JPH11330719A - 電気装置用キャビネット - Google Patents
電気装置用キャビネットInfo
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- JPH11330719A JPH11330719A JP11111181A JP11118199A JPH11330719A JP H11330719 A JPH11330719 A JP H11330719A JP 11111181 A JP11111181 A JP 11111181A JP 11118199 A JP11118199 A JP 11118199A JP H11330719 A JPH11330719 A JP H11330719A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabinet
- inner casing
- vertical
- guide
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B1/00—Frameworks, boards, panels, desks, casings; Details of substations or switching arrangements
- H02B1/26—Casings; Parts thereof or accessories therefor
- H02B1/30—Cabinet-type casings; Parts thereof or accessories therefor
- H02B1/301—Cabinet-type casings; Parts thereof or accessories therefor mainly consisting of a frame onto which plates are mounted
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Patch Boards (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 4つの垂直な成形脚辺部を有する枠組み
を備えた電気装置用キャビネットであって、その場合、
枠組みには電気装置用キャビネットの内室内に配置され
たインナ‐ケーシングが結合されており、このインナ‐
ケーシングが2つの垂直な側壁と、1つの上方の覆い
と、1つの下方の覆いとを有している。本発明によれ
ば、垂直な側壁20が垂直な成形脚辺部10に固定され
ており、かつそれぞれキャビネットの奥行き方向に延び
る上方及び下方の縦ガイド24を備えており、かつ、覆
い30がガイドエレメント34により、枠組みの開いて
いる前面を介して縦ガイド24内へ差し込まれて、これ
らに保持されている。 【効果】 電気装置用キャビネットの内室内へのインナ
‐ケーシングの組付けが極めて簡単となる。
を備えた電気装置用キャビネットであって、その場合、
枠組みには電気装置用キャビネットの内室内に配置され
たインナ‐ケーシングが結合されており、このインナ‐
ケーシングが2つの垂直な側壁と、1つの上方の覆い
と、1つの下方の覆いとを有している。本発明によれ
ば、垂直な側壁20が垂直な成形脚辺部10に固定され
ており、かつそれぞれキャビネットの奥行き方向に延び
る上方及び下方の縦ガイド24を備えており、かつ、覆
い30がガイドエレメント34により、枠組みの開いて
いる前面を介して縦ガイド24内へ差し込まれて、これ
らに保持されている。 【効果】 電気装置用キャビネットの内室内へのインナ
‐ケーシングの組付けが極めて簡単となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は4つの垂直な成形脚
辺部(Rahmenprofile)を有する枠組みを
備えた電気装置用キャビネット(Schaltschr
ank)であって、その場合、枠組みには電気装置用キ
ャビネットの内室内に配置されたインナ‐ケーシングが
結合されており、このインナ‐ケーシングが2つの垂直
な側壁と、1つの上方の覆いと、1つの下方の覆いとを
有している形式のものに関する。
辺部(Rahmenprofile)を有する枠組みを
備えた電気装置用キャビネット(Schaltschr
