JPH11327674A - 運転補助装置 - Google Patents

運転補助装置

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Publication number
JPH11327674A
JPH11327674A JP14222498A JP14222498A JPH11327674A JP H11327674 A JPH11327674 A JP H11327674A JP 14222498 A JP14222498 A JP 14222498A JP 14222498 A JP14222498 A JP 14222498A JP H11327674 A JPH11327674 A JP H11327674A
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JP
Japan
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brake
distance
vehicle
position data
turn signal
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Pending
Application number
JP14222498A
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English (en)
Inventor
Izumi Masuda
泉 増田
Seiji Shimizu
誠司 清水
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O TEC JAPAN KK
Original Assignee
O TEC JAPAN KK
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Publication date
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レイアウト上の自由度が高い運転補助装置を
提供する。 【解決手段】 操作レバーの位置データが、基準位置を
示す基準値より大きいか否かを判断し(SB2)、操作
レバーが車両前方側へ操作され、位置データが基準値よ
り大きい場合には、電制アクセルアクチュエータにてス
ロットルバルブの開度を最小にしてエンジンブレーキを
かけ(SB3)、位置データと基準値との差の大きさに
比例する制動力で電制倍力装置を作動させてブレーキを
制御する(SB4)。操作レバーが車両後方側へ操作さ
れ、位置データが基準値より小さい場合には、電制倍力
装置による制御を停止してブレーキによる制動を解除し
(SB6)、基準値と位置データとの差の大きさに比例
した開度で、電制アクセルアクチュエータを制御してス
ロットバルブの開度を制御する(SB7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクセルペダルの
操作やブレーキペダルの操作を補助する運転補助装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、運転補助装置101は、図9に示
すように、運転席左側に取り付けられた操作レバー10
2と、該操作レバー102に接続されたリンク機構10
3とにより構成されている。
【0003】このリンク機構103は、前記操作レバー
102に接続された第1のリンク111と、該第1のリ
ンク111が接続されるとともに一端が車体に支持され
た第2のリンク112とからなり、該第2のリンク11
2は、前記操作レバー102が車体前方F側へ操作され
た際に、ブレーキペダル113を押す方向へ操作するよ
うに構成されている。また、前記第2のリンク112の
先端には、第3のリンク114が設けられており、該第
3のリンク114は、アクセルペダル115の伝達バー
116に連結されている。これにより、前記操作レバー
102が車体後方R側へ操作された際には、前記第3の
リンク114が前記伝達バー116を引張し、アクセル
ペダル115を押す方向へ操作するように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記運
転補助装置101にあっては、ブレーキペダル113及
びアクセルペダル115の操作をリンク機構103を用
いて行うため、レイアウト上の制約を受けるとともに、
