JPH11331615A - 画像圧縮装置 - Google Patents

画像圧縮装置

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Publication number
JPH11331615A
JPH11331615A JP10131648A JP13164898A JPH11331615A JP H11331615 A JPH11331615 A JP H11331615A JP 10131648 A JP10131648 A JP 10131648A JP 13164898 A JP13164898 A JP 13164898A JP H11331615 A JPH11331615 A JP H11331615A
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JP
Japan
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luminance
data
unit
threshold value
binarized
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Application number
JP10131648A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kondo
健 近藤
Kazunori Nakamura
和則 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/005Statistical coding, e.g. Huffman, run length coding

Abstract

(57)【要約】 【課題】 輝度と色差のデータの2値化データを共通化
して圧縮率向上でき、また辞書により更に圧縮率向上で
きる画像圧縮装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 色空間変換部2と、色空間変換部により
分離された輝度データおよび色差データを隣接する複数
の画素によってブロック化する画像ブロック化部3と、
輝度データに対して2値化を行なうしきい値を決定する
輝度しきい値決定部4と、決定されたしきい値により、
輝度データの2値化を行なう輝度2値化部5と、輝度デ
ータに従って、ブロック化された輝度データおよび色差
データを2代表値化する代表値化部7と、輝度データに
対する全ての組み合わせ数より少ない辞書を予め用意し
ておき、2値化された輝度データを辞書を用いて符号化
する2値化輝度圧縮部6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多階調画像を圧縮
する画像圧縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像はカラー化・多階調化等によ
り画像データ量の増加が著しくなってきた。これに伴
い、画像データ量を減少させるため、符号化をはじめと
するデータ圧縮方法が盛んに研究されている。画像符号
化等による圧縮を行った後、元の画像を正確に復元する
圧縮方法は多数あるが、正確に復元しなくても支障のな
い場合の圧縮方法についてまだ多くの研究は、なされて
いない。
【0003】従来の画像圧縮装置においては、RGBの
多階調画像を隣接する複数の画素からなる画素ブロック
に分割し、前記画素ブロックを2つの代表値と2値化処
理によって作成されたブロックのパターンとで表現する
事によって画像圧縮を行うブロック近似符号化を行って
いた。
【0004】図30は従来の画像圧縮装置を示すブロッ
ク図である。図30において、121は画像圧縮装置、
122は画像ブロック化部、123はプレーンしきい値
決定部、124はプレーン2値化部である。
【0005】次に、従来の画像圧縮装置におけるブロッ
ク近似符号化について図31から図33を参照しながら
説明する。図31(a)はRのブロックデータを示すデ
ータ図であり、図31(b)はGのブロックデータを示
すデータ図、図31(c)はBのブロックデータを示す
データ図、図32(a)はRの2値化データを示すデー
タ図、図32(b)はGの2値化データを示すデータ
図、図32(c)はBの2値化データを示すデータ図、
図33は従来の画像圧縮装置におけるブロック近似符号
化の圧縮データを示すデータ構成図である。
【0006】RGB入力画像データはまず、画像ブロッ
ク化部122により隣接する複数の画素からなる画像ブ
ロックに分割される。次に、プレーンしきい値決定部1
23において画像ブロック化部122によってブロック
化されたR,G,Bそれぞれの画像ブロックデータに対
して、それぞれR,G,Bの各プレーン毎に平均値を求
め、その平均値をそれぞれのブロックプレーンのしきい
値とする。最後にそれぞれのブロックプレーンのしきい
値により画像ブロックデータとの比較を行ない、大小に
より2値化を行なったデータと、比較結果が大の位置の
元画像データの平均と比較結果が小の位置の元画像デー
タの平均をもとめた2代表値とを圧縮画像データとして
出力する。
【0007】図31(a)〜(c)は、画像ブロック化
部122によってブロック化された各プレーンのデータ
例でそれぞれRプレーンブロックデータ126、Gプレ
ーンブロックデータ127、Bプレーンブロックデータ
128を示している。例では隣接する4×4画素のデー
タをブロック化していて、125は1画素を示し、内部
の数値は8ビットの輝度データを示している。この時の
プレーンしきい値決定部123によって決定されるしき
い値は、R,G,Bそれぞれのプレーンの平均値47,
9,9である。このしきい値を用いてプレーン2値化部
124において2値化を行なったものを図32(a)〜
(c)に示し、それぞれRプレーン2値化データ12
9、Gプレーン2値化データ130、Bプレーン2値化
データ131である。また、図32の2値化データおよ
び図31のブロック化データよりそれぞれのプレーンの
代表値は高輝度代表値,低輝度代表値の順でR代表値8
9(0x59),5(0x05)、G代表値15(0x
0F),3(0x03)、B代表値15(0x0F),
3(0x03)となる。尚数値は8ビット輝度値の10
進数表記で()内の数値はその16進数での表記であ
り、以下0xがつく表記は16進数表記であるとすると
ともに10進および16進数を同時に表現する場合には
同様の表記を用いる。これを符号化すると図33のよう
なデータが得られる。132は従来のブロック近似符号
化によって得られた圧縮データを示し、133、13
6、139はそれぞれR,G,Bの2値化ブロックデー
タ位置を、134、137、140はそれぞれR,G,
Bの高輝度代表値位置を、135、138、141はそ
れぞれR,G,Bの低輝度代表値位置を示す。2値化ブ
ロックデータは図32の2値化ブロックデータを行方向
に左から右、列方向に上から下へと2値データを並べた
ものを16進数表記したものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像圧縮装置におけるブロック近似符号化方法で
は、2値化データに対する圧縮処理を行っておらず、更
にすべてのプレーンに対して2値化データを持っている
ために、2値化データを1つにまとめ更に圧縮率を向上
させる余地があった。
【0009】この画像圧縮装置では、2値化データを1
つにまとめ更に圧縮率を向上させることが要求されてい
る。
【0010】本発明は、画像の輝度データと色差データ
の2値化データを共通化することにより圧縮率を向上さ
せることができ、また、2値化データをその取りうる全
ての組み合わせより少ない組み合わせで表現された辞書
によりさらに圧縮率を向上させることができる画像圧縮
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の画像形成装置は、入力画像データを輝度デー
タと色差データとに分離する色空間変換部と、色空間変
換部により分離された輝度データおよび色差データを隣
接する複数の画素によってブロック化する画像ブロック
化部と、画像ブロック化部でブロック化された輝度デー
タに対して2値化を行なうしきい値を決定する輝度しき
い値決定部と、輝度しきい値決定部により決定されたし
きい値により、ブロック化された輝度データの2値化を
行なう輝度2値化部と、輝度2値化部によって2値化さ
れた輝度データに従って、ブロック化された輝度データ
および色差データを2代表値化する代表値化部と、輝度
2値化部によって2値化された輝度データに対する全て
の組み合わせ数より少ない辞書を予め用意しておき、2
値化された輝度データの辞書を用いて符号化する2値化
輝度圧縮部とを備えた構成を有している。
【0012】これにより、画像の輝度データと色差デー
タの2値化データを共通化することにより圧縮率を向上
させることができ、また、2値化データをその取りうる
全ての組み合わせより少ない組み合わせで表現された辞
書によりさらに圧縮率を向上させることができる画像圧
縮装置が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の画像圧
縮装置は、入力画像データを輝度データと色差データと
に分離する色空間変換部と、色空間変換部により分離さ
れた輝度データおよび色差データを隣接する複数の画素
によってブロック化する画像ブロック化部と、画像ブロ
ック化部でブロック化された輝度データに対して2値化
を行なうしきい値を決定する輝度しきい値決定部と、輝
度しきい値決定部により決定されたしきい値により、ブ
ロック化された輝度データの2値化を行なう輝度2値化
部と、輝度2値化部によって2値化された輝度データに
従って、ブロック化された輝度データおよび色差データ
を2代表値化する代表値化部と、輝度2値化部によって
2値化された輝度データに対する全ての組み合わせ数よ
り少ない辞書を予め用意しておき、2値化された輝度デ
ータを辞書を用いて符号化する2値化輝度圧縮部とを備
えることとしたものであり、これにより、2値化データ
が輝度データのみで代表され、さらにその2値化データ
に対して辞書による符号化が行われるという作用を有す
る。
【0014】請求項2に記載の画像圧縮装置は、入力画
像データを輝度データと色差データとに分離する色空間
変換部と、色空間変換部により分離された輝度データお
よび色差データを隣接する複数の画素によってブロック
化する画像ブロック化部と、画像ブロック化部でブロッ
ク化された輝度データに対して2値化を行なうしきい値
を決定する輝度しきい値決定部と、輝度しきい値決定部
により決定されたしきい値により、ブロック化された輝
度データの2値化を行なう輝度2値化部と、輝度2値化
部によって2値化された輝度データに従って、ブロック
化された輝度データおよび色差データを2代表値化する
代表値化部と、輝度2値化部によって2値化された輝度
データに対する全ての組み合わせ数より少ない辞書を予
め用意しておき、2値化された輝度データを辞書を用い
て符号化する2値化輝度圧縮部と、ブロック内の輝度平
均値、色差平均値を符号とするフラット圧縮部と、2値
化輝度圧縮部によって得られる輝度2代表値間の差が所
定しきい値以上の時には圧縮データとして代表値化部お
よび2値化輝度圧縮部出力を用い、輝度2代表間の差が
しきい値以下の時にはフラット圧縮部出力を選択する圧
縮選択部とを備えることとしたものであり、これによ
