JPH11331022A - 無線通信装置 - Google Patents
無線通信装置Info
- Publication number
- JPH11331022A JPH11331022A JP10132848A JP13284898A JPH11331022A JP H11331022 A JPH11331022 A JP H11331022A JP 10132848 A JP10132848 A JP 10132848A JP 13284898 A JP13284898 A JP 13284898A JP H11331022 A JPH11331022 A JP H11331022A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- signal
- multiplier
- ask modulation
- modulation
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- Pending
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Transceivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 局部発振器からの発振信号をスイッチを用い
てＡＳＫ変調信号でオン、オフしてＡＳＫ変調を行う半
二重通信方式の無線通信装置において、スイッチのオ
ン、オフ切り替えの分離特性で変調感度が決定されるこ
とがなく、また、スイッチのオフ時に動作が不安定にな
らないようにする。 【解決手段】 局部発振器１１の信号をスイッチ１２を
用いてＡＳＫ変調信号で切り替えるとともに、そのオ
ン、オフ信号により逓倍器１８を制御して、逓倍した送
信信号を得る。スイッチ１２のオン、オフで逓倍器１８
の動作を制御するので、スイッチ１２の分離特性が変調
感度に直接影響を受けずにＡＳＫ変調が可能になる。ま
た、スイッチ１２がオフの時には、抵抗値の低い負荷抵
抗１７で逓倍器１８の入力端を終端させることにより、
常に安定した動作でＡＳＫ変調を行える。
てＡＳＫ変調信号でオン、オフしてＡＳＫ変調を行う半
二重通信方式の無線通信装置において、スイッチのオ
ン、オフ切り替えの分離特性で変調感度が決定されるこ
とがなく、また、スイッチのオフ時に動作が不安定にな
らないようにする。 【解決手段】 局部発振器１１の信号をスイッチ１２を
用いてＡＳＫ変調信号で切り替えるとともに、そのオ
ン、オフ信号により逓倍器１８を制御して、逓倍した送
信信号を得る。スイッチ１２のオン、オフで逓倍器１８
の動作を制御するので、スイッチ１２の分離特性が変調
感度に直接影響を受けずにＡＳＫ変調が可能になる。ま
た、スイッチ１２がオフの時には、抵抗値の低い負荷抵
抗１７で逓倍器１８の入力端を終端させることにより、
常に安定した動作でＡＳＫ変調を行える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルデータの
送受信を行う無線通信装置、特にＡＳＫ変調を用いて半
二重通信方式により相互通信を行う無線通信装置に関す
る。
送受信を行う無線通信装置、特にＡＳＫ変調を用いて半
二重通信方式により相互通信を行う無線通信装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来のこの種の無線通信装置にお
けるＡＳＫ変調装置の構成を示している。図２におい
て、１は局部発振信号を出力する局部発振器、２は局部
発振器１からの信号をオン、オフするスイッチ、３は増
幅器、４はフィルタ、５はアンテナ、６は受信部であ
る。送信時に局部発振器１から出力された発振信号を、
スイッチ２によりＡＳＫ変調信号でオン、オフさせて送
信信号を得る。ＡＳＫ変調信号でスイッチ２がオンされ
ると、増幅器３の入力端に発振信号が入力され、増幅器
３で信号を増幅してフィルタ４を通し、アンテナ５から
変調信号を送信する。ＡＳＫ変調信号でスイッチ２がオ
フされると、増幅器３の入力端が短絡され、発振信号が
増幅器３に入力されず、送信信号はアンテナ５から出力
されない。このように、スイッチ２をＡＳＫ変調信号で
直接オン、オフさせることにより、発振信号に変調信号
が加わり送信信号となる。受信時には、半二重通信方式
により相互通信する無線通信装置であるため、増幅器３
をオフとし、局部発振器１からの発振信号を受信部６に
入力させ、受信した信号と周波数変換部６ａで周波数変
換を行い、復調が行われる。
けるＡＳＫ変調装置の構成を示している。図２におい
て、１は局部発振信号を出力する局部発振器、２は局部
発振器１からの信号をオン、オフするスイッチ、３は増
幅器、４はフィルタ、５はアンテナ、６は受信部であ
る。送信時に局部発振器１から出力された発振信号を、