スペース効率の悪化を招いてしまう。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、レイアウト上の自由度を高めるこ
とができる運転補助装置を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1の運転補助装置にあっては、車両に
設置される運転補助装置において、アクセル操作及びブ
レーキ操作に代替して手動操作される操作部と、該操作
部の操作状態を、該操作状態に応じて変化する電気信号
として入力する入力手段と、該入力手段に入力された前
記電気信号に応じてブレーキを制御するブレーキ制御手
段と、前記入力手段にて入力された前記電気信号に応じ
てスロットルバルブの開度を制御するスロットバルブ制
御手段と、を備えている。
【0007】例えば、アクセル操作に代替して手動操作
されるアクセル操作部と、ブレーキ操作に代替して手動
操作されるブレーキ操作部とが個別に設けられた場合に
おいて、車両を発進させる際には、前記アクセル操作部
を手動操作する。すると、アクセル操作部の操作状態
が、該アクセル操作部の操作状態に応じて変化する電気
信号として入力手段に入力されるとともに、スロットル
バルブが、スロットバルブ制御手段により前記電気信号
に応じた開度に制御される。
【0008】一方、走行中の車両を減速させる際にはブ
レーキ操作部を手動操作する。すると、ブレーキ操作部
の操作状態が、該ブレーキ操作部の操作状態に応じて変
化する電気信号として入力手段に入力されるとともに、
ブレーキが、ブレーキ制御手段により制御される。
【0009】そして、本発明の請求項2の運転補助装置
にあっては、車両に設置される運転補助装置において、
基準位置を境とした一方側及び他方側へ往復移動される
操作部と、該操作部の移動位置を、該操作部の移動量に
応じて変化する位置データとして入力する入力手段と、
該入力手段にて入力された前記位置データと前記基準位
置を示す基準値とを比較して前記操作部が前記基準位置
を境とした一方側に位置すると判断した際に、前記基準
値と前記位置データとの差の大きさに応じてブレーキを
制御するブレーキ制御手段と、前記入力手段にて入力さ
れた前記位置データと前記基準位置を示す基準値とを比
較して前記操作部が前記基準位置を境とした他方側に位
置すると判断した際に、前記基準値と前記位置データと
の差の大きさに応じてスロットルバルブの開度を制御す
るスロットバルブ制御手段と、を備えている。
【0010】すなわち、車両を発進させる際には、操作
部を、基準位置を境とした他方側へ移動操作する。する
と、操作部の移動位置が、該操作部の移動量に応じて変
化する位置データとして入力手段に入力される。そし
て、この位置データと前記基準位置を示す基準値とが比
較されて前記操作部の位置が判断され、前記操作部が、
前記基準位置を境とした他方側に位置すると判断された
場合には、前記基準値と前記位置データとの差の大きさ
に応じて、スロットルバルブの開度がスロットバルブ制
御手段により制御される。
【0011】一方、走行中の車両を減速させる際には、
操作部を、基準位置を境とした一方側へ移動操作する。
すると、操作部の移動位置が、該操作部の移動量に応じ
て変化する位置データとして入力手段に入力される。そ
して、この位置データと前記基準位置を示す基準値とが
比較されて前記操作部の位置が判断され、前記操作部
が、前記基準位置を境とした一方側に位置すると判断さ
れた場合には、前記基準値と前記位置データとの差の大
きさに応じて、ブレーキがブレーキ制御手段により制御
される。
【0012】また、請求項3の運転補助装置において
は、前記ブレーキ制御手段は、作動力を増大させる倍力
装置を介して前記ブレーキを制御する。
【0013】すなわち、ブレーキを制御するブレーキ制
御手段の作動力は、倍力装置により増大される。
【0014】さらに、請求項4の運転補助装置では、前
方を走行する前方車両までの距離を測定する距離測定手
段と、自車速度を測定する自車速度測定手段と、前記距
離測定手段にて測定された距離が、前記自車速度測定手
段により測定された自車速度に基づき求められる車間距
離より短い場合に、前記ブレーキによる制動力を増加す
る車間距離保持手段と、をさらに備えている。
【0015】すなわち、走行時において、距離測定手段
にて測定された前方車両までの距離が、自車速度測定手
段により測定された自車速度に基づき求められる車間距
離より短い場合には、車間距離保持手段によってブレー
キによる制動力が増加されるので、前方車両との離間距