り、ブロック内での輝度代表値差が小さな時にはブロッ
ク内の輝度および色差の平均値が用いられるという作用
を有する。
【0015】請求項3に記載の画像圧縮装置は、入力画
像データを輝度データと色差データとに分離する色空間
変換部と、色空間変換部により分離された輝度データお
よび色差データを隣接する複数の画素によってブロック
化する画像ブロック化部と、画像ブロック化部でブロッ
ク化された輝度データに対して2値化を行なうしきい値
を決定する輝度しきい値決定部と、輝度しきい値決定部
により決定されたしきい値により、ブロック化された輝
度データの2値化を行なう輝度2値化部と、輝度2値化
部によって2値化された輝度データに従って、ブロック
化された輝度データおよび色差データを2代表値化する
代表値化部と、輝度2値化部によって2値化された輝度
データに対する全ての組み合わせ数より少ない辞書を予
め用意しておき、2値化された輝度データを辞書を用い
て符号化する2値化輝度圧縮部と、2代表値を符号化す
る際において輝度2代表値の高輝度代表値と低輝度代表
値の圧縮データ位置を入れ替える代表値位置指定部とを
備え、2値化輝度圧縮部は輝度2代表値の入替えを符号
化の1ビットとすることとしたものであり、これによ
り、2値化輝度圧縮部によって得られる符号ビット数が
削減されるという作用を有する。
【0016】請求項4に記載の画像圧縮装置は、入力画
像データを輝度データと色差データとに分離する色空間
変換部と、色空間変換部により分離された輝度データお
よび色差データを隣接する複数の画素によってブロック
化する画像ブロック化部と、画像ブロック化部でブロッ
ク化された輝度データに対して2値化を行なうしきい値
を決定する輝度しきい値決定部と、輝度しきい値決定部
により決定されたしきい値により、ブロック化された輝
度データの2値化を行なう輝度2値化部と、輝度2値化
部によって2値化された輝度データに従って、ブロック
化された輝度データおよび色差データを2代表値化する
代表値化部と、輝度2値化部によって2値化された輝度
データに対する全ての組み合わせ数より少なく、データ
中に2値データの反転を示すビット反転識別データを含
めた辞書を予め用意しておき、辞書および輝度2値化部
によって2値化された輝度データを用いた符号化を行な
う2値化輝度圧縮部と、2代表値データを符号化する際
において、ビット反転識別データがビット反転を示して
いる時は輝度2代表値の高輝度代表値と低輝度代表値の
圧縮データ位置を入れ替える代表値位置指定部とを備
え、2値化輝度圧縮部は、圧縮データ中の輝度代表値位
置により辞書データの示す2値化輝度データのビット反
転を表すこととしたものであり、これにより、圧縮デー
タ中の輝度代表値位置が特定の情報を示し、2値化輝度
圧縮部によって得られるビット数が削減されるという作
用を有する。
【0017】請求項5に記載の画像圧縮装置は、入力画
像データを輝度データと色差データとに分離する色空間
変換部と、色空間変換部により分離された輝度データに
対してウインドウを形成するウインドウ形成部と、ウイ
ンドウ内の輝度エッジ位置および輝度傾斜方向の検出を
行なうエッジ検出部と、エッジ検出部によって検出され
たエッジ位置に隣接する画素について輝度傾斜方向を用
いて輝度データの変更を行なうエッジ隣接位置輝度値変
更部と、エッジ隣接位置輝度値変更部により変更された
輝度データおよび色空間変換部により分離された色差デ
ータを隣接する複数の画素によってブロック化する画像
ブロック化部と、画像ブロック化部でブロック化された
輝度データに対して2値化を行なうしきい値を決定する
輝度しきい値決定部と、輝度しきい値決定部により決定
されたしきい値により、ブロック化された輝度データの
2値化を行なう輝度2値化部と、輝度2値化部によって
2値化された輝度データに従って、ブロック化された輝
度データおよび色差データを2代表値化する代表値化部
と、輝度2値化部によって2値化された輝度データに対
する全ての組み合わせ数より少ない辞書を予め用意して
おき、2値化された輝度データを辞書を用いて符号化す
る2値化輝度圧縮部とを備えることとしたものであり、
これにより、エッジとエッジ隣接画素との輝度値の差が
拡大され、2値化輝度データのエッジ再現性が向上する
という作用を有する。
【0018】請求項6に記載の画像圧縮装置は、入力画
像データを輝度データと色差データとに分離する色空間
変換部と、色空間変換部により分離された輝度データに
対してウインドウを形成するウインドウ形成部と、ウイ
ンドウ内の輝度エッジ位置および輝度傾斜方向の検出を
行なうエッジ検出部と、エッジ検出部によって検出され
たエッジ位置に隣接する画素について輝度傾斜方向を用
いて輝度データの変更を行なうエッジ隣接位置輝度値変
更部と、エッジ検出部において検出されたエッジ位置を
高輝度側または低輝度側に変更するエッジ位置変更部
と、エッジ位置の輝度データ変更を行なうエッジ位置輝
度値変更部と、エッジ位置輝度値変更部により変更され
た輝度データおよび色空間変換部により分離された色差
データを隣接する複数の画素によってブロック化する画
像ブロック化部と、画像ブロック化部でブロック化され
た輝度データに対して2値化を行なうしきい値を決定す
る輝度しきい値決定部と、輝度しきい値決定部により決
定されたしきい値により、ブロック化された輝度データ
の2値化を行なう輝度2値化部と、輝度2値化部によっ
て2値化された輝度データに従って、ブロック化された
輝度データおよび色差データを2代表値化する代表値化
部と、輝度2値化部によって2値化された輝度データに
対する全ての組み合わせ数より少ない辞書を予め用意し
ておき、2値化された輝度データを辞書を用いて符号化
する2値化輝度圧縮部とを備えることとしたものであ
り、これにより、文字等のエッジの太りまたは細りが制
御されるという作用を有する。
【0019】請求項7に記載の画像圧縮装置は、入力画
像データを輝度データと色差データとに分離する色空間
変換部と、色空間変換部により分離された輝度データお
よび色差データを隣接する複数の画素によってブロック
化する画像ブロック化部と、画像ブロック化部でブロッ
ク化された輝度データに対して2値化を行なうしきい値
を決定する輝度しきい値決定部と、輝度しきい値決定部
により決定されたしきい値により、ブロック化された輝
度データの2値化を行なう輝度2値化部と、輝度2値化
部によって2値化された輝度データに従って、ブロック
化された輝度データおよび色差データを2代表値化する
代表値化部と、輝度2値化部によって2値化された輝度
データに対する全ての組み合わせ数より少ない辞書で表
現される組み合わせ数の異なる辞書を予め複数用意して
おき、用意した複数辞書から一つの辞書選択を行なう辞
書選択部と、辞書選択部により選択された辞書を用いて
2値化された輝度データを符号化する2値化輝度圧縮部
とを備えることとしたものであり、これにより、選択さ
れた辞書に応じて圧縮率が変化するという作用を有す
る。
【0020】請求項8に記載の画像圧縮装置は、入力画
像データを輝度データと色差データとに分離する色空間
変換部と、色空間変換部により分離された輝度データお
よび色差データを隣接する複数の画素によってブロック
化する画像ブロック化部と、輝度データのしきい値決定
のためのブロック数指定を行なうブロック数選択部と、
ブロック数選択部により指定されたブロック数において
輝度データに対して2値化を行なうしきい値を決定する
輝度しきい値決定部と、輝度しきい値決定部により決定
されたしきい値により、ブロック化された輝度データを
2値化する輝度2値化部と、輝度2値化部によって2値
化された輝度データに従って、ブロック化された輝度デ
ータおよび色差データを2代表値化する代表値化部と、
輝度2値化部によって2値化された輝度データに対する
全ての組み合わせ数より少ない辞書を予め用意してお
き、2値化された輝度データを辞書を用いて符号化する
2値化輝度圧縮部とを備えることとしたものであり、こ
れにより、2値化代表値数が削減されるという作用を有
する。
【0021】請求項9に記載の画像圧縮装置は、入力画
像データを輝度データと色差データとに分離する色空間
変換部と、色空間変換部により分離された輝度データお
よび色差データを隣接する複数の画素によってブロック
化する画像ブロック化部と、輝度データのしきい値決定
のためのブロック数指定を行なうブロック数選択部と、
ブロック数選択部により指定された前記ブロック数にお
いて輝度データに対して2値化を行なうしきい値を決定
する輝度しきい値決定部と、輝度しきい値決定部により
決定されたしきい値により、ブロック化された輝度デー
タを2値化する輝度2値化部と、輝度2値化部によって
2値化された輝度データに従って、ブロック化された輝
度データおよび色差データを2代表値化する代表値化部
と、輝度2値化部によって2値化された輝度データに対
する全ての組み合わせ数より少ない辞書で表現される組
み合わせ数の異なる辞書を予め複数用意しておき、用意
した複数辞書から一つの辞書選択を行なう辞書選択部
と、辞書選択部により選択された辞書を用いて2値化さ
れた輝度データを符号化する2値化輝度圧縮部と、ブロ
ック数選択部における指定ブロック数の選択および辞書
選択部における辞書選択を選択画質に従って行なう画質
選択部とを備えることとしたものであり、これにより、
選択された画質に応じて圧縮率が変化するという作用を
有する。
【0022】請求項10に記載の画像圧縮装置は、入力
画像データを輝度データと色差データとに分離する色空
間変換部と、色空間変換部により分離された輝度データ
および色差データを隣接する複数の画素によってブロッ
ク化する画像ブロック化部と、画像ブロック化部でブロ
ック化された輝度データに対して2値化を行なうしきい
値を決定する輝度しきい値決定部と、輝度しきい値決定
部により決定されたしきい値により、ブロック化された
輝度データの2値化を行なう輝度2値化部と、輝度2値
化部によって2値化された輝度データに従って、ブロッ
ク化された輝度データおよび色差データを2代表値化す
る代表値化部と、輝度2値化部によって2値化された輝
度データに対する全ての組み合わせ数より少ない辞書を
予め用意しておき、2値化された輝度データを辞書を用
いて符号化する2値化輝度圧縮部と、ブロック化された
輝度データに対して文字かイメージかの判定を行なうブ
ロック特性判定部と、予め用意されたブロック画素分の
多値輝度データを複数個持つ辞書によって、ブロック化
された輝度データとの差が最小の辞書データ時の辞書ア
ドレスを符号とするベクトルデータ圧縮部と、ブロック
内の色差平均値を算出する色差平均値算出部と、ブロッ
ク特性判定部によりイメージであると判定された場合に
はベクトルデータ圧縮部および色差平均値算出部による
符号を選択し、文字であると判定された場合には2値化
輝度圧縮部および代表値化部による符号を選択する特性
圧縮データ選択部とを備えることとしたものであり、こ
れにより、画像特性に従って異なる圧縮が行われるとい
う作用を有する。
【0023】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図29を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1による画
像圧縮装置を示すブロック図である。
【0024】図1において、1は画像圧縮装置、2は色
空間変換部、3は画像ブロック化部、4は輝度しきい値
