JPH11326812A - 回転多面鏡モータ、及び光偏向装置 - Google Patents

回転多面鏡モータ、及び光偏向装置

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JPH11326812A
JPH11326812A JP15355598A JP15355598A JPH11326812A JP H11326812 A JPH11326812 A JP H11326812A JP 15355598 A JP15355598 A JP 15355598A JP 15355598 A JP15355598 A JP 15355598A JP H11326812 A JPH11326812 A JP H11326812A
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JP
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polygon mirror
rotor
rotary polygon
magnet
support portion
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JP15355598A
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Katsuya Kawamura
勝也 河村
Shigeru Oki
大木  茂
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転多面鏡の歪みを回避し、入射光を正確に
反射することのできる回転多面鏡モータを提供するこ
と。 【解決手段】 回転多面鏡モータ1において、ロータ
20に、スラスト方向に配設されロータマグネット21
を支持するマグネット支持部22bと、ラジアル方向に
配設されマグネット支持部22bに連設されて該マグネ
ット支持部22bを支持する主支持部22fと、主支持
部22fの上方において回転多面鏡40を支持するミラ
ー支持部22cを備る。主支持部22fとミラー支持部
22cとの間には空隙22dを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転多面鏡モータ
及び光偏向装置に関し、更に詳細には、回転多面鏡が変
形せず、入射光を正確な位置で反射することのできる回
転多面鏡モータ、及び光偏向装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザービームプリンタ等に
適用される光偏向装置おいては、図3に示すような小型
の回転多面鏡モータが使用される。この従来技術の回転
多面鏡モータは、ステータコイル113を備えたステー
タ110と、ステータコイル113に付勢されるロータ
マグネット121を備えたロータ120と、ロータ12
0に支持されロータ120とともに回転する回転多面鏡
140と、を具備している。この回転多面鏡モータは、
ロータ120が円筒状のマグネット支持部122とこの
マグネット支持部122の天面開口部を覆う蓋部123
とを備えており、マグネット支持部122の内周面にロ
ータマグネット121が配設されステータ110のステ
ータコイル113と対向する、ラジアルギャップタイプ
のモータである。回転多面鏡140は、図示しない押さ
えばね等により押圧されて、またはねじ留め等により、
ロータ120の蓋部123に上方から固定されている。
そしてこの回転多面鏡140がロータ120とともに数
万回転/分の割合で高速回転して入射光を各面で順番に
反射する。
【0003】さて、このような、回転多面鏡モータで
は、回転多面鏡140により入射光を正確な位置へ所定
の光路長で射出することが必要であり、例えば、レーザ
ービームプリンタにおいては、回転多面鏡140の鏡面
は十分の一ミクロン単位の精度で精巧に加工されてい
る。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】しかし、上述のような従来技術の回転多面
鏡モータにおいては、ロータ120はアルミニウムや鉄
等から形成されており、高速回転時に遠心力によりマグ
ネット支持部122が上方(図中矢印A方向)に持ち上
がって変形し、回転多面鏡140を押圧して歪めてしま
う場合がある。また、マグネット支持部122が空気と
の摩擦により発熱し、更に、アウターロータタイプのモ
ータにおいてはステータコイル113に発生する熱が伝
わって、温度が上昇して熱膨張により広がり回転多面鏡