ank)であって、その場合、枠組みには電気装置用キ
ャビネットの内室内に配置されたインナ‐ケーシングが
結合されており、このインナ‐ケーシングが2つの垂直
な側壁と、1つの上方の覆いと、1つの下方の覆いとを
有している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気装置用キャビネットはドイ
ツ連邦共和国特許第3611693C1号明細書により
公知である。高周波遮蔽のために、枠組みにより囲われ
た内室内に箱状のインナ‐ケーシングが取付けられてい
る。このインナ‐ケーシングは2つの垂直な側壁を備え
ており、これらの側壁は両方の水平な覆いに固定的に結
合されている。このように予め組立てられたユニットが
枠組みの開いている前面を通して電気装置用キャビネッ
トの内室内に挿入されて枠組みに固定される。組込み状
態で枠組みの前面及び背面がインナ‐ケーシングの開か
れている側と合致する。この電気装置用キャビネットは
前方のキャビネットドアと後方のキャビネットドアとを
備えており、これらのキャビネットドアは閉じた状態
で、インナ‐ケーシングの開いている側を覆う。
ツ連邦共和国特許第3611693C1号明細書により
公知である。高周波遮蔽のために、枠組みにより囲われ
た内室内に箱状のインナ‐ケーシングが取付けられてい
る。このインナ‐ケーシングは2つの垂直な側壁を備え
ており、これらの側壁は両方の水平な覆いに固定的に結
合されている。このように予め組立てられたユニットが
枠組みの開いている前面を通して電気装置用キャビネッ
トの内室内に挿入されて枠組みに固定される。組込み状
態で枠組みの前面及び背面がインナ‐ケーシングの開か
れている側と合致する。この電気装置用キャビネットは
前方のキャビネットドアと後方のキャビネットドアとを
備えており、これらのキャビネットドアは閉じた状態
で、インナ‐ケーシングの開いている側を覆う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題はインナ
‐ケーシングを簡単な形式で電気装置用キャビネットの
内室内に取り付けることができるような、冒頭に記載し
た形式の電気装置用キャビネットを提供することにあ
る。
‐ケーシングを簡単な形式で電気装置用キャビネットの
内室内に取り付けることができるような、冒頭に記載し
た形式の電気装置用キャビネットを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、請求項1に記載したように、垂直な側壁が垂直な成
形脚辺部に固定されており、かつそれぞれキャビネット
の奥行き方向に延びる上方及び下方の縦ガイドを備えて
おり、かつ、覆いがガイドエレメントにより、枠組みの
開いている前面を介して縦ガイド内へ差し込まれて、こ
れらに保持されていることにより解決される。
ば、請求項1に記載したように、垂直な側壁が垂直な成
形脚辺部に固定されており、かつそれぞれキャビネット
の奥行き方向に延びる上方及び下方の縦ガイドを備えて
おり、かつ、覆いがガイドエレメントにより、枠組みの
開いている前面を介して縦ガイド内へ差し込まれて、こ
れらに保持されていることにより解決される。
【0005】
【発明の効果】インナ‐ケーシングの組付けのために、
まず側壁が垂直な成形脚辺部に固定される。次いで、覆
いが縦ガイド内に挿入されることができる。インナ‐ケ
ーシングの個々の構成部分は取り扱い容易であり、その
ため、組付けは一人の人間により実施されることができ
る。
まず側壁が垂直な成形脚辺部に固定される。次いで、覆
いが縦ガイド内に挿入されることができる。インナ‐ケ
ーシングの個々の構成部分は取り扱い容易であり、その
ため、組付けは一人の人間により実施されることができ
る。
【0006】本発明の有利な1構成では、側壁が枠組み
の内室の方向へ向けられた折り曲げ縁部を備えており、
この折り曲げ縁部がその自由端で、縦ガイドを形成すべ
くU字形に曲げ戻されており、かつ、覆いが、キャビネ
ットの奥行きの方向で延びるその水平な縁部に、同様に
U字形の曲げ戻し部として形成されたガイドエレメント
を備えており、かつ、覆いのU字形の曲げ戻し部と側壁
のU字形の曲げ戻し部とが組立状態で互いに内外に引掛
けられている。このインナ‐ケーシングでは側壁と覆い
との間の結合機構が最も簡単に実現される。本発明の別
の1構成によれば、少なくとも一方の覆いが少なくとも
