JPH11328741A - 記録媒体、アドレス記録方法および装置、並びに、記録再生方法および装置 - Google Patents
記録媒体、アドレス記録方法および装置、並びに、記録再生方法および装置Info
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- JPH11328741A JPH11328741A JP10134858A JP13485898A JPH11328741A JP H11328741 A JPH11328741 A JP H11328741A JP 10134858 A JP10134858 A JP 10134858A JP 13485898 A JP13485898 A JP 13485898A JP H11328741 A JPH11328741 A JP H11328741A
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- recording
- track
- recording medium
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- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録媒体のトラックピッチを狭くし、記録密
度を高める。 【解決手段】 情報を記録または再生されるトラックの
アドレス情報を保持する記録媒体において、ランドとグ
ルーブが交互に配置され、前記ランドおよび前記グルー
ブのいずれか一方が前記トラックを構成し、前記ランド
および前記グルーブのうち前記トラックを構成しない方
が未記録領域を構成し、前記トラックに隣接する前記未
記録領域を、前記記録媒体の深さ方向にウォブリングさ
せることにより、前記トラックに対応したアドレス情報
を記録する。
度を高める。 【解決手段】 情報を記録または再生されるトラックの
アドレス情報を保持する記録媒体において、ランドとグ
ルーブが交互に配置され、前記ランドおよび前記グルー
ブのいずれか一方が前記トラックを構成し、前記ランド
および前記グルーブのうち前記トラックを構成しない方
が未記録領域を構成し、前記トラックに隣接する前記未
記録領域を、前記記録媒体の深さ方向にウォブリングさ
せることにより、前記トラックに対応したアドレス情報
を記録する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体、アドレ
ス記録方法および装置、並びに、記録再生方法および装
置に関し、特に、アドレス情報に対応したウォブルを有
する記録媒体、ウォブリングによりアドレス情報を記録
するアドレス記録方法および装置、並びに、アドレス情
報に対応したウォブルを有する記録媒体に対して、情報
を記録または再生する記録再生方法および装置に関する
ものである。
ス記録方法および装置、並びに、記録再生方法および装
置に関し、特に、アドレス情報に対応したウォブルを有
する記録媒体、ウォブリングによりアドレス情報を記録
するアドレス記録方法および装置、並びに、アドレス情
報に対応したウォブルを有する記録媒体に対して、情報
を記録または再生する記録再生方法および装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、デジタルの静止画や動画などのよ
うな大容量のデータが取り扱われるようになり、データ
は光ディスクなどの大容量の記録媒体に蓄積される。光
ディスクはランダムアクセスが可能であり、フロッピー
ディスクなどの磁気による記録媒体より記録密度が高
く、さらに光磁気ディスクにおいては、書き換えも可能
であるので、前述の記録媒体として広く利用されてい
る。
うな大容量のデータが取り扱われるようになり、データ
は光ディスクなどの大容量の記録媒体に蓄積される。光
ディスクはランダムアクセスが可能であり、フロッピー
ディスクなどの磁気による記録媒体より記録密度が高
く、さらに光磁気ディスクにおいては、書き換えも可能
であるので、前述の記録媒体として広く利用されてい
る。
【０００３】このような光磁気ディスクの多くは、情報
記録面にランドとグルーブと呼ばれる凹凸を有してお
