JPH11329151A - ロック機構およびこれを用いたスイッチ - Google Patents

ロック機構およびこれを用いたスイッチ

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JPH11329151A
JPH11329151A JP12465398A JP12465398A JPH11329151A JP H11329151 A JPH11329151 A JP H11329151A JP 12465398 A JP12465398 A JP 12465398A JP 12465398 A JP12465398 A JP 12465398A JP H11329151 A JPH11329151 A JP H11329151A
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JP
Japan
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operating
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lock
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JP12465398A
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English (en)
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Daisaku Hirokuni
大作 廣國
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作ボタンを押し込み操作位置で確実に指先
でロック操作することができるロック機構を提供する。 【解決手段】 手指によって押し込み操作されるととも
にバネ5によって復帰作動する操作ボタン2にロック操
作具15を指操作可能に備え、押し込み操作された前記
操作ボタン2を、前記ロック操作具15の操作によって
その押し込み操作位置に係合ロックするよう構成し、か
つ、このロック操作具15を操作ボタン2に対して横回
動操作可能に装備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、サンダ
ー、グラインダー、電動ノコギリ、等の電気工具のトリ
ガースイッチとして好適なロック機構およびそれを用い
たスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】図10に、従来のトリガースイッチのロ
ック機構の一例が示されている。このトリガースイッチ
は、電動工具のグリップ部に取り付けられるベース41
に、支点xを中心に揺動可能、かつ、バネ45によって
復帰付勢された握り込み式の操作ボタン42を取り付け
るとともに、この操作ボタン42の握り込み操作をプラ
ンジャ46の変位に変換してスイッチング機構43を接
点切り換え作動させるよう構成されており、操作ボタン
42を、握り込み操作位置(スイッチ・オン位置)に固
定する、いわゆるオンロックのロック機構44として、
操作ボタン42の遊端部に支点zを中心に揺動可能なロ
ックレバー47を備えるとともに、ベース41側には、
このロックレバー47から延出したフック部47aに係
合する係合爪48が設けられている。
【0003】この構成のトリガースイッチによれば、操
作ボタン42が自由状態にある常態では、図10(a)
に示すように、操作ボタン42はバネ45によってベー
ス41から離反したスイッチ・オフ位置にある。図10
(b)に示すように、操作ボタン42を最大限押し込み
操作した状態でロックレバー47を復帰バネ49に抗し
て指操作により揺動した後、図10(c)に示すよう
に、操作ボタン42を少し復帰移動させてフック部47
aを係合爪48に係合させ、これによって操作ボタン4
2が押し込み操作位置から復帰するのを係合阻止する。
したがって、この状態では、操作ボタン42を押し込み
操作することなく、電動工具の駆動状態が継続されるこ
とになり、作業性が向上する。
【0004】また、このロック状態で操作ボタン42を
再度押し込み操作すると、係合爪48に対してフック部
47aが復帰バネ49によって復帰揺動されることでロ
ックが解除され、操作ボタン42の押し込みを弛めるこ
とで元のスイッチ・オフ位置まで復帰揺動されるよう構
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のロック機構
によると、操作ボタンを押し込み操作位置にロックする
場合、押し込み操作した状態でロックレバーをロック方
向(上方)に指で持ち上げ操作しなければならず、操作
ボタンを押し込んだ状態で、かかるロック操作を行うの
