JPH11327820A - 印刷システム - Google Patents

印刷システム

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JPH11327820A
JPH11327820A JP10134975A JP13497598A JPH11327820A JP H11327820 A JPH11327820 A JP H11327820A JP 10134975 A JP10134975 A JP 10134975A JP 13497598 A JP13497598 A JP 13497598A JP H11327820 A JPH11327820 A JP H11327820A
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隆保 渡辺
Masaki Tsutsumi
勝紀 筒見
Yukihiro Shinto
幸博 新堂
Eiji Hatano
英二 波多野
Tadayoshi Amari
忠義 天利
Koji Tamura
恒治 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントでの印刷実行結果としてのスプ
ールファイルの内容をサーバ側で管理する。 【解決手段】 スプールファイル7a〜7cと、そのス
プールファイル7a〜7cから派生したプリントキュー
とを関連づけるスプールキュー管理テーブル13を設
け、スプールファイル7a〜7cに関する情報が変更さ
れると、スプールキュー管理テーブル13を参照するこ
とにより、そのスプールファイル7a〜7cと関連する
プリントキューを見つけ出し、プリントキューに関する
情報の変更も行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷システムに関
し、特に、クライアントサーバ印刷システムに適用して
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来のクライアントサーバ印刷システム
では、クライアント側で生成されたスプールファイルを
サーバに転送し、サーバが管理するプリンタで実際の印
刷の実行を行うようにしている。
【0003】図5は、従来のクライアントサーバ印刷シ
ステムの構成を示すブロック図である。図5において、
サーバ62には、複数のクライアント61a〜61c及
び複数のプリンタ63a〜63cが接続されている。ク
ライアント61a〜61cがアプリケーション71から
の印刷実行を受けると、各クライアント61a〜61c
内にスプールファイル72が生成される。これらのクラ
イアント61a〜61cで生成されたスプールファイル
72はサーバ62に転送され、サーバ62が各クライア
ント61a〜61cからスプールファイル72を受け取
ると、各クライアント61a〜61cからの転送73a
〜73dに対応したスプールファイル74a〜74cを
サーバ62側に生成する。サーバ62のスプール制御部
75は、スプールファイル74a〜74cの制御を行
い、各スプールファイル74a〜74cについての印刷
76a〜76dをプリンタ63a〜63cに対して実行
させる。この印刷76a〜76dの実行により、プリン
タ63a〜63cはプリンタ印刷77を行い、各スプー
ルファイル74a〜74cに対応した書類78a〜78
cを印刷する。
【0004】このように、従来のクライアントサーバ印
刷システムでは、複数のクライアント61a〜61cに
よる印刷実行の結果として生成されるスプールファイル
72をサーバ62に送り、複数のプリンタ63a〜63
cへの印刷の制御をサーバ62側で行うことにより、プ
リントサーバとしての集中管理を行うようになってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クライアントサーバ印刷システムでは、サーバ62に送
られてきたスプールファイル72から得られる印刷に関
する情報(対象プリンタ、印刷開始〜終了頁、印刷部数
等)を基に、各スプールファイル74a〜74cの内容
を印刷を司るシステムの印刷制御(例えば、windo
wsのGDI(グラフィカルデバイスインターフェース
関数))に引き渡すことで実際の印刷76a〜76dを
実現していた。このため、各クライアント61a〜61
cにおける1回の印刷実行結果であるスプールファイル
72の内容自体をサーバ62で集中管理できなかった。
この結果、対象プリンタ、印刷開始〜終了頁、印刷部数
などの情報をサーバ62側で変更することができず、こ
れらの情報を変更して印刷するには、クライアント61
a〜61cで生成されるスプールファイル72をサーバ
62に送り直す必要があるという問題があった。