り、その記録媒体上の位置を示すクラスタ番号やセクタ
番号で所定の周波数のキャリアを変調し、その変調信号
に対応して、グルーブの形状をディスクの半径方向にウ
ォブリングさせておき、そのグルーブのエッジの形状で
アドレス情報を保持するようにしている。このようにエ
ッジをウォブリングさせてアドレス情報を記録する方法
は、線速度が一定（ＣＬＶ）でデータの記録または再生
が行われるディスクと相性が良く、さらにデータエリア
への干渉が少ないため、よく利用される。
記録面にランドとグルーブと呼ばれる凹凸を有してお
り、その記録媒体上の位置を示すクラスタ番号やセクタ
番号で所定の周波数のキャリアを変調し、その変調信号
に対応して、グルーブの形状をディスクの半径方向にウ
ォブリングさせておき、そのグルーブのエッジの形状で
アドレス情報を保持するようにしている。このようにエ
ッジをウォブリングさせてアドレス情報を記録する方法
は、線速度が一定（ＣＬＶ）でデータの記録または再生
が行われるディスクと相性が良く、さらにデータエリア
への干渉が少ないため、よく利用される。
【０００４】図６は、ウォブリングさせたグルーブを有
する、従来のディスクの一例を示している。このディス
クにおいては、グルーブにデータが記録され（グルーブ
がトラックとされ）、グルーブの両側のウォブリングさ
れたエッジに、そのグルーブのアドレス情報が保持され
ている。データの記録または再生を行う場合、図６に示
すように、レーザの光スポット１５をトラックＴ１に照
射してデータの記録または再生を行うとともに、この信
号から、トラックＴ１両側のウォブリングされたエッジ
の形状を検出し、アドレス情報を読み出している。
する、従来のディスクの一例を示している。このディス
クにおいては、グルーブにデータが記録され（グルーブ
がトラックとされ）、グルーブの両側のウォブリングさ
れたエッジに、そのグルーブのアドレス情報が保持され
ている。データの記録または再生を行う場合、図６に示
すように、レーザの光スポット１５をトラックＴ１に照
射してデータの記録または再生を行うとともに、この信
号から、トラックＴ１両側のウォブリングされたエッジ
の形状を検出し、アドレス情報を読み出している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
記録媒体では、ランドあるいはグルーブのエッジをディ
スク半径方向にウォブリングさせ、トラックのアドレス
情報を記録するため、ウォブリングされたエッジが記録
媒体の面積を占有し、記録密度を高めるという点におい
て不利であるという課題があった。また、トラックピッ
チを狭くした場合には、それらのエッジから読み出され
るアドレス情報を含む信号が、他のエッジからの干渉を
受けてクロストークを起こし、アドレスの読み取りが困
難になる。
記録媒体では、ランドあるいはグルーブのエッジをディ
スク半径方向にウォブリングさせ、トラックのアドレス
情報を記録するため、ウォブリングされたエッジが記録
媒体の面積を占有し、記録密度を高めるという点におい
て不利であるという課題があった。また、トラックピッ
チを狭くした場合には、それらのエッジから読み出され
るアドレス情報を含む信号が、他のエッジからの干渉を
受けてクロストークを起こし、アドレスの読み取りが困
難になる。
【０００６】本発明は、従来の記録媒体のこのような課
題に鑑み、ランドあるいはグルーブを、記録媒体の深さ
方向にウォブリングさせ、トラックのアドレス情報を記
録することで、記録媒体における、トラックのアドレス
情報が占有する面積を抑えるとともに、他のアドレス情
報との干渉によるクロストークを減少させる。すなわ
ち、記録媒体のトラックピッチを狭くすることができ、
記録密度を高めることができるようにするものである。
題に鑑み、ランドあるいはグルーブを、記録媒体の深さ
方向にウォブリングさせ、トラックのアドレス情報を記
録することで、記録媒体における、トラックのアドレス
情報が占有する面積を抑えるとともに、他のアドレス情
報との干渉によるクロストークを減少させる。すなわ
ち、記録媒体のトラックピッチを狭くすることができ、
記録密度を高めることができるようにするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の記録媒体は、情報を記録または再生される