決定部、5は輝度2値化部、6は2値化輝度圧縮部、7
は代表値化部である。
【0025】次に、このように構成された画像圧縮装置
1について、その機能、動作等を図2〜図7を用いて説
明する。図2は図1の画像圧縮装置からの圧縮画像を伸
長する画像伸長装置を示すブロック図であり、図3は画
像ブロック化部3の機能を示す説明図、図4は輝度2値
化部5の機能を示す説明図、図5(a)は2値化輝度圧
縮部6における辞書を示すデータ図、図5(b)は図2
の画像伸長装置における復号辞書を示すデータ図、図6
(a)はブロック化されたUを示すデータ図、図6
(b)はブロック化されたVを示すデータ図、図7はブ
ロック圧縮データを示すデータ構成図である。図2にお
いて、8は画像伸長装置、9は2値化輝度伸長部、10
は多値化伸長部、11は色空間逆変換部である。
【0026】図1の色空間変換部2は、入力画像データ
の色空間であるRGBからYUVの輝度・色差で表され
る空間への変換を次式(1)〜(3)に従って行なう。
【0027】 Y=0.2990R+0.5870G+0.1140B…(1) U=−0.1684R−0.3316G+0.5000B…(2) V=0.5000R−0.4188G−0.0813B…(3) ここでR,G,BおよびY,U、Vは8ビットデータで
Yは輝度を示し、U、Vは色相を示す。画像ブロック化
部3は、隣接する複数画素を1ブロックとして画像の分
割を行なう。ブロックの分割は図3の様に行われる。
【0028】図3において、12は画像データを表し、
13はブロックの1つを示しており、1ブロックは16
画素より構成されている。画素のブロック化はY,U,
Vそれぞれのプレーンについて行われる。
【0029】図1の輝度しきい値決定部4は、ブロック
中の輝度データに対して平均を取りこれを2値化のしき
い値として設定する。輝度2値化部5は、輝度しきい値
決定部4により決定された輝度しきい値により、画像ブ
ロック化部3によりブロック化された画像データ中の輝
度成分に対して、しきい値以上であれば「1」、それ以
外には「0」を出力する。
【0030】図4はその2値化の様子を示した図であ
る。図4において、14はブロック化された画像の輝度
プレーンデータを示す。輝度しきい値決定部4は、輝度
プレーンデータ14の平均値、この例では83を輝度し
きい値として出力する。このしきい値を用いて輝度2値
化部5においてしきい値との比較を行ない、輝度2値デ
ータ15を出力する。
【0031】次に、2値化輝度圧縮部6においては、輝
度2値データ15および図5(a)の辞書アドレス1
6,辞書データ17をもつ辞書(この辞書の2値代表数
は4096(最大データは0xFFF:4096代表)
である)を用い、2値化輝度データの符号化を行なう。
図5(a)の辞書データ17のデータ内容は、圧縮デー
タの伸長の際に用いる図5(b)のアドレス18とデー
タ19を持つ復号辞書のアドレスにあたり、復号辞書に
おいて辞書データ17の内容をアドレスとして指定され
る復号辞書データ19が1つの2値代表である。符号化
においてはまず、2値化データ15を行方向に左から右
へ次に列方向に上から下へとデータを並べる。2値化デ
ータ15の例では以下のデータとなる。
【0032】0,0,0,1,0,0,0,1,0,
0,1,1,0,1,1,1これを先頭を上位ビット、
最後を下位ビットとすると、0x1137となる。これ
を符号化辞書のアドレスとして符号データ0x136を
得て、2値化輝度位置23(図7)に符号データを配置
する。一方、図1の代表値化部7においては、ブロック
輝度データ14において2値化輝度データ15が「1」
の画素の平均値183(0xB7)、値が「0」の画素
の平均値6(0x06)を図7に示されるブロック圧縮
データ22のそれぞれ輝度の高輝度代表値位置24、低
輝度代表値位置25に配置し、図6(a)のUプレーン
ブロックデータ20、図6(b)のVプレーンブロック
データ21を2値化輝度データ15を用いて2代表値化
を行なう。Uプレーンブロックデータ20およびVプレ
ーンブロックデータ21についてもそれぞれ、2値化さ
れた輝度データ15の「1」に対応する画素の平均値、
「0」に対応する画素の平均値を算出し、ブロック圧縮
データ22のU高輝度代表値位置26にUの「1」の画
素平均値94(0x5E),U低輝度代表値位置27に
Uの「0」の画素平均値10(0x0A)、V高輝度代
表値位置28にVの「1」の画素平均値16(0x1
0),V低輝度代表値位置29にVの「0」の画素平均
値13(0x03)を配置する。このようにして最終的
にブロック圧縮データは図7に示す圧縮ブロックデータ
22として得られる。以上の手順によりデータ圧縮は行
われる。
【0033】図2の画像伸長装置8において、圧縮デー
タはまず2値化輝度伸長部9により圧縮画像データ(ブ
ロック圧縮データ)22の2値化輝度データ符号値23
をアドレスとして用い、図5(b)の復号辞書アドレス
18,復号辞書データ19を持つ復号辞書を用いて、復
号辞書データを2値化輝度データとして得る。圧縮画像
データの例を22の値とすると、伸長された2値化輝度
データは伸長辞書アドレス0x136の伸長辞書データ
0001000100110111(ビットデータ)で
ある。次に、多値化伸長部10において、2値化輝度伸
長部9により伸長された2値化輝度データおよび各々の
プレーン代表値を用いてデータ伸長を行なう。輝度プレ
ーンについては、2値化輝度データの「1」の位置に図
7の圧縮画像データ22の高輝度代表値24の値を置き
換え、伸長された2値化輝度データの「0」の位置に図
7の圧縮画像データ22の低輝度代表値25の値を置き
換えたブロック輝度プレーンの伸長を行なう。次に、色
差プレーンについては、2値化輝度データの「1」の位
置に図7の圧縮画像データ22のU高輝度代表値位置2
6のデータ、2値化輝度データの「0」の位置に図7の
圧縮画像データ22のU低輝度代表値位置27のデータ
を置き換えたUプレーンのブロックデータの伸長を行
い、また、2値化輝度データの「1」の位置に図7の圧
縮画像データ22のV高輝度代表値位置28のデータを
置き換え、2値化輝度データの「0」の位置に図7の圧
縮画像データのV低輝度代表値位置29のデータを置き
換えたVプレーンのブロックデータの伸長を行なう。
【0034】次に、Y,U,Vの伸長されたブロックデ
ータと色空間逆変換部11により次式(4)〜(6)に
従い、R,G,Bの伸長データを得る。
【0035】 R=Y +1.4020V…(4) G=Y −0.3441U −0.7139V…(5) B=Y +1.7718U −0.0012V…(6) 以上のように本実施の形態によれば、輝度の2値化輝度
データのみを持ち、さらにこの2値化輝度データを取り
うる組み合わせ(0xFFFF)より小さなデータ(最
大値0xFFF)を持つ辞書により符号化を行なうこと
により、圧縮率を向上させることができる。
【0036】(実施の形態2)図8は本発明の実施の形
態2による画像圧縮装置を示すブロック図である。
【0037】図8において、色空間変換部2、画像ブロ
ック化部3、輝度しきい値決定部4、輝度2値化部5、
2値化輝度圧縮部6、代表値化部7は図1と同様のもの
なので、同一符号を付し、説明は省略する。30は画像
圧縮装置、31はフラット圧縮部、32は圧縮選択部で
ある。
【0038】このように構成された画像圧縮装置につい
て、その機能、動作等を説明する。代表値化部7までの
機能、動作等は実施の形態1の場合と同様であり、その
説明は省略する。図8のフラット圧縮部31では、ブロ
ックのY平均、U平均、V平均、ブロックの輝度・色差
のそれぞれの平均値を符号として圧縮を行なう。すなわ
ち、高輝度代表値と低輝度代表値の2つの代表値を設定
することはしない。圧縮選択部32においては、2値化
輝度圧縮部6によって得られる高輝度代表値と低輝度代
表値の差がしきい値の値83より小さな時にはフラット
圧縮部31の符号を圧縮画像データとし、それ以外の場
合は2値化輝度圧縮部6および代表値化部7より出力さ
れる符号を圧縮画像データとして採用する。
【0039】以上のように本実施の形態では、輝度代表
値の差が小さな場合は輝度平均値および色差平均値のみ
を用いることにより2値化輝度圧縮データを持つ必要が
なくなるので、圧縮率を更に向上させることができる。
【0040】(実施の形態3)図9は本発明の実施の形
態3による画像圧縮装置を示すブロック図である。
【0041】図9において、色空間変換部2、画像ブロ
ック化部3、輝度しきい値決定部4、輝度2値化部5、
2値化輝度圧縮部6、代表値化部7は図1と同様のもの
なので、同一符号を付し、説明は省略する。33は画像
圧縮装置、34は代表値位置指定部である。
【0042】このように構成された画像圧縮装置33に
ついて、その機能、動作等を図3、図10、図11を用
いて説明する。図10(a)は図9の画像圧縮装置33
における2値化輝度データを示すデータ図、図10
(b)は図9の画像圧縮装置33における辞書を示すデ
ータ図、図11は図9の画像圧縮装置におけるブロック
圧縮データを示すデータ構成図である。
【0043】図9の輝度2値化部5までの機能、動作等
は実施の形態1の場合と同様であり、その説明は省略す
る。2値化輝度圧縮部6においては、輝度2値化部5に
より得られた図10(a)の2値化輝度データ35およ
び図10(b)のアドレス36,データ37をもつ辞書
を用いて2値化輝度データの符号化を行なう。図10の
例では2値化輝度データ0x0FB3が得られ、それを
アドレス36として符号データ0xF00を得る。また
ブロック輝度データにおいては、輝度2値化部5によっ
て得られる2値化輝度データが「1」の画素の平均値、
値が「0」の画素の平均値をそれぞれ輝度の高輝度代表
値、低輝度代表値として得る。代表値位置指定部34
は、2値化輝度圧縮部6によって得られた符号の辞書に
よって得られた2値輝度において最上位ビットが「0」
の時は、輝度代表値の高輝度代表値を図11の高輝度代
表値位置40に低輝度代表値を低輝度代表値位置41に
データ位置指定を行ない、最上位ビットが「1」の時
は、高輝度代表値を低輝度代表値位置41に低輝度代表
値を高輝度代表値位置40にデータ位置指定を行なう。
図10の例では2値化輝度圧縮部6によって得られた辞
書データが0xF00と最上位ビットが1のために高輝
度代表値と低輝度代表値の位置が図11の38のブロッ
ク圧縮データ例のように入れ替わっており、2値化輝度
圧縮データ39は辞書データ0xF00に対し0x70
0と最上位ビットの削除が行われている。
【0044】図9の代表値化部7においては、Yプレー
ンブロックデータ、Uプレーンブロックデータ、Vプレ
ーンブロックデータに対して、輝度2値化部5によって
得られた2値化輝度データを用いて2代表値化を行な
う。それぞれ2値化輝度データの「1」に対応する画素
の平均値、「0」に対応する画素の平均値を算出し、U
の高輝度側代表値,Uの低輝度側代表値、Vの高輝度側
代表値,Vの低輝度側代表値を得る。このようにして得
られたデータをブロック圧縮データ38とする。図11
のブロック圧縮データ38においては、図7の場合と同
様、39は2値化輝度圧縮データ、40は高輝度代表値
位置、41は低輝度代表値位置、42はU高輝度代表値
位置、43はU低輝度代表値位置、44はV高輝度代表
値位置、45はV低輝度代表値位置である。
【0045】以上のように本実施の形態では、輝度代表
値の入替えにより2値化輝度圧縮データの1ビットを表
現するようにしたことにより、2値化輝度圧縮部6によ
