JPH11327003A - レンズ付きフィルムユニット - Google Patents
レンズ付きフィルムユニットInfo
- Publication number
- JPH11327003A JPH11327003A JP13009198A JP13009198A JPH11327003A JP H11327003 A JPH11327003 A JP H11327003A JP 13009198 A JP13009198 A JP 13009198A JP 13009198 A JP13009198 A JP 13009198A JP H11327003 A JPH11327003 A JP H11327003A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- film unit
- convex mirror
- incident light
- mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 付属品を必要とせずに撮影者自身を撮影でき
るレンズ付きフィルムユニット。 【解決手段】 内部部材を前側から被覆する前カバー1
における、少なくとも撮影レンズ3へ入射する入射光の
ための開口部1aを除いた前面の略全体を凸面鏡1cに
形成したこと。
るレンズ付きフィルムユニット。 【解決手段】 内部部材を前側から被覆する前カバー1
における、少なくとも撮影レンズ3へ入射する入射光の
ための開口部1aを除いた前面の略全体を凸面鏡1cに
形成したこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズ付きフィルム
ユニットの前面に設けた凸面鏡に撮影者自身の像を映し
出し、その像を見ながら腕を伸ばして撮影者自身を撮影
することができるレンズ付きフィルムユニットに関す
る。
ユニットの前面に設けた凸面鏡に撮影者自身の像を映し
出し、その像を見ながら腕を伸ばして撮影者自身を撮影
することができるレンズ付きフィルムユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、プリクラの普及によって女子高校
生達が友人と共に自分達を近接撮影する機会が増加して
いる。これに伴って、レンズ付きフィルムユニットを持
って腕を伸ばし、自分達を撮影する人もいる。しかし、
撮影レンズを自分の方に向けてもファインダを覗く場合
と異なって、適切なフレーミングが困難であり、被写体
像が偏ってしまうことが起こりがちである。このため
に、レンズ付きフィルムユニットの前方に凸面鏡を輪ゴ
ムにより装着し、撮影者が凸面鏡に映った自分達に適切
なフレーミングを行って自分達を撮影することができる
付属品が市販されている。
生達が友人と共に自分達を近接撮影する機会が増加して
いる。これに伴って、レンズ付きフィルムユニットを持
って腕を伸ばし、自分達を撮影する人もいる。しかし、
撮影レンズを自分の方に向けてもファインダを覗く場合
と異なって、適切なフレーミングが困難であり、被写体
像が偏ってしまうことが起こりがちである。このため
に、レンズ付きフィルムユニットの前方に凸面鏡を輪ゴ
ムにより装着し、撮影者が凸面鏡に映った自分達に適切
なフレーミングを行って自分達を撮影することができる
付属品が市販されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】当然のことながら、上
記付属品をレンズ付きフィルムユニットと共に携帯して
いないと、上記付属品による撮影はできない。従って、
常に上記付属品を携帯しなければならないといった煩わ
しさがある。
記付属品をレンズ付きフィルムユニットと共に携帯して
いないと、上記付属品による撮影はできない。従って、
常に上記付属品を携帯しなければならないといった煩わ
しさがある。
【0004】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、付属品を必要とせずに撮影者自身を撮影できる
レンズ付きフィルムユニットを提案することを発明の課
題とするものである。
であり、付属品を必要とせずに撮影者自身を撮影できる
レンズ付きフィルムユニットを提案することを発明の課
題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は下記の何れか
の手段により解決される。
の手段により解決される。
【0006】内部部材を前側から被覆する前カバーに
おける、少なくとも撮影レンズへ入射する入射光のため
の開口部を除いた前面の略全体を凸面鏡に形成したこと
を特徴とするレンズ付きフィルムユニット。
おける、少なくとも撮影レンズへ入射する入射光のため
の開口部を除いた前面の略全体を凸面鏡に形成したこと
を特徴とするレンズ付きフィルムユニット。
【0007】撮影レンズへ入射する入射光のための開
口部を有する凸面鏡を前面に固着したことを特徴とする
レンズ付きフィルムユニット。
口部を有する凸面鏡を前面に固着したことを特徴とする
レンズ付きフィルムユニット。
【0008】内部部材を前側から被覆する前カバーに
おける、少なくとも撮影レンズへ入射する入射光のため
の開口部を除いた前面に凸面鏡を固着したことを特徴と
するレンズ付きフィルムユニット。
おける、少なくとも撮影レンズへ入射する入射光のため
の開口部を除いた前面に凸面鏡を固着したことを特徴と
するレンズ付きフィルムユニット。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のレンズ付きフィルムユニ
ットにおける3種の実施の形態を図を参照して説明す
る。
ットにおける3種の実施の形態を図を参照して説明す
る。
【0010】[第1の実施の形態]第1の実施の形態を
図1を参照して説明する。図1はレンズ付きフィルムユ
ニットの三面図であり、図1(A)は上面図、図1
(B)は正面図、図1(C)は右側面図である。
図1を参照して説明する。図1はレンズ付きフィルムユ
ニットの三面図であり、図1(A)は上面図、図1