140を歪めたり、この熱により直接回転多面鏡140
が歪んでしまう場合もある。尚、温度の上昇は、ロータ
120の回転数等にもよるが、12、3°C〜40°C
位であることが知られている。
【0005】上述のように回転多面鏡140が歪むと、
回転多面鏡140において入射光を反射する位置や反射
角度が変わってしまい、反射先位置や光路長が変化して
しまう。そして、反射光を受ける側の装置において、回
転多面鏡140へ向けて射出した光を正確に反映した位
置やタイミングで反射光が受光されず、例えばレーザー
ビームプリンタにおいては色ずれによる画像不良等が発
生する。
【0006】本発明は、上述のような課題を解決するた
めになされたもので、回転多面鏡が歪むことがなく、入
射光を正確に反射することのできる回転多面鏡モータ、
及び光偏向装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回転多面鏡
モータは、ロータのロータマグネットとステータのステ
ータコイルとが前記ロータのラジアル方向に離間して対
向し、回転多面鏡を回転させるラジアルギャップタイプ
の回転多面鏡モータであって、前記ロータは、該ロータ
の略スラスト方向に配設され前記ロータマグネットを支
持するマグネット支持部と、該ロータの略ラジアル方向
に配設され前記マグネット支持部に連設されて該マグネ
ット支持部を支持する主支持部とを備え、前記回転多面
鏡は、前記主支持部との間に空隙をおいて前記ロータに
支持される。
【0008】この回転多面鏡モータにおいては、主支持
部と回転多面鏡との間に空隙が設けられているので、ロ
ータの回転時に主支持部や主支持部より下方において発
生する熱及び遠心力によりマグネット支持部が上方に持
ち上がってマグネット支持部や主支持部が変形しても、
回転多面鏡を押圧し難く、回転多面鏡の歪みが生じにく
い。従って、回転多面鏡により入射光を正確に反射する
ことが可能である。また、主支持部と回転多面鏡の間の
空隙によって、ロータの回転時に主支持部や主支持部よ
り下方において発生する熱が回転多面鏡へ伝導されにく
く、熱による回転多面鏡の歪みが生じにくい。また、熱
がほぼ一様に伝導されるので、この点からも回転多面鏡
の歪みが生じ難く、回転多面鏡により入射光を正確に反
射することが可能である。
【0009】本発明の回転多面鏡モータは、前記ロータ
マグネットが前記マグネット支持部の内周面に配設され
ているものとすることができる。このようなアウターロ
ータタイプの回転多面鏡モータは、ステータコイルから
の熱が主支持部に伝導され易く、回転多面鏡の歪みが生
じやすいため、本発明が特に有用である。
【0010】また、本発明の回転多面鏡モータは、前記
ロータが、前記マグネット支持部の上方において前記ロ
ータのラジアル方向に配設され前記回転多面鏡を支持す
るミラー支持部を備え、該ミラー支持部と前記マグネッ
ト支持部との間に前記空隙が設けられているものとする
ことができる。この場合、前記空隙は、前記マグネット
支持部と前記ミラー支持部とを連設した状態で一体に成
形した従来の成形体において前記マグネット支持部と前
記ミラー支持部との連設部を切削して形成することがで
き、従来技術に用いられている部材を有効に利用して容
易に生産することが可能である。
【0011】本発明に係る光偏向装置では、本発明の回
転多面鏡モータを備えることにより、回転多面鏡の歪み
を回避し、回転多面鏡により入射光を正確に反射して偏
向することが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明の回転多面鏡モータの一実施形態を示す軸線方向断面
図である。
【0013】本実施形態の回転多面鏡モータは、図1に
示すように、ステータ10、ロータ20、及び、ロータ
20に固定されロータ20とともに回転する回転多面鏡
40を備えている。ステータ10は固定軸11を備えて
おり、ロータ20は、軸受け装置30により、固定軸1
1に対して回転可能に支持されている。
【0014】ステータ10は固定台12を有し、この固
定台12の中心には中心孔が穿設されている。そして、
円柱状の固定軸11が、この中心孔に一端を圧入され
て、固定台12に立設されている。また固定台12の外
周縁部には鉄心に巻線を巻いたステータコイル13,1
3(以下ステータコイル13)が取り付けられている。
【0015】ロータ20は、ステータコイル13により
付勢されるロータマグネット21,21(以下ロータマ
グネット21)と、このロータマグネット21を支持す
る支持部材22とを備えている。この支持部材22は、