【0006】また、1つのスプールファイル72から複
数のプリンタ63a〜63cへ印刷する場合(分散印刷
等)、1つのスプールファイル72に対して各プリンタ
63a〜63cごとにプリントキューが生成されるが、
1つのスプールファイル72とこれらのプリントキュー
を関連付けた操作を行うことができなかった。このた
め、1つのスプールファイル72についてのプリントキ
ューの取り消しを行う場合、プリントキューの取り消し
を各プリンタごとに行う必要があり、1つのスプールフ
ァイル72についてプリントキューの取り消しを何度も
行わなければならないという問題もあった。
【0007】そこで、本発明の第1の目的は、スプール
ファイルとプリントキューとを関連づけて処理すること
が可能な印刷システムを提供することである。また、本
発明の第2の目的は、クライアントでの印刷実行結果と
してのスプールファイルの内容をサーバ側で管理するこ
とが可能な印刷システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明によれば、アプリケーションからの印刷
実行により生成されるスプールファイルと、前記スプー
ルファイルから派生するプリントキューとを関連づけた
関連情報を生成するようにしている。
【0009】このことにより、スプールファイルの情報
の操作が行われた場合に、そのスプールファイルから派
生するプリントキューを容易に検出することが可能とな
り、スプールファイルの情報の操作を行うだけで、その
スプールファイルから派生するプリントキューの情報に
ついての操作も自動的に行うことが可能となることか
ら、1つのスプールファイルから複数のプリントキュー
が派生して生成された場合においても、各プリントキュ
ーごとに同じ操作を何度も繰り返すことを不要とするこ
とができる。
【0010】また、本発明の一態様によれば、クライア
ントから転送されたスプールファイルを受信するスプー
ルファイル受信手段と、前記スプールファイルから印刷
制御に必要な情報を取得する印刷制御情報取得手段と、
前記スプールファイルから取得した印刷制御に必要な情
報を操作する印刷制御情報操作手段と、前記操作された
情報に基づいて、前記スプールファイルに対する印刷実
行を行う印刷実行手段とを備えている。
【0011】このことにより、クライアント側で生成さ
れる印刷制御に必要な情報をサーバ側で操作することが
可能となり、クライアント側で生成されたスプールファ
イルについて、対象プリンタ、印刷開始〜終了頁、印刷
部数などの情報をサーバ側で変更することが可能となる
ことから、これらの情報を変更する場合においても、ク
ライアント側からスプールファイルを送り直す必要がな
くなり、印刷処理を効率的に行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例に係わる
印刷システムについて図面を参照しながら説明する。図
1は、本発明の一実施例に係わる印刷システムの構成を
示すブロック図である。図1において、アプリケーショ
ン4の印刷実行により、スプールファイル5がクライア
ント1としてのローカルマシンに生成される。この生成
されたスプールファイル5がリモートのサーバ2に転送
されると、クライアント1で生成されたスプールファイ
ル5の転送6a〜6dに対応して、スプールファイル7
a〜7cがサーバ2側に生成される。
【0013】スプールファイル7a〜7cがサーバ2側
に生成されると、スプール制御部8は、各スプールファ
イル7a〜7cから印刷に必要な情報を取得する。そし
て、スプール制御部8は、実際のプリンタ3ごとの印刷
9a〜9dを制御する印刷制御部10にキュー単位の処
理を依頼し、印刷制御部10がプリンタ3への印刷9a
〜9dをキュー単位に実行することで、印刷結果11a
〜11cを得ることが可能となる。
【0014】ここで、通常の動作では、印刷後削除とな
っているスプールファイル7a〜7cは、印刷結果11
a〜11cを得ることで印刷10a〜10dが完了する
と、サーバ2から削除される。また、印刷後保存や印刷
未完了の場合には、スプールファイル7a〜7cがサー
バ2に存在することになる。
【0015】図1の実施例では、サーバ2に存在するス
プールファイル7a〜7cや、そのスプールファイル7
a〜7cから派生したプリントキューを管理するため
に、スプールファイル管理テーブル12、スプールキュ
ー管理テーブル13及びプリントキュー管理テーブル1
4が設けられている。また、サーバ2に存在するスプー
ルファイル7a〜7cや、そのスプールファイル7a〜
7cから派生したプリントキューを操作するため、論理
キュー制御部15及び物理キュー制御部16が設けられ
ている。
【0016】スプールファイル管理テーブル12には、