は容易でなく、操作性が悪いという難点がある。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、ロック操作あるいはロックの解除操作を指先
で確実容易にできるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次のように構成している。
【0008】請求項1に係る発明のロック機構は、第1
操作体と、前記第1操作体を所定の操作位置に保持する
ために回転操作される操作面を備えた第2操作体とを具
備し、前記第2操作体の所定の回転位置保持によって前
記第1操作体を保持する構造を具備したことを特徴とし
ている。
【0009】請求項2に係る発明のロック機構は、所定
の操作方向に操作変位される第1操作体と、前記第1操
作体の所定の操作変位で所定の回転操作が許容される第
2操作体とを具備し、前記第1操作体の操作変位で前記
第2操作体を回転操作させかつ当該第2操作体の回転変
位状態を保持させることで前記第1操作体をその操作位
置に保持する構造を具備したことを特徴としている。
【0010】請求項3に係る発明のロック機構は、回転
保持部分を一体または別体で有するベースと、前記ベー
ス上において所定の操作方向に操作変位可能に取り付け
られた第1操作体と、前記第1操作体の所定の操作変位
で共に変位されることで所定の回転操作が許容され、か
つ所定の回転位置を保持するための変位保持部分を一体
または別体で備えた第2操作体とを具備し、前記第1操
作体の操作変位で前記第2操作体を共に操作変位させて
所定の回転操作を可能とさせて、前記所定の回転操作に
よって前記ベース上の回転保持部分に前記変位保持部分
が係合することで前記第2操作体の回転を保持し、これ
によって前記第1操作体を所定の操作位置に保持する構
造を具備したことを特徴としている。
【0011】請求項4に係る発明のロック機構は、請求
項1ないし3のいずれかの構成において、前記第1操作
体は長手状の保持操作構造を有し、かつ前記第2操作体
の操作面は、前記第1操作体の長手方向端部側において
該長手方向に直交する方向に回転操作可能に備えられて
いる。
【0012】請求項5に係る発明のロック機構は、請求
項1ないし4のいずれかの構成において、前記第2操作
体が、前記第1操作体を所定の操作位置で保持するため
の所定の回転変位保持の解除操作に際しその保持位置か
ら初期の位置に付勢復帰される構造としている。
【0013】請求項6に係る発明のロック機構は、第1
操作体と、前記第1操作体の初期位置における操作の禁
止状態を保持するとともに、その保持を解除するために
回転操作される操作面を備えた第2操作体とを具備した
ことを特徴としている。
【0014】請求項7に係るスイッチは、接点機構と、
前記請求項1ないし6いずれかのロック機構と、前記ロ
ック機構における第1操作体の操作に連動する連動体と
を具備し、前記連動によって接点が切り換わることを特
徴としている。
【0015】〔作用〕請求項1に係る発明の構成による
と、第1操作体を操作して第2操作体の操作面を回転操
作することにより、第1操作体が所定の操作位置にロッ
クすることができる。
【0016】請求項2に係る発明の構成によると、第1
操作体を所定の操作方向に操作して第2操作体の操作面
を回転操作することで、第1操作体が操作位置にロック
することができる。
【0017】請求項3に係る発明の構成によると、第1
操作体を所定の操作方向に操作して第2操作体の操作面
を回転操作することで第2操作体の変位保持部分が回転
保持部分に係合することで、第1操作体を所定の操作位
置にロックすることができる。
【0018】請求項4に係る発明の構成によると、長手
状の第1操作体を、例えば、中指から小指にかけて握っ
て所定の操作位置まで操作し、長手方向端部側の第2操
作体を人指し指で回転操作することが可能となり、片手
で容易に操作できることになる。
【0019】請求項5に係る発明の構成によると、ロッ
クの解除操作によって第2操作体が初期位置に円滑に復
帰する。
【0020】請求項6に係る発明の構成によると、第2
操作体の操作面を回転操作することにより、第1操作体
の初期位置における操作の禁止状態の保持、いわゆるセ
ーフティロック(オフロック)を解除することができ
る。
【0021】請求項7に係る発明の構成によると、第1
操作体および第2操作体の操作によって、スイッチ・オ
ン状態のロックやスイッチ・オフ状態のロック(セフテ
ィ・ロック)の解除を行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の態様を図面
に基づいて説明する。
【0023】図1に、本発明に係るトリガースイッチの
要部の斜視図が、図2ないし図4に、その縦断側面図が
それぞれ示されている。このトリガースイッチは、サン
ダー、グラインダー、電動ノコギリ、等の電気工具に利
用されるものであり、電気工具のグリップ部に装着され
る。
【0024】このトリガースイッチは、電気工具のグリ