円筒部22aと、円筒部22aの外周面からロータ20
のラジアル方向に一様の距離で延設された主支持部22
fと、この主支持部22fの縁部から下方(固定台12
方)に向けて連設されたマグネット支持部22bとを備
えている。マグネット支持部22bは、円筒形状であっ
て、一方の周端が主支持部22fと連設されている。そ
して他方の周端近傍の内周面に、ロータマグネット21
がステータコイル13と対向可能に固着されている。
【0016】また、支持部材22は、主支持部22fの
上方において円筒部22aの外周面からラジアル方向に
延設されたミラー支持部22cを有しており、このミラ
ー支持部22cの上に回転多面鏡40が支持されてい
る。このミラー支持部22cは、主支持部22fとの間
に空隙22dをおいて配設されている。このミラー支持
部22と主支持部22fとは、連設した状態で一体に成
形された後に、ミラー支持部22cと主支持部22fと
の連設部を切削して空隙22dを形成してなっている。
【0017】尚、この空隙22dは、ステータコイル1
3の上方を含むように配設されているのが、ステータコ
イルからの熱伝導を効果的に回避するためには好まし
く、本実施形態においては、空隙22dは、ステータコ
イル13の上方ほぼ全体を覆う深さまで設けられてい
る。
【0018】加えて、支持部材22の円筒部22aに
は、外周面に段部22eが形成されており、円筒部22
aの段部22eより上方は、外周面が上端に近くなるに
従い外方へわずかに傾く逆テーパ形状となっている。そ
して円筒部22aの上端側から押さえばね41と円筒状
の押さえリング42とが装着されている。押さえリング
42は、内周側が、円筒部22aの外周面側と対応し
て、上端に近くなるに従い外方へわずかに傾く形状とな
っており、弾性変形により円筒部22aの外周にはめ込
まれ固定されており、この押さえリング42によって押
さえばね41が段部22eに当接支持されている。
【0019】軸受け装置30は、ラジアル軸受けRとス
ラスト軸受けTとよりなっている。ラジアル軸受けR
は、ステータ10の固定軸11に同軸状に固着された円
筒状の内筒部材31と、支持部材22の円筒部22aに
挿入固定された円筒状の外筒部材34と、図示しないエ
ア動圧発生手段とを含む。そして、外筒部材34に内筒
部材31が挿入されており、ステータコイル13により
ロータマグネット21が付勢されて支持部材22が固定
軸11を中心に回転すると、この回転により内筒部材3
1と外筒部材34との間にエア動圧が発生し、支持部材
22が固定軸11に対してラジアル方向に支持されるよ
うになっている。
【0020】尚、エア動圧発生手段としては、内筒部材
31の外周面又は外筒部材34の内周面に溝を設けた
り、内筒部材31の外周面又は外筒部材34の内周面を
ラジアル方向断面非真円形としたり、内筒部材31の外
周面又は外筒部材34の内周面にセグメントを配設する
等、従来公知の手段を特に制限なく用いることができ
る。
【0021】スラスト軸受けTは、固定軸11に同軸状
に固着されたリング状の磁石32とこの磁石32の天面
及び底面に面接するように固着されたポールピース3
3,33(以下ポールピース33)、及び支持部材22
の円筒部22aに内挿固定された略円筒状のリターンヨ
ーク35とを含む。磁石32は、その磁極方向がロータ
20のスラスト方向となっており、ポールピース33
は、磁性を有するステンレス等の強磁性体材料よりなっ
ており、磁石32の各極側それぞれにおいて磁束を集中
させるようになっている。
【0022】リターンヨーク35には、その上端部及び
下端部からラジアル方向内方に張り出した張出部35
a,35a(以下張出部35a)が形成されており、磁
石32からの磁束が一方のポールピース33で集中され
リターンヨーク35の一方の張出部35aから入り他方
の張出部35aから出て、他方のポールピース33を介
して磁石32に入る磁気回路が形成され、ポールピース
33とリターンヨーク35の張出部35aとの間に生じ
る吸引力により、ポールピース33と張出部35aとが
対向した状態で支持部材22が固定軸11に対してスラ
スト方向に支持されるようになっている。
【0023】回転多面鏡40は、複数の鏡面が外周面に
形成された平面視正多角形、例えば正六角形の多面鏡で
ある。そしてこの回転多面鏡40は、押さえばね41に
よりミラー支持部22c方に押圧されてミラー支持部2
2cの上方に固定支持されており、ロータ20とともに
回転するようになっている。
【0024】上述のような構成の本実施形態では、主支
持部22fとミラー支持部22cとの間に空隙22dが