スプールファイル7a〜7cに関する情報が格納され、
例えば、出力先のプリンタ3への印刷頁範囲などの印刷
に関する情報が格納される。このスプールファイル管理
テーブル12は、スプールファイル5がサーバ2に転送
された時に生成され、論理キュー制御部15により、ス
プールファイル7a〜7cに対する直接の操作とは独立
させて、スプールファイル管理テーブル12の内容を操
作することができる。
【0017】スプール制御部8は、スプールファイル管
理テーブル12を参照することにより、各スプールファ
イル7a〜7cについての印刷に関する情報(出力先へ
の印刷頁範囲等)を管理することができる。
【0018】プリントキュー管理テーブル14には、印
刷9a〜9dを依頼されているスプールファイル7a〜
7cから発生したプリントキューの状態を示す情報が格
納され、例えば、キュー順や印刷が終了した頁などの現
在の状態を示す情報が格納される。このプリントキュー
管理テーブル14は、印刷を依頼された時にプリントキ
ューの状態を示す情報を追加し、物理キュー制御部16
により、スプールファイル7a〜7cに対する操作とは
独立して、プリントキューへの直接の操作を行うことが
できる。また、プリントキュー管理テーブル14の内容
を表示することにより、スプールファイル7a〜7cの
状態に依存することなく、印刷待ちのプリントキューの
みの情報を表示することができる。
【0019】印刷制御部10は、プリントキュー管理テ
ーブル14を参照することにより、印刷を依頼された1
つ1つのプリントキューに対して、キュー順や印刷が終
了した頁等の現在の状態を管理することができる。
【0020】スプールキュー管理テーブル13には、ス
プールファイル管理テーブル12の情報から現時点で想
定できる印刷されるべきプリンタ3に対するプリントキ
ューの情報が格納される。このスプールキュー管理テー
ブル13を参照することにより、スプールファイル管理
テーブル12下のスプールファイル7a〜7cとプリン
トキュー管理テーブル14下のプリントキューを関連付
けることが可能となる。このため、印刷依頼の有無に関
係なく、スプールファイル7a〜7c単位にプリントキ
ューへの操作が可能となり、1つのスプールファイル7
a〜7cから複数のプリンタ3へ派生した複数のプリン
トキューの管理も可能となる。また、スプールファイル
7a〜7cとプリントキューとを独立に管理することも
可能である。
【0021】論理キュー制御部15は、ユーザとのマン
マシンインターフェースを持ち、スプールファイル管理
テーブル12及びスプールキュー管理テーブル13を操
作する。サーバ2に存在するスプールファイル7a〜7
cの情報は、スプールファイル管理テーブル12に格納
されているので、論理キュー制御部15よりスプールフ
ァイル管理テーブル12の情報の表示や操作を行うこと
により、スプールファイル7a〜7cに関する情報の表
示や操作を行うができる。
【0022】また、論理キュー制御部15でユーザの操
作により発生したスプールファイル7a〜7cの情報変
更を、スプールファイル管理テーブル12に反映させ、
スプール制御部8に通知することで、これらの同期の取
れた操作が可能となる。また、スプールファイル7a〜
7cの情報変更が、スプールキュー管理テーブル13及
びプリントキュー管理テーブル14の内容にも影響を及
ぼす場合には、スプールファイル7a〜7cの情報変更
を、スプールキュー管理テーブル13及びプリントキュ
ー管理テーブル14に反映させるようにすることもでき
る。
【0023】物理キュー制御部16は、ユーザとのマン
マシンインターフェースを持ち、スプールキュー管理テ
ーブル13及びプリントキュー管理テーブル14を操作
する。印刷を依頼されているスプールファイル7a〜7
cから発生したプリントキューの現在の状態を示す情報
は、プリントキュー管理テーブル14に収められている
ので、物理キュー制御部16よりプリントキュー管理テ
ーブル14の情報の表示や操作を行うことにより、プリ
ントキューに関する現在の情報の表示や操作を行うがで
きる。
【0024】また、物理キュー制御部16でユーザの操
作により発生したプリントキューの状態変更を、プリン
トキュー管理テーブル14に反映させ、印刷制御部10
またはスプール制御部8に通知することで、これらの同
期の取れた操作が可能となる。また、スプールファイル
7a〜7cの情報変更が、スプールファイル管理テーブ
ル12及びスプールキュー管理テーブル13の内容にも
影響を及ぼす場合には、スプールファイル7a〜7cの
情報変更を、スプールファイル管理テーブル12及びス
プールキュー管理テーブル13に反映させるようにする
こともできる。
【0025】このように、スプールファイル7a〜7c