トラックのアドレス情報を保持する記録媒体において、
ランドとグルーブが交互に配置され、前記ランドおよび
前記グルーブのいずれか一方が前記トラックを構成し、
前記ランドおよび前記グルーブのうち前記トラックを構
成しない方が未記録領域を構成し、前記トラックに隣接
する前記未記録領域を、前記記録媒体の深さ方向にウォ
ブリングさせることにより、前記トラックに対応したア
ドレス情報を記録したことを特徴としている。
に、本発明の記録媒体は、情報を記録または再生される
トラックのアドレス情報を保持する記録媒体において、
ランドとグルーブが交互に配置され、前記ランドおよび
前記グルーブのいずれか一方が前記トラックを構成し、
前記ランドおよび前記グルーブのうち前記トラックを構
成しない方が未記録領域を構成し、前記トラックに隣接
する前記未記録領域を、前記記録媒体の深さ方向にウォ
ブリングさせることにより、前記トラックに対応したア
ドレス情報を記録したことを特徴としている。
【０００８】また、本発明のアドレス記録方法は、ラン
ドとグルーブが交互に配置され、前記ランドおよび前記
グルーブのいずれか一方がトラックを構成するととも
に、前記ランドおよび前記グルーブのうち前記トラック
を構成しない方が未記録領域を構成する記録媒体に対し
て、アドレス情報を記録するアドレス記録方法におい
て、前記トラックに隣接する前記未記録領域を、前記記
録媒体の深さ方向にウォブリングさせることにより、前
記トラックに対応したアドレス情報を記録することを特
徴としている。
ドとグルーブが交互に配置され、前記ランドおよび前記
グルーブのいずれか一方がトラックを構成するととも
に、前記ランドおよび前記グルーブのうち前記トラック
を構成しない方が未記録領域を構成する記録媒体に対し
て、アドレス情報を記録するアドレス記録方法におい
て、前記トラックに隣接する前記未記録領域を、前記記
録媒体の深さ方向にウォブリングさせることにより、前
記トラックに対応したアドレス情報を記録することを特
徴としている。
【０００９】また、本発明のアドレス記録装置は、ラン
ドとグルーブが交互に配置され、前記ランドおよび前記
グルーブのいずれか一方がトラックを構成するととも
に、前記ランドおよび前記グルーブのうち前記トラック
を構成しない方が未記録領域を構成する記録媒体に対し
て、アドレス情報を記録するアドレス記録装置におい
て、前記トラックに隣接する前記未記録領域を、前記記
録媒体の深さ方向にウォブリングさせることにより、前
記トラックに対応したアドレス情報を記録することを特
徴としている。
ドとグルーブが交互に配置され、前記ランドおよび前記
グルーブのいずれか一方がトラックを構成するととも
に、前記ランドおよび前記グルーブのうち前記トラック
を構成しない方が未記録領域を構成する記録媒体に対し
て、アドレス情報を記録するアドレス記録装置におい
て、前記トラックに隣接する前記未記録領域を、前記記
録媒体の深さ方向にウォブリングさせることにより、前
記トラックに対応したアドレス情報を記録することを特
徴としている。
【００１０】また、本発明の記録再生方法は、ランドと
グルーブが交互に配置され、前記ランドおよび前記グル
ーブのいずれか一方がトラックを構成するとともに、前
記ランドおよび前記グルーブのうち前記トラックを構成
しない方が未記録領域を構成し、前記トラックに隣接す
る前記未記録領域を、前記記録媒体の深さ方向にウォブ
リングさせ、前記トラックに対応したアドレス情報を記
録した記録媒体に対して、情報を記録または再生する記
録再生方法において、情報を記録または再生するための
第１の光線を、前記トラックに照射するとともに、第２
の光線を前記未記録領域に照射するステップと、前記記
録媒体からの、前記第２の光線の反射光を受光するステ
ップと、受光された前記第２の光線の反射光の光量か
ら、前記第１の光線が照射された位置のアドレス情報を
算出するステップとを備えたことを特徴としている。
グルーブが交互に配置され、前記ランドおよび前記グル
ーブのいずれか一方がトラックを構成するとともに、前
記ランドおよび前記グルーブのうち前記トラックを構成
