JPH11329541A - 異方導電性コネクタ - Google Patents

異方導電性コネクタ

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JPH11329541A
JPH11329541A JP14660798A JP14660798A JPH11329541A JP H11329541 A JPH11329541 A JP H11329541A JP 14660798 A JP14660798 A JP 14660798A JP 14660798 A JP14660798 A JP 14660798A JP H11329541 A JPH11329541 A JP H11329541A
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JP
Japan
Prior art keywords
connector
anisotropic conductive
conductive rubber
conductive
rubber
Prior art date
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Pending
Application number
JP14660798A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Ito
茂憲 伊藤
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP14660798A priority Critical patent/JPH11329541A/ja
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LSI用コネクタとしても使用可能な低抵抗
の異方導電性コネクタを提供する。 【解決手段】 導電性ゴム11と絶縁性ゴム12とを交
互に積み重ねて形成した異方導電性ゴムコネクタ10
と、導電性ゴム11と接触可能な導電部21,31を有
する一対のFPC20,30とを備え、一対のFPC2
0,30によって異方導電性ゴムコネクタ10を挟持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は異方導電性コネク
タに関し、特に導電性ゴムと絶縁性ゴムとを交互に積層
させて形成された異方導電性コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、異方導電性ゴムコネクタは、はん
だ付けをせずに接続できることからLCD(LIQUI
D CRYSTAL DISPLAY)用のコネクタと
して広く使用されている。
【0003】異方導電性ゴムコネクタは導電性ゴムと絶
縁性ゴム(シリコンゴム)とを交互に積層して形成さ
れ、使用の際にLCD電極1つに対して導電性ゴムの層
が1つ以上接触するように構成されている。
【0004】導電性ゴムは絶縁性ゴムに金属細線を埋め
込んだり、絶縁性ゴムにカーボン粒子や銀粒子等を分散
させたりして形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、異方導電性
ゴムコネクタを用いてLCDとプリント基板とを接続す
る場合、両者間に異方導電性ゴムコネクタを配置し、両
側から押さえつけるだけでよい。この簡便性が一般に認
識され始め、最近LCD用のコネクタとして以外に、例
えばLSI(LARGE SCALE INTEGRA
TED CIRCUIT)用のコネクタとして注目され
ている。
【0006】しかし、埋め込まれる金属細線の線径は非
常に小さい(0.045mm程度)ので抵抗が大きく、
低抵抗であることが要求されるLSI用のコネクタとし
てはこの異方導電性ゴムコネクタを使用することができ
ない。
【0007】これに対し、金属細線の線径を大きくした
り、金属細線を白金等の低抵抗の金属とすることも考え
られるが、前者の場合にはばね性がかたくなってしま
い、後者の場合には材料費が嵩んでしまうため、採用さ
れていない。
【0008】次に、絶縁性ゴムにカーボン粒子や銀粒子
等を分散させたタイプの異方導電性ゴムコネクタの場合
について説明する。
【0009】図6は加圧時における従来の異方導電性コ
ネクタの拡大側面図である。
【0010】図6は異方導電性ゴムコネクタ110を、
例えばBGA(BALL GRIDARRAY)のLS
I40と基板(図示せず)との間に挟持して使用した場
合を示している。
【0011】電流は導電ゴム111を図6の矢印Bに示
すように流れるが、絶縁性ゴム111にカーボン粒子や
銀粒子等を分散させた異方導電性コネクタ101の場
合、絶縁性ゴム110中の銀粒子等の密度が低いので、
体積抵抗率が大きく、やはりLSI用のコネクタとして
使用することができない。
【0012】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題はLSI用コネクタとしても使用可