離が、自車速度に基づき求められる車間距離以上となる
ように制御される。
【0016】加えて、請求項5の運転補助装置にあって
は、スイッチと、該スイッチが操作された際にブレーキ
ペダルを直接駆動するブレーキアクチュエータと、をさ
らに備えている。
【0017】すなわち、急ブレーキを要する際には、前
記スイッチを操作する。すると、ブレーキは、ブレーキ
アクチュエータにより直接駆動されたブレーキペダルか
らの伝達力により作動される。
【0018】また、請求項6の運転補助装置において
は、走行距離を測定する走行距離測定手段と、ハンドル
の操舵角を測定する操舵角測定手段と、ターンシグナル
がオン作動された時点からの走行距離が予め設定された
第1の設定距離に達し、かつ操舵された前記ハンドルが
戻された際、またはターンシグナルがオン作動された時
点からの走行距離が予め設定された第2の設定距離に達
した際に、前記ターンシグナルを強制的にオフするター
ンシグナルオフ手段と、をさらに備えている。
【0019】すなわち、操舵されたハンドルが戻された
際には、ターンシグナルがオン作動された時点からの走
行距離が予め設定された第1の設定距離に達している場
合に、ターンシグナルがオフされる。また、ハンドルの
操舵角が小さく、操舵されたハンドルが戻されたと判断
されなかった場合であっても、ターンシグナルがオン作
動された時点からの走行距離が予め設定された第2の設
定距離に達した際に、前記ターンシグナルは強制的にオ
フされる。
【0020】さらに、請求項7の運転補助装置では、音
声を入力する音声入力手段と、該音声入力手段にて入力
された音声を識別する音声識別手段と、該音声識別手段
による識別結果がターンシグナルをオン作動させる命令
である場合に、ターンシグナルをオン作動させるターン
シグナル制御手段と、をさらに備えている。
【0021】すなわち、ターンシグナルをオン作動させ
る際には、ターンシグナルをオンさせる命令を示す音声
を発する。すると、この音声は音声入力手段により入力
された後、音声識別手段により識別される。そして、こ
の音声識別手段による識別結果がターンシグナルをオン
作動させる命令である場合には、ターンシグナル制御手
段によりターンシグナルがオン作動される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる運転補
助装置1を示すブロック図であり、該運転補助装置1
は、ROM及びRAMを内蔵したマイコンを備えてなる
エレクトロコントロールユニット2を中心に構成されて
いる。
【0023】このエレクトロコントロールユニット2に
は、運転席等に設置されるアクセルブレーキ操作入力装
置11と、前方を走行する前方車両までの距離を測定す
る車間距離測定装置12と、ブレーキを制御する制動装
置13と、スロットルの開度を調整するスロットル開度
調節機構14と、自車速度を測定する車速センサ15
と、左右のターンシグナルランプを駆動するターンシグ
ナルランプ駆動装置16と、ハンドルの操舵角を測定す
る操舵角センサ17と、走行距離を測定する走行距離セ
ンサ18とが接続されている。
【0024】前記アクセルブレーキ操作入力装置11
は、基準位置を境として車両前方側及び車両後方側へ往
復移動される図示しない操作レバーと、該操作レバーに
設けられた非常スイッチ21とを備えており、前記操作
レバーは、アクセル操作及びブレーキ操作に代替して手
動操作される操作部を形成している。この操作レバー
は、例えば、操作レバーの移動に応じて抵抗値が可変す
る可変抵抗器22を備えており、前記操作レバーの移動
量に応じた電圧が、具体的には、前記操作レバーが車両
前方側へ移動操作されるに従って大きな電圧値が、また
車両後方側へ移動操作されるに従って小さな電圧値が位
置データとして、アクセルブレーキ信号線23を介して
前記エレクトロコントロールユニット2へ伝達されるよ
うに構成されている。また、前記非常スイッチ21がオ
ン操作された際には、非常ブレーキ信号が、非常ブレー
キ信号線24を介して、前記エレクトロコントロールユ
ニット2及び前記制動装置13へ伝達されるように構成
されている。
【0025】該制動装置13は、前記非常ブレーキ信号
を受けた際に、ブレーキペダルを直接押圧してブレーキ
を作動させる非常用電動ブレーキアクチュエータ31
と、前記エレクトロコントロールユニット2からの出力
に応じた押圧力を発生するとともに、該押圧力を倍力装
置により増大させた後、ABSアクチュエータを介して
ブレーキを制御する電制倍力装置32とを備えている。