って得られる符号ビット数を削減することができるの
で、圧縮率を更に向上させることができる。
【0046】(実施の形態4)図12は本発明の実施の
形態4による画像圧縮装置を示すブロック図である。
【0047】図12において、色空間変換部2、画像ブ
ロック化部3、輝度しきい値決定部4、輝度2値化部
5、代表値化部7は図1と同様のものなので、同一符号
を付し、説明は省略する。46は画像圧縮装置、47は
2値化輝度圧縮部、48は代表値位置指定部である。
【0048】このように構成された画像圧縮装置46に
ついて、その機能、動作等を図3、図13、図14、図
15を用いて説明する。図13(a)、(b)は図12
の画像圧縮装置46における2値化輝度データを示すデ
ータ図、図13(c)は図12の画像圧縮装置46にお
ける辞書を示すデータ図、図14(a)、(b)は図1
2の画像圧縮装置におけるブロック圧縮データを示すデ
ータ構成図、図15(a)は復号辞書を示すデータ図、
図15(b)、(c)は2値化輝度データ伸長を示すデ
ータ図である。
【0049】図12の輝度2値化部5までの機能、動作
等は実施の形態1の場合と同様であり、その説明は省略
する。2値化輝度圧縮部47においては、輝度2値化部
5により得られた図13(a)、(b)の2値化輝度デ
ータ49,50および図13(c)の辞書アドレス5
1,辞書データ52,辞書識別データ53をもつ辞書を
用いて2値化輝度データの符号化を行なう。図13の例
では49,50の2つの輝度データ例に対して符号デー
タは同じ0x100を得るが、識別データはブロック輝
度データ49に対して「0」、ブロック輝度データ50
に対して「1」を得る。またブロック輝度データ49、
50においては、輝度2値化部5によって得られる2値
化輝度データが「1」の画素の平均値、「0」の画素の
平均値をそれぞれ輝度の高輝度代表値、低輝度代表値と
して得る。代表値位置指定部48は、2値化輝度圧縮部
47によって得られた符号の辞書によって得られた識別
データが「0」の時は輝度代表値の高輝度代表値を高輝
度代表値位置に低輝度代表値を低輝度代表値位置にデー
タ位置指定を行ない、識別データが「1」のときには高
輝度代表値を低輝度代表値位置に低輝度代表値を高輝度
代表値位置にデータ位置指定を行なう。図13(a)、
(b)の49,50の2値化輝度データによって得られ
るブロック圧縮データ54,62を図14(a)、
(b)に示す。2値化輝度データ50に対応する識別デ
ータは「1」であるためにブロック圧縮データ62の高
輝度代表値と低輝度代表値の位置が入れ替わっている。
図14(a)、(b)で54,62は圧縮ブロックデー
タを示し、55,63は2値化輝度圧縮データ、56,
64は高輝度代表値位置、57,65は低輝度代表値位
置、58,66はU高輝度代表値位置、59,67はU
低輝度代表値位置、60,68はV高輝度代表値位置、
61,69はV低輝度代表値位置を示す。図12の代表
値化部7においては、Yプレーンブロックデータ、Uプ
レーンブロックデータ、Vプレーンブロックデータに対
して、輝度2値化部5によって得られた2値化輝度デー
タを用いて2代表値化を行なう。それぞれ2値化輝度デ
ータの「1」に対応する画素の平均値、「0」に対応す
る画素の平均値を算出し、Uの高輝度側代表値,Uの低
輝度側代表値、Vの高輝度側代表値,Vの低輝度側代表
値を得る。以上の手順によりデータ圧縮は行われる。
【0050】図15(a)〜(c)は図14によって得
られたブロック圧縮データの2値化輝度圧縮データの展
開の様子を示している。2値化輝度圧縮データ55、6
3はアドレス70、データ71をもつ復号辞書によって
伸長されるが、2値伸長アドレスはどちらも0x100
でデータ0000111100001111(2値)を
得る。ところがブロック圧縮データ62の高輝度代表値
と低輝度代表値の位置が入れ替わっている(0x05<
0xB7)ためにブロック圧縮データ62の展開2値化
データは辞書データのビット反転を行なった形で2値化
輝度展開データ73となり、ブロック圧縮データ54は
輝度代表値の位置が入れ替わっていない(0xB7>0
x05)ために2値化輝度展開データ72となる。以上
のように2値輝度圧縮データの展開は行われる。
【0051】以上のように本実施の形態4では、輝度代
表値の入替えにより2値化輝度データの符号化の際に用
いる辞書の代表のビット反転を表すことにより、2値化
輝度圧縮部47によって得られるビット数を削減するこ
とができるので、圧縮率を更に向上させることができ
る。
【0052】(実施の形態5)図16は本発明の実施の
形態5による画像圧縮装置を示すブロック図である。
【0053】図16において、色空間変換部2、画像ブ
ロック化部3、輝度しきい値決定部4、輝度2値化部
5、2値化輝度圧縮部6、代表値化部7は図1と同様の
ものなので、同一符号を付し、説明は省略する。74は
画像圧縮装置、75はウインドウ形成部、76はエッジ
検出部、77はエッジ隣接位置輝度値変更部である。
【0054】このように構成された画像圧縮装置74に
ついて、その機能、動作等を図3、図5、図17、図1
8、図19を用いて説明する。図17はウインドウ形成
部75の動作を説明するためのデータ図、図18(a)
〜(e)はエッジ検出部76における係数マトリクスを
示すデータ図、図19(a)、(b)はエッジ隣接位置
輝度値変更部77における輝度変更を示すデータ図であ
る。
【0055】図16のウインドウ形成部75は図17の
ように輝度プレーンに対して3x3画素のウインドウ7
9を形成する。78は輝度プレーン画像で、79は3x
3画素のウインドウであり、ウインドウは画像左から右
へ次に画像上から下へと1画素ずつ移動を行なう。エッ
ジ検出部76は、ウインドウ形成部75によって形成さ
れたウインドウ79に対して、エッジ検出係数マトリク
ス80(図18(a))の係数を用いて以下の計算を行
なう。
【0056】 エッジ量=Σ(ai×ki)(i=0,1,2,…8)…(7) またエッジ検出係数マトリクス80は係数の種類として
4種類を持ち、それぞれのエッジ量を計算し、最大エッ
ジ量を持つものによりエッジ量とエッジ方向を決定す
る。図18(b)の下方向エッジ検出係数マトリクス8
1を用いたエッジ量が最大の時には下方向エッジ、図1
8(c)の右方向エッジ検出係数マトリクス82を用い
たエッジ量が最大の時には右方向エッジ、図18(d)
の上方向エッジ検出係数マトリクス83を用いたエッジ
量が最大の時には上方向エッジ、図18(e)の左方向
エッジ検出係数マトリクス84を用いたエッジ量が最大
の時には左方向エッジとし、それぞれのエッジ規定位置
はウインドウのa4(図17)の位置とする。このよう
にして得られたエッジ方向とエッジ量を用い、エッジ量
がしきい値の値200(予め設定した経験値)より大き
な時a4の位置をエッジ位置とし、エッジ隣接位置輝度
値変更部77により隣接位置の輝度変更を行なう。輝度
変更は下方向エッジの時にはa7の位置の輝度をb3に
置き換え、右方向エッジの時にはa5の位置の輝度をb
1に置き換え、上方向エッジの時にはa1の位置の輝度
をb2に置き換え、左方向エッジの時にはa3の位置の
輝度をb0に置き換えることにより行われる。
【0057】図19は輝度値変更例を示し、85の斜線
で示された位置をエッジ位置として86のように右方向
エッジの傾斜位置輝度変更を行う。画像ブロック化部3
以降の動作は実施の形態1と同様であるので、代表値化
部7の動作を除いて説明は省略する。
【0058】図16の代表値化部7においては、Yプレ
ーンブロックデータ、Uプレーンブロックデータ、Vプ
レーンブロックデータに対して、輝度2値化部5によっ
て得られた輝度2値データを用いて2代表値化を行な
う。それぞれ2値化輝度データの「1」に対応する画素
の平均値、「0」に対応する画素の平均値を算出し、U
の高輝度側代表値,Uの低輝度側代表値、Vの高輝度側
代表値,Vの低輝度側代表値を得る。このようにして得
られたデータをブロック圧縮データとする。
【0059】以上のように本実施の形態5では、エッジ
隣接位置の輝度変更を行なうことによりエッジ位置での
輝度差を拡大し、輝度2値化時のエッジ凹凸を低減する
ことができる。
【0060】(実施の形態6)図20は本発明の実施の
形態6による画像圧縮装置を示すブロック図である。
【0061】図20において、色空間変換部2、画像ブ
ロック化部3、輝度しきい値決定部4、輝度2値化部
5、2値化輝度圧縮部6、代表値化部7、ウインドウ形
成部75、エッジ検出部76、エッジ隣接位置輝度値変
更部77は図1と同様のものなので、同一符号を付し、
説明は省略する。87は画像圧縮装置、88はエッジ位
置変更部、89はエッジ位置輝度値変更部である。
【0062】このように構成された画像圧縮装置につい
て、その機能、動作等を図3,図5、図17,図18,
図21を参照しながら説明する。図21はエッジ位置変
更およびエッジ位置輝度値変更を示すデータ図である。
【0063】図20のウインドウ形成部75は図17の
ように輝度プレーンに対して3x3画素のウインドウを
形成する。78は輝度プレーン画像で、79は3x3画
素のウインドウであり、ウインドウは画像左から右へ次
に画像上から下へと1画素ずつ移動を行なう。エッジ検
出部76は、ウインドウ形成部75によって形成された
ウインドウ79に対して、エッジ検出係数マトリクス8
0の係数および(7)式を用いてエッジ量の計算を行な
う。またエッジ検出係数マトリクス80は係数の種類と
して4種類を持ち、それぞれのエッジ量を計算し、最大
エッジ量を持つものによりエッジ量とエッジ方向を決定
する。図18の下方向エッジ検出係数マトリクス81を
用いたエッジ量が最大の時には下方向エッジ、右方向エ
ッジ検出係数マトリクス82を用いたエッジ量が最大の
時には右方向エッジ、上方向エッジ検出係数マトリクス
83を用いたエッジ量が最大の時には上方向エッジ、左
方向エッジ検出係数マトリクス84を用いたエッジ量が
最大の時には左方向エッジとし、それぞれのエッジ規定
位置はウインドウのa4の位置とする。このようにして
得られたエッジ方向とエッジ量を用い、エッジ量がしき
い値の値200より大きな時a4の位置をエッジ位置と
し、エッジ隣接位置輝度変更部77により隣接位置の輝
度変更を行なう。輝度変更は下方向エッジの時にはa7
の位置の輝度をb3に置き換え、右方向エッジの時には
a5の位置の輝度をb1に置き換え、上方向エッジの時
にはa1の位置の輝度をb2に置き換え、左方向エッジ
の時にはa3の位置の輝度をb0に置き換えることによ
り行われる。以上の動作は実施の形態5と同様である。
【0064】次に、エッジ位置変更部88は、エッジ検
出部76によって決定されたエッジ方向に従ってエッジ
位置を変更し、画像の太り、細りを行なう。画像の太り
を行なう場合には、ウインドウ79のエッジ位置a4を
下方向エッジ時はa1へ、右方向エッジ時はa3へ、上
方向エッジ時はa7へ、左方向エッジ時はa5へと移動
を行なう。画像の細りを行なう場合には、ウインドウ7
9のエッジ位置a4を下方向エッジ時はa7へ、右方向
エッジ時はa5へ、上方向エッジ時はa1へ、左方向エ
ッジ時はa3へと移動を行なう。次に、画像を細らせる
場合には、エッジ位置輝度変更部89によって変更され
たエッジ位置の輝度をウインドウa4位置の輝度に置き
換えを行ない、画像を太らせる場合にはa4位置の輝度
を下方向エッジ時はa7,右方向エッジ時はa5,上方
