JPH1133121A - 脳波誘導持続装置 - Google Patents

脳波誘導持続装置

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JPH1133121A
JPH1133121A JP9197351A JP19735197A JPH1133121A JP H1133121 A JPH1133121 A JP H1133121A JP 9197351 A JP9197351 A JP 9197351A JP 19735197 A JP19735197 A JP 19735197A JP H1133121 A JPH1133121 A JP H1133121A
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JP
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digital
sound
signals
audio
conversion circuit
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JP9197351A
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Inventor
Tadahiro Okura
忠博 大倉
Yoshitoshi Shinohara
佳年 篠原
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JUST NAU KK
P M C KK
Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo KK
Original Assignee
JUST NAU KK
P M C KK
Hayashibara Biochemical Laboratories Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車載用オーディオ機器を用いて運転手の脳内に
α波を容易且つ早期に誘導して緊張感を持続させる。 【解決手段】ラジオ3aおよびカセットテープレコーダ
3bが組み込まれた車載用オーディオ機器3に内蔵さ
れ、ラジオ3aおよびカセットテープレコーダ3bの何
れか一方から出力された音声信号d1を8〜13Hzの
周波数差を持つ2つの可聴域低周波信号d3、d4それぞ
れに合成させて2つの居眠予防信号d7、d8を生成し、
当該2つの居眠予防信号d7、d8を周波数差を持つビー
ト音を含む可聴音に変換して運転手の両耳に知覚させる
右スピーカおよび左スピーカに出力する音響処理部10
を有している。また、自己音声を入力するマイクロホン
を備え、マイクロホンから出力される自己音声信号を2
つの可聴域低周波信号d3、d4それぞれに合成させても
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は脳波誘導持続装置
に係り、特に車を運転している時の居眠りを防ぐことが
できる脳波誘導持続装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、車を運転している時に居眠りして重大な交通事故
を引き起こすことが問題となっている。このような運転
中の居眠防止のために、運転手はカフェインが含有され
たチューイングガムを噛んだり、休息したりしている。
しかしながら、カフェインが含有されたチューイングガ
ムを噛んでも、眠気を覚ますことができない人がいる。
また、休息は居眠防止の有効な手段ではあるが、定期便
のトラックや高速バス等の運転手は移動時間がある程度
決められているので、眠気を覚ますほどの休息を取れな
いのが現状である。
【0003】本発明は、このような従来の難点を解決す
るためになされたもので、車載用オーディオ機器を用い
て運転手の脳内にα波を容易且つ早期に誘導して緊張感
を持続させる脳波誘導持続装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【発明を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明の脳波誘導持続装置は、ラジオ、カセットテー