2つの部分板を有しており、これらの部分板が相前後し
て縦ガイド内に保持されており、かつ、両方の部分板の
間の分割領域内にケーブル通し案内が配置されている。
ケーブル導入のために両方の部分板が縦ガイド内で互い
に離反方向に引き離される。ケーブルがインナ‐ケーシ
ング内に導入されたならば、両方の部分板が再び互いに
向かい合わせに押し込まれ、これによりケーブル通し案
内が閉じられる。その場合、特に部分板がケーブル通し
案内に面したその縁部に折曲げ縁部を備え、この折曲げ
縁部に枠組みの幅方向に延びるパッキンが取付けられる
ようにすることができる。パッキンはケーブルの外周の
周りに密に位置させられる。これにより、ケーブル通し
案内の高周波に対して密な遮蔽が達成される。
の内室の方向へ向けられた折り曲げ縁部を備えており、
この折り曲げ縁部がその自由端で、縦ガイドを形成すべ
くU字形に曲げ戻されており、かつ、覆いが、キャビネ
ットの奥行きの方向で延びるその水平な縁部に、同様に
U字形の曲げ戻し部として形成されたガイドエレメント
を備えており、かつ、覆いのU字形の曲げ戻し部と側壁
のU字形の曲げ戻し部とが組立状態で互いに内外に引掛
けられている。このインナ‐ケーシングでは側壁と覆い
との間の結合機構が最も簡単に実現される。本発明の別
の1構成によれば、少なくとも一方の覆いが少なくとも
2つの部分板を有しており、これらの部分板が相前後し
て縦ガイド内に保持されており、かつ、両方の部分板の
間の分割領域内にケーブル通し案内が配置されている。
ケーブル導入のために両方の部分板が縦ガイド内で互い
に離反方向に引き離される。ケーブルがインナ‐ケーシ
ング内に導入されたならば、両方の部分板が再び互いに
向かい合わせに押し込まれ、これによりケーブル通し案
内が閉じられる。その場合、特に部分板がケーブル通し
案内に面したその縁部に折曲げ縁部を備え、この折曲げ
縁部に枠組みの幅方向に延びるパッキンが取付けられる
ようにすることができる。パッキンはケーブルの外周の
周りに密に位置させられる。これにより、ケーブル通し
案内の高周波に対して密な遮蔽が達成される。
【0007】インナ‐ケーシング内には熱を発生する組
込物が取り付けられることがある。発生した熱を排出す
ることができるように、覆いは空気流が通流することの
できる網目状のブリード穴を備えることができる。個々
のブリード穴のジオメトリは、高周波に対して密なイン
ナ‐ケーシングの遮蔽が保証されるように選択される。
込物が取り付けられることがある。発生した熱を排出す
ることができるように、覆いは空気流が通流することの
できる網目状のブリード穴を備えることができる。個々
のブリード穴のジオメトリは、高周波に対して密なイン
ナ‐ケーシングの遮蔽が保証されるように選択される。
【0008】インナ‐ケーシングは背面で、対応して位
置する垂直な成形脚辺部にねじ固定された背壁により閉
鎖されていてもよい。この背壁はケーブル通し案内を備
えることもできる。前面では、インナ‐ケーシングは例
えば閉鎖板により覆われる。この閉鎖板は有利には保持
部材を備えることができ、この保持部材は付加部を介し
て上方の覆い又は下方の覆いのバックカット内へ引掛け
られることができる。閉鎖板の確保のために、インナ‐
ケーシング又は枠組みに係止可能なロック部材が設けら
れる。簡単な形式で組込物をインナ‐ケーシングの内室
内で固定することができるように、本発明のさらに別の
構成の電気装置用キャビネットでは、インナ‐ケーシン
グの角隅領域内で、垂直に延びる組付けレールが垂直な
成形脚辺部に結合されている。これらの垂直な組付けレ
ールは固定受容部を備えることができる。これらの組付
けレールには電気的な組込物又は相応する保持部材がね
じ固定される。
置する垂直な成形脚辺部にねじ固定された背壁により閉
鎖されていてもよい。この背壁はケーブル通し案内を備
えることもできる。前面では、インナ‐ケーシングは例
えば閉鎖板により覆われる。この閉鎖板は有利には保持
部材を備えることができ、この保持部材は付加部を介し
て上方の覆い又は下方の覆いのバックカット内へ引掛け
られることができる。閉鎖板の確保のために、インナ‐
ケーシング又は枠組みに係止可能なロック部材が設けら
れる。簡単な形式で組込物をインナ‐ケーシングの内室
内で固定することができるように、本発明のさらに別の