向エッジ時はa1、左方向エッジ時はa3位置の輝度値
に置き換えを行なう。エッジ位置変更およびエッジ位置
輝度変更の様子を図21に示す。
【0065】図21において、90はウインドウ形成部
75、エッジ検出部76、エッジ隣接位置輝度変更部7
7によって処理された後の輝度ウインドウである。斜線
部がエッジ位置で右方向エッジを持つ。画像の細り方向
へと処理したものが細り側変更例91、画像の太り方向
へと処理したものが太り側変更例92であり、これらは
エッジ位置変更部88、エッジ位置輝度値変更部89で
の処理後の輝度ウインドウの様子である。画像ブロック
化部3以降の動作は実施の形態1と同様であるので、代
表値化部7の動作を除いて説明は省略する。
【0066】図16の代表値化部7においては、Yプレ
ーンブロックデータ、Uプレーンブロックデータ、Vプ
レーンブロックデータに対して、輝度2値化部5によっ
て得られた2値化輝度データを用いて2代表値化を行な
う。それぞれ2値化輝度データの「1」に対応する画素
の平均値、「0」に対応する画素の平均値を算出し、U
の高輝度側代表値,Uの低輝度側代表値、Vの高輝度側
代表値,Vの低輝度側代表値を得る。このようにして得
られたデータをブロック圧縮データとする。
【0067】以上のように本実施の形態では、エッジ位
置変更とエッジ位置の輝度変更を行なうようにしたこと
により、画像のエッジの太りまたは細りを調整すること
ができる。
【0068】(実施の形態7)図22は本発明の実施の
形態7による画像圧縮装置を示すブロック図である。
【0069】図22において、色空間変換部2、画像ブ
ロック化部3、輝度しきい値決定部4、輝度2値化部
5、2値化輝度圧縮部6、代表値化部7は図1と同様の
ものなので、同一符号を付し、説明は省略する。93は
画像圧縮装置、94は辞書選択部である。
【0070】このように構成された画像圧縮装置93に
ついて、その機能、動作等を図3、図23を参照しなが
ら説明する。図23は辞書選択部94を詳細に示すブロ
ック図である。図23において、95a、95bは第
1、第2の辞書、96は2値化輝度符号化辞書選択部で
ある。なお、色空間変換部2から輝度2値化部5までの
動作は実施の形態1と同様であるので、説明を省略す
る。
【0071】図22の2値化輝度圧縮部6においては、
輝度2値化部5により得られた2値化輝度データと辞書
選択部94によって選択された辞書を用いて2値化輝度
データの符号化を行なう。図23の第1の辞書95a、
第2の辞書95bはそれぞれ代表数の異なる辞書を示
し、代表数はそれぞれn1、n2(n1>n2)を持
ち、圧縮率の高いデータが必要な場合には第2の辞書9
5bを用い、圧縮率の低いデータでエッジ情報の正確な
データが必要な場合には第1の辞書95aを用いる。
【0072】図22の代表値化部7は、Yプレーンブロ
ックデータ、Uプレーンブロックデータ、Vプレーンブ
ロックデータに対して、輝度2値化部5によって得られ
た2値化輝度データを用いて2代表値化を行なう。それ
ぞれ2値化輝度データの「1」に対応する画素の平均
値、「0」に対応する画素の平均値を算出し、Uの高輝
度側代表値,Uの低輝度側代表値、Vの高輝度側代表
値,Vの低輝度側代表値を得る。
【0073】以上のように本実施の形態によれば、辞書
を選択する圧縮方法を用いるようにしたので、選択され
た辞書に応じて圧縮率を変化させることができ、圧縮率
を可変にすることができる。
【0074】(実施の形態8)図24は本発明の実施の
形態8による画像圧縮装置を示すブロック図である。
【0075】図24において、色空間変換部2、画像ブ
ロック化部3、輝度しきい値決定部4、輝度2値化部
5、2値化輝度圧縮部6、代表値化部7は図1と同様の
ものなので、同一符号を付し、説明は省略する。97は
画像圧縮装置、98はブロック数選択部である。
【0076】このように構成された画像圧縮装置97に
ついて、その機能、動作等を図3、図5、図25、図2
6を参照しながら説明する。図25は本発明の実施の形
態8における輝度2値化を説明するためのデータ図であ
り、図26(a)は本発明の実施の形態8における辞書
を示すデータ図、図26(b)は本発明の実施の形態8
におけるブロック圧縮データを示すデータ構成図であ
る。なお、色空間変換部2から画像ブロック化部3まで
の動作は実施の形態1と同様であるので、説明を省略す
る。
【0077】図24の輝度しきい値決定部4は、ブロッ
ク数選択部97によって選択されたブロック数のブロッ
クにおいて輝度データに対して平均を取り、これを2値
化のしきい値として設定する。ブロック数選択部97に
よって決定されるブロック数としては、圧縮率が高いデ
ータが必要な時はブロック数を大きく、圧縮率が低いデ
ータが必要な時にはブロック数を小さく設定する。輝度
2値化部5は、輝度しきい値決定部4により決定された
輝度しきい値により、画像ブロック化部3によりブロッ
ク化された画像データ中の輝度成分に対して、しきい値
以上であれば「1」、それ以外には「0」を出力する輝
度2値化部である。2値化輝度圧縮部6においては、輝
度2値化部5により得られた2値化輝度データと図5の
辞書アドレス16、辞書データ17を持つ辞書とを用い
て2値化輝度データの符号化を行なう。代表値化部7に
おいてはブロック数選択部98によって設定されたブロ
ック数分のYプレーンブロックデータ、Uプレーンブロ
ックデータ、Vプレーンブロックデータに対して、輝度
2値化部5によって得られた2値化輝度データを用いて
2代表値化を行なう。それぞれ2値化輝度データの
「1」に対応する画素の平均値、「0」に対応する画素
の平均値を算出し、Uの高輝度側代表値,Uの低輝度側
代表値、Vの高輝度側代表値,Vの低輝度側代表値を得
る。このようにして得られたデータをブロック圧縮デー
タとする。
【0078】データ圧縮の様子を図25,図26を用い
て説明する。画像ブロック化部3によりブロック化され
た輝度データを99とし、ブロック数選択部98による
ブロック数設定を2とすると、99の第1ブロックと第
2ブロックについて輝度しきい値決定部4により輝度し
きい値が設定される。この例では輝度しきい値の値は1
45となる。次に、輝度2値化部5によって2値化輝度
データ100(図25)が得られる。次に、輝度2値化
データ100、2値化輝度圧縮部6のアドレス101,
データ102を持つ辞書(図26(a))および代表値
化部7によりブロック圧縮データ103(図26
(b))が得られる。ブロック圧縮データ103はU高
輝度代表値0x5E,U低輝度代表値0x09,V高輝
度代表値0x10,V低輝度代表値0x03が代表値化
部7によって得られた場合の例である。図26(b)の
103はブロック圧縮データで、104は第1ブロック
の2値化輝度圧縮データ、105は第2ブロックの2値
化輝度圧縮データ、106は高輝度代表値位置、107
は低輝度代表値位置、108はU高輝度代表値位置、1
09はU低輝度代表値位置、110はV高輝度代表値位
置、111はV低輝度代表値位置である。
【0079】以上のように本実施の形態によれば、複数
ブロックに亘って(ここでは2つのブロックに亘って)
代表値を同一とするようにしたことにより、その亘るブ
ロック数によって圧縮率を変化させることができる。
【0080】(実施の形態9)図27は本発明の実施の
形態9による画像圧縮装置を示すブロック図である。
【0081】図27において、色空間変換部2、画像ブ
ロック化部3、輝度しきい値決定部4、輝度2値化部
5、2値化輝度圧縮部6、代表値化部7、辞書選択部9
4、ブロック数選択部98は図22、図24と同様のも
のなので、同一符号を付し、説明は省略する。112は
画像圧縮装置、113は画像選択部である。
【0082】このように構成された画像圧縮装置112
について、その機能、動作等を図3、図23を用いて説
明する。なお、色空間変換部2から画像ブロック化部3
までの動作は実施の形態1の場合と同様であるので、そ
の説明は省略する。
【0083】図27の輝度しきい値決定部4は、ブロッ
ク数選択部98によって選択されたブロック数のブロッ
クにおいて輝度データに対して平均を取り、これを2値
化のしきい値として設定する。輝度2値化部5は、輝度
しきい値決定部4により決定された輝度しきい値によ
り、画像ブロック化部3によりブロック化された画像デ
ータ中の輝度成分に対して、しきい値以上であれば
「1」、それ以外には「0」を出力する。2値化輝度圧
縮部6においては、輝度2値化部5により得られた2値
化輝度データと辞書選択部94によって選択された辞書
とを用いて2値化輝度データの符号化を行なう。
【0084】辞書選択部94では、図23に示すよう
に、第1辞書95a、第2辞書95bはそれぞれ代表数
の異なる辞書を示し、辞書は図5の辞書アドレス16,
辞書データ17を持つ辞書であるが、データ17の取り
うる最大値は第1辞書95aが0xFFF、第2辞書9
5bが0x3FFである。代表値化部7においては、ブ
ロック数選択部98によって設定されたブロック数分の
Yプレーンブロックデータ、Uプレーンブロックデー
タ、Vプレーンブロックデータに対して、輝度2値化部
5によって得られた2値化輝度データを用いて2代表値
化を行なう。それぞれ2値化輝度データの「1」に対応
する画素の平均値、「0」に対応する画素の平均値を算
出し、Uの高輝度側代表値,Uの低輝度側代表値、Vの
高輝度側代表値,Vの低輝度側代表値を得る。また、画
質選択部113においては、高画質と低画質の選択によ
って、ブロック数選択部98のブロック数および辞書選
択部94の辞書選択を行なう。高画質を選択した場合
は、ブロック数選択部98によってブロック数の値に
“1”を設定し、辞書選択部94において図23の第1
辞書95aを選択する。また、低画質を選択した場合
は、ブロック数選択部98によってブロック数の値に
“2”を設定し、辞書選択部94において図23の第2
辞書95bを選択する。このようにして得られたデータ
をブロック圧縮データとする。
【0085】以上のように本実施の形態によれば、選択
された画質に応じて圧縮率を変化させることができ、画
質選択により圧縮率を可変にすることができる。
【0086】(実施の形態10)図28は本発明の実施
の形態10による画像圧縮装置を示すブロック図であ
る。
【0087】図28においては、色空間変換部2、画像
ブロック化部3、輝度しきい値決定部4、輝度2値化部
5、2値化輝度圧縮部6、代表値化部7は図1と同様の
ものなので、同一符号を付し、説明は省略する。114
は画像圧縮装置、115はベクトルデータ圧縮部、11
6は色差平均値算出部、117はブロック特性判定部、
特性圧縮データ選択部である。
【0088】このように構成された画像圧縮装置114
について、その機能、動作等を図3、図29を用いて説
明する。図29はベクトルデータ圧縮部115における
辞書を示すデータ図である。なお、色空間変換部2から
代表値化部7までの動作は実施の形態1の場合と同様で
あるので、その説明は省略する。
【0089】図28のベクトルデータ圧縮部115は、
ブロックの輝度データと図29に示される複数代表を持
つベクトル辞書とを用いて圧縮をおこなう。図29にお
いて、119はベクトル辞書のアドレス、120はベク
トル辞書のデータで、データは8ビットデータを画像ブ
ロック化部3によって分割されるブロック画素数分持っ
ている。ベクトルデータ圧縮部115では、ブロック輝
度データとベクトル辞書のデータ120との画素ずつの
差の絶対値の和を辞書全体にわたって算出し、絶対値和