しない方が未記録領域を構成し、前記トラックに隣接す
る前記未記録領域を、前記記録媒体の深さ方向にウォブ
リングさせ、前記トラックに対応したアドレス情報を記
録した記録媒体に対して、情報を記録または再生する記
録再生方法において、情報を記録または再生するための
第１の光線を、前記トラックに照射するとともに、第２
の光線を前記未記録領域に照射するステップと、前記記
録媒体からの、前記第２の光線の反射光を受光するステ
ップと、受光された前記第２の光線の反射光の光量か
ら、前記第１の光線が照射された位置のアドレス情報を
算出するステップとを備えたことを特徴としている。
【００１１】また、本発明の記録再生装置は、ランドと
グルーブが交互に配置され、前記ランドおよび前記グル
ーブのいずれか一方がトラックを構成するとともに、前
記ランドおよび前記グルーブのうち前記トラックを構成
しない方が未記録領域を構成し、前記トラックに隣接す
る前記未記録領域を、前記記録媒体の深さ方向にウォブ
リングさせ、前記トラックに対応したアドレス情報を記
録した記録媒体に対して、情報を記録または再生する記
録再生装置において、情報を記録または再生するための
第１の光線を、前記トラックに照射するとともに、第２
の光線を前記未記録領域に照射する照射手段と、前記記
録媒体からの、前記第２の光線の反射光を受光する受光
手段と、受光された前記第２の光線の反射光の光量か
ら、前記第１の光線が照射された位置のアドレスを算出
する算出手段とを備えたことを特徴している。
グルーブが交互に配置され、前記ランドおよび前記グル
ーブのいずれか一方がトラックを構成するとともに、前
記ランドおよび前記グルーブのうち前記トラックを構成
しない方が未記録領域を構成し、前記トラックに隣接す
る前記未記録領域を、前記記録媒体の深さ方向にウォブ
リングさせ、前記トラックに対応したアドレス情報を記
録した記録媒体に対して、情報を記録または再生する記
録再生装置において、情報を記録または再生するための
第１の光線を、前記トラックに照射するとともに、第２
の光線を前記未記録領域に照射する照射手段と、前記記
録媒体からの、前記第２の光線の反射光を受光する受光
手段と、受光された前記第２の光線の反射光の光量か
ら、前記第１の光線が照射された位置のアドレスを算出
する算出手段とを備えたことを特徴している。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
て図面を用いて説明する。
【００１３】図１は、本発明の記録媒体の一実施例であ
るディスクの形状を示す概略図である。ディスク１１は
円周方向に沿ってスパイラル状あるいは同心円状にラン
ド１２とグルーブ１３と呼ばれる凹凸を有する。ランド
１２とグルーブ１３の一方はトラック、すなわち記録エ
リアとされ、データが記録または再生される。本実施例
では、ランド１２にデータが記録され（すなわちランド
１２がトラックとされる）、グルーブ１３はディスクの
深さ方向にウォブリングされ、隣接するランド１２のア
ドレス情報が保持される。
るディスクの形状を示す概略図である。ディスク１１は
円周方向に沿ってスパイラル状あるいは同心円状にラン
ド１２とグルーブ１３と呼ばれる凹凸を有する。ランド
１２とグルーブ１３の一方はトラック、すなわち記録エ
リアとされ、データが記録または再生される。本実施例
では、ランド１２にデータが記録され（すなわちランド
１２がトラックとされる）、グルーブ１３はディスクの
深さ方向にウォブリングされ、隣接するランド１２のア
ドレス情報が保持される。
【００１４】図２は、本発明の記録媒体の一実施例の断
面図であり、図１のグルーブ１３の中央を円周方向に切
断した断面を示している。ランド１２が平面であるのに
対し、グルーブ１３は記録媒体の深さ方向にウォブリン
グされており、隣接するランド１２のアドレス情報に対
応している。トラックのアドレス情報が、深さ方向のウ
ォブリングによって記録されるため、トラックのアドレ
ス情報がディスクに占める面積、具体的にはグルーブの
幅を、非常に小さくすることができ、一方、記録エリア
は増大する。
面図であり、図１のグルーブ１３の中央を円周方向に切
断した断面を示している。ランド１２が平面であるのに
対し、グルーブ１３は記録媒体の深さ方向にウォブリン