とプリントキューをそれぞれ関連付け、スプールファイ
ル7a〜7cに対する操作がプリントキューに、プリン
トキューに対する操作がスプールファイル7a〜7cに
双方向で反映できるようにすることにより、1つのスプ
ールファイル7a〜7cの複数プリンタ3への同時印刷
などにおいて、1つのスプールファイル7a〜7cを操
作するだけで、各プリンタ3ごとに生成されるプリント
キューを操作することが可能となる。
【0026】図2(a)は、本発明の一実施例に係わる
スプールファイル管理テーブル12の構成を示す図であ
る。このスプールファイル管理テーブル12は、1つの
スプールファイル7a〜7cに対し、1つのエントリで
構成される情報であり、スプールファイル7a〜7cの
個数分のエントリを持つ。図2(a)において、ジョブ
識別子は、スプールファイル7a〜7cの実体と1つの
エントリ情報を結び付ける識別子である。総頁数は、1
回の印刷実行結果としてのスプールファイル5の頁数で
ある。印刷頁順は、ソート/スタック等の印刷頁の順番
である。動作モードは、通常/配布/分散等の印刷の仕
方を示す情報である。出力モードは、即印刷/時間指定
/日時指定/印刷しない等の印刷開始のタイミングを示
す情報である。保存モードは、印刷後削除、日時指定削
除等の印刷完了後のスプールファイル7a〜7cの自動
削除のタイミングを示す情報である。スプールファイル
状態は、印刷投入しているプリントキューの有無等のス
プールファイル7a〜7cの現在の状態を示す情報であ
る。キュー数は、1つのスプールファイル7a〜7cか
ら派生すべきキューの個数である。
【0027】図2(b)は、本発明の一実施例に係わる
スプールキュー管理テーブル13の構成を示す図であ
る。このスプールキュー管理テーブル13は、スプール
ファイル7a〜7cから派生した1つのキューに対し、
1つのエントリで構成される情報であり、キューの個数
分のエントリを持つ。例えば、通常印刷ならば、1スプ
ールファイル=1キュー、分散印刷ならば、1スプール
ファイル=複数キューとなる。
【0028】図2(b)において、ジョブ識別子は、ス
プールキュー管理テーブル13とスプールファイル管理
テーブル12とを結び付ける識別子であり、印刷の有無
に関係なくスプールファイル7a〜7cが存在している
間は、このジョブ識別子も存在する。キュー識別子は、
スプールキュー管理テーブル13とプリントキュー管理
テーブル14とを結び付ける識別子であり、印刷がなけ
ればここは空である。プリンタ名は、1つのキューが投
入されるべきプリンタの名称である。キュー状態は、未
印刷/未投入/投入中/印刷完了時のキューの状態を示
す情報である。
【0029】図2(c)は、本発明の一実施例に係わる
プリントキュー管理テーブル14の構成を示す図であ
る。このプリントキュー管理テーブル14は、スプール
ファイルから派生した印刷依頼の有る1つのキューに対
し、1つのエントリで構成される情報であり、印刷待ち
のキューの個数分のエントリを持つ。図2(c)におい
て、キュー識別子は、プリントキュー管理テーブル14
とスプールキュー管理テーブル13とを結び付ける識別
子である。印刷開始頁は、1つのキューの印刷を開始す
る元のスプールファイル7a〜7cに対する頁番号であ
る。印刷終了頁は、1つのキューの印刷を終了する元の
スプールファイル7a〜7cに対する頁番号である。印
刷頁順は、ソート/スタック等の印刷頁の順番を示す情
報である。プリントキュー状態は、印刷中または印刷待
ちのプリントキューの状態(エラー等)を示す情報であ
る。印刷完了頁は、印刷中のプリントキューの詳細情報
として制御可能ならば、プリンタ3より現時点で排紙さ
れている頁番号を示す情報である。
【0030】なお、スプールファイル管理テーブル12
及びスプールキュー管理テーブル13の情報は、スプー
ルファイルがなくなると削除され、プリントキュー管理
テーブル14の情報は、印刷待ちが解除されると削除さ
れ、エントリがなくなる。
【0031】図3は、本発明の一実施例に係わる印刷シ
ステムの動作を示すブロック図である。図3において、
図2の論理キュー制御部15及び物理キュー制御部16
のモジュールが起動されると、スプールファイル管理テ
ーブル12、スプールキュー管理テーブル13及びプリ
ントキュー管理テーブル14から情報を取得する。ま
た、スプールファイル管理テーブル12に格納されてい
るジョブ識別子を参照し、このジョブ識別子で結び付け
られているスプールファイル7a〜7cから情報を取得
する。論理キュー制御部15及び物理キュー制御部16
は、これらの情報を取得すると、各画面に対して管理情
報表示21を行う。なお、スプールファイル7a〜7c
の全て情報がスプールキュー管理テーブル13に登録さ