能な低抵抗の異方導電性コネクタを提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載に発明は、導電層と絶縁層とを交互に積み
重ねて形成された積層体と、前記導電層と接触可能な導
電部を有する一対の誘電体基板とを備え、前記一対の誘
電体基板によって前記積層体が挟持されていることを特
徴とする。
【0014】異方導電性コネクタを電極間に挟持したと
き、電流は導電層を流れるだけでなく、導電層よりも抵
抗の低い導電部を介して流れる。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の異方導電性コネクタにおいて、前記誘電体基板の前記
積層体の収縮方向の寸法は前記積層体の同方向の寸法よ
りわずかに小さいことを特徴とする。
【0016】異方導電性コネクタが電極間に挟持された
とき、誘電体基板が積層体の収縮の妨げとならず、積層
体を確実に変形させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0018】図1はこの発明の一実施形態に係る異方導
電性コネクタの分解斜視図である。
【0019】異方導電性コネクタ1は、異方導電性ゴム
コネクタ(積層体)10と、一対のFPC(Flexi
ble Print Circuit)(誘電体基板)
20,30とを備える。
【0020】異方導電性ゴムコネクタ10はカーボン粒
子や銀粒子を分散させた導電性ゴム(導電層)11とシ
リコンゴム等の絶縁性ゴム(絶縁層)12とを交互に積
み重ねて形成されている。
【0021】この異方導電性ゴムコネクタ10の基本構
成は従来の異方導電性ゴムコネクタと同じである。
【0022】導電性ゴム11は絶縁性ゴム12より硬い
ので、導電性ゴム11は絶縁性ゴム12より薄く形成さ
れている。ちなみに、導電性ゴム11の厚さaは30μ
mであり、絶縁性ゴム12の厚さbは95μmである。
【0023】FPC20は帯状の絶縁部22と、絶縁部
22の表面に一定間隔おきに設けられた導電部21とで
構成される。
【0024】絶縁部22は例えばポリイミドやポリエス
テル等のベースフィルムであり、導電部21はベースフ
ィルムの表面に蒸着された銅箔等の導体である。
【0025】図1の実施形態では導電部21の長さcを
2層の導電性ゴム11と1層の絶縁性ゴム12とを合わ
せた長さ2a+bとしている。なお、絶縁部22の長さ
dは絶縁性ゴム12の厚さbに等しい。
【0026】異方導電性ゴムコネクタ10は一対のFP
C20によって両側から挟持される。
【0027】このとき、絶縁性ゴム12と絶縁部22と
が、例えば接着剤を用いて接着される。
【0028】図2は非加圧時における異方導電性コネク
タの拡大側面図である。
【0029】非加圧時においてはFPC20の高さeは
異方導電性ゴムコネクタ10の高さ(収縮方向の寸法)
gより小さい。
【0030】例えば、FPC20の高さeは1.7m
m、非加圧時の異方導電性ゴムコネクタ10の高さgは
2.0mmである。異方導電性ゴムコネクタ10は加圧
時に1.7mmまで圧縮される。
【0031】図3は図1の異方導電性コネクタ1を3列
に並べて形成された異方導電性コネクタ30を示す平面
図である。
【0032】真中の列の異方導電性コネクタ1のFPC
20の両面には導電部21が設けられ、これらのFPC
20は両側の列の異方導電性コネクタ1のFPCとして
共用される。
【0033】なお、図3の実施形態では異方導電性ゴム
コネクタ10の導電性ゴム11とFPC20の導電部2
1とを1層ずつ接触させているが、図1のように1層の
導電部21に対して2層の導電性ゴム11を接触させた
り、更に1層の導電部21に対して3層以上の導電性ゴ
ム11を接触させたりしてもよい。
【0034】また、図3では9接点の実施形態を図示し
たが、接点を更に増してもよい。
【0035】図4は異方導電性コネクタの使用方法を説
明する断面図である。
【0036】BGAのLSI40をプリント基板50に
実装する場合を図4に基づいて説明する。
【0037】なお、図4中の異方導電性コネクタは、例
えば図3に示すものであり、この異方導電性コネクタ3
0の周囲はフレーム2で囲まれている。
【0038】まず、位置決めフレーム60、異方導電性
コネクタ30(フレーム2)、プリント基板50及び絶
縁シート70をアライメントピン5を用いてバックプレ
ート80の所定位置に載置する。
【0039】次に、LSI40を位置決めフレーム60
の枠内に挿入し、LSI40のボール41とプリント基
板50の電極51とを異方導電性コネクタ1を介して接
続させる。
【0040】その後、押え板90をLSI40の上部に
載置し、押え板90、位置決めフレーム60、フレーム
2、プリント基板50、及び絶縁シート70の孔91,
61,3,51,71を介して挿通された雄ねじ92
を、バックプレート80の雌ねじ81にねじ込む。
【0041】その結果、LSI40が押え板90によっ
て加圧され、LSI40のボール41がプリント基板5
0の電極51に異方導電性コネクタ1を介して接触す
