JPH11328908A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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Publication number
JPH11328908A
JPH11328908A JP14840398A JP14840398A JPH11328908A JP H11328908 A JPH11328908 A JP H11328908A JP 14840398 A JP14840398 A JP 14840398A JP 14840398 A JP14840398 A JP 14840398A JP H11328908 A JPH11328908 A JP H11328908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
window
window plate
disk
disk cartridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP14840398A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikari Mizutani
光 水谷
Takashi Hotta
隆 堀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP14840398A priority Critical patent/JPH11328908A/ja
Publication of JPH11328908A publication Critical patent/JPH11328908A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の窓を備えていてデザイン上の興趣に富
み、購買者に対する訴求効果を向上できるディスクカー
トリッジをより低価格で得る。 【解決手段】 ケース本体2の主面壁に透明な窓板8を
設ける。窓板8の外表面に、印刷等により隠蔽層9を形
成して、複数の窓面4〜7を区画形成する。これらの窓
面4〜7を介して、ディスク表面の虹彩模様を断続的に
視認できる。隠蔽層9は、ケース本体2の面壁表面と同
じ色、および同じ表面性状として、あたかも窓面4〜7
のそれぞれが独立して形成してあるような印象に仕上げ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MD(ミニディ
スク)に代表されるディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のディスクカートリッジは、信号
記録用のディスクと、ディスクを収容するプラスチック
製のケース本体とを備えており、ケース本体の一側に信
号読み書き用の窓を開閉するシャッターが設けてある。
外観上のイメージを向上して、購買者に対するディスク
カートリッジの訴求効果を高め、さらに購入意欲をそそ
るために、ケース本体の表面には様々なデザイン処理が
施されている。例えば、ケース本体の表面に装飾的な印
刷を施し、あるいはシールを貼りつけて、商品イメージ
の向上を図っている。ケース本体の一部を透明あるいは
半透明の素材で形成して、高品質感に富むディスク表面
の虹彩模様を、ケース外面から視認できるようにしたデ
ィスクカートリッジもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記のよ
うに虹彩模様を視認する窓を備えたディスクカートリッ
ジにおいて、ケース本体の主面壁に複数個の窓を設けて
デザイン効果を高め、商品イメージを向上することを考
えた。多くの場合、ケース本体は不透明なプラスチック
材で形成してあるので、その主面壁に透明な窓を設ける
場合には、2色成形法によって形成し、あるいは別途成
形した窓板をケース本体に溶着して形成することにな
る。しかし、窓の形成個数が多くなると、前者では成形
用金型が複雑になり、後者では窓の溶着の手間が増える
など、いずれの場合にもディスクカートリッジの製造コ
ストが増えるのを避けられない。また、ケース本体の外
形寸法やケース面壁の肉厚が小さなミニディスクの場合
には、2色成形法によって複数の窓を分割形成すること
自体が難しく、技術的に不可能ではないとしても、コス
トが掛かり過ぎる。
【0004】この発明の目的は、複数の窓を介してディ
スク表面の虹彩模様を断続的に視認できるようにし、こ
れにより購買者に対するデザイン上の訴求効果を高め
て、ディスクカートリッジの商品イメージを向上するこ
とにあり、さらに、ケース本体に設けられる複数の窓を
ごく簡単に形成できるようにして、複数の窓を備えたデ
ィスクカートリッジをより安価に製造することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1および図2に示すよ
うに、この発明のディスクカートリッジは、信号記録用
のディスク1を収容する不透明なケース本体2の主面壁
に、透明なプラスチック材で形成した窓板8を配置す
る。そのうえで、ケース本体2の主面壁の表面と同じ外
観状態を呈する不透明な隠蔽層9を窓板8の外表面に形
成して、ケース内部を視認できる複数個の窓面4・5・
6・7が、先の窓板8に区画形成されたものとする。
【0006】具体的には、隠蔽層9をケース本体2と同
一色の印刷層で形成して、ケース内部を視認できる複数
個の窓面4〜7を窓板8に区画形成する。窓板8は、2
色成形法によってケース本体2と一体に形成する。
【0007】
【作用】窓板8は例えば2色成形法でケース本体2と一
体に形成したうえで、その外表面に不透明な隠蔽層9を
形成して複数の窓面4〜7を形成するので、全ての窓面
4〜7を含む1個の窓板8を設けるだけで、見かけ上の
窓の数が複数個となる。また、隠蔽層9は、例えばケー
ス本体2と同一色のインクを印刷するだけで形成できる
ので、複数の窓を2色成形法等の従来の技法で形成する
場合に比べて、ケース本体2の製造に要するコストが少
なくて済み、各窓面4〜7がそれぞれ独立して区画形成
してあるような自然な印象を与えることができる。隠蔽
層9は、窓板8の表面に金属をメッキして、あるいは蒸
着して形成してもよい。
【0008】
【実施例】図1はこの発明を適用したMDを示してお
り、図中の符号1は信号記録用のディスク、2はディス
ク1を収容するケース本体である。ディスク1は信号の
書き込みが可能な光磁気ディスクからなり、その表裏両
面に信号記録部がそれぞれ設けてある。ケース本体2
は、蓋合わせ状に接合される一対のハーフケース2a・
2bで構成してあり、各ハーフケース2a・2bは、そ
れぞれ不透明なプラスチック材で形成する。各ハーフケ
ース2a・2bの上下の主面壁の一側には、信号読み書
き用の窓3が開口してある。この窓3は前後にスライド
するシャッター11で開閉できる。ケース本体2の主面
壁の外表面において、シャッター11のスライド領域は