また、前記スロットル開度調節機構14は、前記エレク
トロコントロールユニット2からの出力に応じてスロッ
トルバルブの開度を制御する電制アクセルアクチュエー
タ33と、前記スロットルバルブの開度を電気信号に変
換して前記エレクトロコントロールユニット2へ出力す
るスロットル開度センサ34とを備えている。そして、
前記車間距離測定装置12は、レーダ35と、該レーダ
35からの出力より車間距離を測定する車間距離測定装
置36とからなり、該車間距離測定装置36には、前記
車速センサ15からの自車速度が入力されるように構成
されている。
【0026】また、前記運転補助装置1には、音声認識
ユニット41が設けられており、該音声認識ユニット4
1も、ROM及びRAMを内蔵したマイコンを備えてい
る。該音声認識ユニット41には、マイクなどの音声入
力装置42と、スピーカ43が接続されており、音声の
入力と出力とが行えるように構成されている。また、前
記音声認識ユニット41は、前記ターンシグナルランプ
駆動装置16に接続されており、左右のターンシグナル
ランプをオン作動できるように構成されている。さら
に、前記音声認識ユニット41には、ヘッドランプ44
及びワイパー駆動装置45が接続されており、ヘッドラ
ンプ44及びワイパーをオンオフ制御できるように構成
されている。
【0027】以上の構成にかかる本実施の形態における
具体的な動作を、図2に示すフローチャートに従って説
明する。
【0028】すなわち、運転補助装置1のエレクトロコ
ントロールユニット2は、マイコンがROMに記憶され
たプログラムに従って動作を開始することにより、先
ず、ステップSA1にてアクセルブレーキ処理を実行す
る。
【0029】このアクセルブレーキ処理では、図3及び
図4に示すように、アクセルブレーキ操作入力装置11
の操作レバーの位置データを入力して(SB1)、該位
置データが、前記操作レバーの基準位置を示す基準値よ
り大きいか否かを判断する(SB2)。このとき、前記
位置データが基準値と同じ、あるいは基準値より小さい
場合には、ステップSB5へ分岐する一方、前記位置デ
ータが基準値より大きい場合、すなわち、前記操作レバ
ーが車両前方側へ移動操作されている場合には、電制ア
クセルアクチュエータ33にてスロットルバルブの開度
を最小にし、エンジンブレーキをかけるとともに(SB
3)、前記位置データと前記基準値との差の大きさに比
例する制動力で電制倍力装置32を作動させ、ブレーキ
を制御する(SB4)。
【0030】このとき、前記電制倍力装置32は、倍力
装置を介してブレーキを制御するように構成されてお
り、その作動力を倍力装置により増大させることができ
るので、前記作動力の発生源であるアクチュエータの小
型化を図ることができる。これにより、該アクチュエー
タの取付スペースの確保が容易となる。
【0031】そして、前記位置データが、前記基準値よ
り小さいか否かを判断する(SB5)。このとき、前記
位置データが基準値と同じ、あるいは基準値より大きい
場合には、ステップSB8へ分岐する一方、前記位置デ
ータが基準値より小さい場合、すなわち、前記操作レバ
ーが車両後方側へ移動操作されている場合には、前記電
制倍力装置32による制御を停止してブレーキによる制
動を解除するとともに(SB6)、前記基準値と前記位
置データとの差の大きさに比例した開度で、電制アクセ
ルアクチュエータ33を制御し、スロットバルブの開度
を制御した後(SB7)、ステップSB8へ移行する。
【0032】このように、運転者が、アクセルブレーキ
操作入力装置11の操作レバーを車両後方側へ移動操作
することにより、その移動量に応じてスロットルバルブ
の開度を制御することができるとともに、前記操作レバ
ーを、車両後方側へ移動操作することにより、その移動
量に応じてブレーキを制御することができる。これによ
り、ブレーキペダルやアクセルペダルを駆動するリンク
機構を用いることなく、片手で車両を発進・加速及び減
速・停止させることができる。
【0033】したがって、前記リンク機構を運転席の足
元に配設しなければならなかった従来と比較して、足元
のスペースを広くすることができるとともに、レイアウ
ト上の自由度を高めることができる。また、前記リンク
機構が不要なので、前記操作レバーを有してなるアクセ
ルブレーキ操作入力装置11の設置場所に自由度を持た
せることができるとともに、前記操作レバーの操作量
と、前記ブレーキによる制動力や前記スロットルバルブ
の開度との関係を、比較的容易に変更することが可能と
なる。さらに、ブレーキペダルやアクセルペダルを押圧