の最小の辞書データを指すアドレスの値を輝度(Y)圧
縮データとして出力する。色差平均値算出部116で
は、ブロックの色差データの平均値をU、Vについて算
出し、これを色差符号として出力する。ブロック特性判
定部117においては、ブロック内の輝度データの最大
値と最小値を求め、その差がしきい値の127(予め設
定した経験値)より大きければ文字データであると判定
し、それ以外はイメージデータであるとして判定して、
その判定結果を出力する。特性圧縮データ選択部118
では、ブロック特性判定部117の判定結果に従い、文
字判定の場合は2値化輝度圧縮部6および代表値化部7
の符号出力を圧縮データとして出力し、イメージ判定の
場合にはベクトルデータ圧縮部115および色差平均値
算出部116の符号出力を圧縮データとして出力し、文
字判定であった場合には「1」、イメージ判定であった
場合には「0」の特性データ(判定特性が文字特性かイ
メージ特性かを示すデータ)を圧縮データに1ビット付
加する。
【0090】以上のように本実施の形態によれば、ブロ
ック画像特性に応じて異なる圧縮方法が行われるように
することができるので、ブロック画像特性に応じた適正
な圧縮方法を設定することができる。
【0091】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
画像圧縮装置によれば、入力画像データを輝度データと
色差データとに分離する色空間変換部と、色空間変換部
により分離された輝度データおよび色差データを隣接す
る複数の画素によってブロック化する画像ブロック化部
と、画像ブロック化部でブロック化された輝度データに
対して2値化を行なうしきい値を決定する輝度しきい値
決定部と、輝度しきい値決定部により決定されたしきい
値により、ブロック化された輝度データの2値化を行な
う輝度2値化部と、輝度2値化部によって2値化された
輝度データに従って、ブロック化された輝度データおよ
び色差データを2代表値化する代表値化部と、輝度2値
化部によって2値化された輝度データに対する全ての組
み合わせ数より少ない辞書を予め用意しておき、2値化
された輝度データを辞書を用いて符号化する2値化輝度
圧縮部とを備えたことにより、画像の輝度データと色差
データの2値化データを共通化して圧縮率を向上させる
ことができ、また、2値化された輝度データに対する全
ての組み合わせ数より少ない辞書を用いて2値化された
画像データを符号化して圧縮率を向上させることができ
るという有利な効果が得られる。
【0092】請求項2に記載の画像圧縮装置によれば、
入力画像データを輝度データと色差データとに分離する
色空間変換部と、色空間変換部により分離された輝度デ
ータおよび色差データを隣接する複数の画素によってブ
ロック化する画像ブロック化部と、画像ブロック化部で
ブロック化された輝度データに対して2値化を行なうし
きい値を決定する輝度しきい値決定部と、輝度しきい値
決定部により決定されたしきい値により、ブロック化さ
れた輝度データの2値化を行なう輝度2値化部と、輝度
2値化部によって2値化された輝度データに従って、ブ
ロック化された輝度データおよび色差データを2代表値
化する代表値化部と、輝度2値化部によって2値化され
た輝度データに対する全ての組み合わせ数より少ない辞
書を予め用意しておき、2値化された輝度データを辞書
を用いて符号化する2値化輝度圧縮部と、ブロック内の
輝度平均値、色差平均値を符号とするフラット圧縮部
と、2値化輝度圧縮部によって得られる輝度2代表値間
の差が所定しきい値以上の時には圧縮データとして代表
値化部および2値化輝度圧縮部出力を用い、輝度2代表
間の差がしきい値以下の時にはフラット圧縮部出力を選
択する圧縮選択部とを備えたことにより、ブロック内で
の輝度代表値差が小さな時にはブロック内の輝度および
色差の平均値を用いることができるので、更に圧縮率を
向上させることができるという有利な効果が得られる。
【0093】請求項3に記載の画像圧縮装置によれば、
入力画像データを輝度データと色差データとに分離する
色空間変換部と、色空間変換部により分離された輝度デ
ータおよび色差データを隣接する複数の画素によってブ
ロック化する画像ブロック化部と、画像ブロック化部で
ブロック化された輝度データに対して2値化を行なうし
きい値を決定する輝度しきい値決定部と、輝度しきい値
決定部により決定されたしきい値により、ブロック化さ
れた輝度データの2値化を行なう輝度2値化部と、輝度
2値化部によって2値化された輝度データに従って、ブ
ロック化された輝度データおよび色差データを2代表値
化する代表値化部と、輝度2値化部によって2値化され
た輝度データに対する全ての組み合わせ数より少ない辞
書を予め用意しておき、2値化された輝度データを辞書
を用いて符号化する2値化輝度圧縮部と、2代表値を符
号化する際において輝度2代表値の高輝度代表値と低輝
度代表値の圧縮データ位置を入れ替える代表値位置指定
部とを備え、2値化輝度圧縮部は輝度2代表値の入替え
を符号化の1ビットとすることにより、2値化輝度圧縮
部によって得られる符号ビット数を削減することができ
るので、更に圧縮率を向上させることができるという有
利な効果が得られる。
【0094】請求項4に記載の画像圧縮装置によれば、
入力画像データを輝度データと色差データとに分離する
色空間変換部と、色空間変換部により分離された輝度デ
ータおよび色差データを隣接する複数の画素によってブ
ロック化する画像ブロック化部と、画像ブロック化部で
ブロック化された輝度データに対して2値化を行なうし
きい値を決定する輝度しきい値決定部と、輝度しきい値
決定部により決定されたしきい値により、ブロック化さ
れた輝度データの2値化を行なう輝度2値化部と、輝度
2値化部によって2値化された輝度データに従って、ブ
ロック化された輝度データおよび色差データを2代表値
化する代表値化部と、輝度2値化部によって2値化され
た輝度データに対する全ての組み合わせ数より少なく、
データ中に2値データの反転を示すビット反転識別デー
タを含めた辞書を予め用意しておき、辞書および輝度2
値化部によって2値化された輝度データを用いた符号化
を行なう2値化輝度圧縮部と、2代表値データを符号化
する際において、ビット反転識別データがビット反転を
示している時は輝度2代表値の高輝度代表値と低輝度代
表値の圧縮データ位置を入れ替える代表値位置指定部と
を備え、2値化輝度圧縮部は、圧縮データ中の輝度代表
値位置により辞書データの示す2値化輝度データのビッ
ト反転を表すことにより、2値化輝度圧縮部によって得
られるビット数を削減することができるので、更に圧縮
率を向上させることができるという有利な効果が得られ
る。
【0095】請求項5に記載の画像圧縮装置によれば、
入力画像データを輝度データと色差データとに分離する
色空間変換部と、色空間変換部により分離された輝度デ
ータに対してウインドウを形成するウインドウ形成部
と、ウインドウ内の輝度エッジ位置および輝度傾斜方向
の検出を行なうエッジ検出部と、エッジ検出部によって
検出されたエッジ位置に隣接する画素について輝度傾斜
方向を用いて輝度データの変更を行なうエッジ隣接位置
輝度値変更部と、エッジ隣接位置輝度値変更部により変
更された輝度データおよび色空間変換部により分離され
た色差データを隣接する複数の画素によってブロック化
する画像ブロック化部と、画像ブロック化部でブロック
化された輝度データに対して2値化を行なうしきい値を
決定する輝度しきい値決定部と、輝度しきい値決定部に
より決定されたしきい値により、ブロック化された輝度
データの2値化を行なう輝度2値化部と、輝度2値化部
によって2値化された輝度データに従って、ブロック化
された輝度データおよび色差データを2代表値化する代
表値化部と、輝度2値化部によって2値化された輝度デ
ータに対する全ての組み合わせ数より少ない辞書を予め
用意しておき、2値化された輝度データを辞書を用いて
符号化する2値化輝度圧縮部とを備えたことにより、エ
ッジとエッジ隣接画素との輝度値の差を拡大して、2値
化輝度データのエッジ再現性を向上させることができる
という有利な効果が得られる。
【0096】請求項6に記載の画像圧縮装置によれば、
入力画像データを輝度データと色差データとに分離する
色空間変換部と、色空間変換部により分離された輝度デ
ータに対してウインドウを形成するウインドウ形成部
と、ウインドウ内の輝度エッジ位置および輝度傾斜方向
の検出を行なうエッジ検出部と、エッジ検出部によって
検出されたエッジ位置に隣接する画素について輝度傾斜
方向を用いて輝度データの変更を行なうエッジ隣接位置
輝度値変更部と、エッジ検出部において検出されたエッ
ジ位置を高輝度側または低輝度側に変更するエッジ位置
変更部と、エッジ位置の輝度データ変更を行なうエッジ
位置輝度値変更部と、エッジ位置輝度値変更部により変
更された輝度データおよび色空間変換部により分離され
た色差データを隣接する複数の画素によってブロック化
する画像ブロック化部と、画像ブロック化部でブロック
化された輝度データに対して2値化を行なうしきい値を
決定する輝度しきい値決定部と、輝度しきい値決定部に
より決定されたしきい値により、ブロック化された輝度
データの2値化を行なう輝度2値化部と、輝度2値化部
によって2値化された輝度データに従って、ブロック化
された輝度データおよび色差データを2代表値化する代
表値化部と、輝度2値化部によって2値化された輝度デ
ータに対する全ての組み合わせ数より少ない辞書を予め
用意しておき、2値化された輝度データを辞書を用いて
符号化する2値化輝度圧縮部とを備えたことにより、文
字等のエッジの太りまたは細りを制御することができる
という有利な効果が得られる。
【0097】請求項7に記載の画像圧縮装置によれば、
入力画像データを輝度データと色差データとに分離する
色空間変換部と、色空間変換部により分離された輝度デ
ータおよび色差データを隣接する複数の画素によってブ
ロック化する画像ブロック化部と、画像ブロック化部で
ブロック化された輝度データに対して2値化を行なうし
きい値を決定する輝度しきい値決定部と、輝度しきい値
決定部により決定されたしきい値により、ブロック化さ
れた輝度データの2値化を行なう輝度2値化部と、輝度
2値化部によって2値化された輝度データに従って、ブ
ロック化された輝度データおよび色差データを2代表値
化する代表値化部と、輝度2値化部によって2値化され
た輝度データに対する全ての組み合わせ数より少ない辞
書で表現される組み合わせ数の異なる辞書を予め複数用
意しておき、用意した複数辞書から一つの辞書選択を行
なう辞書選択部と、辞書選択部により選択された辞書を
用いて2値化された輝度データを符号化する2値化輝度
圧縮部とを備えたことにより、選択された辞書に応じて
圧縮率を変化させることができるので、適正な圧縮率を
設定することができるという有利な効果が得られる。
【0098】請求項8に記載の画像圧縮装置によれば、
入力画像データを輝度データと色差データとに分離する
色空間変換部と、色空間変換部により分離された輝度デ
ータおよび色差データを隣接する複数の画素によってブ
ロック化する画像ブロック化部と、輝度データのしきい
値決定のためのブロック数指定を行なうブロック数選択
部と、ブロック数選択部により指定されたブロック数に
おいて輝度データに対して2値化を行なうしきい値を決
定する輝度しきい値決定部と、輝度しきい値決定部によ
り決定されたしきい値により、ブロック化された輝度デ