る。
【0042】なお、均等な圧力でLSI40を押すこと
ができるように、押え板90と雄ねじ92の頭部92a
との間には加圧スプリング93が設けられている。
【0043】図5は電流通路を説明する異方導電性コネ
クタの拡大側面図である。
【0044】前述に方法によってLSI40がプリント
基板に実装されたとき、導電性ゴム11はボール41に
よって押されて変形し、ボール41と面接触するととも
に、導電部21に押しつけられる。
【0045】その結果、両者11,21の接触安定性が
向上し、電流は異方導電性ゴムコネクタ10の導電性ゴ
ム11とFPC20,30の導電部21とを通じて矢印
Aに示すように流れる。
【0046】この実施形態によれば、電流は異方導電性
ゴムコネクタ10の導電性ゴム11を流れるとともに、
FPC20の導電部21を流れるので、電極間(ボール
41と電極51との間)の抵抗値を下げることができ、
LSI用のコネクタとしての使用が可能になる。なお、
低抵抗化したので、異方導電性ゴムコネクタ10を小さ
くでき、狭ピッチ化を図ることもできる。
【0047】また、FPC20の高さeが異方導電性ゴ
ムコネクタ10の高さgより小さいので、導電性ゴム1
1がLSI40のボール41によって押されて圧縮した
とき、LSI40の底面42がFPC20の上端に突き
当たらないから、プリント基板50に実装したとき、導
電性ゴム11が確実に変形し、電極間の確実な導通を図
ることができる。
【0048】なお、上記実施形態では誘電体基板として
FPCを用いたが、FPCに代えてプリント基板を用い
てもよい。
【0049】また、上記実施形態ではBGAタイプのL
SIを用いて異方導電性コネクタを説明したが、このコ
ネクタを使用できるLSIはこれに限られるものではな
く、例えばLGA(LAND GRID ARRAY)
やCSP(CHIP SIZE PACKAGE)の各
種LSI用のコネクタとして本願の異方導電性コネクタ
を使用することができる。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1に記載の
発明の異方導電性コネクタによれば、異方導電性コネク
タを電極間に挟んで押さえつけたとき、電流は導電層を
流れるだけでなく、誘電体基板の導電部を介して流れる
ので、コネクタ全体としての抵抗が小さくなり、LSI
用のコネクタとしても使用することができとともに、狭
ピッチ化を図ることができる。
【0051】請求項2に記載の発明の異方導電性コネク
タによれば、電極間に挟んで押さえつけたとき、導電層
を確実に変形させ、電極間の確実な導通を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施形態に係る異方導電性
コネクタの分解斜視図である。
【図2】図2は非加圧時における異方導電性コネクタの
拡大側面図である。
【図3】図3は図1の異方導電性コネクタ1を3列に並
べて形成された異方導電性コネクタ30を示す平面図で
ある。
【図4】図4は異方導電性コネクタの使用方法を説明す
る断面図である。
【図5】図5は電流通路を説明する異方導電性コネクタ
の拡大側面図である。
【図6】図6は加圧時における従来の異方導電性ゴムコ
ネクタの拡大側面図である。
【符号の説明】
1 異方導電性コネクタ 10 異方導電性ゴムコネクタ(積層体) 11 導電性ゴム 12 絶縁性ゴム 20,30 FPC(誘電体基板) 21 導電部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電層と絶縁層とを交互に積み重ねて形
    成された積層体と、 前記導電層と接触可能な導電部を有する一対の誘電体基
    板とを備え、 前記一対の誘電体基板によって前記積層体が挟持されて
    いることを特徴とする異方導電性コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記誘電体基板の前記積層体の収縮方向
    の寸法は前記積層体の同方向の寸法よりわずかに小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載の異方導電性コネク
    タ。
JP14660798A 1998-05-12 1998-05-12 異方導電性コネクタ Pending JPH11329541A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6840777B2 (en) * 2000-11-30 2005-01-11 Intel Corporation Solderless electronics packaging
JP2020501460A (ja) * 2016-12-07 2020-01-16 ウェハー エルエルシーWafer Llc 低損失電送機構及びそれを使用するアンテナ

Cited By (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031202