する操作力が不要となるので、操作レバーの操作が容易
となるとともに、例えば、バネ等を用いることによっ
て、前記操作レバーの操作力の調整が可能となる。
【0034】そして、前記ステップSB8では、車速セ
ンサ15から自車速度を入力した後、この自車速度に対
応した適切な適正車間距離を演算するとともに(SB
9)、車間距離測定装置12より前方走行車両までの距
離を測定する(SB10)。この測定距離が、演算され
た前記適正車間距離より短いか否かを判断し(SB1
1)、前記測定距離が前記適正車間距離と等しい、ある
いは長い場合には、適切な車間距離が保たれているので
ステップS14へ分岐する一方、前記測定距離が前記適
正車間距離より短い場合には、電制倍力装置32を制御
してブレーキによる制動力を増加するとともに(SB1
2)、電制アクセルアクチュエータ33を制御してアク
セル開度を減少させ(SB13)、自車速度を低下させ
る。これにより、前方走行車両との離間距離を、自車速
度に基づき求められる適正車間距離以上に保つことがで
きるので、走行時における安全性を高めることができ
る。
【0035】次に、前記アクセルブレーキ操作入力装置
11の操作レバーに設けられた非常スイッチ21がオン
操作されたか否かを判断し(SB14)、オン操作され
ていない場合には、ECUメインルーチンへ戻る一方、
オン操作された場合には、前記電制倍力装置32を制御
してブレーキの制動力を最大にして(SB15)、EC
Uメインルーチンへ戻る。
【0036】このとき、非常スイッチ21からの非常ブ
レーキ信号は、図1に示したように、制動装置13の非
常用電動ブレーキアクチュエータ31へ直接伝達される
ように構成されており、前記非常用電動ブレーキアクチ
ュエータ31は、前記非常ブレーキ信号を受けて作動し
た際に、ブレーキペダルを直接押圧するように構成され
ている。このため、急ブレーキを要する際には、前記非
常用スイッチ21を操作することにより、前記電制倍力
装置32を介したブレーキ制御に加えて、非常用電動ブ
レーキアクチュエータ31により直接駆動されたブレー
キペダルからの伝達力によるブレーキ制御を行うことが
できる。よって、前記電制倍力装置32を介したブレー
キ制御のみの場合と比較して、安全性が向上するととも
に、ブレーキの作動速度を高めることができる。
【0037】そして、前記ECUメイン処理では、ステ
ップSA2にてターンシグナル処理が実行される。この
ターンシグナル処理は、図5に示すように、ステップS
C1にてターンシグナルランプが作動中か否かが判断さ
れる。ターンシグナルランプが非作動中の場合には、前
記ECUメイン処理へ戻る一方、ターンシグナルランプ
が作動中の場合には、ターンシグナルランプが作動され
た時点からの計測走行距離が、第1の設定距離、例えば
10メートルを超えたか否かが判断される(SC2)。
【0038】この判断の結果、計測走行距離が10メー
トル以下の場合には、前記ECUメイン処理へ戻る一
方、10メートルを超えていた場合には、ハンドル操作
が行われていない又はハンドルが操舵中であるか否か、
すなわち、ハンドルが操舵された後、元の位置に戻され
たか否かを、操舵角センサ17から読み取り判断する
(SC3)。このとき、ハンドルが操舵された後、元の
位置に戻された場合には、ステップSC5にてターンシ
グナルランプを強制的に消灯して、前記ECUメインル
ーチンへ戻る一方、ハンドル操作が行われていない又は
ハンドルが操舵中である場合には、前記計測走行距離
が、第2の設定距離、例えば100メートルを超えたか
否かを判断する(SC4)。前記計測走行距離が100
メートルを超えていない場合には、前記ECUメイン処
理へ戻る一方、前記計測走行距離が100メートルを超
えている場合には、ターンシグナルランプを強制的に消
灯した後(SC5)、前記ECUメインルーチンへ戻
る。
【0039】このように、ハンドルが操舵された後、元
の位置に戻されたと判断した際には、ターンシグナルラ
ンプがオン作動された時点からの計測走行距離が10メ
ートルに達している場合に、ターンシグナルランプをオ
フすることができる。これにより、コーナー走行中に障
害物を避けるためにハンドルを戻した場合等、不用意な
ターンシグナルランプのオフ動作を防止することができ
る。また、ハンドルの操舵角が小さく、ハンドルが操舵
された後、元の位置に戻されたと判断されなかった場合
であっても、ターンシグナルランプがオン作動された時
点からの走行距離が100メートルに達した際に、前記
ターンシグナルランプを強制的にオフすることができる