スイッチ２によりＡＳＫ変調信号でオン、オフさせて送
信信号を得る。ＡＳＫ変調信号でスイッチ２がオンされ
ると、増幅器３の入力端に発振信号が入力され、増幅器
３で信号を増幅してフィルタ４を通し、アンテナ５から
変調信号を送信する。ＡＳＫ変調信号でスイッチ２がオ
フされると、増幅器３の入力端が短絡され、発振信号が
増幅器３に入力されず、送信信号はアンテナ５から出力
されない。このように、スイッチ２をＡＳＫ変調信号で
直接オン、オフさせることにより、発振信号に変調信号
が加わり送信信号となる。受信時には、半二重通信方式
により相互通信する無線通信装置であるため、増幅器３
をオフとし、局部発振器１からの発振信号を受信部６に
入力させ、受信した信号と周波数変換部６ａで周波数変
換を行い、復調が行われる。
【０００３】このように、上記従来の無線通信装置で
も、局部発振器の信号にスイッチをＡＳＫで直接オン、
オフして切り替えることにより、局部発振器の信号にＡ
ＳＫ変調信号を加えることができる。
も、局部発振器の信号にスイッチをＡＳＫで直接オン、
オフして切り替えることにより、局部発振器の信号にＡ
ＳＫ変調信号を加えることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線通信装置では、スイッチで直接ＡＳＫ変調を加
えるため、変調感度がスイッチのオン、オフ切り替えの
分離特性で決定されてしまい、オン、オフ切り替えの分
離特性が悪い場合には、変調感度が低下するという問題
があった。また、スイッチがオフの時には、増幅器の入
力端が短絡されてしまい、増幅器が発振して動作不安定
になるという問題があった。
来の無線通信装置では、スイッチで直接ＡＳＫ変調を加
えるため、変調感度がスイッチのオン、オフ切り替えの
分離特性で決定されてしまい、オン、オフ切り替えの分
離特性が悪い場合には、変調感度が低下するという問題
があった。また、スイッチがオフの時には、増幅器の入
力端が短絡されてしまい、増幅器が発振して動作不安定
になるという問題があった。
【０００５】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、スイッチのオン、オフ切り替えの分離特
性で変調感度が決定されることのなく、また、動作の安
定した優れた無線通信装置を提供することを目的とす
る。
るものであり、スイッチのオン、オフ切り替えの分離特
性で変調感度が決定されることのなく、また、動作の安
定した優れた無線通信装置を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、局部発振器の信号をスイッチを用いてＡ
ＳＫ変調信号で切り替えるとともに、そのオン、オフ信
号により逓倍器を制御して、逓倍した送信信号を得るよ
うにしたものであり、スイッチのオン、オフで逓倍器の
動作を制御するため、スイッチの分離特性が変調感度に
直接影響を受けずにＡＳＫ変調が可能になる。また、ス
イッチがオフの時には、抵抗値の低い負荷抵抗で逓倍器
の入力端を終端させることにより、常に安定した動作で
ＡＳＫ変調を行うことができる。
成するために、局部発振器の信号をスイッチを用いてＡ
ＳＫ変調信号で切り替えるとともに、そのオン、オフ信
号により逓倍器を制御して、逓倍した送信信号を得るよ
うにしたものであり、スイッチのオン、オフで逓倍器の
動作を制御するため、スイッチの分離特性が変調感度に
直接影響を受けずにＡＳＫ変調が可能になる。また、ス
イッチがオフの時には、抵抗値の低い負荷抵抗で逓倍器
の入力端を終端させることにより、常に安定した動作で
ＡＳＫ変調を行うことができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、ＡＳＫ変調を用いて半二重通信方式により相互通信
する無線通信装置において、局部発振器からの発振信号
をスイッチを用いてＡＳＫ変調信号でオン、オフしてＡ
ＳＫ変調を行い、前記変調信号を逓倍器で逓倍して送信
信号とする無線通信装置であり、スイッチの切り替え動
作で逓倍器の動作を制御するため、スイッチの分離特性
が変調感度に直接影響を受けずにＡＳＫ変調を行えると
いう作用を有する。
は、ＡＳＫ変調を用いて半二重通信方式により相互通信
する無線通信装置において、局部発振器からの発振信号
をスイッチを用いてＡＳＫ変調信号でオン、オフしてＡ
ＳＫ変調を行い、前記変調信号を逓倍器で逓倍して送信
信号とする無線通信装置であり、スイッチの切り替え動
作で逓倍器の動作を制御するため、スイッチの分離特性
が変調感度に直接影響を受けずにＡＳＫ変調を行えると
いう作用を有する。
【０００８】本発明の請求項２に記載の発明は、スイッ
チのオフ側に抵抗値の低い負荷抵抗を接続して逓倍器の
入力を終端させる請求項１記載の無線通信装置であり、