構成の電気装置用キャビネットでは、インナ‐ケーシン
グの角隅領域内で、垂直に延びる組付けレールが垂直な
成形脚辺部に結合されている。これらの垂直な組付けレ
ールは固定受容部を備えることができる。これらの組付
けレールには電気的な組込物又は相応する保持部材がね
じ固定される。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、図示の実施例につき本発明
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0010】図1には枠組みの成形脚辺部10の4つの
部分が図示されている。これらの成形脚辺部にはインナ
‐ケーシングを固定することができる。インナ‐ケーシ
ングは2つの垂直な側壁20を備えており、これらの側
壁はその垂直な縁部に孔23を有している。これらの孔
23を介して側壁20が対応する垂直な成形脚辺部10
にねじ固定される。側壁の水平な縁部からは折り曲げ縁
部22が水平に曲げ出されている。折り曲げ縁部22は
その自由端のところでU字形にカールされていて、縦ガ
イド24を形成している。この縦ガイド24の構成が、
インナ‐ケーシングの部分領域を拡大図で示した図2に
詳細に示されている。両方の側壁20の間で覆い30が
縦ガイド24内へ差し込まれている。覆い30は大面積
にわたり延びる網目状のブリード穴を備えている。覆い
30の、枠組みの奥行き方向に延びる縁部はU字形に曲
げ戻されていてガイドエレメント34を形成している。
図2に示すように、覆い30はそのガイドエレメント3
4により、枠組みの開いている前面を介して側壁20の
縦ガイド24内に差し込まれることができる。覆い30
は前面で曲げ戻されており、これによってインナ‐ケー
シングの内室へ向けられたバックカット35が形成され
ている。ケーブル通し案内33を形成することができる
ように、覆い30は2つの部分板31,36から2部分
構成で形成されている。両方の部分板31,36は相前
後して位置するように縦ガイド24内に差し込まれてい
る。部分板31,36はケーブル通し案内33に向いた
その領域に折り曲げ縁部を備えている。これらの折り曲
げ縁部にはパッキン33.1(発泡材パッキン)が接着
されている。ケーブル導入のために両方の部分板31,
36は互いに離反方向に引き離される。次いでケーブル
は簡単にインナ‐ケーシング内に導入される。しかる後
に、両方の部分板31,36は互いに押し合わされる。
これにより、パッキン33.1は、導入されたケーブル
の外輪郭の周りに位置させられる。インナ‐ケーシング
は背面で背壁25により閉鎖される。背壁25は面状の
打抜き鋼板から製作されている。背壁はその両方の水平
な縁部に付加部26,28を備えている。これらの付加
部26,28は覆い30の部分板36に上方から係合し
て、高周波に対して密な封鎖部を形成する。背壁25の
垂直な縁部には固定区分27が曲げ出されている。この
固定区分により、背壁25は垂直な成形脚辺部10にね
じ固定される。このことのために、固定区分27は孔2
3を備えている。これらの孔23を通して固定用ねじ1
4が挿入されて、垂直な成形脚辺部に対応して形成され
たねじ受容部内にねじ込まれる。図1から分かるよう
に、種々の背壁25がインナ‐ケーシングに固定される
ことができる。一点鎖線により、ケーブル通し案内29
を備えた背壁25が示されている。ケーブル通し案内の
ために、背壁25は同様に2部分に分割されている。背
壁25の下方部分は水平な折り曲げ縁部29.4を備え
ており、この折り曲げ縁部に発泡材パッキン29.3が
接着されている。背壁25の上方部分には調節ユニット
29.1が縦ガイド29.2に固定されている。ケーブ
ル通し案内29の開閉のために、この調節ユニット2
9.1が垂直方向に移動させられる。
部分が図示されている。これらの成形脚辺部にはインナ
‐ケーシングを固定することができる。インナ‐ケーシ
ングは2つの垂直な側壁20を備えており、これらの側
壁はその垂直な縁部に孔23を有している。これらの孔
23を介して側壁20が対応する垂直な成形脚辺部10
にねじ固定される。側壁の水平な縁部からは折り曲げ縁
部22が水平に曲げ出されている。折り曲げ縁部22は
その自由端のところでU字形にカールされていて、縦ガ
イド24を形成している。この縦ガイド24の構成が、