ので、ターンシグナルランプの消し忘れを防止すること
ができる。
【0040】一方、図6〜図8は、運転補助装置1の音
声認識ユニット41の動作を示すフローチャートであ
り、該音声認識ユニット41は、マイコンがROMに記
憶されたプログラムに従って動作を開始することによ
り、ステップSD1にて、音声入力装置42におけるマ
イクに音声が入力されるまで待機し、音声が入力された
際には、これを音声認識をする(SD2)。この認識結
果が、左ターンシグナルをオン作動させる命令であった
場合には(SD3)、「左ターンシグナルを点灯しま
す。」等の返答音を、スピーカーから出力して(SD
4)、左ターンシグナルランプを点灯させるとともに
(SD5)、前記走行距離センサ18による走行距離の
計測を開始する(SD6)。
【0041】また、前記認識結果が、右ターンシグナル
をオン作動させる命令であった場合には(SD7)、
「右ターンシグナルを点灯します。」等の返答音を、ス
ピーカーから出力して(SD8)、右ターンシグナルラ
ンプを点灯させるとともに(SD9)、前記走行距離セ
ンサ18による走行距離の計測を開始する(SD1
0)。さらに、前記認識結果が、ヘッドランプをオン作
動させる命令であった場合には(SD11)、「ヘッド
ランプを点灯します。」等の返答音を、スピーカーから
出力して(SD12)、ヘッドランプを点灯させる一方
(SD13)、前記認識結果が、ヘッドランプをオフさ
せる命令であった場合には(SD14)、「ヘッドラン
プを消灯します。」等の返答音を、スピーカーから出力
して(SD15)、ヘッドランプを消灯させる(SD1
3)。
【0042】そして、前記認識結果が、ワイパーをオン
させる命令であった場合には(SD17)、「ワイパー
を作動します。」等の返答音を、スピーカーから出力し
て(SD18)、ワイパーを作動させる一方(SD1
9)、前記認識結果が、ワイパーをオフさせる命令であ
った場合には(SD20)、「ワイパーを停止しま
す。」等の返答音を、スピーカーから出力して(SD2
1)、ワイパーを停止させた後(SD22)、音声の入
力待ちをする(SD1)。
【0043】このように、左右のターンシグナルランプ
をオンさせる命令、ヘッドランプをオン又はオフさせる
命令、及びワイパーをオン又はオフさせる命令を示す音
声を発することにより、各種電装品を制御することがで
きるので、各種電装品をスイッチ操作により制御する場
合と比較して、手動操作による負担を減少させることが
できる。
【0044】なお、本実施の形態にあっては、アクセル
操作及びブレーキ操作に代替して手動操作される操作部
を、基準位置を境として車両前方側及び車両後方側へ往
復移動される操作レバーのみにより構成した場合につい
て説明したが、アクセル操作に代替して手動操作される
アクセル操作部と、ブレーキ操作に代替して手動操作さ
れるブレーキ操作部とにより構成しても良く、この場合
には、前記アクセル操作部をハンドルに設ける一方、前
記ブレーキ操作部を運転席の左側部に配置することがで
き、レイアウト上の自由度をさらに高めることができ
る。
【0045】また、本実施の形態では、移動量に応じて
抵抗値が変化する可変抵抗器22を操作レバーに設け、
該操作レバーの移動量を検出して、該移動量に応じてス
ロットルバルブ及びブレーキを制御するように構成した
場合を例に挙げて説明したが、例えば、前記操作レバー
に油圧装置を設け、あるいは操作レバーに圧電素子を設
け、前記操作レバーに加えられた操作力を圧力として検
出するとともに、この圧力の大きさに応じてスロットル
バルブ及びブレーキを制御するように構成しても良い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
運転補助装置にあっては、操作部を手動操作することに
より、その操作状態に応じて、スロットルバルブの開度
を制御することができるとともに、ブレーキを制御する
ことができる。これにより、ブレーキペダルやアクセル
ペダルを駆動するリンク機構を用いることなく、手動で
車両を発進・加速及び減速・停止させることができる。
【0047】したがって、前記リンク機構を運転席の足
元に配設しなければならなかった従来と比較して、足元
のスペースを広くすることができるとともに、レイアウ
ト上の自由度を高めることができる。また、前記リンク
機構が不要なので、前記操作部の設置位置に自由度を持
たせることができるとともに、前記操作部の操作状態
と、前記ブレーキによる制動力や前記スロットルバルブ
の開度との関係を、比較的容易に変更することができ