プレコーダ、ミニディスクプレーヤおよびコンパクトデ
ィスクプレーヤが選択的に組み込まれた車載用オーディ
オ機器に内蔵される脳波誘導持続装置であって、車載用
オーディオ機器から出力される音声信号を8〜13Hz
の周波数差を持つ2つの可聴域低周波信号それぞれに合
成させて2つの居眠予防音声信号を生成し、当該2つの
居眠予防音声信号を周波数差を持つビート音を含む可聴
音に変換して運転手の両耳に知覚させる音響変換器に出
力する音響処理部を有するものである。
【0005】また、本発明の脳波誘導持続装置において
音響処理部は、車載用オーディオ機器から出力される音
声信号をデジタル音声信号に変換するA/D変換回路
と、8〜13Hzの周波数差を持つ2つのデジタル可聴
域低周波信号を発生すると共にA/D変換回路から出力
されるデジタル音声信号を当該2つのデジタル可聴域低
周波信号それぞれに合成させて2つのデジタル居眠予防
音声信号を生成するCPUと、CPUで生成された2つ
のデジタル居眠予防音声信号を2つのアナログ居眠予防
音声信号に変換して音響変換器に出力するD/A変換回
路とから成るものが好ましい。
【0006】さらに、本発明の脳波誘導持続装置は、ラ
ジオ、カセットテープレコーダ、ミニディスクプレーヤ
およびコンパクトディスクプレーヤが選択的に組み込ま
れた車載用オーディオ機器に内蔵される脳波誘導持続装
置であって、自己音声を入力するためのマイクロホン
と、マイクロホンから出力される自己音声信号および車
載用オーディオ機器から出力される音声信号を8〜13
Hzの周波数差を持つ2つの可聴域低周波信号それぞれ
に合成させて2つの居眠予防音声信号を生成し、当該2
つの居眠予防音声信号を周波数差を持つビート音を含む
可聴音に変換して運転手の両耳に知覚させる音響変換器
に出力する音響処理部を有するものである。
【0007】また、本発明の脳波誘導持続装置において
音響処理部は、マイクロホンから出力されるアナログ自
己音声信号または前記車載用オーディオ機器から出力さ
れるアナログ音声信号をデジタル自己音声信号またはデ
ジタル音声信号に変換するA/D変換回路と、A/D変
換回路から出力されるデジタル自己音声信号を記録する
記録体と、記録体が接続され8〜13Hzの周波数差を
持つ2つのデジタル可聴域低周波信号を発生すると共に
記録体から出力されるデジタル自己音声信号およびA/
D変換回路から出力されるデジタル音声信号を2つのデ
ジタル可聴域低周波信号それぞれに合成させて2つのデ
ジタル居眠予防音声信号を生成するCPUと、CPUで
生成された2つのデジタル居眠予防音声信号を2つのア
ナログ居眠予防音声信号に変換して音響変換器に出力す
るD/A変換回路とから成るものが好ましい。
【0008】このように構成された脳波誘導持続装置
は、マイクロホンから出力される自己音声信号および車
載用オーディオ機器から出力される音声信号を8〜13
Hzの周波数差を持つ2つの可聴域低周波信号それぞれ
に合成させることにより、運転手がこの周波数差をビー
ト音(うなり)として知覚することができる。この場
合、容易且つ早期にα波を誘導できるので、運転手は好
みの音楽等を聴取しながら集中力が高まり緊張感を持続
させることができる。
【0009】また、2つの可聴域低周波信号に自己音声
を合成させることにより、自己のマイナスになる要因に
対して自己防衛する脳の自己学習機能が働いている遺伝
子が自己学習機能を取除くように誘導される。この脳の
自己学習機能は、本発明者によって確認されており、自
己音声が合成された可聴音を対象者に聴取させると、こ
の脳の自己学習機能を改善させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の脳波誘導持続装置
の実施の一形態について、図面を参照して説明する。本
発明の脳波誘導持続装置は図3に示すように、運転席2
に着座している運転手が容易に操作できるような位置、
例えばダッシュボードに組み込まれている車載用オーデ
ィオ機器3に内蔵されている。この車載用オーディオ機
器3には、例えばラジオ3aおよびカセットテープレコ
ーダ3bが組み込まれ、図1に示すような切替器4に接