グされており、隣接するランド１２のアドレス情報に対
応している。トラックのアドレス情報が、深さ方向のウ
ォブリングによって記録されるため、トラックのアドレ
ス情報がディスクに占める面積、具体的にはグルーブの
幅を、非常に小さくすることができ、一方、記録エリア
は増大する。
【００１５】図３は、本発明のアドレス記録装置の一実
施例の構成を示している。アドレス信号発生回路２１
は、原盤２４におけるアドレスのデータを発生し、その
データをアドレス信号エンコーダ２２に出力する。アド
レス信号エンコーダ２２は、供給されたアドレスデータ
で変調を行い、その変調信号で、所定の周波数のキャリ
アを周波数変調し、変調後の信号（ＦＭ信号）を光ヘッ
ド２３に出力するように構成されている。光ヘッド２３
は、供給された変調信号に応じてレーザ光を変調し、レ
ーザ光をホトレジストが表面に塗布された原盤２４に照
射する。
施例の構成を示している。アドレス信号発生回路２１
は、原盤２４におけるアドレスのデータを発生し、その
データをアドレス信号エンコーダ２２に出力する。アド
レス信号エンコーダ２２は、供給されたアドレスデータ
で変調を行い、その変調信号で、所定の周波数のキャリ
アを周波数変調し、変調後の信号（ＦＭ信号）を光ヘッ
ド２３に出力するように構成されている。光ヘッド２３
は、供給された変調信号に応じてレーザ光を変調し、レ
ーザ光をホトレジストが表面に塗布された原盤２４に照
射する。
【００１６】原盤２４は、ホトレジストが表面に塗布さ
れており、モータ２５によって所定の速度で回転されな
がら、レーザ光を照射されるようになされている。原盤
２４の表面は、このようにして、光ヘッド２３からの変
調されたレーザ光により、アドレス情報に対応するウォ
ブリング形状に感光された後、現像され、ウォブリング
されたグルーブが形成され、グルーブとグルーブの間に
はランドが形成される。原盤２４から、スタンパが作成
され、さらに、そのスタンパから多数のディスク１１が
作成される。
れており、モータ２５によって所定の速度で回転されな
がら、レーザ光を照射されるようになされている。原盤
２４の表面は、このようにして、光ヘッド２３からの変
調されたレーザ光により、アドレス情報に対応するウォ
ブリング形状に感光された後、現像され、ウォブリング
されたグルーブが形成され、グルーブとグルーブの間に
はランドが形成される。原盤２４から、スタンパが作成
され、さらに、そのスタンパから多数のディスク１１が
作成される。
【００１７】図４は、本発明の記録再生装置の一実施例
の構成を示している。本実施例においては記録回路１
は、所定の入力データをディスクに記録する所定の符号
に変換し、記録再生部２に制御信号を供給する。
の構成を示している。本実施例においては記録回路１
は、所定の入力データをディスクに記録する所定の符号
に変換し、記録再生部２に制御信号を供給する。
【００１８】記録再生部２は、記録回路１の制御に応じ
てデータ（符号）をディスク１１に記録する。また、記
録再生部２は、ディスク１１にレーザ光を照射し、その
反射光を受光することでディスク１１に記録されている
データ（符号）を読み取り、そのデータ（符号）を再生
回路３に出力するとともに、受光した反射光からトラッ
キングエラー信号、フォーカスエラー信号、および、ア
ドレス情報を含むウォブル信号を生成し、トラッキング
エラー信号およびフォーカスエラー信号、ウォブル信号
をサーボ回路４に出力するように構成されている。
てデータ（符号）をディスク１１に記録する。また、記
録再生部２は、ディスク１１にレーザ光を照射し、その
反射光を受光することでディスク１１に記録されている
データ（符号）を読み取り、そのデータ（符号）を再生
回路３に出力するとともに、受光した反射光からトラッ
キングエラー信号、フォーカスエラー信号、および、ア
ドレス情報を含むウォブル信号を生成し、トラッキング
エラー信号およびフォーカスエラー信号、ウォブル信号
をサーボ回路４に出力するように構成されている。
【００１９】サーボ回路４は、記録再生部２より供給さ
れるフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号に