る。さらに、ブレーキペダルやアクセルペダルを押圧す
る操作力が不要となるので、アクセル及びブレーキ操作
時の操作が容易となるとともに、例えば、バネ等を用い
ることによって、操作力の調整が可能となる。
【0048】そして、請求項2の運転補助装置において
は、操作部を、基準位置より他方側へ移動操作すること
により、その移動量に応じてスロットルバルブの開度を
制御することができるとともに、操作部を、基準位置よ
り一方側へ移動操作することにより、その移動量に応じ
てブレーキを制御することができる。これにより、ブレ
ーキペダルやアクセルペダルを駆動するリンク機構を用
いることなく、片手で車両を発進・加速及び減速・停止
させることができる。
【0049】したがって、前記リンク機構を運転席の足
元に配設しなければならなかった従来と比較して、足元
のスペースを広くすることができるとともに、レイアウ
ト上の自由度を高めることができる。また、請求項1と
同様に、前記操作部の設置位置に自由度を持たせること
ができるとともに、前記操作部の操作量と、前記ブレー
キによる制動力や前記スロットルバルブの開度との関係
を、比較的容易に変更することができる。さらに、ブレ
ーキペダルやアクセルペダルを押圧する操作力が不要と
なるので、アクセル及びブレーキ操作時の操作が容易と
なるとともに、例えば、バネ等を用いることによって、
操作力の調整が可能となる。
【0050】また、請求項3の運転補助装置において
は、ブレーキを制御するブレーキ制御手段の作動力を倍
力装置により増大させることができるので、前記作動力
の発生源であるアクチュエータの小型化を図ることがで
きる。これにより、該アクチュエータの取付スペースの
確保が容易となる。
【0051】さらに、請求項4の運転補助装置では、走
行時において、距離測定手段にて測定された前方車両ま
での距離が、自車速度測定手段により測定された自車速
度に基づき求められる車間距離より短い場合に、車間距
離保持手段によってブレーキによる制動力を増大させ、
前方車両との離間距離を、自車速度に基づき求められる
車間距離以上に保つことができるので、走行時における
安全性を高めることができる。
【0052】加えて、請求項5の運転補助装置にあって
は、急ブレーキを要する際に、スイッチを操作すること
により、ブレーキ制御手段によるブレーキ制御に加え
て、ブレーキアクチュエータにより直接駆動されたブレ
ーキペダルからの伝達力によるブレーキ制御を行うこと
ができるので、ブレーキ制御手段のみによりブレーキが
制御される場合と比較して、ブレーキ操作による安全性
を向上させることができるとともに、ブレーキの作動速
度を高めることができる。
【0053】また、請求項6の運転補助装置において
は、操舵されたハンドルが戻された際には、ターンシグ
ナルがオン作動された時点からの走行距離が予め設定さ
れた第1の設定距離に達している場合に、ターンシグナ
ルをオフすることができる。これにより、コーナー走行
中に障害物を避けるためにハンドルを戻した場合等、不
用意なターンシグナルのオフ動作を防止することができ
る。そして、ハンドルの操舵角が小さく、操舵されたハ
ンドルが戻されたと判断されなかった場合であっても、
ターンシグナルがオン作動された時点からの走行距離が
予め設定された第2の設定距離に達した場合に、ターン
シグナルを強制的にオフさせることができるので、ター
ンシグナルの消し忘れを防止することができる。
【0054】さらに、請求項7の運転補助装置では、タ
ーンシグナルをオンさせる命令を示す音声を発すること
により、ターンシグナルをオン作動させることができる
ので、スイッチを操作する場合と比較して、手動操作に
よる負担を減少させることができる。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態におけるエレクトロコントロール
ユニットの動作を示すフローチャートである。
【図3】同実施の形態におけるアクセルブレーキ処理を
示すフローチャートである。
【図4】図3に続くフローチャートである。
【図5】同実施の形態におけるターンシグナル処理を示
すフローチャートである。
【図6】同実施の形態における音声認識ユニットの動作
を示すフローチャートである。
【図7】図6に続くフローチャートである。
【図8】図7に続くフローチャートである。