ータを2値化する輝度2値化部と、輝度2値化部によっ
て2値化された輝度データに従って、ブロック化された
輝度データおよび色差データを2代表値化する代表値化
部と、輝度2値化部によって2値化された輝度データに
対する全ての組み合わせ数より少ない辞書を予め用意し
ておき、2値化された輝度データを辞書を用いて符号化
する2値化輝度圧縮部とを備えたことにより、対象とな
るブロック数に応じて2値化代表値数を削減することが
できるので、更に圧縮率を向上させることができるとい
う有利な効果が得られる。
【0099】請求項9に記載の画像圧縮装置によれば、
入力画像データを輝度データと色差データとに分離する
色空間変換部と、色空間変換部により分離された輝度デ
ータおよび色差データを隣接する複数の画素によってブ
ロック化する画像ブロック化部と、輝度データのしきい
値決定のためのブロック数指定を行なうブロック数選択
部と、ブロック数選択部により指定された前記ブロック
数において輝度データに対して2値化を行なうしきい値
を決定する輝度しきい値決定部と、輝度しきい値決定部
により決定されたしきい値により、ブロック化された輝
度データを2値化する輝度2値化部と、輝度2値化部に
よって2値化された輝度データに従って、ブロック化さ
れた輝度データおよび色差データを2代表値化する代表
値化部と、輝度2値化部によって2値化された輝度デー
タに対する全ての組み合わせ数より少ない辞書で表現さ
れる組み合わせ数の異なる辞書を予め複数用意してお
き、用意した複数辞書から一つの辞書選択を行なう辞書
選択部と、辞書選択部により選択された辞書を用いて2
値化された輝度データを符号化する2値化輝度圧縮部
と、ブロック数選択部における指定ブロック数の選択お
よび辞書選択部における辞書選択を選択画質に従って行
なう画質選択部とを備えたことにより、選択された画質
に応じて圧縮率を変化させることができるので、適正な
圧縮率を設定することができるという有利な効果が得ら
れる。
【0100】請求項10に記載の画像圧縮装置によれ
ば、入力画像データを輝度データと色差データとに分離
する色空間変換部と、色空間変換部により分離された輝
度データおよび色差データを隣接する複数の画素によっ
てブロック化する画像ブロック化部と、画像ブロック化
部でブロック化された輝度データに対して2値化を行な
うしきい値を決定する輝度しきい値決定部と、輝度しき
い値決定部により決定されたしきい値により、ブロック
化された輝度データの2値化を行なう輝度2値化部と、
輝度2値化部によって2値化された輝度データに従っ
て、ブロック化された輝度データおよび色差データを2
代表値化する代表値化部と、輝度2値化部によって2値
化された輝度データに対する全ての組み合わせ数より少
ない辞書を予め用意しておき、2値化された輝度データ
を辞書を用いて符号化する2値化輝度圧縮部と、ブロッ
ク化された輝度データに対して文字かイメージかの判定
を行なうブロック特性判定部と、予め用意されたブロッ
ク画素分の多値輝度データを複数個持つ辞書によって、
ブロック化された輝度データとの差が最小の辞書データ
時の辞書アドレスを符号とするベクトルデータ圧縮部
と、ブロック内の色差平均値を算出する色差平均値算出
部と、ブロック特性判定部によりイメージであると判定
された場合にはベクトルデータ圧縮部および色差平均値
算出部による符号を選択し、文字であると判定された場
合には2値化輝度圧縮部および代表値化部による符号を
選択する特性圧縮データ選択部とを備えたことにより、
画像特性に従って異なる圧縮を行うことができるので、
画像特性に応じた適正な圧縮率を設定することができる
という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による画像圧縮装置を示
すブロック図
【図2】図1の画像圧縮装置からの圧縮画像を伸長する
画像伸長装置を示すブロック図
【図3】画像ブロック化部の機能を示す説明図
【図4】輝度2値化部の機能を示す説明図
【図5】(a)2値化輝度圧縮部における辞書を示すデ
ータ図(b)図2の画像伸長装置における復号辞書を示
すデータ図
【図6】(a)ブロック化されたUを示すデータ図 (b)ブロック化されたVを示すデータ図
【図7】ブロック圧縮データを示すデータ構成図
【図8】本発明の実施の形態2による画像圧縮装置を示
すブロック図
【図9】本発明の実施の形態3による画像圧縮装置を示
すブロック図
【図10】(a)図9の画像圧縮装置における2値化輝
度データを示すデータ図 (b)図9の画像圧縮装置における辞書を示すデータ図
【図11】図9の画像圧縮装置におけるブロック圧縮デ
ータを示すデータ構成図
【図12】本発明の実施の形態4による画像圧縮装置を
示すブロック図
【図13】(a)図12の画像圧縮装置における2値化
輝度データを示すデータ図 (b)図12の画像圧縮装置における2値化輝度データ
を示すデータ図 (c)図12の画像圧縮装置における辞書を示すデータ
【図14】(a)図12の画像圧縮装置におけるブロッ
ク圧縮データを示すデータ構成図 (b)図12の画像圧縮装置におけるブロック圧縮デー
タを示すデータ構成図
【図15】(a)復号辞書を示すデータ図 (b)2値化輝度データ伸長を示すデータ図 (c)2値化輝度データ伸長を示すデータ図
【図16】本発明の実施の形態5による画像圧縮装置を
示すブロック図
【図17】ウインドウ形成部の動作を説明するためのデ
ータ図
【図18】(a)エッジ検出部における係数マトリクス
を示すデータ図 (b)エッジ検出部における係数マトリクスを示すデー
タ図 (c)エッジ検出部における係数マトリクスを示すデー
タ図 (d)エッジ検出部における係数マトリクスを示すデー
タ図 (e)エッジ検出部における係数マトリクスを示すデー
タ図
【図19】(a)エッジ隣接位置輝度値変更部における
輝度変更を示すデータ図 (b)エッジ隣接位置輝度値変更部における輝度変更を
示すデータ図
【図20】本発明の実施の形態6による画像圧縮装置を
示すブロック図
【図21】エッジ位置変更およびエッジ位置輝度値変更
を示すデータ図
【図22】本発明の実施の形態7による画像圧縮装置を
示すブロック図
【図23】辞書選択部を詳細に示すブロック図
【図24】本発明の実施の形態8による画像圧縮装置を
示すブロック図
【図25】本発明の実施の形態8における輝度2値化を
説明するためのデータ図
【図26】(a)本発明の実施の形態8における辞書を
示すデータ図(b)本発明の実施の形態8におけるブロ
ック圧縮データを示すデータ構成図
【図27】本発明の実施の形態9による画像圧縮装置を
示すブロック図
【図28】本発明の実施の形態10による画像圧縮装置
を示すブロック図
【図29】ベクトルデータ圧縮部における辞書を示すデ
ータ図
【図30】従来の画像圧縮装置を示すブロック図
【図31】(a)Rのブロックデータを示すデータ図 (b)Gのブロックデータを示すデータ図 (c)Bのブロックデータを示すデータ図
【図32】(a)Rの2値化データを示すデータ図 (b)Gの2値化データを示すデータ図 (c)Bの2値化データを示すデータ図
【図33】従来の画像圧縮装置におけるブロック近似符
号化の圧縮データを示すデータ構成図
【符号の説明】
1、30、33、46、74、87、93、97、11
2、114 画像圧縮装置 2 色空間変換部 3 画像ブロック化部 4 輝度しきい値決定部 5 輝度2値化部 6、47 2値化輝度圧縮部 7 代表値化部 8 画像伸長装置 9 2値化輝度伸長部 10 多値化伸長部 11 色空間逆変換部 31 フラット圧縮部 32 圧縮選択部 34、48 代表値位置指定部 75 ウインドウ形成部 76 エッジ検出部 77 エッジ隣接位置輝度値変更部 88 エッジ位置変更部 89 エッジ位置輝度値変更部 94 辞書選択部 95a 第1辞書 95b 第2辞書 96 2値化輝度符号化辞書選択部 98 ブロック数選択部 113 画質選択部 115 ベクトルデータ圧縮部 116 色差平均値算出部 117 ブロック特性判定部 118 特性圧縮データ選択部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力画像データを輝度データと色差データ
    とに分離する色空間変換部と、前記色空間変換部により
    分離された輝度データおよび色差データを隣接する複数
    の画素によってブロック化する画像ブロック化部と、前
    記画像ブロック化部でブロック化された輝度データに対
    して2値化を行なうしきい値を決定する輝度しきい値決
    定部と、前記輝度しきい値決定部により決定されたしき
    い値により、前記ブロック化された輝度データの2値化
    を行なう輝度2値化部と、前記輝度2値化部によって2
    値化された輝度データに従って、前記ブロック化された
    輝度データおよび色差データを2代表値化する代表値化
    部と、前記輝度2値化部によって2値化された輝度デー
    タに対する全ての組み合わせ数より少ない辞書を予め用
    意しておき、前記2値化された輝度データを前記辞書を
    用いて符号化する2値化輝度圧縮部とを備えたことを特
    徴とする画像圧縮装置。
  2. 【請求項2】入力画像データを輝度データと色差データ
    とに分離する色空間変換部と、前記色空間変換部により
    分離された輝度データおよび色差データを隣接する複数
    の画素によってブロック化する画像ブロック化部と、前
    記画像ブロック化部でブロック化された輝度データに対
    して2値化を行なうしきい値を決定する輝度しきい値決
    定部と、前記輝度しきい値決定部により決定されたしき
    い値により前記ブロック化された輝度データの2値化を
    行なう輝度2値化部と、前記輝度2値化部によって2値
    化された輝度データに従って、前記ブロック化された輝
    度データおよび色差データを2代表値化する代表値化部
    と、前記輝度2値化部によって2値化された輝度データ
    に対する全ての組み合わせ数より少ない辞書を予め用意
    しておき、前記2値化された輝度データを前記辞書を用
    いて符号化する2値化輝度圧縮部と、前記ブロック内の
    輝度平均値、色差平均値を符号とするフラット圧縮部
    と、前記2値化輝度圧縮部によって得られる輝度2代表
    値間の差が所定しきい値以上の時には圧縮データとして
    前記代表値化部および前記2値化輝度圧縮部出力を用
    い、前記輝度2代表間の差が前記しきい値以下の時には
    前記フラット圧縮部出力を選択する圧縮選択部とを備え
    たことを特徴とする画像圧縮装置。
  3. 【請求項3】入力画像データを輝度データと色差データ
    とに分離する色空間変換部と、前記色空間変換部により
    分離された輝度データおよび色差データを隣接する複数
    の画素によってブロック化する画像ブロック化部と、前
    記画像ブロック化部でブロック化された輝度データに対
    して2値化を行なうしきい値を決定する輝度しきい値決
    定部と、前記輝度しきい値決定部により決定されたしき
    い値により、前記ブロック化された輝度データの2値化
    を行なう輝度2値化部と、前記輝度2値化部によって2
    値化された輝度データに従って、前記ブロック化された
    輝度データおよび色差データを2代表値化する代表値化
    部と、前記輝度2値化部によって2値化された輝度デー