続されている。この切替器4はラジオ3aまたはカセッ
トテープレコーダ3bからの音声信号を選択するもの
で、選択された音声信号d1は脳波誘導持続装置に出力
される。
【0011】このような音声信号d1が入力する脳波誘
導持続装置は、切替器4から出力される音声信号d1を
8〜13Hzの周波数差を持つ2つの可聴域低周波信号
d3、d4それぞれに合成させて2つの居眠予防音声信号
d7、d8を生成し、当該2つの居眠予防音声信号d7、
d8を周波数差を持つビート音を含む可聴音に変換して
運転手の両耳に知覚させる音響変換器である右スピーカ
5および左スピーカ6に出力する音響処理部10を有し
ている。この音響変換器は本実施の一形態の場合、右ス
ピーカ5は右ドア7Aおよびリアパネル部の右側8A
に、左スピーカ6は左ドア7Bおよびリアパネル部の左
側8Bにそれぞれ組み込まれている(図3)。なお、ス
ピーカの配置はこれに限らず、周波数差を持つビート音
を含む可聴音を運転手の両耳に知覚させることができれ
ば、どのような配置でもよい。
【0012】音響処理部10は、例えば車載用オーディ
オ機器3の切替器4から出力されるアナログ音声信号d
1をデジタル音声信号d2に変換するA/D変換回路11
と、8〜13Hzの周波数差を持つ2つのデジタル可聴
域低周波信号d3、d4を発生すると共にA/D変換回路
11から出力されるデジタル音声信号d2を当該2つの
デジタル可聴域低周波信号d3、d4それぞれに合成させ
て2つのデジタル居眠予防音声信号d5、d6を生成する
CPU12と、CPU12で生成された2つのデジタル
居眠予防音声信号d5、d6を2つのアナログ居眠予防音
声信号d7、d8に変換しそれぞれ右スピーカ5および左
スピーカ6に出力するD/A変換回路13とから成るも
のである。
【0013】CPU12は、2つのデジタル可聴域低周
波信号d3、d4を発生する発振器12aと、発振器12
aから出力される2つのデジタル可聴域低周波信号d
3、d4にA/D変換回路11から出力されるデジタル音
声信号d2を合成させるミキサ12bとが内蔵されてい
る。発振器12aは、通常、周波数約20〜20000
Hz、望ましくは約50〜3000Hz、さらに望まし
くは約100〜180Hzのデジタル可聴域低周波信号
を発生させるものである。
【0014】D/A変換回路13は右スピーカ5用のD
/A変換回路13Aと、左スピーカ6用のD/A変換回
路13Bとを有している。この右スピーカ用D/A変換
回路13Aおよび左スピーカ用D/A変換回路13Bに
は、それぞれ右スピーカ用アンプ14Aおよび左スピー
カ用アンプ14Bが接続されている。この右スピーカ用
アンプ14Aおよび左スピーカ用アンプ14Bには、そ
れぞれ右スピーカ5および左スピーカ6が接続されてい
る。
【0015】このように構成された脳波誘導持続装置
は、例えば車載用オーディオ機器3のカセットテープレ
コーダ3bにカセットが挿入されると、切替器4がカセ
ットテープレコーダ3bとA/D変換回路11とを接続
させ、カセットテープレコーダ3bのアナログ音声信号
d1をA/D変換回路11でデジタル音声信号d2に変換
させ、カセットテープに磁気記録された音楽等の再生を
開始する。この際、CPU12は発振器12aでパルス
を持続振動させて、例えば12.5Hzの周波数差を持
つ2つのデジタル可聴域低周波信号d3、d4を出力さ
せ、この2つのデジタル可聴域低周波信号d3、d4に、
ミキサ12bでA/D変換回路11から出力されたデジ
タル音声信号d2をミキシングさせる。このようにミキ
シングされた2つのデジタル居眠予防音声信号d5、d6
は、それぞれ右スピーカ用D/A変換回路13Aおよび
左スピーカ用D/A変換回路13Bに出力される。この
右スピーカ用D/A変換回路13Aおよび左スピーカ用
D/A変換回路13Bで変換された2つのアナログ居眠
予防音声信号d7、d8は、それぞれ右スピーカ用アンプ
14Aおよび左スピーカ用アンプ14Bを介して右スピ
ーカ5および左スピーカ6に出力される。
【0016】これにより、運転中の運転手は自分の好み
の音楽等を聴取しながら、脳波を容易且つ早期にそのビ
ート音の差周波数12.5Hzに同期して低下させるこ
とができる。これは、運転手の左右の耳から周波数の違