スイッチがオフの時には、低い負荷抵抗で逓倍器の入力
端を終端させることにより、常に安定した動作でＡＳＫ
変調を行えるという作用を有する。
チのオフ側に抵抗値の低い負荷抵抗を接続して逓倍器の
入力を終端させる請求項１記載の無線通信装置であり、
スイッチがオフの時には、低い負荷抵抗で逓倍器の入力
端を終端させることにより、常に安定した動作でＡＳＫ
変調を行えるという作用を有する。
【０００９】本発明の請求項３に記載の発明は、逓倍器
の出力を帯域制限した後に増幅器で増幅し、さらにフィ
ルタを通してアンテナから送信する請求項１または２記
載の無線通信装置であり、増幅器の利得を利用し、高い
変調感度を備えたＡＳＫ変調を行えるという作用を有す
る。
の出力を帯域制限した後に増幅器で増幅し、さらにフィ
ルタを通してアンテナから送信する請求項１または２記
載の無線通信装置であり、増幅器の利得を利用し、高い
変調感度を備えたＡＳＫ変調を行えるという作用を有す
る。
【００１０】本発明の請求項４に記載の発明は、受信時
には、スイッチをオンして逓倍器の出力を受信部の周波
数変換部に入力させる請求項３記載の無線通信装置であ
り、安定した受信信号が得られるという作用を有する。
には、スイッチをオンして逓倍器の出力を受信部の周波
数変換部に入力させる請求項３記載の無線通信装置であ
り、安定した受信信号が得られるという作用を有する。
【００１１】（実施の形態）以下、本発明の実施の形態
を図面を参照して説明する。図１は本発明の実施の形態
における無線通信装置のＡＳＫ変調装置の概略構成を示
している。図１において、１１は局部発振信号を出力す
る局部発振器、１２は局部発振器１１からの信号をオ
ン、オフするスイッチ、１７はスイッチ１２のオフ側と
接地との間に接続された抵抗値の低い負荷抵抗、１８は
スイッチ１２の出力側に接続された逓倍器、１９は逓倍
器１８の出力を帯域制限するフィルタ、１３はフィルタ
１９の出力を増幅する増幅器、１４は増幅器１３の出力
を帯域制限するフィルタ、１５はフィルタ１４の出力を
送信するアンテナである。１６は受信部であり、電波を
受信して復調する周波数変換部１６ａにフィルタ１９の
出力が接続されている。
を図面を参照して説明する。図１は本発明の実施の形態
における無線通信装置のＡＳＫ変調装置の概略構成を示
している。図１において、１１は局部発振信号を出力す
る局部発振器、１２は局部発振器１１からの信号をオ
ン、オフするスイッチ、１７はスイッチ１２のオフ側と
接地との間に接続された抵抗値の低い負荷抵抗、１８は
スイッチ１２の出力側に接続された逓倍器、１９は逓倍
器１８の出力を帯域制限するフィルタ、１３はフィルタ
１９の出力を増幅する増幅器、１４は増幅器１３の出力
を帯域制限するフィルタ、１５はフィルタ１４の出力を
送信するアンテナである。１６は受信部であり、電波を
受信して復調する周波数変換部１６ａにフィルタ１９の
出力が接続されている。
【００１２】次に本実施の形態の動作について説明す
る。送信時に局部発振器１１から出力された発振信号
を、スイッチ１２によりＡＳＫ変調信号でオン、オフさ
せる。ＡＳＫ変調信号でスイッチ１２がオンされると、
逓倍器１８の入力端に発振信号が入力され、その信号電
力が逓倍されて送信信号が得られる。送信信号は、フィ
ルタ１９で帯域制限された後、増幅器１３で増幅され、
さらにフィルタ１４を通してアンテナ１５から送信され
る。ＡＳＫ変調信号でスイッチ１２がオフにされると、
逓倍器１８の入力端が抵抗値の低い負荷抵抗１７で終端
されるため、局部発振器１１の信号が逓倍器１８に入力
されず、逓倍器１８が動作せず、送信信号は出力されな
い。受信時には、スイッチ１２はオンとなり、局部発振
器１１からの信号を逓倍器１８で逓倍した周波数と受信
部１６で受信した信号とを周波数変換部１６ａで変換し
て復調する。但し、半二重通信方式により相互通信する
無線通信装置であるため、受信時には増幅器１３をオフ
にする。
る。送信時に局部発振器１１から出力された発振信号
を、スイッチ１２によりＡＳＫ変調信号でオン、オフさ
せる。ＡＳＫ変調信号でスイッチ１２がオンされると、
逓倍器１８の入力端に発振信号が入力され、その信号電
力が逓倍されて送信信号が得られる。送信信号は、フィ
ルタ１９で帯域制限された後、増幅器１３で増幅され、
さらにフィルタ１４を通してアンテナ１５から送信され
る。ＡＳＫ変調信号でスイッチ１２がオフにされると、
逓倍器１８の入力端が抵抗値の低い負荷抵抗１７で終端
されるため、局部発振器１１の信号が逓倍器１８に入力
されず、逓倍器１８が動作せず、送信信号は出力されな
い。受信時には、スイッチ１２はオンとなり、局部発振
器１１からの信号を逓倍器１８で逓倍した周波数と受信
部１６で受信した信号とを周波数変換部１６ａで変換し
て復調する。但し、半二重通信方式により相互通信する