設けられているので、ロータ20の回転時に空気との摩
擦やステータコイル13により発生する熱が回転多面鏡
40へ伝導されにくく、熱による回転多面鏡40の歪み
が生じにくい。また、熱は主支持部22fから空隙22
dや円筒部22aを介して回転多面鏡40にほぼ一様に
伝導されるので、この点からも回転多面鏡40の歪みが
生じにくい。本実施形態では、主支持部22fとミラー
支持部22cとの間に空隙22dが設けられているの
で、上述のような熱や遠心力によりマグネット支持部2
2bが上方に持ち上がっても、主支持部22fとマグネ
ット支持部22bとの連設部がミラー支持部22cに当
接しにくく、回転多面鏡40の歪みが生じにくい。
【0025】本実施形態では、回転多面鏡40をミラー
支持部22cにより支持し、主支持部22fとミラー支
持部22cとの間に空隙22dを設けているので、従来
技術において用いられているマグネット支持部材にすり
割りを入れるという簡単な加工工程を加えるだけで、従
来技術に用いられている製造装置や型等の部材を有効に
利用して容易に生産することができる。
【0026】本実施形態では、磁石32による磁束がポ
ールピース33と張出部35aとの間に集中し、ポール
ピース33と張出部35aとの間に従来より大きな吸引
力が発生するので、ロータ20の支持部材22をステー
タ10の固定軸11に対してスラスト方向に大きな剛性
で支持することができる。本実施形態では、スラスト軸
受けTのステータ10側の部材とロータ20側の部材と
の近接部位が、加工が容易で低コストで精密に加工可能
な強磁性体材料により形成されるポールピース33及び
リターンヨーク35となっているので、精密な加工形成
により、ポールピース33とリターンヨーク35との近
接部位の距離を正確に設定でき、ラジアル方向の偏りを
回避し、ラジアル方向の偏りを原因とする部材の磨耗を
防ぐことが可能である。また、精密な加工によりこの近
接距離を小さく設定できるので、この点からも、ポール
ピース33とリターンヨーク35との間に従来より大き
な吸引力を発生させ、ロータ20の支持部材22をステ
ータ10の固定軸11に対してスラスト方向に大きな剛
性で支持することができる。
【0027】本実施形態では、円筒部22aの段部22
eより上方の外周面側と押さえリング42の内周側と
が、上端に近くなるに従い外方へわずかに傾く形状とな
っており、押さえリング42を、弾性変形により円筒部
22aの外周にはめ込むだけで押さえばね41により回
転多面鏡40を確実にミラー支持部22cへ均一な押圧
力により押圧し固定することができる。
【0028】図2は、本発明の光偏向装置の一実施形態
としてのレーザープリンタを示す要部概略構成図であ
る。この図2に示されるように、本実施形態は、図1に
示す回転多面鏡モータ1と、結像レンズ2,3、反射ミ
ラー4、レーザー光源RS、及び感光ドラムDMを備え
ており、レーザー光源RSからのレーザー光Rを回転多
面鏡モータ1の回転多面鏡40で反射してラジアル方向
に走査し、結像レンズ2,3により焦点を調整しつつ反
射ミラー4に反射させて、感光ドラムDMにこの感光ド
ラムDMの軸線方向に走査しつつ照射する。そして、レ
ーザープリンタにおいては、レーザー光Rの照射により
感光ドラムDMに静電潜像が形成され、この潜像に図示
しない現像装置によりトナーが付着され、転写装置によ
りトナー像が紙等の転写シートに転写され、更に定着装
置により溶融・定着されて一画像の形成が終了する。
【0029】本実施形態では、回転多面鏡モータ1の回
転多面鏡40が変形し難いので、レーザー光源RSから
のレーザー光Rを正確に偏向して感光ドラムDMに入射
させることができる。そして、レーザー光源RSからの
レーザー光Rに正確に反映した画像を形成させることが
でき、特に多色画像を形成する場合に色ずれを回避する
ことが可能となる。
【0030】尚、本発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおい
て適宜変更が可能である。例えば、上述の実施形態で
は、ロータ20の支持部材22にミラー支持部22cを
備え、回転多面鏡40はこのミラー支持部22cに支持
されているが、ミラー支持部22cを設けず回転多面鏡
40を直接円筒部22aに固着し、回転多面鏡40とマ
グネット支持部22bとの間に空隙22dを設けてもよ
い。また、上述の実施形態では、空隙22dは、主支持
部22fとミラー支持部22cとを連設した状態で一体
に成形した成形体において、主支持部22fとミラー支
持部22cとの連設部を切削して設けているが、空隙2