れている場合は、スプールファイル7a〜7cからの情
報の取得を行わない。
【0032】次に、Windowsのイベント・ハンド
ラ22へ制御を任せ、何らかのイベントが発生するまで
待機する。例えば、印刷が完了したことにより、スプー
ルファイル管理テーブル12の変更27、スプールキュ
ー管理テーブル13の変更28及びプリントキュー管理
テーブル14の変更29が行われると、これらの変更2
7、28、29がスプール制御部8に通知され、スプー
ル制御部8は画面情報表示21の更新を行う。
【0033】また、ユーザからの操作23が発生した場
合も、イベント・ハンドラ22から抜け、スプールファ
イル情報の変更24、キュー情報の変更25及びプリン
トキュー情報の変更26が行われる。
【0034】スプールファイル情報の変更24では、デ
ィスク上の操作可能なスプールファイルの情報を変更す
る操作や、スプールファイル7a〜7c自体を削除する
操作が行われると、スプールファイル管理テーブル12
のエントリの変更27及びスプールキュー管理テーブル
13のエントリの変更28を行う。印刷待ちのプリント
キューにも影響する操作ならば、プリントキュー管理テ
ーブル14のエントリの変更29も行う。
【0035】例えば、スプールファイル7a〜7cを削
除する操作が行われた場合、そのスプールファイル7a
〜7cと結び付けられているジョブ識別子を有するエン
トリ情報をスプールファイル管理テーブル12から削除
する。また、削除されたスプールファイル7a〜7cと
結び付けられているジョブ識別子をスプールキュー管理
テーブル13の中から検索し、そのジョブ識別子を有す
るエントリ情報をスプールキュー管理テーブル13から
削除する。さらに、スプールキュー管理テーブル13か
ら削除されたエントリ情報の中に含まれるキュー識別子
を、プリントキュー管理テーブル14の中から検索し、
そのキュー識別子を有するエントリ情報をプリントキュ
ー管理テーブル14から削除する。
【0036】このように、ジョブ識別子及びキュー識別
子を参照しながら、スプールファイル管理テーブル1
2、スプールキュー管理テーブル13及びプリントキュ
ー管理テーブル14を辿っていくことにより、スプール
ファイル7a〜7cを削除する操作をユーザが行うだけ
で、スプールファイル7a〜7cから派生して生成され
たプリントキューを削除することが可能となる。
【0037】キュー情報の変更25では、キューの状態
を変更させる投入中の印刷取消操作、未投入の印刷依頼
等の操作が行われると、スプールキュー管理テーブル1
3のエントリの変更28を行う。印刷待ちのプリントキ
ューにも影響する操作ならば、プリントキュー管理テー
ブル14のエントリの変更29も行う。
【0038】プリントキュー情報の変更26では、印刷
待ちのキューの出力先のプリンタや印刷開始〜終了頁等
を変更する操作が行われると、プリントキュー管理テー
ブル14のエントリの変更29を行う。
【0039】スプールファイル管理テーブル12の変更
27、スプールキュー管理テーブル13の変更28、ま
たはプリントキュー管理テーブル14の変更29が行わ
れると、これらの情報の変更27、28、29がスプー
ル制御部8に通知される。スプール制御部8は情報の変
更27、28、29の通知を受けると、各管理情報の整
合性を保った上で、管理情報が変更となったことを、さ
らに上位へ通知する。この結果、ユーザインターフェー
スとなるモジュールを複数起動していても、各プロセス
がこの通知を受けることにより、他のプロセスが変更し
た管理情報の内容を再取得することが可能となる。
【0040】このように、サーバ2に送られてきたスプ
ールファイル5より得られる情報から派生させたキュー
の情報を論理キュー、論理キューからシステムの印刷制
御10に投入したプリントキューの情報を物理キューと
して管理形態をまとめたことにより、場面に応じて論理
キューと物理キューを関連付けたり、独立させたりした
扱いを可能として、通常のプリントキューの管理だけで
はなく、スプールファイル5からの1つの印刷結果であ
るドキュメントとしての管理も行うことが可能となる。
【0041】また、論理キューと物理キューとを関連付
ける情報をスプールキュー管理テーブル13としてまと
め、複数のクライアント1から操作されても整合性を保
てるようにしたことで、論理キューに対する操作結果を
物理キューにも反映させたり、物理キューに対する操作
結果を論理キューにも反映させたりすることができ、異
なる場面のユーザ操作においても、モジュールごとに他
のプロセスからの処理を意識することや同期合わせの制
御を自分自身で行うことを不要とすることができる。
【0042】さらに、論理キュー、物理キュー及びそれ