応じて、記録再生部２を制御し、データ検出に利用する
レーザ光のフォーカスおよびトラッキングを調整するよ
う構成されている。また、サーボ回路４は、記録再生部
２からのウォブル信号による回転情報に従って記録再生
部２のスピンドルモータを制御し、ディスク１１を所定
の速度で回転させる再生回路３は、記録再生部２がディ
スク１１より読み出したデータ（符号）を元のデータに
復調する。
れるフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号に
応じて、記録再生部２を制御し、データ検出に利用する
レーザ光のフォーカスおよびトラッキングを調整するよ
う構成されている。また、サーボ回路４は、記録再生部
２からのウォブル信号による回転情報に従って記録再生
部２のスピンドルモータを制御し、ディスク１１を所定
の速度で回転させる再生回路３は、記録再生部２がディ
スク１１より読み出したデータ（符号）を元のデータに
復調する。
【００２０】本実施例においては、３本のレーザ光の光
スポットを所定の間隔に配置してディスク１１に照射
し、３スポット方式でトラッキングサーボを行い、さら
に、両側の光スポットのいずれかをアドレス情報の読み
取りに使用し、中央の光スポットを利用してフォーカス
サーボを行うとともに、データの記録または再生を行
う。
スポットを所定の間隔に配置してディスク１１に照射
し、３スポット方式でトラッキングサーボを行い、さら
に、両側の光スポットのいずれかをアドレス情報の読み
取りに使用し、中央の光スポットを利用してフォーカス
サーボを行うとともに、データの記録または再生を行
う。
【００２１】図５は、本発明の記録または再生スポット
位置の一例を示す図である。図５に示すように、データ
を記録または再生するための光スポット１５は、例え
ば、トラックＴ１（本実施例ではランド）の中央にその
中心が位置するように照射される。また、両側の光スポ
ット（トラッキングエラー検出用の光スポット）１６ａ
および１６ｂは、３ビーム方式によりトラッキングサー
ボが行われるため、トラックＴ１の中央に対して所定の
幅だけ、ディスク１１の内周側または外周側にずれた位
置に照射される。
位置の一例を示す図である。図５に示すように、データ
を記録または再生するための光スポット１５は、例え
ば、トラックＴ１（本実施例ではランド）の中央にその
中心が位置するように照射される。また、両側の光スポ
ット（トラッキングエラー検出用の光スポット）１６ａ
および１６ｂは、３ビーム方式によりトラッキングサー
ボが行われるため、トラックＴ１の中央に対して所定の
幅だけ、ディスク１１の内周側または外周側にずれた位
置に照射される。
【００２２】本実施例では、トラッキングエラー検出用
の両側の光スポット１６ａおよび１６ｂは、データの記
録または再生が行われるトラックＴ１と、隣接するトラ
ックＴ０、または、トラックＴ２の間のグルーブに照射
され、それらの戻り光を検出する。ここで、トラックＴ
１に隣接するグルーブＷ１は、トラックＴ１のアドレス
情報に対応してディスクの深さ方向にウォブリングされ
ているため、グルーブＷ１に照射されたスポット１６ａ
の戻り光にはウォブリングによるオフセットが生じる。
従ってオフセット量を検出することにより、トラックＴ
１のアドレス情報を得る。また、本実施例のように光ス
ポットを照射することにより、隣接するアドレス情報の
干渉によるクロストークは発生しない。
の両側の光スポット１６ａおよび１６ｂは、データの記
録または再生が行われるトラックＴ１と、隣接するトラ
ックＴ０、または、トラックＴ２の間のグルーブに照射
され、それらの戻り光を検出する。ここで、トラックＴ
１に隣接するグルーブＷ１は、トラックＴ１のアドレス
情報に対応してディスクの深さ方向にウォブリングされ
ているため、グルーブＷ１に照射されたスポット１６ａ
の戻り光にはウォブリングによるオフセットが生じる。
従ってオフセット量を検出することにより、トラックＴ
１のアドレス情報を得る。また、本実施例のように光ス
ポットを照射することにより、隣接するアドレス情報の
干渉によるクロストークは発生しない。
【００２３】同様にトラックＴ０においてデータの記録
または再生が行われる場合は、トラッキングエラー検出