(B)は正面図、図1(C)は右側面図である。
【0011】本レンズ付きフィルムユニットの内部部材
は前側から樹脂成型された前カバー1により被覆され、
後側から後カバー2により被覆されている。前カバー1
の正面中央には撮影レンズ3へ入射する入射光のための
開口部1aが設けられ、開口部1aの上方にはファイン
ダの対物レンズ4へ入射する入射光のための開口部1b
が設けられている。
は前側から樹脂成型された前カバー1により被覆され、
後側から後カバー2により被覆されている。前カバー1
の正面中央には撮影レンズ3へ入射する入射光のための
開口部1aが設けられ、開口部1aの上方にはファイン
ダの対物レンズ4へ入射する入射光のための開口部1b
が設けられている。
【0012】また、前カバー1の上面にはレリーズ釦
5、及び指数器窓6が設けられている。後カバー2の後
方には巻上げノブ7が突出している。
5、及び指数器窓6が設けられている。後カバー2の後
方には巻上げノブ7が突出している。
【0013】ここで、前カバー1は樹脂成型により開口
部1a,1bを除いた前面の略全体が球状に形成され、
更に樹脂メッキ等により鏡面に形成されている。従っ
て、前カバー1の前面は凸面鏡1cになっている。
部1a,1bを除いた前面の略全体が球状に形成され、
更に樹脂メッキ等により鏡面に形成されている。従っ
て、前カバー1の前面は凸面鏡1cになっている。
【0014】なお、樹脂メッキに代えてアルミ蒸着でも
よいし、柔軟性のある鏡面付きフィルムシートを貼着し
てもよい。また、金属板をプレス加工して前カバー1を
形成してもよい。
よいし、柔軟性のある鏡面付きフィルムシートを貼着し
てもよい。また、金属板をプレス加工して前カバー1を
形成してもよい。
【0015】この結果、凸面鏡1cに撮影者自身が映る
ので、例えば左手でレンズ付きフィルムユニットを保持
しながら左腕を伸ばし、左手でレリーズ釦5を押せば撮
影者自身を撮影することができる。
ので、例えば左手でレンズ付きフィルムユニットを保持
しながら左腕を伸ばし、左手でレリーズ釦5を押せば撮
影者自身を撮影することができる。
【0016】なお、ファインダの対物レンズ4の外表面
を前カバー1と略同一の球面とし、半透明鏡に形成して
撮影者自身が映るようにしてもよい。
を前カバー1と略同一の球面とし、半透明鏡に形成して
撮影者自身が映るようにしてもよい。
【0017】以上の構成の一実施例として、撮影レンズ
3の焦点距離を17mm、前カバー1における凸面鏡1
cの寸法を長辺120mm、短辺60mm、撮影距離を
600mmとすると、フィルムの撮影画面の対角線寸法
43.3mmに写し込まれる被写体の対角線長さは76
2mmとなり、凸面鏡1cの曲率半径Rを183mmと
すると、対角線方向の被写体の全てが凸面鏡1cに映る
ことになる。長辺方向においては撮影画面の長辺寸法3
6mmに写し込まれる寸法の90.7%に相当する57
6mmの長さの被写体が凸面鏡1cに映り、短辺方向に
おいては撮影画面の短辺寸法24mmに写し込まれる寸
法の81.5%に相当する長さの345mmの被写体が
凸面鏡1cに映ることになる。
3の焦点距離を17mm、前カバー1における凸面鏡1
cの寸法を長辺120mm、短辺60mm、撮影距離を
600mmとすると、フィルムの撮影画面の対角線寸法
43.3mmに写し込まれる被写体の対角線長さは76
2mmとなり、凸面鏡1cの曲率半径Rを183mmと
すると、対角線方向の被写体の全てが凸面鏡1cに映る
ことになる。長辺方向においては撮影画面の長辺寸法3
6mmに写し込まれる寸法の90.7%に相当する57
6mmの長さの被写体が凸面鏡1cに映り、短辺方向に
おいては撮影画面の短辺寸法24mmに写し込まれる寸
法の81.5%に相当する長さの345mmの被写体が
凸面鏡1cに映ることになる。
【0018】[第2の実施の形態]第2の実施の形態を
図2を参照して説明する。図2はレンズ付きフィルムユ
ニットの斜視図である。
図2を参照して説明する。図2はレンズ付きフィルムユ
ニットの斜視図である。
【0019】図2において、前カバー11の前面には化
粧板12が装着され、化粧板12の前面には第1の実施
の形態の凸面鏡1cと同様に形成された凸面鏡13が固
着されている。図示していないが、前カバー11の前面
略中央の裏側には撮影レンズが配置され、撮影レンズへ
入射する入射光のための開口部が、前カバー11、化粧
板12、及び凸面鏡13に設けられている。
粧板12が装着され、化粧板12の前面には第1の実施
の形態の凸面鏡1cと同様に形成された凸面鏡13が固
着されている。図示していないが、前カバー11の前面
略中央の裏側には撮影レンズが配置され、撮影レンズへ
入射する入射光のための開口部が、前カバー11、化粧
板12、及び凸面鏡13に設けられている。
【0020】従って、第1の実施の形態と同様に凸面鏡
13には撮影者自身が映るので、例えば左手でレンズ付
きフィルムユニットを保持しながら左腕を伸ばし、左手
でレリーズ釦14を押せば撮影者自身を撮影することが
できる。
13には撮影者自身が映るので、例えば左手でレンズ付
きフィルムユニットを保持しながら左腕を伸ばし、左手
でレリーズ釦14を押せば撮影者自身を撮影することが
できる。
【0021】[第3の実施の形態]第3の実施の形態を
図3を参照して説明する。図3(A)はレンズ付きフィ
ルムユニットの上面図、図3(B)はレンズ付きフィル
ムユニットの正面図である。
図3を参照して説明する。図3(A)はレンズ付きフィ
ルムユニットの上面図、図3(B)はレンズ付きフィル
ムユニットの正面図である。
【0022】本実施の形態においては、前カバー21お
ける撮影レンズ22へ入射する入射光のための開口部2
1aとは離れた前面に凸面鏡23が固着されている。そ
して、撮影レンズ22の光軸O1の方向に凸面鏡23の
光軸O2が傾いており、前述の如く自分達を撮影し易い
距離、例えば600mmにて交差している。
ける撮影レンズ22へ入射する入射光のための開口部2
1aとは離れた前面に凸面鏡23が固着されている。そ
して、撮影レンズ22の光軸O1の方向に凸面鏡23の