ップ部に固定される樹脂製のベース1と、これの外面に
支点xを中心に揺動変位可能に枢支連結された樹脂製の
第1操作体としての操作ボタン2と、操作ボタン2の揺
動変位によって接点切り換え作動されるスイッチング機
構3と、操作ボタン2を操作位置(スイッチ・オン位
置)に固定、いわゆるオンロックするロック機構4とを
備えて構成されている。
【0025】前記操作ボタン2は中空レバー状に成型さ
れたものであり、ベース1から突設した支点ボスに前記
支点xを中心に揺動変位可能に枢支連結されている。ま
た、この操作ボタン2とベース1との間に介装したバネ
5によってベース1から離反する方向に揺動付勢される
とともに、図2に示されるように、操作ボタン2の遊端
側に形成した係止部6が、ベース1から突設した係合部
7に係止されることで、揺動復帰位置に位置規制されて
いる。
【0026】前記スイッチング機構3は、固定接点8を
備えた固定端子9と、可動接点10を備えた板バネ材の
可動端子11とからなり、ベース1にスライド出退自在
に装着した連動体としてのプランジャ12が操作ボタン
2に握り込み操作に伴って押し込み変位されることで、
可動端子11の遊端部が押圧変位されて接点切り換えが
なされるようになっている。
【0027】前記ロック機構4は、操作ボタン2の遊端
部近くに、操作ボタン長手方向に沿った支点y周り回動
自在(正逆方向に回転自在)に組み込まれた半円ドラム
状の第2操作体としてのロック操作具15と、ベース1
から立設した係合壁16とから構成されている。すなわ
ち、ロック操作具15は、操作ボタン2の長手方向に直
交する方向に回転操作可能となっている。
【0028】図1に示される操作ボタン2の遊端側に形
成されたロック操作具装着用の開口17の対向する内壁
面には、図2に示されるように、一対の支点ピン18が
設けられるとともに、図6に示すように、前記ロック操
作具15の両端には、前記支点ピン18に嵌合する支点
孔19が形成されており、これら支点ピン18および支
点孔19を介してロック操作具15が前記支点y周りに
横回動自在に支持されている。また、ロック操作具15
の外周面、すなわち、操作面には、ロック操作具15
を、正逆方向に回転操作、すなわち、回動操作する際の
指の滑り止めとして凹凸溝20が形成されている。ま
た、このロック操作具15からはロックアーム21が内
向きに突設されて、その先端一側面に変位保持部分とし
ての係合ピン22が形成されるとともに、前記係合壁1
6には、前記係合ピン22に係合可能な回転保持部分と
しての係合凹部aを備えた左右一対のロック突起23が
備えられている。
【0029】また、ロック操作具15の内部には、図5
にも示されるように、内装バネ24によってベース1側
に向けて突出付勢されたプッシャー25がスライド出退
自在に装着されるとともに、操作ボタン2には、このプ
ッシャー25の先端を受け止め支持するV形カム26が
設けられている。そして、付勢突出されたプッシャー2
5がV形カム26の中央に案内係合することで、相対的
にロック操作具15が所定の回動位置に安定保持され、
この安定位置が中立位置となる。
【0030】そして、この中立位置からロック操作具1
5を左または右方向に回動させると、図5(b)に示す
ように、V形カム26との当接によってプッシャー25
がバネ24に抗して相対的に押し込み変位され、ロック
操作具15が自由状態になると、V形カム26の案内作
用でプッシャー25が中立位置側に相対移動して、ロッ
ク操作具15が再び元の中立位置に復帰されるようにな
っている。
【0031】本発明に係るボタン操作装置のロック機構
は以上のように構成されたものであり、以下にその作動
について説明する。
【0032】図2および図7(a)に示すように、スイ
ッチ・オフ状態では、操作ボタン2はバネ5によってベ
ース1から離反した復帰位置にあり、この時、図5
(a)に示すように、プッシャー25がV形カム26の
中央に案内係合することでロック操作具15は回動範囲
の中立位置にあり、そのロックアーム21は左右のロッ
ク突起23の中間位置において上方に離れて位置してい
る。
【0033】図3に示すように、操作ボタン2をベース
1に当接する限界まで押し込んでスイッチ・オン操作す
ると、スイッチング機構3の両接点8,10が接触導通
されるとともに、可動端子11はプランジャ12に押さ
れて大きく撓み変形する。この時、図7(b)に示すよ
うに、ロック操作具15は中立位置に保持されたままベ
ース2に接近移動するので、ロックアーム21の係合ピ
ン22は、左右のロック突起23の中間を通過する。
【0034】このスイッチ・オン操作状態のままで、操
作ボタン2を操作している手の(人差し指)の腹でロッ
ク操作具15を横方向に回動操作して、ロックアーム2
1の先端を操作ボタン2の内壁面に当接させると、図7
(c)に示すように、ロックアーム先端の係合ピン22
が一方のロック突起23の下方に回り込む。また、この
