴とする請求項13に記載
    の無線制御撮影方法。
  15. 【請求項15】 焦点距離が可変に構成されている撮像
    手段を用いて被写体を撮影する撮像処理と、上記撮像手
    段の光軸を、少なくともパン方向またはチルト方向に移
    動させる撮影方向移動処理と、上記撮像手段の焦点距離
    を可変する速度、及び上記撮像手段の光軸を移動させる
    速度を制御する速度制御処理と、上記速度制御処理によ
    り制御される上記撮像手段の焦点距離及び光軸方向の変
    更速度を制御する制御命令信号を受信する第1の無線信
    号送受信処理とを第1の局が行うとともに、 上記第1の局を制御するための制御命令信号を送信する
    とともに、上記第1の局から送信される映像信号を受信
    する第2の無線信号送受信処理を第2の局が行い、 上記制御命令信号を受信する間隔が長くなっているとき
    には、上記撮像手段の焦点距離及び光軸方向を変更する
    速度を遅くすることを特徴とする無線制御撮影方法。
  16. 【請求項16】 上記撮像処理、撮影方向移動処理及び
    移動速度制御処理は、スペクトラム拡散方式で送信され
    る制御命令信号で制御されて行うことを特徴とする請求
    項15に記載の無線制御撮影方法。
  17. 【請求項17】 請求項1〜12の何れか1項に記載の
    各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラ
    ムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
  18. 【請求項18】 請求項13〜16の何れか1項に記載
    の方法を実行する手順をコンピュータに実行させるため
    のプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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