インナ‐ケーシングの部分領域を拡大図で示した図2に
詳細に示されている。両方の側壁20の間で覆い30が
縦ガイド24内へ差し込まれている。覆い30は大面積
にわたり延びる網目状のブリード穴を備えている。覆い
30の、枠組みの奥行き方向に延びる縁部はU字形に曲
げ戻されていてガイドエレメント34を形成している。
図2に示すように、覆い30はそのガイドエレメント3
4により、枠組みの開いている前面を介して側壁20の
縦ガイド24内に差し込まれることができる。覆い30
は前面で曲げ戻されており、これによってインナ‐ケー
シングの内室へ向けられたバックカット35が形成され
ている。ケーブル通し案内33を形成することができる
ように、覆い30は2つの部分板31,36から2部分
構成で形成されている。両方の部分板31,36は相前
後して位置するように縦ガイド24内に差し込まれてい
る。部分板31,36はケーブル通し案内33に向いた
その領域に折り曲げ縁部を備えている。これらの折り曲
げ縁部にはパッキン33.1(発泡材パッキン)が接着
されている。ケーブル導入のために両方の部分板31,
36は互いに離反方向に引き離される。次いでケーブル
は簡単にインナ‐ケーシング内に導入される。しかる後
に、両方の部分板31,36は互いに押し合わされる。
これにより、パッキン33.1は、導入されたケーブル
の外輪郭の周りに位置させられる。インナ‐ケーシング
は背面で背壁25により閉鎖される。背壁25は面状の
打抜き鋼板から製作されている。背壁はその両方の水平
な縁部に付加部26,28を備えている。これらの付加
部26,28は覆い30の部分板36に上方から係合し
て、高周波に対して密な封鎖部を形成する。背壁25の
垂直な縁部には固定区分27が曲げ出されている。この
固定区分により、背壁25は垂直な成形脚辺部10にね
じ固定される。このことのために、固定区分27は孔2
3を備えている。これらの孔23を通して固定用ねじ1
4が挿入されて、垂直な成形脚辺部に対応して形成され
たねじ受容部内にねじ込まれる。図1から分かるよう
に、種々の背壁25がインナ‐ケーシングに固定される
ことができる。一点鎖線により、ケーブル通し案内29
を備えた背壁25が示されている。ケーブル通し案内の
ために、背壁25は同様に2部分に分割されている。背
壁25の下方部分は水平な折り曲げ縁部29.4を備え
ており、この折り曲げ縁部に発泡材パッキン29.3が
接着されている。背壁25の上方部分には調節ユニット
29.1が縦ガイド29.2に固定されている。ケーブ
ル通し案内29の開閉のために、この調節ユニット2
9.1が垂直方向に移動させられる。
【0011】インナ‐ケーシングの内室内で組込物を固
定することができるように垂直な組付けレール12が使
用されている。この組付けレール12はインナ‐ケーシ
ングの角隅領域内に設置することができる。このことの
ために垂直な成形脚辺部10は内側受容部11を備えて
おり、この内側受容部内に組付けレールが挿入される。
組付けレール12の固定のために固定用ねじが使用さ
れ、この固定用ねじが垂直な成形脚辺部10の固定受容
部内にねじ込まれる。図2から分かるように、組付けレ
ール12は互いに角度を成している2つの成形側部1
3.1を有しており、これらの成形側部はインナ‐ケー
シングの内室へ向けられていて、枠組みの向かい合った
外側に対して直角に位置している。この成形側部13.
1には互いにピッチ間隔をおいて配置された固定受容部
13の列が設けられている。これらの固定受容部13に
より、インナ‐ケーシングの内室内に立体的な固定パタ
ーンが実現され、これに電気的な組込物が直接的又は保
持部材を介して間接的に組付けられる。
定することができるように垂直な組付けレール12が使
用されている。この組付けレール12はインナ‐ケーシ
ングの角隅領域内に設置することができる。このことの
ために垂直な成形脚辺部10は内側受容部11を備えて
おり、この内側受容部内に組付けレールが挿入される。
組付けレール12の固定のために固定用ねじが使用さ
れ、この固定用ねじが垂直な成形脚辺部10の固定受容
部内にねじ込まれる。図2から分かるように、組付けレ
ール12は互いに角度を成している2つの成形側部1
3.1を有しており、これらの成形側部はインナ‐ケー
シングの内室へ向けられていて、枠組みの向かい合った
外側に対して直角に位置している。この成形側部13.