らの関連付けの情報を異なる階層下で管理することによ
り、1つのスプールファイルから複数に派生したプリン
トキューについても、通常の1スプールファイル1キュ
ーの場合と同様に管理することができ、元のスプールフ
ァイルへの1回の操作で派生した総てのキューへの操作
を行うことが可能となる。
【0043】なお、上述した実施例では、スプールファ
イル7a〜7cの情報とシステムのプリントキューの情
報を元に、3つの階層の管理テーブル12、13、14
を制御するようにしたが、プリンタ3ごとの状態管理テ
ーブルを別階層に加えて制御対象に加えてもよい。ま
た、他のプリントサーバに対する印刷データの転送を管
理できる制御機構を、プリントキュー管理機構と同階層
に加えることにより、複数のドメインにまたがったネッ
トワーク下での管理を行うようにしてもよい。
【0044】図4は、本発明の一実施例に係わる印刷装
置のシステム構成を示すブロック図である。図4におい
て、41は全体的な処理を行う中央演算処理ユニット
(CPU)、42はリードオンリメモリ(ROM)、4
3はランダムアクセスメモリ(RAM)、44は通信イ
ンターフェイス、45は通信ネットワーク、46はバ
ス、47は入出力インターフェイス、48は印刷イメー
ジなどを表示するディスプレイ、49は印刷結果を出力
するプリンタ、50はキーボード、51はマウス、52
は記憶媒体を駆動するドライバ、53はハードディス
ク、54はICメモリカード、55は磁気テープ、56
はフロッピーディスク、57はCD−ROMやDVD−
ROMなどの光ディスクである。
【0045】印刷処理を行うプログラム、スプール管理
制御プログラム及び印刷データなどは、ハードディスク
53、ICメモリカード54、磁気テープ55、フロッ
ピーディスク56、光ディスク57などの記憶媒体に格
納される。そして、印刷処理を行うプログラムをこれら
の記憶媒体からRAM43に読み出すことにより、印刷
処理を行うことができる。また、スプール管理制御プロ
グラムをこれらの記憶媒体からRAM43に読み出すこ
とにより、スプール管理を行うことができる。、なお、
印刷処理を行うプログラム及びスプール管理制御プログ
ラムをROM42に格納しておくこともできる。
【0046】さらに、印刷処理を行うプログラム、スプ
ール管理制御プログラム及び印刷データなどを通信イン
ターフェイス44を介して通信ネットワーク45から取
り出すこともできる。通信インターフェイス44に接続
される通信ネットワーク45として、例えば、LAN
(Local Area Network)、WAN
(Wide Area Network)、インターネ
ット、アナログ電話網、デジタル電話網(ISDN:I
ntegral Service DigitalNe
twork)、PHS(パーソナルハンディシステム)
や衛星通信などの無線通信網を用いることができる。
【0047】CPU41は、印刷処理を行うプログラム
が起動されると、キーボード50やマウス51などによ
り入力された描画データをハードディスク53、ICメ
モリカード54、磁気テープ55、フロッピーディスク
56、光ディスク57などの記憶媒体に格納する。そし
て、これらの記憶媒体に格納された描画データをプリン
タ49に送って印刷させたり、通信ネットワーク45を
介して他のサーバやプリンタに送ったりする。
【0048】また、CPU41は、スプール管理制御プ
ログラムが起動されると、スプールファイル及びプリン
トキューを関連づけて管理し、スプールファイルとプリ
ントキューとの間の関連情報に従って、スプールファイ
ルやプリントキューを操作したり、スプールファイルの
内容やプリントキューの内容などをディスプレイ48に
表示させたりする。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アプリケーションからの印刷実行により生成されるスプ
ールファイルと、前記スプールファイルから派生するプ
リントキューとを関連づけた関連情報を生成することに
より、スプールファイルの情報の操作が行われた場合
に、そのスプールファイルから派生するプリントキュー
を容易に検出することが可能となり、スプールファイル
の情報の操作を行うだけで、そのスプールファイルから
派生するプリントキューの情報についての操作も自動的
に行うことが可能となることから、1つのスプールファ
イルから複数のプリントキューが派生して生成された場
合においても、各プリントキューごとに同じ操作を何度
も繰り返すことを不要とすることができる。
【0050】また、本発明の一態様によれば、クライア
ント側で生成される印刷制御に必要な情報をサーバ側で
操作することにより、クライアント側で生成されたスプ
ールファイルについて、対象プリンタ、印刷開始〜終了