用のレーザ光のスポット１６ａは、トラックＴ１とトラ
ックＴ０の間のグルーブＷ０に照射され、アドレス情報
を得る。
または再生が行われる場合は、トラッキングエラー検出
用のレーザ光のスポット１６ａは、トラックＴ１とトラ
ックＴ０の間のグルーブＷ０に照射され、アドレス情報
を得る。
【００２４】以上、本発明の記録再生方法および装置に
おいては、３スポット方式によるトラッキングに関して
の具体例を述べたが、他のトラッキング方式、例えば、
差動プッシュプル（ＤＰＰ）方式を用いてもよいことは
明らかである。
おいては、３スポット方式によるトラッキングに関して
の具体例を述べたが、他のトラッキング方式、例えば、
差動プッシュプル（ＤＰＰ）方式を用いてもよいことは
明らかである。
【００２５】また、本発明は、図１および図２に示した
形態に限定されるものではなく、また、ディスク以外の
記録媒体にも適用することが可能であることは言うまで
もない。
形態に限定されるものではなく、また、ディスク以外の
記録媒体にも適用することが可能であることは言うまで
もない。
【００２６】
【発明の効果】以上述べたことから明らかなように、本
発明は、ランドあるいはグルーブを、記録媒体の深さ方
向にウォブリングさせ、トラックのアドレス情報を記録
することで、記録媒体における、トラックのアドレス情
報が占有する面積を抑えるとともに、他のアドレス情報
との干渉によるクロストークを減少させる。すなわち、
記録媒体のトラックピッチを狭くすることができ、記録
密度を高めることができるという長所を有する。
発明は、ランドあるいはグルーブを、記録媒体の深さ方
向にウォブリングさせ、トラックのアドレス情報を記録
することで、記録媒体における、トラックのアドレス情
報が占有する面積を抑えるとともに、他のアドレス情報
との干渉によるクロストークを減少させる。すなわち、
記録媒体のトラックピッチを狭くすることができ、記録
密度を高めることができるという長所を有する。
【図１】本発明の記録媒体の形状を示す図
【図２】本発明の記録媒体の一実施例の断面図
【図３】本発明のアドレス記録装置の一実施例の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図４】本発明の記録再生装置の一実施例の構成を示す
ブロック図
ブロック図
【図５】本発明の記録または再生スポット位置の一例を
示す図
示す図
【図６】従来の記録媒体の一例の形状を示す図
１ 記録回路 ２ 記録再生部 ３ 再生回路 ４ サーボ回路 １１ ディスク １２ ランド １３ グルーブ １５ 記録再生用光スポット １６ａ トラッキングサーボ用光スポット １６ｂ トラッキングサーボ用光スポット ２１ アドレス信号発生回路 ２２ アドレス信号エンコーダ ２３ 光ヘッド ２４ 原盤 ２５ モータ
Claims (8)
- 【請求項１】 情報を記録または再生されるトラックの
アドレス情報を保持する記録媒体において、ランドとグ
ルーブが交互に配置され、前記ランドおよび前記グルー
ブのいずれか一方が前記トラックを構成し、前記ランド
および前記グルーブのうち前記トラックを構成しない方
が未記録領域を構成し、前記トラックに隣接する前記未
記録領域を前記記録媒体の深さ方向にウォブリングさ
せ、前記トラックに対応したアドレス情報を記録したこ
とを特徴とする記録媒体。 - 【請求項２】 前記記録媒体は、ディスク形状を有する
ことを特徴とする請求項１記載の記録媒体。 - 【請求項３】 ランドとグルーブが交互に配置され、前
記ランドおよび前記グルーブのいずれか一方がトラック
を構成するとともに、前記ランドおよび前記グルーブの
うち前記トラックを構成しない方が未記録領域を構成す
る記録媒体に対して、アドレス情報を記録するアドレス
記録方法において、前記トラックに隣接する前記未記録
領域を前記記録媒体の深さ方向にウォブリングさせ、前
記トラックに対応したアドレス情報を記録することを特
徴とするアドレス記録方法。 - 【請求項４】 ランドとグルーブが交互に配置され、前
記ランドおよび前記グルーブのいずれか一方がトラック
を構成するとともに、前記ランドおよび前記グルーブの
うち前記トラックを構成しない方が未記録領域を構成す