う音を送り込むと、その周波数差に等しい脳波を優勢に
する働きが脳内に生まれるからである。したがって、α
波が誘導されるので、緊張感が持続し居眠りすることな
く車の運転に集中することができるようになる。
【0017】なお、人間には自己のマイナスになる要因
に対して自己防衛する脳の学習機能があることが本発明
者によって確認されており、たとえα波を誘導できたと
しても脳の自己学習機能が働いているので集中力を持続
できなくなる。しかし、自己音声が合成された可聴音を
対象者に聴取させると、この脳の自己学習機能は改善さ
れることも、本発明者によって確認されている。そこ
で、自己音声を入力するためのマイクロホンを備え、そ
のマイクロホンから出力される自己音声信号を8〜13
Hzの周波数差を持つ2つの可聴域低周波信号それぞれ
に合成させるような脳波誘導持続装置に構成させる。
【0018】この脳波誘導持続装置は図2に示すよう
に、上述した車載用オーディオ機器3にマイクロホン1
5が備えられたものである。このような車載用オーディ
オ機器3′にはラジオ3aおよびカセットテープレコー
ダ3bが組み込まれると共にマイクロホン15が設けら
れ、ラジオ3aおよびカセットテープレコーダ3bは直
接に、マイクロホン15はアンプ16を介して切替器
4′に接続されている。この切替器4′はマイクロホン
15からの自己音声信号d11や、ラジオ3aまたはカセ
ットテープレコーダ3bからの音声信号を選択するもの
で、選択された自己音声信号d11または音声信号d12は
脳波誘導持続装置に出力される。
【0019】このような脳波誘導持続装置は、マイクロ
ホン15から出力される自己音声信号d11および車載用
オーディオ機器3′から出力される音声信号d12を8〜
13Hzの周波数差を持つ2つの可聴域低周波信号d1
5、d16それぞれに合成させて2つの居眠予防音声信号
d17、d18を生成し、当該2つの居眠予防音声信号d1
7、d18を周波数差を持つビート音を含む可聴音に変換
して運転手の両耳に知覚させる音響変換器である右スピ
ーカ5および左スピーカ6(図2)に出力する音響処理
部10′を有している。
【0020】この音響処理部10′は、例えば車載用オ
ーディオ機器3′の切替器4′から出力されるマイクロ
ホン15からのアナログ自己音声信号d11または車載用
オーディオ機器3′から出力されるアナログ音声信号d
12をデジタル自己音声信号d13またはデジタル音声信号
d14に変換するA/D変換回路11と、A/D変換回路
11から出力されるデジタル自己音声信号d13を記録す
る記録体であるEEPROM17と、8〜13Hzの周
波数差を持つ2つのデジタル可聴域低周波信号d15、d
16を発生すると共にEEPROM17から出力されるデ
ジタル自己音声信号d13およびA/D変換回路11から
出力されるデジタル音声信号d14を2つのデジタル可聴
域低周波信号d15、d16それぞれに合成させて2つのデ
ジタル居眠予防音声信号d17、d18を生成するCPU1
2′と、CPU12′で生成された2つのデジタル居眠
予防音声信号d17、d18を2つのアナログ居眠予防音声
信号d19、d20に変換して右スピーカ5および左スピーカ
6に出力するD/A変換回路13とから成るものであ
る。なお、記録体はEEPROMに限らず、記録するこ
とができればどのようなものでもよい。
【0021】CPU12′は、8〜13Hzの周波数差
を持つ2つのデジタル可聴域低周波信号d15、d16を発
生する発振器12aと、発振器12aから出力される2
つのデジタル可聴域低周波信号d15、d16にEEPRO
M17から出力されるデジタル自己音声信号d13および
A/D変換回路11から出力されるデジタル音声信号d
14を合成させるミキサ12bとが内蔵されている。
【0022】なお、D/A変換回路13の右スピーカ用
D/A変換回路13Aおよび左スピーカ用D/A変換回
路13Bと、右スピーカ用アンプ14Aおよび左スピー
カ用アンプ14Bとは、上述した車載用オーディオ機器
3と同一構成なので説明を省略する。このように構成さ
れた脳波誘導持続装置は、マイクロホン15に自己音声
が入力されると、アナログ自己音声信号d11がアンプ1