ロック操作具15の横回動によって、図5(b)に示す
ように、プッシャー25がバネ24に抗して相対的に押
し込み変位される。
【0035】次に、図4に示すように、上記のようにロ
ック操作具15を横回動させた状態を維持したままで、
操作ボタン2の押し込み操作を弛めることで操作ボタン
2は少し復帰揺動し、図7(d)に示すように、横揺動
されたロックアーム21の係合ピン22は一方のロック
突起23の係合凹部aに係入し、以後は操作ボタン2の
押し込み操作を解除しても操作ボタン2はその位置に係
合固定される。この係合固定状態でも、スイチング機構
3の両接点8,10は導通状態にあり、スイッチ・オン
状態が保持される。
【0036】スイッチ・オン状態で、ロック操作具15
を操作することなく操作ボタン2のみを再度押し込み操
作すると、係合ピン22と係合凹部aとの係合が外れ、
突出付勢されたプッシャー25とV形カム26との案内
作用でロック操作具15は自動的に中立位置に復帰回動
して図7(b)のロック解除状態となり、そのまま操作
ボタン2の押し込み操作を解除することで、操作ボタン
2は元のスイッチ・オフ位置に復帰揺動されることにな
る。
【0037】以下、本発明の他の実施形態のいくつかを
説明する。
【0038】図8に、本発明の実施形態の第2例が示さ
れている。この例は、ロック機構をスイッチ・オフ状態
のロックに利用した、いわゆるセフティ・ロックを行う
ものであり、前記プッシャー25とV形カム26とによ
って中立位置に復帰回動付勢されるとともに、ロックア
ーム21を備えたロック操作具15が操作ボタン2の遊
端側に装着され、ベース1には、中立位置のロックアー
ム21の先端に対向するストッパー31が突設されてい
る。
【0039】この構成においては、常態では、図8
(a)に示すように、操作ボタン2をスイッチ・オフ位
置から押し込み操作しようとしても、ロックアーム21
の先端がストッパー31に当接することでスイッチ・オ
ン位置までの押し込み操作が牽制ロックされ、スイッチ
・オフ位置にロックした状態がもたらされるが、図8
(b)に示すように、ロック操作具15を左または右に
横回動操作して、ロックアーム21の先端をストッパー
31から外すことで牽制ロックが解除され、図8(c)
に示すように、操作ボタン2をスイッチ・オン位置まで
押し込み操作することが可能となる。
【0040】図9に、本発明の実施形態の第3例が示さ
れている。この例は、上記第1例と第2例とを組み合わ
せたものであり、セフティ・ロックと、スイッチ・オン
状態でのロックをそれぞれ行うことが可能となってい
る。
【0041】つまり、常態では、図9(a)に示すよう
に、操作ボタン2をスイッチ・オフ位置から押し込み操
作しようとしても、ロックアーム21の先端に設けた係
合ピン22がストッパー31に当接することでスイッチ
・オン位置への押し込み牽制ロックされ、スイッチ・オ
フ状態にロックした状態がもたらされる。スイッチ・オ
ン操作するには、先ず、図9(b)に示すように、ロッ
ク操作具15を左または右に横回動操作して、係合ピン
22をストッパー31から外し、次に、図9(c)に示
すように、操作ボタン2を最大限スイッチ・オン側に押
し込み移動させる。この時、横移動されている係合ピン
22がストッパー31と一方のロック突起23の間を下
方に通過する。次に、図9(c)中の仮想線で示すよう
に、更にロック操作具15を同方向に横回動して、係合
ピン22をロック突起23の下方に回り込ませる。その
後、ロック操作具15を横回動した状態で操作ボタン2
の押し込みを解除することで、図9(d)に示すよう
に、係合ピン22をロック突起23の係合凹部aに係合
させて、スイッチ・オン位置でのロック状態をもたらす
のである。
【0042】なお、図示しないが、ロック操作具15に
は、第1例の場合と同様に、バネ付勢されたプッシャー
25とV形カム26を利用した中立復帰手段が備えられ
ており、上記スイッチ・オン状態から操作ボタン2を再
度握り込むことで、ロック操作具15が復帰回動して係
合ピン22がロック突起23の係合凹部aから外され、
操作ボタン2の押し込みを解除することで再び図9
(a)に示すスイッチ・オフ状態に復帰する。
【0043】なお、ロック操作具は、左右のいずれか一
方のみに回転操作可能としてもよく、また、上述の各実
施の形態のように横方向への正逆の回転、すなわち、回
動操作に限らず、例えば、縦方向に回転操作可能に構成
してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第2操作
体を回転操作することにより、確実容易にロック操作あ
るいは牽制ロック(セーフティロック)の解除操作を行
うことが可能となり、ロックレバーを持ち上げ操作する
従来例に比べて取扱いが容易となった。
【0045】また、正逆いずれの方向にも回転操作でき
るようにすることにより、右利き、あるいは、左利きに
かかわらず、全く同等に取り扱うことができ、実用上の