る記録媒体に対して、アドレス情報を記録するアドレス
記録装置において、 前記トラックに隣接する前記未記録領域を、前記記録媒
体の深さ方向にウォブリングさせることにより、前記ト
ラックに対応したアドレス情報を記録することを特徴と
するアドレス記録装置。 - 【請求項５】 ランドとグルーブが交互に配置され、前
記ランドおよび前記グルーブのいずれか一方がトラック
を構成するとともに、前記ランドおよび前記グルーブの
うち前記トラックを構成しない方が未記録領域を構成
し、前記トラックに隣接する前記未記録領域を、前記記
録媒体の深さ方向にウォブリングさせ、前記トラックに
対応したアドレス情報を記録した記録媒体に対して、情
報を記録または再生する記録再生方法において、 情報を記録または再生するための第１の光線を、前記ト
ラックに照射するとともに、第２の光線を前記未記録領
域に照射するステップと、前記記録媒体からの、前記第
２の光線の反射光を受光するステップと、受光された前
記第２の光線の反射光の光量から、前記第１の光線が照
射された位置のアドレス情報を算出するステップとを備
えたことを特徴とする記録再生方法。 - 【請求項６】 ランドとグルーブが交互に配置され、前
記ランドおよび前記グルーブのいずれか一方がトラック
を構成するとともに、前記ランドおよび前記グルーブの
うち前記トラックを構成しない方が未記録領域を構成
し、前記トラックに隣接する前記未記録領域を、前記記
録媒体の深さ方向にウォブリングさせ、前記トラックに
対応したアドレス情報を記録した記録媒体に対して、情
報を記録または再生する記録再生装置において、 情報を記録または再生するための第１の光線を、前記ト
ラックに照射するとともに、第２の光線を前記未記録領
域に照射する照射手段と、前記記録媒体からの、前記第
２の光線の反射光を受光する受光手段と、受光された前
記第２の光線の反射光の光量から、前記第１の光線が照
射された位置のアドレスを算出する算出手段とを備えた
ことを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項７】 前記第２の光線は、３ビーム方式のトラ
ッキングエラー検出用の光線であることを特徴とする請
求項６記載の記録再生装置。 - 【請求項８】 前記第２の光線は、差動プッシュプル方
式のトラッキングエラー検出用の光線であることを特徴
とする請求項６記載の記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10134858A JPH11328741A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | 記録媒体、アドレス記録方法および装置、並びに、記録再生方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10134858A JPH11328741A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | 記録媒体、アドレス記録方法および装置、並びに、記録再生方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11328741A true JPH11328741A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15138124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10134858A Pending JPH11328741A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | 記録媒体、アドレス記録方法および装置、並びに、記録再生方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11328741A (ja) |
-
1998
- 1998-05-18 JP JP10134858A patent/JPH11328741A/ja active Pending
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