6を介して切替器4′に入力する。切替器4′はアンプ
16とA/D変換回路11とを接続するので、アナログ
自己音声信号d11はA/D変換回路11に入力され、デ
ジタル自己音声信号d13に変換されてEEPROM17
に記録される。ここで、例えば車載用オーディオ機器
3′のカセットテープレコーダ3bにカセットが挿入さ
れると、切替器4′がカセットテープレコーダ3bとA
/D変換回路11とを接続させ、カセットテープレコー
ダ3bのアナログ音声信号d12をA/D変換回路11で
デジタル音声信号d14に変換させ、カセットテープに磁
気記録された音楽等の再生を開始する。この際、CPU
12′は発振器12aでパルスを持続振動させて、例え
ば12.5Hzの周波数差を持つ2つのデジタル可聴域
低周波信号d15、d16を出力させ、この2つのデジタル
可聴域低周波信号d15、d16に、ミキサ12bでA/D
変換回路11から出力されたデジタル音声信号d14およ
びEEPROM17に記録されたデジタル自己音声信号
d13をミキシングさせる。このようにミキシングされた
2つのデジタル居眠予防音声信号d17、d18は、それぞ
れ右スピーカ用D/A変換回路13Aおよび左スピーカ
用D/A変換回路13Bに出力される。この右スピーカ
用D/A変換回路13Aおよび左スピーカ用D/A変換
回路13Bで変換された2つのアナログ居眠予防音声信
号d19、d20は、それぞれ右スピーカ用アンプ14Aお
よび左スピーカ用アンプ14Bを介して右スピーカ5お
よび左スピーカ6に出力される。
【0023】これにより、運転中の運転手は自分の好み
の音楽等を聴取しながら、脳波を容易且つ早期にそのビ
ート音の差周波数12.5Hzに同期して低下させるこ
とができると共に、自己のマイナスになる要因に対して
自己防衛する脳の自己学習機能が働いている遺伝子が自
己学習機能を取除くように誘導される。なお、本実施例
においては、脳波誘導持続装置をラジオおよびカセット
テープレコーダが組み込まれた車載用オーディオ機器に
内蔵させていたが、これに限らず、ラジオのみが組み込
まれた車載用オーディオ機器や、ラジオ、カセットテー
プレコーダ、ミニディスクプレーヤおよびコンパクトデ
ィスクプレーヤが選択的に組み込まれた車載用オーディ
オ機器に内蔵させても同様の効果を得ることができる。
この際、ミニディスクプレーヤおよびコンパクトディス
クプレーヤから出力される音声信号はデジタル音声信号
なので、A/D変換回路を介さずにCPUに接続させ
る。
【0024】また、本実施例においては、CPUに発振
器とミキサとを内蔵させていたが、個別に設けてCPU
に接続させてもい。このような本発明の脳波誘導持続装
置は、モノラル方式の車載用オーディオ機器、またはス
テレオ方式の車載用オーディオ機器の何れにも適用させ
ることができる。また、車載用オーディオ機器に8〜1
3Hzの周波数差を持つ2つの可聴域低周波信号のみを
音響変換器に出力させることができる選択釦を設けても
よい。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の脳波誘
導持続装置によれば、運転手が車載用オーディオ機器に
よって再生されている好みの音楽等を聞いている状態に
おいて、α波が脳内に容易且つ早期に誘導され且つこの
α波状態が持続されるので、緊張感が持続し居眠りする
ことなく車の運転に集中することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の脳波誘導持続装置の実施の一形態を示
すブロック図。
【図2】本発明の脳波誘導持続装置の他の実施の一形態
を示すブロック図。
【図3】図1または図2の脳波誘導持続装置が内蔵され
た車載用オーディオ機器およびこれに接続されるスピー
カの車内における配置を示す配置図。
【符号の説明】
3、3′・・・・・車載用オーディオ機器 3a・・・・・ラジオ 3b・・・・・カセットテープレコーダ 5・・・・・右スピーカ 6・・・・・左スピーカ 10、10′・・・・・音響処理部 11・・・・・A/D変換回路 12、12′・・・・・CPU 13・・・・・D/A変換回路 15・・・・・マイクロホン 17・・・・・EEPROM(記録体) d1、d12・・・・・アナログ音声信号 d2、d14・・・・・デジタル音声信号 d3、d4、d15、d16・・・・・2つのデジタル可聴域低周波