無線通信装置であるため、受信時には増幅器１３をオフ
にする。
【００１３】以上のように、本実施の形態によれば、ス
イッチ１２をＡＳＫ変調信号でオン、オフすることによ
り、逓倍器１８からＡＳＫ変調された送信信号が得られ
るため、スイッチ１２の分離特性が直接変調感度に影響
を受けないという利点を有する。また、ＡＳＫ変調によ
りスイッチ１２がオフの時には、抵抗値の低い負荷抵抗
１７によって逓倍器１８の入力端が終端されるため、常
に安定した動作によりＡＳＫ変調した送信信号が得られ
るという効果を有する。
イッチ１２をＡＳＫ変調信号でオン、オフすることによ
り、逓倍器１８からＡＳＫ変調された送信信号が得られ
るため、スイッチ１２の分離特性が直接変調感度に影響
を受けないという利点を有する。また、ＡＳＫ変調によ
りスイッチ１２がオフの時には、抵抗値の低い負荷抵抗
１７によって逓倍器１８の入力端が終端されるため、常
に安定した動作によりＡＳＫ変調した送信信号が得られ
るという効果を有する。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、局部発振器の信号をスイッチを用いてＡＳＫ変
調信号で切り替えるとともに、そのオン、オフ信号によ
り逓倍器を制御して、逓倍した送信信号を得るようにし
たものであり、スイッチのオン、オフで逓倍器の動作を
制御するため、スイッチの分離特性が変調感度に直接影
響を受けずにＡＳＫ変調が可能になる。また、スイッチ
がオフの時には、抵抗値の低い負荷抵抗で逓倍器の入力
端を終端させることにより、常に安定した動作でＡＳＫ
変調を行うことができる。
ように、局部発振器の信号をスイッチを用いてＡＳＫ変
調信号で切り替えるとともに、そのオン、オフ信号によ
り逓倍器を制御して、逓倍した送信信号を得るようにし
たものであり、スイッチのオン、オフで逓倍器の動作を
制御するため、スイッチの分離特性が変調感度に直接影
響を受けずにＡＳＫ変調が可能になる。また、スイッチ
がオフの時には、抵抗値の低い負荷抵抗で逓倍器の入力
端を終端させることにより、常に安定した動作でＡＳＫ
変調を行うことができる。
【図１】本発明の実施の形態におけるＡＳＫ変調装置の
概略構成を示すブロック図
概略構成を示すブロック図
【図２】従来例におけるＡＳＫ変調装置の概略構成を示
すブロック図
すブロック図
１１ 局部発振器 １２ スイッチ １３ 増幅器 １４ フィルタ １５ アンテナ １６ 受信部 １７ 負荷抵抗 １８ 逓倍器 １９ フィルタ
Claims (4)
- 【請求項１】 ＡＳＫ変調を用いて半二重通信方式によ
り相互通信する無線通信装置において、局部発振器から
の発振信号をスイッチを用いてＡＳＫ変調信号でオン、
オフしてＡＳＫ変調を行い、前記変調信号を逓倍器で逓
倍して送信信号とする無線通信装置。 - 【請求項２】 スイッチのオフ側に抵抗値の低い負荷抵
抗を接続して逓倍器の入力を終端させる請求項１記載の
無線通信装置。 - 【請求項３】 逓倍器の出力を帯域制限した後に増幅器
で増幅し、さらにフィルタを通してアンテナから送信す
る請求項１または２記載の無線通信装置。 - 【請求項４】 受信時には、スイッチをオンして逓倍器
の出力を受信部の周波数変換部に入力させる請求項３記
載の無線通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10132848A JPH11331022A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10132848A JPH11331022A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 無線通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11331022A true JPH11331022A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15090941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10132848A Pending JPH11331022A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 無線通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11331022A (ja) |
-
1998
- 1998-05-15 JP JP10132848A patent/JPH11331022A/ja active Pending
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