2dを成形するための空隙成形部を有する型を用いて、
主支持部22f、ミラー支持部22c及び空隙22dを
型抜きにより設けることもできる。
【0031】尚、この空隙22dの厚み(スラスト方向
の長さ)dは、ロータ20の回転数や材質等、マグネッ
ト支持部22bの歪み易さ、及び、ステータコイル13
の発熱の度合い等にもよるが、バイトによりすり込みを
入れる程度で、回転多面鏡40の歪みを十分に回避する
ことができる。
【0032】上述の実施形態では、ロータマグネット2
1は全て、1つの部材からなるマグネット支持部22b
に支持されているが、各ロータマグネット21がそれぞ
れ別体のるマグネット支持部に支持されてもよく、その
場合各マグネット支持部が更にそれぞれ別体の主支持部
22fに支持されていてもよい。それぞれ異なるロータ
マグネット21を支持するマグネット支持部は、上述の
実施形態のような一体の円筒状のマグネット支持部22
bのようなラジアル方向の規制がないため、遠心力によ
り上に持ち上がり易く、本発明はこのようなマグネット
支持部を備えた回転多面鏡モータや光偏向装置に特に有
用である。
【0033】上述の実施形態においては本発明の光偏向
装置の実施形態としてレーザープリンタが例示されてい
るが、これに限られるものではなく、複写機、ファクシ
ミリ、このような画像形成装置その他の装置の一部とし
て用いられる光偏向装置とすることもできる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回転多面
鏡モータ、及び光偏向装置によれば、回転多面鏡の歪み
を回避し、入射光を正確に反射することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転多面鏡モータの一実施形態を示す
軸線方向断面図である。
【図2】本発明の光偏向装置の一実施形態を示す要部概
略構成図である。
【図3】従来技術の回転多面鏡モータを示す軸線方向断
面図である。
【符号の説明】
1 回転多面鏡モータ 10 ステータ 11 固定軸 20 ロータ 21 ロータマグネット 22 支持部材 22a 円筒部 22b マグネット支持部 22c ミラー支持部 22d 空隙 22e 段部 22f 主支持部 30 軸受け装置 40 回転多面鏡 T スラスト軸受け R ラジアル軸受け

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータのロータマグネットとステータ
    のステータコイルとが前記ロータのラジアル方向に離間
    して対向し、回転多面鏡を回転させるラジアルギャップ
    タイプの回転多面鏡モータであって、 前記ロータは、該ロータの略スラスト方向に配設され前
    記ロータマグネットを支持するマグネット支持部と、該
    ロータの略ラジアル方向に配設され前記マグネット支持
    部に連設されて該マグネット支持部を支持する主支持部
    とを備え、 前記回転多面鏡は、前記主支持部との間に空隙をおいて
    前記ロータに支持されることを特徴とする回転多面鏡モ
    ータ。
  2. 【請求項2】 前記ロータマグネットが前記マグネッ
    ト支持部の内周面に配設されていることを特徴とする請
    求項1に記載の回転多面鏡モータ。
  3. 【請求項3】 前記ロータは、前記マグネット支持部
    の上方において前記ロータのラジアル方向に配設され前
    記回転多面鏡を支持するミラー支持部を備え、 該ミラー支持部と前記マグネット支持部との間に前記空
    隙が設けられていることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の回転多面鏡モータ。
  4. 【請求項4】 前記空隙は、前記マグネット支持部と
    前記ミラー支持部とを連設した状態で一体に成形した成
    形体において前記マグネット支持部と前記ミラー支持部
    との連設部を切削して形成されていることを特徴とする
    請求項3に記載の回転多面鏡モータ。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のうちのいずれ
    か1項に記載の回転多面鏡モータを備えた光偏向装置。
JP15355598A 1998-05-18 1998-05-18 回転多面鏡モータ、及び光偏向装置 Pending JPH11326812A (ja)

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