1には互いにピッチ間隔をおいて配置された固定受容部
13の列が設けられている。これらの固定受容部13に
より、インナ‐ケーシングの内室内に立体的な固定パタ
ーンが実現され、これに電気的な組込物が直接的又は保
持部材を介して間接的に組付けられる。
【0012】インナ‐ケーシングは前面で閉鎖板40に
より閉鎖されることができる。この閉鎖板40は平らな
壁41を備えており、この壁はその垂直な縁部にシール
ウエブ42を備えている。このシールウエブ42には高
周波パッキン43が取付けられる。この高周波パッキン
は垂直な成形脚辺部10のシール縁部又はシールウエブ
に接触させられる。壁41の上方の水平な縁部は折り曲
げ縁部44を備えており、この折り曲げ縁部は上方の覆
い30の部分板31上に載着する。閉鎖板40は下方の
水平な縁部の領域内に保持部材45を有しており、この
保持部材は付加部46を備えている。この付加部46は
バックカット35の後方に係合する。このことにより、
下方の覆い30と閉鎖板40との間の丁番状の結合部が
形成される。閉鎖板40がこのように引掛けられると、
閉鎖板は垂直な組立位置へ揺動されることができる。閉
鎖板40のロックのために2つのロック部材47が設け
られている。これらのロック部材47はサッシュロック
(Vorreiber)48を備えている。このサッシ
ュロック48は上方の覆い30の部分板31のバックカ
ット35の後方へ回転させられる。
より閉鎖されることができる。この閉鎖板40は平らな
壁41を備えており、この壁はその垂直な縁部にシール
ウエブ42を備えている。このシールウエブ42には高
周波パッキン43が取付けられる。この高周波パッキン
は垂直な成形脚辺部10のシール縁部又はシールウエブ
に接触させられる。壁41の上方の水平な縁部は折り曲
げ縁部44を備えており、この折り曲げ縁部は上方の覆
い30の部分板31上に載着する。閉鎖板40は下方の
水平な縁部の領域内に保持部材45を有しており、この
保持部材は付加部46を備えている。この付加部46は
バックカット35の後方に係合する。このことにより、
下方の覆い30と閉鎖板40との間の丁番状の結合部が
形成される。閉鎖板40がこのように引掛けられると、
閉鎖板は垂直な組立位置へ揺動されることができる。閉
鎖板40のロックのために2つのロック部材47が設け
られている。これらのロック部材47はサッシュロック
(Vorreiber)48を備えている。このサッシ
ュロック48は上方の覆い30の部分板31のバックカ
ット35の後方へ回転させられる。
【図1】枠組みの4つの垂直な成形脚辺部とこれらの成
形脚辺部の間に組み込まれたインナ‐ケーシングとの斜
視図である。
形脚辺部の間に組み込まれたインナ‐ケーシングとの斜
視図である。
【図2】図1の部分の拡大詳細図である。
【図3】に閉鎖板を備えたインナ‐ケーシングを示す図
である。
である。
10 成形脚辺部、 20 側壁、 22 折り曲げ縁
部、 23 孔、 24 縦ガイド、 25 背壁、
26 付加部、 27 固定区分、 28 付加部、
29 ケーブル通し案内、 29.1 調節ユニット、
29.2 縦ガイド、 29.3 発泡材パッキン、
29.4 折り曲げ縁部、 30 覆い、 31 部
分板、 32 網目状のブリード穴、 33 ケーブル
通し案内、 33.1 パッキン、 34 ガイドエレ
メント、 35 バックカット、36 部分板、 40
閉鎖板、 41 壁、 42 シールウエブ、 43
高周波パッキン、 44 折り曲げ縁部、 45 保持
部材、 46 付加部、 47 ロック部材、 48
サッシュロック
部、 23 孔、 24 縦ガイド、 25 背壁、
26 付加部、 27 固定区分、 28 付加部、
29 ケーブル通し案内、 29.1 調節ユニット、
29.2 縦ガイド、 29.3 発泡材パッキン、
29.4 折り曲げ縁部、 30 覆い、 31 部
分板、 32 網目状のブリード穴、 33 ケーブル
通し案内、 33.1 パッキン、 34 ガイドエレ