浅い凹部12になっている。シャッター11は、断面コ
字形のステンレス板材製のプレス成形品からなり、先の
窓3を閉じた状態において、ケース内部に設けたロック
爪で開放不能にロック保持できる。
【0009】MDの外観デザイン上の興趣を向上するた
めに、上側のハーフケース2aの主面壁に、ケース内部
を視認できる4個の窓面4・5・6・7を分断状に設け
る。詳しくは、ハーフケース2aの主面壁に1個の透明
な窓板8を配し、その外表面にケース本体2の主面壁の
表面と同じ外観状態を呈する不透明な隠蔽層9を形成し
て、見かけ上は4個の窓面4〜7を分断状に形成する。
窓板8は、ディスク1の周縁に沿う平面視がC字形の透
明板からなり、ハーフケース2aの成形時に、2色成形
法によってハーフケース2aと一体に形成する。その上
で、窓板8のシャッター11寄りの湾曲端に、ケース本
体2の主面壁表面と同一色の印刷を施して隠蔽層9を形
成する。隠蔽層9は窓板8を径方向へ跨ぐ状態で扇形に
形成してあり、その印刷領域の両側に、面積が最も大き
な優弧状の窓面4と、扇形の窓面7とを区分して設け
る。さらに、印刷領域の内部に2個の小さな窓面5・6
を区画形成する。
【0010】以上のように、複数の窓面4〜7を設ける
ことによって、使用者は各窓面4〜7を介してディスク
1の虹彩模様を断続して見ることができ、従来のディス
クカートリッジになかったデザイン効果がでる。また、
窓板8に印刷を施して、4個の独立した窓面4〜7を一
挙に形成するので、例えば4個の窓のそれぞれを2色成
形法で形成する場合に比べて、ケース本体2を安価に製
造できる。
【0011】上記の実施例以外に、隠蔽層9は電気めっ
き法あるいは化学めっき法によりめっき層として形成で
きる。あるいは、イオンプレーティング、スパッタリン
グ、真空蒸着等によって金属膜層を形成して、隠蔽層9
とすることができる。こうした場合には、窓板8の周縁
に沿うケース面壁を隠蔽層9と同質のめっき層や金属膜
層で囲んで、隠蔽層9とケース面壁の一体感を強調する
ことができる。ケース面壁に微小凹凸による艶消し処理
を施す場合には、窓板8の対応部分に艶消し処理を施し
たうえで、その外面に隠蔽層9を形成してもよい。別途
成形した窓板8をケース本体2に溶着して、その外面に
隠蔽層9を形成することができる。窓板8の基本形状は
四角形、円形、あるいは非幾何学模様などを自由に選定
でき、窓面の形成個数も2個以上自由に設定できる。
【0012】
【発明の効果】この発明では、ケース本体2に透明の窓
板8を設けたうえで、その外表面に印刷等を施して隠蔽
層9を設け、この隠蔽層9で窓板8の表面を区分ないし
は区画することによって、ケース内部を視認できる複数
の窓面4〜7が形成される。これにより使用者は、複数
の窓面4〜7を介してディスク表面の虹彩模様を断続的
に視認することになる。従って、従来では得られなかっ
たデザイン上の訴求効果を発揮して、その商品イメージ
を向上し、購買意欲を促すこができる。また、元来は一
体の窓板8に隠蔽層9を付加して、見かけ上が複数の窓
面4〜7を形成するので、複数の窓を備えたケース本体
2を低コストで製造でき、購買者に対する訴求効果に優
れたディスクカートリッジが、コスト増を伴うことなく
得られる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクカートリッジの斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 ケース本体 4〜7 窓面 8 窓板 9 隠蔽層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号記録用のディスク1を収容する不透
    明なケース本体2の主面壁に、透明なプラスチック材で
    形成した窓板8が配置されており、 ケース本体2の主面壁の表面と同じ外観状態を呈する不
    透明な隠蔽層9を窓板8の外表面に形成して、ケース内
    部を視認できる複数個の窓面4・5・6・7が窓板8に
    区画形成されているディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 隠蔽層9が、ケース本体2と同一色の印
    刷層で形成されている請求項1記載のディスクカートリ
    ッジ。
  3. 【請求項3】 窓板8が、2色成形法によってケース本
    体2と一体に形成されている請求項1又は2記載のディ
    スクカートリッジ。
JP14840398A 1998-05-12 1998-05-12 ディスクカートリッジ Pending JPH11328908A (ja)

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JP14840398A JPH11328908A (ja) 1998-05-12 1998-05-12 ディスクカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

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JP14840398A JPH11328908A (ja) 1998-05-12 1998-05-12 ディスクカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11328908A true JPH11328908A (ja) 1999-11-30

Family

ID=15452010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14840398A Pending JPH11328908A (ja) 1998-05-12 1998-05-12 ディスクカートリッジ

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JP (1) JPH11328908A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6414819B1 (en) * 1998-01-14 2002-07-02 Mitsumi Electric Co., Ltd. Floppy disk cartridge with concave portions formed in an upper or lower shell

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6414819B1 (en) * 1998-01-14 2002-07-02 Mitsumi Electric Co., Ltd. Floppy disk cartridge with concave portions formed in an upper or lower shell

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