頁、印刷部数などの情報をサーバ側で変更することが可
能となり、これらの情報を変更する場合においても、ク
ライアント側からスプールファイルを送り直す必要がな
くなり、印刷処理を効率的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる印刷システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】(a)は、本発明の一実施例に係わるスプール
ファイル管理テーブルの構成を示す図、(b)は、本発
明の一実施例に係わるスプールキュー管理テーブルの構
成を示す図、(c)は、本発明の一実施例に係わるプリ
ントキュー管理テーブルの構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例に係わる印刷システムの動作
を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例に係わる印刷システムのシス
テム構成を示すブロック図である。
【図5】従来のクライアントサーバ印刷システムの構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】 1 クライアント 2 サーバ 3 プリンタ 4 アプリケーション 5、7a〜7c スプールファイル 8 スプール制御部 10 印刷制御部 11a〜11c 印刷結果 12 スプールファイル管理テーブル 13 スプールキュー管理テーブル 14 プリントキュー管理テーブル 15 論理キュー制御部 16 物理キュー制御部 41 CPU 42 ROM 43 RAM 44 通信インターフェース 45 通信ネットワーク 46 バス 47 入出力インターフェース 48 ディスプレイ 49 プリンタ 50 キーボード 51 マウス 52 ドライバ 53 ハードディスク 54 ICメモリカード 55 磁気テープ 56 フロッピーディスク 57 光ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 波多野 英二 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 天利 忠義 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 田村 恒治 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションからの印刷実行により
    スプールファイルを生成するスプールファイル生成手段
    と、 前記スプールファイルから派生するプリントキューを生
    成するプリントキュー生成手段と、 前記スプールファイルと前記プリントキューとを関連づ
    けた関連情報を生成する関連情報生成手段と、 前記スプールファイルの情報を操作するスプールファイ
    ル操作手段と、 前記関連情報を参照することにより、前記情報の操作が
    行われたスプールファイルと関連するプリントキューを
    検出するプリントキュー検出手段と、 前記スプールファイルの情報の操作結果に基づいて、前
    記検出されたプリントキューの情報を制御するプリント
    キュー制御手段とを備えることを特徴とする印刷システ
    ム。
  2. 【請求項2】 クライアントから転送されたスプールフ
    ァイルを受信するスプールファイル受信手段と、 前記スプールファイルから印刷制御に必要な情報を取得
    する印刷制御情報取得手段と、 前記スプールファイルから取得した印刷制御に必要な情
    報を操作する印刷制御情報操作手段と、 前記操作された情報に基づいて、前記スプールファイル
    に対する印刷実行を行う印刷実行手段とを備えることを
    特徴とする印刷システム。
  3. 【請求項3】 アプリケーションからの印刷実行により
    生成されたスプールファイルの情報を格納する機能と、 前記スプールファイルから派生して生成されたプリント
    キューの情報を格納する機能と、 前記スプールファイルと前記プリントキューとを関連づ
    けた関連情報を格納する機能と、 前記スプールファイルの情報を操作する機能と、 前記関連情報を参照することにより、前記情報の操作が
    行われたスプールファイルと関連するプリントキューを
    検出する機能と、 前記スプールファイルの情報の操作結果に基づいて、前
    記検出されたプリントキューの情報を制御する機能とを
    コンピュータに実行させるプログラムを格納したコンピ
    ュータ読み取り可能な記憶媒体。
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