メント、 35 バックカット、36 部分板、 40
閉鎖板、 41 壁、 42 シールウエブ、 43
高周波パッキン、 44 折り曲げ縁部、 45 保持
部材、 46 付加部、 47 ロック部材、 48
サッシュロック
Claims (9)
- 【請求項1】 4つの垂直な成形脚辺部を有する枠組み
を備えた電気装置用キャビネットであって、その場合、
枠組みには電気装置用キャビネットの内室内に配置され
たインナ‐ケーシングが結合されており、このインナ‐
ケーシングが2つの垂直な側壁と、1つの上方の覆い
と、1つの下方の覆いとを有している形式のものにおい
て、垂直な側壁(20)が垂直な成形脚辺部(10)に
固定されており、かつそれぞれキャビネットの奥行き方
向に延びる上方及び下方の縦ガイド(24)を備えてお
り、かつ、覆い(30)がガイドエレメント(34)に
より、枠組みの開いている前面を介して縦ガイド(2
4)内へ差し込まれて、これらに保持されていることを
特徴とする電気装置用キャビネット。 - 【請求項2】 側壁が枠組みの内室の方向へ向けられた
折り曲げ縁部(22)を備えており、この折り曲げ縁部
がその自由端で、縦ガイド(34)を形成すべくU字形
に曲げ戻されており、かつ、覆い(30)が、キャビネ
ットの奥行きの方向で延びるその水平な縁部に、同様に
U字形の曲げ戻し部として形成されたガイドエレメント
(34)を備えており、かつ、覆い(30)のU字形の
曲げ戻し部と側壁(20)のU字形の曲げ戻し部とが組
立状態で互いに内外に引掛けられている請求項1記載の
電気装置用キャビネット。 - 【請求項3】 少なくとも一方の覆い(30)が少なく
とも2つの部分板(31,36)を有しており、これら
の部分板が相前後して縦ガイド(34)内に保持されて
おり、かつ、両方の部分板(31,36)の間の分割領
域内にケーブル通し案内(33)が配置されている請求
項1又は2記載の電気装置用キャビネット。 - 【請求項4】 部分板(31,36)がケーブル通し案
内(33)に面したその縁部に折曲げ縁部を備えてお
り、この折曲げ縁部に枠組みの幅方向に延びるパッキン
(33.1)が取付けられている請求項3記載の電気装
置用キャビネット。 - 【請求項5】 覆い(30)が、通気流を通流させるこ
とのできる網目状のブリード穴(32)を備えている請
求項1から4までのいずれか1項記載の電気装置用キャ
ビネット。 - 【請求項6】 インナ‐ケーシングが背面で背壁(2
5)により閉鎖されており、この背壁が対応する垂直な
成形脚辺部(10)にねじ固定されている請求項1から
5までのいずれか1項記載の電気装置用キャビネット。 - 【請求項7】 背壁(25)がケーブル通し案内(2
9)を備えている請求項6記載の電気装置用キャビネッ
ト。 - 【請求項8】 インナ‐ケーシングの開いている前面が
閉鎖板(40)により閉鎖可能であり、その場合、この
閉鎖板が保持部材(45)の付加部(46)により上方
又は下方の覆い(30)のバックカット(35)内に引
掛けられており、かつ、閉鎖板(40)が、保持部材
(45)とは逆の側でロック部材(47)によりインナ
‐ケーシング又は枠組みにロック可能である請求項1か
ら7までのいずれか1項記載の電気装置用キャビネッ
ト。 - 【請求項9】 インナ‐ケーシングの角隅領域内で、垂
直に延びる組付けレール(12)が垂直な成形脚辺部
(10)に結合されている請求項1から8までのいずれ
か1項記載の電気装置用キャビネット。
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US3870388A (en) * | 1973-03-12 | 1975-03-11 | Innovare I Taby Aktiebolag | Self-locking corner joint for the walls of cupboard-like structures |
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