利便性が高いものとなっている。
【0046】さらに、スイッチ・オン状態のロックおよ
びスイッチ・オフ状態の牽制ロックの解除などを確実容
易に行うことができ、サンダー、グラインダー、電動ノ
コギリなどの電動工具のトリガー・スイッチとして有効
に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトリガースイッチの要部の全体斜
視図である。
【図2】スイッチ・オフ状態でのトリガースイッチの縦
断側面図である。
【図3】スイッチ・オン操作状態でのトリガースイッチ
の縦断側面図である。
【図4】スイッチ・オン状態でロックされたトリガース
イッチの縦断側面図である。
【図5】ロック操作具の中立復帰手段を示す縦断正面図
である。
【図6】分解されたロック機構の斜視図である。
【図7】ロック機構の順序作動を示す縦断正面図であ
る。
【図8】第2例におけるロック機構の順序作動を示す縦
断正面図である。
【図9】第3例におけるロック機構の順序作動を示す縦
断正面図である。
【図10】従来のトリガースイッチの一例を示す縦断側
面図である。
【符号の説明】 2 操作ボタン 3 スイッチング機構 5 バネ 12 プランジャ 15 ロック操作具

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1操作体と、 前記第1操作体を所定の操作位置に保持するために回転
    操作される操作面を備えた第2操作体と、 を具備し、 前記第2操作体の所定の回転位置保持によって前記第1
    操作体を保持する構造を具備したことを特徴とするロッ
    ク機構。
  2. 【請求項2】所定の操作方向に操作変位される第1操作
    体と、 前記第1操作体の所定の操作変位で所定の回転操作が許
    容される第2操作体と、 を具備し、 前記第1操作体の操作変位で前記第2操作体を回転操作
    させかつ当該第2操作体の回転変位状態を保持させるこ
    とで前記第1操作体をその操作位置に保持する構造を具
    備したことを特徴とするロック機構。
  3. 【請求項3】回転保持部分を一体または別体で有するベ
    ースと、 前記ベース上において所定の操作方向に操作変位可能に
    取り付けられた第1操作体と、 前記第1操作体の所定の操作変位で共に変位されること
    で所定の回転操作が許容され、かつ所定の回転位置を保
    持するための変位保持部分を一体または別体で備えた第
    2操作体と、 を具備し、 前記第1操作体の操作変位で前記第2操作体を共に操作
    変位させて所定の回転操作を可能とさせて、前記所定の
    回転操作によって前記ベース上の回転保持部分に前記変
    位保持部分が係合することで前記第2操作体の回転を保
    持し、これによって前記第1操作体を所定の操作位置に
    保持する構造を具備したことを特徴とするロック機構。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかにおいて、 前記第1操作体は長手状の保持操作構造を有し、かつ前
    記第2操作体の操作面は、前記第1操作体の長手方向端
    部側において該長手方向に直交する方向に回転操作可能
    に備えられていることを特徴とするロック機構。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4いずれかにおいて、 前記第2操作体が、前記第1操作体を所定の操作位置で
    保持するための所定の回転変位保持の解除操作に際しそ
    の保持位置から初期の位置に付勢復帰される構造とした
    ことを特徴とするロック機構。
  6. 【請求項6】第1操作体と、 前記第1操作体の初期位置における操作の禁止状態を保
    持するとともに、その保持を解除するために回転操作さ
    れる操作面を備えた第2操作体と、 を具備したことを特徴とするロック機構。
  7. 【請求項7】接点機構と、 前記請求項1ないし6いずれかのロック機構と、 前記ロック機構における第1操作体の操作に連動する連
    動体と、 を具備し、 前記連動によって接点が切り換わることを特徴とするス
    イッチ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012179695A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Ryobi Ltd 電動工具
JP2020123568A (ja) * 2019-01-03 2020-08-13 ディーフォン エレクテック カンパニー リミテッドDefond Electech Co., Ltd 電気機器のトリガーアセンブリで使用するロックシステム

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