    タに対する全ての組み合わせ数より少ない辞書を予め用
    意しておき、前記2値化された輝度データを前記辞書を
    用いて符号化する2値化輝度圧縮部と、前記2代表値を
    符号化する際において輝度2代表値の高輝度代表値と低
    輝度代表値の圧縮データ位置を入れ替える代表値位置指
    定部とを備え、前記2値化輝度圧縮部は前記輝度2代表
    値の入替えを符号化の1ビットとしたことを特徴とする
    画像圧縮装置。
  4. 【請求項4】入力画像データを輝度データと色差データ
    とに分離する色空間変換部と、前記色空間変換部により
    分離された輝度データおよび色差データを隣接する複数
    の画素によってブロック化する画像ブロック化部と、前
    記画像ブロック化部でブロック化された輝度データに対
    して2値化を行なうしきい値を決定する輝度しきい値決
    定部と、前記輝度しきい値決定部により決定されたしき
    い値により、前記ブロック化された輝度データの2値化
    を行なう輝度2値化部と、前記輝度2値化部によって2
    値化された前記輝度データに従って、前記ブロック化さ
    れた輝度データおよび色差データを2代表値化する代表
    値化部と、前記輝度2値化部によって2値化された輝度
    データに対する全ての組み合わせ数より少なく、データ
    中に2値データの反転を示すビット反転識別データを含
    めた辞書を予め用意しておき、前記辞書および前記輝度
    2値化部によって2値化された輝度データを用いた符号
    化を行なう2値化輝度圧縮部と、前記2代表値データを
    符号化する際において、前記ビット反転識別データがビ
    ット反転を示している時は輝度2代表値の高輝度代表値
    と低輝度代表値の圧縮データ位置を入れ替える代表値位
    置指定部とを備え、前記2値化輝度圧縮部は、圧縮デー
    タ中の輝度代表値位置により辞書データの示す2値化輝
    度データのビット反転を表すことを特徴とする画像圧縮
    装置。
  5. 【請求項5】入力画像データを輝度データと色差データ
    とに分離する色空間変換部と、前記色空間変換部により
    分離された輝度データに対してウインドウを形成するウ
    インドウ形成部と、前記ウインドウ内の輝度エッジ位置
    および輝度傾斜方向の検出を行なうエッジ検出部と、前
    記エッジ検出部によって検出された前記エッジ位置に隣
    接する画素について前記輝度傾斜方向を用いて輝度デー
    タの変更を行なうエッジ隣接位置輝度値変更部と、前記
    エッジ隣接位置輝度値変更部により変更された輝度デー
    タおよび前記色空間変換部により分離された色差データ
    を隣接する複数の画素によってブロック化する画像ブロ
    ック化部と、前記画像ブロック化部でブロック化された
    輝度データに対して2値化を行なうしきい値を決定する
    輝度しきい値決定部と、前記輝度しきい値決定部により
    決定されたしきい値により、前記ブロック化された輝度
    データの2値化を行なう輝度2値化部と、前記輝度2値
    化部によって2値化された前記輝度データに従って、前
    記ブロック化された輝度データおよび色差データを2代
    表値化する代表値化部と、前記輝度2値化部によって2
    値化された輝度データに対する全ての組み合わせ数より
    少ない辞書を予め用意しておき、前記2値化された輝度
    データを前記辞書を用いて符号化する2値化輝度圧縮部
    とを備えたことを特徴とする画像圧縮装置。
  6. 【請求項6】入力画像データを輝度データと色差データ
    とに分離する色空間変換部と、前記色空間変換部により
    分離された輝度データに対してウインドウを形成するウ
    インドウ形成部と、前記ウインドウ内の輝度エッジ位置
    および輝度傾斜方向の検出を行なうエッジ検出部と、前
    記エッジ検出部によって検出された前記エッジ位置に隣
    接する画素について前記輝度傾斜方向を用いて輝度デー
    タの変更を行なうエッジ隣接位置輝度値変更部と、前記
    エッジ検出部において検出されたエッジ位置を高輝度側
    または低輝度側に変更するエッジ位置変更部と、前記エ
    ッジ位置の輝度データ変更を行なうエッジ位置輝度値変
    更部と、前記エッジ位置輝度値変更部により変更された
    輝度データおよび前記色空間変換部により分離された色
    差データを隣接する複数の画素によってブロック化する
    画像ブロック化部と、前記画像ブロック化部でブロック
    化された輝度データに対して2値化を行なうしきい値を
    決定する輝度しきい値決定部と、前記輝度しきい値決定
    部により決定されたしきい値により、前記ブロック化さ
    れた輝度データの2値化を行なう輝度2値化部と、前記
    輝度2値化部によって2値化された前記輝度データに従
    って、前記ブロック化された輝度データおよび色差デー
    タを2代表値化する代表値化部と、前記輝度2値化部に
    よって2値化された輝度データに対する全ての組み合わ
    せ数より少ない辞書を予め用意しておき、前記2値化さ
    れた輝度データを前記辞書を用いて符号化する2値化輝
    度圧縮部とを備えたことを特徴とする画像圧縮装置。
  7. 【請求項7】入力画像データを輝度データと色差データ
    とに分離する色空間変換部と、前記色空間変換部により
    分離された輝度データおよび色差データを隣接する複数
    の画素によってブロック化する画像ブロック化部と、前
    記画像ブロック化部でブロック化された輝度データに対
    して2値化を行なうしきい値を決定する輝度しきい値決
    定部と、前記輝度しきい値決定部により決定されたしき
    い値により、前記ブロック化された輝度データの2値化
    を行なう輝度2値化部と、前記輝度2値化部によって2
    値化された前記輝度データに従って、前記ブロック化さ
    れた輝度データおよび色差データを2代表値化する代表
    値化部と、前記輝度2値化部によって2値化された輝度
    データに対する全ての組み合わせ数より少ない辞書で表
    現される組み合わせ数の異なる辞書を予め複数用意して
    おき、前記用意した複数辞書から一つの辞書選択を行な
    う辞書選択部と、前記辞書選択部により選択された前記
    辞書を用いて前記2値化された輝度データを符号化する
    2値化輝度圧縮部とを備えたことを特徴とする画像圧縮
    装置。
  8. 【請求項8】入力画像データを輝度データと色差データ
    とに分離する色空間変換部と、前記色空間変換部により
    分離された輝度データおよび色差データを隣接する複数
    の画素によってブロック化する画像ブロック化部と、前
    記輝度データのしきい値決定のためのブロック数指定を
    行なうブロック数選択部と、前記ブロック数選択部によ
    り指定された前記ブロック数において前記輝度データに
    対して2値化を行なうしきい値を決定する輝度しきい値
    決定部と、前記輝度しきい値決定部により決定されたし
    きい値により、前記ブロック化された輝度データを2値
    化する輝度2値化部と、前記輝度2値化部によって2値
    化された輝度データに従って、前記ブロック化された輝
    度データおよび色差データを2代表値化する代表値化部
    と、前記輝度2値化部によって2値化された輝度データ
    に対する全ての組み合わせ数より少ない辞書を予め用意
    しておき、前記2値化された輝度データを前記辞書を用
    いて符号化する2値化輝度圧縮部とを備えたことを特徴
    とする画像圧縮装置。
  9. 【請求項9】入力画像データを輝度データと色差データ
    とに分離する色空間変換部と、前記色空間変換部により
    分離された輝度データおよび色差データを隣接する複数
    の画素によってブロック化する画像ブロック化部と、前
    記輝度データのしきい値決定のためのブロック数指定を
    行なうブロック数選択部と、前記ブロック数選択部によ
    り指定された前記ブロック数において前記輝度データに
    対して2値化を行なうしきい値を決定する輝度しきい値
    決定部と、前記輝度しきい値決定部により決定されたし
    きい値により、前記ブロック化された輝度データを2値
    化する輝度2値化部と、前記輝度2値化部によって2値
    化された輝度データに従って、前記ブロック化された輝
    度データおよび色差データを2代表値化する代表値化部
    と、前記輝度2値化部によって2値化された輝度データ
    に対する全ての組み合わせ数より少ない辞書で表現され
    る組み合わせ数の異なる辞書を予め複数用意しておき、
    前記用意した複数辞書から一つの辞書選択を行なう辞書
    選択部と、前記辞書選択部により選択された前記辞書を
    用いて前記2値化された輝度データを符号化する2値化
    輝度圧縮部と、前記ブロック数選択部における指定ブロ
    ック数の選択および前記辞書選択部における辞書選択を
    選択画質に従って行なう画質選択部とを備えたことを特
    徴とした画像圧縮装置。
  10. 【請求項10】入力画像データを輝度データと色差デー
    タとに分離する色空間変換部と、前記色空間変換部によ
    り分離された輝度データおよび色差データを隣接する複
    数の画素によってブロック化する画像ブロック化部と、
    前記画像ブロック化部でブロック化された輝度データに
    対して2値化を行なうしきい値を決定する輝度しきい値
    決定部と、前記輝度しきい値決定部により決定されたし
    きい値により、前記ブロック化された輝度データの2値
    化を行なう輝度2値化部と、前記輝度2値化部によって
    2値化された輝度データに従って、前記ブロック化され
    た輝度データおよび色差データを2代表値化する代表値
    化部と、前記輝度2値化部によって2値化された輝度デ
    ータに対する全ての組み合わせ数より少ない辞書を予め
    用意しておき、前記2値化された輝度データを前記辞書
    を用いて符号化する2値化輝度圧縮部と、前記ブロック
    化された輝度データに対して文字かイメージかの判定を
    行なうブロック特性判定部と、予め用意されたブロック
    画素分の多値輝度データを複数個持つ辞書によって、前
    記ブロック化された輝度データとの差が最小の辞書デー
    タ時の辞書アドレスを符号とするベクトルデータ圧縮部
    と、前記ブロック内の色差平均値を算出する色差平均値
    算出部と、前記ブロック特性判定部によりイメージであ
    ると判定された場合には前記ベクトルデータ圧縮部およ
    び前記色差平均値算出部による符号を選択し、文字であ
    ると判定された場合には前記2値化輝度圧縮部および前
    記代表値化部による符号を選択する特性圧縮データ選択
    部とを備えたことを特徴とする画像圧縮装置。
JP10131648A 1998-05-14 1998-05-14 画像圧縮装置 Pending JPH11331615A (ja)

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