信号 d5、d6、d17、d18・・・・・2つのデジタル居眠予防信号 d7、d8、d19、d20・・・・・2つのアナログ居眠予防信号 d11・・・・・アナログ自己音声信号 d13・・・・・デジタル自己音声信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 佳年 岡山県倉敷市藤戸町藤戸2番10号 有限会 社ジャスト・ナウ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラジオ、カセットテープレコーダ、ミニデ
    ィスクプレーヤおよびコンパクトディスクプレーヤが選
    択的に組み込まれた車載用オーディオ機器に内蔵される
    脳波誘導持続装置であって、前記車載用オーディオ機器
    から出力される音声信号を8〜13Hzの周波数差を持
    つ2つの可聴域低周波信号それぞれに合成させて2つの
    居眠予防音声信号を生成し、当該2つの居眠予防音声信
    号を周波数差を持つビート音を含む可聴音に変換して運
    転手の両耳に知覚させる音響変換器に出力する音響処理
    部を有することを特徴とする脳波誘導持続装置。
  2. 【請求項2】ラジオ、カセットテープレコーダ、ミニデ
    ィスクプレーヤおよびコンパクトディスクプレーヤが選
    択的に組み込まれた車載用オーディオ機器に内蔵される
    脳波誘導持続装置であって、自己音声を入力するための
    マイクロホンと、前記マイクロホンから出力される自己
    音声信号および前記車載用オーディオ機器から出力され
    る音声信号を8〜13Hzの周波数差を持つ2つの可聴
    域低周波信号それぞれに合成させて2つの居眠予防音声
    信号を生成し、当該2つの居眠予防音声信号を周波数差
    を持つビート音を含む可聴音に変換して運転手の両耳に
    知覚させる音響変換器に出力する音響処理部を有するこ
    とを特徴とする脳波誘導持続装置。
  3. 【請求項3】前記音響処理部は、前記車載用オーディオ
    機器から出力されるアナログ音声信号をデジタル音声信
    号に変換するA/D変換回路と、8〜13Hzの周波数
    差を持つ2つのデジタル可聴域低周波信号を発生すると
    共に前記A/D変換回路から出力される前記デジタル音
    声信号を当該2つのデジタル可聴域低周波信号それぞれ
    に合成させて2つのデジタル居眠予防音声信号を生成す
    るCPUと、前記CPUで生成された前記2つのデジタ
    ル居眠予防音声信号を2つのアナログ居眠予防音声信号
    に変換して前記音響変換器に出力するD/A変換回路と
    から成ることを特徴とする請求項1記載の脳波誘導持続
    装置。
  4. 【請求項4】前記音響処理部は、前記マイクロホンから
    出力されるアナログ自己音声信号または前記車載用オー
    ディオ機器から出力されるアナログ音声信号をデジタル
    自己音声信号またはデジタル音声信号に変換するA/D
    変換回路と、前記A/D変換回路から出力される前記デ
    ジタル自己音声信号を記録する記録体と、前記記録体が
    接続され8〜13Hzの周波数差を持つ2つのデジタル
    可聴域低周波信号を発生すると共に前記記録体から出力
    される前記デジタル自己音声信号および前記A/D変換
    回路から出力される前記デジタル音声信号を前記2つの
    デジタル可聴域低周波信号それぞれに合成させて2つの
    デジタル居眠予防音声信号を生成するCPUと、前記C
    PUで生成された前記2つのデジタル居眠予防音声信号
    を2つのアナログ居眠予防音声信号に変換して前記音響
    変換器に出力するD/A変換回路とから成ることを特徴
    とする請求項2記載の脳波誘導持続装置。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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