光軸O2が傾いており、前述の如く自分達を撮影し易い
距離、例えば600mmにて交差している。
【0023】
【発明の効果】請求項1〜6に記載のレンズ付きフィル
ムユニットによれば、従来の如く付属品を携帯してレン
ズ付きフィルムユニットに装着する煩わしさを不要と
し、撮影者が凸面鏡に映った自分達に適切なフレーミン
グを行って自分達を撮影することができる。
ムユニットによれば、従来の如く付属品を携帯してレン
ズ付きフィルムユニットに装着する煩わしさを不要と
し、撮影者が凸面鏡に映った自分達に適切なフレーミン
グを行って自分達を撮影することができる。
【図1】第1の実施の形態におけるレンズ付きフィルム
ユニットの三面図である。
ユニットの三面図である。
【図2】第2の実施の形態におけるレンズ付きフィルム
ユニットの斜視図である。
ユニットの斜視図である。
【図3】第3の実施の形態におけるレンズ付きフィルム
ユニットの上面図と正面図である。
ユニットの上面図と正面図である。
1,11,21 前カバー 1a,1b,21a 開口部 1c,13,23 凸面鏡 3,22 撮影レンズ 5,14 レリーズ釦
Claims (6)
- 【請求項1】 内部部材を前側から被覆する前カバーに
おける、少なくとも撮影レンズへ入射する入射光のため
の開口部を除いた前面の略全体を凸面鏡に形成したこと
を特徴とするレンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項2】 撮影レンズへ入射する入射光のための開
口部を有する凸面鏡を前面に固着したことを特徴とする
レンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項3】 内部部材を前側から被覆する前カバーに
おける、少なくとも撮影レンズへ入射する入射光のため
の開口部を除いた前面に凸面鏡を固着したことを特徴と
するレンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項4】 前記凸面鏡の曲率半径は前記撮影レンズ
の焦点距離と撮影距離に対応した値であることを特徴と
する請求項1〜3の何れか1項に記載のレンズ付きフィ
ルムユニット。 - 【請求項5】 前記撮影レンズと前記凸面鏡の光軸は略
600mmの撮影距離にて交差していることを特徴とす
る請求項3に記載のレンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項6】 前記凸面鏡は樹脂メッキ、アルミ蒸着、
若しくは鏡面付きフィルムシートの貼着により形成され
ていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記
載のレンズ付きフィルムユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13009198A JPH11327003A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | レンズ付きフィルムユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13009198A JPH11327003A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | レンズ付きフィルムユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11327003A true JPH11327003A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15025761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13009198A Pending JPH11327003A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | レンズ付きフィルムユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11327003A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6655858B1 (en) | 2002-06-06 | 2003-12-02 | Eastman Kodak Company | Camera with cover attachment movable to actuate operational device |
EP1431804A2 (en) * | 2002-12-19 | 2004-06-23 | Nokia Corporation | Image finder for self-portrait photography |
-
1998
- 1998-05-13 JP JP13009198A patent/JPH11327003A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6655858B1 (en) | 2002-06-06 | 2003-12-02 | Eastman Kodak Company | Camera with cover attachment movable to actuate operational device |
EP1431804A2 (en) * | 2002-12-19 | 2004-06-23 | Nokia Corporation | Image finder for self-portrait photography |
EP1431804A3 (en) * | 2002-12-19 | 2004-12-08 | Nokia Corporation | Image finder for self-portrait photography |
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