JP3020323U - 電池蓋の開閉構造 - Google Patents

電池蓋の開閉構造

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Publication number
JP3020323U
JP3020323U JP1995008374U JP837495U JP3020323U JP 3020323 U JP3020323 U JP 3020323U JP 1995008374 U JP1995008374 U JP 1995008374U JP 837495 U JP837495 U JP 837495U JP 3020323 U JP3020323 U JP 3020323U
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JP
Japan
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battery lid
battery
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closing
hole
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Application number
JP1995008374U
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English (en)
Inventor
▲りん▼太郎 仁科
Original Assignee
株式会社創成電子
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、ボタン型電池の電池蓋に関するもの
で、蓋Aの開閉をボールペンを使用すると共に製品の総
厚を薄くする。 【構成】電池蓋Aにボールペン差し込み用の小穴(1)
を設けるのみで全体を平滑面とし、デザインの自由化を
図る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ボタン形電池を有する機器の電池交換に際し、電池蓋の 開閉を身近にあるボールペンの先で簡単に行えるようにした電池蓋の 開閉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この電池蓋の開閉は電池蓋の中央に凹設された溝にコインを差し込 んで左右に開閉するようにコインを使用して行うことが一般的である 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この凹設溝を設けるため電池蓋の厚みが厚くなり、これに よって製品の総厚みにも影響するという欠点があった。
【0004】 また、コインの種類も様々で我が国では1円貨から500円貨まで あって大きさが相違し、厚みについても多少の差がある。
【0005】 このため溝にコインを差し込んで開閉しようとしてもコインが溝か ら外れることがあり、この動作を繰返すことによって溝縁がメクレて 変形する欠点があった。
【0006】 さらに場合によっては、コインの大きさ、厚みも異なりコインが溝 に入らないという欠点もある。
【0007】 また、ネジによる電池蓋の保持もあるが、蓋の開閉のために普段使 用する機会のない精密ドライバーを必要とするため専門業者に依頼し なければならないという煩わしさがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、この電池蓋の溝を無くしてこのような従来の蓋の開閉の 煩わしさを解消すること、および電池蓋の厚みを薄くして製品の総厚 を薄くして製品のスマート化を図り、コインでの開閉による溝の変形 、メクレ、傷を防ぐことを目的とするもので、電池蓋Aの一端にボー ルペンの先が入る小径の穴(1)を設けるものである。
【0009】 この小径の穴(1)は貫通孔でも盲孔でもよく、径としては2mm 程度が適当である。
【0010】
【作用】
本考案は、このように電池蓋(1)に設けるコイン差し込み用の凹 溝B(図5及び図7参照)に代えて小径の穴(1)を設けることによ って前記のように製品の総厚を薄くすること、溝Bのメクレや変形、 傷が付くのを無くすことは勿論、電池蓋Aに模様や図柄などを刻設し てデザインの自由化を図ることができる。
【0011】
【実施例】
添付図面について本考案の電池蓋Aを説明すると、図1乃至図4は 本考案の電池蓋Aの実施例を示す平面図であり、図5は従来のコイン 差し込み用の凹溝Bのある電池蓋Aを示す。また図6は代表例として 示す図1の電池蓋Aの装着を表わす断面図、図7は従来例の図5の断 面図を示している。さらに図8は別の実施例図である。
【0012】 先ず従来の電池蓋Aについて、図5および図7について説明すると 、例は一応腕時計の裏蓋であり、図5に示すように電池蓋Aの中央に コイン差し込み用の凹溝Bが設けてあり、図7の断面図で理解できる ようにこの溝Bは弧状に形成されているため最深部を考えると電池蓋 Aの厚みは3mmは必要であり、本体の総厚は9〜10mmとなる。 図中の符号(5)は本体のハウジンクを示す。
【0013】 これに対して本考案の代表例(請求項1)は図1および図6を参照 して、電池蓋Aの円周近くに小穴(1)を1個設けるもので、図6を 参照すると、この場合の電池蓋Aの厚みは1mmで足り、本体の総厚 も7mm以下に抑えられる。そして電池蓋Aの表面はすっきりしてい て、ここの模様や図柄なども刻設することができる。そして、この小 穴(6)は貫通孔でも盲孔でもよい。
【0014】 図2は小穴(1)を2個設けた電池蓋A、図3は小穴(1)を縁部 に設けた電池蓋Aで小穴(1−1)は半円形の切欠きとして形成され ている。
【0015】 したがって本考案は、この小穴(1)に極く手近にあるボールペン の先を差し込んで蓋Aを開閉することができる。
【0016】 図4は請求項2に示す実施例で、小穴(6)の周囲に鳩目状の金属 筒(2)を埋設したものであって、ボールペンの差し込みによる縁部 の傷の発生を防止すること、及び電池蓋Aの地色と異なった色の金属 を使えば装飾的な感覚も生じる。
【0017】 図8は請求項3に示す別の係止手段を示す実施例で、蓋Aに設けた 開閉用の小穴(1)に対応するハウジング部(5)に穴(6)を設け 、この穴(6)にバネ(4)とボール(3)を埋設して電池蓋Aを係 止し、ボールペンの先端を差し込んでボール(3)を押し下げて蓋A の係止をフリーにして開閉するものである。
【0018】
【考案の効果】 本考案は上述のような構成であって、電池蓋Aを薄くすることによ って製品の総厚を薄くすることが可能で製品全体スッキリとさせ、ま た蓋Aの開閉には極く手近にあるボールペンが使用でき、さらに蓋A に装飾的なデザインを刻設することができるため、従来のこの種製品 では考えられなかった画期的な使用上の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の電池蓋の平面図
【図2】 別の実施例図
【図3】 別の実施例図
【図4】 さらに別の実施例図
【図5】 従来の電池蓋の参考図
【図6】 本考案の電池蓋Aの係止を示す断面図
【図7】 従来の参考断面図
【図8】 本考案の別な係止を示す実施例図
【符号の説明】
(1)…小穴 (2)…金属筒 (3)…球 (4)…バネ (5)…本体ハウジング (6)…穴

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボールペンの先端で開閉するための穴また
    は切欠きを設けた円形の電池蓋の開閉構造。
  2. 【請求項2】ボールペンの先端で開閉するための穴また
    は切欠きに金環筒を設けた請求項1に記載の円形の電池
    蓋の開閉構造。
  3. 【請求項3】上記開閉用の穴の下部に上下動する係止片
    を設けた請求項1又は請求項2に記載の円形の電池蓋の
    開閉構造。
JP1995008374U 1995-07-07 1995-07-07 電池蓋の開閉構造 Expired - Lifetime JP3020323U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026108A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Ricoh Co Ltd キャップ装置構造、これを用いた機械装置、画像形成装置
WO2023162892A1 (ja) * 2022-02-24 2023-08-31 Phcホールディングス株式会社 血糖計

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