【図9】従来の運転補助装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 運転補助装置 2 エレクトロコントロールユニット 11 アクセルブレーキ操作入力装置 12 車間距離測定装置 13 制動装置 14 スロットル開度調節機構 15 車速センサ 16 ターンシグナルランプ 17 操舵角センサ 18 走行距離センサ 21 非常スイッチ 41 音声認識ユニット 42 音声入力装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設置される運転補助装置におい
    て、 アクセル操作及びブレーキ操作に代替して手動操作され
    る操作部と、 該操作部の操作状態を、該操作状態に応じて変化する電
    気信号として入力する入力手段と、 該入力手段に入力された前記電気信号に応じてブレーキ
    を制御するブレーキ制御手段と、 前記入力手段にて入力された前記電気信号に応じてスロ
    ットルバルブの開度を制御するスロットバルブ制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする運転補助装置。
  2. 【請求項2】 車両に設置される運転補助装置におい
    て、 基準位置を境とした一方側及び他方側へ往復移動される
    操作部と、 該操作部の移動位置を、該操作部の移動量に応じて変化
    する位置データとして入力する入力手段と、 該入力手段にて入力された前記位置データと前記基準位
    置を示す基準値とを比較して前記操作部が前記基準位置
    を境とした一方側に位置すると判断した際に、前記基準
    値と前記位置データとの差の大きさに応じてブレーキを
    制御するブレーキ制御手段と、 前記入力手段にて入力された前記位置データと前記基準
    位置を示す基準値とを比較して前記操作部が前記基準位
    置を境とした他方側に位置すると判断した際に、前記基
    準値と前記位置データとの差の大きさに応じてスロット
    ルバルブの開度を制御するスロットバルブ制御手段と、 を備えたことを特徴とする運転補助装置。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキ制御手段は、作動力を増大
    させる倍力装置を介して前記ブレーキを制御することを
    特徴とする請求項1又は2記載の運転補助装置。
  4. 【請求項4】 前方を走行する前方車両までの距離を測
    定する距離測定手段と、 自車速度を測定する自車速度測定手段と、 前記距離測定手段にて測定された距離が、前記自車速度
    測定手段により測定された自車速度に基づき求められる
    車間距離より短い場合に、前記ブレーキによる制動力を
    増加する車間距離保持手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1、2又は3記
    載の運転補助装置。
  5. 【請求項5】 スイッチと、 該スイッチが操作された際にブレーキペダルを直接駆動
    するブレーキアクチュエータと、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1から4にいず
    れか記載の運転補助装置。
  6. 【請求項6】 走行距離を測定する走行距離測定手段
    と、 ハンドルの操舵角を測定する操舵角測定手段と、 ターンシグナルがオン作動された時点からの走行距離が
    予め設定された第1の設定距離に達し、かつ操舵された
    前記ハンドルが戻された際、またはターンシグナルがオ
    ン作動された時点からの走行距離が予め設定された第2
    の設定距離に達した際に、前記ターンシグナルを強制的
    にオフするターンシグナルオフ手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1から5にいず
    れか記載の運転補助装置。
  7. 【請求項7】 音声を入力する音声入力手段と、 該音声入力手段にて入力された音声を識別する音声識別
    手段と、 該音声識別手段による識別結果がターンシグナルをオン
    作動させる命令である場合に、ターンシグナルをオン作
    動させるターンシグナル制御手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1から6にいず
    れか記載の運転補助装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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